2024年3月29日(金)3504 カギモンキリガと(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2019/04/24 撮影勿来の関 ①カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影日2019/04/24 場所:勿来の関本種のいわれは外縁に近い方の紋の形にあります。物を引っかけるものの形(鉤)に似ているからです。非常にはっきりしていて印象に残る紋様です。本種に似た紋様の蛾は見付かりませんが,名前が似ていて混同する蛾がいます。その蛾の名前はカギモンヤガです...
植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。
ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。
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2024年3月27日(水)3503 アシブトクチバと(ヤガ科シタバガ亜科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来駅西公園・勿来の関 ①アシブトクチバ(シャチホコガ科) 撮影日2011/06/20 場所:勿来駅西公園勿来の関ではほとんど見かけない蛾です。それもそのはずです。幼虫の食草は、サルスベリ、ザクロ、ネムノキ、ハギなどで,サルスベリ、ザクロは分布していないからです。でも,ネムノキ、ハギは分布しているので観察できるかもしれ...
2024年3月27日(水)3503 ニトベシャチホコ(シャチホコガ科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来の関 ①ニトベシャチホコ(シャチホコガ科)なんとも奇妙な紋様をした蛾です。胸部がえぐれて中が剥き出しになっている様です。腹部が太く外縁からはみ出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。幼虫はズミ、カマツカの葉を食べます。大きく見えますが開帳 50㎜なので中くらいの蛾です。にほんブログ村●2つのラン...
2024年3月26日(火)3501 スズキドクガ(ドクガ科科) 撮影日2018./06/07 撮影場所勿来の関 ①スズキドクガ(ドクガ科)全体に黒く見た瞬間「ドキッ。」としました。前翅中頃に白ずんだ紋が有って同定に役立っています。(赤矢印)♀は♂より大きく葯前翅長43㎜です。足が毛深く前や横に伸ばしきっている感じはシャチホコガ科に似ています。外縁から腹端がはみ出しているのも似ています。スギドクガ似も似ていますか,もっと灰色を...
2024年3月29日(金)3504 カギモンキリガと(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2019/04/24 撮影勿来の関 ①カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影日2019/04/24 場所:勿来の関本種のいわれは外縁に近い方の紋の形にあります。物を引っかけるものの形(鉤)に似ているからです。非常にはっきりしていて印象に残る紋様です。本種に似た紋様の蛾は見付かりませんが,名前が似ていて混同する蛾がいます。その蛾の名前はカギモンヤガです...
2024年3月27日(水)3503 アシブトクチバと(ヤガ科シタバガ亜科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来駅西公園・勿来の関 ①アシブトクチバ(シャチホコガ科) 撮影日2011/06/20 場所:勿来駅西公園勿来の関ではほとんど見かけない蛾です。それもそのはずです。幼虫の食草は、サルスベリ、ザクロ、ネムノキ、ハギなどで,サルスベリ、ザクロは分布していないからです。でも,ネムノキ、ハギは分布しているので観察できるかもしれ...
2024年3月27日(水)3503 ニトベシャチホコ(シャチホコガ科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来の関 ①ニトベシャチホコ(シャチホコガ科)なんとも奇妙な紋様をした蛾です。胸部がえぐれて中が剥き出しになっている様です。腹部が太く外縁からはみ出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。幼虫はズミ、カマツカの葉を食べます。大きく見えますが開帳 50㎜なので中くらいの蛾です。にほんブログ村●2つのラン...
2024年3月26日(火)3501 スズキドクガ(ドクガ科科) 撮影日2018./06/07 撮影場所勿来の関 ①スズキドクガ(ドクガ科)全体に黒く見た瞬間「ドキッ。」としました。前翅中頃に白ずんだ紋が有って同定に役立っています。(赤矢印)♀は♂より大きく葯前翅長43㎜です。足が毛深く前や横に伸ばしきっている感じはシャチホコガ科に似ています。外縁から腹端がはみ出しているのも似ています。スギドクガ似も似ていますか,もっと灰色を...
2024年3月25日(月)3501 カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2022/03/31撮影場所勿来の関 ①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)緑矢印は腎状紋,黄緑色矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と予想がつきます。黄矢印は外横線,赤楕円は黒筋を指しています。本種にはカシワオビキリガという名前が似ている種が居るので注意が必要です。でも,紋様は簡単に区別...
2024年3月24日(日)3500 フタスジヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①フタスジヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)薄褐色の地に黒くくで太い筋筋模様は力強いギリシャ彫刻を感じさせます。黒い足からはヒトリガ亜科を思い起こさせます。二本の横線が走っているので「フタスジヒトリ」と名付けられたのでしょう。幼虫はクワの葉を食べます。にほんブログ村●2つのランキングに参加中です!! ●...
2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 白地に黒い筋が走り,左右に3つずつの灰褐色の円い紋がある美しい蛾です。緑矢印は腎状紋と思われるものを指していますが,環状紋は何処に有るか分かりません。この紋が有ることで本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科の仲間と予想が立ちます。,幼虫はオオカメ...
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2024年3月22日(金)3498 トビイロトラガ(ヤガ科トラガ亜科) 撮影日2019/05/30撮影場所勿来の関 ①トビイロトラガ(ヤガ科トラガ亜科)実矢印は外横線,紺矢印は内横線を指しています。赤矢印は,腎状紋黄矢印は,環状紋を指しています。これらの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科やキリガ亜科等の仲間と分かります。本種と似た蛾が2種類以上いるので注意が必要です。でも,後角に近い所に黄緑矢印が指している橙黄色...
2024年3月21日(水)3498 キンイロキリガ(ヤガ科代ヨトウガ亜科)撮影日)2013/04/08撮影場所勿来の関 ①キンイロキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)本種は昨日紹介したスギタニキリガと並んで格好の良い蛾だと思っていますが,私はスギタニキリガの方が好きです。紋様がすっきりしているからです。本種にも二羽の小鳥の紋様が見られます。外縁に近い方から腎状紋,環状紋とが並んでいます。空矢印は親鳥,黄緑矢印は雛を指しています...
2024年3月20日(火)3497 スギタニキリガ(ヤガ科代ヨトウガ亜科)撮影日2013/03//12撮影場所勿来の関 ①スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)本種の大きさは開帳 45~54㎜で中くらいですが,素敵な紋様が魅力的です。それは赤矢印が指している小鳥の親の様に見える紋です。左側の紋は雛のように見えますが,如何にも親が子に口移しで餌をあげているように見えます。実はこれらは腎状紋(外側の紋)と環状紋(内側の紋)なのです。こ...
2024年3月19日(火)3496 スカシカギバ(カギバガ科カギアツバ亜科)撮影日2018/10//17撮影場所勿来の関 ①スカシカギバ(カギバガ科)「ドクロに似ている」と本種を見たときから感じています。前翅中央付近にあるに有る半透明部分が目立っているからです。後翅は半透明の方形が散在しています。翅頂を見ると鉤状に曲がっています。(赤矢印)この事から本種はカギバガ科と分かります。黒い体の幼虫は腹端と腹部中央に白紋かあって...
2024年3月18日(月)3495 イボタガ(イボタガ科)撮影日2013/04/06撮影場所勿来の関 ①フクロウに擬態しているというイボタガ(イボタガ科)エゾヨツメ・オオシモフリスズメとともに春の三大蛾の一つです。開張はなんと80~115㎜になります。眼状紋もさることながら,全体に広がる細かい筋模様の見事さに見とれてしまいます。「フクロウ」に擬態していると言われています。幼虫はイボタノキ、キンモクセイ、トネリコ、ネズミモチ...
2024年3月17日(日)3494 シロモンヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)撮影日2013/05/24撮影場所勿来の関 ①シロモンヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)本種は開張が19-26㎜と小さな蛾です。全体に青味がかった黒い色で前翅前縁後半に半楕円の白紋が有ります。ヒメハマキガ亜科にも関わらず特有のヒメハマキ紋様がありません。胸部背の一部が迫り上がっています。 幼虫はサクラ、ウワミズザクラ、ソメイヨシノの葉...
2024年3月16日(土)3493 リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影日2019/07/02撮影場所勿来の関 ①リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)黄緑矢印は外横線,桃矢印は内横線を指しています。本種はフタヤマエダシャクと雰囲気が似ていてとてするとき戸惑ってしまいます。でも,本種の外横線には外側に出張る山は1つしかありませんが,(黄緑色が指している場所)フタヤマエダシャクでは二つあるので区別...
2024年3月15日(金)3492 ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)撮影日2018/06/12撮影場所勿来の関 ①ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)写真写りの悪い蛾ではっきりと明るくはなかなか撮れません。この写真は偶々明るくはっきり撮れました。不思議なことは未だあります。それは腹部が必ず左か右に曲がっていることです。観察結果から言うと腹端は地面がある方を指しています。写真を見て驚いたことは色彩豊かで明るくハー...
2024年3月14日(金)3491 マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ類)撮影日2019/01/01撮影場所勿来の関 ①マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ類)本種の形は矢尻の先のような形をしています。この様な蛾はヤガ科の仲間です。本種は前翅長7~9㎜と小さな蛾です。にもかかわらず斬新な模様で初めて見る人の目を引きます。本種の模様は前縁に沿って太い白線があって黒紋を避けるように曲がり翅頂に向かって走っています。...
2024年3月13日(水)3490 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)撮影日2019/01/01撮影場所勿来の関 ①アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)ほとんど見掛けない珍しい蛾です。というのは幼虫が食べるのはワラビの葉だからです。シダ植物を食べる蛾はいくつか居ますが多くはないからです。本種の特徴として横線に沿って白い帯状の白帯が見られることを上げます。特に顕著なのは,外縁に一番近く沿った...
2024年3月12日(火)3489 キバラケンモンとニセキバラケンモンの違い(両者ともヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2017/05/16/撮影場所勿来の関 両者の写真を比べている内にやっと違いが分かりました。(a,b,c,d)①キバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)2020/08/17撮影青矢印は外横線と思われる横線を指しています。この外横線は複雑に曲がっています。aそして途中から小さく切れています。黄緑矢印はその外横線から...
2024年3月11日(月)3489 ニセキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2017/05/16/撮影場所勿来の関 ①これも紋様が綺麗なニセキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)昨日紹介したキバラケンモンとよく似ていて表面の模様だけでは区別が難しいです。「渓舟の昆虫図鑑」によると後翅の色で区別するのがよいと紹介しています。(確実に見分けるには、後翅を確認するのが良い。ニセキバラケンモンは、後翅が黒色...
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2024年3月29日(金)3504 カギモンキリガと(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2019/04/24 撮影勿来の関 ①カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影日2019/04/24 場所:勿来の関本種のいわれは外縁に近い方の紋の形にあります。物を引っかけるものの形(鉤)に似ているからです。非常にはっきりしていて印象に残る紋様です。本種に似た紋様の蛾は見付かりませんが,名前が似ていて混同する蛾がいます。その蛾の名前はカギモンヤガです...
2024年3月27日(水)3503 アシブトクチバと(ヤガ科シタバガ亜科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来駅西公園・勿来の関 ①アシブトクチバ(シャチホコガ科) 撮影日2011/06/20 場所:勿来駅西公園勿来の関ではほとんど見かけない蛾です。それもそのはずです。幼虫の食草は、サルスベリ、ザクロ、ネムノキ、ハギなどで,サルスベリ、ザクロは分布していないからです。でも,ネムノキ、ハギは分布しているので観察できるかもしれ...
2024年3月27日(水)3503 ニトベシャチホコ(シャチホコガ科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来の関 ①ニトベシャチホコ(シャチホコガ科)なんとも奇妙な紋様をした蛾です。胸部がえぐれて中が剥き出しになっている様です。腹部が太く外縁からはみ出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。幼虫はズミ、カマツカの葉を食べます。大きく見えますが開帳 50㎜なので中くらいの蛾です。にほんブログ村●2つのラン...
2024年3月26日(火)3501 スズキドクガ(ドクガ科科) 撮影日2018./06/07 撮影場所勿来の関 ①スズキドクガ(ドクガ科)全体に黒く見た瞬間「ドキッ。」としました。前翅中頃に白ずんだ紋が有って同定に役立っています。(赤矢印)♀は♂より大きく葯前翅長43㎜です。足が毛深く前や横に伸ばしきっている感じはシャチホコガ科に似ています。外縁から腹端がはみ出しているのも似ています。スギドクガ似も似ていますか,もっと灰色を...
2024年3月25日(月)3501 カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2022/03/31撮影場所勿来の関 ①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)緑矢印は腎状紋,黄緑色矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と予想がつきます。黄矢印は外横線,赤楕円は黒筋を指しています。本種にはカシワオビキリガという名前が似ている種が居るので注意が必要です。でも,紋様は簡単に区別...
2024年3月24日(日)3500 フタスジヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①フタスジヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)薄褐色の地に黒くくで太い筋筋模様は力強いギリシャ彫刻を感じさせます。黒い足からはヒトリガ亜科を思い起こさせます。二本の横線が走っているので「フタスジヒトリ」と名付けられたのでしょう。幼虫はクワの葉を食べます。にほんブログ村●2つのランキングに参加中です!! ●...
2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 白地に黒い筋が走り,左右に3つずつの灰褐色の円い紋がある美しい蛾です。緑矢印は腎状紋と思われるものを指していますが,環状紋は何処に有るか分かりません。この紋が有ることで本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科の仲間と予想が立ちます。,幼虫はオオカメ...
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2024年3月22日(金)3498 トビイロトラガ(ヤガ科トラガ亜科) 撮影日2019/05/30撮影場所勿来の関 ①トビイロトラガ(ヤガ科トラガ亜科)実矢印は外横線,紺矢印は内横線を指しています。赤矢印は,腎状紋黄矢印は,環状紋を指しています。これらの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科やキリガ亜科等の仲間と分かります。本種と似た蛾が2種類以上いるので注意が必要です。でも,後角に近い所に黄緑矢印が指している橙黄色...
2024年3月21日(水)3498 キンイロキリガ(ヤガ科代ヨトウガ亜科)撮影日)2013/04/08撮影場所勿来の関 ①キンイロキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)本種は昨日紹介したスギタニキリガと並んで格好の良い蛾だと思っていますが,私はスギタニキリガの方が好きです。紋様がすっきりしているからです。本種にも二羽の小鳥の紋様が見られます。外縁に近い方から腎状紋,環状紋とが並んでいます。空矢印は親鳥,黄緑矢印は雛を指しています...
2024年3月20日(火)3497 スギタニキリガ(ヤガ科代ヨトウガ亜科)撮影日2013/03//12撮影場所勿来の関 ①スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)本種の大きさは開帳 45~54㎜で中くらいですが,素敵な紋様が魅力的です。それは赤矢印が指している小鳥の親の様に見える紋です。左側の紋は雛のように見えますが,如何にも親が子に口移しで餌をあげているように見えます。実はこれらは腎状紋(外側の紋)と環状紋(内側の紋)なのです。こ...
2024年3月19日(火)3496 スカシカギバ(カギバガ科カギアツバ亜科)撮影日2018/10//17撮影場所勿来の関 ①スカシカギバ(カギバガ科)「ドクロに似ている」と本種を見たときから感じています。前翅中央付近にあるに有る半透明部分が目立っているからです。後翅は半透明の方形が散在しています。翅頂を見ると鉤状に曲がっています。(赤矢印)この事から本種はカギバガ科と分かります。黒い体の幼虫は腹端と腹部中央に白紋かあって...
2024年3月18日(月)3495 イボタガ(イボタガ科)撮影日2013/04/06撮影場所勿来の関 ①フクロウに擬態しているというイボタガ(イボタガ科)エゾヨツメ・オオシモフリスズメとともに春の三大蛾の一つです。開張はなんと80~115㎜になります。眼状紋もさることながら,全体に広がる細かい筋模様の見事さに見とれてしまいます。「フクロウ」に擬態していると言われています。幼虫はイボタノキ、キンモクセイ、トネリコ、ネズミモチ...
2024年3月17日(日)3494 シロモンヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)撮影日2013/05/24撮影場所勿来の関 ①シロモンヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)本種は開張が19-26㎜と小さな蛾です。全体に青味がかった黒い色で前翅前縁後半に半楕円の白紋が有ります。ヒメハマキガ亜科にも関わらず特有のヒメハマキ紋様がありません。胸部背の一部が迫り上がっています。 幼虫はサクラ、ウワミズザクラ、ソメイヨシノの葉...
2024年3月16日(土)3493 リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影日2019/07/02撮影場所勿来の関 ①リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)黄緑矢印は外横線,桃矢印は内横線を指しています。本種はフタヤマエダシャクと雰囲気が似ていてとてするとき戸惑ってしまいます。でも,本種の外横線には外側に出張る山は1つしかありませんが,(黄緑色が指している場所)フタヤマエダシャクでは二つあるので区別...
2024年3月15日(金)3492 ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)撮影日2018/06/12撮影場所勿来の関 ①ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)写真写りの悪い蛾ではっきりと明るくはなかなか撮れません。この写真は偶々明るくはっきり撮れました。不思議なことは未だあります。それは腹部が必ず左か右に曲がっていることです。観察結果から言うと腹端は地面がある方を指しています。写真を見て驚いたことは色彩豊かで明るくハー...
2024年3月14日(金)3491 マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ類)撮影日2019/01/01撮影場所勿来の関 ①マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ類)本種の形は矢尻の先のような形をしています。この様な蛾はヤガ科の仲間です。本種は前翅長7~9㎜と小さな蛾です。にもかかわらず斬新な模様で初めて見る人の目を引きます。本種の模様は前縁に沿って太い白線があって黒紋を避けるように曲がり翅頂に向かって走っています。...
2024年3月13日(水)3490 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)撮影日2019/01/01撮影場所勿来の関 ①アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)ほとんど見掛けない珍しい蛾です。というのは幼虫が食べるのはワラビの葉だからです。シダ植物を食べる蛾はいくつか居ますが多くはないからです。本種の特徴として横線に沿って白い帯状の白帯が見られることを上げます。特に顕著なのは,外縁に一番近く沿った...
2024年3月12日(火)3489 キバラケンモンとニセキバラケンモンの違い(両者ともヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2017/05/16/撮影場所勿来の関 両者の写真を比べている内にやっと違いが分かりました。(a,b,c,d)①キバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)2020/08/17撮影青矢印は外横線と思われる横線を指しています。この外横線は複雑に曲がっています。aそして途中から小さく切れています。黄緑矢印はその外横線から...
2024年3月11日(月)3489 ニセキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2017/05/16/撮影場所勿来の関 ①これも紋様が綺麗なニセキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)昨日紹介したキバラケンモンとよく似ていて表面の模様だけでは区別が難しいです。「渓舟の昆虫図鑑」によると後翅の色で区別するのがよいと紹介しています。(確実に見分けるには、後翅を確認するのが良い。ニセキバラケンモンは、後翅が黒色...
2023年3月29(水)アカバキリガ 影日2023/03/29 撮影場所:勿来の関①アカバキリガ(ヤガ科キリガ亜科)胸部背に毛が密集しています。更に,環状紋(赤矢印前方)や腎状紋(桃矢印前方)が不明瞭ながら前縁近くに見えています。この様なことから本種はヨトウガ亜科・キリガ亜科だと分かります。本種の撮影をしていて感じたことがあります。それは目で見たときには翅の色が褐色なのに写真に撮ると赤味を帯びることです。だから名前...
2023年3月28(火)オスグロホソバアツバ 影日2023/03/28 撮影場所:勿来の関①オスグロホソバアツバ(ヤガ科アツバ亜科) 真上の方向から撮影真っ直ぐ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からヤガ科アツバ亜科の蛾であると分かります。名前が示している様に♂は色が濃く黒ずんでいて白っぽい所はほとんどありません。②オスグロホソバアツバ 斜め上方向から撮影似通った蛾が居るので同定には注意が必要です。主な同定ポイントを挙...
2023年3月27(月)ウスサカハチヒメシャク 影日2020/09/05 撮影場所:勿来の関①ウスサカハチヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)後翅がよく分かるよに大きく開いています。壁に貼り付くように平たく翅を広げています。この様な仲間はシャクガ科に多いです。ここまでは簡単に進みましたが,主にエダシャク亜科を探していたのでなかなか同定ができませんでした。そのうちシャクガ科にはヒメシャク亜科も有ると気づき探して...
2023年3月26日(日)ウスアトキハマキ 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関①ウスアトキハマキ(ハマキガ科ハマキガ亜科)釣り鐘形をした蛾を見たらハマキガ科を検索するとはやく同定が進みます。②ウスアトキハマキ本種と似たような紋を持つ仲間がいるので同定には注意が必要です。赤矢印は前縁と後縁を結ぶように走っている斜線です。桃矢印は三角形に似た褐色紋を指しています。これら2つの紋があるだけの蛾ですが,個体変...
2023年3月25日(土)ハスオビエダシャク 撮影日2023/03/21 撮影場所:勿来の関①ハスオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)胸部背に密集している毛がありますが,ヤガ科ではありません。ヤガ科のように後縁の一部を重ねて止まっていますがヤガ科ではありません。ヤガ科らしくてシャクガ科らしくないシャクガ科です。何といっても目立つのは赤矢印が指している翅頂近くから後縁の方へ伸びる斜線です。これが線ではなく点...
2023年3月24日(金)ニッコウエダシャク 撮影日2023/03/23 撮影場所:勿来の関①ニッコウエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)後翅の紋様がよく見えるほど前翅を開いて止まっています。平らな面に張り付くように平たく止まっています。胸部背に毛が密集していません。これらのことから本種はシャクガ科の仲間と分かります。本種の主な同定ポイントは胸部背(赤楕円)にある黒筋です。本種のような立派な横筋は見当たりません...
2023年3月23日(木)ヨモギヒラタマルハキバガ 撮影日2023/03/23 撮影場所:勿来の関①ヨモギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)前翅長は10㎜程度の小さな蛾です。触角を見ると後方へ反り返った下唇鬚(かしんひげ)があるのでキバガ科・キバガの仲間と分かります。(緑矢印)②ヨモギヒラタマルハキバガ頭胸部に三日月状の白紋があります。前翅前半には白い縁取りのある小黒点(赤楕円)があります。(縁取りが無いものも...
2023年3月22日(水)スモモキリガ 撮影日2023/03/22 撮影場所:勿来の関①スモモキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)胸部背に毛が密集していて腎状紋(緑矢印)が見られるのでヤガ科の仲間と分かります。この蛾の環状紋は不明瞭ですが,もう少しはっきりした紋を持つ個体も多いです。②スモモキリガ本種で特徴的なものは,2つの小黒点です。この特徴的な二小黒点(桃楕円)を記憶していれば同定が速やかに進みます。この黒点に接するよう...
2023年3月21日(火)ヒロバトガリエダシャク 撮影日2023/03/21 撮影場所:勿来の関①ヒロバトガリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)胸部背に毛が密集していますが,ヤガ科ではありません。普通のシャクガ科ならば,多少なりとも前翅を開くのですが例外中の例外です。本種を最初に同定したときには彼方此方探し回ってやっと見つけたのを思い出します。②ヒロバトガリエダシャク前翅長は20㎜程度の中くらいの蛾です。最初...
2023年3月20日(月)クロカギヒラタマルハキバガ 撮影日2023/03/12 撮影場所:勿来の関①クロカギヒラタマルハキバガ(ヒラタマルハキバガ科)前翅長10㎜程度の小さな蛾です。小さな蛾の撮影には頭部の様子が良く分かるように写した方がいいです。というのはキバが写っていたらキバガ科・キバガのなかま(四国産蛾類図鑑)を探せば同定が速く進むからです。写しながらこの事を考え二枚目の写真ような角度から迫ったので後方へ...
2023年3月19日(日)コツバメ 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関①コツバメ(シジミチョウ科シジミチョウ亜科)久し振りにチョウの仲間を撮影しました。小さいのでシジミチョウの仲間と分かります。昼の日光が降り注ぐお昼頃,道路脇のアセビが満開に花を咲かせています。2匹のコツバメが白いアセビの花の近くを飛んでいます。その内アセビの花に止まるとほとんど動きません。撮影のチャンスだとばかりに止まった場所から...
2023年3月18日(土)ヒメクルマコヤガ 撮影日2020/08/02 撮影場所:勿来の関①ヒメクルマコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)暗い場所で撮影したせいか,色が上手く出せず申し訳ありません。前縁に沿って白い所はもう少し白く,前翅や後翅の茶色の部分は焦茶色でした。止まり方がシャクガ科に似ていますが,ヤガ科の仲間です。前翅長は8㎜程度の小さな蛾です。幼虫は葉ではなくイネコウジ(動物性)を食べる変わり種です。赤矢印が...
2023年3月17日(金)ウスミドリコバネナミシャク 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関①ウスミドリコバネナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)赤矢印が指している外横線を見ると多くの「U字形」が並んでいます。この事から本種はシャクガ科ナミシャク亜科の蛾と分かります。昨日掲載したウスベニスジナミシャクと違いオタマジャクシ状の黒い紋(桃矢印)があります。桃楕円内に見られる太くて黒い筋も同定ポイントになって...
2023年3月16日(木)ウスベニスジナミシャク 撮影日2023/03/15 撮影場所:勿来の関①ウスベニスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)赤矢印は外横線を指しています。この外横線だけではなく近くの横線に「U字形」が並んでいる蛾はナミシャク亜科に多い蛾です。②ウスベニスジナミシャク主な特徴は次の通りです。外横線の内外に「U字形」が並んでいます。桃楕円内は白っぽい斑紋の所です。緑矢印が指している所に黒三角紋...
2023年3月15日(水)カギモンヤガ 撮影日2023/03/13 撮影場所:勿来の関①カギモンヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)黒い紋が鍵穴の形をしているのでカギモンヤガと名付けられたのでしょう。漢字で表記すれば鍵紋ヤガとなるでしょう。カギモンキリガが居ますが,黒い紋が鉤状になっているので名付けられましたが,こちらは鉤紋キリガとなるでしょう。②カギモンヤガ胸部背に毛が密集している蛾はヤガ科に多いです。幼虫はウラシマソウ...
2023年3月14日(火)ヒゲマダラエダシャク 撮影日2023/03/12 撮影場所:勿来の関①ヒゲマダラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)ヤガ科のように胸部背から後角までを高くして屋根形にせず前翅を大きく開いて平らかに止まっています。この様な蛾はシャクガ科の仲間に多いです。②ヒゲマダラエダシャク本種は前翅長が30㎜も有り,遠目に見ただけでも大きく見えます。前翅にも後翅にも焦茶色に見える部分があってお世辞にも...
2023年3月13日(月)アカエグリバ 撮影日2023/03/12 撮影場所:勿来の関①アカエグリバ(ヤガ科エグリバ亜科)3月に本種を観察したことは今までありませんでした。これは,温暖化の影響でしょうか。赤矢印は後縁が凹んでいて抉られたようになっている所を指しています。翅がこの様に凹んでいればヤガ科エグリバ亜科の仲間です。この凹みがエグリバと名付けられた所以です。②アカエグリバ本種を特徴づけているもう一つのものは...
2023年3月12日(日)スギタニキリガ 撮影日2023/03/12 撮影場所:勿来の関①スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)二日続けて暖かい日が続き,月の出が遅くなり9時過ぎないと月の出が無いので期待して勿来の関へ出かけました。すると4種類もの蛾が飛来していて予想通りでした。胸部背に毛が密集していて腎状紋・環状紋が見られるのでヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。私は本種を見ると嬉しくなります。大きくて紋様が...
2023年3月11日(土)フジロアツバ 撮影日2020/08/13 撮影場所:勿来の関①フジロアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)下唇鬚(かしんひげ)の様子がもっと上手く撮れたら同定が楽に終えていました。この写真では後方へ反り返っているかどうかよく分かりません。初めはアツバの仲間,次にアツバ亜科を探してから最後にクルマアツバ亜科で見つけました。あまり観察されない蛾です。幼虫は枯葉を食べます。自然観察 ブログランキングへ...
2023年3月10日(金)ヨモギネムシガ 撮影日2020/08/11 撮影場所:勿来の関①ヨモギネムシガ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)黒い地に白紋や白筋が有る小さな蛾です。前翅長は10㎜程度の蛾です。赤矢印は8本ある白い筋の1本を指しています。これらの線はヒメハマキガ亜科の蛾に見られる線なのでヒメハマキ模様と呼んでいます。この線の意味を覚えていると同定が捗ります。②ヨモギネムシガ白くて太い馬蹄形の紋様は個体によっ...