つつじ満開の季節です。3月の月茶会が終わり、次回の日程をお知らせいたします。2024年6月日時:6月1日(土曜日)と2日(日曜日)午後13:30~解散自由。場…
お茶が大好き。中国茶、日本茶、日本茶道など書いています。毎月の茶会情報も。中国語、中華料理も
北京生まれ北京育ち。来日してから20年以上経ちます。2児の母。趣味はお茶。また船橋で小さな中国語教室と毎月一度中国茶茶会を運営。今年4月景徳鎮を旅しました。ただいまその様子を掲載中。
『茶の民族誌』p229引用:擂茶についての宋代書物~擂茶は宋代頃に既に中原地方に普及している
『茶の民族誌』p229に青木正児《中華茶書》(1962)中の擂茶記述を引用している。(青字)「私は漢東に生まれたので最も擂茶(れいちゃ)を啜ることを好む。閑な…
六堡茶にも「生茶」と「熟茶」があるという言い方はしばしば耳にしますが、正確には「古法六堡茶」と「現代製法六堡茶」の表現の方がより現状に近いかなと思います。また…
『茶の民族誌』を紹介する時、なるべく引用元を確認しています。p231広西チワ族の茶について1989年発表した文章を引用しています。昨年中国の古本屋「孔夫子」で…
雲南day9:動画~老曼峨村の禅寺でお昼を頂く前回の続き。勐海県城から十時頃出発して昼後に老曼峨村の禅寺に着いた。丁度お昼の時間でお台所で尼さん達がご飯を作…
雲南day9:老曼峨布朗族とのご縁~古橋稔さんへの感謝を込めて
雲南day9:布朗山老曼峨布朗族とのご縁~古橋稔さんへの感謝を込めて 布朗族の酸茶についていつ頃から知ったのだろうか、布朗族の酸茶より先に知ったのはトーアン族…
雲南day9:2番目のプーラン族集落ー布朗山老曼峨村へ向かう
老曼峨村滞在の日程は、昆明の友人の紹介で老曼峨村の僧侶の一人、都比布坎(ここで師父と呼ぶ)が手配してくださることになった。都比布坎が、勐海県に迎えにきてくれる…
雲南day8:勐海県城の茶店をぶらぶらしながらラオスプーアル茶店で一服
雲南day8:勐海県城の茶店をぶらぶらしながらラオスプーアル茶店で一服前回の続き~勐海茶廠と大益茶庭の見学を終えてからタクシーで一旦ホテルに戻り、翌日老曼峨に…
2月月茶会で話した瀾滄江とその周辺のプーアル茶産地。以前のブログを思い出してリグログします~この地形は茶の生育環境はもちろんのこと、周辺の少数民族の移動経路を…
令和6年3月3日【『茶の民族誌』を読む月茶会】追加日:3月2日(土曜)
2月の月茶会、無事終了しました。3月月茶会内容のお知らせです。 日時:2024年3月3日日曜日13:30~場所:船橋中央公民館第1集会室追加日:2024年3月…
雲南day8:ホテルから勐海茶廠まで散策~プーアル茶の歴史を語る貴重な一枚
i雲南day8:ホテルから勐海茶廠まで散策~プーアル茶の歴史を語る貴重な撮影前回の続き。勐海県城にプーアル茶のファンの「打卡」の場所ー「勐海茶廠」がある。「打…
雲南day8:勐海県の県庁所在地、勐海県城に一泊して街を散策 雲南の最南端に位置する西双版納州(正式名:シーサンパンナ・タイ族自治州)は2県1県級市を管轄する…
「73厚磚茶」は名前の通り、20世紀73年、プーアル熟茶技術が開発された直後に量産された熟磚茶。プーアル熟茶製品の「開山作」と言われ、元祖熟茶である。製造元は…
雲南day8:さよなら景邁山~移動日、勐海県に向かう@20231118前回の続き。後ろ髪を引かれるような気持ちだが、いよいよ景邁山から次の目的地、布朗山老曼峨…
週末茶会の茶の一つです。清らかな味わいと香り、本当に素晴らしい逸品です。大葉茶廠老班章村の生態茶園の茶は樹齢は100年を超えていないが、手の行き届いた茶園管理…
昨年(2023)11月の布朗族酸茶実態調査は主に布朗族村三か所、瑶族村ニッカ所を訪問した。布朗族村は一ヶ所に付き、最短三日間泊り、周辺の見学を含め関係者の聞き…
雲南day7:景邁山布朗族の酸茶について 景邁山布朗族の集落と古茶林について大変感銘をうけたことは言うまでもないが、今回の目的は布朗族の酸茶の実態を知るたびで…
5年前雲南蒸し製緑茶の旅から帰ってきた時のまとめだった。追加したい内容が多いですが、、、まずリブログをします。
写真を撮る私をみて刀ちゃんが「黒こげの鍋ばかりなので恥ずかしいよ」と微笑んで言った。やはり囲炉裏の生活が多いだろうか、、、ここの夕食は大変美味しかった。Lif…
雲南day7:景邁山・大平掌古茶林を見学@20231117前回の続き。芒景村の宿の周辺も殆ど茶樹林だが、「景邁山万畝古茶林」とは集中的に栽培されている五つの古…
雲南day6:景邁山滞在~都会の喧騒には無縁の翁基古寨etc
雲南day6:時間がゆっくり流れる翁基古寨と糯干古寨を見学 前回の続き。瀾滄県恵民鎮の海抜は平均1400メートル。鎮内に五ヶ所古茶樹林と九つの集落がある。昨年…
雲南day6:景邁山滞在~芒洪集落にある「芒洪茶祖樹」を見学した後、螃蟹脚料理を食べる
雲南day6:景邁山滞在~芒洪集落にある「芒洪茶祖樹」を見学した後、螃蟹脚料理を食べる。(20231116) 前回の続き。南康先生は大変多忙な方で翌日はテレビ…
雲南day5:到着日の夜、びっくり仰天の景邁山布朗族「烤茶」
雲南day5:到着日の夜、布朗族の「烤茶」を体験@20231115 前回の続き。夕食の後、南康先生がご自宅のそばにある茶館、「阿百腊山庄」で布朗族の「烤茶」を…
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つつじ満開の季節です。3月の月茶会が終わり、次回の日程をお知らせいたします。2024年6月日時:6月1日(土曜日)と2日(日曜日)午後13:30~解散自由。場…
勐庫大雪山↑ユーチューバー「深入勐库大雪山!老高尋茶」の勐庫大雪山古茶樹の動画。動画の最後にやっと会えたのは(8:00分辺り)樹齢2700年の勐庫大茶樹。この…
瓦依那X任素汐《大梦》だれかの一生の人生を歌っています。誰でしょうか
やぶきたの原木。2024年4月の様子。静岡に行く度、見に行きますが、あまり大きくならないですね。你看世间朗朗有光照留了树荫送我乘凉我们都在享受前人的智慧。有时…
雲南省西部に位置する保山市は年間茶生産量としてシーサンパンナ州とほぼ同じ、6-7万トンだが、知名度に関してはシーサンパンナよりかなり低く、特に名茶としてあげら…
前回は同治13年《韶州府志》物産を引用して、韶関や英徳の土着茶を紹介した。頁をめぐると今度《潮州府志》を用いて潮州の茶について述べている。著者が県誌、府志を頻…
『茶の民族誌』第4章嶺南の茶と民族第5節広東省の茶産地p243「英徳紅茶」について以下のように引用している。(青字)「(同治13年、1874)《韶州府志》の物…
1985年の中国茶業の専門雑誌《中国茶葉》に広東省北部瑶族の茶について貴重な記録を発見。以下の内容はこの雑誌からの転載。「连南,连山两县地处五岭南麓,位于广东…
昨年の六月(2023年6月25-27日)、友人のお誘いで、熊野古道の番茶農家を訪ねた時、購入したお茶。だいぶ時間が経っていましたが、昨日の記録です。一つ目は「…
桜が満開の今頃、湖北省恩施から今年の新茶が来た。中国国産の蒸し製緑茶、恩施玉露。摘みは3月12日。特級。外観は「形似松針、色澤翠緑」(形状は松葉の如き、色澤は…
『茶の民族誌』第4章嶺南の茶と民族p234-235「南越国、そして「蛮夷」、さらに漢族等が織りなしてきて広東省の歴史文化を、それぞれ、ときほぐすことはできない…
「嶺南文化」は狭義では広東省地方の文化を指す。広義では南粤、中国南部の「五嶺」(嶺南山脈)より南の全ての地方文化を指す。中国国内では広東省、広西チワ族自治区(…
『茶の民族誌』p225-226:(青字は原書の記述)「鉄鍋の炒り蒸し茶は、主として茶団(団茶)の原料となる散茶を造るもので、直径一メートル、深さ三十センチの鉄…
静心在家校对译文。对仡佬族知道的很少。若不是松下先生的指引,很少將制茶与少数民族的历史文与化联系起来,即使知道也是很皮毛,很道听途说。总是在说一句话,茶是一扇…
中国少数民族の檳榔習慣は《茶の民族誌》の中でよく語らているテーマである。中国では、近年檳榔習慣についての論文はすこし見られるようになったが、まだまだ研究成果が…
前回「これらの山に産する茶が、瑶族の造る茶という決定的な記録は見出せないが、昭平県の山地には、瑶族が多く住んでいることは明らかである。」つまり著者が金秀県東隣…
『茶の民族誌』第4章「嶺南の茶と民族」(page217)の引用(青字)「金秀瑶族自治県に住む瑶族には、茶が欠かさないものになっているが、金秀周辺に住む瑶族につ…
『茶の民族誌』第4章「嶺南の茶と民族」(page213)の引用(青字)現在の金秀瑶族自治県成立に関しては、その周辺諸県にそのつど分属されてきた経緯がある。明代…
『茶の民族誌』第4章「嶺南の茶と民族」(page212)の引用(青字)“茶之属。茶之叶制茗不异武彝。向来姜七姜八两都颇收其利。冷水茶出三叉山,味美。仙人茶出…
《賀県志》全。中国方志丛书20 成文出版社1934年 第64页「賀県」は現在の賀州市八歩区辺り。広西省東南部に位置する。八歩区の開山鎮に「開山白毛茶」は歴史…
清の頃からあった安徽省の釜炒りだそうで定かな史料がない。安徽省の名優緑茶の一つではあるが、知名度が低い。舒城県は『茶経・八之出』の舒州の北部にあたる。(唐代の…
カナムグラの中国名は葎草。よく見かけるつる性の草。鎌倉・朝比奈切通しにて@20230422中文の别名:拉拉秧、拉拉藤、五爪龍。
午後のお茶。美味しい和菓子があるので美味しい日本茶を飲みたくて長崎彼杵地区の茶農家さん・大山製茶園の玉緑茶を淹れました。 外観。品種はさえみどり。細かいなと思…
朝比奈切通しは朝夷奈切通(あさいなきりどおし)とも書く。先週末に友人と一緒にその周辺を散策しました。六浦(横浜市金沢区)側から「朝比奈切通」を歩く。六浦駅から…
臨古圧手杯。歳寒三友。仿蘇麻離青染付。口径8.5cm。湯呑サイズです。煎茶用に主人が大変気にいっています。
先日東博特別展・東福寺に行った時、1階の常設考古展示室も見学しました。”平安時代の貴族に愛好された中国の青磁・白磁・黄釉陶・三彩と、それを模倣した日本の緑釉・…
日本の青白磁作家、井倉幸太郎さん。井倉さんの青白磁茶器は奈良の日本茶、中国茶そして素敵な茶器も勢ぞろいの「心樹庵」で販売しています。リンクはこちらへ。展示会が…
現在、景徳鎮では高級ブランド茶器のお値段がますます高くなる一方である。有名なブランドと言えば、春風祥玉、小雅、九段焼、陶人臨古、芸林堂、まだまだ沢山ある。これ…
時間が経つのが早いもので今年の2回目の茶会のご案内です。日時:2023年6月4日日曜日 午後13時30分~内容:前半→『茶経』八之出。淮南茶と浙西茶について…
今日は安徽省歙県(しょうけん)産の「珠蘭花茶」を淹れました。生産地は有名な安徽省黄山の周辺。「珠蘭」(じゅらん)はセンリョウ河の植物で日本語ではチャランと書く…
徹夜のお茶。雲南の蒸し製緑茶。雲南臨滄に行った時購入したもの。コロナの前のことでずいぶん時間が経ちました。資料用に保存していました。眠気に効くお茶です。外観は…
昼下がりに今年の新茶を頂きました。牧之原の早出し新茶です。すこし温度を下げて宝瓶(ほうひん)で淹れました日本茶特有の新芽の爽やかな味、美味しかったです。感謝感…
日本では純粋な白磁茶器は染付や色絵より少ないと思うが中国茶には白磁ガイワンは欠かさないもの。最近よく使う「薄胎」ガイワン。白磁を一口に言ってもいろいろな「白」…
散歩道にて芒鞋破鉢无人識 踏過桜花第几橋コノテガシワの花???名前すぐ出てこないモチノキも開花 利休梅イロハモミジ開花ハナカイドウ三月三十日 題慈恩寺 白楽天…
北京のお茶友人と何年か前にこのような話をしたことがあります。私:雲南の〇〇さん、元気ですか友人:元気ですよ。他在修止観呢(彼は今「止観修行」をしていますよ)…
ずっと勘違いしていることがあります。川越の喜多院と中院は天台宗の寺院。禅寺ではないです。先日橋本素子先生の日本茶の歴史オンライン講座を受講したらこのことにはっ…
平戸富春庵跡の裏庭。浙江省寧波天童寺の鳩坑種茶樹。********************************************* 茶経八之出の原文…
天竜区春野の煎茶*********************************茶経八之出の原文(ピンイン付)と和訳②淮南道の茶原文淮南:以光州上,生光山县…
『茶経』八之出(簡体字)原文山南,以峡州上,峡州生远安、宜都、夷陵三县山谷。 shān nán,yǐ xiá zhōu shàng,xiá zhōu shēn…