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2012/04/13

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  • 二段階方式の説明

    友人から問われて、二段階方式の話をしました。残念ながらzoomだったんですが。後で考えて、一番大切なことの説明が足りなかったのではないかと気になっています。思いついてブログで解説をしてみることにしました。今日の投稿は保健師さんたちに対する基礎の復習のつもりで書いてみます。「二段階方式」においては、認知症を三つの側面から理解します。神経心理機能テストによる「脳機能テスト」の実施と判定(A)30項目問診票による「生活実態」の確認と把握(B)過去数年間における脳の使い方という視点からの「生活歴」の聴取(C)という三つの側面をリンクさせて総合的に判定、鑑別します。AのレベルとBの生活実態が一致して、さらにそれを説明でき得るCの確認ができた場合、つまりA=B=Cのみアルツハイマー型認知症と解釈することになり、初めて...二段階方式の説明

  • 小布施の仕事の後で楽しむー角野栄子「魔法の文学館」

    小布施町での仕事を済ませて、すぐ駅へ送っていただきます。電車が来るまで時間がありませんがそれでも一枚パチリと。2024年2月16日の小布施駅からの景色です。「この次まで。またね〜」長野で新幹線に乗り換えて、新橋からゆりかもめに乗り換える時、今晩ホテルで合流する予定だったもう1人の友人とバッタリ。こういう偶然は気分を「あげあげ」にしますね!風は冷たそうでしたが、天気がいいので朝散歩することになってフロントでウオーキングマップをゲット。Googleマップで調べると大体30分も歩けば、芝公園の増上寺に着くことがわかりました。後期高齢者3人のトリオで、3人とも歩行に障害がないというのはありがたいことだとまずは感謝しながら、汐留の高層ビル群を歩きます。日本テレビに人だかりを見つけて、行ってみたいのは私だけだったので...小布施の仕事の後で楽しむー角野栄子「魔法の文学館」

  • 小布施に行く前に楽しむー善光寺お朝事

    年に2〜3度小布施町まで出かける仕事は、私にとってはちょうど幼い頃夏休みに父の田舎に行く時のような高揚感を感じるものです。田舎に行った時のように待っていてくださる人たちにも恵まれて、20年以上もよくも楽しく仕事が続けられたと感謝の思いが湧き上がってきます。小布施に行くとよく仕事もするのです。講演会だけでなく、事例検討会も大切な時間です。今回は中ボケの方お一人、右脳障害(理由は不明ですが)の方がお一人、側頭葉性健忘症の方がお一人。正確に伝えると17人中14人は、脳機能が正常か小ボケレベルということになります。認知症の相談窓口でこのような割合で相談者が訪れるというところは、日本中探してもないと思います。(実は通常では、ほとんどが正常者と小ボケレベル)仕事とはいえ左脳中心にはなりえず右脳の出番が多い小布施行きで...小布施に行く前に楽しむー善光寺お朝事

  • 小布施町 脳のリフレッシュ教室交流会

    今年も小布施町脳のリフレッシュ教室交流会に伺いました。一番最初に山王島の教室が始まったのが2002年。それから町内各地区に1教室ずつたちあげて、2007年から教室交流会を年度末に開催するようになりました。コロナ禍で実現できない年もありましたが、山王島の教室が20周年を迎えた去年の交流会再開はみんなが待ち望んだことだったと思います。小布施町山王島「脳のリフレッシュ教室」20周年今年は北部地区の教室が20周年を迎えます。毎年うれしくなるのですが、地域包括支援センターの皆さんはなんと豊かな前頭葉を持っていらっしゃることでしょう。皆勤賞や継続賞の文言、賞品…今年は櫻井町長さん、副町長さん、保健福祉課長さん、どなたも出席がかなわず(例年どなたかが必ず出席されるということは、この認知症予防活動が評価されているというこ...小布施町脳のリフレッシュ教室交流会

  • 「体の健康」と「脳の健康」

    前回投稿記事2022年度介護費用11兆2千億円をイメージする-脳機能からみた認知症今週は、認知症予防活動の指導で小布施町に行きます。各地区に「脳のリフレッシュ教室」を立ちあげていて一番古い地区は今年22年目を迎えます。講演も何度もしていますから...gooblogの最後の段落は、認知症だけが予防的福祉の対象になり得ると主張しました。2022年度の介護費用トータル11兆2千億円と認知症を関係付け過ぎと思われた方がいるかもしれません。認知症が介護が必要となった原因では認知症が一番多いことは多いのですが、それでも20%弱ではないかという声がきこえてきそうです。今日は少し違う視点からお話をしてみようと思います。私たちの主張は、一言で言えば認知症は脳の使い方が悪いために起きる生活習慣病であるということです。脳をイキ...「体の健康」と「脳の健康」

  • 2022年度介護費用11兆2千億円をイメージする

    今週は、認知症予防活動の指導で小布施町に行きます。各地区に「脳のリフレッシュ教室」を立ちあげていて一番古い地区は今年22年目を迎えます。講演も何度もしていますから、少し切り口を変えて介護費用の話に重きをおいてパワーポイントを作ってみました。「脳のリフレッシュ教室」の目的ははっきりしていました。つまり正常者に対する認知症予防活動なのです。もちろん20年も経てば、鬼籍に入られた方も、入院入所なさった方もいらっしゃいます。ところで厚生労働省が「認知症になるのを一年先延ばしにしてほしい」と言っていることをご存じですか。介護保険にとても多額の国費がかかっているのですから、本当に正直な希望だと思います。教室参加者の方に聞いてみると、皆さん異口同音にこのように言われます。「教室に来てみんなと楽しい時間を過ごしていれば、...2022年度介護費用11兆2千億円をイメージする

  • 笑う能力

    英語が得意な友人がら質問が二つ届きました。ひとつは「アメリカではアルツハイマーは「型」ではなくて病気ですね」これについては、解説をしました。「アルツハイマー病と型」もうひとつはFAST(FunctionalAssessmentStagingofAlzheimerʼsDisease)ー主にADL(生活自立度)の程度から認知症の重症度を評価するスケールーを読んでいて生じた疑問でした。「FAST(認知症機能評価)の7の段階に、'Lossofabilitytosmile'笑う能力の喪失という項目がありますが、これはどういうことなのかしらと思っています。顔の表情はなくても周囲の人への感謝を伝えたりという人間の感情はあるからです。今年の夏に、信号機の下にしゃがみこんでいる高齢の男性がいましたが、病院に行く途中で動けな...笑う能力

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脳機能からみた認知症
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