縁もゆかりもない赤の他人が結婚して間もなく50年、こんなに世話になることになるなど考えたこともなかった。過去のブログに「一人では患えない」と書いたが、この度も家族の助けがなかったら患えないとつくづく感じた。 「死生命有り(死ぬも生きるもさだめがある)」と孔子は言ったが、誰もが果たさなければならない役割をもって生まれているということなのだろう。ならばやらねばとの気持ちにはなる。無職で社会的立場があるわけでもないので大きな役割ではないだろう。 高齢者介護施設で親がお世話になっているが、職員に声をかけられ嬉しそうにしている姿に家族は心から感謝している。 施設の入り口には「感謝・利他」の文言が掲げられ…