年々暑さが増し、まだまだ残暑といった頃。それでも陽は確実に低くなり、夕刻になれば色づいた光が周囲を覆う。車両の影が長く伸び、秋らしさが感じられるようになってきた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.7にほんブログ村...
年々暑さが増し、まだまだ残暑といった頃。それでも陽は確実に低くなり、夕刻になれば色づいた光が周囲を覆う。車両の影が長く伸び、秋らしさが感じられるようになってきた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.7にほんブログ村...
花山峠に差し掛かる頃、紫陽花が咲く場所を通り過ぎてゆく。他の季節なら暗くて撮影が難しいが、陽の長い夏場Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 牛ケ原~計石 / 2023.6.10にほんブログ村...
土手に咲く菜の花。これを何とか景色に合わせられないかと試行錯誤を重ね撮影した写真。写真に足し算はよくないのだけれど、何とか形になったかと思う。奥には西山光照寺跡の桜、ちょっと濃い桃色は花桃だろうか。当時咲いていた線路脇の桜。今はもう花をつけなくなり、この写真のような爛々さは目にすることができなくなった。ずっと続くと思っていた景色も、少しずつ変わりゆくある。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 一...
冬の宵闇は早く、他の季節では夕刻といえるこの時間でも周囲は真っ暗。雪のなかエンジンが響く音は小さく、いつもより静かな時間が流れてゆく。前方を照らすヘッドライトは、峠を登る前方を照らす。車窓の左手には国道が並行して走る。クルマのテールランプの帯が美しくみえる時間でもある。Canon EOS 6D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 越前薬師 / 2019.1.7にほんブログ村...
近年、多くの場所で見られるようになったキバナコスモス。かつて撮影した写真をみると、一般的なコスモスが少し咲いているだけだった。近所の方がいろいろと整備されており、このお花畑も何を植えるか考えてできたものである。春の花桃があまりにも有名であるけれど、他のシーズンもいろいろな花が咲く。花桃季節には大勢の人が押し寄せるが、その時期以外は閑散としている。夏のオルレアや秋のキバナコスモスなど、訪れる価値はあ...
晩夏になれば稲穂も垂れ、黄金色の景色がひろがる。厚い雲が浮かぶ夏らしい空。山肌は霞んだような感じで、そこがまたこの土地らしさを感じさせる。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2023.8.26にほんブログ村...
ゴールデンウィークも過ぎた頃。眩しい朝日が新緑を照らす。萌黄色が橙の光を浴び、日中とは異なる景色となる。朝のひんやりした空気と、陽の光の暖かさ。2両編成のキハ120が通過し、それらをかき混ぜるような風が舞う。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 下唯野~越前富田 / 2019.5.8にほんブログ村...
九頭竜湖からの下り始発がくる前の光景。空はくのも割合が多いものの、隙間から月明かりが漏れていた。冷たい風が頬を突き刺すなか、越前田野駅の傍らから市街地方向にカメラを向けた。画面中心付近の明るい箇所は、越前大野城へ登る道を照らす外灯。朝なので、お城自体のライトアップはされていない。それでも、この灯りでお城の場所がわかるのはスゴイ。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野 / 2023.2.6にほんブロ...
越美北線 随一の絶景といえば、この区間だろう。勝原を出てトンネルを抜けると、目に入るのは断崖絶壁。鉄橋の上は徐行するため、この景色を車窓から堪能できる。そして、富田堰堤の傍らを抜けて、柿ヶ島に到着する。この界隈は木々の成長で、以前よりは撮影場所が制限されるようになった。それでも、四季を通じて撮影者が訪れる撮影ポイントである。北陸新幹線が金沢に延伸した頃からだろうか。撮影者が越美北線にも多く訪れるよ...
金吾谷踏切の近くに紫陽花が咲く。萌え色の木々が濃緑へと変わりゆく季節。梅雨の晴れ間に光が射せば、まばゆいばかりの緑が輝く。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前高田~一乗谷 / 2023.6.25にほんブログ村...
天守を背に、門をくぐり降りはじめる。所々に設置されている外灯により、木々の葉が照らされる。特に透過光の部分が美しい。途中には水飲み水栓が2ヵ所ある。水道水を飲むことに抵抗がなければ、飲料を持参せずとも大丈夫。設置された当時はそれが当たり前だったのだろう。ゴミ箱も設置されているが、近年ではゴミ持ち帰りが基本かと思う。何はともあれ、古き良き時代の名残りが感じられる。もうすぐ桜シーズン到来。北陸新幹線敦...
天守までの道すがら撮影するも、手振れ補正が壊れているためブレが止まらず、何度もシャッターを切る羽目に。連写してみるが、それだけではやはり効果は限定的である。三脚を使用するという選択肢もあるのだが、ここで使うというのも無粋というもの。法律的には問題ないかもしれないが、マナーとかモラルを考えればナシかと思う。歩くだけなら20分ほどで天守にたどりつくが、この日は1時間くらい掛かってしまった。天守は21時まで...
北陸新幹線が敦賀まで開通。歓迎ムード一色のような感じで報道されているが、果たしてどうだろうか。個人的には辟易しており、写欲もダダ下がり。新幹線の開通で福井県内の観光地は期待が大きいだろう。そこで、越前大野城の様子をここで紹介したい。晩秋に訪れて撮影した光景だが、これからは桜や新緑が美しい。明るい時間は越美北線を撮影したかったので、暮れる頃に訪れた。駐車場にクルマを駐め、柳廼社を抜け搦手門跡のある南...
北陸新幹線敦賀延伸によって金沢-敦賀間の北陸本線は第三セクターに移管される。その姿を捉えようと久しぶりに北陸本線の撮影に。最後となるであろうということで撮影地を考えたが、牛ノ谷界隈で撮影することにした。鉄道撮影を再開した2000年頃、足繁く通った場所である。撮影当初は撮影していても誰とも出会うことはなかった。そのうち、白鳥フィーバーやボンネット終焉で多くの撮り鉄が訪れるようになり、度々トラブルに巻き込...
鮮やかに咲く桜。ソメイヨシノより鮮やかな色彩。何という桜なのかは確認できていないのだが。花の時期はソメイヨシノよりも少々遅いといった感じだろうか。クルマ移動だと国道からはこの光景が確認しにくいので、ついつい逃してしまう。というより、これだけ鮮やかに咲いていないのかもしれない。現在バイパスが建設中で、開通すればこちら側からの駅を目にすることができる。またこの美しい光景を目にする機会はあるのだろうか。...
越美北線ではお立ち台ともいえる九頭竜川第2橋梁。ロケーションのよい日には季節を問わず撮影者が訪れる。この日は積雪後の晴天。折角なので空を入れるも、雲ひとつなく味気ない感じになってしまった。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 柿ヶ島~勝原 / 2022.2.7にほんブログ村...
真名川を渡る始発列車。霧が濃くなる日も多いが、この日は微かに霞む程度。朝焼けでほんのり色づく空。薄っすらとした日差しが茶色になった草の穂を照らす。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野~大野 / 2021.11.3にほんブログ村...
初夏に収穫を行う麦。麦秋は夏の季語である。刈り取りも終わり、梅雨を経て夏本番へと季節は移る。荒島岳が車窓から望める場所。朝の爽やかな景色のなかを、軽車両がコトコトと走り過ぎてゆく。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2021.6.28にほんブログ村...
九頭竜川にある富田堰堤。ダム機能があるが堰堤という名称なのは、50年以上前につくられたものだろうか。せき止められた水が溜まっているが、木々に覆われてこの場所からは水面がみえない。この頃は足まわりに枝葉が少々かかるものの、まだ車両の姿を見通すことができた。橋が架かっていた名残りがあり、話を聞くと勝原に住む方々が使っていたらしい。時代の流れを感じる光景である。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 勝原...
除雪で跳ね除けた雪が線路脇に残る。木々の雪は落ち、陽も射す穏やかな日。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L IS USM(1.4) / 越前田野~越前大野 / 2021.1.17にほんブログ村...
花山峠を抜けてから、上りは谷間を走る越美北線。足羽川の支流である羽生川が流れ、美山までそれを縫うように走る。谷間には田畑がひろがるが、両方の山肌が近い。線路脇に斜面が迫るこの場所は、晴れていれば夕刻前くらいまで影となる。梅雨明け前ということもあり、フラットな光線が功を奏した。昼前に通過する車両も、少々潤い気味に撮影できたのではないだろうか。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前薬師~美山 /...
マメ科植物であるレンゲは窒素固定を行うため、緑肥として利用されてきた。化学肥料の普及、田植えの早期化、害虫の進入などにより、日本の田園風景から姿を消した。近年はブランド米が各地で開発され、田植え時期が遅い品種もあるためか、ある程度復活しているようである。美しい場所だけに無断で農地に入ってしまい、問題となる例もみられるが。この場祖では疎らといった感じだが、今までなかった光景だったため撮影を試みた。も...
この撮影を行った冬は、本当に雪が少なかった。冬の撮影は、天気予報を確認して雪が降りそうなタイミングを狙って訪れている。ネットの道路情報もあわせて確認しているが、一向に降る気配がない。ダメ元で希望が持てそうな日に何度か訪れたが、降雪に出逢ったのはこの時だけだった。撮影後大野市街に戻ったが、降雪の痕跡はなし。このシーズンは雁が原スキー場が1日も営業することができず、運営会社が自己破産。記録的な暖冬とな...
真名川の河川敷。秋色となった草木が茂る。竹は依然として青々としているが、それ以外は程よい色づき。晩秋の日差しは心地いいのか、車窓のカーテンもさほど引かれてはいない様子だった。Canon EOS 7D / EF300mm F4L USM(1.4×) / 越前田野~越前大野 / 2019.11.21にほんブログ村...
福井県というのは不思議な場所で、朝方に霞がかる日が多い。朝に石川県内の自宅を出る時すっきりと晴れ渡っていても、福井に近づくにれ霞んでくる。どうも地形や河川などの関係で、霧や霞が出やすいようである。この大野盆地も例外ではなく、澄み渡る朝という感じにならないのが常ではある。何となくシュワシュワっとした感じなのが、この土地なのカナとも思う。かつては3連だった便も、この年の春のダイヤ改正で2両編成となった。...
越美北線の撮影をはじめた当時は、早朝の福井発が2便あった。度重なる減便で、昨春のダイヤ改正でついに消滅。通勤や通学の需要がないということだろうか。あったとしても限定的ということなのだろう。国道のバイパスが次々と建設され、現在は境寺-計石バイパスの工事が進んでいる。牛ケ原のホームの反対側に芝桜が広がる。早朝が順光になるため、もうこの光線状態での撮影はできなくなった。ただ、光線が強すぎて描写的にはどうか...
木々が冬の華となり、美しい光景をつくりだす。足羽川第6鉄橋を渡る車両の朱色が、モノトーンの風景のアクセントとる。鉄橋の上を渡るカタンコトンという音は、薄っすらと積もった雪でいつもより控えめだった。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波~小和清水 / 2019.1.27にほんブログ村...
この記事では冬を紹介いたします。冬は雪が美しいため、撮りようがあるような季節に思えるのですが。。。移動がなかなか大変だったりします。また、積雪時は駐車場所を探すのが難しく、撮る場所が限られてしまいます。そのため、いつも同じような絵を撮っているような気がします。【サムネイルをクリックすると、拡大表示されます】にほんブログ村...
この記事では秋を紹介いたします。稲刈りの光景を撮りたいと思うのですが、北陸では晩夏に刈られることが多くなりました。次第に草木が黄金色となり、朝夕の輝きが増す季節ではないでしょうか。ただ、それを上手く記録できない自分が歯痒くもあるのです。【サムネイルをクリックすると、拡大表示されます】にほんブログ村...
この記事では夏を紹介いたします。夏は撮影環境が厳しく、実はあまり記録できていません。春・秋は25枚の写真を揃えるのは造作ないのですが、夏はちょっと厳しかったかも。キス釣りの季節なので、そちらの誘惑に負けることも多いのデス。運動不足解消を兼ねて、某海岸の砂浜から100メートル強の遠投で釣りしています。^^;【サムネイルをクリックすると、拡大表示されます】にほんブログ村...
先日の記事で、越美北線四季百景という手づくり豆本を制作したことを紹介しました。豆本の内容を知りたいという要望がありましたので、1日ごとに1記事1シーズン公開いたします。構成を決定したのはかなり前で、直近の撮影分は反映されておりません。最新のもので数年前、古い写真だと20年数年前まで遡ります。適当に写真を選んだため、ベスト写真集とは言い難い内容となっている点はご容赦願います。ブログで公開した写真が多いの...
金沢からの帰路。晴れるのか晴れないのか、微妙な空模様だった。金沢から近い場所で撮影するとなると、空がどうしても入ってしまう。ただ、あまり遠くまで移動したくないという気持ちが働き、この場所で妥協。通過する頃には空が青くなることに期待した。ポールが掛からないように抜いたので、ビームの位置なんかがちょっと微妙。普段は原風景ばかり撮影しているため、車両メインだと上手く撮れなくて凹むなぁ。Canon EOS 7D / EF...
DEC741が導入されて1年半ほどが過ぎた。北陸方面でも何度か運用されたが個人的には記録する機会がなく、今回が初めての撮影。フラットな光線で撮影できると予想したのだが、通過する頃になり陽が射しはじめた。そのため、サイドが反射して白っぽくなってしまった。かつてはそれなりに撮影者が訪れる場所だった。新幹線の高架ができ、線路脇に白い柵も設置された。高架の向こう側に住宅が立ち並ぶようになり、今では撮影者の姿は皆...
どんなふうにすれば越美北線の美しい光景を知ってもらうことができるだろうか。ただ写真を掲示するだけではつまらないので、ジグソーパズルにしたらどうだろうかという思いもある。幸いパズル作成のサービスがあり、1000ピースくらいまでなら作成可能らしい。懐と相談して、機会があれば作ってみたいと考える今日この頃。以前からナカナカ好評なのが、豆本。今まで8センチ角のものをいくつか作成している。そして、この度「越美北...
どう撮ろうかという思考が働かなくなり、とりあえず撮ったという絵になってしまった。西山光照寺跡の桜との絡みは散々撮影してきたので、食傷気味ということもあり外した。史跡の脇にあるベンチに座りながら待つことに。線路脇のポール車両に掛からないようにできると記憶していたが無理で、思惑通りにはいかなかった。木々が繁って、以前撮影できた角度から見通しが利かなくなったからだろうか。竹は春が紅葉~落葉の季節となるた...
今度は九頭竜湖からの折り返しの撮影を試みる。桜と一緒に撮影したかったが、天候や開花状況から判断して諦めた。線路脇に白い花が咲くこの場所での撮影を決めた。35mm換算で960mmという、なかなかムリのある撮影。こういった撮影をそれなりにお手頃な機材で実現できるのも、デジタルならでは。この機材の組み合わせではAF使用不可なのだが、ライブビュー10倍を駆使して置きピン。流石に画像の滲みはあるものの、ピントはしっかり...
一乗谷で撮影後、富田ダムまで移動。水脈が地下にあるというダムで、落水している光景を伺うことはできない。その斜面の傍らに桜が咲く。なかなかレアな撮影ポイントかと思うが、こういったストーリーはあまり知られていない。陽の光が射せば車両は陰になるのだが、この日はフラットな光線状態。迷いなく撮影場所をこの地に決めた。年々桜のボリュームが増し、思っていたより美しい絵が撮れた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L ...
今年の桜は花開く時期が早く、キヤ141が走る頃には葉桜となっていた。とはいえ、風雨の影響をさほど受けなかったためか、例年より長く愛でることができたと思う。最も線路脇にある桜の木が、半分ほどしか花をつけなくなってしまった。そのためか、西山光照寺跡に訪れる方は例年より少なくなったのではないだろうか。桜の木の下でかぶりついて撮る方が減ったのは、撮影する上では僥倖といえるかもしれない。花が減った桜の近くに、...
空が燃えるような茜色に染め上がる。ライトアップされた越前大野城が浮かび上がる。偶然にも、天空城が描かれたラッピング車両が通過した。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.19にほんブログ村...
梅雨時を象徴する花といえば紫陽花。不安定な空模様で、陽が照ったと思えば雨が降ったり。この日の日差しは薄くかかった雲に少し遮られていた。花の部分がかなり傷んでおり、機会があればもっとイイ時期に撮影したいものである。花にみえる部分は、正確にいうと装飾花(=ガク)。まぁ、愛でる部分を指すのであれば、花というのもあながち間違いではないだろう。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前高田~一乗谷 / 2019....