ふと思い立って信州・富士見町の入笠山に行ってきたのでありますよ。6月に入った時節柄、「入笠山ではすずらんが…」と思い至った次第。頂上直下までゴンドラリフトを運…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
東京でも数少ない大衆演劇の芝居小屋が立川にあるものですから、(怖いもの見たさで?)試しに出かけてみたのはもう5~6年前になりますか。例によってブログ内検索をす…
愛知県瀬戸市の洞地区は「山地の谷が行きづまる所を洞と呼び、瀬戸村東部にある宝泉寺の南方を通称洞と呼んでいた」(Setopedia)ところに由来があるわけですが…
千葉県立房総のむら風土記の丘資料館をひとしきり見て回った後、資料館に至るまでに辿った散策路とはまた別の方向へ。龍角寺古墳群の外れの方へそぞろ歩いていったわけで…
たまには日頃と毛色の異なるものでもと、『WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす』なんつう一冊を手にとってみたのでありますよ。…
ということで、本業窯のお隣に建つ瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム「瀬戸民藝館」を覗いてみることに。ま、こちらの入館料を払うと本業窯を間近で見ることができ…
さてと、雑木林の中に比較的こぶりな円墳や前方後円墳が115基も点在する龍角寺古墳群に来て、古墳の間を縫う散策路を歩いてみたところで、到達したのは千葉県立房総の…
先に俵万智の最新歌集『アボカドの種』に目を通したところで、和歌繋がりとでも申しますか、かねて読もうと思っていた一冊を手にとった次第。高樹のぶ子『小説小野小町 …
さて、愛知県瀬戸市の「窯垣の小径」は資料館の先にももそっと続いておりまして。 洒落た体裁に仕立てた壁もあれば、無骨にただただ窯道具を積み上げた壁もあり…。…
千葉県佐倉市を一日めぐった街歩きの後は成田へ移動して一泊し、その折の夕食では珍しくも酢飯のうな丼を食した…と、このことだけは先んじてお話しておりましたなあ。で…
「関東平野部でも雪」てなことが予報されていた日に、池袋の東京芸術劇場へ読売日本交響楽団の演奏会を聴きに出かけたのでありますよ。幸い?雪にはならずに雨模様で済み…
愛知県瀬戸市の街歩き。最初の立ち寄りスポットは窯垣の小径資料館でありますよ。「元本業焼の窯元であった寺田兼之丞家住宅をほぼそのまま生かす形で平成7年に改修した…
2024年、年始早々の企画ものでしょう、新聞夕刊に【俵万智さん×川添愛さん新春対談】が4回続きで掲載されておりましたなあ。方や短歌という小さな枠組みの中で言葉…
千葉県佐倉市の街歩きは、訪ねるところどころがそれぞれに些か離れているものですから、最後のスポットではもはや夕暮れ感が漂っておりましたよ。旧堀田邸から歩くこと1…
愛知県瀬戸市の街歩きは「窯垣の小径」へと分け入りました。「窯垣」というのは「使わなくなった窯道具(ツク・エブタ・エンゴロ)で作った掘や壁の総称」だそうで、下の…
ちょいと神奈川県川崎に出向いたついで、ついつい寄ってしまうのが川崎浮世絵ギャラリーなのですなあ。2024年年明けから始まった展覧会は「新版画の沁みる風景―川瀬…
千葉県佐倉市の街歩きは、一端は古い時代の話を脱して佐倉市立美術館に寄り道したわけですが、その後はまた少々時代を遡るような感じで。美術館から市街地の裏道を歩くこ…
愛知県瀬戸市に到着早々、町のようすに寂れ感があるだのと失礼な物言いになっておりましたが、とにもかくにも街歩きへ繰り出すことに。やきもの関係のスポットを巡って立…
先日読んだ西條 奈加の小説『六つの村を越えて髭をなびかせる者』は、江戸時代に何度も蝦夷地探査の任にあたった最上徳内を取り上げたものでしたけれど、蝦夷地を積極的…
下総佐倉成田紀行 「WALK ON THE EDGE」展@佐倉市美術館編
千葉県佐倉市の街歩きでは、佐倉城址公園から武家屋敷通りを抜けて…と、関ケ原以来の徳川家臣、堀田氏の城下町なだけに話が江戸時代に寄っていくことになりますので、こ…
愛知県瀬戸市に来て、泊まりは神社の境内にあるホテルと言いましたですが、とりあえずホテルに荷物を預けて瀬戸の街歩きに繰り出す…にあたっては、やはりこちらのお社に…
今年2024年の初詣は、ちょいと足を延ばして東京・あきる野市にある大悲願寺に出かけたと申しましたですが、その境内で見かけた看板をふいと思い出したのですなあ。 …
迷子状態になりかかりつつもなんとか?抜け出すことのできた佐倉城址公園をあとにして、かつては広小路と呼ばれたらしい真っ直ぐな道をたどることしばし、大手門跡に到達…
愛知県瀬戸市の名鉄尾張瀬戸駅にたどりついて、まずはホテルに荷物を預け、遅めの昼飯をということに。せと銀座商店街のアーケードを抜ける中で、「そういえば…」と思い…
先日訪ねた国立歴史民俗博物館では主に先史時代の展示を見て回りまして、縄文土器の地域差あたりを備忘に留めたのでありました。話では触れませんでしたけれど、展示の中…
予め国立歴史民俗博物館の展示に関わってことほどかほどに長くなると想定しては思いもよりませんでしたけれど、ともあれひと段落として千葉県佐倉市をぶらりというお話に…
さて、年も改まりまして(ということは話になんら関わりなのですが)、「美濃瀬戸やきもの紀行」はようやくにして美濃から瀬戸へと動いていくことに。午前中に土岐市をさ…
遅ればせながら、謹んで2024年、新年のご挨拶を申し上げます。どうぞ本年もよしなに願えましたら幸いです。 一年前はコロナに臥せった状態で正月を過ごしておりまし…
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ふと思い立って信州・富士見町の入笠山に行ってきたのでありますよ。6月に入った時節柄、「入笠山ではすずらんが…」と思い至った次第。頂上直下までゴンドラリフトを運…
京都・伏見の町なかを縫って、十石舟に揺られながら宇治川派川が宇治川と合流する(かつて合流していた)三栖閘門までたどり着きました。乗船場への戻り舟を待つ間、しば…
コロナ禍を挟んですっかりご無沙汰になっていた「METライブ」ですけれど、久しぶりに先月、グノー『ロメオとジュリエット』を見たことで「やっぱり面白いじゃん」と。…
まだまだ到着したばかりの伏見の町は基本的には碁盤の目ではあるも、昔ながらの路地は素直でないせいもあって、伏見十石舟の乗り場に辿りつくにはちょっとした戸惑いも。…
さてと、GWに信州をあちこち点々と巡った話の方はようやっと最後ということに。安曇野の小さな美術館を覗いたとは言いましたですが、最後にやってきたのは資料館ですな…
旅のきっかけのひとつとなっていた京セラファインセラミックス館とついでながら稲盛ライブラリーを訪ねていろいろと思い巡らしはありましたですが、取り敢えず話は先へ。…
信州・安曇野の小さな美術館、大熊美術館を訪ねたわけですが、上には上と言いましょうか、さらにちいさくひっそりとした美術館がさほど大熊美術館から遠からぬ木立の中に…
ということで、京都市伏見区にある京セラ本社ビル併設の京セラファインセラミックス館を訪ねた折、ついでに(といっては失礼ながら)もひとつ、「稲盛ライブラリー」とい…
少々軽めの雰囲気のバロック音楽演奏会を聴いてきたのでありますよ。東京・狛江のエコルマホールで開催されたこのコンサート、平日昼間というレアな開催時間は、狛江市の…
ということで、京都市伏見区にあります京セラ本社ビルに来てエントランスを徘徊?(不審者と見られないふうに)しておりましたが、本来の目的地たるファインセラミック…
GWの最中に安曇野の美術館を3つ(加えて資料館をひとつ)巡ったですが、次へ次へと小さくなっていきましたなあ。それでも高橋節郎記念美術館は公立の一定規模の美術館…
京都駅から伏見方面に向かう…となれば、普通は電車利用となりましょうけれど、最初の目的地(今回の旅のきっかけのひとつではあるも、テーマからはいささか外れています…
このほど振り返りを始めた「京阪淀川紀行」で書いておきたいことはたくさんあるのですけれど、GWにうろうろしてきた信州のこともも少しだけ。安曇野にある美術館・資料…
しばし無沙汰をいたしてしまいました。またしてもいずこに旅に出ておったかを詳らかにすることもなく、ただ「東海道新幹線で京都へ移動…」とだけ申しておりましたが、京…
いやはやひと月近くかかってようやっと、一書を読了。久しぶりにボリュームたっぷりを堪能いたしましたよ。タイトルは『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』…
およそコロナを気にすること無しにGWを過ごせたからでしょうか、週末の賑わいはコロナ以前にも増しているような気がしますですね。不思議なことに?人出が多いところほ…
JR小海線の八千穂駅前を南北に伸びる道はゆるやかにカーブして、またあたりの建物もなかなかに古びていて、いかにも旧道の佇まいなのですな。さりながら、佐久往還(…
信州に出かけてこれまで巡った茅野や諏訪のあたりからは八ヶ岳を隔てて反対側にあたる長野県南佐久郡佐久穂町にたどり着きました。佐久穂町というのは、佐久町(佐久市と…
オルガンの曲と言えば、それがバッハの作った(とされる)作品とは知らずとも思い浮かべるのはトッカータとフーガ 二短調ではなろうかと。冒頭のフレーズは極めて印象に…
先に訪ねた信州・茅野市の尖石縄文考古館では、黒曜石関係の展示解説もいろいろありましたですねえ。何せ、諏訪のあたりは縄文時代の貴重品、黒曜石の宝庫として知られる…
このほどの新座散歩では、果たして「れきしてらす」での収穫が芳しくない…ということになったわけですけれど、まあ、それを補って野火止用水沿いの散策はなかなかに気分…
4月、5月に引き続きこのほど6月のランチタイムコンサート@ミューザ川崎シンフォニーホールへ出かけてきたのでありますよ。前々回はサクソフォン・カルテット、前回は…
とかく対立関係にあった者のうち勝者の側が叙述した歴史が後世に残されて、敗者の側にあったであろう大義名分はすっかり隠されてしまい、あたかも極悪人、罪人であるよう…
さて、最初は上野毛国紀行と言うに違わず、かみつけの里の保渡田古墳群を巡り、後には看板とはいささか異なる碓氷峠鉄道文化むらの話が長引いてしまっておりましたが、こ…
JR武蔵野線の新座駅を起点にして、野火止用水とその分水である平林寺堀に沿ってぶらり散歩をしてきましたけれど、そもそも新座に出向いたのは新座市の歴史民俗資料館を…
都心よりも比較的近い八王子でやっているし、どうしよっかなあと思っていた展覧会。たまたまにもせよ、招待券が舞い込んできましたので「それならば…」と出かけてきた次…
まあ、鉄分濃度の違いによって楽しみ方はさまざまと思われる「碓氷峠鉄道文化むら」にあって、個人的にいちばんの見どころかと思えるのが鉄道資料館でありまして。「全国…
埼玉県新座市のぶらり散歩を鉄腕アトムの話で始めたわけですが、改めてJR武蔵野線の新座駅から野火止用水沿いの遊歩道を歩くという方向へ。道々、こっちでいいのかな?…
神奈川県立相模湖交流センターを訪ねたのは併設アートギャラリーで開催中の展覧会を見るのが目的だったのですけれど、館内には「相模湖記念館」なる施設もあり、こちらも…
碓氷峠鉄道文化むらの屋外展示場で見た車両の数々、そのお話の続きと申しながら、鉄道図鑑みたいなふうに写真を並べるだけというのもなんだかなあ…とは。ただそうは言っ…
天気予報によれば傘マークが続くようすが窺え、梅雨も間近か…と思える中で晴天は貴重なものとなりますので、またしても外出を。この度は、埼玉県の新座に行ってまいりま…
唐突ながら、相模湖に行ってきたのでありまして。高尾山の向こうというのが相模湖を遠く感じさせるところながら、東京でも西方の多摩地域からすれば、中央線の快速電車…
群馬県安中市にあります碓氷峠鉄道文化むらを訪ねて、たくさんの車両が並んだ屋外展示場へとやってまいりました。鉄分多めの方々は大いに盛り上がるところではなかろうか…
川崎まで足を運んだとなれば、ついつい立ち寄るのが川崎浮世絵ギャラリーでして。3月に前回展『錦絵の誕生~師宣、春信から歌麿、写楽まで~』を覗いた際に「次回展も面…
わざわざ「碓氷峠鉄道文化むら」を訪ねておきながら、到着早々にああでもないこうでもないと申してしまいましたですが、それはそれとして展示のあれこれを振り返っておこ…
昨日(5/23)は突如として寒さが帰って来た一日となりまして、すっかり衣替えも済ませた中、手近の冬物を引っ張り出してミューザ川崎のランチタイムコンサートに行っ…
JR横川駅とはもはや繋がっていない線路に導かれてたどり着いたのは「碓氷峠鉄道文化むら」なのでありました。線路は園内(というか、むら内?)に繋がっておりますが…
実は「小学校開校の日」というのは昨日(5/21)だったようですなあ。 小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプ…
…ということでJR信越本線に乗って、群馬県内どん詰まりの横川駅にたどり着いたところから続きのお話でございます。 月曜の朝とあって、今では乗降客はわずかな人数…
先日、東京・四谷の紀尾井ホールへフルート・リサイタルを聴きに行った折、今後の公演紹介のためのフライヤーを並べたラックにかような一枚を見つけたのですなあ(聴きに…