7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
2月22日 紀州 / 和歌浦天満宮から章魚頭姿(たこずし)山へ 曇 天満宮の境内の脇から、背後の山に登ってゆく坂道があった。山道を切り開いた断面の…
2月22日 紀州 / 和歌浦天満宮 曇 名草山を降り、和歌浦の西手に移動する。街区を過ぎて山並みが迫るところまでやって来ると、山の斜面に這いつくば…
2月22日 紀州 / 紀三井寺から名草山へ 曇 紀三井寺は標高229mの名草山の西山腹に位置する。片岩の石積みでかためられた境内を登り詰めたところ…
2月22日 紀州 / 紀三井寺 曇 この寺の石積みは、和歌山城の石垣と極似している。積まれているのはこの地域の大地を構成する結晶片岩(単に「片岩」…
2月18日 六甲 / 甲山南麓 曇 岩峰を登り切った頂上にも巨石が散在していて、石を組み合わせた祠が複数あった。磐座信仰の名残り? 岩場を巡る修験…
2月18日 六甲 / 甲山南麓 曇 先週に引き続いて甲山南麓の探索にやって来た。錯綜する細道の南の尾根をひと登りすると、道からは見えない岩峰が谷を…
2月15日 紀州 / 和歌山城 曇時々雨 敷地の外から内へ、舐めるように石垣を愛で巡り、いよいよ標高49mの虎伏山(とらぶすやま)頂上にある天守を…
2月15日 紀州 / 和歌山城 曇時々雨 和歌山城の石垣は年代も種類も積み方も多彩で(※)、半日巡って飽きることがない。初期の石垣はこの地方独特の…
2月15日 紀州 / 和歌山城 曇時々雨 城の回りには市役所、中央郵便局、病院、学校等々があり、地元のひとたちは城内を道路の一部のように往来してい…
2月15日 紀州 / 和歌山城 曇 四年半ぶりの和歌山城見学。例によって外周から見て回る。城門の脇に楠の大木があったり、石垣が堀に映ったりするのは…
2月12日 比良 / 武奈ケ岳から稜線を北へ 雪 稜線を北へ辿るとやがて東斜面が急になり、おおきな雪庇が張り出すようになった。どこまでが地面なのか…
2月12日 比良 / 武奈ケ岳から稜線を北へ 雪 西斜面の木立は美しく雪を纏っていた。一晩降り続いた翌朝にこの高さまで登ってこれたからこその風景で…
2月12日 比良 / 武奈ケ岳から稜線を北へ 雪 ホワイトアウトの頂上から北へ慎重に下ると、西に木立の濃い斜面が見えてくる。後はその斜面を左に見て…
2月12日 比良 / 細川から武奈ケ岳 雪 頂上間近で木立が途絶えると、横殴りの風に雪が混じった。あまつさえ濃い霧で辺りは茫漠としている。薄黒い影…
2月12日 比良 / 細川から武奈ケ岳へ 曇時々雪 この冬は近江湖西でも雪が少ない。昨夜も麓は雪ではなく雨だったようで、道路にはほとんど雪がなかっ…
2月11日 六甲 / 甲山 八十八ケ所巡り 曇 甲山一帯は花崗岩の巨石が多いことで知られる(※)。八十八ケ所巡りの参道はその巨石を縫うように付け…
2月11日 六甲 / 甲山南麓 先日甲山南麓の細道をあてどなく歩いた。今回は錯綜する道を整理しようと、地図持参で再訪した。参道にしては込み入っている…
2月8日 但馬 / 奥神鍋スキー場 曇時々小雪 ようやくオープンした県内のスキー場で、三年ぶりに板を履いた。ところどころにブッシュが覗く湿った重い雪で…
2月4日 六甲 / 紅葉谷から有馬へ下る 曇 南斜面よりは北斜面、尾根よりは谷筋の方が雪が多いだろう。そう思って、上りは瑞宝寺谷、下りは紅葉谷を辿った…
2月4日 六甲 / 山上遊歩道 曇 積もりたての雪はさくさくして、靴の下でキュッ、キュッ、と小気味よい音を立てた。でも、踏んだ後は土が覗くほどの薄い雪…
2月4日 六甲 / 瑞宝寺谷から六甲最高峰 曇 この雪では最高峰もひっそりしたものだろう、という予想は、みごとに外れた。テント持参で三脚を立てるカメラ…
2月4日 六甲 / 瑞宝寺谷 曇 夜は平地でも雪、の予報が出た翌朝、麓に雪はなかったが、山は薄っすら雪化粧していた。陽が高くなればすぐに溶けてしまうだ…
2月1日 播磨 / 伊和神社 三久安山への行き帰り、そこだけ異界のような杉木立がある。ずっと気になりながら、いつも横目に見るだけで通り過ぎていた。境内面…
2月1日 播磨 / 三久安山 曇時々小雨 頂上に着くころには辺りはすっかり雲の中。なま暖かく、木の枝はそよとも動かない。シジュウカラだろうか、靄の奥か…
2月1日 播磨 / 音水湖畔から三久安山へ 曇時々小雨 陽が高くなっても雲は厚く、ときどき雨粒が頬に触れ、辺りはいっこうに明るくならなかった。尾根も半…
2月1日 播磨 / 音水湖畔から三久安山へ 曇時々小雨 一週間前の寒波で近畿北部はいっきに雪が増えた。登山口に向かう道路脇にも結構雪が残っていたので、…
1月28日 河内 / 十三峠から楽音寺へ下る 心合寺山(しおんじやま)古墳 朝は敷地に入れなかった古墳(※)に立ち寄る。立派な前方後円墳で、そ…
1月28日 河内 / 神立から十三峠へ 曇 玉祖神社から峠道に戻り、石仏の並ぶ山道にはいる。この道は麓の人たちの散歩コースのようで、いつ歩…
1月28日 河内 / 神立から十三峠へ 玉祖神社 曇 入れ替わり立ち替わり詣でるお年寄りは皆顔見知りのようで、二言三言挨拶を交わしてはすれ違っ…
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7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
6月14日 信濃 / 勢伊多賀神社 雨 松本城の周りにはケヤキの大木が多かった。城の北を走る道の中央にも大木(※)。その道をわた…
6月14日 信濃 / 松本城 曇後雨 信州滞在3日目は本降りの雨の予報。山歩きは見送り、天守が国宝に指定されている松本城見学。天守閣…
6月13日 八ケ岳 / 硫黄岳から峰の松目を経て桜平へ下る 晴 硫黄岳の山頂からは四方に展望が開けた。中でも、赤岳を中心に鋭鋒を並べ…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 標高2,500mを超えると体感的にも空気が薄くなる。二年半前に肺炎を患ってから、ただで…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 信州行きは梅雨入りと重なり、雨の予報の日が続いたので、傘を差してでも歩ける場所を調べて…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 一年ぶりの信州訪問。普段とは雰囲気の異なる針葉樹の森。鳴き交う鳥の声も違う。そして、森…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 蜜を求めて蜂が群がるノイバラ。頭上高くからストン、ストン、と花を落とし続けるエゴノキ。繊細な糸…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 ウツギ 「卯の花腐(くた)し」卯の花を腐らせるほどの長雨のことを言う。この花が雨に萎れる姿は…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 六甲でも特に広葉樹の豊かな谷あいの森。草木はいよいよ繁茂して緑一色。体まで緑に染まりそうである…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨緩やかなアップダウンを繰り返す稜線を西に辿った。ときどき唸るように風がわたり、冷たい雨粒が頬を…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨今朝の空は重い雲に覆われて薄暗く、登るに従ってその雲の中に突入していくのが分かった。広い稜線に…
6月30日 六甲 / 洞川梅林 雨しとしと降る雨の中を洞川梅林まで歩いた。春に堪能した桜はすっかり葉を濃くしていた。春と同じアングルでカメラに収め、近くの…
6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…
6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨豪快な瀬音を聞きながら、滝ノ湯川沿いの森を逍遥した。苔の緑も樹々の緑も雨に映え、奇怪な形のヒノキは、今にも…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨八子ケ峰から落葉樹林とカラマツ林を抜けて下ってゆくと、やがて足元から瀬音が湧き上がってくる。この滝ノ湯川沿…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 曇後雨四年ぶりの蓼科訪問。初日は雨模様のため、八ケ岳登山は明日に延ばし、大きな傘もさせる森の中のコースを選ん…
6月16日 六甲 / 洞川湖 曇この湖畔には釣り人が過ごしやすいような設えがしてあって、日曜の朝に通りかかるとたいてい何人もの客が糸を垂れている。みな常連…
6月16日 六甲 / 洞川梅林 曇 ヒメジョオン春とは打って変わって一面に草の繁茂した斜面は、まだ雨に濡れそぼって腰を下ろすところもなく、頂上の東屋に荷…
6月16日 六甲 / 再度山 修法ケ原 曇朝、雨上がりの水蒸気を含んだ空気は冷ややかに動かず、木立と、水面に映るその影とが、ひとつに溶けあって見える。湖…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭に下る 晴 コアジサイ下りも、往きと同じ紫陽花通りを通る。朝は届かなかった陽が射し込み、群生する紫陽花を陰…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭へ下る 晴先週、比良山中のタンナサワフタギは、まだ蕾も交えて初々しかった(※)。今日は至る所でこの花を見かけ…
6月13日 江若国境 / 大谷山西南陵を抜土へ下り登り返す 晴大谷山西南陵は、抜土に降りる手前で道が二手に分かれる。国境を忠実に降りる「美浜トレイル」の案…