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風の動物病院のブログ http://blog.livedoor.jp/mirco_vet/

沖縄県豊見城市の動物病院です。日々の診療、獣医師として、一人の人間としての情報を発信していきます。

沖縄県豊見城市の動物病院です。地域密着型のジェネラリストを目指し日々精進しておりますが、遠方から来院されるかたも大勢いらっしゃいます。高度医療機器に頼るのではなく、病気だけを見るのではなく、病人を診るという人間医療の格言を動物医療でも実践すべく、動物達はもちろんのこと、飼い主さんにもやさしい医療を目指しています。

風の動物病院
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住所
豊見城市
出身
城陽市
ブログ村参加

2013/07/19

1件〜100件

  • まだまだ

    何だか自分の老いを感じる時って、自身の肉体的な衰えだけと思ってたんだよね。昔に比べたら体力はないし、体力の回復は遅いし、睡眠時間は伸びるし、お酒は弱くなるしね(笑)。ただ、これだけ子供の頃に活躍していた人たちの訃報が続くと、もうそんな歳なんだなと。自分た

  • 出ていないのはどちら???? 〜便秘?尿閉?と触診と〜

    おしっこが出ていない!ということで来院する方は一定数いる。便が出ていない!ということで来院される方も一定数いる。もちろんどちらもよろしくないことではあるけれど。尿が出ていないと24〜48時間以内で死亡することは事実。便はその状況にもよるかな。さて、この両者、

  • 重症度の基準 〜あるようで無い、子宮蓄膿症の基準〜

    重症度っていう言葉がコロナ禍でよく使われるようになったけれど、重症度ってどう決めるのか。まあ、一般的にはその患者の状態で決めるしかないのだけれど、検査結果と状態って必ずしも一致しないこともしばしばだよね。その動物の体力や免疫力とか、まだ解明されていない病

  • お下品

    民主主義って基本多数決の理論になっちゃう。でも一部の人たちは数の暴挙などという。そして自分達が多数決で負けると少数派の意見を聞かない、民主主義の敗北などという。そして自分達が多数決で勝つと民主主義の勝利という。そんな人たちが支持されるかと言えば・・・・と

  • それ本当に血尿ですか? その3 〜脾臓腫瘍とその正体〜

    さて、さらに続き。血尿という主訴から実はお腹の中に腫瘍が見つかったというお話。そしていよいよ手術。開腹すると・・・・・・・脾臓がかなりボコボコ。この時点でヤバいなと思うわけです。しかも脾臓の血管についている脂肪の色もおかしいし、汚い。一部は破裂というか、

  • それ本当に血尿ですか? その2 〜毛細血管と破砕赤血球〜

    さて、昨日の続きです。血尿という主訴で来られても、実は血尿ではないということがありうるというお話を昨日は書きました。血尿ではなく、血色素尿だったというお話でしたね。そして血色素尿は溶血の結果、ヘモグロビンだけが腎臓を通過して、血尿のように見えるという状態

  • それ、本当に血尿ですか? その1 〜出血と溶血〜

    飼い主さんが言ってくる主訴の一つに「血尿」というのがあります。が、それは本当に血尿なのかというのが一つ問題になってくる。腎臓、尿管、膀胱、尿管のいずれかで出血した場合は「血尿」として出てくる。腎臓は赤血球を通さないので、腎臓以降で出血した場合のみ血尿とな

  • 便利に流されちゃダメ 〜検査と心疾患〜

    獣医領でも続々と新たな検査というのができるようになってきています。それまでわかりにくかった疾患がわかったり、予後判定に役だったり。それは確かに事実なのです。でもちょっと最近、思うのがその検査に頼り切ってしまって、きちんと診断を行われていないことがあると感

  • 救い

    インドネシア途上国を歩き回って写真を撮るというのが以前にやっていたある種のライフワーク。でも実はそこまでガツガツ歩かないで、こうやって地元のコーヒー屋やチャイ屋さんでゆっくり時間を過ごすなんてことをやっていないと心身ともに持たない。というか、海外に行って

  • カオス

    いつもいつも色々な方に差し入れいただき、本当にありがたいことです。全然ブログでは紹介できていませんが・・・・先日かなり立派な島バナナをいただきました。自宅の庭で果物育てている(?)方も少なくなくて、色々な果物をいただいて、美味しくいただいている次第です(

  • まずは標準治療から 〜皮膚炎とセカンドオピニオン〜

    どんな病気でも治療にうまく反応しない子はいる。皮膚炎もそのうちの一つ。アレルギーだったり、アトピーだったり、食物アレルギーであったり。その背景に色々なものが隠れていたり、そもそもがアレルギー関連ではなかったり。それを確かめていくには時には時間がかかること

  • 適者?????

    生き物の体って本当によくできていて、なぜこんなにうまく機能しているんだろうと思う。でも、やっぱり完璧ではないではあるけどね。適応。進化の過程で適者生存してきた証なのかもしれないけれど、適応したのか、たまたま適応していたのが生き残ったのかは未だ謎の部分が多

  • 何もせず

    なんかね、台風のニュースを見ているとオオカミ少年を思い起こさせる気がするんだよね。「今までに経験がない」とかさ。沖縄に3連続で接近した台風だけれど、本島は肩透かし。でも確かに八重山とか、大東とか、今回は九州とか大変だったかもしれない。でもさ、台風のたびに

  • 成れの果て・・・ その3 〜繰り返しの膀胱炎 補足編〜

    ちょっとだけ昨日の記事の補足。昨日の子は最終的には安楽死という手段を取りました。中には他に手段はなかったのか、と思われた方もいると思います。尿路系のトラブルは即命に関わること、QOLの維持すらも難しいことも少なくないのが現実なのです。膀胱のほとんどが壊死して

  • 成れの果て・・・ その2 〜繰り返しの膀胱炎 手術編〜

    昨日の記事の続き。膀胱破裂が判明し、緊急手術で開腹することに。お腹を開けてみると・・・・やはり破裂。この写真じゃ分かりにくいかな?この部分が縦に裂けているのがわかると思います。昨日の記事にも書いたけれど、膀胱はそもそも膨らむのが仕事と言ってもいいくらい。

  • 成れの果て・・・ その1 〜繰り返しの膀胱炎〜

    膀胱はみなさんもご存知の通り、尿を溜めておく場所。なので伸縮性があって、尿がないときは縮んでいるし、尿が溜まるときには膨張する。風船と同じと思ってもらっていいと思います。その構造を形成しているの細胞の形態。移行上皮という細胞から作られているのがその特徴と

  • 事故、肛門管破裂、皮膚脱落、そして直腸ストーマ

    さて、昨日の猫ちゃん。肛門管破裂で便が皮下に撒き散らかされて、皮膚が壊死、脱落しました。おそらく交通事故かなんか。で、もちろん感染による脱落なのでいつも通り、皮膚の管理をしてある程度皮膚を再建したところで手術、という予定でした。が・・・・あまりにも順調に

  • 内臓破裂とその場所

    みなさんは内臓破裂と聞いてどこの破裂と思い浮かべますか?もちろん人それぞれですし、格闘技好きとしては肝臓あたりかな・・・・そして動物でももちろん内臓破裂はあるわけです。その原因は様々。腫瘍の時もあれば、事故などで強い衝撃を受けた時もそう。なので原因によっ

  • 尻尾

    いつもと違う時間にこっそりアップ(笑)まあ、内容は笑ごっちゃないけどね。昨日、沖縄では県知事選(宜野湾市長選もだけど)が行われましたね。個人的に結果は・・・あ〜あ、やっぱりそうかぁという感じ。選挙前に書くと法律に抵触する可能性もあるからちょっと遅らせて。

  • 発熱、そして黄疸

    黄疸というと多くの人は肝臓疾患を頭に思い浮かべるのかもしれない。もちろんそれはそれで間違ってはいないのだけれど、黄疸の原因は大きく3つに分かれることになっています。一つは溶血性黄疸。赤血球が壊れることで起こる黄疸。IMHA(免疫介在性溶血性貧血)やバベシアや

  • 矛盾との戦い 〜慢性腎臓病と癌性胸水〜

    動物たちが長生きすることも増えてきた。その要因はたくさんあるだろうけれど、食事の改善、飼い主さんの意識の向上、獣医療の向上などなど。もちろんそれも完璧なんてものはなく、さまざまな病気と戦う子も多いわけです。いや、逆に長生きするようになったからこその病気も

  • 小さな体と大きな誤食

    最近の誤食は大物(?)が多い気がする。内視鏡でしか取れないくらいのものだったり。わんちゃんたち、どうしたの?ってくらい。もちろんお決まりのものも多いけどね。さて、とあるわんちゃん。電話でプラムの種を食べたと連絡。プラムの種ってどんくらいの大きさ?なんてこ

  • 厄介な腫瘍? 〜尾の腫瘍〜

    腫瘍と言っても色々な腫瘍があることはみなさんご存知だと思います。そしてそれを犬種(猫種)、雌雄、場所、なんかである程度当たりをつけながら診療をするわけですが、あくまでもそれは傾向の一つだったりするわけです。口の中ならかなり悪いことが多いし、体表なら色々。

  • 破壊、創造、そして保全

    前にも書いたけれど、最近の台風はすぐには過ぎ去ってくれない。台風一過なんてそんな言葉あったのか?くらい影響が残る。多くを破壊する台風だけれど、でも大きな目で見れば台風の存在自体が必要だったりもするんだよね、きっと。自然は破壊と創造の繰り返し。そしてそれが

  • 破壊

    台風のたびにやらないといけないことがあるのはおそらくみんなそうだよね。まあ、ある意味沖縄の宿命というか、どうにもならないこと。しっかりと対策をしてしっかり(?)とした台風が来ればまだしも、肩透かし、ということも(汗)。もちろん肩透かしのような台風であって

  • 判断の違い 〜断脚か否か〜

    さて、昨日のこの事も含めて少しおさらい。この子を連れてきた(結構怪我の子を連れてこられる汗)方は今回も皮膚が治ったことも含めて少しお話をしました(というか結構話はよくするんだけどね)。そこで聞かれたのはなんで前の病院では断脚って判断をしたのか?ということ

  • 断脚?それとも・・・・ 〜ボンネットからの救出〜

    何度も書いているけれど、創傷の治癒というのはとにかく感染制御ということに尽きるわけです。きちんと「治る環境」を整えてあげれば創傷というのはある程度のレベルなら治ると個人的には思っています。これも何度も書くのですが、湿潤状態に保つことが大事なのではなく、感

  • おかしい・・・・?

    久しぶりのガッツリ台風でございます・・・・UターンどころかVターンしそうな感じですが。パキスタン。ボートで湖を渡って目的地へ。でも元々はここは湖ではなく、村。この2年前くらいに大雨で山が崩れ、川が堰き止められ、多くの村が湖の底に沈んだ。目的地へは元々バスで行

  • さて、どっち? 〜夏の病気、冬の病気〜

    今年の夏は暑かったんだろうなぁと人ごとのように思ってます(笑)。夏に多い病気って言われて何を思い浮かべますか?熱中症?確かに当たってます。もちろん人間でも獣医療でも。その他にも色々あると思うけれど、医療関係者と話をしていると実は結構心筋梗塞や脳卒中が多い

  • 健康自慢とは? 〜僧帽弁閉鎖不全症と症状と〜

    健康であること、健康であり続けることは確かに大切だし、いいことであるのは間違いない。でもどこで健康かそうではないかは何で決めるのかというのは結構難しいよね。病院でしかその判断ができないというのは医療者側の傲慢さだし、かといって個人の判断が必ずしも正しいわ

  • 麻痺 〜奪うということ〜

    エチオピア何やら予期しないことが起こるのが旅の楽しみ。もちろん何も起こらないこともあるけどね。この時はなぜか見知らぬ人の結婚式に招待された(笑)。そして異国の人間(私)がなぜかかなりのおもてなしを受けるという(笑)まあ、そんなことが一度二度ではないのが楽

  • 大きな力 〜釣り針と人間〜

    動物の運命って周りの人間によって大きく変わるんだよね、実際。病気を早期に発見できるかとか、治療をどれだけ早く行えるかとか、きちんと継続して治療を受けさせてあげられるかとかね。言い方は悪いけれど、本当に人間次第ということは紛れもない事実。そしてそれが地域猫

  • 乖離その2 〜口唇メラノーマと次の手〜

    先日も書きましたが、どうしても我々獣医師と飼い主さんには「乖離」が生じてしまうことがあります。 先日の記事はコチラ→乖離、そして最善の策 〜猫の口内炎と歯科処置〜時にそれは仕方がなく、別の方法を提案したりということになるのはある意味必然であったりします。

  • 乖離、そして最善の策 〜猫の口内炎と歯科処置〜

    人間の医療も獣医療も時に飼い主さん(患者さん)と医療側に意識の乖離が生じる。当たり前だよね。我々にとっては当たり前のことも一般の人からしたら当たり前じゃないことなんてザラにある。まあ、手術ひとつとってもそうだよね。我々からしたら日常的にある手術でも飼い主

  • 一進一退 〜猫の口内炎と全抜歯〜

    今も昔も厄介なのが猫の口内炎。もちろん色々な治療方法が提案され、でももちろん全ての子に適応するわけでもなく。そもそもが原因が多岐に渡るから唯一の治療法なんてないのは当たり前ではあるんだけど。それでも唯一根治が望めるものとしては全抜歯しかないとは言われてい

  • 不憫

    夏の甲子園も今日で終了。次々と強豪が破れる中、仙台育英の優勝となりました。まあ、全く興味がない人もいますけどね(笑)そんなこと関係なく書くのはいつものこと。ただね、思うのはそこに僻み、妬み、嫉みが少なからず存在すると感じること。何かにつけて高校野球だけは

  • スカスカ

    ちょっと影響というか、色々と出てきたので久しぶりにコロナネタ。かなり数は多くなっているし、私の周りでも陽性が出た人は確実に増えている。沖縄の陽性者の延べ人数が40万人を超えてるし、それは3人に一人は陽性になってるってことだよね。まあ、一人で2度3度と感染し

  • もはや見られない

    沖縄写真はスク。初夏になると現れていた、当たり前の光景だったわけです。が、それも過去形。ちょっと前の新聞にこのスクが壊滅的に採れないということが載ってた。でもおそらくそれはもう20年前には始まっていたと思う。その頃には本当にスクなんて当たり前にいるわけじゃ

  • 一つ、とは限らないかも????

    ヒモの誤食が怖いということはこのブログを長く(?)読んでくださっている方はご存知だと思います。そして引っ張ったりと力を加えちゃダメってことも。ただ、唯一例外があるとしたら誤食してすぐならやはり吐かせるというのは必要な処置であるわけです。消化管が手繰り寄せ

  • 真逆

    今日は終戦記念日。この時期になると一部騒ぐ連中がいる。そう、靖国参拝について、とかね。A級戦犯も祀られているから戦争賛美につながるということをいう人たちがいるけれど、そんなわけなかろうと思うわけです。それ以外の多くの日本人、言い方は悪いけれど当時の軍部に洗

  • 食べてるから大丈夫・・・・? その2 〜肝臓腫瘍の摘出〜

    昨日の記事の続き。多くの腫瘍は手術適応なことが多い。当たり前だけど手術する側としては早期のできるだけ大きくならないうちに手術をする方が楽。動物側としても体の負担は小さいし、根治の可能性も早い方が高いわけです。大きくなって転移したら元も子もないしね。実は昨

  • 食べてるから大丈夫・・・・? その1 〜体重減少と肝臓腫瘍〜

    一時期テレビではよくこんな症状があれば病気かも?なんて不安を煽りまくる番組が乱立していたし、実際書店なんかに行ってもそんな本が出ていたりする。でも不安を煽るというよりもやっぱり気をつけたほうがいい症状なんていうのはたくさんあるし、だからと言ってそれが必ず

  • 震え

    先日の記事で(変な方の)宗教のことを書きました。 記事はコチラ→慈悲の心そのコメントでまぁでもこの騒動で一番笑ったのは、「宗教の話を言われたら、自分は筋肉を信仰してます!あなたもどうですか!とすすめましょう」というネタでした。良い筋肉を育てるためには、十

  • 外れ・・・ない!? 

    動物用のグッズって本当に色々出ていて、もはや我々獣医師よりも飼い主さんの方が詳しかったりする(汗)で、グッズと言っても動物のためだったり、人間のためだったり、それぞれが一緒に生活するのに便利だったりとその目的は様々。有効活用するのはいいことだと思うけどね

  • 出すもの、出さないもの

    さて、ちょっと昨日の補足。 堕胎予定だったけど、せっかくの産まれてきた命。幸せになってもらいたい。こういった事例は実は少なくないけれど、問題はその後なんだよね。どれだけ世話ができるか、行き先は見つけられるのか。我々や普段、保護活動している人たちはそのこと

  • 線引き

    この仕事をしていると、どこかで決断の線引きをしなくてはいけないことがあるのです。手術をするのかしないのか。どちらの薬を使うのか。さらに言えば積極的治療を行うのか緩和療法を行うのか。緩和療法を続けるのか、安楽死を行うのか。もちろん我々の独断ではなく、飼い主

  • 慈悲の心

    インドネシア ボロブドゥール世界三大仏教寺院の一つ。某宗教団体が問題になっているけど、今更感もあるけど、この問題ってこの団体だけじゃなくてずっと続いているよね。色々旅をしているともちろん宗教なんて当たり前に触れるわけだけど、一つ思うのは信仰心が強いことと

  • 診察前からわかること 〜大型犬と股関節形成不全〜

    破行、いわゆるびっこ。足が痛そうということで来院する方も少なくない。で、その検査はというと確かにレントゲンが有効だったりもするんだけど、その前に、ということは実はたくさんあって、その痛そうな歩き方でなんとなく察しがつくことも。歩き方、そして座り方が結構大

  • とうとう

    ほらね、中国がやり始めた。というかやってしまったという方が正確なのかもしれない。そんな国とどうやって仲良くやっていく?武器を捨てれば仲良くやっていけると思う?中国やロシアの脅威ってそんな単純なものじゃない。何かにつけて中国を刺激すべきじゃないというのは武

  • 時間の強制

    確かちょっと前にコーヒーをすぐに飲み干してしまう、なんて記事を書いた気がする。それだけ自分の中に時間的な余裕を持てていないなぁなんて思ったり。でもそれで何かが変わったかというと実はあまり変わらない。時間の余裕というよりも心の余裕だね。実際にある時間を余裕

  • 捨てる、諦めるという最後

    時々話題に上るのが年配の方のペット飼育。問題点は二つあると思うんだよね。一つはよく言われているように、自分の寿命(まあそれも失礼な話だけど)と動物の寿命とという話。確かにそうなんだけど、でも自分も長生きするかもしれないし、どんどん色々なことを失っていくの

  • 吐くけど吐かない 〜小さな体とウレタンマスク〜

    このブログではある程度お馴染みになってしまった誤食。多くは催吐処置をするわけだけれど、現在、当院ではアポモルヒネという薬剤を使っています。以前はトラネキサム酸を使っていたんだけど、投与量(ml)がかなり多くなるのと、ちょいちょい痙攣の副作用を聞くようになっ

  • うちの子だから 〜口腔内の・・・・〜

    みなさんもお分かりのとおり、腫瘍は体のどこにでもできる可能性があるわけです。そしてそれをいかに早く見つけるかというのは本当に大事。でもそれは簡単に言っているけれど、簡単ではないのも事実。体表腫瘤はまだ飼い主さんが見つけてくれることが多いけれど、それが肝臓

  • 突然の

    雪国で雪が降る、積もるのは当たり前。それと同じように沖縄に台風が来るのは当たり前。と思っていませんか?私は思ってました。通常・・・あ、台風が発生した。進路は?沖縄に近づいてきているなぁ・・・今が再接近か通り過ぎたかなうん、過ぎ去った!という流れ。台風が来

  • 慢性腎臓病の治療薬について書いてみた

    さて、昨日はちょっと混乱している慢性腎臓病の診断について書きました。 昨日の記事→慢性腎臓病の診断・検査について書いてみたそれはどんな病気でもそうなんですが、たった一つの指標だけで診断はできないということ。必ずどんな病気でも総合的に診断していく、というこ

  • 慢性腎臓病の診断・検査について書いてみた

    色々な質問が来ることもあるのですが、やはり中々過去の記事をしっかりとは読んでもらえない(涙)みたい。まあ、こんな何年も書き続けていたら記事の数も結構多いから仕方がないのかもしれないけどね。ということでちょっと問い合わせが多い、慢性腎臓病(CKD)について個人

  • 予後

    キューバそもそもの始まりはアメリカ資本を追い出そうとしたところから始まったキューバ革命。その中心人物がカストロやゲバラだったりしたわけです。そこからアメリカのキューバ外しが始まった。なんて可愛いもんじゃなくて、いかに消滅させるかとまで考えていた歴史もあっ

  • 熱中症とそのダメージ

    暑い日が続いております。とは言っても私にとってはいい感じ。これが一年中であればいいのになんて思っているわけです。が、明日以降、台風が発生して天気も悪くなりそう。そして当院も・・・・最近、一時期の喧騒状態から脱して落ち着いてきています。待ち時間も以前ほどじ

  • 浄化しよう!

    「生きづらさ」なんてものが多く言われるようになった昨今。まあ、確かにね、と思う部分もあるけれど、昭和の人間にとっても古い価値観を時代遅れと言われ、やれコンプライアンスだの不謹慎だの、多様性だの(多様性は今の方が失われていると思っているけれど、それも昭和の

  • 食べた・・・かも??? 〜猫の誤食とスポンジマット〜

    飼い主さんの「かも」はよくある話。それを確かめていくのも我々の仕事でもある訳です。そのうちの多いものの一つとして誤食があるよね。「食べたかも」というもの。これが金属を含むものであれば簡単にレントゲンで確認できる訳ですが、それ以外はなかなかそうもいかない。

  • 頑張って、頑張って、頑張った末 〜肥満細胞腫と胃での再発〜

    頑張ってくれる子たちはたくさんいる。頑張って、頑張って、その先は・・・・・それも色々な子がいる。頑張って克服してくれる子、頑張りながらなんとか病気と付き合っていける子、そして頑張り虚しく力尽きてしまう子。もちろん我々の力不足というのもあるだろうけれど。肥

  • 未練、魅力

    私は実は教員免許を持っています(笑)そして実は獣医師免許も持っているわけです・・・さて、最近ニュースで更新制だった教員免許の更新制度を廃止するというのがありました。私が教員免許を取った時にはそんなのなかったけれど、そんな制度ができて、そして無くなる。免許

  • 地域猫と全抜歯 〜口腔内環境と生きること〜

    「食べる」というのは生きていく上での大事な行動。当たり前だけれど、食べられなければ生きてはいけないわけです。そこで問題になってくるのが口腔内のトラブル。中でもやっぱり猫ちゃんの重度の口内炎というのはいつまで経っても大きな問題の一つ。もちろん口腔内ケアであ

  • 時には?

    世間は三連休だったのね・・・(汗)それでもGW以来の祝日=午前診療のみというのは実はかなり体力回復に寄与するのです(笑)。さて、先日の記事(ふと思う世界)でいくつものご意見、感想をいただきました。そして思った通り、多くは私の思いと正反対のご意見でした。まあ

  • 健康診断とタイミング 〜貧血、そして脾腫〜

    ここのところ健康診断(ドッグドック・キャットドック)を希望される方が増えています。もちろん理由、目的は病気の早期発見。実際にそれで大きな病気が見つかって克服できたということも少なくない。症状が出てからではということも少なくないのが実情なのです。もちろん検

  • 職業病 〜鹿とトマトと・・・・〜

    時々書く、職業病。何を書いたかもすらあんまり覚えていないけどね(笑)ただ、動物を見ると獣医療の観点から見てしまうことも少なくないのです。一般の人と同じ感覚で見れればいいんだけど、なぜか目についちゃう。なんの話かというと、ニュースで北海道で鹿が民家に紛れ込

  • ふと思う世界

    暑い日が続いております。地域猫たちもダラリと・・・・中にはこういった猫を無くそうという人たちもいるのは重々わかっているし、そういった人たちの考えもわかるので否定はしない。ただ、地域猫たちが全くいなくなった世界はどんな世界なんだろうと思うことがある。以前に

  • 速さではなく早さ 〜子宮蓄膿症と手術〜

    内地の先生と話をすると私の子宮蓄膿症の遭遇率の高さにびっくりされる。まあ、病院が遅くまで空いているというのも一つの理由だとは思うけどね。実際に執刀数はかなり多いと思う(汗)その分、子宮蓄膿症の手術は相当速いらしい。いいんだか、悪いんだか。実はとある来客が

  • ひっぱちゃダメ! 〜ヒモ状異物と過去の写真〜

    ちょっと昨日の補足。ヒモは引っ張っちゃいけないということ自体はご理解いただけたと思います。その理由は?一応二つあって、一つは釣り針の時。カエシがあって、刺さると抜けなくなってしまうということ。これも何度か紹介しました。そしてもう一つ、これが一番のヒモ状異

  • 引っ張らないで! 〜ヒモ状異物と肛門〜

    ヒモ状のものを飲み込んでしまったら・・・・何度かこのブログでも紹介しているけれど、かなり大変なことになる。でもそのヒモが見えていたら????これも何度も書いているけれど、引っ張らないでください!もちろんそんなことを知らない飼い主さんはどうしても引っ張って

  • 該当なし

    今日は選挙投票日。若い人たちは政治に興味がないとかなんとか言ってるけどそれって本当なのか?と思うんだよね。幹事長が誰とか、誰が誰の派閥でとか、どこ出身とか、そんなことには興味はないと思うけどさ。だって結局選挙時に連呼する政策とかって今の若い人の現在と将来

  • ひょんなことから見つかる僧帽弁閉鎖不全症

    沖縄では夜間救急専門病院というのはないということを書いてきました。そしてそれはいまだに変わらず、獣医師会所属の一部の動物病院が当番制で請け負っているというのが現状。なので全ての救急に対応できるわけではありません。可能な限りの対応であったり、時にはとりあえ

  • 共生????????

    以前に個人的に書いたことがあると思うんだけど・・・・一部の親が昆虫や動物に対して子供に変な偏見を植え付けるんだよね。気持ち悪いとか怖いとかさ。それでSDGsとか言ってるから全く自然とか環境とかって理解しないまま、流行り(もう廃れたかも)でそんな言葉とかを使う

  • 思うことあり

    本日は休診日。とは言っても休診日に本当に休診日にならないことが結構多かったのがここ最近。そしてこのところ病院の忙しさも落ち着いてきた。先週までの喧騒がどこにいったんだろ?という感じ。先週までは結構お待たせすることも多かったし・・・・・毎年7月、8月は急に暇

  • 同じ名前であっても 〜猫の肥満細胞種〜

    犬の乳腺腫瘍がどちらかといえば良性が多くて、実際の挙動もやはり良性の挙動だったりする一方、猫の乳腺腫瘍が非常に悪性度が強い、というのは何度も書いてきました。同じ腫瘍であっても動物腫によってその悪性度、挙動は違ったりするわけです。特に猫の腫瘍は悪性度が高い

  • 今シーズンは糸状菌 〜保護猫の傾向〜

    春から今頃までは保護猫の季節。もちろん子猫ね。で、やはりなぜか流行り廃りが遭って、今年はなぜか異常に糸状菌(カビ)が多かった。色々な治療を組み合わせないとうまく落ちてくれないことも多いのが糸状菌。あまり子猫にガッツリ内服を使うのも怖い時もあるし。でも使わ

  • 曖昧な診断基準 〜せっかくの夏を楽しむために〜

    台風一過の青空です。いよいよ本格的に暑くなる季節かなと。それに伴い、やっぱり熱中症は気をつけるべき事柄。 ただ、熱中症って実は診断基準が曖昧。もちろん人間でもね。検査で数値がどうたらというものではなく、ある程度はその状況で判断するわけです。緊急外来で熱中

  • 〜だけで幸運

    相変わらず多い夜間救急の出来事。「外から帰っってきたら・・・・」というもの。顔が腫れてたというもの。まず間違いなく咬傷だよね・・・・腫れている部分を切開すると・・・血膿が噴き出てきた。飼い主さんはドン引き。こんな風になってるってわかんないもんね。でもこれ

  • 実は若い時から・・・ 〜犬の股関節症、そしてレッグペルテス〜

    先日も書いたけれど、とにかく犬の股関節疾患が増えている。とあるデータによると小型犬の8割は生涯のうちで関節症に罹患するというデータもあるくらい。ただ、どんな病気でもそうだけど、見つけようとしないと見つからないということも往々にしてある。そのうちの一つが関

  • その意味は?????

    ご存知の方も多いと思いますが、私自身は紆余曲折を得て獣医師になりました。最初の大学はもちろん獣医療とは関係のない学部。卒業後は就職もして、副業もして、なんてことをしながら退職して(汗)。フリーターをしながら次のことを考えて、選択肢を2つに絞り。一度だけ再

  • 方法論じゃダメ

    昨日のような記事を書くと相談が2通り来ることがある。一つはどうやって治しているのか、という質問。何度も書いているけれど、とにかく治らない因子を取り除く、ということしか言えない。秘密にしているとかそんなんじゃなくて、病気や怪我は一人一人違うわけです。基本的

  • 10%以下で 〜地域猫のけが、皮膚脱落、そして治癒〜

    保護猫、地域猫で運ばれてくる子の怪我の割合ってどんなもんだろう?流石に全てのカルテをひっくり返すわけには行かないのでなんとも言えないけれど、かなり多いことは間違いない。そして多くはかなり重症化してから連れてこられる。おそらくそれまでは必死に我慢して逃げ回

  • 命の危険

    世間では命の危険が・・・・という酷暑らしいけれど、それで節電だって。なんで電力供給を上げないんだろ?と個人的には思う。毎年そんなことを言いつつ、それでも原発を再稼働させない理由ってあんまり思いつかない。原発は危険だ!っていう人もいるけれど、でも暑さが命の

  • とりあえずの無計画

    梅雨が明け、暑すぎず(私だけ?)、いい季節です。ある意味旅行日和の日々です。とは言え私にとっては夏に沖縄を離れようとは思わない、ある意味一番居心地のいい場所なのです。獣医学生時代には東北にいたので、夏は無いに等しい(私だけ?)ので海外に逃亡を繰り返してい

  • 限界でもある 〜専門性、細分化、そして腹壁破裂〜

    昨日はちょっとショッキングな内容だったかもしれません。そして助けられなかったのもまた事実。腹壁破裂で検索してもらえれば人間の方は結構ネットに出て来る。そしてその治療は色々あるけれど、日本小児科学会のHPに載っている標準治療は・・・こんな感じ→腹壁破裂治療は

  • 検診で全てが解決するわけではないけれど 〜新生児の腹壁破裂〜

    出産って命懸け、ということは何度も書いてきました。そしてそれはお母さんにとっても子供にとっても同じこと。人間では生前遺伝子検査も発達してきているし、エコーでわかるものも多かったりする。でも獣医療ではなかなかそこまでは行かなくて、生まれてきて初めてわかると

  • 共有

    今日は6月23日。慰霊の日。沖縄での地上戦、組織的戦闘が終わったとされた日だけれど、でもその後も戦闘は続いたわけですが・・・日本では平和教育云々と言っているけれど、その内容がものすごく局地的なんだよね。ふと子供のことを思うととにかく8月6日、9日の原爆投下の事

  • 猫の痛み、気づいていますか? 〜猫の肥満と関節炎〜

    なんか一時期に比べると肥満の子って少なくなった気がする。それだけ飼い主さんが気を付けてくれていると信じたい(笑)もちろん減ったとは言え、減っただけでなくなったわけじゃないんだよね。確かに肥満の子はいるにはいる。そして珍しい、というところまでは残念ながら減

  • 本当に好きなのか・・・・な??? 〜動物好きの公言と寄生虫感染〜

    他人の評価なんて勝手なものだけれど、だからと言って必ずしも間違っているわけでもない。獣医師なんだから動物好きなんでしょ?という疑問はあると思うし、私自身は他の人にどう思われているかは知らないけれど、自分自身では動物好き、生き物好きと勝手に思ってます(笑)

  • ついに・・・・

    梅雨明けキターーーー! 病院のHPはこちらhttp://www.adachi-vet.com/   facebook、インスタもよろしくです   ↓

  • 自潰、そして出血 その2 手術編 〜高齢の腫瘍とQOL〜

    さて、昨日の記事の子。救急で腫瘍からの出血で来院したはいいけれど、出血は一時的には止められるけれど、根本解決にはならない。そしてこの子のQOLのためには高齢であったとしても手術をした方がいいんじゃ無いかということをお話しさせていただき、手術をすることに。手術

  • 自潰、そして出血 〜高齢の腫瘍とQOL〜

    救急で「出血が!」ということで来院というのも実は結構多い。多くはそれほど慌てる必要がなかったりはするんだけどね。爪を切りすぎたとかは結構多いし、爪を切りすぎての出血って止まりにくいんだよね。もちろん病院に来てもらえればその出血をなんとかするわけだけれど。

  • デマ

    本島南部のタイ料理屋さん先日大雨の時に行ってきた(汗)流石にこの雨、飽きてきた。てかとっくに飽きてる。飽きを通り越してるけど。来週梅雨明けって本当だろうか。デマでなければいいんだけどね。何度も騙されてる気がするんだけど(笑)病院のHPはこちらhttp://www.adac

  • 束の間の症例 〜重度、軽度の歯周病〜

    まあ、病院というのは重なる時は重なるし、そうじゃ無い時はやっぱりそうじゃ無い。その重なりが重傷の子であったり、糖尿がなぜか連発したり、事故が立て続けにきたりという感じ。そして平穏な時は本当に平穏だったりするんだよね。いわゆる動物病院あるあるというわけです

  • オススメ(?)と職業病?

    昨日の記事のコメントから。股関節…コーギーもおかしいです…。そもそも骨の成長に関する遺伝子に異常があるから短足になってるわけで覚悟して対策しながらコーギー飼ってますけど、うちのも跛行は出ました。毎年の健康診断で股関節と手足までレントゲンに入れてもらって確

  • 小型犬の突然の破行! 〜膝?股関節?そして治療は?〜

    突然の破行(びっこ)というだけで実は結構原因が絞れてくることもあるんですよね。以前から少しずつ破行していたのか、本当に突然なのか。もちろん例外もあるし、以前からというのがどこからが以前かという問題もあるし、初診だと以前が全くわからなかったりもするしね。本

  • 美談なんていらない 

    以前にも私自身も書いたけれど、これって本当にそうだよね。https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1562297「丸投げ」こんなのは保護でもなんでもないし、セカンド遺棄だよね。これは当院にもよくある話。「保護したんだけど、連れて行っていいか」という電話。もちろん

  • あまり大きな差はないかも? 〜コメントより、メリット・デメリット〜

    先日のコメントで避妊手術における卵巣摘出術、子宮卵巣全摘出術でのそれぞれのメリット、デメリットを教えてほしいとありました。確かに記事でメリット、デメリット(割愛)と書いたんだよね(汗)正直に書くと、猫に関しては実はそれほどメリット、デメリットの差はないと

  • 無い選択肢 〜未受診出産〜

    以前にも書いたけれど、人間の産科(医)で敬遠されるのが未受診妊婦。滅多にないことではあるだろうけれど、一定数はあるらしい。でもそれは獣医領域では当たり前にあるんだよね。妊娠していることがわかった、もしくはもしかしたら・・・という時点で必ず病院に行ってほし

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