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みきちゃん
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山形市
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深川市
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2013/02/21

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  • 八月終る

    台風が四国、近畿あたりをゆっくり進むうちに八月が終わろうとしている。自民、立憲の党首選から総選挙へ。暑い夏が終わり熱い政治の季節が始まろうとしている。台風の中心の気圧が下がっているが、ここへ向けて吹き込んでくる湿った空気がまた恐ろしいほどの雨を降らそうとしている。八月が終わってもいtもの秋らしい季節がななかやってきそうにない。新しい月は長月というが、金田一春彦先生によれば長雨月からきている、とされている。ただでさえ九月は長雨が降るのに、台風の迷走で大雨が3日も続き、500㍉、700㍉という聞いたこともない雨量の雨になっている。先月新庄、酒田で降った雨が400㍉で驚いたのにたちまちこの雨量を凌駕してしまった。月を越えても台風はまだ東海のあたり。これから関東、東北で大雨が懸念される。昨日、トウモロコシを買った...八月終る

  • ドライハーブ

    台風が九州の方で猛威をふるっている。高齢になってできることは何もない。せいぜい外出を避けて室内でじっとしていることか。それでもベランダで育てているハーブの徒長した枝を刈り込んだり花を採って室内の小瓶に活けて楽しんだりする。切り取った枝を束ねて壁に吊るした。玄関先にほのかな香りが漂ってほっとする時間。枝の曲がり具合に個性があり何かいとおしさを感じる。高齢になって趣味が女性的になっている。山に入ってキノコを探すような元気はなくなっている。ハーブのいいところは苗から花、枝や葉の香りを楽しんだ後は枝はドライにしてお茶やポプリにして楽しめる。植物全体を成長に合わせて全部楽しめるのがいい。乾燥したハーブはエキスが凝縮してフレッシュのものよりも香りが濃いらしい。夏の間せっせと伸びた枝や葉はドライにすることで保存でき冬の...ドライハーブ

  • 米不足

    昨日、この地方では一番大手のスーパーのコメ売り場を見に行ったら張り紙があり、入荷できなく申し訳ありませんと断り書きがしてあった。売り場にはパックご飯が段ボール入りで置かれていた。農協系の産地直売の店に電話すると、品切れで新米が出るまでの入荷はないとのこと。毎日行っている業務スーパーは2週間ほど前から欠品で、入荷は未定という。ネットの売り場では、販売はしているがいずれも10月中旬入荷となっている。なかに3日後着のものもあるが、5キロ3000円と2倍近い値段になっている。今不人気の大阪の知事が政府の備蓄米の放出を要請というニュースが流れた。いろいろ情報を集めてみると、昨年の不作、外人客のおにぎり人気が原因だという話は嘘であるみたいだ。政府は主食の不足についての取り組みどうなっているのか明らかではない。新米が出...米不足

  • クエン酸

    永井荷風の日記『断腸亭日乗』を拾い読みする。昭和18年8月の記述には、出されたお触れ「婦女子は百姓袴(モンペ)を着用すべき」に触れ、赤坂、新橋辺の芸者のモンペ着用の姿がスケッチされている。その秋の記載には、草むらに鳴くコウロギを題材にした詩を掲げている。思わず荷風の詩を読み入る。そんな荷風日記も、昭和25年ころから、その姿が一変する。一日ほぼ一行、その日の気候と浅草に出かけて、踊り子の楽屋を訪ねたり、食事のことだけが記されるようになる。自分が書いているブログの、気がつけば3日も4日も空きができている。つい、書くことを先延ばすことが普通になってきた。成毛眞氏の「面白くないものを毎日投稿するくらいなら、3日ごとに真剣に書いたものを投稿する方がいい」という話を読んでからその傾向が始まった気がする。しかし実を言え...クエン酸

  • 処暑

    明日あたり処暑を迎える。台風とともに暑かった夏が終わろうとしている。予報では残暑が厳しいということだが朝夕の風に秋を感じる。草むらの虫の音が主役の座を奪おうとしている。ボードレールの「秋の詩」。われらまもなく冷たき闇に沈むらん。いざさらば、束の間なりしわれらが強き夏の光よ!われすでに聞く、中庭の甃石に悲しき響を立てて枯枝の落つるを。村上春樹の短編『蛍』を拾い読みした。友だちがくれたコーヒー瓶に入った蛍を逃がす場面が短編の締めくくりになっている。夏の終わりに近い季節には蛍の寿命は尽きるのか、どうか、それさえはっきりしない。瓶の中を登ったり落ちたりするが尾の先の光はその寿命を示すかのようにか細い。「蛍は何かを思いついたようにふと羽を広げ、その次の瞬間には手すりを越えて淡い闇の中に浮かんでいた。そしてまるで失わ...処暑

  • 夕焼け

    昨日、この夏一番の夕焼けを見た。美しいというよりは荘厳な感じを受ける。暑い日の残照が空の浮かぶ雲を染め上げ、空を支配する。太陽の圧倒的な力を感じるときだ。冬の日であっても、夕日が人を感動させる。夏目漱石の小説『門』から。「冬の日は短い空を赤裸々に横切って大人しく西へ落ちた。落ちる時、低い雲を黄に赤に竈の火の色に染めて行った。」それにしても暑い一日であった。あと何日、こんなに暑い日が続くのだろうか。中野鈴子という詩人がいた。1906年、福井県の丸岡町に生まれた。かの中野重治の妹として。数少ない女流詩人。プロレタリア文学運動で活躍した。「なんと美しい夕焼けだろう」という詩の一節を読んでみる。なんと美しい夕焼けだろうひとりの影もない風もない平野の果てに遠く国境の山がつづいている夕焼けは燃えている赤くあかね色にあ...夕焼け

  • キャンバ

    朝の散歩で気になるのは秋の訪れ。草むらからコウロギの鳴き声がはっきりと聞こえる。昼になると蝉が季節を惜しむように鳴いている。蝉と虫が気温に合わせて鳴き分ける、そんなハイブリッドな季節なのだ。アベリアの花でツマグロヒョウモンが蜜を吸っている。この蝶は年に5度ほど生まれる種であるらしい。春から越冬する秋にかけて、川筋に姿を見せる。キカラスウリの花が咲いた。花が終わって実が黄色になるゆえの命名らしい。昨日、本屋で『世界一やさしいキャンバ』という冊子を買ってきた。キャンバは趣味の会の情報誌の編集・印刷に使っているが、様々なデザインができる便利なツール。ブログの写真の編集にも活用している。この際もっとこのツールを使いこなして、これからのパソコン生活を面白くしていきたい。ドキュメントのテンプレートに「感謝日記」という...キャンバ

  • 台風

    台風が次々と発生している。今年は日本近海で発生する例が多い。発生から列島に近づくまでの期間が短くなっている。昨日の台風は千葉の房総半島をかすめた。娘が流山に住んでいるので状況を聞くと、雨がすごいと言っていた。電車も運休のところが多い。今日は台風一過の晴れ、残暑の照りつけは強烈なものがある。朝、散歩からから帰ってローズマリーのお茶を楽しんだ。浮かべた小枝の葉をかむといい香りがした。ミントのティーはなれてきたが、ローズマリーもベランダに植えたものが手近に利用できる。春から夏にかけてベランダを訪れる小鳥はヒヨドリであったが、夏から初秋にかけてスズメが近寄ってくる。チ、チ、と小雀と親雀の声の交換が行われる。カラスの塒が山形市の中央の公園にあるらしく、夕方隊列をつくって塒に帰る様子が見える。これに対してスズメは、小...台風

  • 萩の花

    散歩道に萩の花が3ケ所ほどある。少し足をのばして芸工大の裏の公園に行けば存分に萩が見られる。3ケ所の2ケ所では伸びた枝に葉だけをつけているが、花はまだ先のことらしい。坂巻川に沿った散歩道にある萩の枝が、風に吹かれて揺らいでいる。近づいて見ると、枝先に萩の花が見える。目を上に移せば上の方の枝には花が枝を飾るように咲いている。今年はじめて見る萩の花だ。咲いたばかりの萩の枝を、川沿いの道に吹く風がもてあそんでいる。はらはらとせう事なしに萩の露漱石秋草が風に翻弄される様子はさまざまな文章で描かれている。杉本秀太郎「花ごよみ」の一節を引く。「伏しなびいているものは地を這うばかりに低くあたまを下げているし、風に逆らってあたまをもたげているものもあり、風のなすがまま素直になびき、撓んでいるものもある。」ここの萩の枝は、...萩の花

  • 盆の入り

    お盆の入りは、妻の実家の墓参りが恒例になっている。心配された台風もやや北へそれて墓参りににはほどよい天気になった。朝、草むらにコウロギの声を聞いた。この秋、初めてだ。散歩道の庭にケイトウが咲き、玄関先にはバジルの切り花を飾った。台風が一つ去っても次が北上を待っている。台風のシーズンがやってきた。風の強さも、雨の降りも以前とは比べ物にはならないほど強大になっている。加えて南海トラフの巨大地震注意の報せが出る。能登の地震の復興も手つかずにいるのに、巨大地震に注意とはどうすればいいのか。災害が頻発するなかで、政府はもう少しやり方があるのではないか。できることを一つずつ、庶民が安心できる施策をとって欲しい。生きものの嘆きを虫も鳴きつげる木下夕爾メキシコの中央高原にテキラという寒村がある。18世紀の半ばの夏、この村...盆の入り

  • 涼風

    立秋を過ぎて、初めて涼風が吹いた。涼風のなかの朝散歩は気持ちがいい。t蝶に似たガウラの花が涼しげに風に吹かれている。昨日の雨で、うち続いていた猛暑が一段落というところだ。最近、睡眠も安定してとれるようになった。夜、エアコンをつけずに過ごしても快眠がえられる。気分を落ち着かせるアロマ、今使っているのはラベンダーのせいかも知れない。この時期、出回ってくる野菜にナスがある。油で炒めた総菜もいいが、味噌汁の実としてもナスがいい。さらに秋風が吹いてくると、ナスは秋ナスといってさらにおいしくなる。芭蕉が『奥のほそ道』でナスを詠んだ句がある。めずらしや山をいで羽の初茄子芭蕉いで羽には出端と出羽がかけられている。西行にも、思い出と出羽をかけた出羽で詠んだ歌があった。因みに、芭蕉は茄子をナスとせず、ナスビと読ませる。カブも...涼風

  • 立秋

    立秋。立春から半年、一年の後半に入る。秋の文字は入っても、暑い夏は続く。涼風は初めて高山の尾根に吹いてくる。この時期高い山に登れる人は幸せだ。富士山に外人を含めた観光客が多く入山し、早くも3人もの人が死んでいる。蔵王にも外人の観光客がたくさん来ていた。朝の散歩で、親水公園の草原に悪ナスビの花が咲きむれていた。3年ほど前、ほんの2、3本の珍しい花であったが、この数年で草むらをほとんど占拠してしまいそうな勢いだ。外来種の繁茂は早く、在来の草木を駆逐していく。在来種は本来あるものを想定して、生きのびるすべを身につけてきたので、見なれぬ種には抵抗することもできずに、その座を明け渡す。川や湖の魚類でも同じで、外来種がひとたび水域に入り込めば、激しい勢いで、在来種を駆逐する。人口減で移民の人が増えてくると、植物や魚類...立秋

  • 木を楽しむ

    暑い夏は、散歩もままならないが、朝早い時間がゴールデンタイムだ。トンボや鳥たちも暑い時間を避けて、朝の時間に飛び回っている。公園で立ちつくす木の姿をみるのも楽しみのひとつになった。枝が他の枝と微妙な感覚をとって、光を浴びようと伸びていく最終形が丸い樹勢となる。カエデは気温が低いだけでなく、雨が少ないと赤くなるのだろうか。公園で秋を感じる時だ。柿に青い実がたくさん生った。実が熟するまで、渋柿になって自己保存する。木々にも生き延びるための知恵がある。西脇順三郎の詩の一節百姓家の庭に鳳仙花が咲いていた二人は子供の時を憶って『ほうせんかを知らない人間はいないでしょうね』とささやいてみたなにしろ近頃はほうせんかの花の文明が滅亡に近づいていることを二人は嘆いたさほど珍しくもない鳳仙花をみることを、詩人は単純に楽しんで...木を楽しむ

  • 梅雨明け

    梅雨が明けた初めの朝は雲一つない夏の青空。公園の樹々からやや控えめな蝉しぐれが聞こえてくる。公園の隅のカエデの葉がほんのりと色づいている。35℃という今日の気温予想だが、秋の準備もひそかにすすんでいる。昨日、久しぶりに帰郷した娘と、蔵王温泉でつかの間の納涼。高い標高の温泉には、アジサイの花の紫がみごとであった。夏休みということもあってか、宿泊客もまあまあというところ。夏の温泉は、蔵王にかぎる。娘にとっても高齢の両親がどんな生活をおくっているか、確かめたいのだろう。朝の散歩で、親水公園で親子連れに会った。足の甲までの水に、サンダルを履いたまま入っていった。「パパ、あそこまで」と指さすところにフェンスがある。流れの段差が滝のようになっていてその先には、進めぬようになっている。子の願いを、笑顔で受け止めるパパの...梅雨明け

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