猫を外に出してはいけない。何度も言い続けていること。無論、こんなブログで言い続けていてもなくなりはしないけれど、でも発信し続けなくてはいけないのも事実。理由は簡単。「危険」その一言に尽きるのです。ストレス?確かに慣れるまではストレスもあるだろう。でもその
沖縄県豊見城市の動物病院です。日々の診療、獣医師として、一人の人間としての情報を発信していきます。
沖縄県豊見城市の動物病院です。地域密着型のジェネラリストを目指し日々精進しておりますが、遠方から来院されるかたも大勢いらっしゃいます。高度医療機器に頼るのではなく、病気だけを見るのではなく、病人を診るという人間医療の格言を動物医療でも実践すべく、動物達はもちろんのこと、飼い主さんにもやさしい医療を目指しています。
猫を外に出してはいけない。何度も言い続けていること。無論、こんなブログで言い続けていてもなくなりはしないけれど、でも発信し続けなくてはいけないのも事実。理由は簡単。「危険」その一言に尽きるのです。ストレス?確かに慣れるまではストレスもあるだろう。でもその
今日は(も?)ちょっと昭和のおっさんらしい記事。今年は暑い!ということなので、そして混雑時には外で待たれる飼い主さんも多いということで外にもウォータークーラーを設置しています。前から考えていたんだけど、今年はちょっと流石に混雑時には外で待ってもらうのはか
昨日はちょっと厳しめのことを書いちゃったけれど・・・ 昨日の記事はこちら→手を・・・・・でもそんな例もあると言うことは知ってもらいたいなとも思うわけです。そしてそんな一例。とあるワンちゃん。嘔吐するようになったということで来院。血液検査では腎臓の数値がか
飼い主さんに治療の決定権はある。それは紛れもない事実。でも・・・と思うことが実はある。それはその選択は「無治療・無ケア」じゃないのかなと思う時。思う時、というのは実際にこうしたい、ああしたいということをこちらが聞き取る、確認することができず、そのまま受診
昨日は高校野球の沖縄予選の決勝。興南が勝ちました。なんかカタカナ、アルファベットの学校が躍進する中、伝統校の優勝。ある意味群雄割拠でいいことなのかなと。そしてもう少ししたら夏の甲子園が開幕。楽しみが増えるこの時期ですが、今年はもちろんオリンピックもあって
世の中的には猛暑、ということになっている。いるんだけど、多分私の体がおかしいのかもしれないけれど、殺人的な暑さ、という表現には違和感を覚えるくらい、そんなに暑いか〜〜〜〜〜〜〜?というのが私個人の感想(笑)エアコンの効いている病院内にいると体が冷えて冷え
このめちゃくちゃ暑い(らしい)今の時期に結構子猫の保護症例が続いています。よくこんな天候の中、無事に保護されてきてくれたな、という子もいれば、残念ながらその後の治療にもかかわらず亡くなってしまう子までさまざま。そんな中、兄弟で保護されて、片割れが結構な皮
我が国でトップと呼ばれる連中って本当にバカなの????ニュースより全国35カ所の国立公園に高級リゾートホテル誘致、岸田総理が表明へ地方を訪れる外国人観光客を増やすため、政府は2031年までに全国に35カ所ある全ての国立公園で、高級リゾートホテルを誘致する事業を実
以前にも書いたのですが・・・・このブログを見てコメントを送ってくださるのは嬉しいことではあります。その中で診療相談のようなコメントもあります。私でわかる範囲であればお答えするのですが、とにかく情報量が少ない。一番多いのは基準値を外れた項目だけを書いてきて
まあ、いつも書いていることだけれど、きちんとした検査、診断、そして治療というのが基本。なので基本を守りつつ、ということになるのは当たり前。もちろん緊急の時は検査はすっ飛ばして、治療に入らないといけないこともあるけどね。その検査で絶望的になることももちろん
猫は完全室内飼いで!と何度も何度も何度も書くのは外に行く子、そして地域猫の過酷さを知っているから。そんな治療を数えきれないくらいやってきたから言うんだよね。どうしても地域猫としてしか生きられない猫もたくさんいるし、そんな治療がなくなる日が来るとは思わない
昨日の記事で通常の去勢手術であっても、手技のミスによって取り残された、もしくはこぼしてしまった精巣細胞が10年の時を経て腫瘍化するという話を書きました。なので手技的には開放式、閉鎖式どちらでもいいことになってはいるのだけれど、そういったミスを限りなく減らす
先日、6月30日の日曜日は臨時休診でした。その理由が毎年、九州地区日本小動物獣医学会卒後研修会なるものがあるのだけれど、今年は沖縄県の獣医師会が主催となって開催されたので、それに駆り出され(笑)、出席していた次第です。九州、沖縄の各県で持ち回りなので、次は
ちょっとだけ昨日の続き。昨日のような話を他の病院の(院長)先生なんかと話すんだけど、「それは無理だよ〜〜〜」と言われる(笑)そりゃそうだ、今の時代ね。まあ諦めてはいるけれど、もしかしたらという一縷の望みは無くはない(笑)そんな会話の中で言われるのが、ワク
一時期、ヒマだな〜〜〜なんて思っていた時期があったのですが、ここ最近はまたもやバタバタしております・・・・それはそれでいいのですが、どうしても獣医師一人で診療していると時間のかかる子の診察もあり、時にはかなりの時間お待たせしてしまうことも少なくありません
今年もマンゴーの季節がやってまいりました(喜)ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.検索アイコンから「風の動物病院のブログ」を検索3.「フォローする」をタップで通知が受け取れるようになります。お手数ですがよろしくお願いし
それって本当に膵炎? その2 〜膵炎のマーカーとクッシングと〜
初夏は膵炎の患者さんが増える、という印象の当院です。本当にそうなのかどうかというデータがあるのかどうかはわからないけれど、実際に多い印象はある。なので「初夏」というのは急性膵炎のリスク因子になってもおかしくないなぁなんて思っちゃう。そしてちょっと前の記事
随分前にこの6月、7月という気温が上がり始める、初夏の頃に急性膵炎が多いというのを書いた覚えがあります。いつの記事かはわかりませんが(笑)。でもそれはやっぱり今でもそんな感じがするのだけれど、でもそれが本当に急性膵炎かどうかという見極めは実は難しかったり
みなさんはTNRという活動をご存じだと思います。T:Trap(捕獲)N:Nueter(不妊手術)R:Return(元の場所に戻す)これらのことを行い、過剰な繁殖を抑えることで野良猫、地域猫を増やさないようにというのが名目になっているけれど、それって本当の目的なのかなと個人的に
「世間一般で思われているほど、お気楽な手術ではありません」これは私が当院で避妊手術、去勢手術を行う際に飼い主さんに必ず言う言葉です。なぜそんなことを言うかというと、それが事実だからと思っているからなんですよね。責任逃れとか、言い訳とかじゃなく、実際に、特
今日もちょっとしたニュースより。沖縄JTBが同県今帰仁村の古宇利島沖に計画している人工浮島(ポンツーン)について、地元4漁協のうち羽地漁協の理解が得られず、計画が暗礁に乗り上げていることが28日、分かった。整備海域に漁業権を持つ今帰仁、本部、名護、羽地の
で、昨日の話の流れで・・・・当院にはそれなりの数でセカンドオピニオンに来られる方もいます。その内容は大きく二つに分類されるような気がする。一つは治らない、もしくは他の治療法がないか、もしくはここでなら手術をしてもらえるといった診療そのものの相談。もう一つ
昨日の記事で薬が値上がりしていると愚痴をこぼしましたが、飼い主さんにとってもそれは同じでもあるんだよね。そして獣医療が発展すればするほど治せる病気も増えるけれど、飼い主さんの出費も膨らむわけです。もちろん薬だけじゃなくて人件費も光熱費も機械もみんな値上が
う〜〜〜〜ん・・・・・・薬の価格上昇と欠品(出荷停止、出荷調整)が止まらない。どうしようか・・・
ちょっと腑に落ちない・・・・沖縄タイムスの記事によると。辺野古の警備員死亡事故「極めて遺憾」 玉城デニー知事、安全確保まで土砂搬入の中止要請へ沖縄県名護市辺野古の新基地建設に使う土砂を搬出する名護市の安和桟橋で、土砂を下ろした後に港を出たダンプが警備員の
ちょっとストレス話が続いていますが、今日もお付き合いを。ストレスは万病の元なんて言うけれど、私は実際にそう思っています。できるだけ好きなように生きて、好きなように過ごせるようにと思って生きている人間ではあるのだけれど、好きなように生きればそれはそれでスト
昨日はストレスの話。今日もって思って入るけれど、そもそもストレスって概念は目に見えにくいもの(昨日の記事参照)である以上、なかなか説明も証明もできない。そう、証明ができないというのが非常に難しいところなのです。まだ人間なら(その確実性はさておき)言葉でス
みなさんはストレスって感じている、もしくは感じる時ってありますか?おそらく「ない」と答える人はほぼいないと思います。じゃあ、ストレスって何だという部分では外的要因、内的要因、その他諸々の事柄が心身に何らかの影響を及ぼすことな訳です。じゃあその外的要因、内
梅雨が明けて、出勤時も散歩の時もセミの鳴き声が聞こえるようになってきた。いよいよ夏の到来!朝、家出る時も、散歩に行く時もセミの鳴き声が聞こえてくる。こんな日がずーっと続けばいいなと。ずーっとじゃなくても4月くらいから11月、いや12月くらいまではこんな気候が
何なんだろうね、本当に。。。。猫を捕まえて溺死させた容疑「2年間で60匹殺した」…福岡県警が行橋市の男を逮捕福岡県警は24日、猫を殺して投棄したなどとして、同県行橋市の農業の男(66)を動物愛護法違反と廃棄物処理法違反の両容疑で逮捕、送検したと発表した。
本日は慰霊の日。何の日かはちゃんと調べましょう(笑)で、毎年だけれど、平和についてなんてことが論じられるんだけど、もちろん戦争なんて一部の軍事産業に関わっている人間以外はうんざりなわけです。なので戦争反対の声を上げることは全く持って当然の声だとは思う。だ
病名はよく聞くけれど、その内容はというと・・・というのが獣医療では実は結構あって、そのうちの一つが急性膵炎。犬でも猫でも診断自体はよくある病気。で、症状とかも一般化されているのでよく知っている気にはなるけれど、でも実はよくわからんという部分もあるんだよね
梅雨明け・・・・・・・・待ち侘びた夏の到来!そして待ち侘びた陽の光!と思っているのは私だけでしょうか。こんなに心地いいのにとは思うのだけれど、一方でこの沖縄の梅雨明けと共にさらに強くなる紫外線がやっぱり猫たちを襲うのも事実。何度も書いているけれど、沖縄の
何度も何度も何度も書いていることが東洋経済オンラインでも言及してくれている。リンクはこちらハワイ追い抜く「沖縄」観光地モラル低下のヤバさ観光客のモラルだけではなく、そもそもが観光業者のモラルの低さも言及してくれている。モラルどころか違反なんて何のその。自分
猫って水を飲むの?それとも食べるの????どうも食べてるようにしか見えない(笑)まあ、これだけガッツリ水を飲んで(食べて)くれると飼い主としては安心だけどね(笑) ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.検索アイコンから
先日の記事で保護猫が妊娠していて、そのまま生ませることを決断し、無事生まれたらしいという記事を書きました。 記事はこちら→人知れず、人に見守られでも産ませて、育てて、里親を探すって一般の人にはハードルが高い。そしてそれを強要するわけにももちろんいかないわ
消化器外科という分野があって、もちろん消化管の外科=手術を行う分野なんだけど、これに関して獣医の教科書を見てみると、意外と疾患のことはあまり書かれていなくて、手術手技のことばかり。それはどうしてなんだろうと思うのだけれど、ちょっと人間の病院のホームページ
「日本的考え」というのは私自身は非常に好きだし、誇らしく思うことも多い。が、それは日本人が日本人として生まれ育つ中で周りから自然に身につけていくわけで、それが環境要因と呼ばれるものと一致すると思うんだよね。それを外国人に理解して「もらう」なんていうのはほ
現代のスポーツはデータが非常に重要視されています。野球でもトラックマンなんてのを使って、投手の球の回転数とか打者の打球角度とその速度との関係とかもそうだし、対戦相手のデータを元に、なんてことが当たり前です。今行われているバレーボールのネーションズリーグな
先日書いた記事の続き、というわけでもないのですが、関連づけて。 先日の記事はコチラ→立ち位置 〜帝王切開の裁判から考えること〜獣医療は結構曖昧な存在として扱われてきた証拠でもあったりするのだけれど、それは獣医師自身の歴史的な立ち位置もそうではあるのだけれ
心地いい朝の散歩に行けるものもう少し先のようです・・・・
昨日の夜の雨と雷はすごかったですね・・・・空爆されているんじゃないかと思うくらいの閃光と雷鳴、そしてどこかに落ちたのか地響きのような振動も伝わってきました。うちの子たちは雷もなんのそので過ごしていますが、やっぱり雷が苦手な子って多い。急にご飯を食べなくな
我々獣医師は当然のことながら日々勉強をするわけだけれど、その勉強の元になるのが教科書であったり、学会であったり、専門医が講師のセミナーだったりするわけです。でもこれらって結構理想論であったり、うまくいった例であったりして、意外と現場の状況とかけ離れたとい
相変わらず腫瘍症例が多い当院です。それは一つは動物の高齢化というのも原因だと思うけどね。そして腫瘍というのは飼い主さんが見つける、獣医師が見つける、検査をしたらたまたま見つかるとか色々な要因があって初めて見つかるわけです。そしてその治療は大きく分けて3つ
昨日の記事で少しだけ触れた「ブリーダーによる無麻酔による帝王切開」に対する裁判が先月行われました。有罪判決となり、懲役1年執行猶予3年、罰金10万円だって。そりゃあこれからもブリーダーによる「無免許」無麻酔帝王切開なんて日常的に行われるな、というのが私の
何度も書いているけれど、私自身は「生体販売」というシステム自体には全く反対はしていない。生体販売の問題点って、結局生体販売というシステムが問題ではなくて、販売側の人間性の問題がシステムの問題にすり替えられているからだと思っているんだよね。そしてそれはペッ
昨日って平成6年6月6日・・・・うん、不吉な日だったのね。でも仏教徒の私には関係ないか(笑)そういえば病院の電話番号も・・・数人いるアメリカ人の飼い主さんにも電話番号変えた方がいいよと言われた(笑)そういやこいつの名前も・・・・
今日もネットニュースから。まあ、よくある話ではあるんだけど。これだけ情報が溢れている時代ででも情報弱者というか、情報が溢れているからこそ自分から情報を撮りに行かないと本当に情報なんて入ってこない。そして情報を取りに行く、ということが本当に苦手というか、取
いうまでもなく、野良の環境は過酷。当院にも年間で何頭も子猫が運ばれてくるし、その中でも助けられない命もたくさんある。(お前の力不足だと言われれば全く反論の余地はないけれど)新たに生まれてくる命もあるけれど、一方で人知れずこの世を去っていく子猫たちもたくさ
卵巣摘出か卵巣子宮全摘出か 〜犬の避妊手術と子宮断端蓄膿症〜
犬の避妊手術で卵巣摘出のみか、卵巣子宮全摘出かというのは我々獣医師の間でも議論が分かれることがあります。一応、文献的にはどちらでも問題ないとなっているものもあるのですが、本当にそうなんだろうかとは思うのです。一応メリットデメリットを考えると・・・・術者の
とあるネットニュース。リンク→テイラー・スウィフトの愛猫と同じ猫種 購入しないよう専門家が警告確かにこの記事の言っていることは正しいけれど、でもそれはスコに限った話ではないんだよね。おそらく全ての純血種に言えて、例えば当院にいるドーベルマン。拡張型心筋症
トルコ梅雨、もう6月。もうすぐ一年の半分過ぎる月になっちゃった。晴耕雨読なんて言葉があるけれど、残念ながら動物病院には当てはまらない?当てはまる時もあるけれど、少し頭も体も精神も休めたいと思うのだけれど、なかなかそうもいかず。考えることもやるべきことも、
どうしても飼い主さんの中には、そして獣医師の中にもだけれど、高齢だと麻酔がかけられないとかって考えを持っている人が結構多いと感じています。確かに若くて健康な子の方が麻酔のリスクは低くはなるけれど、高齢だから極端に高いかと言われると、そこは必ずしも、とは言
沖縄 水納島(クロワッサンアイランド)写真は梅雨入り前の写真そう、沖縄は梅雨入り。でも梅雨入り直後はかなりの大雨だったけれど、その後はなんとなくどんより天気で梅雨って感じでもない。でもやっぱりこの時期はこの時期で調子が悪くなる子も少なくないんだよね。慢性
3ヶ月で見つかった病気 〜タンパク漏出性腸症と低コバラミン血症〜
昨日の記事である程度(どの程度が最適かはわからないけど)病院に通うことも病気の早期発見などにつながることを書きました。もちろん年に1回だけでも問題ないことの方が多いのだけれど、それでは実は相当病気が進行していた、ということも少なくない。だからある程度(適
みなさんは病院にどれくらいの頻度で行ってますか?予防だけ、となると時には1年に1回ということもあると思います。とある飼い主さんにどのくらいの頻度で来たらいいですかね?と聞かれたんだよね。それはさまざまだけど、私としてはやっぱりある程度は定期的に診せてもら
やっぱりこの時期、子猫の保護も多い。もちろん子猫だけじゃなく、年がら年中猫の保護というのは絶えない沖縄です。時には保護団体に丸投げ、費用も労力も時間も一切使わず、保護しました〜〜〜!なんてのもあるけど、それはまた別の話。で、やっぱり猫という生き物は多産で
エチオピア ラリベラあまり観光地には興味のない私ではあるけれど、頑なに行かないというわけじゃない(笑)実はここは珍しく行ってみたかった場所。それは今でもエチオピア正教会の信仰の場として現在も対象になっているというのも実は大きい。どうやって作ったのか、とい
先日、政府がコロナに対する薬を廃棄するということに関連する記事を書きました。 記事はコチラ→廃棄????で、それならばFIP治療薬として動物病院に回してくれよなんてことを書いたんだけど、じゃあお前の病院ではFIPの治療はやっていないのかと思われそうなので、「ち
専門家ってどういうイメージですか?私はその道を極めたプロというイメージではもちろんあるのだけれど、その背景にあるもの、前後にあるもの、そこに関わるものに関しても極めていると思うんです。例えば包丁研ぎの専門家って、普段プロが使っている手入れの行き届いた包丁
このブログで日常的に誤食が多いことはお分かりいただけているかと思います。本当に多い。もちろん注意不足、認識不足というのもあるけれど、注意をしていても動物がやることの全てを把握し、予測し、なんてことはちょっと無理かなぁと。なので飼い主さんがきちんと理解をし
中国 雲南省海外に何しに行くの?なんてよく聞かれてたけど、そんな目的なんてその時その時で違うんだよね。まあ、強いて言えば何かを体感しに行く、としか言えない。そこの人たち、そこでの生活、食べ物、自然、雰囲気、空気、音、匂い、その他諸々。ただ、あんまり観光地
検査が重要だということはこのブログでは何度も書いてきました。でもその検査を嫌がる子たちもたくさんいることも事実。それでも検査をするのか、という命題があるのだけれど、時と場合によるとしか言えないのが事実。例えば心臓病の子がいて、エコー検査なんてこともするの
何かの話をするとその何かが起こるってことありませせんか?実は私にはよくあって、とある獣医師仲間と食事会(という名の飲み会笑)で話題に上がったことがすぐに起きちゃう。例えば、子宮蓄膿症ってあまり見なくなったよね、ととある先生(内地の先生)が言ってて、沖縄で
まあ、連日円安とインバウンドの話がよく出てくる。で、ちょっと不思議というか、何度か書いているけれど、なぜ日本人は外国人からお金を貰うという商売を忌避するんだろ?二重価格の是非は別として、おもてなしの精神がとかってちょっと違うよね。安くするのがおもてなしっ
今日は沖縄が本土に復帰した日。そしてその約6年後に私は初めて沖縄という地に足を踏み入れた(家族旅行)。まだまだ沖縄の観光インフラなんて整っていなかった時代。よくあんな時にうちの親は沖縄旅行なんて企んだもんだと感心するよ。そしてさらにその約10年後にはいよい
昨日は卵巣遺残(取り残し)がなぜ見つからない、見つけられないということが起こるのかということを書きました。で、今日は以前にも書いたけれど、なぜあんな謎の手術をするのかということを書こうと。謎の手術というのはこれ。避妊手術で卵巣を残し、子宮(の一部)を切除
なぜかどこかで卵巣を残す避妊手術をやっている。本当になぜ?と思うんだけど。で、とある猫ちゃん。避妊手術を受けたらしいけれど、どうも発情を繰り返しているらしい。で、他の病院でお腹を開けたけれど、卵巣を見つけられなかったということで当院に相談に来られました。
新型コロナの感染が落ち着いて色々な問題も出て来た。そのうちの一つが後遺症。日本ではあまり取り上げられていないけれど、Long COVIDなんかで検索すると出てくるかも。で、もう一つ。その国が負担してきた費用。もちろんその全てが無駄ではないし、有意義でもない。無駄も
何かあるごとに日本は〜、海外は〜という人がいるけれど、基本的にその考え方は好きではない。日本は日本だし、海外は海外。それぞれ違っていて当たり前なのだ。でもそんな私でも日本の考え方がちょっと違うんじゃないかと思うことがあって、それがお金と信仰。ちょっと繋が
医療の言葉に急性増悪(ぞうあく)という言葉があります。慢性疾患や治療中の疾患が(時に一時的に)一気に悪化することを言うのですが、それは実はある程度は致し方がないとされています。もちろん起こらないことが一番いいんだけど、どうしてもそれが起こっちゃうことがあ
本日でGWも終了。みなさんはどうお過ごしでしたでしょうか。通院?お出かけ?旅行?当院はGWとは関係なく、暦通りの運転。なので木曜日休診、日祝祭日は午前のみの診療。午前のみの診療って楽だね(笑)まあ、楽しちゃいけない職業だとは思ってはいるけれど、暦通りなので仕
日本全体では大型犬は減ってきているのが現状。大型犬は大型犬の可愛さであったり、楽しさであったりがあるんだけど、どうしても日本の住宅事情などを考えると小型犬という選択肢になっちゃうんだろうね。大型犬の楽しさを知っている身からすれば寂しい限りだけど。で、小型
こんな感じのものが話題になっていたみたいだけど・・・・ まあ、そんなもんだよね。自分の糧にできるかどうかとかって結局本人次第。そして何に対してお金と時間を消費することに価値があるのかもその人次第なんだよね。例えば数年前にとある寿司チェーンが半額セールやっ
動物を飼うっていいよね(笑)こればかりはこのブログを読んでいる人たちのほぼ100%賛同してもらえると思う。迷い込んだ人はわからんけど(笑)で、1匹だけ飼っている人も複数頭飼っている人もいると思います。で、それが小型犬同士とか大型犬同士、猫複数なんてこともある
昨日の記事では健康診断で腎臓癌が見つかった猫ちゃんの話。で、癌となってしまった腎臓の摘出を行うことに。お腹を開けると大きく腫れ上がった腎臓を発見。これを摘出していくことになります。血管なども慎重に見極めながら腎臓を剥離していきます。(この子は肥満だったの
前置き、というわけではないのだけれど、前回、前々回と健康診断は重要だということを書きました。で、中年齢になった猫ちゃんのお話を予告通り書きましょう。健康診断では身体検査として体重も測るし、触診もする。もちろん聴診とかもね。で、血液検査やら尿検査をしてコー
昨日は健康診断は受けた方がいいし、それを継続することが大事と書きました。じゃあどんな検査をすればいいのか、ということも聞かれたりします。血液検査で十分なのか、レントゲンも必要なのか、エコーはどうなのかとかね。もちろん尿検査も大事だったりもするし。さて、何
健康診断はどのくらいのペースでやればいいのか?ということをちょいちょい聞かれます。もちろん一概には言えないけれど、やっぱり最低でも年1ってとこでしょうか。しかもそれはその内容にもよるけどね。犬も猫も1年で人間で言えば5歳分ずつくらい歳をとっていくわけだか
市町村によってばらつきはあるのですが、ボチボチ各市町村から狂犬病の予防接種のお知らせが来始めています。狂犬病に関しては自身の考え方とかは正直どうでもよくて、「法律で決まっている」事柄だということはきちんと認識してもらいたい。何度も書いているけれどね。反ワ
昨日の記事で(おそらく咬傷が原因の)皮下膿瘍の地域猫ちゃんのことを書きました。この子は検査でFIV(猫エイズウィルス)陽性でした。とは言ってもこの検査は抗体検査なので感染の有無は実はわからなんけどね。とは言ってもおそらくは感染しているとは思うんだけど。で、昨
地域猫が結構運ばれてくる、ということは散々記事にしてきました。それだけ見守ってくれている人たちが多いということだと思う。それが特定の人たちだけじゃなく、もっと大きな輪になって広がってくれればと思う。さて、顔がバンバンに腫れているということで急遽保護、そし
昨日は犬のフィラリア症のお話。じゃあ「猫は?」となるのだけれど、猫も感染します。滅多にないけど。でもこの「滅多にない」というのが実は厄介なのです。新型コロナでもそうだったけれど、通常感染が常態化しない感染症に罹ると重症化するというのは新型コロナの初期の状
昨日はデング熱の話。蚊は本当に色々な感染症を媒介します。デング熱だけじゃなくて日本脳炎もそうだし、マラリアもそう。そしてフィラリアもそうだよね。ということで内地ではそろそろフィラリア検査と予防薬の開始時期になってきていると思います。昨日も書いたけれど、沖
とあるニュースより世界保健機関(WHO)の米州事務局、汎米保健機構(PAHO)は28日、今年に入りデング熱の感染者が南米南部を中心に350万人を超え、前年同期の約3倍に達したと発表した。 感染による死者も1000人を突破しており、同機構は「懸念すべき事態
昨日(一昨日)は(おそらく)レッグペルテスを見逃されていたであろう子のレントゲン写真を紹介しました。これは遺伝性疾患でもあるので、予防とかそんなのはできなくて、早期に発見して医学的に介入してあげるのが実際のところ。結構生後数ヶ月で一度跛行して、その後跛行
本当は今日は昨日の記事の続きでレッグペルテスの手術の話のつもりでしたが・・・今朝、沖縄に津波警報が出てしまいました。病院で準備をしているとけたたましく携帯が鳴ったりして・・・で、何本かの電話。「今日診察予定なんですが」「今日やってますか」というような問い
歳を取ったら色々な病気が出てくるのは想像に難くないと思う。でも一方で若いうちに出てしまう疾患というのもあって、それを早く見つけてあげるということも大事。とあるわんちゃん。実は夜間救急で来院したのだけれど、触診でこの子の左後肢は明らかに筋肉が少ない。何らか
今日から4月。新年度の始まりです。そして新人獣医師、新人愛玩動物看護師(国家資格)が新たに病院に加わった病院もあると思います。当院は・・・・今年も新人はいません・・・誰かキテくんないかなぁ・・・・実習やなんかで学生さんと話をすると高度医療とか、専門医とかそ
今年のセンバツはなんかいつの間にか始まって、いつの間にか終わった気がする。(健大高崎が優勝しました)私のアンテナが反応しなかっただけかもしれないけど。でも注目の選手に乏しかった、というのも一つの理由かもしれないし、大谷一色(それはそれでどうなんだとも思う
昨日は地域猫の喧嘩による皮下膿瘍の記事を書きました。同じ種族同士、しかも厳しい環境に住んでいるのだから争いはやめてくれよと願っているのですが・・・とは言っってもヌクヌクとした環境にいても喧嘩はする・・・・とある朝、出勤してみると明らかに喧嘩した痕跡。毛が
まあ、続々と地域猫が運ばれてきます・・・やっぱりお外の環境は過酷だし、喧嘩もするし。同族同士仲良くやってくれればいいのにね・・・・首が腫れているということで運び込まれた猫ちゃん。噛み跡もあり、明らかな皮下膿瘍も出てきました。猫の爪、歯にいる菌は相当キツイ
何やら紅麹入りのサプリで腎障害が出ているとのこと。その物質の経路がわからないところが何だんだろうと思うよね。しかもそれが同じロットまではわかっているけれど、どのくらいの量をどのくらいの期間摂取すれば腎障害が出るのか、今の所簡単にだけど報道を見る限りはわか
このブログでは何度となく色の薄い猫の皮膚の病変は怪しいと思ってかかった方がいいという状況を書いてきました。中にはもちろん問題ない子もいるけれど、そうじゃない時が大変なのです。そう、特に地域猫、保護猫、元保護猫の扁平上皮癌の多さは尋常じゃないわけです。でも
救急をやっているとその症状とは別の疾患が見つかることがある。飼い主さんからの申告の場合もあるし、偶発的(検査を進めている中で)に見つかることもある。今回の子は他の病院で膀胱に腫瘍があるかもと伝えられていたワンちゃん。まあ、それでもまずはその救急で来た症状
どちらかと言えば好きではない決まり 〜年配の飼い主さんと猫の抜歯〜
年配の方の動物飼育の是非なんかが時々見られるし、どちらかといえば否定的な意見が多い。理由はもちろん真っ当な正論ではあるのだけれど、やっぱり限られた人しか動物を飼えないというのはどうしても個人的にはしっくりこないというか、寂しい世の中だなぁなんて思っちゃう
最近(とは言えないけれど)、私の考え方、精神構造はおかしいのか?なんて悩んでしまう。ライフワークバランスという考え方、働き方改革で動物病院業界もかなり様変わりしたように思える。確かにライフワークバランスは大事だと思うけれど、この業界って今の流れはとにかく
行政って一括りにするのはいけないことだとはわかっているけれど、やっぱり行政って冷たいというかなんというか・・・・とある保護活動をしている方がたまたま高速道路に迷い込んだ猫を見かけたらしい。で、当院に来る途中だったからまずは当院に来て、その後捕獲機を持って
人間医療と動物医療の違いはたくさんあるけれど、そのうちの一つが医療に対する認識だと思う。つまり、人は治療してもらっている、治さなきゃいけない、治したいという病気や怪我に対して医療という認識があるわけで、一方動物はそんなことは一切思っていないわけです。人の
一昨日のリンパ腫の子は抗がん剤を使わなかった。そしてしばらくして亡くなった。抗がん剤の負のイメージは未だ根強いんだよね、日本って。で、昨日の記事の子は抗がん剤治療をスタートした。その効果は?治療を始めて呼吸が楽になり、レントゲン検査でも心臓の前の部分の白
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猫を外に出してはいけない。何度も言い続けていること。無論、こんなブログで言い続けていてもなくなりはしないけれど、でも発信し続けなくてはいけないのも事実。理由は簡単。「危険」その一言に尽きるのです。ストレス?確かに慣れるまではストレスもあるだろう。でもその
今日は(も?)ちょっと昭和のおっさんらしい記事。今年は暑い!ということなので、そして混雑時には外で待たれる飼い主さんも多いということで外にもウォータークーラーを設置しています。前から考えていたんだけど、今年はちょっと流石に混雑時には外で待ってもらうのはか
昨日はちょっと厳しめのことを書いちゃったけれど・・・ 昨日の記事はこちら→手を・・・・・でもそんな例もあると言うことは知ってもらいたいなとも思うわけです。そしてそんな一例。とあるワンちゃん。嘔吐するようになったということで来院。血液検査では腎臓の数値がか
飼い主さんに治療の決定権はある。それは紛れもない事実。でも・・・と思うことが実はある。それはその選択は「無治療・無ケア」じゃないのかなと思う時。思う時、というのは実際にこうしたい、ああしたいということをこちらが聞き取る、確認することができず、そのまま受診
昨日は高校野球の沖縄予選の決勝。興南が勝ちました。なんかカタカナ、アルファベットの学校が躍進する中、伝統校の優勝。ある意味群雄割拠でいいことなのかなと。そしてもう少ししたら夏の甲子園が開幕。楽しみが増えるこの時期ですが、今年はもちろんオリンピックもあって
世の中的には猛暑、ということになっている。いるんだけど、多分私の体がおかしいのかもしれないけれど、殺人的な暑さ、という表現には違和感を覚えるくらい、そんなに暑いか〜〜〜〜〜〜〜?というのが私個人の感想(笑)エアコンの効いている病院内にいると体が冷えて冷え
このめちゃくちゃ暑い(らしい)今の時期に結構子猫の保護症例が続いています。よくこんな天候の中、無事に保護されてきてくれたな、という子もいれば、残念ながらその後の治療にもかかわらず亡くなってしまう子までさまざま。そんな中、兄弟で保護されて、片割れが結構な皮
我が国でトップと呼ばれる連中って本当にバカなの????ニュースより全国35カ所の国立公園に高級リゾートホテル誘致、岸田総理が表明へ地方を訪れる外国人観光客を増やすため、政府は2031年までに全国に35カ所ある全ての国立公園で、高級リゾートホテルを誘致する事業を実
以前にも書いたのですが・・・・このブログを見てコメントを送ってくださるのは嬉しいことではあります。その中で診療相談のようなコメントもあります。私でわかる範囲であればお答えするのですが、とにかく情報量が少ない。一番多いのは基準値を外れた項目だけを書いてきて
まあ、いつも書いていることだけれど、きちんとした検査、診断、そして治療というのが基本。なので基本を守りつつ、ということになるのは当たり前。もちろん緊急の時は検査はすっ飛ばして、治療に入らないといけないこともあるけどね。その検査で絶望的になることももちろん
猫は完全室内飼いで!と何度も何度も何度も書くのは外に行く子、そして地域猫の過酷さを知っているから。そんな治療を数えきれないくらいやってきたから言うんだよね。どうしても地域猫としてしか生きられない猫もたくさんいるし、そんな治療がなくなる日が来るとは思わない
昨日の記事で通常の去勢手術であっても、手技のミスによって取り残された、もしくはこぼしてしまった精巣細胞が10年の時を経て腫瘍化するという話を書きました。なので手技的には開放式、閉鎖式どちらでもいいことになってはいるのだけれど、そういったミスを限りなく減らす
先日、6月30日の日曜日は臨時休診でした。その理由が毎年、九州地区日本小動物獣医学会卒後研修会なるものがあるのだけれど、今年は沖縄県の獣医師会が主催となって開催されたので、それに駆り出され(笑)、出席していた次第です。九州、沖縄の各県で持ち回りなので、次は
ちょっとだけ昨日の続き。昨日のような話を他の病院の(院長)先生なんかと話すんだけど、「それは無理だよ〜〜〜」と言われる(笑)そりゃそうだ、今の時代ね。まあ諦めてはいるけれど、もしかしたらという一縷の望みは無くはない(笑)そんな会話の中で言われるのが、ワク
一時期、ヒマだな〜〜〜なんて思っていた時期があったのですが、ここ最近はまたもやバタバタしております・・・・それはそれでいいのですが、どうしても獣医師一人で診療していると時間のかかる子の診察もあり、時にはかなりの時間お待たせしてしまうことも少なくありません
今年もマンゴーの季節がやってまいりました(喜)ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.検索アイコンから「風の動物病院のブログ」を検索3.「フォローする」をタップで通知が受け取れるようになります。お手数ですがよろしくお願いし
初夏は膵炎の患者さんが増える、という印象の当院です。本当にそうなのかどうかというデータがあるのかどうかはわからないけれど、実際に多い印象はある。なので「初夏」というのは急性膵炎のリスク因子になってもおかしくないなぁなんて思っちゃう。そしてちょっと前の記事
随分前にこの6月、7月という気温が上がり始める、初夏の頃に急性膵炎が多いというのを書いた覚えがあります。いつの記事かはわかりませんが(笑)。でもそれはやっぱり今でもそんな感じがするのだけれど、でもそれが本当に急性膵炎かどうかという見極めは実は難しかったり
みなさんはTNRという活動をご存じだと思います。T:Trap(捕獲)N:Nueter(不妊手術)R:Return(元の場所に戻す)これらのことを行い、過剰な繁殖を抑えることで野良猫、地域猫を増やさないようにというのが名目になっているけれど、それって本当の目的なのかなと個人的に
「世間一般で思われているほど、お気楽な手術ではありません」これは私が当院で避妊手術、去勢手術を行う際に飼い主さんに必ず言う言葉です。なぜそんなことを言うかというと、それが事実だからと思っているからなんですよね。責任逃れとか、言い訳とかじゃなく、実際に、特
昨日の記事で写真を出しちゃったからそのまま使おう(笑)この子のは地域猫。足の傷が治らないということでボランティアさんが連れてきてくれたんだけど、治らないには治らない理由があって、この子もおそらくはという理由はあるわけです。が、地域猫という状況ではなかなか
昨日の話にはまだ続きがあって・・・・「膿や体液が邪魔をして細胞が採れなかったので分からない」でした。 こういうことは実はよくあることなのでいいのですが・・・・・ 中略皮下膿瘍の可能性についてもお話したところ「半年も皮下膿瘍が治らない事は無いし、ま
獣医療も時代と共に多くのことが変わってきたし、それを飼い主さんも知りたい、知るようにもなってきた。大昔みたいに獣医師のいうことに全てハイハイというわけにはいかない時代です。でもそれは一方で動物たちときちんと向き合う飼い主さんが増えてきた証でもあるわけです
カラコルムハイウェイ大好きな場所ともう一つの大好きな場所を結ぶ道。標高5000mを超える場所も通過しながら、そして強い日差し、乾燥と過酷な環境でありながらその絶景と二つの好きな場所を結んでくれる長い長いバスの移動。病院のHPはこちらhttp://www.adachi-vet.com/
さて、昨日は迷ったら検査はする方がいいけれど、治療は迷ったらどうするかと。そこはその時の状況で判断するしかない訳ですが、そこで診断的治療というのもをどう考えるかというのは医師の間でもちょっと意見が分かれていそうというのが昨日の話。さてその診断的治療を安易
医療の世界には色々な格言があって、今日はそのうちの一つを紹介。明日の記事の前置きとして読んでください。さて、このブログでは獣医療に関しては検査が大事ということは何度も書いてきました。検査に基づき、疾患を特定して、その疾患に対する治療を行うということが医療
人間ってどうしても自身の成功体験に固執してしまうことがある。それはそれで仕方のないことでもあるし、成功体験の積み重ねも大事だったりもすることが多いからね。でもやっちゃいけないこともある。とある救急でのお話。ぐったりした猫を保護したとのことで来院。持ってい
先日こんなコメントをいただきました。よくみれば10年間も書き続けておられるではないですか~。継続は力なりという言葉があてはまるかわかりませんが、いずれにせよ素晴らしいことと思います。10年間の投稿おめでとうございます。約12年ですね。投稿数は3040。この記事
今までも書いているけれど、猫って腫瘍が少ない。少ないが故に腫瘍が出た時にはど悪性のことが多いというのが一つ特徴。逆に犬は腫瘍が多いけれど、良性もそれなりに多いわけです。その見極めが一つ大事にはなってくるし、良性であっても切除が必要なことが多いのは犬も猫も
多くの頃には一長一短があって、それは日常生活でもそうだし、獣医療でももちろんそう。ある一定割合で来院する「誤食」。それをどうするかというのはそれぞれで違う。もちろん毒性のあるものでももちろん違うんだけど、多くの犬や猫が食べてはいけないものはまずは吐かせる
まあ、物価高が止まらない。薬もそうだし、検査試薬もそう。その他も色々コストの上昇が病院にも及んでしまっているわけです。もちろん今までのデフレが異常だったことを鑑みると多少の物価高は致し方がない。というよりもある程度はありとあらゆるものは価格上昇が望ましい
なんかここのところ尿路系のトラブルが続いています。尿路系と言えば「冬」というイメージがあるのかも知れないけれど、そんな定説はこの数年で完全に崩れ去っているように思えます。そしてこの夏はめちゃくちゃ尿路系のトラブルが多い。軽度のものから重度、時には重症の子
最近、無麻酔のスケーリングなるものを売りにしているサロンなんかがあって、問題視されているらしい。その根底には「麻酔は危ない」というある意味正しく、ある意味間違った認識があるというのも原因かなとともう。じゃあ無麻酔は本当に安全かと言われれば、それもある意味
昨日に続き、夏のお話し。夏に限ったことではないけれど、沖縄の紫外線はかなり強烈。私は好きなんだけどね(汗)でも多くの生き物にとっては必要かつ危険もある紫外線。何度か書いているけれど、沖縄の地域猫、そして色の薄い地域猫ちゃんにとっては厄介なのが紫外線なので
夏真っ盛りです。世間的には熱中症注意報やらなんやら出ておりますが、個人的には快適な日々なのです(笑)。が、世間ではそうではないということは動物たちにとってもそうではないんだろうなと想像して日々診療しているわけです。そして確かに食が落ちているという子もそれ
病院の前にいた。更新しないとなぁ、書かないとなぁと思いつつ、なかなか書けない日々・・・・・
色々考えることはあるけれど、明日の梅雨明けを楽しみにしておこうか・・・好き勝手書いているように見えると思うけれど、書けないことも数知れず(笑)
杓子定規という言葉があって、ネットで検索してみると「何でも一つの規則・標準で律しようとする、融通のきかないやり方・態度。」とある。これは結構医療の世界でもあって、その子の状況に応じてとか関係なく、この疾患ならこれ、なんてことが多く見られるわけです。病気や
ちょ〜〜〜っとバタバタしておりました。とある緊急疾患が立て続いたこの1週間でした。実は先日とある勉強会に参加していたのですが、そこで久しぶりの先生方と食事(という名の飲み会笑)でとある緊急疾患が話題にのぼりました。まあ、その緊急疾患は私はなぜかよく遭遇す
もう少しだけ、今週は色々な思いを書きます。同じ業界の話はいろいろと入ってくるもので、それは病院だけじゃなくて大学とか専門学校のことも少しは話が入ってくる。数年前にネット上で貧乏人は動物を飼うな!という話題が注目されました。言葉は悪いけれど、一部当たってい