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いまじなりぃ*ふぁーむ https://ameblo.jp/mizumaru-gaku/

物書きブログです。エッセイ、詩、短歌、俳句、ショートショート、小説、ギャグ。渾然一体。(^m^)

ショートストーリーの『えとわ(絵と話)』を中心に、ノンジャンルでいろいろ書いています。中・短編小説も公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。(^^)

水円 岳
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住所
枚方市
出身
旭川市
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2013/05/06

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  • わかばのしたで

    「おまえ、まだ若いんだろ? 俯いてないで、上を目指せよ。だらしないなあ」「枝垂れ柳に向上心を求めないでください。幽霊の居場所がなくなります。蛙も飛びつけなくな…

  • かさねがけとけずりだし

    《ショートショート 1511》『重ね掛けと削り出し』 (ラフ・キャンバス 6) 最近、妻が画廊巡りにはまり始めた。美術館で鑑賞するには都度入館料を払わなければ…

  • げんぺいがっせん

    「紅白に分かれて戦(いくさ)やて、いつの時代の話をしてるん? 今は調和の時代やで、昭和やなくて令和やて? 耳の垢かっぽじってこいっ! 耳は赤くない、赤いのは鼻…

  • しゅんかのおぼえ その11 うめももさくら

    最近は似たような連中が多くてねえ。 見分けがつかなくて困るのは私ら人間だけだから、文句も言えない。やれやれ。(白梅) 去年は花数の割に実が良くなかった。害虫…

  • いしのうえにさく

    慰める相手が石なのは味気ないが石しかないならそこで咲くしかない(スイセン)石の上では咲きたくないけれど石の上で咲いた方が美しいと言われる(ガザニア)咲いて彩る…

  • たいへんよくできました

    去年の夏は猛暑。今年は二、三月にしっかり冷え込んだ日がありました。そういう極端な寒暖に弱い植物は、大切に育てているつもりでも枯れてしまうことが多いんですが。…

  • ときのしおり

    確かに栞を挟んだはずなんだ挟んだ栞はちゃんと残っているでも挟めた頁が見当たらない何か大事なことに気がついてそれを読み落とさないようにとしっかり栞を挟んだはずな…

  • びそくどさつえい

    「よく科学番組なんかであるじゃん。花が開いていく様子とか、昆虫の羽化の様子とかを微速度撮影してるやつ」「ああ。本当はすごく時間がかかっているプロセスを、間欠撮…

  • にじをまねる

    「虹を真似してみようと思ったんだけどさ。なかなかうまく行かないんだ」「ふうん」(ラナンキュラス)(オステオスペルムム)「七色全部使って咲くのは至難のわざだよね…

  • はなとわいやーふぇんす

    フェンスの向こうで咲く花を撮る時にはフェンスは写したくないフェンスの手前で咲く花を撮る時にはフェンスを写し込むもっともフェンスは勝手に写ってしまうけれど(ヤマ…

  • はなはさくけど

    花は咲くのですが、必ずしも花を見るのが栽培目的ではない植物が結構あります。今回ご紹介する二種のマメ科植物もそうでしょう。 もけもけの草姿と新芽のクリームイエ…

  • しゅんかのおぼえ その10 ちいさなじゅうじぐん

    「菜の花は一株だけだといまいちなんだよね。群生するから見事なんだ」「一株だけでも花はちゃんと群生してるよ。俺たちはいつでも十字軍さ。小さいけどね」◇ ◇ ◇ …

  • きせつむし

    今日は短打です。◇ ◇ ◇ 近辺にたくさん植栽されているアツバキミガヨラン。 ランと言っても、ラン科ではなくリュウゼツランの仲間になります。百年に一度の開花…

  • しゅんかのおぼえ その9 いずれあやめか

    「風情のある、いい店構えですね。屋号は……ぶんもく、ですか」「君は風情が足りないねえ。あやめ、と読むんだよ」◇ ◇ ◇ アヤメの漢字表記は菖蒲、文目、綾目など…

  • ぎゃくをいく

    当たり前っちゃ、あまりにも当たり前なんですが。 植物も人間と同じで、寒いのは苦手です。冬に成長したり花を咲かせたりというへそ曲がりは少数派ですね。多くの植物…

  • しゅんかのおぼえ その8 きく、か?

    菊は秋花の代名詞になっているが、キク科の植物には春咲きのものの方がずっと多い。早春から初夏に至るまで、数多くのキクがこれでもかと咲き競う。 ただし。そのどさ…

  • きみょうなかじつ

    いや、どこがというわけではないんですが。 その実はとても奇妙なんですよ。 オレンジ色のきれいな果実です。こやつを見たこと、ありますか? おそらくどなたもご存…

  • しゅんかのおぼえ その7 ふじ

    整えれば美しい。 整えなければ自由だ。 どちらがいい悪いという問題ではないのだが、結局選択を迫られる。 連休中、鹿を見に春日大社に出向き、見頃だった藤を鑑賞…

  • かむ

    「最近、ちょっといらいらしててさ」「どして?」「矛盾していることを同時にこなせって言われるんだ」「そらあひでえな」「俺はもともと早食いなんだよ。あんまり噛まな…

  • しゅんかのおぼえ その6 まめ

    春は豆の花が咲き乱れるシーズンでもある。そして花が咲けば、そのあとすぐ豆の莢が育つ。目と口の両方を楽しませてくれるのが、豆のいいところだ。 エンドウマメは多…

  • しゅんかのおぼえ その5 おちつばき

    咲いている時が幸せなのか、落ちてから幸せになるのかは区々である。必ずしも一意ではない。 俺は目立つのが好きなんだよ。だけど、俺みたいのがいっぱいいると、結局…

  • しゅんかのおぼえ その4 つきみそう

    春は本当に慌ただしくてねえ。月なんざ見てる余裕はなかったよ。(コマツヨイグサ) 夜咲くと寝不足になるからね。昼に咲くよ。画像のは夕方咲いてるように見えるだろ…

  • しゅんかのおぼえ その3 なのはな

    菜の花は代表的な春の風物詩だが、実は有象無象の寄せ集めである。(アブラナ)「暗色系の背景で撮られることが多いんですね」「たまたまさ。撮りに行く一番の近場がそ…

  • しゅんかのおぼえ その2 あせび

    準備には、すごく手間と時間がかかるんだよ。 まだ実りを得ていないうちから翌年の花の準備が始まる。予感の蕾と結末の果実が同居するというのはどうにも珍妙だ。 咲…

  • しゅんかのおぼえ その1 さくら

    ゴールデンウイークが終わってしまいましたね。 季節的には春とはもう言えず、初夏。もうちょい春花をネタに記事を書きたかったなあと思いつつ、気がついたらもう季節…

  • めはながつく

    【目鼻がつく】 物事の全体像や方向性が明確になり、大体の見通しが立つこと そりゃあ、俺だって目鼻がつけば嬉しいよ。 でもさあ。どこが目でどこが鼻かがわからない…

  • とわののはら あとがき(ざんていばん)

    永遠の野原 あとがき(暫定版) 永遠の野原をお読みいただきありがとうございます。実季節に合わせ書き継ぎ、一年四ヶ月かけてピリオドということにしましたが。後半の…

  • けついんほじゅう

    ゴールデンウイークと言っても、その直前まで業務多忙だったため、今は体力気力の回復に努めておりまする。 そんな脱力モードでもこなせるのがガーデニングのいいとこ…

  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい せいりゅう2

    シーズン9 第五話 青竜(2) 私がオルソーの工房を訪ねた時には、なぜかレクトがおらず、クルムがせっせと帳簿を清書していた。「おや? オルソーどの、レクトは?…

  • まじゅつしぞでぃあすりぶれうすのこととい せいりゅう1

    シーズン9 第五話 青竜(1) がっ! がきっ! ぎぃん! 硬く激しい剣戟の音が中庭いっぱいに響き渡る。私、テオ、オルム、イルガの四人が、型のある仕合いではな…

  • かぜかおる

    風薫る五月風の匂いはどんなだろうと空を嗅ぐ(クスノキ)俺には匂いなんかないよと若造の風が素っ気なく通り過ぎる(ケヤキ)青葉の鮮やかな残り香をこれでもかと振り撒…

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