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海色のあなたの雫
あなたの頬を涙がつたって落ちる前にわたしはこの手であなたの涙を何度も拭うあなたの涙はあの深い海からやって来た雫自分のためではなく誰かのためにこぼれた雫だからわたしはあなたの涙を海へと返すほんの束の間あなたの海で溺れる悦び深い深い海色の優しい雫#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/30 06:10
わたしという星
見上げる星空青白い星赤い星大きく瞬く星微かな光を放つ星やがてわたしもあの星空のひとつになって精一杯生きた分精一杯輝くからどうかわたしという星を見上げてたくさんの星の中からわたしの輝きを見つけて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#いのち...
2025/06/29 06:00
若さという贅沢
全身を何度も何度も波打たせ悦楽に果てたあの夜昂ったまま遠浅の海に二人重なり沈んだ あの日もう一度もう一度と願っても時の流れも血の流れも冷酷でもうそんなに時が経ってしまったの?帰って来て帰って来てと聞き分けのない駄々っ子のようにいつまでもあの日のあなたをせがむわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/28 06:00
空そのものをわたしは見たい
皆知ってるはずの青い空を誰か見たことがある?空そのものを空の青は人の数だけあるわたしの見ている世界とあなたの見ている世界はきっと違う青い空も緑の若木も白い雲も人の眼前に広がる世界は曖昧で不確かなものだからこそ青い空そのものをわたしは見たい同じあの空をあなたと共有してみたい確かに存在する空を#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/27 06:00
酒池肉林も夢の跡
装飾品をまとって自らを飾って飾って飾り立てても余計に老いた自分が浮き彫りになるだけで哀しいからネックレスもブレスレットも何もつけずにあなたと会おうフルメイク禁忌金髪 禁忌ただ 今のわたしのままのわたしでいよう酒池肉林に溺れた日々も夢のあと今ではひたすら花鳥風月謳うのみ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/26 06:00
死にたい
いつもと変わらない日常信号街並み行きかう車揺れる草木死にたい空が晴れ渡れば晴れ渡るほどその思いだけが弧を描いてわたしの頭上に横たわる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#いのち...
2025/06/25 06:00
少女の紅の虜になって
いくら夢を追いかけてももう叶う夢などないことになぜ気づかないの?いつまで経っても夢を見たくて夢はいつでも音を立てて破れて深海の底に沈んで行くだけなのにやるせないただやるせないだけの日常が横たわっているのに沈んで行く自分を感じながらまだ夢を追いかけている褪せた唇を少女の紅き唇と妄想したまま時の流れに逆らったまま#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/24 06:00
骨の記憶・その2
心がすっかり忘れてるのに悲しい記憶はこの血肉が骨が覚えてるだから血肉がえぐられる骨が唸るわたしも知らないもう一人のわたしの血しぶきみたいな悲鳴に鼓膜が破れる何がそんなに悲しいの?そう問うと体は沈黙するその扉をピタリと閉めて何も答えない忘れたはずの悲嘆が苦悩がまた深い傷を作る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/23 06:00
わたしは春を追いかける
わたしは春を追いかけるたった一厘の花だけをこの胸にそっと抱いて暖かな春を芽吹きの春を桜の春をわたしの春はもう とうに過ぎ去ってしまったことも忘れていつまでもわたしは春を追いかける#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる#悲しみ...
2025/06/22 06:00
うつの深みにはまると
うつの深みにはまると街中がモノトーンになる花も草も色を失う頭上に広がる空も忘れ果てこの部屋は独房と化す死 に抱かれてわたし は消え失せるうつの深みにはまるとわたしは人でいられなくなる理性も思考も失って沈んでくどこまでも沈んでく#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/21 06:00
無垢な言葉
幼いわたしが泣きながらこの胸の内を叩く叩く汚れてしまったわたしより幼いわたしの言葉は無垢だけど真実だけを叫ぶだから無垢な言葉を封印しないでどうか耳を傾けて「だいすきなのとめてとめてとまらないの」幼いわたしの叫びに胸が痛む無垢な言葉がわたしに響く「だいすきなのだいすきがこぼれちゃうの」無垢な言葉は誤魔化しがきかない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/20 06:00
赤い涙
規則的な拍動が心臓から爪先にまで赤い涙が循環していることをわたしに伝える毎日毎日毎日止まることなく循環してる憂愁に閉ざされたこの体内を一刻一刻一刻と休むことなく巡りつづける赤い涙ときに張り裂けそうになる胸を押さえときに痛みに堪え悲嘆を超えてこの身 果てても巡る涙を光に変えゆく#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/19 06:00
乖離の溝に堕ちていく
人差し指から溢れ出る血が人である証猫を抱いたときに溢れ出る愛情が人である証この部屋はまるで孤島のようで活気に満ちた街から切り離されているから自分が誰なのかときにわからなくなる乖離の溝に堕ちていく恐怖自分の名前も忘れ果て朝と夜さえ間違える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#闇#いのち...
2025/06/18 06:00
与え合うこと
傷を舐め合うことの何が悪い?軽蔑されてもかまわないどんなに蔑まれてもいいだって自分では届かない場所に傷があったら舐めてもらうことでしか癒やされないから傷を舐め合うことはわたしにとって与え合うこと愛情を注ぎ合うこと#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/17 06:00
蜜の宵
蜜の宵蜜の宵あなたと抱き合う蜜の宵涙まで甘さにとろけるあなたの胸でわたしは母親のお腹の中で浮いている胎児に戻って究極の快感に溺れたなのにあなたはわたしの元から消えてったあなたがいないと生きられないそんなわたしは病んでいたそのことに気づかずにただ蜜の宵をむさぼったわたしの罰#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/16 06:00
号泣する梅雨空の下で
号泣する梅雨空の霞む景色のその下で髪が頬にまとわりつくのも厭わずにずぶ濡れの野良犬みたいに探してる探してる悲しいだけの過去の中から傷だらけの過去の中から心の奥に血を滲ませて奇跡のように輝いていたはずの瞬間を雨音は遠く誰かの悲鳴になってわたしの耳に微かに障る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/15 06:00
悲しみ出身
わたしの中で青い怒りの炎が静かに燃える青い炎はやがて悲しみの涙となって燃え尽きる涙はおさまることを知らない母の悲しみからわたしは産まれたから母の悲しみからわたしの人生始まったから悲しみ出身のわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
2025/06/14 06:00
抱いて欲しかったのに
抱いて欲しかった狂うほどに抱いて欲しかったけれど幼かったわたしはそれを伝える術を持たなかっただから自分で自分を思い切り抱きしめる自分で自分を愛おしんで慈しんで自己否定の沼に落ちていたわたしを無名の闇に棲んでいたわたしを抱きしめて抱きしめて世界は自分の味方なのだと教える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#生きる...
2025/06/13 06:00
わたしが土に返ったら
わたしが土に返ったら街はいつもと変わらずに朝 目覚め夜 眠りにつくだろうわたしが土に返ったら季節はいつもと変わらずに流した涙が雨雲となり雨となって落ちるだろうわたしが土に返ったら暦はいつもと変わらずに今日が過ぎやがて明日が来るだろうわたしが土に返っても世界は何事もなくまわって行くだろうわたしのささやかな歴史だけをどこかに置き去りにして#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#いのち...
2025/06/12 06:00
虚無の空
虚無の空がつづくから自分の生が見つからないわたしは一体何のために生きてるの?その問いを何度繰り返しても答えがないのはわかってるけれど体の内から迸る負の感情に翻弄されて問わずにはいられない虚無の空には色がない確か空は青いものじゃなかったかしら?その記憶すら曖昧で今日もわたしは答えのない生の答えを探してる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/11 06:00
あなたの傷を舐めるために
悲しみが血となり苦しみが肉となるあなたを愛することはその血肉を見つめ受け容れること「愛してる」と安易に口にすることは虚しい風が吹くばかりわたしにはできないだから せめて野生の獣のようにあなたの傷を舐めてあげるそれで少しでもあなたの傷が癒えるならわたしはいつでも獣になるあなたの傷を舐めるためにわたしはいつでも獣になる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/10 06:00
過去に返る
母なる月に見守られわたしは過去へ返る返る過去に返ったわたしのそばにはあなたがいた二人ベッドの海で揺れ合ってときに荒波にときにさざ波に揺れ合って季節も時も何もかも二人のためだけにあるものと思ってた幻想は幻想と気づかないから美しくそして悲しいやがて東の空が紅桔梗に染まる頃幻想は月と一緒に消えて消えてあなたも海も一瞬にして消えた#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/09 06:00
淫らな饗宴
顔を覆った両手から染み出て来るのは後悔ばかり悔いても何も始まらないそう言わないでわかってるから宵の町アパートの窓店の看板地上に星がともる頃わたしの心は淫らに萌える静寂という饗宴の席観客不在の舞台上体を波打たせてはひとり踊って綺麗ねと悔い 取り戻して呟いている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/08 06:00
赤い雫
わたしの中から流れ出た赤い雫今では消えた赤い雫あの赤い雫が子猫をそっと抱くように愛おしく悲しい少女のわたしのまだ柔らかだった肌につたって落ちたあの雫もう会うこともない赤い雫色褪せた昔々が仄かに染まるあの雫さようなら少女だったわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/07 06:00
罪の寝床に横たわる
わたしの秘密誰にも言えないわたしの罪夜ごと夜ごとの枕元責めつづけられる夢の中罪の寝床に横たわり寝汗に罪の大きさを知るもしも許されるならこの罪をわたしのいのちと引き換えに遠くの海の底の底にそっと沈めて藻屑と消えたい枕元#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ#いのち...
2025/06/06 06:00
あなたの海の中で
わたしはいつもあなたの手のひらで転がされていた海を持つあなたの前でわたしはせいぜい小さな貝殻でもあなたに転がされるのが嬉しくてそれはまるで母に抱かれた赤子のようで限りない安心と柔らかな快感に満ちていたなのになぜ別れが来てしまったの?あなたの手のひらから零れ落ちたわたしは捨て子のように行き場を失くして不安だらけの夜の闇の中であてどもなくさまようもう一度あなたが欲しい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#...
2025/06/05 06:00
愛に飢える
抱きしめられた記憶がないと世界を信じられないの陽射しに埋もれるほどに抱きしめられて初めて人は世界に出てゆけるの抱きしめられたその支えがないわたしは幾つになっても世界が怖いまま愛に飢えて飢えてこの心に一滴の水さえもなくなってしまうの一滴の水さえも#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#生きる#悲しみ...
2025/06/04 06:00
すっかり愛情乞食になって
わたしの中の幼いわたしがいつも叫んでる恋しいよ寂しいよ抱いてよとわたしの内側から胸を叩く満たされなかった感情が心の奥から突き上げるすっかり孤児のようになってすっかり愛情乞食になって冬の心のまま母の匂いばかり追いかけている#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/03 06:00
まだ緞帳は降りない
悲劇しかない人生なんてむしろ 喜劇悪運つづきの無限ループ終わらない日常悲劇の舞台といえどいつだってドサまわりの三文芝居どんな汚れ役でも演じ切るしかないの厚塗りをしたドーランとメイクが全然落ちなくて泥色の涙をこぼして泣く黒い涙をこぼして泣く素顔の自分を失くしたのなのにまだ緞帳が降りないなんて#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
2025/06/02 06:00
死者の魂の上で
死者の骨を断ち肉を削ぎ粉々に砕き沢山の魂を踏み固めて作った土台に「文明」と言う名のご立派な家を建てるそんな暮らしは快適ですか?我が家はボロいお家だけれど自分の足元に埋められた魂をわたしは忘れたくないだから哀しいままのお家寂しいままのお家に住むの死者の魂を慰めるために死者の魂にごめんなさいと言うために#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
2025/06/01 06:00
2025年6月 (1件〜100件)
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