先日来、『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』や『文人、ホームズを愛す。』を読んだりしたことなどを通じて、期せずして大正という時代を回顧する…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
下総佐倉成田紀行 弥生文化がじわじわと…@国立歴史民俗博物館常設展編
さてと、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館の常設展示は先史時代から近現代に至るまで、歴史をなぞる解説があるわけですが、今回は(その後の佐倉市内ぶらぶらの都合もあ…
タイトルが「美濃瀬戸やきもの紀行」ですので、やきもの話に終始するのはまあ当然ながら、時折毛色の異なる話を混ぜたくなりますな。この間は乙塚古墳のことに触れました…
下総佐倉成田紀行 縄文土器のさまざま@国立歴史民俗博物館常設展編
千葉県佐倉市に国立歴史民俗博物館を訪ねて特集展示とともに常設展を見て周ったわけですが、日本列島に人類が到達してから長らくを経て、いよいよ縄文の時代となるのです…
美濃瀬戸やきもの紀行 美濃焼の茶碗あれこれ@美濃陶磁歴史館編
岐阜県は土岐市美濃陶磁歴史館でやきもののあれこれを見て周ったわけですが、茶陶といってはやはり茶碗となりましょうかね。おとなり多治見市の美濃焼ミュージアムでもた…
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で北海道の古代文化に関する特集展示を見て来たことを綴りつつ、予て読もうと思っていた本をいよいよ手にとることに。西條 奈加の小説…
下総佐倉成田紀行 日本列島にヒトがやってきた@国立歴史民俗博物館常設展編
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館。折しも開催中の特集展示「北の大地が育んだ古代-オホーツク文化と擦文文化-」をお目当てに出かけたわけですけれど、思いのほか…
さてと、岐阜県土岐市の美濃陶磁歴史館で常設展のコーナーへ。曰く、収蔵品展「美濃桃山陶」と。解説の「はじめに」としてまずはこんな紹介が。室町時代、茶の湯の道具へ…
ちょいと前に劇団民藝の舞台『巨匠』を見てセリフ回しのことを云々したからかもしれませんですが、(唐突ながら)芝居を音楽に擬えてみますれば、台本が楽譜、セリフ回し…
…ということで、千葉県佐倉市にあります国立歴史民俗博物館の特集展示「北の大地が育んだ古代-オホーツク文化と擦文文化-」の(小さな…)展示室を見て周ったお話であ…
先日、トッパンホールでランチタイムコンサートを聴いた折、例によって立ち寄ったのがホールと同じ建物内にある印刷博物館のP&Pギャラリーでして。入場無料の展示施設…
美濃瀬戸やきもの紀行 土岐市美濃陶磁歴史館のコレクションから編
…ということで、岐阜県土岐市を訪ねて織部の里公園、乙塚古墳附段尻巻古墳と見てきましたですが、やきもの紀行としてはやはり土岐市美濃陶磁歴史館を見ておかねばと。 …
東京都心と千葉県成田を結ぶ鉄道路線はJRと京成とが付かず離れずの関係で並走していますけれど、佐倉市の中心部に近い方は京成佐倉駅の方ですな。途中の船橋で、あえて…
今年2023年の見納め芝居は劇団民藝公演の『巨匠―ジスワフ・スコヴロンスキ作「巨匠」に拠る―』でありました。見納めてなことを言っても、今年は加藤健一事務所公演…
岐阜県土岐市の織部の里公園に、たくさんの美濃焼を生み出した元屋敷窯跡を訪ねた後、土岐市美濃陶磁歴史館を訪ねる前に寄り道をした…と申しましたですが、そも陶磁歴史…
またまたランチタイムコンサート@トッパンホールに出かけてまいりました。今回はピアノのソロ・リサイタルでしたなあ。 予定曲目にベートーヴェンのピアノ・ソナタ第…
取り敢えず千葉県内陸部の方へとだけ言って出かけておりましたが、例によってちともったいぶっておりましたなあ。出かけた先は千葉県の佐倉市と印旛郡栄町で中間の成田市…
♪汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ …とか、♪今は山中 今は浜…とか、そういった類いが満載なのかなと思って図書館から借りてきてみた…
ひとしきり多治見のやきもの関係のスポットを見て周り、朝もそうそうに中央本線に乗って…と言いつつ、荷物はまだ多治見のホテルに預けたままにして向かったのは、名古屋…
先に岐阜県多治見市にあるとうしん(東濃信用金庫)の美術館を訪ねた話をしたですが、地場の信金であるたましん(多摩信用金庫)が手掛けている「たましん美術館」ではど…
「美濃瀬戸やきもの紀行」と言いつつも多治見のお話ばかりが続いております(そのうちの半分は美濃焼ミュージアムの見聞でした)なあ。ようやっとたどり着いた多治見話の…
先日、『女ことばってなんなのかしら?』を読んだことで「役割語」なるものを知るところとなりましたけれど、これまたその類いなのであろうなあと手にとったのが岩波現代…
岐阜県多治見市でモザイクタイルミュージアム、多治見市美濃焼ミュージアム、とうしん美濃陶芸美術館と訪ねまわり、古いところからリアルタイム現代に至るまで、さまざま…
さて、このほど東京都公文書館を訪ねるのに背中を押された企画展「東京府文書にみる多摩と東京 ―多摩地域東京府移管130年―」を覗いてみることに。 常設展示室自…
例えば東大と言えば東京大学、東博といえば東京国立博物館、東急といえば東京急行電鉄…のように「東何」と表記されると、それは「東京何々」の省略形だと受け止めてしま…
しばらく前に…と、かつて自ら書いたところを検索してみれば2022年の2月でしたか、武蔵国分寺跡の界隈を歩き回ったことがありました。その時に歩き出したポイントは…
今でこそ志野茶碗といえば美濃焼となっておるわけですが、かつてやきものの器一般に「せともの」と一絡げにされていたこととも関わりましょうか、志野茶碗も瀬戸窯から出…
東京・調布の電気通信大学キャンパス内にありますUECコミュニケーションミュージアムを訪ねて、展示室のひとつに真空管だらけの部屋があると申しましたですな。なん…
多治見市美濃焼ミュージアムでもって、美濃焼の1300年をざっくり振り返ったところでたどり着いたのは現代陶芸の世界でありますよ。安土桃山時代に茶陶で極めた栄華…
初台にある東京オペラシティに出かけたついでに、京王線沿線のとある国立大学を訪ねたのでありますよ。調布駅からちょいと離れたキャンパス内で立ち寄ったのは「UECコ…
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先日来、『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』や『文人、ホームズを愛す。』を読んだりしたことなどを通じて、期せずして大正という時代を回顧する…
ということで、桜島の外周をほぼほぼ一周、フェリー・ターミナルまではもうひと息というところで、桜島国際火山砂防センターに立ち寄った次第でありますよ。 センター…
よもやこの映画を自ら見てみようという日がくるとは、夢にも思っておりませんでしたなあ。『座頭市』シリーズと並んで?勝新太郎の代表作に数えられる『兵隊やくざ』の第…
これまで見て来たところで、桜島の大正噴火は西の方へ向かった溶岩流が烏島を飲み込んだと同時に、南東方向でも大隅半島と地続きになってしまうほどの噴出があったことが…
鹿児島といえば桜島…ということで、フェリーでもって上陸を果たしたわけですが、最初に立ち寄った烏島展望所が比較的海に近い場所であったのに対して、次は山の中腹へ。…
先日、鹿児島の旅を振り返って指宿の歴史に触れる中、「16世紀半ばにポルトガルから来航して指宿・山川港に滞在した商人が日本滞在記を残して、これを読んだフランシス…
今回の鹿児島の旅は鹿屋から大隅半島を南下して突端の佐多岬、その後半島の先端部をフェリーなんきゅうで渡って薩摩半島の指宿に至り、これを北上するという形で、ほぼほ…
さてと、薩摩英国館のアフタヌーンティーでほっとひと息ついたところで、知覧の武家屋敷庭園を巡るべく町なかをそぞろ歩いて…。 車道と歩道の間には、かく錦鯉の泳ぐ…
先日、「その人を何と呼んだものであるか…」と人の名前の呼び方のことをあれこれしていたからでもありましょうか、たまたまTVのニュース番組のスポーツ・コーナーでB…
鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館で入場券を購入する際に、お隣にある「ミュージアム知覧」という施設との共通券が案内されたものですから、せっかくだから(どんな施…
ちょいとまた遅ればせの話ですけれど、先日に放送されたEテレ『日曜美術館』を(録画で)見ておりまして、取り上げられた日本画家・福田平八郎の作品に「ほお!」と思っ…
このほど鹿児島を旅して回る間、3月としては観測史上最も強い風の吹いた日があった…と申しておりましたですが、番所鼻を出発して枕崎駅に立ち寄り、この日の主たる訪問…
今や気の利いたホテルならば普通にあることかもしれませんですが、和風テイストの旅館ではまだまだ珍しいのかも。前日宿泊したいせえび荘では、部屋のテレビでU-NEX…
うっかり?『文人、ホームズを愛す。』なんつう本を読んでしまいますと、やっぱりまたうっかりとホームズ譚に手を出してしまいたくもなるわけでして。で、何をチョイスす…
鹿児島県南九州市の宿「いせえび荘」でしこたま飲み食いした翌日。前日の雨はすっかりあがって、眩しいくらいに朝日が差しておりましたよ。車で出立するまでのひととき、…
ということで雨天停滞となった南九州市の宿は番所鼻自然公園に隣接して、開聞岳と海を間近に望むこちらのお宿「いせえび荘」でありました。 その名のとおりに晩飯には…
雨に振り込められながら薩摩伝承館と時遊館COCCOはしむれを巡った指宿の市街地を抜けて、おとなり南九州市にある当夜の宿方面へ向かう途中、たまたま雨が小降りであ…
春になって年度が移り変わったこともありましょう、最寄りの美術館ではまた新しい展覧会が始まりましたので、ふらりと出かけてみた次第。すぐ近くには桜並木があるのです…
鹿児島県指宿市の「時遊館COCCOはしむれ」を訪ねてその考古博物館らしい展示を見て回ったですが、こうした常設展示とは別に企画展が行われていたのですな。雨降りで…
鹿児島県指宿市まで出向いて雨に祟られた一日。薩摩伝承館に続いて、何かしら屋内展示施設に立ち寄らんとして訪ねたのがこちら、「時遊館COCCOはしむれ」でありまし…
外国映画にオリジナルな邦題を付けるときに、かつてよくあったのは過去のヒット作のパクリまがいのものであろうかと。すぐさま浮かぶのは「愛と何とかのかんとか」といっ…
群馬県高崎市の北方、保渡田古墳群の解説と出土品の展示とがあるものと思しき「かみつけの里博物館」にやってまいりました。もちろん古墳そのものも見て周るわけですが、…
JR高崎駅の西口からペデストリアンデッキへ抜ける扉には音符やら楽器やらの飾りが施されておりまして、駅前から延びる大通りには「シンフォニーロード」という名前が付…
…ということで、群馬県に行ってまいりました。出かけるにあたって「古墳を見にいく」とは申しましたですが、それを主としつつも他に立ち寄ったところもありますので、そ…
そうそう、西武池袋線を清瀬駅で降りて清瀬市郷土博物館へ出向いた折、沿道は「けやき通り」という名付けがされておりまして、けやき並木が続いているからということでし…
三重テレビが制作した『斎王』を見て以降、毎年特別番組として作られるシリーズを楽しみにしておるのですね。あいにくと三重TV自体の放送を見ることはできませんので、…
4月あたまの年度替わりを経て引き続き、NHK-TV語学講座で4カ国語をぼんやりと聞き流しておりますが、短期記憶の定着が相当に怪しくなってきているお年頃なだけに…
川崎のホールで、サクソフォン四重奏を聴いてきたのでありますよ。芸大同窓の女性四人によるルミエ・サクソフォン・カルテットの演奏、こう言ってはなんですが、サクソフ…
東京・清瀬にリコーダーフェスティバルを聴きに行ったわけですけれど、清瀬市というところ、(誠に失礼ながら)東京の北辺にあってあたかも盲腸のようにぴろっと埼玉県に…
「こんな楽器があったのか?!」とずいぶん前に…、と書き出したところでブログ内検索をしますと2011年のこととは。もはや10年以上が経っておりますが、そのときに…
さてと、晴れて5日間のインフルエンザ外出自粛期間が開けました。少々スロースタートの動き出しということで、近所の美術館へ。JR中央線国立駅前にある「たましん歴史…
「あなたの愛されポイントを表彰しちゃいます♪」ということで引き当てた表彰状は「マイペースで賞」とやら…。かつて企業などの組織に属して仕事をしていた折に、…
またまたTVのお話とはなりますが、たまたまそう思っただけなのか、この2023年4月の番組改変期に昔懐かしい番組がいくつか見られるようになりましたですねえ。気付…
やっぱり、コロナ再びってことではなかったようですなあ。なにせ重篤度が全く違いますし、体ん中にウィルスが残ってるなあという感覚(個人的な印象です)がおよそ後を引…
なあんか体調がよろしくない...と思い始めたところで、あれよあれよと発熱し、全身に倦怠感が襲ってきたのですな。もしかして、コロナ再び?!とも。ですが、一度かか…
これまであちこちの古墳や博物館を訪ねて数々の「埴輪」を目にしてきましたですが、当初は要するに古墳の副葬品であるかと思ったりもしていたのですな。実際は副葬品、つ…
下北沢へ芝居を見に行ってきたのでありますよ。折々出かける本多劇場でもって加藤健一事務所の公演ですけれど、そも加藤健一が事務所を立ち上げたのは『審判』というひと…
常々、「資本主義」なるものはもはや制度疲労を起こしているのでは…てなことをつぶやいたりしておりますが、これはあまりに資本主義をざっくりと捉えてもいたようで。な…
さてと、山梨から帰ってきました…といっても、日々更新のブログをご覧願うにはもはや東京と山梨とどちらにいようが関わりないですなあ。リモートワークなるものが特別な…
一昨日段階では「満開までもうひと息」てなふうに見えたですが、ここ二日続けてとってもいい陽気だもので、もはや満開といってよろしかろうかと。それで思い出したのが、…