chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風の動物病院のブログ http://blog.livedoor.jp/mirco_vet/

沖縄県豊見城市の動物病院です。日々の診療、獣医師として、一人の人間としての情報を発信していきます。

沖縄県豊見城市の動物病院です。地域密着型のジェネラリストを目指し日々精進しておりますが、遠方から来院されるかたも大勢いらっしゃいます。高度医療機器に頼るのではなく、病気だけを見るのではなく、病人を診るという人間医療の格言を動物医療でも実践すべく、動物達はもちろんのこと、飼い主さんにもやさしい医療を目指しています。

住所
豊見城市
出身
城陽市
風の動物病院
フォロー
ブログ村参加

2013/07/19

ブログをみる無料アプリ

アプリでフォローする
arrow_drop_down
  • 頑張ってくれた臓器に 〜胆泥症、胆嚢粘液嚢腫 その1〜

    胆嚢疾患が犬でかなり多いというのは知っている獣医師とそうではない獣医師に二極化していると思うんだよね。基本、相当悪化しないと症状は出ないし、時に血液検査で「肝臓が」と言われている子も少なくない。なのでその前に発見するには「意識的に」エコーを当てないと実は

  • 明けても、いや、明けてからが本当の注意かも 〜レプトスピラ感染症〜

    台風が過ぎてくれました。個人的にはそれほど大したことないなぁなんて思っていたら、ニュースを見てみるとかなりの被害が・・・で、ワンちゃんはしばらくは注意かもしれません。結構河川が氾濫していたりするみたいです。そしてそれは・・・レプトスピラ感染症発生の可能性

  • 台風接近時の診察 (6/1 16:40更新)

    本日、明日と台風が接近予定です。 当院は台風接近時、直撃時でも診療は行なっております。行なっておりますが・・・・来院の際には絶対的に安全を確保した上での来院をお願いします。今日って診療やってますか?のお電話は不要です。

  • バッチリ映る誤食のレントゲン

    相変わらず誤食が多いのだけれど・・・・ということで今回はケーブルを誤食したワンちゃん。しかも端子がついているとのこと。で、レントゲンを撮ってみると・・・・ケーブルなのでもちろん金属が含まれている、バッチリ写っちゃった・・・ケーブルということはある程度の長

  • 猫のライオンカットの理由 〜毛玉と皮膚炎〜

    個人的には犬も猫も毛を短く(ツルツルに)カットするのは好きではないし、あまり好ましいことではないとも思ってる。でもそれがダメな理由をきちんとしたエビデンスに基づいては実は言えなかったりするから、そこは飼い主さんに任せるしかないんだけどね。でもどうしてもし

  • 失われる「慮」

    現役プロ野球監督の逮捕を受けて、AIに関する議論が渦巻いています。確かに私もAIは使うし、完璧な使い方をしているわけではないから偉そうなことは言えないのだけれど・・・AIは便利だし、特に一問一答のようなものに関しては最短で答えを出してくれる。逆にいえばその背景

  • その正体は? その2 〜消化管の通過障害と開腹手術〜

    さて、昨日の記事の続きです。症状とエコー検査から消化管の通過障害があることは間違いないと思う。でも一番多い原因の異物はエコーではわからなかった・・・私が下手なだけなのか・・・次に多いのが腫瘍だったりもするけれど、それもエコーでは見つけられなかった・・・や

  • その正体は? その1 〜消化管の通過障害とエコー検査〜

    腸閉塞は実はよく見る所見で、そのほとんどが異物の誤食による閉塞というのが私の経験上の見解。まあ、今回もそんな感じだと思っていたんだけどね・・・・嘔吐を繰り返すワンちゃん。症状的には腸閉塞っぽいなぁなんて思っていて、血液検査で膵炎などの他の疾患を否定しつつ

  • 早いに越したことはないけれど 〜猫の難治性口内炎と抜歯と〜

    猫の難治性口内炎はやっぱり厄介。今の所、完全な治療方法はなくて、一番効果があるとされているのが抜歯なわけです。もちろん鎮痛剤も効果はあるけれど、でもそれは痛みを抑えているだけで根本原因にはならない。原因は色々なことが言われているし、実際に多岐に渡ると思う

  • 毎年のことなのか、それとも??? 〜動物たちの梅雨時期の体調変化〜

    梅雨空が続いています・・・・で、やっぱり体調を崩す(まではいかないまでもという子も含み)子も結構いたりして・・・元々皮膚疾患がある子、少しお腹が弱い子、短頭種、なんかの来院が増えてる感じがするんだよね。人間でも梅雨時期に体調がスッキリしないという人がいる

  • 保護猫の汚れが取れない??? 〜その正体は???〜

    多くの保護猫はやっぱり飼い猫と比べるとかなり体が汚れていることが多い。いくら猫が綺麗好きだからと言ってもやっぱり室内と屋外では汚れ方が違う。特に白っぽい子だとそれが余計に目立つんだよね。で、シャンプーをしたりしてくださったりはするんだけど、猫は結構シャン

  • トンデモ処方はやめましょう!!!

    なんでだろうね・・・・いまだに抗生剤のトンデモ処方をしている病院がまだまだある。そのトンデモ処方とは・・・症状が出なくなったらやめていいよ、というパターンと、症状が出た時に飲ませて、というパターン。このブログでは何度も書いているけれど、抗生剤の不適切な使

  • 破壊・・・・

    名護の東江海岸が高潮対策云々で埋め立て云々なんてのがあるらしい。で、高潮対策をしつつも砂浜は残してくれという運動(?)があるらしい。そりゃそうだよね。確かに3.11以降、津波に対しての警戒心が高いし、地震があれば直ちに津波に関する情報が流れてくる。そのこと自

  • 映らない結石 〜手術編〜

    昨日の記事の続き。尿閉で来院したわんちゃん。レントゲンに映らないタイプの結石。ということはそれは一般的に多いストルバイトやシュウ酸カルシウムではないということ。それを解除しても解除してもまた詰まっちゃうんだよね。ということで手術を検討していたところ、また

  • 映らない結石 〜エコー編〜

    尿路結石、特に尿道結石による尿閉といえば犬よりも猫の方が圧倒的に多い。そしてその結石はほとんどがストルバイトかシュウ酸カルシウム。そのどちらにも当てはまらないことが時々あって・・・・とあるわんちゃん。細かいことは省くけれど、尿閉であることは間違いない。な

  • 何か刺さってる?生えてる? 〜角質異常と皮角〜

    飼い主さんが色々なところを見ておいてくれるからこそ見つかるものってたくさんあるんだよね。比較的早期(小さな)腫瘍なんかはこのブログでも何度も紹介してきた通り。その分、より早く対処できたりすることも多いわけです。で、今回は・・・・尻尾に何か刺さってる?引っ

  • どこに行った???? 〜本当の好き〜

    動物が好き、生き物が好き、というのはいくらでも口では言える。まあ、もちろん元々は好きだったんだろうけれど、どこかでその転換点を迎えてしまう人たちがいる。内地のペットショップ経営者がリュウキュウヤマガメやクロイワトカゲモドキを捕獲して逮捕されたらしい。で、

  • 喧嘩・・・だと思う 〜後ろ足の痛みと腫れと〜

    なんか猫の記事が続くな・・・昨日の記事の子は断脚まで至る大怪我。でもそれは事故なのか、喧嘩なのか、それ以外の要因なのかはわからない。まあ、外傷の多くはそもそもわからないことが多いんだけどね。で、今回の子も実は原因はよくわからない。でも後ろ足が痛そうという

  • 事故か喧嘩か 〜地域猫の断脚〜

    おそらく野良(ないしは地域)猫がいなくならない限り、こういった診察はなくならない。ただ、個人的には地域猫を撲滅しようなんて考えは全くない。ある意味ジレンマだね・・・ということで保護され、当院に連れて来られた猫ちゃん。すでに足はぐちゃぐちゃ・・・足は壊死し

  • 高齢であっても、高齢であるがこそ 〜腺上皮腫とQOL〜

    「高齢だから」という言葉はある意味便利で、獣医師にとっても飼い主にとっても都合のいい逃げ口上ではあるんだよね。でも本来はそれを逃げに使っちゃいけないと個人的には思ってる。だって、高齢だからこそ、できるだけQOLを下げないで残りの時間を過ごして欲しいと思うわけ

  • 想像力の欠如 〜子犬と遊びと脛骨骨折〜

    昨日の記事に関連した(?)救急できた症例をもう一つ。その前に・・・・みなさんは動物をどうみていますか?強い?昨日の記事のように猫は高所から落下しても大丈夫なんて思っていませんよね。時には動物も病気になるんだ?なんて人もいたりして、動物と人間を別の生き物の

  • ベランダは室内か屋外か? 〜フライングキャットシンドロームと尺骨骨折〜

    猫は完全室内飼いをお願いしているわけですが・・・・さて、ベランダは室内?屋外?そんな疑問が湧いてくる事例が実は多々あります。そして「フライングキャットシンドローム」という言葉があります。これは・・・・猫が2階以上の高所から突発的に飛び降り、骨折や肺挫傷など

  • かけらもない病院

    未だにね、処方する薬を飼い主さんに伝えない(薬袋にも明細書にも書いていない)病院が多数ある。それでいて、時間外も対応しない。そしてなんの薬を使っているかも飼い主さんはわからないまま、救急でやってくる。時間外も対応せずに使っている薬も伝えることのない病院は

  • ステレオタイプじゃ・・・

    GWが終わりましたね・・・とは言っても私はもちろん仕事でしたが(笑)そして皆さんが働き始める本日は木曜日で当院は休診なのです(笑)ちょっととある獣医師のネットでのコミュニティでのお話。GW中に留守番電話に結構何らかのメッセージが入っていたんだって。で、その先

  • 最前線

    我々が「フロントライン」と言えば・・・一昔前のノミ・ダニ駆除薬とはいうのも、もう沖縄のノミ・ダニは耐性を持っていて「効かない」んだよね。でも今日はちょっとだけ違うフロントライン。まあ、映画なんだけど、ちょっと前に観た。コロナで当時、豪華客船が日本について

  • 変化が大きく・・・

    とうとう梅雨入りしてしまいましたね・・・・しばらく憂鬱な日々が続きそうです。結局GWも仕事意外何もせずに終わる・・・ 気圧変化、気温差による体調不良も起こりやすくなる可能性もあります!動物たちの変化にも早く気づいてあげれられるようにしてあげてくださいねーー

  • ダレトク?

    パキスタンイランとアメリカの仲介的な役割をしているパキスタン。でもパキスタンだって核保有国。ならばアメリカ(トランプ)の主張は矛盾することになる。なんだろうね、あの暴走具合は。トップダウンは時に必要だったりするけれど、時に暴走に繋がっちゃう。おかげで医療

  • 発令されました!

    沖縄県から「ハブ咬傷注意報」なるものが発令されました。このブログでも何度か取り上げたけれど、見直してみると昨年も4月の記事でハブ咬傷の子のことを書いてた。 記事はコチラヤツらの行動開始! 〜ハブ咬傷 その1〜実はこんな注意報があったなんて知らなかったよう

  • 連休だから、連休なのに、連休だからこそ 〜交通事故〜

    本格的に連休に入っている方も多いと思います。もちろん私は仕事ですが・・・・いろいろなところにお出かけしたりということもあると思うのですが・・・・ここのところ交通事故症例が立て続けにやってきました。一頭は入院3時間で亡くなりました・・・で別の一頭は・・・・

  • 誰が悪い? 〜ユリの誤食とユリ中毒〜

    人においても動物においても中毒というものが存在するのは当然皆さんもお分かりだと思います。ある意味、厄介だったりするわけだけど、どんなものが中毒を引き起こすのか。しかもそれは人と動物では違っていたりするから、人にとっては無害、もしくは有益なものであっても動

  • 手段

    バングラデシュ交通機関ってさまざまなものがあって、我々の交通手段は車、自転車、バイクという個人のものから電車、バス、タクシー、飛行機船など色々ではあるけれど、その地域によっての違いってあると思うんだよね。沖縄はやっぱり車社会で電車がない(モノレールはある

  • 些細な気づきに支えられ 〜猫の肥満細胞腫〜

    もし自分が獣医師じゃなかったら・・・・こんなのを本当に見つけられたかと言えばかなり懐疑的。尻尾の付け根にしこりがあるということで来られた猫ちゃん。確かにしこりはあるんだけど、長毛だし、よくこんなところのを見つけられるなと。おそらく自分が獣医師じゃなく、単

  • 人間では太刀打ちできない 〜相変わらず多い誤食事故〜

    まあ、相変わらず誤食が多いです・・・・飼い主さんも気をつけてはいるんだろうけれど、夜間救急も含めての誤食が本当に多い。で、とあるわんちゃん。何を食べたか?首輪・・・・皮だからなんか味がするんかな?ジャーキー的な感じ?まあ、無事に吐いてくれたけど、その長さ

  • 粉瘤と破裂とその中身

    粉瘤っていうのが皮膚にできることがあって・・・・これは皮膚の下に皮脂やなんかが溜まって炎症が起きて、(犬の場合は)いずれ破裂する。本当はその前に切除(手術)した方がいいんだろうけれど、あんまり手術自体は受け入れてもらえない。で、破裂しちゃうと痛いんだよね

  • 移り変わり

    沖縄にいると内地ほど四季を感じることがない、という人たちがいる。まあ、確かにそうかもしれないけれど、私にとっては沖縄の冬も十分寒いし、四季を感じてはいるんだよね。でもずっと夏でいいと思うんだけど、それには誰も賛同してくれない。みなさんはどういう四季の感じ

  • 原因は???? 〜顔の腫れとアナフィラキシー〜

    原因がわからない、ということは実はよくある・・・・ということで突然顔が腫れたワンちゃん。写真以上に実は腫れてたんだよね。もちろん普段から当院に来てくださっている子で、この日はもちろんワクチンも打っていないし、そのほかの薬剤の投与もなし。普段から健康体の子

  • 自由と裁量

    昨日は名護に出張。とは言っても狂犬病ワクチンの集団接種なんだけどね。まあ、休診日という貴重な休みの日に大変っちゃあ大変だけど、普段病院周りからあまり離れない日常から少し離れてのある意味リフレッシュというか、違うものを見て、違うことを考えて、というのは必要

  • やさしいかどうかはわからんが・・・ でも期待

    先日、犬のメラノーマに関する抗PD-1抗体(抗がん剤)に関してちょっと書きました。臨床応用までもう少しのところまで来ているはず。これがきちんと確立されれば、もちろん全てではないけれど、今まで救えなかった子達の一部でも救えるようになる可能性は十分にあると思って

  • 「ついで」ではあるけれど重要 〜去勢手術と乳歯抜歯〜

    我々が普段よく行う手術が避妊手術、去勢手術。まあ、もちろんもっと多くの他の手術もしているけれど。そこで「ついで」に行う時があるのが「乳歯抜歯」。基本乳歯は生後半年くらいで全て永久歯に生え変わる。でも乳歯が抜けずに残ってしまう場合があって、それを乳歯遺残と

  • 「暫定的」に必要なもの 〜FIPの診断と判断と〜

    FIPが治療できる時代になった。それはそれでもちろん喜ばしいことではある。でも一方でFIPの診断が難しい一面はそのままだったりするんだよね。いわゆる腹水が溜まるウエットタイプはある意味診断が楽だったりする。多くは腹水中にFCoV(猫コロナウィルス)がいるはずなので

  • 移行完了!2

    病院の蛍光灯に引き続き、手術室の無影灯もLEDの無影灯に買い換え。これで手術もさらにやりやすくなるはず!それにしても出費はすごいことになってるけれど、やっぱり10年という歳月は色々なものを買い換えないといけない周期でもあるんだろうねぇ・・・・ ブログの更新通知

  • 進化が招く退化・・・・

    インドいつの間にか電車(列車)の窓って開かなくなったよね。子供の頃は窓を開けていた記憶は確かにある。電車が速度が出るようになり、安全が叫ばれるようになり、そして窓が開かなくなった・・・ということなんだろうね。インドだけに限らず、速度が遅いにもかかわらず窓

  • 絞る必要ある???? 〜肛門嚢と「固形の」分泌物〜

    昨日の記事では肛門嚢(肛門腺)で作られた「液体」の分泌物は肛門嚢管を通って分泌されると書きました。なので液体であるのなら基本的には絞らなくていい、と思ってもらっても大丈夫。でもいつの間にかその分泌物をスムーズに排出できなくなり、肛門嚢の中で濃縮され、サラ

  • 絞る必要ある???? 〜肛門嚢と分泌物〜

    飼い主さんに聞かれることの一つに「肛門腺って絞ったほうがいいですか?」というものがある。その答えは・・・・「わからない」(汗)が正確かなと。その子その子で違うし、絞る必要のある子がいることも事実。そしてその一方で絞らなくていい子がいることもまた事実なので

  • 移行完了!

    沖縄で蛍光灯からLEDへの移行が進んでいないという記事がありました。蛍光灯はあと2年で製造、輸入が禁止されるんだけど、移行が進んでいないということと、直前になって交換しようとしても資材が足りなくなるかもよ〜〜〜〜という記事。当院ももうすぐ10年。色々なところに

  • 拭いても拭いても汚れる・・・・ 〜耳垢と刺激とケア〜

    耳垢自体はどんな子でも作られるし、耳垢があること自体は悪いことではないんだよね。むしろ必要な分泌物の成れの果てが耳垢であるわけです。でもその分泌物が過剰に分泌されて、過剰な耳垢ができるというのはもちろん異常な状態。じゃあどんな異常があるのかというのはもち

  • 見たんですけど・・・・ 〜猫の難治性口内炎と全臼歯抜歯〜

    たまたまこのブログを見つけてくださる方達がいて、このブログを見て当院を受診してくださることも少なくない。ありがたいことです・・・・で、それで多いのがやっぱり(なぜか)口腔内、歯科のこと。このブログを見て怖くなったので診てもらいたいというのも結構あるんだよ

  • 多くの情報求む! 〜猫の消化器症状と三臓器炎〜

    下痢と嘔吐。よくある消化器症状なんだけど、もちろん多くがそれぞれ原因が違うこともあるし、同一の原因の時もある。で、下痢と嘔吐ではどちらが重症度が高いか。もちろん一概には言えないんだけど、どちらかを選べと言われればやっぱり「嘔吐」の方が重症度が高い場合が多

  • 神聖なる・・・・

    高野山の人気が高まっているという話をテレビでやってたのをたまたま見た。まあ、その理由はわかる。でも問題は外国人の服装らしい。神聖な場所であるにもかかわらず、タンクトップやキャミ、短パンなどで来るらしいんだよね。で、日本人らしいというか・・・・強く言えない

  • キーワード 〜ブリーダー、子犬、治らない軟便〜

    ここのところ立て続けに子犬が来た!みんな元気そうでこれからの生活が楽しみ!ではあるんだけど・・・そのうちの一頭が下痢を繰り返しているとのこと。別の病院で便検査をしたけれど、異常なし。下痢止めを使って一度止まったけれど、その後再発で当院にいらっしゃった。で

  • ミックスもありかも???? 〜猫と匂いと食欲と〜

    こんなニュースが出てきた。岩手大学のリンクはこちら→ネコがごはんを残す理由を解明 ―同じ餌でも匂いを変えると再び食べる―まあ、我々臨床家からしたら当たり前のことではあるのだけれど、あくまでも我々のは経験則。それをちゃんとデータ化したところが大学らしさでもあ

  • 響かないという怖さ

    先日の日曜、月曜日で当院主催の麻酔セミナーを開催しました。(去年も救急のセミナーを行いました→情弱)そこで思ったのが・・・看護師さんの参加が意外と多かったこと。日曜が看護師さん対象(とは言っても獣医師も参加可能)だったのですが、盛況でした(笑)で、日曜の

  • 緊張が走る! 〜犬の胃捻転と胃の内容物〜

    救急で緊張が走ることって少なくはない。もちろん受けてみたらなんてことはない、なんて軽く処置できるものも多いけれど、やっぱり命に関わる状態でやってくる子も少なからずいるんだよね。そのうちの一つが胃拡張胃捻転症候群と呼ばれるもの。もちろん命に関わるから手術が

  • 今後に期待 〜メラノーマとその治療〜

    何度もこのブログでは犬の口腔内メラノーマは我々獣医師にとって鬼門であり、頭を悩ませる、そして悔しい思いを何度もしてきた悪性腫瘍の一つ。もちろん外科手術が根治の唯一の道ではあるのだけれど、顎切除というめちゃくちゃ浸潤性の高い手術だし、そこまでやっても実は遠

  • 課題だらけだけれど 〜メラノーマと緩和ケア〜

    とある子が亡くなった。腎臓癌をはじめとする、色々な病気、手術を乗り越えてきた子。かなりの高齢ではあったけれど、最後はメラノーマ(悪性黒色腫)を煩い、緩和的な治療をメインに頑張らずに頑張ってくれた。かなりの高齢であることと、進行が早かったこともあって、手術

  • 届く日は来るのか? 〜関心がある?関心がない?〜

    この仕事をしていて、そして現代において、がっかりというか、残念というか、何かしらネガティブな気持ちになるのが、全く病院に行ったことがない、最初の避妊手術、去勢手術だけでそれ以降全く病院に行ってないということをものすごく誇らしげに話し、かなり状態が悪くなっ

  • 手間、そして時間 〜スケーリングと口腔内ケア〜

    なんかね、最近また歯科症例が多くなってきた。ない時は全くないんだけどね(笑)この重なる時に重なるって何なんだろう???っていつも思う。歯科処置だけじゃなくて同じ病気が重なるって動物病院あるあるだと思うんだよね。でもちゃんとそれだけきちんと口腔内のことを考

  • たどり着いた地

    中国 福建省昔は建築なんてあんまり興味なかったんだけどね・・・でもいくつもの国を回っているうちに、その国の文化と建築がリンクしてきて、いつの間にか面白くなってきた。そりゃそうだよね。日本建築だって文化、そしてそこには気候や歴史なんかも詰まっているし、沖縄

  • 年々感じること

    今日から4月。ということは一部(大部分?)の病院には新人の獣医師、看護師さんが入ってきているはず。(当院は・・・・涙)で、やっぱり毎年思うことが、どれだけの新人の人たちがどれだけの期間初心を持って仕事を続けられるかということ。いつの間にか何やら偉そうになり

  • これは救急 〜帰ってきた猫の顔の腫れ〜

    昨日は耳の腫れが耳血腫だったって話。で、耳血腫自体は救急じゃないけれど、それでも飼い主さんは驚くし、病院に駆け込む。もちろんそれでOKなのです。結果、耳血腫だったというだけで、もしかしたら違う原因があって、それなら救急だったかもしれないしね。で、じゃあこん

  • 救急?それとも? 〜⚪︎⚪︎の腫れ〜

    救急であったり、飛び込みであったり、その中で救急なのかそうではないのかという判断というのが大事になることがあるのだけれど、実際には救急でないこともある。そのうちの一つが「腫れ」。まあ、飼い主さんからすればびっくりするし、実際には救急のこともあるしね。顔が

  • 奪われるもの 〜感染症への意識〜

    ニュースで「はしか」の感染拡大が取り上げられていました。昨年の4倍だって。最近ネットでもとにかく「反ワクチン」を叫ぶ人が目に入る。「毒」だとか、「自分は全く感染していない」とか、挙げ句の果てには「子供をワクチンから守ろう」とかさ。いやいや、感染症から守ろ

  • 尿閉で本当に怖いことは? 〜突然の心停止と高カリウム血症〜

    いわゆる「尿閉」と呼ばれる尿道閉塞は相変わらず緊急で来ることの多い状態。で、急性の腎障害(AKI)の状態になっていて、尿毒症となっていることが多いわけです。そこで問題となるのは実はBUNやCreではないんだよね。もちろん全く問題にならないというわけじゃないけど、尿

  • わずかに、だけど 〜歯槽骨の吸収とレントゲンと抜歯と〜

    なかなか全症例で行うことはないのだけれど、歯根部のレントゲンというのは重要な情報ではある。ただ、レントゲンを撮るまでもない、ということもあるから全てでというわけではないけどね。で、とあるわんちゃん。飼い主さんのたっての要望で歯根部のレントゲンを撮ることに

  • 動物病院の大敵

    動物を飼っていることの大きなデメリット・・・・それは・・・・「毛」毛が嫌とかじゃなくて、掃除機やエアコンの寿命が短くなってしまうのです・・・・そう、そしてその動物を生業にしている動物病院はその毛の温床で、病院内にはあちこちに空気清浄機があり、フィルター洗

  • 強烈な紫外線であるがゆえに 〜地域猫の扁平上皮癌 その2〜

    昨日も書いたけれど、扁平上皮癌は広がりが強く、浸潤も強い。なので広範囲に切除することが必要だし、それが口腔内だと不完全なことも少なくない。でも耳介なら・・・・耳介と耳道と皮膚の切除は可能なことも多いんです。なのでそんな子がいれば、できるだけ早く保護してほ

  • 強烈な紫外線であるがゆえに 〜地域猫の扁平上皮癌 その1〜

    やっと寒さが緩んできた、なんて思っていたら飼い主さんは「もう夏だね〜」なんて会話が成り立たない(笑)でも近年は沖縄の夏は内地より過ごしやすく(というよりも内地がどんどん暑くなっている)、避暑地なんて言い方もされるよになってきた。でもやっぱり紫外線に関して

  • その「しこり」、大丈夫?

    「しこり」を主訴に病院を受診する子は多い。もちろんそれは飼い主さんが見つけてくれるものであるし、飼い主さんもその「しこり」を見つけることの重要性もわかってくださっていることが多い。そしてそれは「悪性の腫瘍=癌」だったら?という心配からのこと。そんな「しこ

  • ある言葉とその誤解

    だいぶ前にも書いた記憶があるんだけど、ある程度は定期的に書いていかないといけないかもということで書いてみます。私の好きではない、もしくは嫌いな言葉があって、でもそれはその使い方が嫌いであって、言葉自体は実はどうでもいい。それが「延命」という言葉。日本人っ

  • 何派なのか?

    みなさんは朝ごはんって何派ですか?私は普段の朝ごはんならパン。で、特別な朝ごはんなら和食。というまあ、ちょっとめんどくさい人間なのです(笑)なので普段はコンビニかパン屋さんに立ち寄り、パンを購入。 なのですが・・・・立ち寄ることの多い二つのパン屋さん。一

  • 想定外

    まさかまさかの・・・初戦敗退・・・

  • 群雄割拠

    ベネズエラ優勝!いやぁ強かったねぇ・・・・ドミニカも予選ラウンドでは圧倒的な強さだったし、ベネズエラに唯一勝ったのもドミニカだったりするから、逆にドミニカも悔しいだろうなぁ・・・AI画像です。 やっぱり野球は面白い!!!!(個人的感想笑)

  • 敗北・・・・

    敗北・・・・・森下のホームランの時は「いける!」と思ったんだけどね・・・ベネズエラは強かった。というか中南米のチームがあんな野球をやり始めたらしばらくは日本は勝てないんじゃないかと。今まではパワー任せの荒っぽい野球だったけど、きちんとした野球をやり始めた

  • とにかく見つけて欲しい猫の乳腺腫瘍 その2〜摘出手術〜

    どんな悪性腫瘍でも言えるのだけれど、早く見つけて早く対処というのが原則。出来うるなら手術で摘出というのがやっぱりいいわけです。で、昨日の猫ちゃん。まだ1.6cmの壁は超えていない。なので早めの摘出手術をということで摘出手術です。猫の乳腺腫瘍(乳腺癌)はそこだけ

  • とにかく見つけて欲しい猫の乳腺腫瘍 その1〜発見〜

    病気には病院でしか見つけられない病気もあれば飼い主さんが見つけられる病気もあって、特に後者は時には早期の発見が可能だったりするし、早期に発見して欲しいものでもあったりするものもあるわけです。それらを羅列してもキリがないのだけれど、そのうちの一つが「猫の乳

  • 立場で違う未来像

    ネパール カトマンズネパールは自然と独自の文化で「旅行で行くには」いい国だと思う。実際に私はネパールで嫌な思いはしたことがない。でも実際に住んでいるネパールの人々にとってはどうなんだろう。昨年、SNSが禁止されて大きなデモと混乱が起きたし、実際には貧富の格差

  • 別の3.11

    今日は3.11。もちろんあの震災からたった年月のこともあるし、あの日のことであることは間違いない。その一方で今日は獣医師国家試験の合格発表の日。来月の4月1日からの新しい獣医師が誕生する日でもある。もちろんそのすべての人たちが小動物臨床に行くわけではないけれど

  • 災い転じて・・・ 〜FIPとコロナ禍と治療薬〜

    少し不謹慎な言い方ではあるけれど、獣医師の中にはコロナ(COVID19)禍に感謝している獣医師もいるんじゃないかなと思う。それはFIPの治療が一気に進んだということ。それまではほぼ不治の病で猫の体力、免疫力に望みをかけて対処療法をするしかなかったんだよね。でもそれ

  • 時代と共に変わる? 〜犬と猫の肛門嚢破裂〜

    時代とともに病気が変わる。そんなことあるの?と思われると思うのだけれど、でも実際に病気の傾向や病気そのものの細かな部分ってなんか変わっていくんだよね・・・・不思議なんだけど。で、病気とはちょっと違うかもしれないけど、一昔前までは「肛門嚢破裂」ってほとんど

  • 3年越しの実現

    先日の木曜日は恒例(?)のとあるイベント。でも今回は3年前くらいから考えていたコラボ企画。とは言っても主催者は私や当院じゃないけどね(笑)。発案者は私だけど。で、やっと3年越しに実現したのです。豪華コラボ企画のため、そのセッティングもいつも以上の豪華なセ

  • 本当に思うこと その3 〜本来あるべき姿〜

    昨日までは結構毒を吐いて書いてしまいました・・・今日は逆にこんな病院こそ行くべき病院と私が感じる病院を紹介。これもとある夜間救急の日。お腹が急に腫れてきたということで受診されたわんちゃん。見た目からして異常なお腹の膨らみ。打診(お腹などを叩いてその感覚や

  • 本当に思うこと その2 〜無責任〜

    昨日は毒を吐いてしまった・・・・でも今日も毒を吐いていいですか?とある夜間当番の日。チョコレートの誤食の子が来た。結構多く食べてたんだよね。で、もちろん吐かせたんだけど、一応念のため、明日かかりつけにいって神経症状や不整脈とか出てないか確認してもらって、

  • 本当に思うこと その1 〜薬〜

    救急をやっていて本当に、本当に、本当に思うこと。同業者に対して悪く言っちゃいけないってことになっているんだろうけれど・・・・でも本当に本当に本当に思っちゃう。薬の名前を飼い主さんに教えない病院には行っちゃダメ!だと。ブログの更新通知を受けることができます

  • 体表のしこりと全身麻酔 〜若い猫の場合は?〜

    体表の「しこり」を今時の飼い主さんはよく見つけてくださる。それがどんなものかはもちろん調べないといけないけどね。でもどんなものでもまずは小さなうちにちゃんと見つけて、ということが本当に大事。もちろん放っておいてもいいものもあれば、早急に、というものまで様

  • 抜け出せない感染症 〜フィラリアの沖縄と内地の違い〜

    先日学会発表をしてきたという記事を書いたのだけれど。 →発表そこで内地の先生たち(初めてお会いした先生も含む)と雑談をしていて、フィラリアの話になった。で、「え?沖縄ってまだフィラリアいるの?」なんてことを言われた。「もう何年も見てない・・・」なんてこと

  • 普及の願い 〜犬ジステンパーウィルス感染症とトラ〜

    犬の感染症にジステンパーというのがある。でもこれもめっきり見なくなったし(沖縄ですら)、内地の若い先生はおそらく一切見たことがないと思う。でもそれもおそらく皆さんがきちんとワクチン接種をしてきてくれたおかげだとも思っています。5種混合や6種混合ワクチンと

  • 神経質でもいいと思うのです 〜猫の口腔内腫瘤〜

    どうしても我々獣医師は口の中の「デキモノ」らしきものに神経質にならざるを得ない(そうじゃない獣医師もいるけど・・・・)。それはメラノーマや扁平上皮癌を含めたタチの悪い、言い換えれば発見時にはすでに遠隔転移をしていることも少なくない癌が多いから、というのは

  • 正体を知った上で 〜MRIを脳腫瘍〜

    痙攣発作なるものがある。皆さんもなんとなくは想像がつくかもしれないけれど、もしつかなかったらYouTubeかなんかで探してみてください。で、痙攣発作には一応大きく原因が二つ。小難しい言葉で言えば代謝性と中枢性。中枢性が脳になんらかの異常があるもの。代謝性はそれ以

  • 合致せず

    時々、出勤途中にコンビニで朝食を買うわけだけれど・・・・その時に食べたいものがあればそれを買いたいのが人情だと思うんだよね。で、その食べたいサンドウィッチがあるんだけど、棚に一つだけあったから「ラッキー!」と思い、手に取ってレジへ。すると・・・・まあ、バ

  • 特別視 〜消化管腫瘍とその選択肢〜

    治療の決定権は飼い主さんにある。それは疑いのない事実ではある。積極的に治療するのか、そうではないのか。そんな選択肢を出しながら我々獣医師は飼い主さんと治療について決定してく。もちろん中には「無治療」という選択肢もあるのだけれど、そして我々獣医師のエゴかも

  • まずは「やる」ことから 〜口腔ケアを抜歯と〜

    わんちゃんの歯磨き、難しいけどかなり浸透はしているっていうのはかなり実感としてはあるんだよね。でもそれは飼い主さんの努力の賜物ではあるけど、やっぱり難しいのは難しいのが事実。なので、きっちり歯磨きはしているつもりでも、例えば奥歯は全然ケアできていなかった

  • 発表

    金曜の午後から日曜まで休診となりご迷惑をおかけしました。実は学会(日本獣医内科学アカデミー学術大会)に参加してきました。参加だけではなく、実はとあることを発表してきました。今後、大きな問題になる可能性のある疾患です。でもまだまだわからないことだらけの疾患

  • 意識するべき技術

    実は昨日は東京に日帰り出張。もちろん旅行じゃなく、「出張」(笑)とある外科技術を向上させるための外科実習講習を受けてきた。特別な技術とか高難度手術とかじゃなくて、獣医領域ではあまり意識されていない技術の習得が目的。意識されていないけれど、でも本当は意識し

  • 時同じくして 〜口唇腫瘤と組織生検〜

    昨日の記事で、口腔にできた腫瘤は速やかに検査する方がいいと思うんだなんて話を書きました。そして時同じくして、うちの子にもこんなのが・・・・う〜〜〜〜〜〜ん・・・・なんてこったい・・・ もちろん一部切除して組織生検。そしてその結果は・・・組織球腫。これは腫

  • 様子見か?検査か? 〜口の腫瘤と決断と〜

    やっぱり我々獣医師からすると口腔の腫瘤というのは少し過剰に反応してします。それはどうしても発見時には手遅れということが多いくらいの悪性腫瘍が多いから。めちゃくちゃ大掛かりな手術をしても結局は転移していた、ということもあるので戦々恐々なのです。ということで

  • 口が閉じない・・・ 〜猫の歯の歪みと抜歯〜

    以前にも書いたのだけれど、猫って肉食動物であるが故にその歯並びというか、噛み合わせは非常に繊細で、ちょっとの歪みが命取り。 記事はコチラ→精密な猫の歯の構造 〜それが崩れた時〜これが記事のように唇に当たるだけならまだしも、歯と歯が当たり、口が閉められなく

  • かかりつけ医の存在意義 〜悪化と消化管腫瘍〜

    「かかりつけ医」というものが軽視されてるんじゃないか?と思うことがある。そして人間の医療ではそのかかりつけ医というものをもう少しちゃんと利用しようという流れが数年前にあった。どれほどの効果があったかはわからないけれど、獣医療では個人的には非常に大事だと思

  • 願う

    う〜〜〜んこういうゆっくりとした時間を久しぶりに過ごしたい・・・今月いっぱいはかなりバタバタです。金曜日以降も学会発表等で休診日も増えますが、お許しを・・・・ 

  • 旅行、そして骨折

    ただいま、プロ野球のキャンプ真っ盛り。もう沖縄への旅行にオフシーズンって無いよね(笑)一年中観光客が押しよてくる。県は県でどんどん破壊と開発に勤しんでるし・・・とは言っても来るなとは言えないし、思っても無いけどね。で、いろいろな来沖スタイルがあるわけで、

  • 依頼とMRI 〜痙攣発作と脳腫瘍〜

    いつも愚痴のように書くけれど、高度医療なんて言葉をここぞとばかりに出すのって好きじゃないんだよね。人の医療の資料を読んでいたりすると、高度でもなんでもないじゃん(笑)なんて思っちゃうしね。高額の医療機器を持っていれば高度医療なんて思い込んでいるのもちょっ

arrow_drop_down

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用