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2013/08/29

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  • 飼犬

    近頃 気が付いたのは 犬の散歩をしている人が減っていること この間まで 朝夕 住宅の周りの道は 行き交う犬と飼い主との 交流の場のようだった 子供達が巣立った後の住宅街は しばらくは 犬と初老の飼い主が いたわりあうように散歩していたが 犬が寿命を全うすると 再び犬を飼うのを 諦める人が一人二人とふえてきたようだ 今 私が よく見かける犬は 柴犬が一匹 小型犬が三匹 だけだ もしかすると 犬は 散歩ではなく 車に乗っているのかもしれない にほんブログ村

  • ピアノ

    知人は 60歳を過ぎてからピアノを習い始めた と言う 子供の時 周りの子が いろいろ習い事をしていた時 自分だけ 家の仕事の手伝いで 習う事ができなかった.... ピアノを習っている子が羨ましく それが憧れとして忘れられずに残っていた と 自由気ままの身になった時 ピアノを習おうと思いたった由 今 彼女は いつでも ピアノをひけるようになった 彼女のために喜ばしいことだ しかし 子供の頃に求めていたものが 後年 得られたとしても 子供の頃の 心の飢餓感は 完全には 満たされるものではないような気がする 誰もが それぞれに それに似たような経験を 抱えているのではないだろうか にほんブロ…

  • 夢の分析

    変わった夢を見た 数十年前に亡くなった大叔父が現れて ( 俺の編んだ毛糸の手提げ袋を知らないか )と言う ◯や△のアップリケをしているという ところが私は その袋の在りかを 何故か知っていて ( そんな袋は見たこともない ) と言い合っているところで目が覚めた そんな夢を 自分なりに 分析してみた 数年前 ある人に 絵の本を借りたのだが 返さぬうちに その人が遠くに引越した その本は そのまま 行き場もなく私の手元にあるのだ その屈託が私の意識の底辺に流れていて 他の何かとごちゃ混ぜになって 夢となって現れた と 毛糸の手提げ袋と アップリケが なぜ現れたのか 大叔父が編み物をするなど 聞…

  • 新品

    洗濯機の脱水機能が衰えたので 買い替えた 14年以上使っていたので よく保てたとおもう 容量が一回り大きいのに変えたので 毛布も安心して洗える 古い家の中に 一点 新品が入っただけで 気分が上向くとは 安上がりな性分だ 次に待っているのは 冷蔵庫 1997年に購入して今年22年目に突入した どうしてこうもてるのか 不思議だ 冷蔵庫の扉を開けると 中のものは ひと目で見渡せる 冷気は充分行き渡っているので 使用に耐えている ということだろうか にほんブログ村

  • 淡竹

    近所の方に淡竹(はちく)の茹でた たけのこを頂いた 身が細長く 真竹の筍より ぺたんとした手触りだ 魚の付け合せに わかめと一緒に煮た 味噌汁にも入れて 筍をたっぷり味うことにした 息子が帰って来て 仕事先でもらったと 淡竹の茹でたのを 流しに置いた しばらくは 筍料理を楽しめそうだ にほんブログ村

  • ほたる

    戦後の食糧難の一時期 父や叔父達は 里山の荒地を借り受け開墾して じゃがいもや さつま芋を植えた 夕方 家族での畑仕事を終えて ささやかな収穫を 手製の箱車に乗せて 坂道を下って来ると 山裾は夕闇につつまれて 湿地の草むらに ほたるが点滅するのが見えた 水路の水音をたよりに 畦道をゆくと 水の落ちる溜まりの一隅に 笹竹や すすきの一叢があり 蛍が無数 光の尾を引いて飛びかっていた 袋に捕まえ 持ち帰った ガラスの壜に草を添えていれ その 黄や薄緑の光の点滅に見入った 翌朝 壜の中に赤と黒の虫が独特の臭いを放ちながら 草の間に動かないでいるのを見つけ あの光が見られないことに落胆した ほたるの…

  • 苗木

    園芸好きの知人が 勧められて 柑橘類の苗木を植えたと聞いた 土佐文旦(とさ ぶんたん)という品種とのこと 果皮が厚く 果肉は爽やかな甘味という 甘夏のように 汁が滴るようなこともなく ぽろりと実が剥けるそうだ 以前 何という名かも知らず食べた夏みかんが 同様に 手指をぬらすこともなく 実がほぐれたのを思い出した 同じ物なら ぜひ味わってみたいものだ 実がなるのに四、五年待たねばならぬらしい にほんブログ村

  • 自治会

    ある自治会の役員をしている知人が言った ”最近 新しく移住して来たひとに 自治会に入らないという人が増えてきた” と 市から 自動的に割り当てられてきていた 赤い羽根 などは 断る人は 以前からいたが 住んでいる町内の自治会に参加しないというのは 最近の事情のようだ 老齢のため地域の活動に参加できない のではない 仕事など活動の場は他にあって 家は休息だけの場だ との理由らしい 住む地域には有形無形の恩恵を受けているはずだ 細かいことを言えば 町内の街灯の電気代は自治会費から出ている 全員が自己中心に陥れば その地域の未来はどうなるのだろう にほんブログ村

  • 筋なしインゲン

    近所の方から 畑で取れたと 筋なしインゲンを頂いた まだ温かみの残る柔らかそうな豆を 南瓜と一緒に煮た 血圧が200を超えた時 医者に 漬物と 魚の干物と 梅干しを 断つように言われた 途端に献立に困るようになった 漬物と メザシさえあれば 他のおかずは要らなかった お汁粉も しっかり塩をきかせていた 毎日 何を食べるか 立ち止まって思案している 今日は 野菜の煮物と 酢をきかせた薄味の鰯の煮付けになった にほんブログ村

  • 手のひら

    バスの座席に揺られながら ふと思った 私の身体の中で 2~30年前と変わらぬ皮膚を保っているのは 手のひら だけかと それも 指を除いた 手の 平だけ 日々の酷使に耐え それでも休むことなく 作業し続けている 手のひら かつて 私が色白だったことを証明する 唯一のところ そんなことを 思っているうちに 降りるバス停についた にほんブログ村

  • 松の葉

    100均の封筒コーナーに のし袋に混じって ” 松の葉 ”と表書きした封筒を見つけた ”松の葉” にはちょっとした思い出がある 昭和の三十年頃までは お中元 お歳暮は 必ず相手方の家を訪問して 届けていた 贈答品は 素麺 干物 男物や女物の下駄 などが多かった お盆の上に品物を載せ 袱紗をかけて風呂敷に包む それをうやうやしく届けるのだった 私も小学の高学年になると 気のおけない親類などへの 届け物の 使いに出された 回らぬ舌で口上をのべ 空いたお盆を持って帰る 家に贈答品を持った客が来ると 母は決まって 私に庭の松の葉を取って来るようにと言った 空のお盆の たたんだ袱紗の横に その松の葉を二…

  • 草っぱら

    草っぱらに 寝転がるなどしたのは いつが最後だったろう 孫の遠足について行った時か 最初の記憶は 私が小学一年の初めての遠足の時 レンゲ畑の中を 皆んなと転げ回った 女先生もレンゲ草の中に足を投げ出していた グラウンドの片隅の芝生の上に腹ばいになって とりとめのないお喋りに興じた十代の頃 クローバーの葉の重なりが 今も映像として網膜に残っている 芝生は 窓の下にも 近くの公園にもあるが あれは犬の領分だ 少し足をのばせば 土手の向こうに 川岸に連なって芝生の丘や遊歩道がある あの芝生でねそべったら 気持ち良かろう どこかの婆さんが 倒れていると 間違われない用心さえすれば......…

  • 今 心がけている事 20代の頃の気概と一途さを忘れないこと 明日へむかって 必死に生きていたあの頃の思いを もう一度取り戻すこと 一日を無為に過ごさないこと 一日に一度は 誰かと話し笑うこと にほんブログ村

  • せいの丈

    病院の身長体重測定器に乗って 目を疑った 身長が5センチも縮んでいる タニタ と表記してあるので 機器が間違っているはずはない 今まで身長の欄には 迷うことなく155センチと書いてきた いつ頃から5センチのサバを読んできたのだろう 物干し竿にハンガーを掛けるとき 脇腹がつっぱってきたのはそのせいか ベランダに踏み台を用意しなければ....... にほんブログ村

  • 紫陽花

    いつの間にか根付いた額紫陽花が 今年もこじんまりとした花を咲かせた 二、三枝切って 友人に届ける 今日のように天気晴朗で微風流れる日は 努力せず身体が動く 特に私は 心身ともに天候に左右されやすいたちだ 気圧が低く 雲が覆いかぶさった日は 気持ちを上向けるのに必死だ 小さな喜びを見つけ出し 増幅させて 重たい身体をむりやり動かす そのうちに気持ちもごまかされて 一日が暮れる 何日か前から梅雨に入った 気合いを入れて ふんばる季節が来た にほんブログ村

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