ハンガリーを拠点にカメラ片手に周辺の“いい処”探しの旅と歴史・生活情報
米国とハンガリー、メキシコの20年間の駐在生活ののち、晴耕雨読を目指してバラトン湖畔(ハンガリー)に居残ってしまった、かつての企業戦士。中世の教会を主体に写真撮影の旅を楽しんでいる。
ヴェスプレーム(Veszprém)城址を夏に撮った画像が、近所に住むのにどういう訳か少なく、補足という意味も含めブラついてみることにした。(Jul.202019Sat.撮影)尚、城址内の解説については、既に「バラトンそぞろ歩き古城(4)」(2017/12/25&27投稿)にて詳細に述べているので、ここでは夏の光景写真に徹する。<城址の裏側(北西方向)からの全体像><ロケーション>1.城への入口旧市街広場(Óvárostér)から市庁舎脇を通って城内に入るのが一般的なルート。旧市街広場...観覧車は夏休み中のみ設置、稼働火の見塔(高さ48m):オリジナルは13世紀に造られたがハプスブルク帝国軍によって破壊され、今の物は1811年に再建された。現在の姿は1984年に改修されたものである。英雄の門(Hősökkapu...バラトンそぞろ歩き古城(9)ヴェスプレーム城址
前章の続きになるが、温泉湖ヘーヴィーズ(Héviz)からの帰り道は湖岸を沿う国道71号線を辿ってきたので、対岸のフォニョード(Fonyód)に対抗する意味で、とりわけティハニ(Tihany)から先(南西)でお薦めしたい景勝地を二カ所紹介しよう。バラトン湖の北岸は起伏に富んでおり、住んでいる人や思い入れのある人には我が地が一番と言うことが多いであろうが、あくまでもこれは個人的な嗜好として。<ロケーション>1.バラトンジョルゥク(Balatongyörök)の展望公園●奇形の山として人気のあるバダチョニ(Badacsony)山を公園より眺める。Jul.232019●手前には湖を望む2010年オープンのゴルフコース“GolfclubimperialBalaton”が広がる。コースを仕切る樹々も随分高く伸び、素晴らしい...バラトンそぞろ歩き(21)北岸の景勝地
この時期にハスの花の写真をブログでよく見掛けたので、10年以上も前の朧気なる記憶をもとにバラトン湖の西南端の天然温泉湖のヘーヴィーズ(Héviz)に浮かんでいたハスの花を探しに行くことにした。ハンガリーの市場でレンコンを見ることはないし、蓮根を知っている現地人にも会ったことがないので、ハス自体がここでは希少な植物のような気がする。本当の出会えるのだろうか?ヘーヴィーズ(Héviz)の温泉湖Jul.232019上の写真が正(西)門、下が南門から見た温泉の建物建物の底に設けられた階段から湖の中に入る(いわば入浴or泳ぐ?)湖水の温度は夏冬を通じて30℃前後で、夏は温く、冬は暖かい。年中温泉客が多いのは日本と同じ、水深が38mもあるので浮き輪はMustである。花に囲まれた桃源郷のよう。<ロケーション>1.睡蓮(スイレ...バラトンそぞろ歩き(20)ハスの花をもとめて
7月も終盤に迫り、今日はいまバラトン湖ではどのような草花(樹)が茂っているのか、典型的な民家である築50年ほどの我が家の庭を覗いてみることにする。近所の家々の庭も似たり寄ったりである。元来、肥沃な土地のせいもあるが、加えて共産圏時代に培われた自給自足の精神からかハンガリーの多くの家庭には果物の樹が見受けられる。Jul.1420191.サクランボの樹(洪語Cseresznye)そのまま頬張って食べる甘いサクランボは6月には終わるが、10年前に日本の桜(実の生らない鑑賞用)を接ぎ木したものが、ようやく2年ほど前から綺麗に咲きはじめた。いわば日洪ハーフなのだが、実が大分遅れて生っていた。Apr.092017Jul.142019➡Jul.142019ハーフのせいか、大きさ半分、甘さなし、これからどう育つのか楽しみ。2....バラトン湖を彩る草花(7月-2)
1.ひまわり(洪語Napraforgó)何といっても最初に触れなければならない花である。ハンガリーでは食用油にヒマワリ油を多用しているのでハンガリー国内での栽培が盛んである(小生も毎日愛用している)Jul.152017@Balatonkenese向日葵畑から湖が望める所は非常に少ない、今年はここにはトウモロコシが栽培。Jul.172019@Balatonvilágos小生愛用の油(最も廉価では?)連作が出来ない関係より向日葵の替わりに小麦とトウモロコシが交互に栽培される。Jul.172019@Balatonvilágos2.ダリア(洪語Dália)メキシコ原産でスペインに渡り、1842年にオランダから長崎に持ち込まれ普及した。バラトンフレド(Balatonfüred)での発見にちょっぴり感動。Jul.15201...バラトン湖を彩る草花(7月-1)
7月も半分が過ぎ、梅雨のないハンガリーは夏真っ盛り、これから秋までのひとときは向日葵(ヒマワリ)が主役、黄色い絨毯がバラトン湖を彩ってくれるだろう。向日葵は連作が利かない植物、行って確かめないと判らないので今日はティハニ(Tihany)までの北部湖畔をブラついてみた。今までの経験則から云えば、向日葵は平らな広大な農地で、小麦、トウモロコシとで交互に作るが、湖畔にはそういった土地が少ないため向日葵+湖の優良スポットがあまりなかったように記憶しているが.....小生の本拠地(Balatonvilágos)から対岸を眺めたところ、ケネシェ(Kenese)に向日葵畑を発見Jul.152019この日は夏空(NHK朝ドラのような)とエメラルド色の湖水で絶好の日和り。<ロケーション>1.国道710号線(準高速道路)沿いで見つ...バラトンそぞろ歩き(19)向日葵を求めて
ハンガリーの夏はラベンダーの紫色が薄くなるほどに、サクランボの朱色が濃くなるほどに、夏の到来を告げてくれる。そして湖畔から聞こえてくる子供達の叫声(今年の学校の夏休みは6月15日から始まっている)と、いつもと変わらぬバラトン湖の夏の風物詩が戻ってきた。◆花の命の短さ哉ラベンダーの最盛期の始まりJun.172019終末期Jul.072019蜜蜂の営みも、あと僅かと大忙し。Jun.012019◆今年も又、天の恵みとして15瓶ほどのジャムを戴き、残りの大半は土に戻って行った。Jun.172019◆合歓(ネム)の花も散り頃、我が家自慢の樹の一つであるが散った花びらの清掃に、最近は持て余し気味。Jul.012019合歓の樹の成長に驚愕、「こんなに大きく育つなんて!」家の入手記念に今は亡き友が植樹(1999年)20年後の今...又、めぐって来た夏
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