「群衆は、イエスがそこにおられず、弟子たちもいないことを知ると、自分たちもその小舟に乗り込んで、イエスを捜してカペナウムに来た。そして湖の向こう側でイエスを見つけたとき、彼らはイエスに言った。「先生。いつここにおいでになりましたか。」イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからです。」(ヨハネ6:24-26)---給食の奇跡に預かった群衆は、イエスを追って湖を渡る。ものすごい行動力だ。カペナウムまで来たのがパン欲しさからというのは、イエスが彼らに告げたとおりであり、彼らにとってはイエスはパン屋の親父にすぎないのである。しかしイエスが世に与えようとするものはいのちであってパンではない。パンをたらふく...神の国を追い求めれば、パンは後からついてくる