ソロ活動と並行して、非常階段や灰野敬二、AXなどさまざまなアーティストとのコラボレーションを行うなど、精力的に活動していた沖縄電子少女彩が、彩Sayaと「リ…
ロック、ジャズ、クラシック、Jポップ、インド音楽など幅広いジャンルのCDレビューです。
長い人生の中で集めてきたCDを供養するために、全CDに献辞を捧げることを目指しているサイトです。 中心は、パンクからニュー・ウェイブ時代のロック、クラウト・ロック、日本のインディーズ、現代音楽、インドの大衆音楽、ジャズですが、最近クラシック入門も果たしました。 死ぬまでに終わるかどうか心配です。
お箏です。お箏。深い考えもなしに買った八木美知依のアルバムに魂消てしまいました。これは演奏を見に行かねばなるまいと思い立ち、行ってまいりました。それが素晴ら…
娘がモスキート音がうるさいという話をしていました。歳をとると高い周波数の音が聴こえなくなると言います。モスキート音のように、若い人には聴こえるけれども、齢を…
ニュージーランド出身のサックス奏者ネイサン・ヘインズが2001年に発表した名作「サウンド・トラベル」です。ヘインズは、ジャズ・ミュージシャンの父を持ち、幼い…
かつて、「頑張れベアーズ」という映画がありました。1976年暮れに公開されて日本でも大ヒットしました。主人公のテイタム・オニールがとても可愛らしかったですね…
音楽や美術を志すすべての若者の垂涎の的、スーパートランプのデビュー作です。結成からデビューまで大富豪の支援を受けるという夢物語のような出自のバンドです。だれ…
フランク・ザッパ先生のファンにとって1979年はとてつもない豊作の年でした。大傑作「シーク・ヤブーティ」を発表した後、半年もたたずに「ジョーのガレージ第一章…
これはブログ記事です。XTCの「ゴー2」というアルバムについて書いています。この記事は人に読ませるために書いています。これは犠牲者を誘っているということです…
リザードにとって1980年は疾風怒濤の日々でした。前年11月に海外録音によるメジャー・デビュー作を発表し、ロンドンでのギグでも十分な手ごたえを感じたリザード…
そういう風に読んでいる人を見たことはありませんが、XTCはエクスタシーを意味するそうです。NRTやHNDのようにIATAが空港に付与するコードのようでもあり…
「ザ・ブック2」は2021年12月に発表されたヨアソビのセカンドEPです。アルバムと呼んでしまいたい衝動にかられますが、本人たちにも若いファンの皆様にもそう…
リザードは日本のパンク・シーンにおいて、セックス・ピストルズの役回りを期待されたバンドでした。東京ロッカーズでもフリクションと人気を二分していましたが、リザ…
スパークスによる通算19作目のスタジオ・アルバム「リル・ベートーヴェン」は自身も認める代表作になりました。ロンとメイルのラッセル兄弟にとって「大きな音楽的転…
* クラック! ゴジラ・レコード・コンプリート・コレクション
ゴジラ・レコードはミラーズのヒゴ・ヒロシが始めたインディペンデント・レーベルです。最初のリリースは1978年9月、2枚のシングル盤、ミラーズの「衝撃X」とミ…
イエスのアルバム「トーク」は、「ロンリー・ハート」、「ビッグ・ジェネレイター」の隣に並べてしまえば、結束を固めたイエスが全く同じメンバーで3作目を発表しまし…
何とも甘酸っぱい青春の思い出です。東京ロッカーズはバンド名ではなくて、ここに収録されているS-Kenを中心とした一連のバンドによる「東京にもパンクを!」運動…
バディー・ホリーはロックンロール揺籃期のスーパースターの一人です。シンガーソングライターの元祖でもあり、ギターにベースにドラムというロック・バンドのフォーマ…
ワーナー・ブラザーズによるフランク・ザッパ先生に無断で発売シリーズの最後を飾るアルバム、「オーケストラル・フェイヴァリッツ」です。ポジティブに言い換えれば、…
公式サイトによれば、キン・レオンは「アーティスト、作曲家、ピアニストであり、プロデューサー」であり、その愛称は「シンガポールのアンビエント・ボーイ」です。ロ…
新生イエスの「ロンリー・ハート」に続くアルバム「ビッグ・ジェネレイター」です。イエスには新作アルバムが出るたびに驚かされてきましたが、今回はそれほどではあり…
ヨアソビなのにまぶしすぎて、なかなか直視できませんでした。1970年代のロックで育った私などにとって、ヨアソビは何から何まで理解の範疇を越えています。そんな…
イエスの公式ライヴ・アルバムとしては3作目となる「9012ライヴ」です。新生イエスの大ヒット作「ロンリー・ハート」は原題が「90125」と製品番号そのままで…
イーホル・ブロヴスキーは建築家であり、画家であり、詩人であり、音楽家でもあるウクライナのアーティストです。生まれ育ちはリヴィウですから、ウクライナといっても…
イエスにはいつも驚かされます。しばらく音沙汰がないと思っていたら、「ロンリー・ハート」です。MTVを見て目を疑った人は私だけではないはずです。いきなり全米ナ…
スパークスの3年ぶりのアルバム「ボールズ」です。オリジナルのCDジャケットはシンプルなデザインながら、赤緑青黄黒のバージョンが存在するというコレクター泣かせ…
エイジアのセカンド・アルバム「アルファ」です。ジャケットにはピラミッドに目が書かれています。こちらは目が二つついていますが、秘密結社フリーメーソンのシンボル…
デヴィッド・シルヴィアンによる「ダイド・イン・ザ・ウール」は「マナフォン・ヴァリエーションズ」と副題がつけられている通り、シルヴィアンの名作「マナフォン」を…
フランク・ザッパ先生の大傑作「シーク・ヤブーティ」です。レコード会社とのごたごたから裁判沙汰になってしまったにもかかわらず、先生はワールド・ツアーを敢行し、…
エイフェックス・ツイン ~ ブラックボックス・ライフ・レコーダー21f
エイフェックス・ツインの5年ぶりとなる作品「ブラックボックス・ライフ・レコーダー21f」です。発売が発表されると同時に日本盤を発売するビートニクの公式サイト…
時代遅れのスーパーグループかと思われてもいたにもかかわらず、特大ヒットを記録したエイジアのデビュー・アルバムです。邦題はこれで「エイジア」と読ませます。この…
ザ・リタ/アンコディファイド ~ ステンMK2/ブレダ・サファト
ノイズ音楽やインダストリアル・サウンドを得意とするイタリアのレーベル、オールド・ヨーロッパ・カフェから発表されたザ・リタとアンコディファイドのコラボレーショ…
ワーナー・ブラザーズによる無断発売シリーズ第二弾は、その名も「スリープ・ダート」。眠りの泥とはなんとまあ、目やにのことです。目やになんて名前が凄い。表題曲は…
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ソロ活動と並行して、非常階段や灰野敬二、AXなどさまざまなアーティストとのコラボレーションを行うなど、精力的に活動していた沖縄電子少女彩が、彩Sayaと「リ…
若い頃、パリの街を幼い息子を肩車して歩いていますと、何かの拍子に息子が後ろに倒れ、宙づり状態になってしまいました。その時、後ろを歩いていたパリのマダムが驚い…
1964年ごろのジョン・コルトレーンは自他ともに認める、脂の乗り切った時期にありました。本作品は同年1月に発表されたインパルスにおける2枚目のライヴ盤「ライ…
前作から約3年、ダブ・シンジケートによる新しいアルバム「イタル・ブレックファースト」です。今回も前作同様に、スタイル・スコットがジャマイカにて仲間たちとリデ…
ノイエ・ドイッチェ・ヴェレを代表するバンド、S.Y.P.H.(ゾフ)の未発表音源集です。ゾフは1980年に最初のアルバムを発表して以来、長らく活動を続けてき…
ロッド・スチュワートの4作目となるソロ・アルバム「ネヴァー・ア・ダル・モーメント」です。英米はじめ、世界中で大ヒットした前作から1年、その成功を確たるものと…
ダブ・シンジケートによる「エコマニア」です。前作「ストーンド・イマキュレイト」から約2年の間隔をおいて発表されました。前作同様に本作品も、スタイル・スコット…
現代音楽の巨匠にして、本人は嫌がっているもののミニマル・ミュージックの旗手として知られるスティーヴ・ライヒの初期作品集「アーリー・ワークス」です。1965年…
フランク・ザッパ先生の「オーケストラル・フェイヴァリット」は1979年5月に発表されています。本作品はその発売40周年記念盤です。元は1枚でしたけれども、記…
ジョン・コルトレーンによるインパルス・レコードからの単独リーダー作としては4枚目にあたる「インプレッションズ」です。この作品もコルトレーン作品の常として、発…
「エレクトリック・ダンス・レゲエ・プロジェクト」と紹介されたダブ・シンジケートによるアルバム「ストーンド・イマキュレイト」は「サイエンス・フィクション・ダン…
相変わらず多産なフェイセスとロッド・スチュワートです。本作品は1971年11月に発表されたフェイセスの3枚目のアルバム「馬の耳に念仏」です。フェイセスの代表…
恐ろしい作品です。これは1971年に発表されたLLL+1、すなわちラヴ・リヴ・ライフ+1のアルバム「ラヴ・ウィル・メイク・ア・ベター・ユー」です。こんな作品…
1982年に制作されたドキュメンタリー映画「コヤニスカッツィ/平衡を失った世界」は、現代音楽家フィリップ・グラスの名前を広く世間に知らしめることとなった作品…
パンク/ニュー・ウェイブ時代に米国で起こったノー・ウェイヴと呼ばれる一群のアーティストの中でも、ひと際輝いていたリディア・ランチのソロ・デビュー作「クイーン…
ボーイズ・クラブは、マーク・ボニラ、キース・エマーソン、元ディープ・パープルのグレン・ヒューズ、そしてボニラのバンド、ドラゴン・クワイヤーによるプロジェクト…
ロッド・スチュワートの名前を聞いて、真っ先に思い浮かぶ曲が「マギー・メイ」の人と、「セーリング」の人、「アイム・セクシー」の人では話が噛み合わなさそうです。…
楽器を持たないパンク・バンドとして人気を博したBiSHが解散したのは2023年6月のことでした。以降、各メンバーはそれぞれが各方面で活躍中です。中でもBiS…
ブライアン・イーノのオブスキュア・レコードから発表されたトム・フィリップスのオペラ「イルマ」は同レーベルからの9作目にあたります。お馴染みのジャケットに包ま…
ジョン・コルトレーンのアルバム群の中でも、最も人気が高いといわれている名盤「バラード」です。全8曲すべてをスタンダードのバラード曲で構成しています。各楽曲の…
ブラック・サバスの約2年ぶりのアルバム「ネヴァー・セイ・ダイ」です。結果的にオリジナル・ラインナップ最後のアルバムになってしまったという残念な事情で知られて…
ロス・デイズのセカンド・アルバム「ウエスト・ウインド」です、ロス・デイズとは、スケボー界のレジェンドであり、ミュージシャンとしても人気の高いトミー・ゲレロと…
英国のプログレッシブ・ロック・バンドの中でも特異な位置を占めるヘンリー・カウが発表したライヴ・アルバムです。振り返っての発売は多々ありますが、同時代に発表さ…
1980年代に入ってもタンジェリン・ドリームは快調です。本作品は1980年5月に発表されたスタジオ・アルバムとしては10作目になる「タングラム」です。タング…
まずは邦題のすばらしさに驚きます。ブライアン・フェリーのソロ・デビュー作は「愚かなり、我が恋」と名付けられました。原題はそれまで「思い出のかけら」として知ら…
マッドヴィレインの「マッドヴィレイニー」は、「アンダーグラウンド・ヒップホップが生んだ奇跡のマスターピース・アルバム」です。発表は2004年3月のことで、当…
「激烈カルトなサックス入りノー・ウェイヴ・ポスト・パンクスの秘蔵コンピ!!」なる宣伝文句に惹かれて購入した作品です。アーティストはオットー・ケントロール、フ…
「地獄からやってきたジャズ」とはまた素敵なタイトルです。地獄からやってきた大統領を戴いている国なんだからジャズが地獄からやってきて何が悪い、というフランク・…
「サボタージュ」を発表した後、ブラック・サバスはお約束通りツアーに出ます。この時の前座はキッスだったといいますから面白いです。しかし、オジー・オズボーンがバ…
前作から約1年を経て発表された、タンジェリン・ドリームのスタジオ・アルバムとしては9作目となる「偉大なる標的」です。順調なペースでアルバムが発表されていきま…
サン・ラーは60年近くに及ぶ活動期間のうちにわずかに一度だけ日本で公演を行いました。その記録が本作品です。主目的は1977年から1992年まで日本で開催され…
「終末処理場」は1980年12月に大阪を拠点に活動したインディペンデント・レーベル、アンバランスから発表されたオムニバス・アルバムです。キング・オブ・ノイズ…
タンジェリン・ドリームのスタジオ・アルバムとしては8作目となる「サイクロン」です。ここのところメンバーが安定していたタンジェリン・ドリームでしたけれども、本…
ジャケットにはパイプをくわえたナマケモノが描かれています。顔はメガネザルですけれども、このぶら下がり方はナマケモノそのものです。パイプをくわえることは趣味で…
知らないということは恐ろしいことです。私はブラック・サバスの6枚目のアルバム「サボタージュ」のジャケットをとても禍々しいものだと勝手に思っていました。何を隠…
リンク・レイは活動期間も長いのでいつの時代の人なのか分かりにくいですが、1960年に発表された本作品「リンク・レイ&ザ・レイメン」が正真正銘のデビュー作品で…
「ダズ・ヒューモア・ビロング・イン・ミュージック?」は、私がフランク・ザッパ先生の沼にはまるきっかけとなった作品です。リアルタイムで買ったのですが、一聴して…
タンジェリン・ドリームの1977年米国ツアーの模様を記録したライヴ・アルバムです。LPでは2枚組の大作で、タイトルは「アンコール」とつけられました。ジャケッ…
ブラック・サバスの5枚目のアルバム「血まみれの安息日」は難産の末に生まれました。前作から1年以上という点では前作と同じですけれども、今回は制作途上でバンドの…
ウォーは長年在籍したユナイテッド・アーティストからMCAレコードに移籍しました。本作品「ギャラクシー」はその移籍第一弾アルバムです。メンバーもプロデューサー…