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北茨城 勿来周辺の生き物 http://kitaibaraki987.blog.fc2.com/

植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。

ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。

itotonbosan
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2013/04/22

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  • ニッコウトガリバ

    2022年10月31日(月)ニッコウトガリバ 撮影日2022/10/31 撮影場所:勿来の関①ニッコウトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)本種は昨日掲載したムラサキトガリバとにているので同定には注意が必要です。でも三箇所をよく観察すれば違いを見つけることが出来ます。一つめは,赤矢印が指している腹部背の毛束です。この毛束は本種にはあってムラサキトガリバには有りません。脇から見てこの毛束が飛び出して写るように確認し...

  • ムラサキトガリバ

    2022年10月30日(日)ムラサキトガリバ 撮影日2022/10/30 撮影場所:勿来の関①ムラサキトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)赤矢印が指しているのは翅頂から斜め上に立ち上がる線を指しています。私はこの線をトリバガ線とかトリバガ線上線と呼んで同定に役立てています。ですから本種はトガリバガ亜科と分かります。幼虫はアラカシ,アカガシ,ミズナラ,コナラ,シラカシ,カシワ等の葉を食べます。②ムラサキトガリバもう...

  • オオハガタナミシャク

    2022年10月29日(土)オオハガタナミシャク 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関①オオハガタナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)緑大矢印は外横線を指しています。この外横線の中央より後縁側に「U字形」が並んでいます。この様な仲間はシャクガ科ナミシャク亜科に属します。緑小矢印が指している横線上にはぎざぎざに尖った鋸歯状の模様が見えます。これが「ハガタ」という名前が付いた理由です。幼虫はノブドウ,エビ...

  • ニッコウナミシャク

    2022年10月28日(金)ニッコウナミシャク 撮影日2022/10/28 撮影場所:勿来の関①ニッコウナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)毎年観察している蛾が灯火近くの壁に止まっています。写真を撮るまでは判断が付きませんでした。写真を見たら何と「U字形」(緑矢印)が外横線(赤矢印)にぶら下がるように並んでいるではありませんか。この事から本種はナミシャク亜科と分かりました。②ニッコウナミシャク本種の前翅長は18㎜程...

  • タイワンモンキノメイガ

    2022年10月27日(木)タイワンモンキノメイガ 撮影日2022/08/21 撮影場所:勿来の関①タイワンモンキノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)触角を背負って止まっています。この様な止まり方をする仲間はツトガ科・メイガ科です。黒褐色の紋に黄色い地とくればツトガ科ノメイガ亜科で決まりです。前翅長が17㎜あり翅の色が黒褐色と黄色で明度差が大きく大変目立つ蛾です。幼虫はノブドウの葉を食べます。自然観察 ブログランキン...

  • ツマトビキエダシャク

    2022年10月26日(水)ツマトビキエダシャク 撮影日2022/08/26 撮影場所:勿来の関①ツマトビキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いて止まっています。環状紋・腎状紋が無く平たく翅を開いているのでシャクガ科エダシャク亜科の仲間と予測が立ちます。内横線・外横線とも不明瞭ながら点列状になっています。中横線も不明瞭ながら太い筋状になっています。三つの横線の始まりは前翅前縁で特に濃くなった楕...

  • ヒメツマオビアツバ

    2022年10月25日(火)ヒメツマオビアツバ 撮影日2022/08/27 撮影場所:勿来の関①ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)赤矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っています。この事から本種はヤガ科クルマアツバ亜科と分かります。この下唇鬚は前後に動くようです。本種と似通った種が居るので注意が必要です。区別するポイントは緑矢印が指している亜外縁線の様子です。本種の亜外縁線は翅頂から...

  • ウスキオエダシャク

    2022年10月24日(月)ウスキオエダシャク 撮影日2022/08/23 撮影場所:勿来の関①ウスキオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いているので後翅がよく見えています。壁との間に隙間はありますが平たく翅を広げています。そして筋が主な模様になっているのはシャクガ科エダシャク亜科の仲間です。②ウスキオエダシャク赤矢印は外横線を指しています。前翅にはこの横線をまたぐように黒紋が並んでいます。後翅...

  • ニセキマエホソバ

    2022年10月23日(日)ニセキマエホソバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関①ニセキマエホソバ(ヒトリガ科コケガ亜科)体全体が細長く左右の翅を重ねて止まる蛾はヒトリガ科でホソバの仲間です。本種に似た種類にキマエホソバが居るので注意が必要です。両者の違いは次の通りです。ニセキマエホソバ・・赤矢印が指している所が橙色です。頭部は黄から橙色です。キマエホソバ・・・・赤矢印が指している所から灰褐色です。...

  • コナフキエダシャク

    2022年10月22日(土)コナフキエダシャク 撮影日2022/08/29,09/01 撮影場所:勿来の関①コナフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)腹部や翅を壁から離して止まっていました。内横線や外横線とさざなみのような小さい線があるだけです。腎状紋や環状紋がないのでシャクガ科らしいと予測が立ちます。②コナフキエダシャク4~5月頃(春型)見られるものと7~8月頃(夏型)見られるものでは色彩も大きさも違います。4~5...

  • オオノコメエダシャク

    2022年10月21日(金)オオノコメエダシャク 撮影日2022/10/21 撮影場所:勿来の関①オオノコメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を広げて止まっています。柱に平たく止まっています。紋様は筋や斑紋や細波です。このような特徴を持つ仲間はシャクガ科エダシャク亜科の蛾です。本種は大きい蛾で前翅長は32㎜程度ありました。大赤矢印は外横線を指しています。小赤矢印は中横線を指しています。不明瞭ですが,ヒメ...

  • ツマキリウスキエダシャク

    2022年10月20日(木)ツマキリウスキエダシャク 撮影日2022/09/20 撮影場所:勿来の関①ツマキリウスキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いているので後翅の様子がよく分かります。しかも,壁に平たく貼り付いているようです。この様な止まり方をするものはシャクガ科の仲間です。前翅と後翅の外縁の中央(青大矢印と青小矢印)が突き出ています。まるでそこが頂点になるように端(つま)を切ったようなので...

  • ゴボウトガリヨトウ

    2022年10月19日(水)ゴボウトガリヨトウ 撮影日2022/10/19 撮影場所:勿来の関①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)赤矢印は腎状紋,緑矢印は環状紋を指しています。これらの紋が有るのでヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。②ゴボウトガリヨトウ灯火下を見ると何やら華やかな蛾が目に留まりました。私にとって珍しい蛾だったので夢中で何枚も写しました。③ゴボウトガリヨトウ本種を観察するのは5年ぶりの...

  • ウコンカギバ

    2022年10月16日(月)ウコンカギバ 撮影日2022/10/17,10/18 撮影場所:勿来の関①ウコンカギバ(カギバガ科カギバガ亜科)翅頂付近を見ると鉤状に曲がっています。この事から本種はカギバガ科と分かります。本種のようにはっきりと翅頂が鉤状に曲がらないものもいるので注意が必要です。二枚の写真は同一のウコンカギバを撮影したものですが,撮影条件(光の強さ)の違いで写り方が違うようです。②ウコンカギバ本種はヒメウコ...

  • ウスキツバメエダシャク

    2022年10月16日(月)ウスキツバメエダシャク 撮影日2022/10/08 撮影場所:勿来の関①ウスキツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いているので後翅の紋様がよく見えます。腎状紋・環状紋が見られません。そして壁に貼り付くように止まっているのでシャクガ科だと分かります。②ウスキツバメエダシャク本種と似ている蛾が6種類居るので注意が必要です。本種の顔を正面から撮った写真を見ると目と目の間...

  • ウスチャヤガ

    2022年10月16日(日)ウスチャヤガ 撮影日2022/10/13 撮影場所:勿来の関①ウスチャヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)大小の赤矢印は環状紋と腎状紋の方向を指しています。二つの紋の内環状紋は何とか確認できますが,腎状紋はもっと不明瞭です。これら二つの紋が有るのでヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科・モンヤガ亜科とわかります。②ウスチャヤガ本種は外縁の方から交互に濃い薄いを繰り返しています。本種の特徴は体の中央が盛...

  • キシタミドリヤガ

    2022年10月14日(金)キシタミドリヤガ 撮影日2022/10/14 撮影場所:勿来の関①キシタミドリヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)赤矢印は腎状紋を指しています。緑矢印は環状紋を指しています。これらの紋が有るので本種はヤガ科でヨトウガ亜科・キリガ亜科・モンヤガ亜科と分かります。②キシタミドリヤガ二枚目の写真を最初に撮り,その後アカメガシワの葉に乗せて明るい所で撮影しました。そのため左右の翅が重なって写っている方が...

  • ウストビモンナミシャク

    2022年10月13日(木)ウストビモンナミシャク 撮影日2022/10/13 撮影場所:勿来の関①ウストビモンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)大緑矢印は外横線を指しています。小緑矢印の前方から後縁の方へ「U字形」が並んでいます。(頭を上にして見ると)ですから本種はナミシャク亜科とわかります。②ウストビモンナミシャク翅頂付近の褐色紋を除いて他の紋は薄褐色なのでウストビモンの名が付いています。本種の止まり方は普...

  • カニクサシダメイガ

    2022年10月12日(水)カニクサシダメイガ 撮影日2022/09/09 撮影場所:勿来の関①カニクサシダメイガ(ツトガ科シダメイガ亜科)本種を観察するのは初めてです。何の仲間か見当がつきません。前翅を大きく開いているのでシャクガ科らしいが・・・。写真を見ているうちに触角に目が留まりました。何と触角を背にしているではありませんか。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。②カニクサシダメイガ前翅長が7㎜程...

  • オオトビモンアツバ

    2022年10月11日(火)オオトビモンアツバ 撮影日2022/10/11 撮影場所:勿来の関①オオトビモンアツバ(ヤガ科アツバ亜科)頭部を見ると前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)が見られます。この事から本種はアツバの仲間と分かります。②オオトビモンアツバよく観察すると本種の下唇鬚は先端が直角に曲がっています。幼虫はカラムシを食べます。③オオトビモンアツバ赤矢印は外横線を指しています。秋型は紫褐色を帯び模様が異なり...

  • ヒメハナマガリアツバ

    2022年10月10日(月)ヒメハナマガリアツバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関①ヒメハナマガリアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)緑矢印が指しているのは下唇鬚(かしんひげ)です。これをよく見ると後方へくるまるように反っています。下唇鬚がくるまっているのでクルマアツバ亜科に分類されています。②ヒメハナマガリアツバ本種と混同しがちなものが居るので注意が必要です。具体的にはハナマガリアツバ・ソトウスアツバ・...

  • ヒトツメカギバ

    2022年10月8日(土)ヒトツメカギバ 撮影日2022/10/08 撮影場所:勿来の関①ヒトツメカギバ(カギアツバ科カギアツバ亜科)翅を全開にしているところはシャクガ科を思わせます。しかしながら,内横線や外横線が見当たりません。本種はカギアツバ亜科でありながら翅頂が鉤状に曲がっていない種なのです。②ヒトツメカギバ 2018/06/07撮影最初の写真の蛾は擦れています。その証拠に縁毛が見当たりません。腹部背に黒いある四角...

  • クロハグルマエダシャク

    2022年10月7日(金)クロハグルマエダシャク 撮影日2022/10/7 撮影場所:勿来の関①クロハグルマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いて壁に貼り付くように止まっています。この様な止まり方をする仲間はシャクガ科に多いです。②クロハグルマエダシャク 2019/06/10撮影本種は個体変異が大きいので同定で戸惑います。この写真の様な黒い紋が無いものも薄いものもあります。前翅長は12~15㎜と小さい蛾で...

  • チョウセンツマキリアツバ

    2022年10月6日(木)チョウセンツマキリアツバ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関①チョウセンツマキリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)頭部を横の方向から写さなかったので下唇鬚(かしんひげ)の様子がよく分かりません。今までの写真を見ると前方へ少し突き出てています。そのことから本種はアツバの仲間と分かります。②チョウセンツマキリアツバ本種はカザリツマキリアツバに似ているので注意が必要です。でも,頭部に一番...

  • クワゴモドキシャチホコ

    2022年10月5日(水)3089 クワゴモドキシャチホコ 撮影日2022/08/29 撮影場所:勿来の関①クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)左右の翅を合わせるように近づけて屋根形の様にして止まります。この様にして止まる仲間はヤガ科かシャチホコガ科がいます。幸運にも外縁の方から写した写真を見ると腹端が見えています。本種は外縁から腹端がはみ出していることが多いのに写真の蛾は,はみ出ていません。性別の違いからくる...

  • ギンモンシロウワバ

    2022年10月4日(火)ギンモンシロウワバ 撮影日2022/10/04 撮影場所:勿来の関①ギンモンシロウワバ(ヤガ科キンウワバ亜科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。胸部や腹部背に立ち上がる毛が見られるのはキンウワバ亜科に多く見られます。前翅長は15㎜程度の中くらいの蛾です。幼虫はヨモギを食べます。②ギンモンシロウワバ胸部背にはインディアンハットの様な毛が立ち上がっています。腹部背にも真上に立ち上が...

  • クワエダシャク

    2022年10月3日(月)クワエダシャク 撮影日2022/08/30 撮影場所:勿来の関①クワエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を大きく開いて止まっています。しかも,貼り付くように止まっているのでシャクガ科と予想することができます。②クワエダシャク本種の名前クワエダシャクは幼虫がクワの葉を食べるからだと思われます。前翅長は20㎜程度の中くらいの蛾ですが大きく見えます。自然観察 ブログランキングへにほんブログ...

  • トビフタスジアツバ

    2022年10月2日(日)トビフタスジアツバ 撮影日2022/08/31 撮影場所:勿来の関①トビフタスジアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)頭部を見ると小さな下唇鬚(かしんひげ)が出ているのでアツバの仲間と分かります。頭部に近い方の横線が内横線で,遠い方の横線が外横線です。②トビフタスジアツバ幼虫はエゴノキやハクウンボクの葉を食べます。勿来の関周辺にはそれらの木が多くないのであまり観察されません。自然観察 ブログランキ...

  • キマダラオオナミシャク

    2022年10月1日(土)キマダラオオナミシャク 撮影日2022/09/30 撮影場所:勿来の関①キマダラオオナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)前翅長が20㎜より大きく30㎜以下ですが大きく見える蛾です。しかも黄橙色なので目立ちます。私は本種をエダシャク亜科の蛾と思いました。ところが,ナミシャク亜科というので驚きました。そうならば「U字形」が並んでいるはずです。しかし,並んでいる位置がずれているように思います...

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