◇遠き慮りなければ
教職員には浩然の気(孟子は弟子の公孫丑にこの気を養うことが得意と語った。)が必要である。ゆったりとしたおおらかな気持ちがなかったらいろんな生徒への対応は難しい。 会議が続いたりして学校が忙しかった時に、生徒の問題行動などで一層忙しくなったことを何度も経験し、教職員を忙しくさせるといいことは何もないと強く感じるようになった。 平成2年度、県教委より研究学校「地域ぐるみの生徒指導」の指定を受け、教職員で話し合ったことは、研究学校をやると学校が荒れ目立った成果もないといったことを耳にしていたので、絶対にそうならないようにするにはどうしたらいいかということだった。 手を広げ過ぎれば会議も多くなり忙しく…
2024/07/30 07:25