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みきちゃん
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住所
山形市
出身
深川市
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2013/02/21

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  • 三月終わる

    沼に田にひと居る四月来りけり岡部弾丸寒かった三月が終わる。強めの春風が吹いて、戸外のひとときが楽しい。八重の水仙が美しく咲いて、オドリコソウが空き地いっぱいに咲く様子はかわいい感じがする。フキノトウの花がこんなにきれいだったとは、この年になって初めて感じたことだ。坂道を歩いて家に帰ると、ベランダのスミレが葉を出し、山椒の木に葉芽がたくさんついていた。鉢に水やりをしながら、本のなかで春を待つ園芸家を思い出す。チャペック『園芸家の12カ月』、3月の項。「朝のうちはまだ固い襁褓につつまれていた芽が、やわらかい葉さきを押し出して、レンギョウのしなやかな枝にきらりと小さな金の星が光り、梨のふっくらした芽がすこしひらき、何の芽かわからないが、その先にみどりをおびた金いろの蕾がかがやいていた。ねばねばした鱗片からは、若...三月終わる

  • 黄沙

    三月も残すところ二日。東京で10日遅れの開花宣言があり、大陸から招かざる客、黄砂がやってきた。黄砂が俳句の季語になっていないと思いつつ引いてみた。驚くことに、立派に季語になっており、難しい感じの「つちふる」と同じ意味の季語である。霾や太古のごとき人ゆきき杜門ほかに黄塵、」蒙古風、つちかぜ、胡沙などの語も同じ意味でつかわれる。大陸の黄土地帯で吹き上げられた砂塵が、空一面をおおい、太陽は輝きを失い、空の色は黄褐色、屋根や地に砂塵が積もる。大陸から朝鮮半島で猛威を振るうが、前線に乗って日本列島にもやってきて、靄のような黄砂がやってくる。俳句の季語になったのは、大正時代で新規題と解説されている。ウィンドウズ10のサポートが終わる。11を搭載したパソコンに買い替えることになるが、新しい機能を覗いている。使いやすくな...黄沙

  • 春のエネルギー

    季節は本格的な春に向かって一直線。昨日からエアコンにスイッチも切った。大陸から黄砂が来るらしい。南風が風と雨を降らせているが、外に出ても寒くはない。沈丁花の花が香りを送り、昨夜の風が咲きだしたばかりの水仙を乱している。クリスマスローズの花はいよいよ大きく開き出した。春のエネルギーは太陽の力と言い換えてもいい。地上のごく小の草花に、命の息吹を促している。それは人間にも等しく力をくれる。先日、かかりつけのお医者さんに、疲れやすいことを訴えた。以前はまったく感じられなかった距離の歩きでひどく疲労を感じる。先生の答えは、「冬動かないでいたからですよ。少しずつ馴らして」。先週から雪の日でもできる階段歩きを始めた。マンションの10階までの階段を5往復。やはり足が棒のように疲れる。1日1往復ずつ増やして6~7往復、一週...春のエネルギー

  • 更待月

    今月の満月が過ぎて三日目。朝の6時ころ、西の空に少し欠けた始めた月を見た。スマホやデジカメで月を撮影するのは難しい。まわりの暗さと比べ、月の光が強すぎてしっかりと映像がおさまらないのだ。先日、スマホに月を写せるカメラアプリを入れた。これを試すと、月のイメージが表現できる画像ができた。本来、月は秋の夜に相応しいが、冬も、早春も月は同じような軌道で登り、山の端に沈んでいく。満月の日の月の出は17時56分、入りは5時32分。昨夜の月の出は19時54分、入りは6時37分。満月から出は2時間遅く、入りは1時間遅くなっている。日本人は古来、月の出を待って月見を楽しんだ。満月の日から2時間も遅くなると、立待月、更待月、と呼び方を変え、待つ時間をつぶしながら待っていた。十六夜というのも、名月の月の月を待つ人の心を表した粋...更待月

  • 春の味

    春の雪の日のあとは、気持ちのいい青空。車のタイヤ交換をする。冬タイヤから、夏のタイヤに替えると、運転も軽やかになる。青空に誘われて、近くの空き地にフキノトウを探した。日かげでは、まだ出始めたばかりのフキノトウを10個ほど、フキ味噌にして春の香りを味わう。やはり摘みたてのものは、春の懐かしい香だ。この季節に出会える春の味覚だ。渡辺隆次に『山のごちそう』という本がある。この人は画家で、1ページ分を18個ほどの成長途上のフキノトウが描きわけてある。フキ味噌の作り方も丁寧に紹介されているが、珍しいフキノトウの漬物が紹介されている。「味噌と酒粕の同量を、少々の酒でよく合わせ、漬け床を用意する。そこへさっと茹でたフキノトウを冷まして水気を切り。床へ漬けこむ。数時間後が食べごろだが、取り出すのを忘れあめ色に馴染んだもの...春の味

  • ai画像

    三月に居座る寒気はやっと終わりそうだ。明日からは春らしい気温がもどってくる。野菜売りを大きく占めていたブロッコリーが後退し、柑橘類の甘い香りが売り場のあふれている。生成AIに頼んで、散る桜の絵を出し、pc周りにはアロマストーンにローズマリーとレモンの精油を垂らして置いた。昨夜はラベンダーをアロマストーンに垂らしたので、朝まで一度も起きずに眠りができた。香りに包まれた生活は、暮らしにメリハリが出る。これをやろうと目的を立てると、テキパキとこなすようになる。黒文字をかぎかぎ禿持って来る柳多留山へ行くと、木に詳しい仲間が一枝折って、仲間に香りをかがせる。この木で作った楊枝は香りがあり、クロモジと呼んで古くから重宝された。香りを大事にする文化は、縄文の昔からあったに違いない。aiの進化がとまらない。ひ孫の動画を自...ai画像

  • 山茱萸の花

    親水公園に紅梅が咲き、小さな黄色い花の蕾がふくらんでいた。よくみると山茱萸だ。あの稗つき節にも出てくる木だが、これは庭にある山茱萸の木に鈴をかけて、その音を合図に出逢いを歌った恋の歌だ。早春の花は葉が出る前に、枝いっぱいに花をつける地味な花だ。春黄金花の異名もある。花の好みも年齢によって異なってくる。若い頃は牡丹や芍薬などの大きな花を好み、年代とへて小柄で地味な花を好むらし。表題の句はそんな好みの変化を詠んだものだ。秋になると赤い俵型の実をつける。アキサンゴとも呼ばれる。こちらは古くから乾燥させた果肉を生薬として用いた。滋養強壮の漢方薬として用いられた。こんな効用が知られて、この実が老年の人に親しまれてきたのかも知れない。ところで稗つき節で歌われる「サンシュウの木」は、検索してみると山椒の木が正しいようだ...山茱萸の花

  • アロマ生活

    お彼岸の入りから寒気が入っている。中日になっても雪空で、春が少し遠のいた。ドジャースとパドレスが韓国入りして、マスコミは大谷、山本、ダルビッシュなど日本人メジャーリーガーの話題で持ち切りだ。昨日、日銀がマイナス金利の解除を発表、自民党の政治資金裏金問題は一向に鎮静化する方向は見えてこない。大リーガーの活躍とあまりにせこい裏金議員。何とも皮肉な取り合わせではある。韓国のメディアが、「大谷は最高の外交官」と伝えていることを日本の政治家たちは自らを省みてどんな心境なのだろうか。昨日、ネットでアロマ精油を注文した。真正ラベンダー、ローズマリー、カモミール(ローマン)、シトロネラの10mgh4本である。ローズマリー、レモンは朝の時間に身体を活発にし、脳を刺激して認知症にも効果がある。一方、ラベンダーは鎮静化作用、安...アロマ生活

  • 春の宵

    春の宵をいとおしい時と感じる日がある。山の端が紅に染まり、屋根の下に人の営みを想像するひとときだ。昨日の宵はまさにそんな春宵であった。パソコンを離れて歩いてみた。以前は感じなかったような疲労感に落ち込みながら夕焼けに癒される。やはりこうして人は老いていくのか。疲労の後に訪れる深い眠り。そして得られるしすっきりした身体の動き。二日続けて歩いてみて、疲労の回復がはっきり分かる。こうして一日をふり返るブログを書く。リラックスした気持ちで今日も就寝することができる。青春への郷愁。「朧月夜」の歌詞とメロディがよみがえる。こうして眠った次の日は雪がちらついた。菜の花畠に入日薄れ、見わたす山の端霞ふかし。春風そよぐ空を見れば、夕月かかりてにほひ淡し。橘曙覧の独楽吟の数節を読んでみるのもいい。そこには、本当の人生の「たの...春の宵

  • 春を探しに

    待ちかねた春の晴天。昼の気温12℃、風もない。青空に誘われて悠創の丘に出かける。目指すのは、丘の隅っこにフクジュソウの開花を確認するためだ。昨日まで強風が吹いていたが、気温も上がったので、予想に反して多くの花に出会えた。家を出てすぐお隣にお宅に庭の隅で、クリスマスローズが大きく花を広げている。そのお隣にロウバイのような黄色い花。検索して見ると、ソケイがあるがやや違っている。この花は秋にも咲いていたのでロウバイではないだろう。残念だが花の名を特定することはできない。アシビが咲いて、空き地にオオイヌノフグリを見つけてうれしかった。どの花も暖かい陽ざしを待っていたらしく、目いっぱいに花を開いて笑っている。目的にしていたフクジュソウは木立の陰に、遠くからでも確認できた。それも仲間を増やして、かなり広い面積の斜面を...春を探しに

  • 三寒四温

    寒さと暖かさが、3日おきにやってきて春本番も近い。朝の空はどこか霞んでいる。昨日、この地方で竜巻注意報が出た。寒気が居座っているところへ、南からの暖かい空気が入ってきたのだろう。ベランダの外に、異常な強風が吹きつける。昨日政倫審といいう空疎なテレビ中継が流れて、日本の政治の行方が怪しい。こんな政治家を選んでいる国民が悪い、という論調があるが、そもそも志を持った政治家を育てる環境がなければ選ぶことすらできない。値上げの春、春闘ではしばらくぶりに、大幅ベア、満額回答の文字が躍る。職を離れた退職者が増えているが、この傾向は待ちに待ったものだ。我々老人は食べる量が少なくなっているし、行動範囲も狭い。生産者がいいものを作るには、コストがかかる。値上げ止む無しである。安く品質のよいもの選び、細々と暮らせばいい。最近近...三寒四温

  • 春暁

    春の雪景色を見て3日、青空がのぞいた。陽の光を浴びて戸外に行くのはやはり気持ちがいい。思いなしか、足の動きが軽快になった気がする。「春宵にあらずして春曙」は燕石の句だが、かの枕草子にも、春は曙が冒頭にある。「やうやうしろくなり行く、山ぎはすこしあかりてむらさきだちたる雲のほそくなびきたる」と続く。こんな文章を思い浮かべながら、ひきしまる朝の空気のなかを歩くと、紅梅が庭の木立を染めている。しばらく忘れていた朝の匂いである。今日なすべきこと。動画編集。キャンバのデザインで、ひ孫の成長を動画にに編集してスマホとパソコンにクラウドに仕舞っておく。ラインで送られてきた動画もそのままにしておくを、数週間で閲覧不可になる。生まれて1年半、その成長にはいつも驚かされる。小さなの子の成長は生命の不思議でもある。足を使い、手...春暁

  • メディアリテラシー

    雪が続いている。外に出かけられないので、生成AIに紅梅の花に積った春の雪を書いてもらう。木全体を書くように頼んだら、木の下に草花が咲いていてあまりに現実離れしていた。花は寒いのに、あまりに咲きほこっているが、まあよしとしよう。最近、ニュースはネットのヤフーニュースで見ている。ニュースにコメントを投稿できるようになっている。出来事について、読んだ人の意見がたくさん見られる。投稿者の意見に、自分はこう思うと賛否を述べる人もいる。マスメディアで一方的なニュースを見るだけだった時代からは様変わりしている。最近の注目記事に文春が報じた「コロナワクチン後遺症」がある。京都大学の福島名誉教授が書いたものだ。接種後の症例として見出しに帯状疱疹、リウマチ、血管系障害、心筋炎…などをあげ、201種にもる症例が紹介されている。...メディアリテラシー

  • 目を守る

    昨日の晴天が夜になって雪になり、朝からどんよりと雪雲。千葉や茨秋で茨城では、朝積雪が見られた。三月になって、ずっと雪降りの天気が続く。青空を見ると、やはり心はうき立つ。いつまでも、こんな景色を見ていたい。思いは目の健康にいきつく。さいわいまだ視力は、免許証を更新できることに支障ないほどに維持できている。ものの本で、涙が目を保護する働きがあることを知った。涙は一日に1mlと、少量しか分泌しない。スマホやパソコンのモニターを見続ければ、目が乾燥して悪影響を及ぼす。血液とほぼ同じ成分で、涙腺で赤色が濾過されて、透明になる。弱アルカリ性で殺菌成分を含み、眼球の表面を清潔にしてくれる。さらに、しっかりと瞼を閉じて5秒間、涙の分泌を促す。次に力強く目を開いて5秒間目を開いたままにする。これを5回繰り返す。目を守る目の...目を守る

  • 十二の巻

    今日、訪ねたお店で珍しい鉢植えがあった。サボテンにようでもあるが、帰宅して調べてみるとアフリカ産の多肉質植物とある。名は十二の巻、またはルリデン。見分けがつきにくいが、ゼブラのような縞模様があるので、十二の巻らしい。育っても20㌢ほどで、鉢植えにして美しい姿を愛でるらしい。春になると、茎を伸ばしユリに似た花をさかせるという。その季節に、またこの店で花を見てみたい。朝、目が覚めて外を見ると、雪が積もっている。24節季の啓蟄が来たというのに、雪降りが続いている。道路わきに目をやると、うす紅の梅の花に雪が積もっていた。カメラに収めたいシーンであったが、車での移動中のために断念。雪のなかにも、春がしだいに姿を表してきた。「しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり」は蕪村の辞世の句だが、床についたまま蕪村は家人にしきりに...十二の巻

  • 長名水

    山の会の面白山の手前、三沢山の山行に参加した。前回の山行から2ヶ月近いブランクがある。朝、5時に起きると雪降りである。出発の時間になって少し晴れ間が見えてきた。3日ほど前に雪が降り、付近ではすっかり融けたが、1000ⅿ付近では雪が残っている筈だ。駐車場の着くと、雪が降り、風も強い。天くらの示す頂上付近は、風速17mが表示されている。山道への林道は雪景色。もう忘れかけた雪である。カンジキでぬかる雪で30㌢はある。二日間の雪と新雪で、ゆうに1mはある。歩き始めてすぐに、ブランクの足が動かないことが分かる。緩やかな登りだが、次第に疲労がたまっていく。木々の間から、青空も見えてきた。今年、じっくりと見ていない雪景色が広がっている。参加者13名。ラッセルをしてもらった雪道を、ゆっくりと一歩、一歩。少し差し込んできた...長名水

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