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炎のクリエイター日記 https://blog.goo.ne.jp/sugichan_goo

綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。

どんな素材も、関西風味にクリエイトします。

炎のクリエイター
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住所
大津市
出身
天理市
ブログ村参加

2012/11/09

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  • ふき味噌 ~フキノトウだけを使った春の香り~

    この時期の里山には、フキノトウが頭を出している。昔は親が言う雪の中から頭を出している雪中シチュエーションを探したこともあるが、なっかなかそう言うお宝に出くわしたことはない。子供の舌には蕗や春の山菜が持つ独特なほろ苦さは、クセが強過ぎるイメージを拭い切れないのも好きになれなかった理由だ。きょうは、フキノトウを使って作る「ふき味噌」のご紹介。フキノトウはガクを取り、まな板の上で粗く微塵切りをおこなう。フライパンに油を熱し、さらに細かく刻んだフキノトウを入れて炒めるとシンナリしてくるので、頃合いを見はからって弱火に変えて、☆印を混ぜ合わせた味噌ダレを加え、全体の出来具合を観察しながら混ぜ合わせもって炒める。子供心はさて置き、約2分ほどの炒める調理で完成するので意外とスピーディな作業だ。蕗味噌は超美味しいみたいなことで...ふき味噌~フキノトウだけを使った春の香り~

  • 海鮮丼ネギまみれ ~ネギを水に晒しておくのがポイント~

    スーパーの作業に、お刺身を盛り漬ける作業がある。その際に出す剥き身(すきみ)のお値段は、最近では立派になりつつあるが、良心的な魚屋さん気質のお店なら、たっぷりの剥き身@200円をパックに詰めて、値付けしてあるケースが多いので見逃さないようにして、作るは「海鮮丼ネギまみれ」のご紹介。刻みネギを水に晒すことが、ネギ独特のクセを残さないで清涼さだけを提供してくれる。少量のごま油で晒しネギを和えることで準備完了。丼しゃりには酢飯を利用し、刻み海苔を一面にばらまき、少量の醤油で和えた剥き身を、格好良く散らして中央に半熟卵を乗っけると‥‥‥ほぼほぼ完成で。前もって作っておいた晒しネギごま油を、満遍なく表面に乗っけると、青紫蘇・山葵・ガリを添えて、白ごまを全体にパラパラ振りかけると仕上がった。お好みでノゾキに醤油を入れて一緒...海鮮丼ネギまみれ~ネギを水に晒しておくのがポイント~

  • とりの日パック ~今月は忘れなかったケンタッキー@1000円パック~

    ケンタッキーフライドチキンの月末イベントに「ニワトリの日(28日)」と言うのがある。これまでは、買おうと思いつつも忘れっぽい性格が仇となって、今日まで伸び伸びとなった。今月は確実に「とりの日パック@1000円(税込)」をクリアするべくお店を訪れた。セット内容は、フライドチキン(4個)には、ワシの好きなアバラ部分を指定し、ナゲット(5個)とを、電子マネーで清算している間に商品が用意されていた。人気・お得感などから待ち時間覚悟だっただけに、その一連の作業はスピーディーでまるでストレスを感じなかった。むしろ肩透かし気味にスンナリ買えたと言ってよいくらいだ。不動の人気を誇る「フライドチキン@250円」が4個であるから、本来の価格なら@1000円となり、従ってナゲット5個がオマケについてくるような格安イメージのようだ。白...とりの日パック~今月は忘れなかったケンタッキー@1000円パック~

  • さらしクジラの酢味噌 ~捕鯨を本格化すべきで~

    クジラの捕鯨が制限され、珍味とされている「さらしクジラ」も、最近ではお目にかかることが少なくなった。別名オバイケとも呼ばれる部位は、居酒屋さんなどでは親しみ込めて、オバケの名で通っていることもある。地方によっては、尾羽雪・オバイケ・オバキなどとも呼ばれている。くじらのお肉の中でも希少部位とされていて、身と尾の間の肉のことを指し、形状は白い羽のようなので「尾羽毛」と表現する。ゼラチン質を多く含み、嵌った人はコリコリとした奇妙な食感を楽しまれるようだ。ワシはお好みで酢味噌一辺倒だが、梅肉のタレで食す人もおられるようだ。クジラの捕鯨においては、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退して3年近くなるが、スーパーに並んでいるクジラ肉を見たことが無い。脱退してからも何を遠慮しているのかは知らないが、秋刀魚・イカ・真イワシ・真サバ...さらしクジラの酢味噌~捕鯨を本格化すべきで~

  • チャーシュー麺 ~王将のコスパ最高! 大衆の味~

    久方ぶりにやって来た餃子の王将‥‥‥このお店の魅力は価格が超良心的なことで右に出るお店はない。なかでも「王将チャーシュー麺@660円」は、コスパ最高でコッテリ感もあって普通に美味しい。ただしスープの本質が旨み調味料の基本形で、麺は普通の玉子麺であるので、市販されている生タイプの中華麺とほぼほぼ同じ。この感じの大衆ラーメンの場合は、ニンニクのお世話になると、全体のお味を平均的なところまで引き上げてくれるのでお試しあれ。店員さんに素直に言ってみた「ニンニクを少量ください」で、快く持ってきてくれたので感謝しつつ、背脂チャッチャもなされてあるので、ニンニクと共にスープに混ぜ込んでイザ実食!チャーシューは平均的なものよりも優秀で、お味が濃いだけに妙に美味しい。テーブルのコショウの手助けも借りて、ラー油も少々追加してみた。...チャーシュー麺~王将のコスパ最高!大衆の味~

  • 虹を渡った姫ちゃん ~我が家の初代ミニチュアダックス~

    産まれてから約8年間、我が家で暮らした初代ワンちゃんのミニチュアダックス「姫ちゃん」が25日に18歳の生涯に幕を閉じた。確か血統書名も「姫」だった記憶がある。長女が嫁入りするときに我が家を出た格好になったが、10年近く会っていないのは長女の縁ある方に貰われて行ったからで、モンちゃんとの不仲説も多少関係していた。その飼い主さんから最後の写真と、お礼のメッセージが届いたそうだ。「姫ちゃんと出会え、家族になれて10年近く一緒に過ごせたことを心から嬉しく思います。ありがとうございました。」的なご挨拶が途中から見えなくなった。長く離れた切りのお別れだったが、思えば色々な想い出が甦ってきて‥‥‥牛赤身が大好きだった。初詣ではズンズン石段を900段程度を引っ張りっ切りで登った疲れ知らずの姫ちゃん。海では灼熱の砂浜を戯れ、松茸...虹を渡った姫ちゃん~我が家の初代ミニチュアダックス~

  • 牛スジ煮込み ~赤ワインで楽しみ〆ご飯にも~

    新世界じゃんじゃん横丁界隈だが、最近は久しく行けていない。串カツてんぐのお隣さんだったか「のんきさん」の、牛スジとコンニャクを白味噌で土手焼きに仕立ててある味が懐かしく、自分で味噌煮に仕上げて、牛スジと言えどもお肉なので赤ワインには絶対合うはずで。コンニャクは基本通り手で千切って油で素揚げして、下処理した牛スジと一緒に、白味噌・赤味噌のブレンドを調合して、味覇(ウェイパー)を混ぜてぐつぐつ弱火で煮込んで行くこと40分‥‥‥のんきさんのプロの煮込み(下の画像)とどこか違って、味噌の絡みが納得いかない。煮込み時間が足りないのは想像がつくが、食べたい気持ちも抑えられない。▲串カツ屋「八重勝」▼土手焼き「のんき」イタリア産の赤ワインのフルボディを、ワシがお気に入りの一番小さなグラスに注いで飲むことにした。次回からは新世...牛スジ煮込み~赤ワインで楽しみ〆ご飯にも~

  • アサリの酒蒸し ~産地偽装の熊本県、鰻も抜け道ルール?~

    熊本県産と表示されているアサリの97%が、中国産などからの産地偽装だとニュースが流れた。熊本でのアサリ育成期間が、中国での育成期間を超えたのなら、熊本産と明記しても良いみたいな、随分眠たいルールがあるからだ。これらは一斉に産地が正されたときく。ここからは憶測だが、鹿児島産・愛知産などのウナギだって同じようなものだ。今夏の丑の日までには「中国産」と正されることになるだろうし、中国産を親の仇みたいに嫌ってお買物されていた人たちも「国産ウナギは美味しい」との意識も、良い加減なものであったと気付くだろう。お話が養殖ウナギに逸れたが、今回はアサリの酒蒸しをご紹介。鍋にオリーブオイルを敷いて、生姜・三つ葉などを刻んでアサリと共に中火で炒めて、香りが出たら日本酒を加え、適量の塩をしてフタをし、ザッザとお鍋を返して、2分程蒸し...アサリの酒蒸し~産地偽装の熊本県、鰻も抜け道ルール?~

  • 551の海鮮麺セット ~蓬莱、究極の薄味仕立て~

    久々の551蓬莱のカウンターで「海鮮麺セット@1250円」を注文した。このお店で温麺を注文するのは初めてで、不安を抱えながらも海鮮麺とミニ天津飯のセットに決めたのは「焼売10個入り@700円」のお持ち帰りが、出来上がるのを待つ必要があったからだ。海鮮麺には立派なサイズの、海老・イカ・帆立貝柱などと、シャキシャキお野菜が使われており超薄味に調整されていた。ワシの舌の方が、最近はラーメン専門店の濃い味のスープに慣らされているのかも知れないが、結構な蓬莱さんの薄味にビックリするも自分でカウンター調味料で味変してみた。中華屋さんの薄いスープとよく似た雰囲気だった。一方、ミニ天津飯にはシッカリとしたお味がついていて、やや濃いのではと思うほどで、少々バランスに戸惑った感じは否めない。やはり551蓬莱では、麺よりも天津を中心...551の海鮮麺セット~蓬莱、究極の薄味仕立て~

  • 豚カツ 〜沖縄島人御用達のA1ソースでちばりよ~

    幼少期の豚カツでの想い出では、サイズをいかに大きくするかで、卑しん坊の兄弟で競って、豚ロース肉をビール瓶や包丁の背で叩いては面積を大きくすることに命をかけていた。器用なワシは6歳離れた兄貴相手に善戦はしていたが、あとひと押しのところで毎度のように煮え湯を飲まされ続けた。お肉は超薄っぺらくなって、向こうが見えるくらいのスケスケで、お味も旨みもクソもない状態に。それに粉をまぶし刷毛で溶き卵を塗って、パン粉を付けて行く。さてこれを油の中へ上手に滑り落とすことが異常に難しいが、成功した折にはお皿からはみ出るデカイ豚カツに子供ながら満足したものだ。自分の分だけ調理するので、主力で揚げているオカンは徐々に不満を募らせていくのが、目に見えて判るような感じだ。今は要所の筋を切って縮まるのを防ぐだけで、ある程度の厚みはあってこそ...豚カツ〜沖縄島人御用達のA1ソースでちばりよ~

  • すき焼き風うどん ~八代目 佐藤養助 稲庭うどん~

    お肉が食べたくて近江牛交雑種を買ってきたは良いが、お家に帰ればすき焼き鍋に、玉ネギ・エノキ茸・白菜とくれば、すき焼きをします的な状況判断だった。すき鍋でお肉を鉄板焼き風にして食べると、一瞬にして無くなったので、鉄板に残る肉汁エキスで「すき焼き風うどん」をご紹介。すき焼き風煮込みにするために、肉汁をのばし加減で煮汁の域にすれば、あとは何でもアリで稲庭うどんと麩を投入後に、卵を続けて連射した。これにて見事なごった煮が出来上がったので、大皿に移し替えたが濃厚なすき焼き風味は、白ご飯が欲しくなるイメージだった。ここでの白ご飯は辛抱で、お味の沁み込んだ稲庭うどんを見れば、八代目佐藤養助さんが怒りそうだと、後ろめたい気持ちになった。クタクタになった白菜が美味しいし、見た目よりは良いお味に。きっと和牛のエキスが睨みを利かせて...すき焼き風うどん~八代目佐藤養助稲庭うどん~

  • 菜の花辛子和え ~春の訪れはほのかな苦みから~

    先日から一瞬初夏を思わせるような気候だったが、またまた肌寒い気候に逆戻りとなった。びわ湖の向こう岸には比叡山を仰ぎ見て、淡水魚捕獲の仕掛け「えり」がびわ湖に見えて、その手前に菜の花が広がる風景は、この時期ならではの近江の風物詩となっている。菜花ゆで季節めでるや辛し和え菜の花の風味を感じる調理は、上記の俳句のごとく塩水で茹でて、冷水に浸けて鮮やかな色彩を定着させる。水分を丁寧に切って、味付けしたお出汁に浸して、お好みによって和辛子を混ぜて行く‥‥‥白ごまがあれば使った方が香ばしい風味が加わって美味しくなる「菜の花辛子和え」のご紹介。ほのかな苦みが春の訪れを教えてくれる菜の花だが、春の山菜と言えばトータル的に、この「苦み」がポイントとなっているような気がする。モンシロチョウが孵って飛び交う気候になれば、食べ頃も終わ...菜の花辛子和え~春の訪れはほのかな苦みから~

  • トリプル海老天丼 ~ローソン100のお弁当シリーズと比較~

    ローソンストア100と言えば、コンビニの100均のようなスタンスで営業されている。ここ最近話題となっているお弁当に「だけ弁当@216円」というシリーズがあり、ウインナー弁当・ミートボール弁当と発売されて、このほど第3弾の「のり磯辺揚弁当」がリリースされた。▲第3弾の「のり磯辺揚弁当」▼ウインナー弁当とミートボール弁当▼ローソン100ストアの「だけ弁当」の説明記事おかずを敢えて1種類に絞り、ちくわの磯辺揚げのみという、超シンプル弁当は消費者側の味方のようなイメージで。ワシも以前から、大根の桜漬け・キュウリの酢のもの・粉の配分が多い玉子焼きなど、チマチマとどうでも良い付属物など、むしろ無かった方が潔い気もするし、昔から思い描いていた理想のお弁当に近い気がした。▲トリプル海老天丼一方、ノーマルなローソンでも、まちかど...トリプル海老天丼~ローソン100のお弁当シリーズと比較~

  • 出汁巻き定食 ~出汁巻き・ちりめん山椒ご飯・みそ汁・辛味大根糠漬け~

    久々のお家ランチは、定食風の悪ノリで決めてみた。一つ一つはご飯との相性で絶品のものを選んだが、まとめて眺めてみると質素なもので、最近の突発性インフレに対抗できるメニューとなっている。生協で注文の卵は少々たまり気味なので中玉6個を使って、題して出汁巻き定食ってことで。白ご飯には、明石産のちりめん山椒を乗っけてみた。みそ汁は具だくさんの部分を考慮して、やや濃いめに仕上げてみた。辛味大根はおろして、蕎麦にぶっ掛けると辛味がピリッと最高のお味だが、これをおろさずに自家製ぬか床に入れると、絶品でまろやかな「辛味大根糠漬け」になる。チョン掛け醤油も忘れずに、出汁巻きには3滴くらいを追加する。洋食のドロドロこってりと濃厚なものは確かに美味しいが、そう言うのに混ざって、和の定食に使われていそうなお惣菜を、ひとつづつ味わいながら...出汁巻き定食~出汁巻き・ちりめん山椒ご飯・みそ汁・辛味大根糠漬け~

  • カレー盛り ~相手によって変わる盛り付け~

    今夜のカレーは、食材をゴロゴロ投入しての中辛仕立てで、そんなに辛くもないが甘くもないってレベルで、ひと口で表現すれば差し障りのないカレーを作ってみた。ワシが盛る時には、こんなにご飯の上からルウをぶっ掛けるなんて盛り付けは、考えられないシチュエーションで。当然のことで、辛さが足りないワシは唐辛子をぶっ掛けてみたが、最初のさわりだけにして画像におさめた。実際の唐辛子量をお見せすると、誰だってヒイてしまいそうで。卵黄はいつものお約束で、見た目120%の仕上げとなるので、当然乗っけてみたが食べる直前にはウスターソースもぶっ掛ける。娘婿は身長が180センチ以上もあって、普段でも馬力が凄くて疲れ知らずのようだ。ワシの提言で、以前作って冷凍してある炭焼きハンバーグを乗っけてあげるように言ったら、さらに気をきかせた娘が半熟スク...カレー盛り~相手によって変わる盛り付け~

  • 親子丼とタレかつ合盛丼 ~かつやの全力飯~

    期間限定であるが「親子丼タレかつ合盛丼@615円(税込100円引券使用時)」が、かつやさんから異種格闘技戦みたいな、魅力たっぷりのメニューが販売されている。手前に親子丼の基本形が盛られてあり、向こう側にドカ~ンとタレの掛かったチキンカツが横たわっていて、いつになく盛り付けは整っている。むかしはカシワと呼んだ鶏肉だが、関西も全国的な「鶏肉」という呼び名に、いつしか変わっていたようだ。丼ものの王道である「親子丼」を食べたいが、「かつ丼」も味わいたいみたいな欲求をかなえてくれたのが、本日ご紹介の合盛丼であり、かつやさん提唱の全力飯にそぐわぬボリュウム感となっていた。親子丼のお味も及第点だが、あと少しお出汁がきいていると、なお好印象が持てるかも知れない。チキンカツはかつやさん毎度のクオリティとなっている。丼の手前から鶏...親子丼とタレかつ合盛丼~かつやの全力飯~

  • スネ牛丼 ~煮込んでからのスネ肉を牛丼に流用~

    牛スネ肉の用途と言えば、もっともポピュラーなのがビーフシチューで、主に煮込み料理が主流となっているので、焼肉や丼に調理されたものを見たことがない。スーパーの売り場で「牛丼用のお肉はありますか?」と質問されている見知らぬ奥さんがおられたが‥‥‥。我が家はスネ肉で作る牛丼をご紹介。お肉売り場には牛丼用を始め、すき焼き用・シチュー用・焼肉用などと、確かにパックに表記されているお肉が並べられている。しかし、切り落としの牛肉や、スジ肉のように硬いスネ肉を、柔らかく煮込んで牛丼用として使ってはいけない制約なんてないし、各部位をどのように使っても問題はない。まして最初から牛のオデコに用途が書いてあるわけではないし、パックに書いてあるのもあくまでも目安だ。下処理した牛スネ肉を玉ネギと合わせて白ワインで、柔らかくなるまで煮込んで...スネ牛丼~煮込んでからのスネ肉を牛丼に流用~

  • 筑前煮 ~自作干し椎茸からのお出汁を重視~

    もともと九州の福岡でがめ煮と呼ばれたものが筑前煮で、秀吉の朝鮮出兵時に各地から武将が福岡に集まった。そこで皆ががめ煮を美味しいと絶賛し、自分の所領にレシピを持ち帰り、料理番に作らせたので一気に全国に広がった。当時は福岡が「筑前」と呼ばれていたので、筑前で食べたので筑前煮となったようだ。切り干し大根を作ろうかと思った時に、大根が高騰して二の足を踏んだことがある。それならばと、乾燥ネットがアキの状態なので椎茸を干してみたら、これを失念してしまった。直射日光を浴びて真っ黒になり、実際問題これを使えるんだろうかと考えながらも、椎茸のお出汁で煮込む筑前煮をご紹介。乾燥椎茸の汚れを洗い流し、お水に浸けてみたところ出汁が出過ぎではないだろうかと感じるほど、褐色に染まった戻し汁は、これも使うので捨てるべからず。鶏肉が見当たらな...筑前煮~自作干し椎茸からのお出汁を重視~

  • なめこ御飯 ~値引きのナメコがある時に実行~

    きのこ七不思議のひとつに、市販の「ナガノのなめ茸」の原材料に、エノキ茸が使われていることが腑に落ちない。ここは自然とトロミがつくナメコを使うのが普通だろうし、事実作ってみたらエノキ茸よりも美味しい。そんな疑問を抱いたので、本日は「なめこ御飯」のご紹介。スーパーで安売りのナメコを見付けた時のみ、なめこ御飯を作る切っ掛けで、ワシの背中を押してくれることになる。従ってタイミングよくお買い物に行った時に、値引きナメコがあるかが問題だ。見つけたら必ず買ってナメコなめ茸に炊くことになる。アツアツ炊きたてご飯に、ナメコのとろとろ煮をぶっ掛けてみた。鷹の爪を入れることで、お味が深くなったような気がするし、卵黄と相性が良い感じだ。海苔は家系ラーメンのように向こう側に2枚突っ込んでみたが、食べる直前に刻み海苔をファッサと乗っけるの...なめこ御飯~値引きのナメコがある時に実行~

  • 節そばと豚照り丼 ~本日十二分屋さんの日 by膳所店~

    本日12日!大盛り無料の十二分屋さんの日。膳所店の限定麺は「節そばと豚照り丼セット@1000円」だった。丼付きの限定麺には大盛りサービスが受けられなくて残念だし、ラーメンに上品な鰹出汁ってことで、ラーメンには少々生ぬるい系のお出汁となるが、和食に相性が良くてもラーメンにはどうだろう?トッピングも結構な地味感が漂うが、鰹のお出汁は追いがつおよりもなお激しく濃厚に出ている。刻みネギ油がきいていて、薄切りチャーシューも「和」の出汁には嵌っている。一本ネギを矢のようにラーメン鉢に突き刺すようにもってあるのも‥‥‥ところでこの青ネギ食っただろうか?かつお出汁だから「節そば」と言うんだろが、ワシはハッキリと「かつお拉麺」や「追い鰹そば」なんかも、いい感じな表現だと思うがどうだろう?和のお出汁に、黒コショーだけは多分あわない...節そばと豚照り丼~本日十二分屋さんの日by膳所店~

  • パエリア ~HPで作る、魚介サフラン炊き込みご飯~

    諸外国でのタコは「悪魔のつかい」と、釈然としない理由から気味が悪いのも手伝って食用ではないと聞く。しかし、スペイン料理のパエリアにいたっては、メキシコ産のタコを使っていたが近年は不漁で、モーリタニア産のタコに鞍替えしたところ、日本の主なタコ輸入国とカブったので高騰したのが経緯のようだ。先日の明石・有馬への小旅行で、香りさえ漂う明石ダコをたっぷり堪能してきた。不漁続きのタコ漁で明石魚協のとった策は、漁に使って古くなった廃棄のタコ壺を、天然ダコの住処として近海に沈めたという。その策が徐々に実り、漁獲量も次第に右肩上がりとなった。得てしてアイデアというのは身のまわりに転がっているものだ。そこでスペインの皆さんに、タコなんてものは無くともパエリアは美味しいと提唱する。お出汁の源は、ムール貝・鱈・アサリ・海老などと、イカ...パエリア~HPで作る、魚介サフラン炊き込みご飯~

  • 有馬温泉 ~スイートルームから、金泉・銀泉であったまり~

    鶏と魚と炉とお鍋‥‥‥。これらを売りにしている「岡場笑店」は、有馬温泉郷から少し離れたところにある居酒屋さんだ。新鮮な朝挽き鶏で各部位をお刺身で楽しむことが出来るし、炎魔焼き・炭火焼などで、海鮮ものから鶏料理まで新鮮なうちに調理されていた。ワシの居酒屋好きを狙っての娘のプランだったかも。▲岡場笑店「ホタテガイの炭火焼」▼岡場笑店の店先ホタテの貝殻焼きも磯の風味が楽しめるし、鶏むね肉のユッケもアッサリ系に卵黄の濃厚さが相性良かった。お酒も色々試せたし、その他には肝刺しを始め、各種お造りも良い感じで楽しめたし、ホルモン焼きも味噌風味が山側ならではの味付けを満喫できたが、撮影は野暮なので途中で撮り止めとした。▲岡場笑店「鶏むね肉のユッケ」ホテルは思い切ってのスイートルームの予約で、温泉施設のスパまで直通エレベーターで...有馬温泉~スイートルームから、金泉・銀泉であったまり~

  • 明石魚棚(うぉんたな)商店街 ~玉子焼き・明石だこ・たこ串~

    明石と言えば、明石城跡の植え込み切り過ぎ事件もあったが、駅前から続く「魚棚(うぉんたな)商店街」の明石焼き・明石ダコが有名で、一案件ずつ席巻するように訪問していく。明石焼きは、地元では玉子焼と呼び、タコ焼きは実のところ明石が元祖なのだ。この辺りでは、タコと共に穴子も美味しいので、玉子焼にしてもたこ焼きと穴子焼きがあり、双方ともにはいったミックスとがある。崩して確認してみると、普通にタコと穴子が出てきた。かつお出汁に三つ葉の刻んだものをパラパラしてお出汁で食べるもヨシ!ソースで食べるもヨシ!湯掻いただけのゆで明石だこを、ワサビ醤油で美味しけりゃ、明石ダコのタレ焼きは、どこで食べるタコよりも美味しい気がした。地元のお酒300mlを手に持ってぶらぶらしながら名物を次から次へと食べていたが、面倒になり途中から750ml...明石魚棚(うぉんたな)商店街~玉子焼き・明石だこ・たこ串~

  • アップルパイ ~紅玉が品切れで代役ジョナゴールド~

    青森の情報発信と農業活性化が目的の地域密着型グループ「リンゴ娘」が2000年に結成された。メンバーは新規加入・卒業を繰り返し、現在はバラエティーなどで、機転の利いたおバカキャラで活躍中の、王林(おうりん)さんをリーダーとして、ときさん・ジョナゴールドさん・彩香(さいか)さんの4人グループで結成されている。きょうはアップルパイのご紹介だが、これには最適な紅玉という品種がある。甘み・酸っぱさなどが断然適しているにも拘わらず、最近探してもみつからないので、代役にジョナゴールドを抜擢してみた。得てしてダイレクトに食べると、酸っぱさや硬さが目立つような林檎が、意外とよく合うような気がする。本日は丸型のアップルパイを作っていくが、紅玉さんなら任せっぱでシナモンをぶっ掛けるだけで超美味しくなった。今回は代役のジョナゴールドさ...アップルパイ~紅玉が品切れで代役ジョナゴールド~

  • 豚ステーキ ~厚さと大きさにこだわったヘビー級~

    豚肉を食べるとは、豚テキと言うよりも豚ステーキと呼べる超バカデカサイズの、厚さと大きさにこだわってデ~ンと横たわらせるシチュエーションが欲しいものだ。チョロチョロ貧相に焼くイメージは捨てて、豪快に盛り付けて食べようと思う。ソースは先日のハンバーグに使ったオニオンソースを抜擢。豚ロースの考え得る一番デカイのサイズを焼いていく。肝心な時に黒コショウを切らしてしまったが、S&Bのテーブルコショーは、買い置きが8袋はあるので、こちらをまに合わせで使っていく。切れると腹が立つのでこういった事態は出来る限り避けているつもりだったが‥‥‥。切らしたものは仕方がない。かつお節・麩・春雨・豆板醤などはキチンと食糧庫に2袋づつ揃っている。こういった時には得てして必要なものから品切れは発生する。思い起こせば、ワシが人生でこれまで引い...豚ステーキ~厚さと大きさにこだわったヘビー級~

  • どん兵衛 ~西日本の昆布だし vs 東日本の宗田節だし~

    日清どん兵衛がデビューした時には、この乾麺がうどんと呼べるかどうかと、根本的な部分での議論を友人たちと繰り返したものだ。CMで使っている映像は、ノーマルなうどん麺と差し替えてあるように感じるがどうだろう?今回は優秀だとされるどん兵衛のかつお出汁を、西日本限定と東日本限定を比較してみた。日本を二つに分断するフォッサマグナが中部地方を走っているが、それを境に西側が軟水で東側が硬水となっている。軟水はお出汁が摂りやすいが硬水は逆に難しい。現在は水道水のマグネシウム・カルシウムを除去する「軟水化フィルター」で、関東のお店は対応しているようだ。しかしどん兵衛を作るのは各ご家庭なので、関西の軟水は昆布のうま味成分を引き出すが、硬水では昆布の蛋白質が結合して旨みがアクと変わるようだ。従って東日本限定は昆布を宗田節に替えて対応...どん兵衛~西日本の昆布だしvs東日本の宗田節だし~

  • 牛スジ煮込み ~コンニャク素揚げ、ミソ味仕立て~

    最近はコロナ感染予防の関係で、大阪の新世界ジャンジャン横丁で飲むなんてことはなくなった。以前は好みのあうお店が数店舗あり、今も営業をされているのかどうか心配だ。串カツ・ホルモン焼き・牛スジ煮込み・マグロ料理など、ワシがお気に入りの美味しいお店は、懐かしく思うくらい疎遠になった。そんな中でも、お家レベルで牛スジ肉を煮込むときは、下処理で茹でこぼしをおこない、汚れ・アクと余分な脂を取り除き、柔らかくなるよう心掛けて丁寧におこなうことが大事だ。今回はスジ肉1キロに対してコンニャク2丁も一緒に煮込むことにした。コンニャクは、お味が沁み込みやすいように手でちぎり、サラダ油で素揚げしたものを放り込むことにした。味付けは、日本酒・味醂・砂糖・味覇・白味噌・赤味噌といったところ。牛スジが煮あがったものに、刻みネギと唐辛子を多め...牛スジ煮込み~コンニャク素揚げ、ミソ味仕立て~

  • ガパオライス ~親日国タイに思いを寄せて~

    タイの人とお話する機会が何回かあり、日本人の印象をお聞きしてみると、タイは親日国のようで、旧日本陸軍が東南アジアに進行したはずなのに、日本人は礼儀正しくて親切なイメージがあるというので、韓国・北朝鮮などと真逆のイメージが浸透している。そんな国民性であるから、老後は日本人も移民してタイで過ごす方もおられるようだ。移民先を決めるには衣食住が大事とお話しされるが、よくよく聞いてみると「い」の部分は医療であり「医食住」で決めると良いそうだ。▲バジル炒めご飯のガパオライスさて二番目の「食」であるが一食平均200円が相場で、年金が月15万円だとお手伝いさんを一人雇えるくらいらしい。タイ料理と言えば、トムヤムクン(海鮮ピリ辛スープ)・パットパクブン(空芯菜炒め)・パッタイ(タイ風焼きそば)・ガイパットキン(鶏と生姜のタイ風炒...ガパオライス~親日国タイに思いを寄せて~

  • 桃の節句 ~関西風 木目込み人形と、関東風 ちらし寿司~

    貧富の差が激しい元禄時代では、長屋暮らしのお母さんが、廃材の木っ端の中から、三角すいの座人形的な形状を探し出し、割れ目に布地を突っ込んで、クルリときもの生地で木片を包み込む‥‥‥。アイデアを捻って雛人形を作りだし、それを我が子に与えたのが「木目込み人形」の起源となっている。現在では木目込み人形のキットがあり、豪華絢爛なお雛さまより趣があって風流なイメージだと我が家でも購入。京の宮中での天皇の座位置と同様に天皇さまが左側の京雛は、左の方が位の高い人が座る慣わしで、若い右大臣と白髭の左大臣では後者のほうが位が高く左に位置するのと同様だ。飾りつつ人生を振り返ると、子供たちも各方面で活躍中で、ワシに取っても悪くない人生だった。今年のお雛さまは関西風の京雛ポジションで、お寿司は江戸前風の「ばらちらし寿司」をお重に二人前を...桃の節句~関西風木目込み人形と、関東風ちらし寿司~

  • 海老と白菜のトマトパスタ ~チーズとの相性が抜群の食材~

    ここ最近は、パスタを作る手際が異常に早くなってきた。その理由は、イタリア産カットトマトの紙パックが、一個で2人前くらいカバーしてくれるからだ。本日は海老と白菜のトマトパスタのご紹介。剥きエビを三等分くらいにカットして、白菜は軸ばかりをサイコロ状に切り終えたときには、すでに横でパスタを茹でている。ガーリックの微塵切りを、オリーブオイルで炒めるときには、焦げ過ぎないように、海老・白菜・玉ネギ・ミニトマトも放り込み、ザッと炒めると今回お薦めのカットトマトの紙パックを絞り入れた頃には、パスタが茹で上がっている。頃合いを見てオリーブオイルを追加してパスタを投入。ザッと絡めてお味を確かめると、当然塩分を入れたいないのでボケたお味となっている。そこへパスタの茹で汁は塩水だから、茹で汁をチョビチョビ追加すると、オイルと塩水は混...海老と白菜のトマトパスタ~チーズとの相性が抜群の食材~

  • 精進揚げ ~玉ネギ・蓮根・カボチャ・さつま芋など~

    前回にお水取りをご紹介したから、動物性をヌキにして「精進揚げ」となったわけではない。玉ネギ・蓮根・カボチャ・さつま芋を使った天ぷらは、お肉の買い置きが無く結果的に精進揚げとなった。東大寺二月堂の修二会に選ばれし僧侶11人の食事情が、少しだけ理解できたような気がする。天ぷらに動物性の食材が無いと、一つ一つの野菜が持ち味を主張してくるようで逆に美味しい。蓮根は厚めに切るとホクホクとするし、新タマは甘みと瑞々しさがある。カボチャも寝かせた効果で甘くなっているし、サクッとホクホクさつま芋の天ぷらも甘みが充分だと感じる。最後にこれら全種のお野菜を細かく切って、かき揚げに仕上げていくときに気が付いた。青物がないので三つ葉でもあれば随分と色彩だけでも違ってくると思いつつ、別の色から関西人御用達の自家製紅生姜の天ぷらを楽しんだ...精進揚げ~玉ネギ・蓮根・カボチャ・さつま芋など~

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