ソロ活動と並行して、非常階段や灰野敬二、AXなどさまざまなアーティストとのコラボレーションを行うなど、精力的に活動していた沖縄電子少女彩が、彩Sayaと「リ…
ロック、ジャズ、クラシック、Jポップ、インド音楽など幅広いジャンルのCDレビューです。
長い人生の中で集めてきたCDを供養するために、全CDに献辞を捧げることを目指しているサイトです。 中心は、パンクからニュー・ウェイブ時代のロック、クラウト・ロック、日本のインディーズ、現代音楽、インドの大衆音楽、ジャズですが、最近クラシック入門も果たしました。 死ぬまでに終わるかどうか心配です。
ジョン・アンダーソンは不本意な形でイエスを抜けた後、早々に二枚目のソロ・アルバム「七つの詩」を発表しました。老成しているように見えるアンダーソンですが、この…
私がジャズを聴き始めたのは学生時代のことで、当時はジャズの歴史を勉強するような聴き方をしていました。それこそ名盤100選を順番に聴く、そんな聴き方です。そん…
素直に感動しました。ローリング・ストーンズのオリジナル・アルバムとしては18年ぶりとなる作品「ハックニー・ダイアモンズ」です。チャーリー・ワッツが亡くなって…
スティーヴ・ハウの二枚目となるソロ・アルバム、その名も「スティーヴ・ハウ・アルバム」です。発表された時期はイエスでいえば「トーマト」の後、「ドラマ」の前です…
土屋昌巳のソロとしては初めてのアルバム「ライス・ミュージック」です。発表されたのは1982年6月のことです。この発表時期はとても重要です。それというのも土屋…
いよいよイエスも80年代に突入しました。そして、80年代最初の作品「ドラマ」にはとにかく驚かされました。メンバー交代が日常茶飯事なバンドでしたけれども、まさ…
「イースト・ウィンド」は菊地雅章によるジャズ作品ですけれども、本作品を発売したレーベルの名称でもあります。菊地はわざわざ新レーベルの発足を祝って楽曲のタイト…
「究極」に続くイエスのアルバムは「トーマト」という何だかよく分からない変なタイトルが冠されました。もともとはイエス・トールという実在の岩山を指す言葉をタイト…
創作アーチストのんによるセカンド・アルバム「パーシュー」です。「あまちゃん」で国民的女優になったのんも、あれから10年、30歳を迎えました。本作品は彼女の波…
「究極」が初めてラジオから流れてきた時のことを今でも覚えています。その何だか吹っ切れたような溌剌としたサウンドにびっくりしました。ジョン・アンダーソンも、ス…
ロキシー・ミュージックの中心人物3人のうちの二人、フィル・マンザネラとアンディ・マッケイによる全編インストゥルメンタルのアルバム「AM・PM」です。発表は2…
イエスのメンバーによるソロ・アルバム制作プロジェクトの大トリはやはりこの人、ジョン・アンダーソンです。さすがはジョン・アンダーソン、期待通りのソロ・アルバム…
前作「官能の饗宴」で復活を遂げたスパークスの次なるアルバムはセルフ・カバー集になりました。題して「プレイジャリズム~盗作の世界」です。何とも皮肉な題名です。…
パトリック・モラーツは、レフュジー、イエス、ムーディー・ブルースという人気バンドのメンバーを務めたスイス出身のキーボードの神童です。息長く活動を続け、ソロ・…
イエスの各メンバーによるソロ・アルバム制作プロジェクト、第三弾はドラムのアラン・ホワイトです。結果的にホワイト唯一のソロ・アルバムとなってしまいました。ホワ…
フランク・ザッパ先生が制作した超大作「レザー」をワーナー・ブラザーズが勝手に切り分けて発売するというとんでも企画の第二弾「スタジオ・タン」です。前作は一応の…
イエスのベーシスト、クリス・スクワイアによるソロ・アルバム「未知への飛翔」です。メンバーそれぞれがソロ・アルバムを制作する企画に沿ったアルバムで、スティーヴ…
ピンクの5枚目のアルバムにして最後のオリジナル・アルバムとなってしまった「レッド・アンド・ブルー」です。ピンクは本作をもって活動を「凍結」します。「凍結」の…
イエスは「リレイヤー」を引っ提げたツアーを敢行した後、しばらく活動を休止します。その間、申し合わせもあったのでしょう、メンバーそれぞれがソロ・アルバムを制作…
アンディ・マッケイ&フィル・マンザネラ ~ ロキシンフォニー
ロキシー・ミュージックは2019年にロックの殿堂入りを果たし、その式典で8年ぶりにパフォーマンスを披露しました。さらに2023年には結成50周年を記念して、…
「アーサー王と円卓の騎士たち」はイギリスでは何の注釈もなく引用される国民的なお話です。舞台は5世紀末ごろの英国ですから、日本でいえば古事記や日本書紀に相当し…
イエスは「リレイヤー」発表後のツアーを終了すると、しばらくバンド活動を休止し、メンバー各自がソロ・アルバムを制作することとしました。リック・ウェイクマンのソ…
「LAのDIY歌姫」と呼ばれるラモナ・ゴンザレスによるソロ・プロジェクト、ナイト・ジュエルの4年ぶり5枚目のアルバム「ノー・サン」です。DIY歌姫とはよくも…
チェッカーズのリーダーだった武内亨は、かつてテレビのインタビューに答えて、イエスの「リレイヤー」を大好きなアルバムだと紹介していました。イエス・ファンの間で…
スパークスの実に6年ぶりとなる新作「官能の饗宴」です。しかし、この邦題は何なんでしょうね。原題は「グラテュイタス・サックス&センスレス・バイオリン」、おそら…
間に傑作ライヴ「イエスソングス」が挟まっていますから、ついつい忘れがちですが、「海洋地形学の物語」はイエスの代表作にして最高傑作の呼び声が高い「危機」を前作…
「ビューティフル・リワインド」はフォー・テットことキーラン・ヘブデンの7枚目のスタジオ・アルバムです。発表されたのはもう10年も前のことですが、私にとって1…
マイケル・キャニヨンはイリノイ州を中心に10年間にわたって強盗を続けた男です。彼は強盗に入ると、被害者に浣腸をするという極悪非道の犯罪者です。本作品はキャニ…
前作から約2年ぶりに発表されたスパークスの15枚目のスタジオ・アルバム、「インテリア・デザイン」です。今回は地元ロサンゼルスのスタジオでの録音となっています…
リック・ウェイクマンの二作目はまさかのファミリー・エンターテイメント大作でした。大規模なオーケストラと共演して、少年少女文庫の定番ともいえるジュール・ヴェル…
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ソロ活動と並行して、非常階段や灰野敬二、AXなどさまざまなアーティストとのコラボレーションを行うなど、精力的に活動していた沖縄電子少女彩が、彩Sayaと「リ…
若い頃、パリの街を幼い息子を肩車して歩いていますと、何かの拍子に息子が後ろに倒れ、宙づり状態になってしまいました。その時、後ろを歩いていたパリのマダムが驚い…
1964年ごろのジョン・コルトレーンは自他ともに認める、脂の乗り切った時期にありました。本作品は同年1月に発表されたインパルスにおける2枚目のライヴ盤「ライ…
前作から約3年、ダブ・シンジケートによる新しいアルバム「イタル・ブレックファースト」です。今回も前作同様に、スタイル・スコットがジャマイカにて仲間たちとリデ…
ノイエ・ドイッチェ・ヴェレを代表するバンド、S.Y.P.H.(ゾフ)の未発表音源集です。ゾフは1980年に最初のアルバムを発表して以来、長らく活動を続けてき…
ロッド・スチュワートの4作目となるソロ・アルバム「ネヴァー・ア・ダル・モーメント」です。英米はじめ、世界中で大ヒットした前作から1年、その成功を確たるものと…
ダブ・シンジケートによる「エコマニア」です。前作「ストーンド・イマキュレイト」から約2年の間隔をおいて発表されました。前作同様に本作品も、スタイル・スコット…
現代音楽の巨匠にして、本人は嫌がっているもののミニマル・ミュージックの旗手として知られるスティーヴ・ライヒの初期作品集「アーリー・ワークス」です。1965年…
フランク・ザッパ先生の「オーケストラル・フェイヴァリット」は1979年5月に発表されています。本作品はその発売40周年記念盤です。元は1枚でしたけれども、記…
ジョン・コルトレーンによるインパルス・レコードからの単独リーダー作としては4枚目にあたる「インプレッションズ」です。この作品もコルトレーン作品の常として、発…
「エレクトリック・ダンス・レゲエ・プロジェクト」と紹介されたダブ・シンジケートによるアルバム「ストーンド・イマキュレイト」は「サイエンス・フィクション・ダン…
相変わらず多産なフェイセスとロッド・スチュワートです。本作品は1971年11月に発表されたフェイセスの3枚目のアルバム「馬の耳に念仏」です。フェイセスの代表…
恐ろしい作品です。これは1971年に発表されたLLL+1、すなわちラヴ・リヴ・ライフ+1のアルバム「ラヴ・ウィル・メイク・ア・ベター・ユー」です。こんな作品…
1982年に制作されたドキュメンタリー映画「コヤニスカッツィ/平衡を失った世界」は、現代音楽家フィリップ・グラスの名前を広く世間に知らしめることとなった作品…
パンク/ニュー・ウェイブ時代に米国で起こったノー・ウェイヴと呼ばれる一群のアーティストの中でも、ひと際輝いていたリディア・ランチのソロ・デビュー作「クイーン…
ボーイズ・クラブは、マーク・ボニラ、キース・エマーソン、元ディープ・パープルのグレン・ヒューズ、そしてボニラのバンド、ドラゴン・クワイヤーによるプロジェクト…
ロッド・スチュワートの名前を聞いて、真っ先に思い浮かぶ曲が「マギー・メイ」の人と、「セーリング」の人、「アイム・セクシー」の人では話が噛み合わなさそうです。…
楽器を持たないパンク・バンドとして人気を博したBiSHが解散したのは2023年6月のことでした。以降、各メンバーはそれぞれが各方面で活躍中です。中でもBiS…
ブライアン・イーノのオブスキュア・レコードから発表されたトム・フィリップスのオペラ「イルマ」は同レーベルからの9作目にあたります。お馴染みのジャケットに包ま…
ジョン・コルトレーンのアルバム群の中でも、最も人気が高いといわれている名盤「バラード」です。全8曲すべてをスタンダードのバラード曲で構成しています。各楽曲の…
スウェーデン発祥で、現在はアメリカで活動しているダーク・アンビエントに特化したレーベル、クリオ・チェンバーによる「トゥーム」シリーズ第四弾です。今回のタイト…
ブラック・サバスの約2年ぶりのアルバム「ネヴァー・セイ・ダイ」です。結果的にオリジナル・ラインナップ最後のアルバムになってしまったという残念な事情で知られて…
ロス・デイズのセカンド・アルバム「ウエスト・ウインド」です、ロス・デイズとは、スケボー界のレジェンドであり、ミュージシャンとしても人気の高いトミー・ゲレロと…
英国のプログレッシブ・ロック・バンドの中でも特異な位置を占めるヘンリー・カウが発表したライヴ・アルバムです。振り返っての発売は多々ありますが、同時代に発表さ…
1980年代に入ってもタンジェリン・ドリームは快調です。本作品は1980年5月に発表されたスタジオ・アルバムとしては10作目になる「タングラム」です。タング…
まずは邦題のすばらしさに驚きます。ブライアン・フェリーのソロ・デビュー作は「愚かなり、我が恋」と名付けられました。原題はそれまで「思い出のかけら」として知ら…
マッドヴィレインの「マッドヴィレイニー」は、「アンダーグラウンド・ヒップホップが生んだ奇跡のマスターピース・アルバム」です。発表は2004年3月のことで、当…
「激烈カルトなサックス入りノー・ウェイヴ・ポスト・パンクスの秘蔵コンピ!!」なる宣伝文句に惹かれて購入した作品です。アーティストはオットー・ケントロール、フ…
「地獄からやってきたジャズ」とはまた素敵なタイトルです。地獄からやってきた大統領を戴いている国なんだからジャズが地獄からやってきて何が悪い、というフランク・…
「サボタージュ」を発表した後、ブラック・サバスはお約束通りツアーに出ます。この時の前座はキッスだったといいますから面白いです。しかし、オジー・オズボーンがバ…
前作から約1年を経て発表された、タンジェリン・ドリームのスタジオ・アルバムとしては9作目となる「偉大なる標的」です。順調なペースでアルバムが発表されていきま…
サン・ラーは60年近くに及ぶ活動期間のうちにわずかに一度だけ日本で公演を行いました。その記録が本作品です。主目的は1977年から1992年まで日本で開催され…
「終末処理場」は1980年12月に大阪を拠点に活動したインディペンデント・レーベル、アンバランスから発表されたオムニバス・アルバムです。キング・オブ・ノイズ…
タンジェリン・ドリームのスタジオ・アルバムとしては8作目となる「サイクロン」です。ここのところメンバーが安定していたタンジェリン・ドリームでしたけれども、本…
ジャケットにはパイプをくわえたナマケモノが描かれています。顔はメガネザルですけれども、このぶら下がり方はナマケモノそのものです。パイプをくわえることは趣味で…
知らないということは恐ろしいことです。私はブラック・サバスの6枚目のアルバム「サボタージュ」のジャケットをとても禍々しいものだと勝手に思っていました。何を隠…
リンク・レイは活動期間も長いのでいつの時代の人なのか分かりにくいですが、1960年に発表された本作品「リンク・レイ&ザ・レイメン」が正真正銘のデビュー作品で…
「ダズ・ヒューモア・ビロング・イン・ミュージック?」は、私がフランク・ザッパ先生の沼にはまるきっかけとなった作品です。リアルタイムで買ったのですが、一聴して…
タンジェリン・ドリームの1977年米国ツアーの模様を記録したライヴ・アルバムです。LPでは2枚組の大作で、タイトルは「アンコール」とつけられました。ジャケッ…
ブラック・サバスの5枚目のアルバム「血まみれの安息日」は難産の末に生まれました。前作から1年以上という点では前作と同じですけれども、今回は制作途上でバンドの…