先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
東京でも数少ない大衆演劇の芝居小屋が立川にあるものですから、(怖いもの見たさで?)試しに出かけてみたのはもう5~6年前になりますか。例によってブログ内検索をす…
愛知県瀬戸市の洞地区は「山地の谷が行きづまる所を洞と呼び、瀬戸村東部にある宝泉寺の南方を通称洞と呼んでいた」(Setopedia)ところに由来があるわけですが…
千葉県立房総のむら風土記の丘資料館をひとしきり見て回った後、資料館に至るまでに辿った散策路とはまた別の方向へ。龍角寺古墳群の外れの方へそぞろ歩いていったわけで…
たまには日頃と毛色の異なるものでもと、『WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす』なんつう一冊を手にとってみたのでありますよ。…
ということで、本業窯のお隣に建つ瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム「瀬戸民藝館」を覗いてみることに。ま、こちらの入館料を払うと本業窯を間近で見ることができ…
さてと、雑木林の中に比較的こぶりな円墳や前方後円墳が115基も点在する龍角寺古墳群に来て、古墳の間を縫う散策路を歩いてみたところで、到達したのは千葉県立房総の…
先に俵万智の最新歌集『アボカドの種』に目を通したところで、和歌繋がりとでも申しますか、かねて読もうと思っていた一冊を手にとった次第。高樹のぶ子『小説小野小町 …
さて、愛知県瀬戸市の「窯垣の小径」は資料館の先にももそっと続いておりまして。 洒落た体裁に仕立てた壁もあれば、無骨にただただ窯道具を積み上げた壁もあり…。…
千葉県佐倉市を一日めぐった街歩きの後は成田へ移動して一泊し、その折の夕食では珍しくも酢飯のうな丼を食した…と、このことだけは先んじてお話しておりましたなあ。で…
「関東平野部でも雪」てなことが予報されていた日に、池袋の東京芸術劇場へ読売日本交響楽団の演奏会を聴きに出かけたのでありますよ。幸い?雪にはならずに雨模様で済み…
愛知県瀬戸市の街歩き。最初の立ち寄りスポットは窯垣の小径資料館でありますよ。「元本業焼の窯元であった寺田兼之丞家住宅をほぼそのまま生かす形で平成7年に改修した…
2024年、年始早々の企画ものでしょう、新聞夕刊に【俵万智さん×川添愛さん新春対談】が4回続きで掲載されておりましたなあ。方や短歌という小さな枠組みの中で言葉…
千葉県佐倉市の街歩きは、訪ねるところどころがそれぞれに些か離れているものですから、最後のスポットではもはや夕暮れ感が漂っておりましたよ。旧堀田邸から歩くこと1…
愛知県瀬戸市の街歩きは「窯垣の小径」へと分け入りました。「窯垣」というのは「使わなくなった窯道具(ツク・エブタ・エンゴロ)で作った掘や壁の総称」だそうで、下の…
ちょいと神奈川県川崎に出向いたついで、ついつい寄ってしまうのが川崎浮世絵ギャラリーなのですなあ。2024年年明けから始まった展覧会は「新版画の沁みる風景―川瀬…
千葉県佐倉市の街歩きは、一端は古い時代の話を脱して佐倉市立美術館に寄り道したわけですが、その後はまた少々時代を遡るような感じで。美術館から市街地の裏道を歩くこ…
愛知県瀬戸市に到着早々、町のようすに寂れ感があるだのと失礼な物言いになっておりましたが、とにもかくにも街歩きへ繰り出すことに。やきもの関係のスポットを巡って立…
先日読んだ西條 奈加の小説『六つの村を越えて髭をなびかせる者』は、江戸時代に何度も蝦夷地探査の任にあたった最上徳内を取り上げたものでしたけれど、蝦夷地を積極的…
下総佐倉成田紀行 「WALK ON THE EDGE」展@佐倉市美術館編
千葉県佐倉市の街歩きでは、佐倉城址公園から武家屋敷通りを抜けて…と、関ケ原以来の徳川家臣、堀田氏の城下町なだけに話が江戸時代に寄っていくことになりますので、こ…
愛知県瀬戸市に来て、泊まりは神社の境内にあるホテルと言いましたですが、とりあえずホテルに荷物を預けて瀬戸の街歩きに繰り出す…にあたっては、やはりこちらのお社に…
今年2024年の初詣は、ちょいと足を延ばして東京・あきる野市にある大悲願寺に出かけたと申しましたですが、その境内で見かけた看板をふいと思い出したのですなあ。 …
迷子状態になりかかりつつもなんとか?抜け出すことのできた佐倉城址公園をあとにして、かつては広小路と呼ばれたらしい真っ直ぐな道をたどることしばし、大手門跡に到達…
愛知県瀬戸市の名鉄尾張瀬戸駅にたどりついて、まずはホテルに荷物を預け、遅めの昼飯をということに。せと銀座商店街のアーケードを抜ける中で、「そういえば…」と思い…
先日訪ねた国立歴史民俗博物館では主に先史時代の展示を見て回りまして、縄文土器の地域差あたりを備忘に留めたのでありました。話では触れませんでしたけれど、展示の中…
予め国立歴史民俗博物館の展示に関わってことほどかほどに長くなると想定しては思いもよりませんでしたけれど、ともあれひと段落として千葉県佐倉市をぶらりというお話に…
さて、年も改まりまして(ということは話になんら関わりなのですが)、「美濃瀬戸やきもの紀行」はようやくにして美濃から瀬戸へと動いていくことに。午前中に土岐市をさ…
遅ればせながら、謹んで2024年、新年のご挨拶を申し上げます。どうぞ本年もよしなに願えましたら幸いです。 一年前はコロナに臥せった状態で正月を過ごしておりまし…
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先日、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)を覗いた折、ちょいとばかり足を延ばして久しぶりに旧新橋停車場鉄道歴史展示室を覗いたのですが、ちと他のことにかま…
いやはや、何やら凄い小説に遭遇してしまったものであるなという印象が。「凄い」という形容の仕方がどうにも安直に過ぎて、我ながら情けなくなる表現ではありますが、角…
ちょいと前に放送されたEテレ『ドキュランドへようこそ』を(録画で)見ていて、始まりのところはちとしみじみと…。「人並みの幸せを手にしたはずの52歳。しかし2人…
この間覗いた信託博物館でもって、近隣ミュージアムの案内のひとつとして見かけたのが「金融ミュージアムOtemachi」のリーフレットでして。信託博物館が三菱UF…
1937年の古い映画ながら、音楽映画としては夙に知られた『オーケストラの少女』。中学生の頃からいつかは見るだろうと思ってはいたものの、今のようなVODなど無い…
先日に訪ねた「市谷の杜 本と活字館」は大日本印刷の企業ミュージアムであったわけですが、同社がらみの公益社団法人DNP文化振興財団ではグラフィックデザインの専門…
続くときには続くもので、ここ数日でTOPPANホールとミューザ川崎と、ランチタイムコンサートに出かけましたけれど、今度は東京オペラシティコンサートホールの「ヴ…
ちょいと前に近隣図書館の新着図書コーナーで『ビジュアル版 一冊でつかむ 古代史と豪族』という本を見かけて読んだわけですが、これを返しに行ってみますと、同じコー…
昨日は退院する父親を迎えにいったわけですが、顔を合わせて開口一番、「よっ!」と元気なご挨拶。いやはや、この間の救急車騒ぎはなんであったのか?という気にもなりま…
東京駅前の丸の内の一角に日本工業倶楽部会館というレトロな外観を残したビルが建っておりますな。1920年(大正9年)に竣工した会館は「実業家の親睦を目的とした社…
トッパンホールに出かけたなればやっぱり立ち寄ってしまう印刷博物館…といっても、今回はちとケツカッチンだったもので博物館本体の展示には立ち入れず、無料の併設施設…
かなり前にはなりますけれど、『伝説の企業家~アメリカをつくった男たち』というアメリカのドラマを「ヒストリーチャンネル」で見ましたけれど、「これも同趣向であるか…
…バッハと言えば古臭く、また有名曲である「主よ、人の望みの喜びよ」などと言われた日には些か手垢が…などと思ってしまうものの、伴奏音型でこれだけ聴かせる曲も珍し…
ちょいと前に東京の下町方面へ出かけたついでで、小さなスポットに立ち寄ることに。場所はJR総武線の錦糸町駅から歩いて少々、錦糸公園の中にある墨田区立総合体育館で…
先日読んだ吉村昭の小説『夜明けの雷鳴』では、主人公の医師・高松凌雲らを随行に、将軍の名代として徳川昭武が出向いたパリ万博(1867年)のようすを紹介しておりま…
先ごろ訪ねた「JICA地球ひろば」の展示では世界に現前する課題としてさまざまな項目が挙がっていたわけですけれど、その中で「食」の問題はヨソサマの問題とばかり行…
近隣公民館の催しとして開催された「多文化共生講座」を覗いてきたのでありますよ。取り上げられていたのはグリーンランドでして、彼の地を舞台とする映画の上映とグリー…
先日訪ねた「三鷹市吉村昭書斎」では、展示の年表から吉村が学生時代に重篤な肺病によって肋骨5本を切除するような大手術を受けた…てなことを知るところとなりましたで…
先ごろ都心に出たついでに立ち寄ったと申しました大日本印刷の企業ミュージアム「市谷の杜 本と活字館」ですが、そのほんの近所に思いがけず「こんな施設もあったのであ…
京都・伏見に出かけて淀川のあたりをうろちょろしたわけですけれど、土地勘が無いということはこういうことなのでしょうなあ。伏見の市街に近い京阪中書島駅は京阪本線と…
朝は伏見稲荷大社の稲荷山をひと巡り、その後踵を返して淀川三川合流域を歩き廻ってさらに石清水八幡宮の山登りをして…と、伏見を間に挟んで京阪電車でもって右往左往し…
久しぶりにくくっと惹かれるものを感じて、府中市美術館に出かけて来たのでありますよ。開催中の展覧会は「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」というも…
石清水八幡宮のある男山からの下山に際して、参道ケーブルの山上駅があまりにひっそり閑していたたまれず、取り敢えず乗ってみるかと思ったお話の続きでありますよ。がら…
さても穏やかな心持ちで石清水八幡宮に参拝を終えましたのち、今度は山下りということになりますですが、ちとその前に御本社の裏の方に展望台があるということですので、…
読響演奏会@東京芸術劇場を聴いてきたのでありまして。この日の演奏会のことを話題にするならば、まずは角野隼斗の登場を挙げるべきなのでしょうなあ。TVなどでも露出…
さて、京都府八幡市にあります石清水八幡宮に来て、参道(表参道をと思っていましたら、いつしか中参道とやらに紛れ込んでおりましたが…)を登り詰め、男山の山上にある…
さて、京都(の外れ)の石清水八幡宮に赴いて、先に伏見稲荷大社で稲荷山をひと巡りしたことでもあり、いささかのこだわりを持って参拝には表参道を登り詰めてと考えてい…
京都・八幡市の上津屋流れ橋には、たまたまタイミングよく渡れるようになったところで訪ねることができたわけですが、これも何かの縁でしょうから、やっぱり石清水八幡宮…
ひと頃は音楽ジャンルのひとつに間違いなく「映画音楽」というのがありましたですなあ。昔はよく聴いていたラジオのFM放送でも「今日は、映画音楽の特集です」てな番組…
桂川、宇治川、木津川の三川合流域にある淀川河川公園背割堤地区をぶらりとして、一旦は京阪電車の石清水八幡宮駅に戻ってまいりました。すでに昼飯どきには些か遅れを…
…ということで、京都府八幡市にあります「淀川三川郷流域さくらであい館」の展望塔に上り、木津川と宇治川の間に延びる背割堤を眺めやって、この突先まで行けるだろうか…
いささか毒気(伏見稲荷大社の混雑具合)に当てられ、這う這うの体で逃げ出したわけですが、京阪電車に乗って移動した先は伏見を通り越して京都府の外れ、八幡市でありま…
こんなに来る人がいるのであるか…と驚かされた伏見稲荷大社でしたけれど(といって、訪ねた中の一人ということにはなりますが)、そこではおそらくおみくじを引いて帰っ…
京都・伏見にやってきたのなら…と、ついうっかり足を向けてしまった伏見稲荷大社。早めに出向いたものの、徐々にぞわぞわとしてくる境内のようすにインバウンドを目の当…
京都・伏見を流れる東高瀬川を眺めつつ、今回は京都の町なかには近寄らない…、往路の京都駅近辺のようすを見ただけでも混雑必至であるからと思っていたわけですが、確か…
信州の入笠山で山歩きをしてきたお話が長くなってしまってますが、最後の最後にすずらん以外の花のお話を…といって、やおら花ではないことに触れることに。何せ入笠山の…
さてとお話は、京都・伏見の十石舟遊覧で戻り舟を待つ間に三栖閘門資料館を覗いた…ということの続きです。資料館や周辺を見て回って、あっと言う間に戻り舟が迎えにやっ…
信州・富士見町の入笠山は花の宝庫であるということで、ゴンドラリフトに揺られてたどり着いた山頂駅からしばし山道を歩いてきたところからお話の続きということで。 …
京都・伏見の三栖閘門から今の宇治川の流れを見下ろしたところで、改めて三栖閘門資料館で見聞したところを振り返っておくことに。 三栖閘門自体は昭和初期の土木遺産…