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  • 登り窯の窯出し

    昨日は登り窯の窯出しだった。 今回は温度を上げ過ぎたようで、釉薬が垂れて棚板にくっついたもの多数。 温度が高くなったことで釉薬の色も飛んでしまったものが多く、意図した色とは変わってしまい、がっかりしたものもあれば、予想外のおもしろい焼き上が...

  • 味噌仕込み

    今シーズン3回目の味噌を仕込んだ。 50kg 余りの味噌で、ひとりあたり 9kg 前後の分配。 一度に 50kg ほどの味噌を 3 時間弱で仕込むことができるのは業務用の大きな圧力鍋のおかげ。 火を熾して 1 時間半ほどで大豆が茹で上がる。...

  • 本を読まない大学生

    昨日の試合に勝利したバルサは週末の試合に勝てばリーガの優勝が決まる。 そのバルサの監督バルベルデがあるスポーツ誌の表紙を飾っていて、監督の写真の横には「本を読まない者は失っているものを知らない」という言葉が添えられている。さすがに一流の監督...

  • 薪ストーブ終盤

    薪ストーブをいつまで焚く(ことができる)かは地域により、そして住宅の特性により異なる。 我が家は高放熱、高通気住宅なので、今朝の最低気温が16℃で室温が20℃をやや切っていた。 当然焚いた。 ご飯を炊き、お湯を沸かし、まだまだ活躍中 4月に...

  • 窯詰め

    今年も GW には登り窯を焚く。 26 日からあぶり始めるということで、昨日から窯詰めが始まった。 釉薬を掛けた器が並び、 次々に詰めていく。 昨日は先生が詰めてくださったが、疲れたということで今日は私が詰めた。 実は、窯詰めをさせていただ...

  • 百合が増える

    春になって百合が着々と生長している。 この百合は 2005 年に引っ越してきた時にすでにあった。 その時には 1 本だけだったのが 14 年の間に増えて 8 本になっている。 一方、 2 年前の秋に植えたカサブランカも順調に育っている。 ふ...

  • ブログ引っ越し中

    ブログを引っ越し中です。 引っ越し先はアメブロ。 https://ameblo.jp/my-hyteau/entry-12454616952.html ブログタイトルは変更しましたが、ハンドルネームをどうするかは思案中。 よろしかったら引っ...

  • 切り納め、のつもりが

    久しぶりにチェンソーを回した。 シーズン最後の切り納めのつもりで、前回残した細い樫を片付けてしまおうと行ったら、 増えている 増えていたのは主に欅と 椎(90㎝オーバー) 他に櫟も手頃なのが1本あったので、予定通り樫とその櫟を...

  • 筑波山カタクリの花まつり

    週末土曜日は筑波山に登った。 今年10回目。 いつもは7時に家を出るところ、この日はいつもより30分早く出発した。 例年4月中旬に見頃を迎える筑波山のカタクリが、その前の週、つまり3月の末にはすでに咲き始めていた。 2月は暖かい日が多かった...

  • 花まつり

    昨日4月8日は花まつり、つまりお釈迦様の生まれた日とされている。 お釈迦様はおよそ 2500 年もの昔に生まれたことではあり、本当の誕生日は不明らしい。その 500 年ほど後に生まれたキリストも同じく、その誕生日はわからない。 キリストの場...

  • 弥生三日のお雛様

    昨日は東京へ遊びに行った。 生まれて初めて浅草を訪れ、ちょっとした買い物をし、その後日本橋へ。 日本橋でも買い物をした後、まだ時間があったので三井の美術館に行った。 予定外の訪問だったので、日程も調べてなかったら、昨日がちょうど最終日だった...

  • まだまだ薪割り

    今シーズンも薪の目標を軽トラ 20 杯分としていた。 2 月の時点で 15 杯に達したが、 3 月はゼロ。 切りのいいところで 20 杯としていたが、 15 杯でも一年分はありそうで、もういいかとも思っていた。 が、例のゴルフ場に行こうと誘...

  • 大島を着た女

    元号に関する懇談会に出席したメンバーの一人が着物を着ていたことがニュースになっていた。 着ていたのは「白大島」と呼ばれる大島紬だそうで、着物の上には羽織をはおっていた。 この女性は「本場大島紬大使」を務めているという。 ただ、紬の着物は礼服...

  • フグがあたった

    フグがあたった。 フグにあたった、わけではないのでご安心を。 昨年の忘年会でのビンゴゲームであたったのを思い出し、先日配達日指定で申し込み、締め切りぎりぎりの昨日ようやく届いた。 これで一人前、冷凍で二人前送られてきた 西施は中国史の中でも...

  • ツバメ 飛来

    3月は残すところ3日。 連翹が満開になり、裏庭が明るく映える。 次々に花が咲き暖かくなってきているとはいえ、まだ朝は冷え込み、予報ではこの先も 0 ℃前後の日がありそう。 当然、ストーブはまだ活躍中。 下に見える薪は栗、上は桜 3月 11 ...

  • 茶飯釜

    昔、千利休と同じ時代に丿貫(へちかん)という茶人がいた。 いろいろおもしろいエピソードを残した人で、侘茶に徹し、同じ一つの釜でご飯を炊きお茶の湯も沸かしたという。 その丿貫を偲んでかどうか知らないが、今でも茶飯釜というお茶事がある。 昨日の...

  • 蜘蛛の子を散らすように

    先日のこと、出掛けようと車に乗ると視野の右隅に何やら黒いものが。 見ると、窓の内側に蜘蛛の子の塊が、、、 一部は糸にぶら下がっている。 急いでドアを開け、箒で払い落とした。 車を走らせていると、蜘蛛の子が数匹右肩のあたりにぶら下がっている、...

  • 風疲れ

    アーモンドの花が咲き始めた 一方、杏の花は昨日の強風でかなり散ってしまった 昨日の午前中は味噌の仕込みに出掛けた。 と言っても、味噌を仕込んだのはお花の先生とそのお弟子さんたちのグループで、我々はそのサポート。 お花の先生たちは毎年来てくだ...

  • 特別な地酒

    今度の日曜日は今シーズン2度目の味噌造り。 春分の日にそれに備えて麹を造りに行ったら、特別な地酒のことを教えてもらった。 「吟のさと」という銘柄だが、これは酒米の品種名でもある。 この酒が特別であるというのは、 「つくば市栗原産」とあり、味...

  • これも春

    昨日は気温が22℃まで上がり、初夏の陽気だった。 おかげで夜はストーブを焚くことができなかった。 今日は昨日以上に気温が上がる予報になっている。 朝はまだまだストーブを焚くけれども、夜は焚かない日が増えてくる。 逝く春を惜しみつつ、大切に火...

  • 杏花村

    今日は春分の日。 庭の杏が咲いている。 最初の一輪が開いたのが 13 日で、一週間経ったのにまだ五分咲き程度。 咲き始めは例年並みだが、その後冷え込む日が続いたせいか、満開まで時間がかかっている。 我が家の杏は春分の日の頃咲いているが、地方...

  • 春の薫風

    先日、「春の薫風」に触れた。 和歌山の日本酒の銘柄だった。 薫風は俳句では夏の季語なので、「春の薫風」には違和感を覚える、というようなことを書いた。 ところが、「風薫る」は元は梅の匂いをおこす春風のことだったということを最近読んだ。 手元の...

  • 侘助

    一年ほど前、ある店で侘助の苗が格安で売られていた。 早速庭に植えて一年。 あまり成長していない。 が、健気に花を咲かせている。 切り花にできるのは何年先か? この侘助は“太郎冠者”という品種名が書かれていた。 調べてみると“有楽椿(うらくつ...

  • 侘助

    一年ほど前、ある店で侘助の苗が格安で売られていた。 早速庭に植えて一年。 あまり成長していない。 が、健気に花を咲かせている。 切り花にできるのは何年先か? この侘助は“太郎冠者”という品種名が書かれていた。 調べてみると“有楽椿(うらくつ...

  • 春は桜、、、の薪

    春になって暖かくなったと思っていたらこのところ氷点下の朝が続いている。それでも昼間は暖かく、薪の消費量は確実に減ってきた。 10月から11月にかけては櫟の薪を焚き、以後はずっと樫を焚いていたが、樫の薪棚が一区切りついて、暖か くなったことだ...

  • 続・薪の乾燥収縮

    薪の収縮は薪棚でも見られるが、こんな形でも確認できる。 まだ割っていないので薪とは言えないが、樹皮が完全に浮いている。 これは昨年切って放置してあったコナラ。 木部と樹皮との収縮率が異なるために樹皮が浮いたのだろう。 これを割れば簡単に樹皮...

  • 薪の乾燥収縮

    今シーズン割って積んであった薪がすでに乾燥収縮して沈んでいる。積んで4カ月くらいになる。 元は上の梁一杯まで詰め込んであったのが、5㎝くらい沈んでいる。単純に5㎝分縮んだのではなく、隙間が空いた分動いたこともある...

  • 制限速度120㎞

    愛知に向かって新東名を走っていると、静岡で制限速度 120 ㎞の試行区間が現れた。 高速道路では時速 100 ㎞で走っていても流れによっていつの間にか 110 ㎞ほど出ていることがあるのと同様に、 ...

  • 紅白梅図屏風と光琳の茶室

    子供の頃、切手の蒐集が流行った。 集めた記念切手の中に国宝シリーズというのがあり、いくつか持っていたはずだが、すっかり記憶が消え失せて、覚えているのは尾形光琳の紅梅図白梅図屏風のみ。 その紅白梅図屏風の本物を見たいとずっと思っていて、ようや...

  • 初ツバメ

    ホテルの窓から熱海の海を眺めていると目の前をツバメが過った。 今年見る初ツバメ。 思えば、昨年初めてツバメを見たのは 3 月 21 日に伊勢神宮の五十鈴川だった。 その前日の 20 日には多治見の多治見川でイワツバメを見た。 こうしてみると...

  • 泥濘(ぬかるみ)

    このところの雨で庭の土が水を含み、車の轍が泥濘になってしまっている。 轍部分には薪割りで出た樹皮や木っ端を入れる。 これを掻き集める 毎年毎年そうやっているが、一番多い樫や櫟の樹皮は1年もすればすっかり分解されて“良い土”になる。 “良い土...

  • 谷渡り

    鶯の初鳴きからもうすぐ二週間。 今も雨の中、元気にさえずっている。 初鳴きというとまだぎこちないさえずりで、日が経つにつれ次第に上手になるのが普通だと思うが、去年今年と初鳴きから上手にさえずっている。歌が上手な個体がいると見える。 鶯のさえ...

  • 春雨、春の薫風

    春雨や美しうなる物ばかり 千代女 このところ雨の日が多く薪仕事が捗らない。 が、早春の花が次々に咲き、いい季節ではある。 Defiant は例年より早く、2月中旬が焚き納めとなってしまい、今は花台となっている。 季節の進みが早いとはいえ、「...

  • カマキリとキツツキ

    ホーホケキョがうるさい、と言いながら家人が起きてきた。 寝室の前の木立でもしきりに囀るので、たしかにもっと眠っていたい時にはうるさいだろう。都会の人から見れば贅沢な話だと思う。 春が来て野鳥たちも元気に飛び交っている。 先日見ていたら、コゲ...

  • 1尺は何㎝?

    昨日は筑波山に登り、轆轤を回し、昼食の後1時間の薪割り、その後また轆轤。 毎週日曜日はぐったりしているが、今週はいつにも増して身体が重い。 しかし、朝バルサ対マドリーの試合でバルサが勝ったので気分はいい。 先日ゴルフ場で松をいただいてきた際...

  • 飛行機雲

    朝焼けで茜色に染まった飛行機雲 今日も松を持って筑波山へ https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-1b-ce/my_hyteau/folder/868206/49/37985...

  • 処女と未亡人

    漢詩を読むのが習慣になると日頃見慣れた熟語も個々の漢字の意味をとって訓読する癖がつく。 たとえば「処女」の処は「おる、いる」で、「(家に)いる女」、つまり、まだ嫁がず生家に居る女性、となる。 女性は結婚するまでは家にいて、結婚すると家を出る...

  • この薪、太過ぎる?

    4年前に割った薪の中から大き過ぎる薪が出てきた。 左端がやや太めの Pecan 用の薪 太過ぎる薪2本のうち左側のは捻じれていて割れず、右は伐採の際の受け口で斜めになっている。 4年前にはこれでも燃やすことが出来ると考えてそのままにしたと思...

  • 大物の2連チャンはキツかった

    樫の大物で遊んだ後、続けて松の回収に行った。 例のチェンソーを使えないゴルフ場。 木はだいたい 4 尺か 5 尺くらいに切ってある。 松の 50 ㎝クラスが 5 つに切ってあった。それを軽トラ 3 台に積み込んで陶芸教室に運ん...

  • 樫の大物

    樫の大物が入った。 根元で最大 74 ㎝ 切った 16 インチでは最後の最後届かず、 18 インチの助けを借りた 割った 積んだ 久しぶりの大物を楽しんだ。 まつさん、Sさん、お疲れさまでした。

  • ソーチェンがガチガチに固まっていた

    今週の薪割りの成果 チェンソーには 14 インチバーを付けている。 14 インチというと 35 ㎝だけれど、実際に切れる部分は 30 ㎝ほどしかない。それでも直径 60 ㎝未満の木ならなんとか切るこ...

  • うくひす

    このところ暖かい日が続いて Defiant を焚いてない。 今年は春の訪れが早いとあちこちで聞く。 早い年には2月中旬には鶯が鳴くので今年ももう鳴いてもいいのだが、と待ち焦がれて昨年の記録を確認すると 3 月 7 日だった。 昨日は四十雀が...

  • 久しぶりの斧

    昨夜は曇って見えなかった月が、今朝4時前に外に出てみると煌々と輝いていた。今年一番地球に近づいた満月だそうだが、ポンコツ目玉には違いはよくわからなかった。 薪を持って玄関に入ると、梅の香りが馥郁と漂っていて、藤原定家の大好きな歌が思い浮かん...

  • 悩ましい原木

    昨秋松をいただいたゴルフ場にまた松があるということで下見に行った。 松もあるし、切りたての樫や櫟、楢もある。 まだまだある。 宝の山だが、問題がある。 ここではチェンソーを使ってはならない。 これだけの宝の山を指をくわえて見ているしかないの...

  • 中古の薪割り機を買った

    中古の薪割り機を買った。 電動で、たぶん6t。 買ったのは陶芸教室での話。 このところ松の原木が大量に手に入り、毎週割って持参しているが、教室にも軽トラ2杯分ほどの玉がある。いずれ持ち帰って、割って、また持って行くことになると思っていたのが...

  • 梨の薪

    このところ Defiant では梨の薪を焚いていた。 梨は果樹で剪定を繰り返されて瘤になった枝分かれ部分があって棚には積み辛い。それで納屋の下屋の下に乱雑に積んであった。それを片付けたくて。 この梨は以前納屋の屋根を葺き替えた際に、職人の方...

  • ひなたぼっこ

    季節の変わり目で天気が安定しない。 雪が降ったり、曇ったりの日が多くなり陽射しを恋しく思う日が増えた。 貴重な晴れの日には 猫は縁側の、しかもソファーの上でお昼寝。 ひなたぼっこは冬の季語だが、春浅い今はまだまだ寒い日が多く、のんびりひなた...

  • お好み

    〇〇斎お好みの△△、とか、××斎が◇◇茶会の際に好まれた□□という言い方を見掛けて、言葉の落ち着きの悪さが気になっていた。 で、先生にお尋ねしたところ、〇〇斎とか××斎とかが意匠を考案してそれを職人に作らせた道具について「好む」という表現を...

  • 地味

    名古屋土産の「わらびういろう」。 わらびもちのようなういろう、というつもりらしい。 食べた感じは粘り気が強めのわらびもち。 おいしいけれども、素直にわらびもちを食べた方がいいし、ういろうを食べたければ普通のういろうを食べた方がいい、と思う。...

  • 梅一輪

    土曜日に続いて今日も雪が降った。 が、昼前に雪が止むとあっという間に融けてしまった。 陽射しはなくどんよりと曇り、気温も 1 〜 2 ℃程度なのに融けたのは湿雪だったからだろう。土曜日に降って残っていた雪も一緒に消えたから、雪が雪を融かすと...

  • 太物の日

    今日 2 月 10 日は語呂合わせで「太物の日」だそうだ。 これまで 10 数年の薪集めの中で最大級は根元で 98 ㎝あったこの樫だろう。が、これはジャンボさんに切っていただいたのだった。でも、自分でも同じくらいの太さの栗を切...

  • 愛読書

    予報通り雪になった。 こんな日は家でおとなしくしているに限る。 薪ストーブのそばでのんびり好きな本を読む、これ以上のしあわせがあろうか。 好きな本は数々あるが、愛読書を挙げろと言われるとちょっと困る。 好きな本と愛読書は違う。愛読書というな...

  • うれしい悲鳴の原木

    年末から切っていた原木は2,3週間前に消えた。 あまりうれしくない原木が残っているのみ そうしたら、意外なところから原木情報が入って、この週末下見に行くことになった。 一方、原木が消えた跡には、 松が入った 切った 積んだ 積み切れない分を...

  • 燃え尽きてゆく薪

    今日もストーブが燃えている。 いや、燃えているのは薪だ。 Pecan では樫の薪を焚いているが、樫は堅くてずっしりと重い。その堅くて重い木が1時間もすると、 すっかり形が崩れて燠になってしまう。 当たり前のことではあるが、だんだんと燃えて崩...

  • むめ

    春雨の一日になりそうだ。 とはいえ、まだ「濡れて行こう」というには冷たい雨で、風邪をひいてしまう。 梅があちこちで咲き、すでに梅まつりの始まったところもあるそうな。 梅遠近 ( をちこち ) 南 ( みんなみ ) すべく北すべく が、我が家...

  • 百年

    「光悦と光琳、琳派の美」を観てきた。 本阿弥光悦 (1558 〜 1637) と尾形光琳 (1658 〜 1716) はちょうど百年の違いで生まれている。 光悦の姉が尾形家に嫁いでいるのでふたりは遠い親戚関係ということになる。 日本の美術史...

  • 年内立春

    今日は立春、そして旧暦の十二月三十日。 わづか一日ながら「年内立春」である。 昨日の時点で今日は強風が吹き荒れて、観測史上最も早い春一番が観測されるかもという予報が出ていたが、どうやら強風は北西の風になりそうで、春一番とはならないだろう。気...

  • 銀のしずく降る降る

    山を登っていると梢から銀の雫が降り注ぎ、襟首に入って思わず首をすくめる。 木曜の夜に降った雪が凍ってアイゼンを着けて登った。 梢に降った雪はそのまま氷となってさらさらと降って来る。それが朝日に照らされると銀色に輝いて美しい。 銀のしずく降る...

  • 相槌を打つ

    昨日は冷え込みが厳しかった。 我が家の温度計で‐ 6 ℃、市内の気象台に発表でも− 5 ℃少々だったが、ラジオの天気情報を聞いていたら長野や甲府が‐ 3 ℃少々。つくばは長野や甲府より寒い?まあ、時にはそういう日もあるのだろう。 この冬も‐...

  • 活字離れ

    一月が終わろうとしている。 いろいろあってバタバタしていたが、過ぎ去ってしまうとあっという間だった。 このようにして今年も過ぎていくのだろう。 時は待ってくれない。 この一カ月、読み終えた本が一冊もない。 こんなことはこれまでなかった。 本...

  • 結城紬

    春結城に秋大島、という言葉があるそうだ。 結城は茨城県結城の伝統的工芸品である結城紬、同じく大島は奄美大島の大島紬。どちらも大変高価な着物で、その両方を持っているというのはとても贅沢な着道楽だということを表している。 我が家のような貧乏所帯...

  • 汚い薪自慢♪

    今 Defiant 用に焚いている薪 粉まみれで汚い 特に左の薪が酷い これは 2011 年末から 12 年頭にかけて割った櫟の薪 虫食いの粉に加えて 7 年間の土埃もたっぷり ここまで汚れていると笑うしかない いっそ汚さ加減を自慢したくな...

  • お茶を習い始めて1年と3カ月、初めて炭点前のお稽古をさせていただいた。 炭は湯がよく沸くように、と利休が言ったと読んだ気がするが、毎日薪を焚いている身にはお茶の子さいさい、と言いたいところ、そこは家元制度ですべてがきっちり決まっている。 ま...

  • 斧封印

    日曜日に木を切りに行ったらまた原木が増えていた。 3人で行ったが、自分では切らずにふたりのサポート?だけにしておいた。 当日の朝起きた時には何ともなかったのが、起きて2,3時間したら急に腰が重くなった。直接には前日筑波山に登り、その後轆轤を...

  • 初めてのセダン

    夫婦ふたりで何台の車を乗り継いできたことか。 そのほとんどが5ドアで、それ以外と言えばオープンカー が2台に軽トラが2台。 プリウスが10年を超えて買い替えることにした。 もう荷物を満載して遊びに行くこともないので、初めて4ドアのセダンを選...

  • 玄関開けたら

    昨日は寒かった。 最低気温は久しぶりにプラスの 1 ℃で最高気温も 9 ℃あったから気温自体は高かったが、風が強かった。 強風に吹かれて洟を垂らしながら松を割った。 割り終わったら後片付けもせずに、まずは一旦ストーブを焚いている室内に逃げ込...

  • 何、それ?

    先日の窯出しの際に先生から、 「何ですか、それ? 窯詰めする時から何だろうと思っていた」 と不思議そうに尋ねられた。 裏返すと穴がふたつ 上にも穴がひとつ はい、こうなります 掛け花入れ イメージとしては未明の東の空に浮かぶ細い月、だったの...

  • 薪割り不調

    先日切ってきた玉を割っている。 着々とまではいかないまでも、少しづつ。 こちらが一杯になり、 ようやくこちらも空きができた。 ところが、昨日割っていたらどうにも調子が悪い。 狙いが定まらず、みっともない薪がたくさんできてしまった。 下手だか...

  • 薪疲れ

    この週末はよく遊んだ。 中心は薪。 まず、金曜日の夕方、陶芸教室に持って行く松を割った。 土曜日は窯出しの後教室の行事としてそば打ち体験をしてきた。 日曜日は仲間4人で原木を切った。 月曜日は味噌の仕込みをした後、松の原木を切り、 午後は日...

  • 切っても切っても減らない

    昨日は風が無く穏やかな一日で薪仕事日和だった。 今年最初のタンポポが咲き、 オオイヌノフグリもかわいい花を開いている 先日、原木をできるだけたくさん切りたいと書いたらふたりの方がお手伝いに来てくださり、合計4人で切った。 太過ぎる樫や榎をそ...

  • 水漏れ確認中

    昨日は待望の窯出しだった。 結果は、、、トホホ 釉薬の色が全くの期待外れ。 いつも渋めのものを作っているのが、渋いにも程があるだろう、、、という感じ。 色以外にも轆轤の下手さ加減をまざまざと見せつけられた。 とりあえず、花入れの水...

  • 薪ストーブの得意料理

    いつでもお湯が沸いている薪ストーブの得意料理と言えばこれ 中華蒸籠を使っての蒸し料理。 夏には焼き餃子で我慢しているけれど、薪ストーブシーズンには断然蒸し餃子。 もちもちの皮が旨い。 餃子は焼くに限ると思っているひとがいるなら、一度騙された...

  • 原木の行方

    今朝5時半過ぎ、外で星を眺めていたらさらさらと音がして霰が落ちてきた。 東から南にかけての空はよく晴れて星がでていたのに、西の空は雲に覆われていた。霰はすぐに止んだが、日陰には今も残っている。 たぶん、この冬の初雪 木を切っていたら大きなト...

  • 年年歳歳

    年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 唐の劉希夷の詩「代悲白頭翁」からの有名な句である。 この句にはこんな言い伝えがある。 詩人の舅の有名な詩人である宋之問がこの句を気に入って譲って欲しいと申し出て、一度は承知したものの惜しくなって改めて断ること...

  • 水仙の物語

    どういうわけか日本水仙の蕾がほころび始めると茎が折れて倒れる。昨年もそうだった。他の水仙ではそのようなことはない。倒れた姿がいたましいので花入れに入れた。 水仙の物語は有名なので皆さんご存知だと思うが、久しぶりにオウィディウスの『転身物語』...

  • 薪の道

    薪を運ぶ導線は大切です! 我が家は引っ越してきてすぐに庭のあちらこちらに植物を植えた。知り合いに苗屋さんがいてたくさんの苗を分けてくれ、それ以外にもその他の知人や隣人などから苗をいただき、それだけでもたぶん100種類以上はあったと思う。 そ...

  • 割り初め

    薪割りをした。割り初めだ。 午後から冷たい風が吹き出した中、また洟を垂らしながらの初割りとなった。 一輪車に3杯分割ったところで、寒さに耐えきれず、薪の置き場も一杯になったのでお仕舞いにした。 割った薪をどこに積むか考えないと次の薪割りがで...

  • コーヒーの消費量

    年末の 28 日から昨日まで 5 日連続でコーヒー豆を焙煎した。 二人分を朝と昼と 2 回だと消費量が増えてしまう。 コーヒーは豆の焙煎後おおよそ一週間以内には飲みたい。焙煎後数日間がおいしい。自分で焙煎を始めたのも新鮮な焙煎したてのコーヒ...

  • 昭和は遠く

    降る雪や明治は遠くなりにけり と中村草田男が詠んだのは昭和6年のことだそうだ。 初日の出 あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします 昨夜はひょんなことからフランス・ギャルを聴きながらの晩酌となった。 F ・ギャルは60...

  • お茶を濁す

    3年前だったか4年前だったか。それまで年末になるとお歳暮でスモークサーモンが届いていた。半身丸々スモークサーモンという豪勢なもので、いろいろな料理に使わせて頂いて重宝していた。 それがここ数年はお茶に替わった。しかもティーバッグ。 お茶でお...

  • 洟たれ小僧、薪を割る

    昨日午前中木を切りに行った。 軽トラ9杯目、 ではあるが、 半分は松。 松を下ろすと、 樫 早速この樫を割っていると妻が帰宅して、ひとの顔を見ていきなり笑い出す。 「洟たれ小僧♪」 冷たい風が吹く中がんばっているのに失礼な。 夜は薪ストーブ...

  • 暖冬? 薪の消費量は?

    この冬は暖冬? たしかに 10 月、 11 月は暖かい日が多かった。 が、暖かいとはいえ、ストーブを焚かなければ寒いのでそれなりに焚いていた。 12 月になって冬らしい寒さになり、‐ 5 ℃まで冷え込んだ日もあった。 が、やはり暖冬か。 例...

  • 古~いワイン

    昨日古〜いワインを開けた。 1981 年、 Chateau Pessan と書かれている。 開けようとしたらコルクがボロボロ。なんとか頑張って開けた。 古いワインではあるが、ヴィンテージものの貴重なワインというわけではない。 今年の 2 月...

  • 樫+α

    樫を切ってきた。 今シーズン軽トラ 8 杯目。 今回は 20 ㎝ほどの細いものが多く、太いものでも 30 ㎝。 その分玉数は多く40数玉。 淡々と割っていくしかない。 現場では原木が山積みされていて、今回樫を切る...

  • 薪をどう割るか?

    直径 40 ㎝ほどの樫を四分割したもの。 これをどのように割るか? こう割りたいが、 実線のところに斧を打ち込むと破線のように割れてしまう可能性が高い。 そこで、青の実線の箇所に斧を軽く当てる。 その後赤の実線箇所に斧を打ち込...

  • 破れ袋

    破れ袋を見てきた。 写真を見てその迫力に圧倒され、是非実物を見たいと思っていたのがようやく念願が叶った。 伊賀焼の袋形水指。 古田織部が「今後是程のもなく候間、云々」と書き送ったもので、川喜田半泥子もその魅力に写しの水指を作って「慾袋」と銘...

  • 「還暦」の意味

    昨日東京タワーが完成から60年を経たということで、それを「還暦」を迎えたと括弧付きで表現した記事があった。 今年は戊戌(つちのえいぬ:土の兄、犬)で、東京タワーが完成したのは60年前の戊戌の年だったということで還暦ではある。 が、完成した1...

  • 生の薪を焚く

    窯焚きだった。 木金と炙り焚きで、 蛍光灯の下の桟あたりまであった薪がここまで減っていた。 二日目の金曜日の夕方、 1000 ℃を少し超えたところで一旦焚口を閉じてあり、土曜の朝7時の時点で窯内部は 400 ℃あまりだった。 今回焚いた薪は...

  • 1本で2本の薪

    久しぶりに松を斧で割った。 肘を傷めて以来、ストーブ用の薪は斧で、陶芸用の松は薪割り機で割っていたが、中途半端な量で薪割り機を出すのが面倒で斧で割ることにした。 枝分かれが多く、もし薪割り機で割れば裂きイカのようになっただろうものも斧だとそ...

  • 汚いチェンソー

    このところ日没と競い合うように作業することが多く、チェンソーの手入れがおろそかになっていた。 恥ずかしながら、この写真は手入れ前のものではない。 せっせと掃除をしてこの状態。 汚れがこびりついて取れない。 汚れが取れないのは手入れが悪いせい...

  • 大物は現場で割る

    寸暇を惜しんで、とまでは言えないけれど、コツコツと薪割りをして軽トラ6杯分はほぼ割り終えた。 そうなると次の原木を用意しなければならない。 日曜日の午後切りに行くつもりが雨で中止になったので、昨日の夕方切ってきた。 今回は 50 „...

  • 寸暇を惜しんで

    土曜日は筑波山に登った後釉薬掛けだった。 来週は窯焚きで登ることができないので、今年は 31 回でおしまい。 10 月、 11 月は事情があって 1 回づつしか登らなかったにしては、目標の 30 回を超えることができたのでよしとしよう。 日...

  • 10年物の薪を供出

    来週末の3連休は窯焚き。 最後に温度を上げる攻め焚き分の薪はよく乾燥した松が十分ある。 が、炙り焚き分の薪が足りない。 いや、製材所からもらってきた登り窯用の薪ならたくさんあるからそれを焚けばいいと思うのだが、先生の考えは違うらしい。 先日...

  • 土左衛門

    先日、若い人たちと話をしていて土左衛門という言葉を口にしたら、素っ頓狂な声で 土左衛門? 若者特有のイントネーションで、「何ですか、それ?」と続いた。 えっ?土左衛門を知らないの? と、こちらも驚いた。 若者のひとりが早速スマートフォンで検...

  • 冬至と薪割り、そしてタヌキ

    昨日は夕方時間に余裕があったので薪割りをしていたら、予報よりも早く雨が降り出した。それでも一輪車に5杯分割ることができて、残りは軽トラ1杯分を切った。 冬至を前にした今の時期が日の入りが最も早くなる。現在がピークで2,3日後から日の入りは遅...

  • ショーケース

    師走に入って何がどうということはないのに忙しい。 旧暦の十一月、仲冬になって俄然寒くなり、昨日今日と氷点下の冷え込み。今シーズン初の氷点下がいきなり‐3℃。 タイム 薔薇 マーレーン 水仙 今朝は4時には目が覚めたのに身体が起き出してくれず...

  • ちんちん

    お湯がちんちんに沸いている、という言い方がある。 ちんちんは擬音語だろうが、これがわからなかった。 湯の沸騰する音ならボコボコとかシュンシュンなどと聞こえる。 ボコボコとシュンシュンではずいぶん違うが、これは湯を沸かす器具が違う。 我が家で...

  • 愛媛県人の誇りと意地

    今日は旧暦の十一月一日。 いよいよ冬は中盤に入った。 冬と言えばこたつに入ってみかんというのが定番だが、こたつの無い我が家でもみかんはおいしくいただく。 みかんと言えば愛媛、愛媛と言えばみかん。 その愛媛から今年もみかんが届いた。 今愛媛で...

  • 薪割りは労働か?

    ある時、陶芸教室に遊びに来たひとと話していた。 ご自身陶芸を長くやっておられて、いろいろ教えていただいた。 その方が、趣味は?と尋ねてきたので、 薪割り! と答えたら、薪割りは労働で、趣味ではないでしょう、と言う。 薪割りをやったことのない...

  • Fiskarsの斧は一生ものか

    このところ毎日のように薪割りをしていて少々疲れ気味だ。 軽トラ 6 杯分持ち帰って、 4 杯半ほど割り終えた。 以前「斧の柄が朽ちた譚」を書いたことがあるが、現在愛用している Fiskars の斧は一生ものになると期待している。いい斧である...

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