友人の勧めで知った映画「オレンジ・ランプ」を観てきました。若年性認知症となった丹野智文さんの実話を元にした映画です。認知症と診断された晃一。トップの成績を誇る営業マンで、まだ39歳なのに…なぜ…。絶望するも家族や周りの人たちの支えを受け、彼なりに自分の生きる道を模索していく。晃一のことを心配しながらも明るく前向きにふるまう妻。辛いだろうに、優しく強い。妻役の貫地谷しほりさん、夫役の和田正人さん、ふたりの演技が自然体で本当の家族みたいに見えてきた。認知症になったらもう終わり…じゃないのですね。この映画を観て、そう思いました。映画のモデルとなっている丹野智文さん。認知症になっても仕事を続け、ボランティアや講演もされているとのことです。映画は(公社)認知症の人と家族の会京都支部の主催。認知症はけっして他人事じゃ...映画「オレンジ・ランプ」