昨晩22時過ぎ、帰ろうと思ってNICUに戻ると多くのスタッフが集まっているカルガモルームがありました。祖母様が声をかけてくださり、赤ちゃんの命の力強さを伝えてくださり、赤ちゃんのご両親の頑張りも讃え、スタッフ達への感謝の言葉をたくさん伝えてくださいました。部屋を覗くとこの子が生まれたからずっと心を寄せて診療し続けている及川先生も、当直メンバーも当直でないメンバーも皆が相談しながら赤ちゃんを見守っていまし...
NICU(新生児集中治療室)でがんばる赤ちゃん達,ご家族,医療者で支え合いを目指したサイトです。
早産,低出生体重,様々な生まれつきご病気,妊娠・出産の経過で具合が悪くなる胎児・新生児仮死などの赤ちゃん達とご家族が診療を受けている新生児集中治療室(NICU)です。NICUでがんばる赤ちゃん,ご家族,医療者の気持ちの交流と支え合いを目指したサイトです。
コロナ禍を経て様々な周産期・小児医療の勉強会活動が活発に。。。土日は上記でご報告したように横浜、東京、台湾、北海道で開催の4つの周産期医療・新生児医療・小児循環器医療で特別講演をさせていただきました。自分達が取り組んできたことを皆で聞きたいと伝えていただく機会はありがたいことでこの週末が最後になるかもしれないという気持ちも持ってそれぞれ講演させてもらいました。ちょっと限界かなと思える先週でしたが多...
第62回神奈川こどもNICU遠隔講演会(2023年11月7日(火)17:30) 「チームで始める3Dエコー〜これまでとこれから〜」のご案内
県内外からの新生児科への指定寄付に感謝しつつ定期的に新生児科遠隔講演会を続けています。前回の報告は以下です。 次回の11/7(火)のポスターは以下です。今回は医師向けですが医療従事者ならばご参加歓迎です。https://onl.bz/P2wt9Mr 10月28-29日に北海道からハイブリット開催だった第32回日本小児心筋疾患学会・第42回日本小児循環動態研究会合同学術集会の講演で小児科医・新生児科スタッフ向けに講演...
コロナ禍を経て様々な周産期・小児医療の勉強会活動が活発に。。。
このところブログ更新できずにX(旧ツィッター)でつぶやくのみでした。コロナ禍で普及したハイブリッド研究会とコロナ禍が終わり、再開され始めている現地開催の研究会これまでにない週末2日で4つの依頼が来て、どれも大切に思える人達からの依頼であり、自分の役目とも思えるありがたい依頼なので多くの人達にサポートしながら4つの講演をしてきました。それぞれ別個に後日報告したいのですがとりあえず週末のオーバービューだけ書...
たくさんのご入院がある今月、そして診療以外にも様々な役目があり心身とも疲労感あるのですが外来フロアなどで出会うNICU卒業生のご家族の言葉などにすごく心励まされ、頑張れている気がします。今月、NICUを尋ねてくださったのは笑顔の先にある景色 (2018年5月)のひなのちゃんがくれたご縁、コウノドリ最終回でなおとくんを演じていた男の子のその後(2017年5月)ひなのちゃん2度目のNICU卒業の日(2020年7月)そして、弟のはるとく...
京大の河井教授のメッセージ:第14回新生児内分泌研究会(2023年11月26日(日))
今週以下のご案内をしました。第14回新生児内分泌研究会(2023年11月26日(日))のプログラムのご案内 上記の記事の続きです。新版 新生児内分泌ハンドブックの京都大学の河井教授からのメッセージも以下に掲示します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・久しぶりの対面形式の新生児内分泌研究会です。皆さんとじっくりDiscussionできることを願っています。本研究会では 豊島先生、盛一先生の講演に加えて…河井も2つ講演...
NICU新しい1週間始まっています。朝の回診に加わってくれている小児麻酔科医であり、緩和ケア普及室の先生、回診でいつも貴重なことを伝えてくれて、麻酔科の視点を聞けて心強い存在です。今週はNICUの中にいるより、病院の様々な部署の皆様との会議などが多い1週間です。そして、こども医療センターの様々な職種・部署、それぞれの現場で頑張っている人達とのご縁に感謝を感じる、結束が高まっている気がする最近です。病院を異...
第14回新生児内分泌研究会(2023年11月26日(日))のプログラムのご案内
2019年以来の新生児内分泌研究会を11月26日(日)に日曜日で開催致します。新版 新生児内分泌ハンドブックなどの出版をしている研究会ですが、この本の先のことを皆で考えていけたらと願っています。2019年の研究会の様子や内容は以下に書き残しております。NICUとその先の病態生理を考える:第13回新生児内分泌研究会の報告(2019年)今回から共催などはないですし、4年ぶりの対面の開催に主催者として不安しかないのですが、手作り...
NICUから13年先の未来が今:中学校の制服姿と笑顔に。。。
上記の本の出版と合わせてこのブログを開設してくれた村田修一さん。今はロッテの打撃コーチの村田さん、今年は2位、来年も残留という記事を読んで今シーズンを讃えたい気持ちでした。村田さん、このブログの開設した頃、NICU応援訪問してくれた日のブログに登場していた横浜ベイスターズの村田修一選手のNICU応援訪問2010が粘り強く診療してくれてみらちゃんの旅立ち(2011年9月)NICUを卒業されました。3年歳の頃、ご家族のNICU...
難しく感じることに学ぶ楽しさもあるはず。。。(湘南平塚看護専門学校で今年も小児看護の講義)
NICU卒業生のましろちゃん。漢字ノート持ってきてくれて頑張っていることを伝えてくれるましろちゃんでした。NICUで頑張っていた頃の写真、以下に掲載しています。NICUの兄妹面会(2014年)この頃から9年先の未来が今です。そして、最近ハマっているというルービックキューブを見せてくれて面を揃える笑顔が可愛く感じました。ましろちゃんの笑顔をみていて自分もルービックキューブ40年ぶりくらいに購入してみました。ビジョントレ...
小児科の看護師さん達の頑張りを伝えたい:横浜中央看護専門学校で今年も講義。。。
始業前に心臓外科・小児循環器科・新生児科の合同カンファレンス、ある患者さんの診療をどうしていくかを皆で意見を出し合う時間でした。心強く感じる新生児心臓チームになっている気がして感謝でした。そして、同じく始業前に学会前でそれぞれが取り組んでいることをまとめて意見交換する時間、この日は斎藤先生がNAVA呼吸管理の診療のまとめ、蛭田先生が担当した患者さんの報告などをしてくれました。日々、学びあっていけたらと...
赤ちゃん、ご家族、職員、それぞれの頑張りを讃え合いたい。。。
診療前の日々の勉強会を繰り返しています。新しいことを取り組んでいこうと皆で考えています。この日は学会で発表予定のご寄付などで購入できたレーザードプラ皮膚血流量計を活用して赤ちゃん達の集中治療を野口先生がまとめてくれました。そのまとめることで見えてくることがあるそして、診療を相談した朝です。最近、完全に疲れ切り気味ですが通りかかったファミリールーム、診療を終えた看護師さsん達が緊急時に備えての診療の...
第27回日本ディベロップメンタルケア(DC)ベーシックセミナー(2023年10月28.29日)の登録締め切り間近。。。
今年度から日本ディベロップメンタルケア(DC)研究会にお誘いを受けて副会長に就任させていただきました。諸先輩方のこれまでを引継ぎ、先輩方のようにはできないとは思えるけど、新生児科医を続けられる限りはディベロップメンタルケアやNIDCAP(Newborn Individualized Developmental Care and Assessment Program)などを自分も学びつつ、NICUの赤ちゃん達の発達応援のために自分のできることを続けていけたらと思えています。202...
同じNICUで25年間働いてきました。でも、毎日が同じことの繰り返しではなく、多くの方と出会い、時間を過ごし、それぞれの卒業を見送ってきました。一期一会を繰り返しています。胎児診断で遠方から当院に来てくださったご家族がいました。遠方のため、当院で出産すると面会に通うのは大変かなと他院をお勧めしたこともよく覚えているご家族でした。それでも、こども医療センターで出産を希望されて当院でお産されました。生まれて...
「神奈川県立こども医療センター出生前診断カンファレンス 胎児診断に基づく集中治療と家族支援」を編集した想い。。。
こども医療センター出生前診断カンファレンス 胎児診断に基づく集中治療と家族支支援(メジカルビュー社) 想像以上に沢山のかたがお読みいただき、編者の1人として本望に感じております。企画に賛同してくださり、書籍にまとめてくださったメジカルビュー社の皆様の本のアマゾンで紹介してくださった本の案内文は以下です。胎児診断は小児医療に様々な変化を及ぼす、小児医療も進化しうるということを胎児診断率が高い...
神奈川県・県立こども医療センター:世界早産児デー写真展へのご協力のお願い
上記のイベントのお知らせをこども医療センターの院内に掲示しておりますがこちらにも掲示させていただきます。こども医療センターに通われている患者家族の皆様へのご協力のお願いです。神奈川県庁と神奈川県立こども医療センターの共催で今年も世界早産児デー写真展を開催します。県庁とこども医療センターの様々な皆様が企画、準備してくださっています。昨年の様子は以下で報告させていただいております。 11月17日...
第8回ALSO-Japan学術集会(10月28日(土),横浜)のご案内
Advanced Life Support in Obstetrics(ALSO)とは、医師やその他の医療プロバイダーが、周産期救急に効果的に対処できる知識や能力を発展・維持するための教育コースです。ALSO-Japanについて(NPO法人周生期医療支援機構) 2023年10月28日(土)に、横浜シンポジア(横浜市中区山下町)にて第8回ALSO-Japan学術集会が開催されます。第8回ALSO-Japan学術集会学術集会長はこども医療センターの産科部長であり、副院長である石川...
保育器の中の赤ちゃん達を皆で応援しているNICU。毎年40名前後の1000g未満で生まれる赤ちゃんたちの集中治療を頑張っています。そして、集中治療を終え、保育器から出て、様々な管を1つ1つ無くしていけることを目指しています。4ヶ月以上早産で生まれて2ヶ月、あおばちゃん、この日は喉に2ヶ月間あった管を抜く日です。呼吸器の管を抜く前のご両親、看護師さん、担当医達。様子を気にかけて、そして、あおばちゃんを応援したり...
赤ちゃんの成長を共に喜べる、赤ちゃんの家族の想いに心寄せて実現を目指す小児看護(関東学院大学で小児看護学「NICUにおけるチーム医療と家族支援 」の講義)
連携に感謝している小田原市立病院から着てくださり半年間、NICU・新生児病棟の看護研修にSIてくださった看護師さんが半年間の振り返りの報告会を開いてくださいました。半年間共に働いてくれたことを感謝してその報告をスタッフ皆で聞きました。横浜から小田原に戻り搬送したご家族から感じるこども医療センターNICU・新生児病棟の看護を実際に知りたかったと伝えてくださり、半年間の日々を伝えてくれました。小田原から来てくだ...
出産時の脳性まひ 1200万円の特別給付で政治決着、満額実現せず(朝日新聞アピタル2023年10月10日)
29年ぶりに改訂の低出生体重児のための成長曲線の新聞記事 (2023年9月) のブログ記事に下記の に記載したような小さい赤ちゃんに成長の目安(2023年9月4日 朝日新聞朝刊21面)の記事を紹介しています。本日の朝日新聞デジタルでは で紹介した出産時の脳性まひ 1200万円の特別給付で政治決着、満額実現せず(朝日新聞アピタル2023年10月10日)の記事が掲載されました。成長曲線の取材の時にNICU卒業生のフォロー...
3連休、最近の報道を見てジレンマを感じ、夜勤の看護師さん達がコンサートを楽しみにしんどさもある夜勤を頑張っている言霊を思い出してツィートしたら、80万人を超える人達が大変沢山の方が見てくださり驚いたりしました。 多くの方の心支えられる言葉をつぶやけたのならありがたくも感じます。信頼するドラマ制作の現場の人達の言葉を覚えてる。「#ジャニーズ で活躍続く役者さん達は皆、精進し続けているし、スタッフを大切...
連休のNICUですが、連休前に入院が多いのがこども医療センターの特徴です。皆で代わる代わる休みながら、一方、休みでも担当患者さんや仲間のためにお互い様で出勤してくれるスタッフがいて成り立っている新生児高度医療です。3連休中もそのことが赤ちゃん達の未来に影を落とさないように皆で祈りながら診療しています。多くの皆様からの寄附応援で購入できたレーザードプラ血流測定計、組織酸素飽和度モニター(INVOS)など世界中...
「神奈川県立こども医療センター出生前診断カンファレンス 胎児診断に基づく集中治療と家族支援」が刊行
神奈川県立こども医療センター(KCMC)は毎週木曜日に15件くらいの胎児診断で当院を訪れたご家族の胎児診断のカンファレンスを2時間以上かけて多職種・多診療科で共有して共に考える文化があります。そのカンファレンスからスタートする「胎児診断に基づく集中治療と家族支援」の書籍を今週刊行しました。こども医療センター出生前診断カンファレンス 胎児診断に基づく集中治療と家族支支援(メジカルビュー社)これまでになかった小...
小児医療を大切にする街を皆で目指したい。。。:横浜市立品濃小学校PTA講演会で「NICU命の授業」の講演
金曜日は小児循環器科・心臓外科・新生児科の合同回診。心臓病や早産児の動脈管開存症のお子さん達の診療を共に考えてます。本日は同時多発的に沢山の入院があり、皆で手分けしながらNICUを必要とする赤ちゃん達の診療を開始していた午前中です。昼休みの時間帯にこども医療センターを出発、車で10分のところにある横浜市立品濃小学校を訪問しました。PTA講演会にご招待いただいたためでした。小田原の街の一体感を感じて。。。:...
胎児診断で当院に来てくださった日に産科医の先生と一緒にお話しした日をよく覚えているはなちゃんご家族。生まれた日からママさんとパパさんとずっと一緒にいたはなちゃん。毎朝10時の面会開始前に病棟前の家族コーナーでお二人でお待ちになっていて、毎晩、22時の面会終了までずっと三人でお過ごしになっていたご家族でした。ママさんとパパさんの優しい笑顔を毎日見ていてキョロキョロしたり笑顔を身につけていったはなちゃんを...
2年ぶりにひまわり会(極低出生体重児の2歳の集い)を開催。。。
本日は当院に2年前にご入院されていた極低出生体重児の集い、ひまわり会2023でした。コロナ禍の中でも開催したひまわり会の様子が地元テレビのテレビ神奈川で取材してもらいました。今年も神奈川こどもNICU 早産児の育児応援サイトを一緒に作っているこども医療センターのNICU卒業生のフォローアップ外来に関わる多部署・多職種で相談して準備し開催した会でした。場所はこども医療センター内の横浜南特別支援学校の体育館で、誘...
毎日10時から22時まで共に過ごしているはなちゃんとママさんとパパさん。あおばちゃんを皆で見つめているママさん、パパさん、勝又先生新しい週が始まりましたね。生まれた赤ちゃん達を皆でしっかり見ようとしているのを感じるいいチームになってきたのを感じる後輩世代の相談しあっている様子。今週もお互いに頑張っていけたらと思えます。Newsweek「Best Specialized Hospitals 2024 (小児科)」で神奈川県立こども医療センターが...
「第3回ジャパンワールド映画祭 in 常陸大宮市 」で「じいちゃんと夏」に共感。。。
週末のこども医療センターの外来フロアを抜けるとNICU・新生児病棟です。入院している40名を超える赤ちゃん達の診療を交代勤務で続けています。週末のNICUの看護師さん達、看護だけでなく、点滴作りなども皆で頑張ってくれています。欠勤になっている看護師さん達のことをお互いに心配しながら、その復帰を皆で願いながら欠員でもカバーしあっているチームワークや優しさに感動でした。県内から沢山の入院依頼があり、全てを収容で...
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昨晩22時過ぎ、帰ろうと思ってNICUに戻ると多くのスタッフが集まっているカルガモルームがありました。祖母様が声をかけてくださり、赤ちゃんの命の力強さを伝えてくださり、赤ちゃんのご両親の頑張りも讃え、スタッフ達への感謝の言葉をたくさん伝えてくださいました。部屋を覗くとこの子が生まれたからずっと心を寄せて診療し続けている及川先生も、当直メンバーも当直でないメンバーも皆が相談しながら赤ちゃんを見守っていまし...
このところ、様々な役目で机に座れる時間が少なくなっています。春で様々な世代や地域の見学や短期留学なども多い春です。それぞれの目的や夢を聞きながら相談に乗れることそれぞれと語らっているうちに時間が経つ気もします。ひまりちゃん。さくらちゃんじんくん、けいたくん、ご家族の皆様にお声掛けいただきブログの感想などもいつもありがとうございます。ブログなども記事が書けずにいてお写真やご報告など遅れ遅れで申し訳な...
毎週、SNSにアップロードしていますNピアノの動画です。.......先週のこども医療センターNピアノ からもう1曲。2年間、新生児病棟の赤ちゃん・ご家族・スタッフに心を込めて、弾いてくれている新生児科医の演奏です。医学にはない音楽のチカラが人の心を支えることもあると気づかせてくれました。#神奈川県立こども医療センター #Nピアノ #小児科医 https://t.co/iMBXfjdaAL pic.twitter.com/d4PZr5gmVb— 豊...
新生児科医を志してくださった全国各地の小児科医の先生が研修・国内留学してくれている私達のNICUです。それぞれのやる気や各地での取り組みの情報交換にもなり、神奈川こどもの医療チームにも力をくれています。学び合うチームになれたらと思います。研修や国内留学の皆様には、マニュアルに書かれている様なことを学びたいなら、横浜にくる必要はない、ここでマニュアルの先の医療を一緒に考えてくれる様な気持ちの人達に集って...
理学療法室に立ち寄ってリハビリにきていらっしゃったのはそれぞれの頑張りを讃え合いたい(2023年1月)過去を思い出しながら今を共に喜びたい(2023年3月)から1年、みゆなちゃんのご家族でした。野口先生のフォローアップ外来にきてくれていましたが1年のみゆなちゃんの成長も、ご両親の変わらぬ笑顔も讃えたい再会でした。自分達の出版している書籍などの感想を伝えてくださるしゅんとくんのママさん。しゅんとくんのママさんもこど...
土曜日の夜に姫路から博多に異動しました。中洲で博多ラーメンは食べつつ、夜は翌日の講演の準備。翌日は小児科学会に参加して、再会を嬉しく感じる先生方と出会いつつ午後からご招待いただいた上記の研究会に初参加でした。地元で生まれる赤ちゃん達のために遠隔医療を精力的に取り組まれている聖マリア病院・久留米大学・岩手医科大学の取り組みのお話しに感動しつつ、研究会の後半で講演させてもらいました。遠隔医療によって様...
土曜日は6時台の新幹線に乗って西に向かいました。姫路にいってきました。日本心エコー図学会に参加してきました。これまではオンデマンド配信で参加していたのですが直に聞きたいシンポジウムが沢山あって初めての現地参加でした。左房機能、肺高血圧と右室機能、人工知能(AI)と心エコー3次元エコーなどについてのシンポジウムやセミナーに参加してきました。新しいことを学ぼう、患者さんのために新しいことを行使できる医療者を...
NICU卒業生のフォローアップ外来に来てくれた男の子、極低出生体重児で新蔵病もあり、皆で悩みながら見守った男の子です。高校生になった報告、将来なりたい仕事などを伝えてくれてその笑顔を嬉しく感じました。当時から変わらぬ気がするママさん、担当医だった川戸先生にも感謝を伝えたいという言葉。15年経っても印象に残っている最初の担当医をしっかり務めた川戸先生に守りたかった未来が今であることを伝えたい気持ちでした。...
新メンバーを加えつつ、日々、生まれてくる赤ちゃん達にできることを日々考えているNICUです。みんなで協力しながら一刻も早く赤ちゃんに輸血をする準備、カリウムなどを抜いたより優しい輸血をしようとしている後輩世代の先生方。NICUで命に向き合うスタッフの様子を心強く思いながら自分は週2回に増やしているNICU卒業生のフォローアップ外来や就学後支援外来の役目を外来フロアでしています。外来待合アロハの音楽が流れダンス...
斎藤先生のNICU卒業生のフォローアップ外来、アイシャさんがきてくれていましたね。4ヶ月よりも早産で生まれたアイシャンちゃん人工呼吸器管理しながらのカンガルーケア(2022年10月)teaching is learning〜どう話すか?よりどう聞くか?〜(2023年2月)この時から1年2ヶ月先の未来が今ですね。再会を嬉しく感じました。夜勤明けの看護師さん達に声をかけてもらっているひまりちゃん最近、通りかかると手で呼び止めてくれますね。NIC...
髄膜瘤の胎児手術の記事。海外同様の効果が示された意義は大きい。診療を重ねることで手術の質がさらに高まると期待する。胎児期に治療することで子供と家族がよりよい生活を送れる可能性がある。希望する家族への情報提供や支援体制が全国で必要になると取材に答えました。https://t.co/jidh8IMKW3— 豊島 勝昭(Toyoshima K)_NICUサポートプロジェクト (@nicu_fight_25) April 15, 2024 昨晩のXにポストしましたが下記のニュースが...
ピンクに緑が混じり始めた季節、今年の桜に感謝しつつ、葉桜の頃の大切にしたいと思えます。窓の外がピンクに緑が混じり始めているのを感じつつも新しい1週間の始まりです。様々な場所から横浜に集ってくれた後輩世代の先生方、その向学心や向上心に自分も頑張ろうという希望をもらっています。いつか一緒に働きたいと伝え合っていた氏家先生、動脈管開存症のガイドラインの改定を今、全国各地の先生方としていて、その中心メンバ...
来週の土曜日、小児科学会の終了後に以下の第2回周産期・新生児遠隔医療研究会があります。ご招待いただき、初参加します。既に第1回の参加者は超えているとのことですが、4/18(木)まで参加登録の締め切り延長とのことです。ハイブリッド開催ですので福岡の現地でも、全国各地からオンラインでも参加可能ですので周産期医療・小児医療の関係者の皆様にはご参加いただければ幸いです。斎藤先生は下記で報道されたことのあるNICUオ...
昨日から30分刻みで予定がある感じでかってないほど色々やっている今かもしれません。そんな中、机においてあったボランティアニュース、ボランティアの皆様が届けてくれたボランティアニュースの1面に自分の記事を書いていただいておりました。こども医療センターボランティア研修会に心励まされて。。。で講演したことに関しての記事でした。以下です。書いてくださった気持ちにもNICUに届けに来てくださる気持ちにも心から感謝...
今週、外来フロアでばったりお会いしたのは蓮の花を見る度に(2022年)以來のれんくんのママさんでした。のプレートが頭に浮かび、再会を心温かく感じました。れんくんのママさん、ご家族の近況をお伝えくださり、こども医療センターでれんくんがお兄ちゃんになる日が近いと聞いて、この病院で出産したいと思ってくださる気持ちを当時の周産期医療センターのスタッフに伝えたい気持ちでした。れんくんのママさんおそらのこどもと、マ...
昨年の桜の頃のブログ記事日々を大切に生きていきたい。。。という言葉を伝えてくださり周産期医療センターを卒業しためいちゃんご家族。外来で出会うと心温かく感じた言葉。。。いつも声をかけてくださり、在宅医療の楽しさも大変さも笑顔で伝えてくださったり、NICUスタッフやブログを通じてNICU卒業生のご家族同士の応援をしてくれていた気がしました。クリスマスウィッシュリストからの沢山のサンタさん達へ感謝を伝えたい、、...
窓の外の桜は満開に近くかんじながら新しい週の始まりです。新メンバーも加わっての2週目、先週の気持ちを持続して皆で頑張ろうと伝えた朝です。今週も皆で頑張っていけたらと思えます。自分がエコーをしているといつも背後に現れる新メンバーの後輩世代の先生方。学ぼうとする気持ちが伝わり、自分も伝えられることを伝えたいと思います。横浜にきてよかったと思える研修になればと応援したいと思えます。ローソンで出会ったゆい...
先週のNピアノから2曲です。・・・・・毎週金曜の30分間、入院中の赤ちゃん達のご家族でもこども医療センタースタッフでも誰が弾いてもいい #Nピアノ の時間。今週は春の曲が多く、 #NICU で頑張る赤ちゃん・ご家族・スタッフと #桜 の美しさや春の温かさを感じ合いたいと思えました。 #神奈川県立こども医療センター #コウノドリ #NICU pic.twitter.com/nkUqUNF0Sz— 豊島 勝昭(Toyoshima K)_NICUサポートプロジェクト (@nicu_fig...
弘明寺駅前、正月と桜の季節は沢山の人達が週末に集われます。正月やお花見になると訪れたくなる人がいる弘明寺だと思えます。この街にこども医療センターもあることを感じてもらえたらなとも思えています。大岡川、観音橋もそろそろ満開、来週は咲いていないかなと思えています。雨になんとか耐えている今年の夜桜。今年も桜が見れて良かったと1年を振り返る気持ちです。この季節、1日1日を大切に過ごしたいと思えます。同じ場所...
遅めの昼食でローソンに行ったらばったりあったのはまいとくんとママさん。クリスマスウィッシュリストからの沢山のサンタさん達へ感謝を伝えたい(2023年12月)から3ヶ月後の未来が今でした。面影残しつつ成長しているまいとくんの姿を多くのスタッフに伝えたい気がした再会でした。診療でも研究でも交流が多い成育医療研究センターの皆様との診療連携。斎藤先生、尊敬する和田先生と会えて嬉しそうな斎藤先生。昨年の斎藤先生の斎...
2015年から県内の看護学校で周産期医療や小児医療のお話しを看護学生さんにしています。NICU卒業生のお母さんがご縁をくれたのが最初で、2016年からは神奈川県、神奈川県看護協会からのご依頼でなり手が少ないという危機感からの小児医療、小児在宅医療、障害児医療を志望する看護師さん達が増えたらという趣旨の企画の授業を神奈川県看護協会の皆様が広報・企画・実現してくださり、一緒に県内の看護学校を回って小児医療の看護師...
弘明寺観音から車で15分のところにあるこども医療センター、新しい週のスタートでした。新生児科・緩和ケア室と一緒に週末のことを皆で確認して今週の方針を皆で考える朝の回診。本日も皆で赤ちゃん達の診療を考える1日でした。斎藤先生、担当患者さんの3Dエコーを自立的にやってくれて嬉しい気持ちでした。3次元心エコー勉強会(2012)3Dエコーは手間がまだまだかかる検査ですが、取り組み出した11年前に比べれば格段に技術革新し...
みなとみらい、 鎌倉や箱根など観光地がある神奈川県ですが、本日も少し顔を出したこども医療センターでしたが国道1号も鎌倉街道も道が混んでいる本日ですね。オーバーツーリズムを実感する気がします。先週のこども医療センターの外来フロアで声をかけてくださったのはかほちゃんのママさんです。「障害者も外出楽しんで」(タウンニュース2018年11月29日)下記の記事に登場しているご家族で、この記事から5年先の未来が今でした。上...
がAmazonの小児科学で売り上げ1位が続いていて、さらの全体でも154位という多くの人が読みたいと購入している本になっているとのことです。下記のようなツィートをしていた先週ですが指導してもらった研修医として心から恩師の著書を嬉しく感じます。「#子どもの偏食外来」がAmazonで小児科学のベストセラー1位になっています。https://t.co/u7dzDoBA8i 購入の皆様ありがとうございます。売り切れになっていましたが、今朝、再入...
外来フロアで声をかけてくださったのはともるくんご家族です。NICU・新生児病棟で長期間頑張っていたご家族です。雪が降ると車が登れない丘の上にあるこども医療センター(2022年)周産期医療センター卒業から1年3ヶ月先の未来が今です。が依頼フロアの鯉のぼりを指差して教えてくれるともるくん、桜を喜ぶ様子にご成長を感じましたし、職場復帰した、こども達を応援する職種にも戻ったということと併せて讃えたい気持ちでした。とも...
神奈川こどもNICU 早産児の育児応援サイト先月のNICU卒業生のフォローアップ外来にきてくれていたのは4ヶ月以上早産だったそうたくんご家族ですね。下記などに登場してくださっていましたが積み重ねた「過去」の先にある「今」、「今」出来ることを積み重ねる先にくる「未来」(2022年5月)抜管をスタッフとご家族と喜び合いたい(2022年5月)「コウノドリ」から7年先の未来が今(2022年7月)NICU卒業から8ヶ月先の未来が今です。そうた...
先週の外来フロアで声をかけてくださったはるちゃんとママさん。最初の緊急事態宣言の頃のNICUに入院していたご家族です。当時のNICUの様子以下の動画にあります。上記のNICUの中でコロナウィルスでも面会禁止にはしたくないNICU(2020年)上記でブログの感想を伝えてくださり、登場をお願いした はるちゃんとママさん。たくさん、ブログに登場してくださっていましたがNICUでお食い初め(2020年6月)自分達の役目や希望を見失わずに当...
神奈川県内でお産の場所に急行したり、転院搬送に使っているドクターカーです。ドクターカーの使い方を出動に備えている様子。昨年秋に加入してくれた大阪から来てくれている森田先生が福島からの蛭田先生、横浜市大からの伊奈先生、仙台からの及川先生にレクチャーしてくれていました。<最強の後輩キャラ>の異名をつけられていた森田先生がしっかり先輩してくれて的確に助言している様子も、新メンバーのどんどん吸収するやる気...
寄付担当のこども医療センターの事務系職員の方から3月に新生児科の指定寄付20件(継続寄付の17件、単回寄付の3件)という報告の連絡があり感謝でした。継続して毎月寄付してくださっている17名の方にもこの月に想いを込めて寄付をしてくださった皆様にもそれぞれにありがとうございました。毎月の単回のご寄付の方にも毎年同じ月に寄付くださる方がいて、お誕生日、退院の日、御命日、それぞれの寄付される時期に意味があるのも感...
窓の外は桜のピンクから緑が濃くなっていています。季節を感じながらNICUで時間を過ごしています。金曜日の朝は循環器内科・心臓外科の先生達が回診に加わってくれています。生まれる赤ちゃんの100名に1人は何らかの心臓病と共に生まれる赤ちゃん達です。その赤ちゃん達の診療を皆で一緒に考えています。毎晩、NICUの風景のように感じていたように家族で過ごす光景が素敵に思えていたこうじくんご家族。NICUにいた方が慣れている診...
NICU・新生児病棟に新しくきてくれた看護師さん達の紹介ボードを作ってくれている先輩看護師さん達、そして、緊張と希望を感じる写真とそれぞれの想いが伝わるメッセージを読み希望をいただきました。看護師さん達、自分が県内の看護学校で毎年5校くらいで講義をして回っているのを知ってくれているのでその学校の卒業生がいると教えてくれてうれも嬉しく感じます。今週は看護師さん達に毎年頼んでいただいて、喜んでお話ししてい...
微笑み返し(2022年5月)で周産期医療センターを卒業したいっせいくん。神奈川こどもNICU 早産児の育児応援サイトにも記している稲垣先生のNICU卒業生のフォローアップ外来に来てくれていましたね。11ヶ月先の未来が今です。外来の雰囲気を凄く心温かく感じました。今週は周産期医療センターに1年4ヶ月入院していたゆきしげくんご家族のご卒業がありました。ゆきしげくんご家族、下記のように沢山このブログに登場してくださっていま...
新生児健診のこれから:第126回日本小児科学会学術集会の参加報告(前編)小児医療における働き方改革:第126回日本小児科学会学術集会の参加報告(後編)小児科学会で3日間の出張を終えて、こども医療センターに復帰、外来フロアの飾り付けに5月を感じました。小児科学会でシャインオンキッズのブースでもらってきたチョコレートを皆に振る舞いつつ、小児科学会で聞いてきたことを伝えつつ、週末の話を後輩世代の先生方からお聞きし...
新生児健診のこれから。。。:第126回日本小児科学会学術集会の参加報告(その1)の続きです。留守を守ってくださった皆様への報告と備忘録を兼ねています。自分が講演した以外で参加してきたセッションは・遺伝的背景を持つ小児慢性特定疾病児童への支援・診療ガイドラインや診断基準の国際比較・いのちを育む教育の実践―小児科医と学校教諭の真の連携を目指して 医療と学校の連携・協働―今まさに実践のとき・小児医療の未来...
金曜日から3日間、こども医療センターには顔を出さず、第126回日本小児科学会学術集会に参加してきました。留守を守ってくれている皆様に報告のつもりで書き残します。今回は「新生児健診のこれから」という学会シンポジウムにシンポストとして講演させていただきました。機会をくださった皆様に感謝です。シンポジウムの直前に会場に新生児科研修を共にした岡山医療センターの中村先生が来てくださり、共に苦楽を共にした先生と...
こども医療センターの外来フロアで日々、NICU卒業生のお子さんとご家族と再会を繰り返しています。それぞれのご家族の言葉に当時を想い出しつつ、当時のスタッフへの感謝を伝えてくれるご家族の言葉に感謝です。NICUから続くお子さん達の今を讃えたいし、ご家族の日々に心寄せていたいと思えます。斎藤先生のNICU卒業生のフォローアップ外来に来てくれていたのはりょうくんとママさんですね。切迫早産の緊急入院のお話をした自分で...
日本小児保健協会の学会雑誌の最新号に「NICU命の授業 未来への種まき」というタイトルで寄稿させていただきました。の報道があった2008年頃から自分にとってはNICU集中治療で頑張っている中で壁に当たって、NICUで頑張るだけでは解決できないことがあると思えて始めたのが地元の学校での授業でした。当時はNICUの病床不足や新生児科医不足が社会問題化していました。NICUの現役医師が学校で「出張授業」(All About 2010年3月14...
朝の多職種カンファレンスで新しい多くの新人看護士さんの挨拶がありました。誰でも新人の時がある、そういう初心を思い出し、当院で働きたいと集ってくれた新人さんたちを歓迎でした。5つの看護学校で授業をしている自分にはコロナの期間を看護学生さんとして学んで看護師さんになってくれたそれぞれを讃えたい気持ちでしたし、それぞれに大変かもしれないけど続けているといいことあると思えるから頑張ったねと思える気持ちでし...
リニューアルオープンから半年でコロナになり3年間、失意の期間にも思えました。改めてリスタートな気がする春です。新人時代を知る看護師さんが新人さん達に説明している場面。「自分が新人だった頃を思い出しながら教えてね」と伝えています。ブログのことを紹介してくれる先輩看護師さん新人の時からずっと読んでいると後輩に伝えてくれて感謝であり、。「NICUで働く夢」が叶ったからこそ、次の<夢>を一緒に探したい(2018年)...
先天性横隔膜ヘルニア患者・家族会 会報「こもれび Vol.5」に寄稿(2022年)新生児医療の重症なご病気の1つである先天性横隔膜ヘルニアの赤ちゃん達の診療が昨年度は11名あり、全国の中でも沢山診療させてもらっているNICUです。コウノドリの最後のNICU編は先天性横隔膜ヘルニアのご家族の物語にも協力しましたが新生児3次元心臓超音波検査を活用した先天性横隔膜ヘルニアに関する臨床研究がPediatric Reseachに掲載(2023年)にも皆...