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愛と笑いのフランス日記

なんとなく思い付いたことを思い付いたときに書いています

裕イサオ
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住所
フランス
出身
いわき市
ブログ村参加

2013/06/18

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  • ジャズ 2

    ジャズの歴史とヨーロッパの美術史。始まる時代が半世紀ぐらいずれているけれど、非常に似ている。 美術、皆さんもご存知の通り、宮廷画家ではなく個人へと移行した。チューブ絵の具が出現。この携帯できる絵の具。画家たちは屋外へと出た。「自分なりの風景」を描く。印象派と悪口から始まった芸術の波。 ジャズ、黒人霊歌、ニューオリンズが発祥となっている。奴隷という屈辱からの解放の軌跡を描く。お気付きの通りです。ヨ...

  • ジャズ

    語源はJass。元気を付ける=女郎部屋。どんぶり勘定でジャズと言う音楽が出現して一世紀ぐらいとなる。黒人音楽が原型。クラッシック音楽はヨーロッパの宮廷音楽。白人貴族vs黒人奴隷。この数式、世界構造から始まっている。日本の戦後教育は前者を音楽の基礎とした。日本人の相当数が洗脳された。これが問題なのではない。超高度な数学的な音楽理論を脳に注入された。高度な教育は必要。視野が広がる。しかしだ、視野が広がらな...

  • 憧れのフランス

    フランス在住になって四十一年が経つ。私はそもそもフランスへの憧れはゼロだった。行きたかったのはニューヨーク。当時の現代美術の本拠地へ行きたかった。でも、フランス文学への傾倒もあったから、超高度な文化国のイメージはあった。四十一年後、私はフランスで良かったと心底思っている。アメリカにまったく興味がなくなっている。下世話な話になる。昔、ニューヨークへ。美女がまったくいなかった。たった一人でした。これ...

  • 仕事と趣味の違い

    私なりの解釈では、前者は社会的な責任を負っている。後者はゼロ。仕事がいつもお金と結び付くわけではないのだ。社会的な責任を負ってやることは仕事なのだと思う。たとえば、私の趣味は料理、お散歩、カミサンとのドライブ・・・。 うちのお袋。たぶん、どこかで長男=私にとってだけれど、医者以外は仕事ではないみたいなところがずっとある。誤解しないで下さいね。私とお袋の関係性ではです。私以外の人にお袋、そんな感情...

  • 昭和の男たち 3

    駅へ降りる。駅の裏口へ向かう。左の坂を上るのが、我々、男子校の生徒。右の坂が女子高。女子高の生徒たち、地味で眼鏡みたいな感じ。その中に、たぶん、女子高で番長格のグループがいた。五人ぐらいだったけれど、皆、薄化粧。スカートもほんの少し短い。番長であろう女子。若尾文子そっくりの美女だった。実に色っぽい。私は恋心を抱いていたのかも。なんか規則にはまらない女子たち、格好良かった。スケバンみたいな感じでは...

  • 昭和の男たち 2

    ハラスメント=人を困らせる、嫌な思いをさせる・・・とか出て来る。相手が「そう」感じなければハラスメントにはならんわけだ。私がだ、セクハラで訴えられないのは、ムフッ、女子が「そう」感じていないからとなる。課長時代も部下からの訴えはなかった。部下が「そう」感じないように話していたからだ。頭ごなしとかは私はしない。馬鹿も言わなかった。非常に遠回しにトークしていた。 私のブログ、読み方によっては大変なモ...

  • 昭和の男たち

    私は昭和三十四年生まれ。バキバキの昭和の男だろうな。ずぅーーーと迷っている。私の日本での最終学歴は高卒。この高校を実名で書きたいのだ。どうして? 検索エンジンに掛かる。当時の連中が読む。現役組が私の存在を知る。是非、母校でピアノソロを・・・、とかなる。これは本当にやりたいのだ。私のようなヘンテコ人生を送った連中、そんなに数はいないから次世代に残してあげたい。えっえっえっ、こんなバカなオッサンがい...

  • 妻という女子

    Herbie Hancock - Mr. Hands (1980) Full Albumを聴きながら書き始める。超絶格好えー。ハービーさん、現代ジャズの三大ピアニストの一人。エレクトロニクスのエンジニアでもある。黒人の怨念満載のジャズを実に格好いい音楽に変えた人だ。彼も黒人。そのテイストを確実に残しながらグローバルな音楽へ。さすがマイルス・デイビスの愛弟子。黒だ白だ黄色だと肌の色を超越する音楽家なんだろな。 毎晩のように「さまーずチャンネ...

  • 三人三脚 2

    私の人生最大の脚、足、松葉杖、車椅子・・・であるカミサン、パリの息子宅。もう一人の松葉杖、私のフランス語の看護師さん、翻訳家の仁奈さんとさっき電話で二時間。私の本の翻訳もほぼ最終段階となった。仁奈さん、二十五歳。考えたら妹の次女、弟の長男と同年だった。彼女は日本に定住したいと言っていた。日本の田舎に。珍しい。都会がダメ。東京ではなく岡山辺りの田舎町に定住したいとのこと。なんかスカラーシップという...

  • 三人三脚

    私と翻訳家の仁奈さん。二脚だ。仁奈さんの翻訳文をカミサンが朗読。私は原本を読む。これで三脚。仁奈さんの丁寧な翻訳に、私もカミサンも痺れた。それを厳しい目付きで読むカミサン。カミサンの忍耐強さに私は痺れた。息子の博士論文1000pagesを推敲した人だから凄い。私の本は27pages。どってことないのだろう。誤訳はほとんどなかった。ほんの少しニュアンスが違う所のみ。素晴らしい。 諸々のチェックをしていて面白かった...

  • 健康年齢十年計画

    来週、私は真正シニアとなる。今晩は、井上腰痛です。嘘。六十五から七十五。この十年をどうやって過ごすか? 夢とか憧れは当然ゼロだ。実現可能なプロジェクトのみとなる。しかし、よーく、考えると意外と諸々がある所が我ながら凄い。列挙してみる。 酒煙草を止めない。女はとっくに止めているし麻薬系はそもそもやらん。まあ、軽い肺炎とかになると自動的に禁煙となる。うちの親父がそうだった。 腰痛と肩凝り。ピアノを弾...

  • フランス語になった私

    本日、午前、仁奈さんが翻訳して下さった自分の本をフランス語で読んだ。昨晩、チラッと読もうとした。画面を見ていたら涙が溢れて来た。もちろん、感激したから。それから、遠くまで来たな俺、そして、俺は過去の人なんだ・・・、諸々の感慨。この本の執筆、現在の息子の年齢。三十五歳。フランス日本通運旅行部手配課長。家を購入。ピアノを再開。美術作品を作っていた。そして、この本の執筆。二児の父親、旦那。この異様なエ...

  • お春 3

    Herbie Hancock Man Childを聴きながら書き始める。49年前のアルバム。このおっさんである私が中学三年生だったのだよ。まあ、凄い。私がピアニストとして超えることはない。 仁奈さんから「水の記憶」フランス語の最終翻訳が送られて来た。まだ、嬉し過ぎて読んでいない。 2週間後に65歳と本物シニアとなる。健康年齢10年。ヨボヨボ10年。なにもなければそうなる。75歳までにやろうかちらプロジェクトはある。当然...

  • お春 2

    街路樹が芽吹き始めた。ご存知の方々も多いと思う。フランスは街路樹が多いし手入れも行き届いている。小さな緑の葉っぱ。赤ちゃん葉っぱ。なんか、息子も娘もこんなだったよなぁーと感慨に耽る。あら、感慨に老けるか? 枯葉の私は散るのみ。しくしくしく。蝶姉さんのブログ、写真で関西方面を満喫させて頂いている。ぼろぼろの茶屋。まるで、まるで、私だっ! まあ、高年ジャズ屋の成れの果て。まあぁー、我々一家の次世代は...

  • お春

    義理妹と十五歳の姪っ子が日本からいらしていた。我々のアパート真下のウイークリーマンション。私は長年旅行業にいたから、十日間の滞在。カミサン、我々宅でいいんじゃね。だった。私は、一定の距離は必要。貧乏学生旅行なら話は別。この同じ建物内だけれど、別々のアパート。これは大正解でした。最初から義理兄の超キャラをご存知。四六時中、お笑い芸人と一緒。もたんだろ。 別々のアパートだったから、たぶん、フランス滞...

  • 諸出し

    はい、これは、相撲取りが土俵の上でまわしを取った状態であります。嘘。明日、日本から可愛いお客様が来る。十日間のご滞在。ブログは休止だろな。 ところで、ウナギ・サヤカ。女子プロレスラー。元グラビアアイドル。まあ、かわゆいしプロポーション抜群。さまーずチャンネルにも出て居る。息子、娘と同世代。 ところで、大谷翔平君。明るい明るい明るいニュースが線路のように続くと思っていたら、いきなり、黒い影が現れた...

  • 憧れがなくなっちまった私

    もう、随分前から「憧れ」がまったくない。物でも人でも。行きたい国とか住みたい国という少し憧れの延長のような心のベクトルもない。「来世はなにをやりたいですか?」。来世なんぞないから、それもない。人生に後悔とかやり直したい気持ちもない。客観的に見て、私の人生は非常に密度の濃い自由人生だろう。不満なんぞある訳がない。不義理不義理の迷惑を被った親族に申し訳ございません、と、植木等の口調で謝るのみ。性欲も...

  • 意外や私のブログは読まれている

    ちゅうても、毎日、50とかね。昔の一クラスだ。なんとなく想像は付くのだ。どなたが読んでいるのか。ここが芸能人としては問題なわけ。私のコンサート。最近、やる気がなくなったのは、家族と友達のみ。ジャズクラブで演奏する意味があるのか? ホームパーティーじゃね? まあ、そういう意味では楽しいのだけれど、一応は芸能人とすれば疲れる。いつまで下積みなんすか? 素人の親父のウクレレのコンサートではないのだ。伝説...

  • オジサンのブログ

    あと一ヶ月で真正シニアとなる。ピアノ室の真下の山吹がかなり咲き始めた。地球の北側が春へ向けて回転している。オジサンも春めくのか? じぇんじぇん。どちらかと言うと鬱だ。やっぱなぁー、下の息子の不良時代を乗り越えると、管理教育しているわたくしも好々爺となる。非常に静かな良い子となった。出番は多目的トイレではなく、単なるトイレの時のみ。迷惑メールにやたらバイアグラの広告。なんでだ? まあ、私の回りの先...

  • ブログ「筆トーク」 3

    明日はパリへ。息子と娘の誕生日パーティー。どっちも三月生まれ。今朝、カミサンに大谷翔平君の妻との写真を見せた。 フランス、ご存知だと思う、野球はだれもやらない。サッカーの国。大谷翔平も無名状態。サッカー選手の話題ばかりとなる。なんとなく、メッシーの契約金を超えた日本人がいるらしい、みたいな感じだろう。野球の原型はイギリスのクリケットだけれど、ヨーロッパではまったく定着しなかった。結局、第二次世界...

  • ブログ「筆トーク」 2

    クナトンナ(なんとなく)、私のブログは「さまーず&さまーず」、さまーずの即興トーク番組に似ていると思う。そういう意味ではトークブログなのかも知れない。熟考すると、私は日常では日本語を一切話さない生活。フランスに住んでいる。小さな地方都市。日本人は皆無。結局、脳内で独り言を言っていることになる。だから、ブログがこんなに続いているのだろう。日本語に関しては孤独なおっさんだよな。唯一、娘との電話は半分日...

  • ブログ「筆トーク」

    私の初期ブログのタイトルをご存知の方、複数名いらっしゃる。十二年近い長期に渡りお付き合い頂いている。お辞儀。さまーずのラジオ「サマらじ」。「イサトーク」とか「イサらじ」というタイトルも考えられる。結局、タイトルとかサブジェクトが決まらないまま書く時に便利なわけだ。もう一つは脳内で諸々が渦巻いている時、一つのサブジェクトに限定できない。そういう意味では、物凄く限定された世界に特化しているブロガーさ...

  • 国別知能指数

    知能指数、そんなもんは実生活には必要がない、無意味な数値とかおっしゃる方々も多い。ある意味ではそうだ。知能指数が高いから実生活で成功する。そんなことはない。数学なんぞ、実生活では必要がないという方々と似ている。買い物ができなくなるぞ。 フランスに長年住んで、本当に良く聞く話。アジア系の子供たちが学校で上位を占める。これは事実。考えてみるとクラッシックピアノの国際コンクールも上位はアジア系の時代と...

  • あの日から十三年

    関東東北大震災。亡くなった方、22.318名。被災者の方々の数は膨大になるはずだ。私は五十二歳だった。同僚と仕事でグルノーブルへ出張中。翌日の仕事が一日延びたと会社から連絡。初めてのことだった。安ホテルで少しめげた。いくら経費節約とはいえ、私は営業統括という責任を背負って出張している。安くてもいいから綺麗なところにして欲しかった。なにもかもが古いホテル。フランスにとても多い。お湯の出も今一つ。古びた花...

  • 自写像

    一昨日の夜、布団の中で、自分が写っているユーチューブ動画を見た。最初のやつは五十三歳だった。ブログを始めた時ね。それから昨年のやつ。六十四歳ね。十一年前とか、結構、格好いいオッサンだった。白髪もそんなにない。私は色々な人から、ハンサムとか俳優顔とよく言われる。そうなのか? やはり、そうだった。十一年前は。うで、現在はオッサン、好々爺顔、元ハンサム顔だけれど、確実に俳優顔になっている。どんな役もで...

  • 自由高年

    今晩は。裕暇夫です。リアル体験ゾーンに住んで居る者です。わっ、博識のブーツさんがパリを上手く書かれている。恐ろしい町なのだよ、君。テロ、暴動、スト・・・、権力者に絶対に屈しない町。ジャズ屋向きっス。まあ、ブーツさんの博識ぶりは凄い。それ以前に、更新力は狂気的。二度、パリでお会いしている。私より五歳年長のハンサムな紳士。奥様、ジャズシンガー。二十歳ぐらい年下に見える綺麗な方。私は「てっきりお妾さん...

  • 老人とピアノ

    カミサン、ワンちゃん孫を送りにパリへ。娘宅、息子宅と四日間。息子とはコンサートに行く。まあ、子煩悩。それと、出不精の旦那に少し辟易しているのだろうな。熟年離婚の理由の一つでもある。私は家で、料理、掃除、ピアノ、ブログ・・・。外出するのはスーパーのみ。買い出し大好き。ちゅうても、春めいて来たから来月からピアノ開幕のはずだ。トリオのベースが見付からない。真師匠とデュオでいちゃいちゃ。その前に、ホーム...

  • 二人のピアニスト 2

    Mと私。どちらもピアニストだ。鬱とアルコールとの闘いも同じベクトルを描いている。私の方が軽症だけれど。どちらも、すいません、親父。親ハラの被害者とも言える。私は医者、Mはピアノ。 ところで、以前にも書いた。なんとなくフリージャズとインプロビゼーションが一緒くたにされる。どちらも譜面がない、アドリブの連続。そういう意味では近似的な要素も多い。私は後者に興味がない。即興現代音楽。これがなんかどうしても...

  • 二人のピアニスト

    一人はフリー「な」ジャズピアニスト。私。もう一人はMとする。公の人だから隠す必要はないのだけれど、私より数倍有名だから実名は伏せる。ご迷惑になるかも知れんからね。Mと阿保のようにメールで音楽談義。ブログを書く時間がなくなった。 このメールのやり取りが本当に面白い。共通点から書こう。どちらもインプロバイザーではある。私には少し引っ掛かる。私はフリージャズ。後者はプロのクラッシックピアニスト。しかし、...

  • 歴史を変える人たち

    歴史を変える人たちは身近にいる。世界レベルでは身近にはいないけれど・・・。たとえば、うちのカミサン。中の下(失礼)ぐらいのお家。ド田舎で生まれている。北フランスのド田舎で生まれてアーティスト。旦那、日本人。日本だ、パリだで個展。こういう人はいまだかつていなかった。少し、うちの親父に似ている。そして、いまもっていない。極致的ではあれ、歴史を変えている。 歴史を変える人たちがいつも有名なわけではない。...

  • アパートの庭

    大谷翔平君、オープン戦初日にホームラン。本日は山本君が初登板。まあ、大谷君、凄過ぎる。まだ、二十九歳。引退後に1000億円。私のむにゃむにゃ年金額と比較すらでけん。大谷翔平のいいところは、顔が幼稚園児みたい。黄色い帽子を被っていると巨大な幼稚園児だ。かわゆい。わざと、君にしてみたら、意外と気持ちえー。まあ、日本人が世界レベルで活躍する。素晴らしいっ! 芸能人の不祥事=引退。調べたら結構ある。さまーず...

  • 犬孫

    カナダのモントリオールに仕事で行っている娘から動画。四頭の犬ぞり。零下二十度の中を犬ぞりの真ん中に座りはしゃいでいる。運転は旦那。はしゃいでいる時の娘は幼稚園児みたいでかわゆい。まあ、仕事仕事の毎日だからたまにはいいんじゃね。確か、二日ぐらい自由時間と言っていたな。アドリアン君もいいんじゃね。著名人になるとなかなか自由時間が取れない。ちゅうても彼はいつものまま。娘は顔出ししていないから、一般人の...

  • 変なカミサン

    さまーず大竹さんの奥さん。中村仁美さん。お笑い芸人のユーチューブで夫婦喧嘩をその芸人と演じる番組。演じるというのか実際家で大竹さんとどんな会話なのか、という実験。超絶面白かった。「あなた、幼稚園のお迎え忘れてないわよね」「うん」「何時?」「忘れてないよ」「だから何時?」「お前、最初から何時のお迎え忘れてないわよねでいいんじゃね」「だから何時? ほらぁー、忘れてる。午後四時半」「だから、二度手間だ...

  • ピアノの伸びしろ探し 3

    なんか、ブログの閲覧数を増やす、ユーチューブもそうなのだけれど、私は自分の営業がもっとも苦手。会社の営業は超優秀だ。なんとなく、お気付きの方も多いはず。私は結構実名を書く。名前も顔も公にしているから隠す必要もない。昨日は中学校の名前も書いた。別になんの支障もない。高卒の私とすると、学友というのは高校が最後となる。年取ると少し懐かしい。グーグルの検索エンジンにきちんと名前を出した方が閲覧数ゲットに...

  • ピアノの伸びしろ探し 2

    「マイ・フゥーリッシュ・ハート」。私、十四歳。福島県いわき市平一中の二年生。野球部、キャッチャー。体重80kg。坊主頭。一級上の先輩たちは高校の時、甲子園へ。二回戦で敗退。その人たちと練習していたから、まあ、そこそこには凄いレベルだったと思う。成績は70番ぐらいだった。学年470名だからまあまあだ。この頃は鬱病の気配はゼロだった。野球が楽しくてしょうがない感じ。勉強はあまり好きではなかった。小学校では神...

  • ピアノの伸びしろ探し

    幸い、私はスポーツ選手ではないから、四月で六十五歳=完全シニアーになる私ですら「伸びしろ」を一応探せる。諸々をやっている。既成曲をイサオ節にする。これは毎度のことだ。それと、私の師匠沖至との最後のメール。要約すると左手のアルペジオ。ジャズ屋はほとんどやらない。これが引っ掛かる。なんか知らないのだけれど、いつの間にかそういうことをやっている。師匠の助言でプロ化したからやはりどこかに引っ掛かっていた...

  • 線路は続く

    どこまでもは続かない。終点がある。私たちの人生と一緒。今、お爺ちゃんが帰って来た。腰を摩りながらゆっくりと歩く。左へ行ったからパン屋だろう。お爺ちゃん、午前十時にアパートというのか建物を出た。私が犬孫の散歩に行く直前、17h32に裏のガレージ。どう考えても、なんらかのお仕事だろう。スーツ姿に帽子。お元気でいて欲しい。 娘たちというのかレストランスタッフ全員、カナダのモントリオールのガストロノミックフ...

  • 孤独という風景

    本日は雨と強風。なんかエトルタの海辺にいるような錯覚が起きる。夏の、特にバカンス中の海は素敵だろう。その延長で海辺に別荘を買う。十か月間、海という自然の厳しさをまじまじと見せ付けられる。夏、バカンス、恋・・・。結局、ミッシェル・ルグランの名曲「思いでの夏」となる。この曲はFmの曲だけれど、途中FMに転調する。ここがポイントなのだ。終わった夏、この過去が悲しく感じる。良くできている。短調の曲の真ん中だ...

  • 久し振りブログ

    フェアリーさん、お元気でいらっしゃいますか? 私は自分では「負け組」。いや、明るい幸せな「負け組」と思っています。「負け組」とか書くと、久保はつじ(お元気なのだろうか?)ブログ師匠に叱責されます。私は日本という世界の中の一つの国のシステムに着いて行けませんでした。負けてしまいました。若年期に心が折れてしまいました。雨にも風にも負けてもいいじゃないか。素敵です。頑張りどころは自分で見付けるのがいいの...

  • 新しい波

    本日、メールで何度もやり取りしている翻訳家の仁奈さんと、初めて電話で話した。一時間半ぐらいも話した。私が脳内で描いていた仁奈さん、声、話し方とか、それと寸分の狂いもない。礼儀正しいし、相手の話を折ったりしない、年長者への敬意みたいな感じとか、まあ、現代フランスにこういう人がいる。素晴らしい。電話を切る前に、女子に大変失礼ですけれど、年齢聞いてもよろしいですか? 「はい、もちろんです。私は現在二十...

  • 細マッチョ

    昨日は、義理妹宅で会食。カミサンたちの甥っ子一家と。甥っ子、ボディービルダー。身長は息子と同じぐらい。まあ、腕が私の太腿ぐらい。うちの息子もかなり近付いている。フランスのXLのTシャツの腕の部分が入らなくなって来た。うちのカミサンも義理妹も・・・、フランス女子はマッチョを嫌う傾向がある。カミサンも息子の体を見るたびにため息。「どう見ても、頭の中が空に見える」。私はそんなことはないと返事。でも、フラ...

  • 長生き作戦

    このタイトル、裕センセ中毒の方には?となる。ムフッ。私は何時「あの世」でも全く問題なし。まだ、墓作ってないけど。なんか、脳内音声が新庄剛志になっている。酒煙草慢性首肩の痛み。足の引き攣り・・・。ビタミン不足・・・。また、新庄さんの話になる。たぶん、世界の野球選手の中で最も強肩だろうと言われている。世界的なスーパー外野手、新庄剛志とイチロー。スーパービームの比較映像を見た。イチローさん、元ピッチャ...

  • 小旅行 2

    昨日、ピカルディー地方とノルマンディーの、日本語だと県境みたいな地域をカミサンとドライブ。人口密度。ほとんどが村のみ。我々の住む人口六万人の町が唯一の町。手入れの行き届いた村々。車中、カミサンが「あなた、やっぱり、ピアニストには田舎の方がいいかも知れない」。田舎の一軒家。もちろん、騒音問題上はそうなる。運転しながら家々を見る。田舎なのに平屋が意外と少ない。畑の中の一軒家、二階建て。「これだけ土地...

  • 小旅行

    うちのカミサン、ワンちゃんと同じで、時々、お散歩に連れて行かないといかん。本日は春めいた一日。120kmぐらいドライブして来た。小さな町の靴屋さん。案の定・・・、なんか毎回買わされる。買わされた。ブルーのミニブーツ。それから元温泉地の小さな町へ。事前に調べていた。美味しい中華レストラン。実に美味しかった。カミサンと私、相当にフランス人の味覚寄りの味付けだったよなぁー、正解だろうね。私が食べても美味し...

  • ウァレンティヌスデー

    翻訳家の仁奈さんからメールが来ていた。翻訳は順調との事。第三章まで仮訳ができたと書いてあった。私への賛辞が凄い。もちろん、気持ちがいい。心のマッサージです。そのメールを読んだのは本日。考えたらバレンタインデーでした。高年夫婦には恋人の日とか言われても、「ちょっと、何言ってんのか分からない」となる。結構、日本国では定着しているけれど、皆さん、語源ご存知ですか? 私も知らん。今調べたらローマ帝国の「...

  • 崩れていく老後設計

    なんかこんな記事書きたくないのだけれど、自分で少し整理しないといけない。カミサンの甥っ子のアパートもいきなり管理費二倍。理由が良く分からない。アパートの公共部分の管理費のみ。いくら電気代が上がったとはいえ廊下の電気代が倍になるのか? これだけで、月13.000円。なんかふざけた話だ。 我々の住むレジデンス。売りアパートが続出している。高額な管理費に悲鳴なのだ。月53.000円。この小さな町では二部屋アパート...

  • フランスの不動産

    毎々思うのは、フランスの不動産、値下がりはほぼない。ずぅーーーと、上昇し続ける。日本の真逆だろう。たぶん、年金制度がきちんとしていることと、この不動産が老後の貯蓄になるから、余生は比較的楽になる。ずばり、私のケースもそれなのだ。パリの不動産価格は10m2=1000万円。とんでもない価格。パリ首都圏も10m2=500万円。私の住む小さな町は10m2=300万円。まあ、全体的に高い。パリ首都圏に住んでいる時、会話が5000万円...

  • 実用ブログ「ピアノ選び」

    ピアノにも諸々の種類がある。その選び方は用途による。当たり前だけれど。たとえば、金持ちを見せ付けたいという用途もあるから、ピアノ選びは難しくなる。可愛そうなピアノ。お金持ちのお家のお飾り。俺にくれって。居間にあるフェラーリとなる。 グランドピアノ。コンサートマスター。スタンウェイ、ベェーゼンドルファー、プレイヤル、ボード、ヤマハ、カワイ・・・。アップライトピアノ。こちらの方が種類が多いはずだ。素...

  • 厳しい老後 3

    フランスは税金が高い分、逆に年金で晩年は暮らしていけるようになっている。二十歳から六十歳まで、普通に仕事をしていれば、一応、家賃がない限りはなんとかできる。私は三十三年の就労。でも、管理職年金が上乗せされる。結果、一般事務員の初任給となった。パリ首都圏の家を転売。老後資金の確保。現在のアパートへ。貯蓄はスイフトの修理費とか子供たちが必要な時のためだった。 私の計算上の問題点は、我々の年金で普通に...

  • 厳しい老後 2

    子供たちのクリスマスプレゼント。ヤマハのオープンエアーヘッドホーン。ピアノの音が実に綺麗に聴こえる。ちゅうても電子音が。さっき、久しぶりにアコースティックで弾いた。あれ、こんな音だったけ。となった。本末転倒なのだけれど、これが現代社会なのだろうな。 ピアノを弾きながら、アコースティックで弾けない200kgのピアノを所有している意味があるのか? ハイブリッドピアノとサイレントの違いが分からなかった。分か...

  • 先輩後輩

    お笑い芸人のユーチューブを見ていると、やたら、「先輩」「後輩」と出て来る。意外と保守的な世界であることが分かる。野球選手も含めて、日本のスポーツ界はその傾向が強いはずだ。私も元野球部だから推測が付く。会社も日本の典型的な大企業は今でもそうだと思う。年功序列。年長の方を敬うことは大切です。たぶん、アジアの文化にはあるはずだ。 芸能、スポーツの世界。では、芸術は? たぶん、日本国では同じだと思う。こ...

  • 天狗

    我々一族、本籍地、神奈川県大雄山に最乗寺という巨大なお寺がある。天狗を祀っている。山の神として。天狗の下駄は夫婦円満の象徴となっている。両方揃わないと歩けないからだ。父が七十歳の時に、この寺で倒れた。熱中症。我々一族の土地観測を市の職員とやった直後。横になりながら「トマトジュース三缶急いで買って来てくれっ」。飲み干し、安静にする。「いやぁー、危なかったな、熱中症だ。医者本人が熱中症で亡くなったな...

  • 水泳

    私は二十四歳まで金槌だった。カミサン、娘も泳げない。この深い深い文学的な経緯は、現在南仏で翻訳されている自伝の中に書かれている。 とにかく、幼少期から水が怖かった。とりわけ、海。なんか飲み込まれる恐怖が込み上げて来る。水の体積が怖い。その私のトラウマが東北地方の大津波で具現化されてしまった。ますます怖くなる。地球は水の天体。だから生物が繁茂した。一度、水と陸地のバランスが崩れるととんでもない災害...

  • 初心者向けジャズ講座

    別にジャズだけが音楽ではないから、興味なしでじぇんじぇんかめへん。でも、忍び寄るジャズ音にあなたたちは洗脳されているのだ。昨晩、アメリカで一番、肥満の多い町のリポを見た。単純に人口の半分が歩く座布団状態。メキシコ国境のどちらかと言うと貧しい町。日本人が彼らと数日同じものを食べた。巨大なケーキ、ポテトチップス、巨大なアイスクリーム、コカ・コーラ、ファンタ、ハンバーガー、ビザ・・・。これをまったく運...

  • ジャズ屋

    カミサンが懐かしいのだろう、キース・ジャレット「ケルン・コンサート」をずっと掛けている。私もピアノ弾きだからお玉割ゲームをしながらも鋭い音感で聴く。1975年の録音。キースは今計算したら29歳だった。ところで、暗算も出来ない脳構造。知能指数75の悲しみ。2024-1975。分からん。キース、現在78歳。この計算もできない。モノホンの馬鹿になってしまった。グーグルの計算機で算出。 なんか、こういう話、さまーずは本当...

  • 「一般人」?

    何度か書いている。週刊誌とかに芸能人の配偶者が「一般人」と出て来る。なんとなく、私は馬鹿にされている感じがいつもする。今調べたら、特別な身分、名声、技能を持たない人たち、または、そのような人たち。なんか非常に曖昧だよな。私自身を分析すると、特別な身分は一見ない。でも、究極の芸術家でもあるから、当て嵌まるだろっ。名声はないけれど無名でもない、やっぱ、当て嵌まる。私は売れないにしても公の場に名前も顔...

  • 小さな町の高台

    昨日からワンちゃん孫が来ている。実にかわゆい。小さな黒いバンビ。目付きがマイルス・デイビスにそっくり。ワン孫。娘も義理息子も超多忙。世話する時間ゼロ。義理息子の実家、娘の実家、息子のアパートと転々としている。娘の実家、つまり我々のアパート、彼はバカンスなのだ。モリモリ食べてお散歩して寝る。まあ、くどくど・・・、だからぁー、ワンちゃん飼うんじゃね、となる。まあ、家族の一員だから無下にはでけん。義理...

  • 小さな町を横切る 2

    我々の住むアパートは小さな町の中心部の南西の外れ。図書館は北側の外れ。カミサンに戻しを頼まれた本二冊を持って行く。当然にして町の中心部を横切ることになる。 1.2km。ちんたら歩いて20mmぐらいだ。まず銀行にお金を下ろしに行く。角のATM。左に行くと正面に巨大な大聖堂。五階建ての建物で統一されている町に、たぶん、ビルにすると二十三階建て、しかも、容積も巨大。昔は153mの尖塔が存在したから、その巨大ぶりは凄い...

  • 厳しい老後

    カテゴリーをフランスとした。私はフランスで三十三年間就労。十年間、管理職。私の年金は満期ではないから、フランスの一般事務員の初任給。六十七歳まで就労していたら年金額は月八万円アップとなっていた。相当な違いだったと思う。しかし、コロナに直撃。リムジードライバーの仕事は壊滅。続けたくてもどうしようもない。そもそも、私はフランスにアーティストビザで来た人。その人が三十三年間サラリーマンしていた。非常に...

  • 諸々

    ジャズピアニストBig3は、ジャズファンはご存知の通り、キース・ジャレット、チック・コリア、ハービー・ハンコック。まあ、凄い人たちだ。カミサン、二日前、従弟夫婦が来る時にキース・ジャレットのケルンコンサートを掛けていた。私がカミサンの小さなアパートへ初めて行ったのが、記憶では1983年のはずだ。私は24歳。このジャズ最大のベストセラーは1975年、ケルン大聖堂で録音。これが掛かっていた。私はロンドンでキースの...

  • 芸能ニュースから見える日本

    爺さんの時事というタイトルにしようかなと思った。ジャニー喜多川、渡部建、松本人志。それ以外にも芸能人の諸々の不祥事。 昨晩、いつものように渡部さんの埋もれグルメユーチューブ。なんか必死感が本当に気の毒なのだけれど、見ていて面白いのは町の人たちは、彼のスキャンダルをまったく気にしていない。きゃぁーーーっ、渡部さんだっ! 彼には物凄い励みになるはずだ。アンジャッシュ、ほとんど伝説のコント職人だろう。...

  • 恨みを晴らすメントの時代

    松本人志さんのニュース。以前にも書いた、「不同意性交罪」と私が知らなかった言葉が頻繁に出て来る。今調べたら昨年の七月十三日に施行された法律とのこと。この犯罪は夫婦間でもあり得ると論理的にはなる。「不同意」が犯罪と定義されると、「不同意結婚」「不同意就職」「不同意ピアノ教室」・・・。親の子供へのパワハラも犯罪になる。ラーメン食いたいやつを蕎麦屋へ。これも犯罪だろう。 不倫は同意しているから犯罪では...

  • 突然、春めく

    二週間ぐらい寒波。零下十一度をこの町でも記録した。本日は、快晴。気温十三度。ほとんど春の感じ。なんか、ヨーロッパも冬が短くなって来ている。木々の先端が赤みを帯び始めている。静かな樹木の生きている鼓動を感じる。この春を待ち侘びるこの季節がなんとなく還暦親父には素敵に思える。あら、私の年相応の文体じゃね? カミサンと家具店とかをプラプラする。車中、カミサン、「昨晩ね、ニュースで第三次世界大戦が近付い...

  • 小さな町を横切る

    私の小説を翻訳してくれる仁奈さん、私の家内と同じで先祖がブルトン=ブルターニュ人。フランスでは比較的良くある共通項。彼女が翻訳した小説、吉村昭「水の葬列」、目取真俊「水滴」。私の小説が「水の記憶」。不思議だ、すべての作品に「水」が出て来る。二つ目の偶然と思いきや、南仏に住む彼女の出生地が、私が二年前まで住んでいた町だった。この確率は宝くじに当たるぐらいない。なんか赤い糸とか運命とか言いたくなる。...

  • 不倫に寛容な国フランス

    松本人志さん関係のユーチューブを見ていると、「不同意性交罪」という聞き慣れない単語が出て来る。私の認識では「強制わいせつ罪」という日本語とどう違うのか分からなかった。つまり「強姦罪」です。 アンジャッシュの渡部建さんのユーチューブを登録した。私は彼が強制的にわいせつ行為を多目的トイレで行っていたと理解したから、こりゃー、芸能界、社会からの追放は当然だろな、と。よーく調べたら。不倫でした。まあ、お...

  • 美人美容師さん

    寒波がいきなり緩んだから、本日、散髪。いつも担当してくれるゲイと書かなくてもいいのだけれど、兄貴、お店を辞めたとのこと。残念。エリザベス・テイラーそっくりのお姉さんがやってくれた。兄貴の方が上手かったけれど、いい出来。私はごちゃごちゃ文句を言わないから「パーフェクト」、以上。 エリちゃん、息子ぐらいの年だろう。グラマラスで格好いいお姉ちゃん。 なんとなく、妄想の延長で小さな町の恋愛ものとか書いて...

  • AIと文学

    昨晩、カミサンが「あなた、日本で高名な文学賞受賞作がAIを使った云々で、問題というのかスキャンダルというのか・・・、ってニュースでやっていたわよ」「芥川賞だろな」「フランスのゴンクゥール賞と同じっていってた」。 調べた。詳しく調べた訳ではないですけれど、一体何が問題なのか、まったく理解できなかった。すべてAIでもじぇんじぇん問題とは思わない。たとえば陶芸家が一部機械、一部手作業。何が問題なのだ。漫...

  • テクノロジー

    先日亡くなった私が敬愛していた伯父さん。三年前から心臓ペースメーカーを入れていたと知った。知らなかった。弟、義理の弟、医者二人の診断は共通していた。「ヒートショックによる意識障害のための溺死」。秘湯での突然死。伯父さんらしい。身を清めてから去った。家族葬。写真、皆、笑顔。妹である私の母だけが寂しそうにやつれていた。最後の親族を失ったショックは大きいだろう。私より二歳年少の長男が「みんなっ、笑って...

  • 時が動く

    翻訳家の仁奈さんから、翻訳の契約書が送られて来た。カミサンに確認してもらってサインする。難しいフランス語が読めないのだ。 自分の小説がフランス語になる。ワクワクする。できれば、フランスで出版したい。日本語で書いているのに、日本のマーケットが脳内からなくなった。新作も仁奈さんに翻訳してもらえばいいからね。まあ、フランスのお墓に入る人だから、日本国は、もう、いいんじゃね。寂しいけれど。 ピアノの伸び...

  • 初雪2024

    本日は超が付く快晴。外は雪景色。スイフトは雪の天ぷら。昨日、買い出ししておいて良かった。快晴、雪景色。アパート内室温二十三℃。高年夫婦には快適。老人ホームの室温なのか? 外出はしない。転んだりしたらアウト。まあ、いいんだけれど。カミサン、本日は「家にいるのに私はいない日」。この発想はおもろい。当然にして、私は掃除、料理、お玉割ゲームと自分のやりたいことをする。サロンで雪景色を見ながらお玉割ゲーム...

  • 氷の蝋燭

    なんか小説のタイトルみたい。今朝は買い出し日。天気予報では雪となっていた。まあ、大したことはないだろうと予測する。夜、零下七度。どうしてなのだろう、それでも雨。雪ではなかったはずだ。今朝も雨。スイフト、氷柱、氷の蝋燭を上から掛けられました僕となっていた。マゾヒストみたいね。こんなの初めて見た。車のガラス用のなんちゅうのだ、小さな氷かき。まったくびくともしない。フロントグラスが氷で二重になっている...

  • 悲しいから笑う

    どこかで、お気楽なブログ記事にすることに躊躇する。赤ワインの勢いで書くようなことではないと躊躇する。長い間お世話になった方が向こう側へ。諸々の感情、感傷が湧いて来る。感謝の気持ちも湧いて来る。私が長年憧れて来た人でもある。見た感じも本当に似ていた。親子と間違えられた。現地採用の市役所職員。ノンキャリアのご苦労は、フランスで現地採用だった私には痛いほど分かる。一つのカースト制度、実力では超えられな...

  • 人間の過ち

    諸々のテクノロジー、コンピュータ化・・・、こういう中での羽田の事故。海保機の管制塔の指示の誤認。管制塔はその誤認に気付かなかった。ジャルの三人のパイロット。滑走路に止まっている小さな飛行機を視認できなかった。三部門の人間の確認がミスとなった。それを責める気には私ごときは当然にしてなれない。 人間は機械ではないから、こういうことは起きる。世間は「怠慢」と呼ぶ。でも、「ある程度は」適当にやっていなけ...

  • 淡々と

    フェアリーさん、ご無沙汰して居ります。お元気でいらっしゃいますか? ご訪問、拍手、毎々深謝して居ります。ありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。良いお年になりますように。 蝶姉さん、高IQ、ナイーブ、異次元。いやぁー、恐縮っス。ハンサムとか人格者も付け加えましょう自分で。ギャ。 昨晩は、タイ式マッサージの揉み返しに襲われた。肩こりは取れたけれど、なんか少し具合が悪くなる。食欲ゼロ。酒も...

  • 小さな町の日常風景

    ルノルマン先生。推定身長185cm。痩せ型のイケメン。ずっと、開業医の代替え医師をやっていた。今回、新しく自分で開業。四十歳。気さくでお話しがしやすい先生だ。待合室、すでに混雑。開業して二週間弱。待合室のおばちゃんたちの会話。「ルノルマン先生んとこ、既に二千人が殺到だってさ」「そりゃそうよ、ここ近々で十人の医者が定年よ。主治医探すの至難の業」。フランスは主治医を通さないと専門医の所へ行けない。しかし...

  • 憧れのメカニズム

    蝶姉さんの「憧れる」と「羨ましい」の違い、物凄く分かり易かった。インターネットで調べると、「憧れる」=その人、物に物凄く惹かれる。「羨ましい」=その人が自分より恵まれているという思いから、そうなりたいと。赤ワインを飲みながら熟考してみたい。 私は他人を見て羨ましい感ゼロ。そうなると嫉妬もゼロなんだろう。常磐炭田の非常に貧しいところで育った。私自体が羨ましい存在だったと推測する。その界隈では超絶的...

  • 「楽しく生きると決めたんだ」さまぁーず

    突然、寒波。日中気温が零下。寒い寒い。まあ、フランス、毎年、当たり前のように暖冬。一週間ぐらい寒波。あまり冬が長い感じがなくなって来た。 明日、新しい主治医のところへ。フランス、主治医探しが大変。定年する医者が続出している。コーエン先生の引退から、明日の新しい先生で五人目。ルノルマン先生、四十歳のイケメン。定年まで二十五年あるから、私の生存中はお世話になるはずだ。どう見ても勉強できました僕顔。フ...

  • 「憧れるのを止めましょう」大谷翔平

    蝶姉さんの記事「羨ましいとは思わなくなった」にインスパイヤーされたと思う。憧れと羨ましいはニュアンスが違うけれど、少し似ているところもある。ピアノを弾きながら考えた。私が最初に憧れた人は、画家松田松雄。岩手出身。元船乗り。私の地元に定住。地元の美術の活性化に多大なる貢献をして下さった。高校生の頃、綿入れ半纏、長靴、長髪のおっさんが奇妙だった。お袋が美大に行きたいという私に、その奇妙なおっさんを紹...

  • 伸びきったゴム

    私はピアニストとして燃え尽きたのか? なんか、イサオ節は完成、完了した感はある。自惚れではなく、ヘッドホーンがボロボロになるまでの私の努力という軌跡がある。伸びしろがないのか探り始めた。現時点で、シンセサイザーに特化する。既成曲を私なりに変な編曲をする。弾き慣れた曲をバラード調で弾く。なんとなく、娘たちのレストランでピアノソロをすると仮定している。食事が不味くなる。そんなことはできない。歴史を変...

  • 前期高齢者 3

    もしかすると物凄く長い記事になるかも知れん。老人性欲と私のピアノの伸びしろについて書こうとしていた。その前に、お詫び訂正。我が義理息子アドリアン・カショーのインスタグラムフォロアー100万人と書いた。だれかがそう言っていたのだよ。調べたら25.1万人でした。それでも凄い。すでに予約の取れない人気店になっている。彼のフランスでの人気は凄い。あの無口な自然体が物凄く受けた。インターネットに顔出ししない娘の...

  • 前期高齢者 2

    六十五歳、人間は平等だから、すべての人たちに他人事にはならん。過ぎちゃった人、赤ちゃん、若人・・・。生きている限りは他人事にはならんぞ。と、私も自分事となった。 昨晩布団の中で、羽田の事故を色々と見た。亡くなった海保の方々。言葉がでない。天災の物資を運ぶため。天災がなければ、この事故も起きなかった。天災の連鎖事故となる。遭遇することを運命と呼ぶこともあるけれど、私は数学的な確率にハマった結果と理...

  • 前期高齢者

    とうとう私も今年の四月で、モノホンシニア=本物の前期高齢者=六十五歳から七十四歳になる。健康年齢の最後の十年でもある。とはいえ、私はヒトという哺乳類の動物の寿命は五十年。還暦は長寿。と思っているし、実際にそうなのだ。まあ、六十年も生きていれば諸々ある。人生を送りました感は全員あるはずだ。ない方がおかしい。挫折だ成功だとそれぞれだろうけれど、生きて来た感は絶対にある。その後が現代は長いから第二の人...

  • 2024

    明けましておめでとうございます。この記事を読んで下さっている方々。私がリンクさせて頂いているブロガーさんたちとブーツさんへ。本年もよろしくお願い申し上げます。それから、私のブログのフォロアーさんたち、ユーチューブのフォロワーさんたちへ、皆さん、良いお年になりますことを! お袋へ電話。妹と弟へ新年のメール。福島、宮城と関東東北大震災の被災地に住む。能登半島の大地震、羽田空港の事故。海保機は能登半島...

  • 実用ブログ「ブログ」

    こちらフランス、17h35。日本は新年になっている。皆さん、明けましておめでとうございます! こっちはまだですけれど。今年も良いお年になりますように。 大晦日、おっさんになったから外出とかめどう。カミサンとエビフライ、マカロニサラダ。 三日前ぐらいから、ネットフリックス「こうのどり」を見始めた。夢中で見ている。綾野剛も若かったね。星野さんも小栗さんも。彼ら九年後の現在の四十代。今の方が格好いい。 こ...

  • 実用ブログ「物価」

    実用ブログ記事。閲覧数がどばっと増えた。ちゅうても、5が50へ。ヘッドホーンと電子ピアノにご興味ある方がそこそこいらっしゃるのだろう。まあ、音楽は楽器がなくとも楽しめるから、楽器ダメの人たちもかめへん。ディスコでアースウインド&ファイアーを踊れば音の楽しさが分かる。 さっき、ピアノの練習をしていたら考えた。私が娘に会うと、ハグを通り越している感。愛し合っている男女の抱擁的。日本でこんな父親と娘がい...

  • 実用ブログ「自動車」

    本日、スイフトの車検。諸々を修理して持って行ったのに不合格。ちゅうても、本来なら自分で直せるレベルの不合格。ランプ類の摩耗。取り換えるだけだ。ヘッドライトの左右の光の位置がずれている。これもやったことがある。 と書くと簡単そうでしょ。ランプ類の交換。車によっては超複雑。昔乗っていたホンダシビック。とんでもなく複雑だった。ヘッドライトの位置設定。これも計測器なしでやるのは実に難しいのだ。 新車を買...

  • 実用ブログ「電子ピアノ」

    今年は諸々の転換期の布石的。息子の引っ越し=アパートシャアリングから解放=我々両親もシェアしている女子への気遣いがいらなくなった。娘夫婦の新レストランがオープン。来年は勝負の年になるだろうと言っても、一週間の昼夜の席数が300、月間1200席。これが十分で満席となる。アドリアン・カショー、無口な熊みたいな男のインスタグラムのフォロワーは百万人を超えている。完全に芸能人レベル。娘がすべてをコントロール。...

  • 実用ブログ「ヘッドホーン」

    フランス、日本、自宅でグランドピアノを弾く環境、そうそうはない。私もシティーハウスに住んでいたから両隣がいる。アップライトピアノ。しかも、私の奏法。喧しいことこの上ない。と、当然にしてヤマハのサイレントピアノとなった。曖昧な記憶では、購入は十八年前。付属品のヘッドホーンをずっと使っていた。ローランドのステージピアノ用にソニーのヘッドホーンを別売りで購入したのが十四年前のはずだ。この二つのヘッドホ...

  • フランスのクリスマス

    私の住む小さな町の大広場。イルミネーション。クリスマス市場。カトリックの国だから当然だ。日本人がクリスマス? 私にはまったく理解できない。商売人の策略にしか見えないけれど、いいのだ、日本はなんでも消化する。基本的に無宗教的な国。これは素敵だ。その代わり新興が物凄く多い。皆、不安なんだろうな。なにかに縋り付きたい気持ちは分かる。他力はダメだ。自分に縋れや、と私はなる。 そもそも、日本の方々、クリス...

  • 二度生きる 3

    三十五歳の私の単行本をパソコンへ。ほんの少し推敲している。加筆はしない。 その前に、私のブログに辟易されている方も多いと推測する。辟易しながら中毒? そんな方もいらっしゃるかも。ムフッ、元芸術家、私自身が毒なんだろう。あまり関わると中毒となる。ちゅうても、私は非常にまともで常識人。新庄剛志も言っている。「俺ほど常識的な人はいないよぉー」。 二十五年前、お袋が地元で一番当たる占い師のおばあちゃんの...

  • 二度生きる 2

    十二歳。私の最盛期。ド田舎の炭鉱街の大谷翔平かも。身長170cm、58kg。知能指数福島県一位142。100m走福島県二位。走高跳福島県二位。私の曖昧な記憶では100m、13.2秒。走高跳は正確に覚えている。 138cmだった。まあ、両親が将来の跡継ぎと思ったのは当然の成績だったろう。超高学歴の父の跡継ぎには当時は相応しかった。あのねぇー、十二歳で人生の頂点だよ。後がなげぇーーーっ。結局、鬱病、アル中、ニコチン中毒でボロボロ...

  • 二度生きる

    本日、カミサンは、まだ、パリでワンちゃん孫守り。私は珍しく一日「文学者」していた。 1996年に上梓された私の単行本をパソコンへ移している。原文は手製の原稿用紙にシャーペンで書かれている。時代を感じる? この自伝的散文詩体で書かれた小説。執筆したのは三十五歳。現在の息子の年とほぼ同じ。十二歳から三十五歳までの私の苦しい軌跡が尖がった文体で活写されている。私の代表作の一つとなる。鬱病になった原因と、そ...

  • 定年パパママin Paris

    娘たちのワンちゃん孫と息子新居へ持って行くもの。小さなスイフトは夜逃げ家族のような感じ。息子宅で諸々の設置。旧宅からの残り物の移動。娘宅へお届けとかスイフトの中で、カミサンと「こんなパパママっているのかしらね」「うーーーん、いないと思う」。 私はワンちゃん孫の世話、息子の新居の諸々、車の運転・・・。内心、少しイラついている。即興ピアノのビデオを作りたい。書籍状態の私の昔の書き物をパソコンへ少し推...

  • 海外在住日本人

    この「海外」というのが、そもそも日本的。島国感覚。フランスでは、たぶん、「国境外」? 東京でお会いしたミュージッシャンたち。「海外」「海外在住」「海外で活動」・・・、「沖至の愛弟子」・・・。どうでもいい六十四歳のド下手ジャズピアニストのおっさんである私。こういうどうでもいい人なのに、たぶん、とんでもなく輝いているように見える。まあ、私はいい人だし謙虚だし、お話しはお笑い芸人のトークより上手いから...

  • 自分の本がフランス語になる 2

    私が三十四歳から三十五歳に掛けて書かれた小説。三十年前となる。フランス日本通運旅行部手配課長に就任直後。家を購入。家内と二人の子供たち。美術作品を作り、小説を書き、その上にジャズピアノを独学で習得開始。この異様な体力はなんだったのだ? うちの息子、起床後、十五分後にはジムにいる。私もそんな感じだったのかも。 この本の序文のような散文詩。公開してしまう。

  • 自分の本がフランス語になる

    先週末、子供たちが自宅に来ていた。カミサンの誕生日会。超忙しいのに必ず来る。カミサンも私も大変に愛されているのだろう。まあ、我が子供たちだけれど頼もしい限りだ。知能が凄い。息子は、たぶん、知能指数と痴呆指数がどちらも高いからかわゆい。娘は人間コンピュータ。昔の私だからかわゆい。これからの世界を生きて行くには、これは大切だと判断している。世界と対峙するには、相当な知能指数がいる。書いてしまう。娘た...

  • フランス料理のシェフ

    ネットフリックスで「フェルマーの料理」。配信されている第五話まで見た。東京の二ツ星レストラン「K」が舞台。 普通なら単なる料理ドラマとして楽しく見れる作品。TBSの現代ものドラマは本当に良く出来ている。でも、私には他人事にはならん。娘夫婦のレストランが本物のドラマとして存在しているのだ。まあ、ドラマは当然にしてドラマチックになっているけれど、かなり、現実に近い感じがする。撮影場所も本物の高級レストラ...

  • 自給自足人間

    今、書きながら聴いているのはユーチューブ「Isao YU Piano Solo Maquette 2023」。添付はしないけれど、もし、ご興味ある方はご視聴頂けると幸いです。現在の私が弾きたいピアノを弾いた。ちゅうことやねん。ソロピアノに特化するためのプロトタイプとして十一曲。二十七分ぐらいにまとめた。実際のコンサートでは一時間ぐらいを想定している。ソロピアノは動画のコメントにも書いた。仲間なし一人の世界。最終的には人生そのも...

  • パリ難民 3

    蝶姉さんが記事の中で私の名前を出して頂くと、閲覧数が二桁になる。十一年間のバーチャルなお付き合い。カミサンと息子の小さなアパート、寒波の中、暖房なし、電気なし・・・。ミシュラン人形みたいに二人で着込んで赤ワインを二時間。それから中華屋へ。蝋燭の明かりが本当に愛おしい。超絶的子煩悩のカミサンも愛おしい。まあ、内輪の話は除く。ありゃ、私にはブロ友はいない。でも、ブログ中毒依存症の方々への仲間感はある...

  • パリ難民 2

    我が義理息子の新しいレストランが昨日オープン。レストラン名「Vaisseau」。日本語読みだと、たぶん、「ヴェッソォー」かしらね。娘の命名のはずだ。意味は「大型の船」。宇宙ステーションも含まれる。大聖堂の身廊部分でもある。と、諸々の意味が込められている。こいつはフランス料理界から「フランス料理の歴史を変える男」「トップシェフ参加者百五十名中の最強」と言われている男だ。 工事の遅延。九月末のオープンが昨日...

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