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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法 https://blog.goo.ne.jp/gorillatanaka

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

受験ブログ / 中学受験(指導・勉強法)

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gorillatanaka
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2012/02/08

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  • ウチの子のこと、知らない?

    この時期、受ける学校を絞り込んでいくのに、塾の先生と面談をすることがあるでしょう。しかし、面談をしていて、「本当にウチの子のことがわかってもらえているのか」と思われる場合があります。塾によっては実際の授業をやっているのは多くの時間講師なので、常勤の先生が教えている範囲は限られる。だから社会の常勤に相談をするということになったりするわけですが、社会の先生に算数のことを聞いてもなかなかわからない。そういうシステムだから仕方がない、と言ってしまえばそれまでなのですが、しかし、ここはやはりちゃんと相談ができる先生がいる方が良いのです。この時期、家庭教師や個別指導を頼まれる方も多いと思いますが、実際の子どもの指導とは別に先生といろいろ話をすることによって、段々進むべき方向が見えてくることがある。あるいは意外に知らな...ウチの子のこと、知らない?

  • 塾の言うことを全部できるわけがない

    塾はいろいろな目標の子どもたちを想定していろいろな教材やコース、テキスト、問題集を作っています。テキストにしても基本から練習、応用、発展と問題は段階をおっているわけですが、作る側はもちろんこれを一人の子が全部やるなどとは想定していない。ある子は練習まででいいかもしれない。ある子は発展だけやればいいかもしれない。それぞれの目標にしたがって、それぞれやるべきことをやればいいのです。2学期になってクラスが増えた子どもたちがほとんどでしょうが、それ全部行かなければいけないものか、やはり判断する必要がある。セットになっているからといっても、時間がもったいない場合も当然あるわけです。つまり、その授業を受けるぐらいなら、家で過去問をやった方が良い、ということは当然あり得る。もちろん塾の先生はそんなことは言いません。(心...塾の言うことを全部できるわけがない

  • 余白が厳しい

    ご家庭で過去問を解いているとき、計算用紙を渡していませんか?これは塾でもよく見かけるシーンで、コピーの反故をもらって計算につかっている子どもたちがいるものですが、しかし、これはやってはいけない。実際に今回学校別のオープン模試を経験して、「余白が少ない」と感じた子どもたちは多いはずです。これは学校によって異なりますが、問題用紙にふんだんに余白がある学校とそうでない学校がある。しかも、解答用紙は本来計算に使えないので、実際に書いていくうちに問題が見えなくなったり、自分の書いた字を見間違えたりするのです。余白が厳しい、という事態にしっかり対処しましょう。そう余白は増えないのだから、どう計算をコンパクトにまとめるか、きれいに整理するか、大事なノウハウなのです。そこに気づいていないで、ふんだんに計算用紙を使っている...余白が厳しい

  • 数字が表しているのは「今」

    これからの時期は過去問の点数をつけたり、模擬試験の結果が出て、数字を突きつけられることが多くなります。得点率が5割を切った、合格可能性は20%以下。数字はウソはつきません。その通りだと思います。ただ、それは今の力を表しているに過ぎない。過去問ができないのは、今、できない。だからこれから練習していけばいい。知識を覚えていなければ、覚えていけばいい。模擬試験ができないのは、今、できない。しかし、入試の時はまだ半年も先なのです。ようやく暑さが和らいだが、入試の時は厳冬。この半年でいくらでも力が変わります。ただ、子どもたちには経験がない。そういう数字を突きつけられれば、「6か月先もそうだ」と思いがちになるもの。それは違うのだ、ということを明確に教えてあげる必要はあるでしょう。今の数字は、今の力を表す。だから、何を...数字が表しているのは「今」

  • 復習の優先順位は正解率20%以上

    模擬試験は問題が多いので、なかなか復習するのが大変なのは事実です。ただ、やはりここはしっかり復習しないといけないわけですが、特に優先すべきは正解率20%以上の問題。入試の倍率は概ね3倍ですが、3分の1に入るためにはおよそ正解率30%以上の問題がターゲットになる。で、多少の上下を考えると20%まで手を広げればかなりカバーできるでしょう。入試はみんなができない問題ができると合格するのではないのです。みんなができる問題を間違えないから合格する。正解率1桁の問題ができたからといって、正解率40%の問題を間違えるとすでに危なくなるわけで、だからみんなができる問題を間違えていないか、そこに復習の焦点を向けてください。今日の田中貴.com復習しきれる模試の量に算数オンライン9月26日の問題中学受験これで成功する!母と子...復習の優先順位は正解率20%以上

  • 過去問の計画をしっかり立てる

    これから過去問をやりこんでいく時期に入ります。第一志望、第二志望あたりまでは2回ないし、3回。第三志望以下も最低1回はやっておきたいところです。で、やれば当然やり直しが必要になるわけで、試験時間の倍ぐらいの時間が必要になります。したがって、ある程度計画を立ててやり続けていかなければいけない。そこで、秋の学習計画を立ててください。多くの塾では、秋になると塾の回数が増えます。これまで日曜日に授業がなかったところも日曜日に授業が入る。その分、家庭での学習時間が減ります。したがって、思うほど勉強が進まないということが起きやすい。授業が増えれば、当然、復習の時間もいるし、宿題もやらなければいけないから、それは当たり前の話です。そこで、塾のスケジュールを入れてみて、いったい入試までにどれだけ家で勉強できるかを考えてみ...過去問の計画をしっかり立てる

  • 解き方がていねいになる第一歩は

    紛らわしい問題文が出ることは良くあります。学校もそれなりには、差がついてくれないと入試判定ができないし、かといって難しい問題を出せばいいというものではない。難しすぎると、みんなができないから、逆に差がつかない。なので、そこそこ差がつくように、問題文に紛らわしい表現が出てくることがある。例えば「酸性でない水溶液をすべて答えなさい。」というような問いになるわけですが、これがまた効果を上げてしまうことがある。あっというまに酸性の水溶液を答えている子どもたちがいるわけです。こういう間違いは、あとから「あー、あー!」と頭をかきむしりたくなるようなものなので、一回やったら次は気をつけるだろう、と思うのですが、また似たような間違いをしでかす。なので、とにかく最後まで問題を良く読む。また、答えるときに最後をもう一度確認す...解き方がていねいになる第一歩は

  • 模試の合格可能性判定に絶対はない

    多くの模擬試験は1種類の試験で、すべての学校の合否を判定します。このために行われるのが統計的処理。過去に合格していった子どもたちのデータを集積した上で、合格可能性80%の偏差値を決めて、そこから20%未満までを配分して判定しています。しかし、元となる試験が志望校の出題傾向と比べてどうなのか、は考えておく必要があります。というのも、模擬試験の場合は差がなるべくきれいな分布になるようにいろいろな要素を盛り込みます。例えば国語でいえば記述式もあれば、記号選択式もあり、文法もあり、言葉の知識もある、という具合。一方志望する学校の国語の試験はすべて記述式で文法や言葉の知識は出ない。また出題は物語文が多い、という場合だとまったく模擬試験と出題傾向が違ってくる。これで正しい合格可能性になるのか、といえば、そうでないとこ...模試の合格可能性判定に絶対はない

  • 小さい時から競争させる必要があるか?

    小学校2年生の2月から塾が始まるところが出てきました。基本的に塾は早く生徒を囲い込みたいと思っているので、早くからカリキュラムを始めることで、早期のスタートの正当性を訴えてきます。勉強を始めること自体は、決して悪いことではない。子どもが勉強していろいろなことができるようになる、というのは子どもの成長につながるからです。ただ、塾は競争させる。組み分けテストだ、月例テストだといって、順位をつける、偏差値をつける、かつクラスも席もそれで決める。で、そういう風に競争をさせられると、子どもたちが必要のないプレッシャーを感じたり、勉強そのものが面白くなくなったりする。またその順位から、人をあざ笑うところも出てくるのです。これは全く子どもの教育にプラスにならない。この競争が3年も4年も続けば、それは子どもたち自身に影響...小さい時から競争させる必要があるか?

  • 偏差値は数点で変わる

    子どもたちと模擬試験のやり直しをして、正解にたどり着いた問題を計算し直してみます。そうすると、大幅に偏差値が上がることが多いものです。実はやはりここでも僅差の勝負になっているので1問できるだけでも随分違う。それが20点ぐらいになってくるともう相当の違いということになります。ですから、偏差値は上げるものだと考えてください。良く受験終盤に「持ち偏差値」みたいな話になりやすいのです。だいたいウチの子の成績は~ぐらい、というような把握の仕方なのですが、そう固定的に考えると失敗する可能性が高くなります。というのも、子どもの試験の出来は一定ではない。ある学校ではうまくいくかもしれないし、ある学校では失敗するかもしれない。ある程度幅があるものだと考えた方が良い。だからなるべく上げる、ようにしていくのが良いのです。つまり...偏差値は数点で変わる

  • 決断を促す

    ある高校の卒業式に行った時の事。卒業生代表が「私たちは、ずっと決断を迫られてきました。」という答辞を読み始めました。ん?なんだ?と思ったものの、よくよく聞いてみると、先生には指示を受けない。「で、どうすればいいと思う?」「で、君はどうしたいの?」「君はどうする?」の連続。そのたびに自分で考え、結論を出さないといけない。これはこれでなかなかしんどいものです。しかし、その分信頼されているという気持ちもあったでしょう。小学生にそこまで全部決断させるのは難しいかもしれませんが、しかし、最終的に本人が決めたのだ、ということはしっかり残しておく方が良いだろうと思うのです。例えば付属校か受験校か、男子校か共学校か、滑り止めを用意するのか、公立に進むのか。選択と決定をしなければならないことは、中学受験にも多くあるので、そ...決断を促す

  • 「すべてのパターンを網羅する」は幻想

    たくさんの問題を解かなければいけない、量を解いて練習しなければいけない、というのは一般的な考え方でしょう。しかし、全てのパターンを網羅する、というような考え方に立っているとすればそれは間違いです。そんなこと、できるわけがない。勉強することで、どんな問題に対してもある程度対応できるようにする、ということであって、これが出ればこう、あれば出ればこう、というようにステップを決めて進むわけでないのです。各中学は毎年、1年かけて問題を作るわけで、それが今までにどこかで出題されたかと言えば、そんなことはないのです。したがって練習するにあたって、本人が真剣にじっくり考えることが必要であって、流れ作業的に問題を解こうとしているならば、力は決してつかないのです。問題を解いて練習するのは、本人に考える力をつける、ということが...「すべてのパターンを網羅する」は幻想

  • うまくペースに乗れないと感じたら

    夏休みには結構がんばったのだけれど、9月になったら勉強がうまくいかない、という子は案外いるものです。思ったように勉強が進まない。夏休みにはしっかりできるようになったと思っていた問題を結構間違える。そういうことが起こってくると、あらスランプかしら?と思いやすい。実際に学校が始まれば、夏休みのように勉強する時間が十分にとれるわけではありませんから、うまくペースを掴めないことはあるでしょう。そういうときはやはり、計画を見直して、とにかくこれだけはやり抜こうというものを決めることです。塾に行く日も多くなって、十分に時間がとれないな、と思ったら、本当にその授業は必要なのか、も考えてみると良いでしょう。実際に授業を間引いて、家でじっくり勉強し始めてから、ペースが掴めるようになったという子も少なくありません。今、何が必...うまくペースに乗れないと感じたら

  • 間違えた問題こそ良い教材

    できる問題はできるのです。実際に再びやってもできる。しかし、間違えた問題はもう一度やってもできないことが多い。過去問が2周目に入って、1回目の答案と比べてみると愕然とすることがあるものです。そう、同じ問題を間違えている。あるいはできていない。だから、ここが一番大事な教材なのです。塾の授業がここをカバーするかといえば、実はそうではない。ここは個々の努力でカバーしないといけないところ。2学期になって家庭学習の時間がまた一段と少なくなったと思うのですが、本当は逆に増やすべきなのです。時間は有限ですが、できる限り復習に力を入れていきましょう。今日の田中貴.com多少の無理は承知の上フリーダムオンライン-学習のヒント-学校別バインダーを使いつくす慶應進学館から志望理由は各校それぞれ考える中学受験これで成功する!母と...間違えた問題こそ良い教材

  • 消耗戦に引き込まれない

    塾は昔から「不安産業」と言われます。お父さん、お母さんを不安に陥れて、それで授業を取らせる、というイメージがあるからでしょうか。ただ、これは今もずっと続いている流れなのです。安心させてあげない。不安にさせる。だから、組み分け試験があるのです。このままだと、志望校には合格しませんよ、と毎月言われているようなもの、かもしれませんね。だから、やれ授業をとれ、個別をとれ、家庭教師をつけろ、ということになる。しかし、まずは根本的に子どもが自分で勉強する体制になっているかを考えてみてください。ただ勉強しなさい、と言われてやらされているだけでは、なかなか問題は解決しません。それでさらに家庭教師を雇っても元々逃げ腰なのだから、さらに逃げようとするだけなのです。本当は自信をつけさせて、やる気にさせて、自分で勉強できるように...消耗戦に引き込まれない

  • 上の子の経験をあてにしてはいけない

    上の子で中学受験を経験して、あ、こういう感じ、というのは当然あります。それがプラスになる場面もたくさんあるので、それはそれでよいのですが、ただ鵜呑みにしてはいけないところもある。やはり個性が違うので、合う、合わないは歴然としている。特に姉がこうやったから、弟も、はダメ。女の子の方が精神年齢は高いので、同じようにはなかなかならない。塾も、最後の詰めも、同じ考え方でやらないといけない。別に同じやり方をしなければいけないわけではない。むしろ、その子に合った方法を実践してあげることが一番大事です。今日の田中貴.com不得意分野は今のうちに手を打つフリーダムオンライン-学習のヒント-習い事やスポーツをやめない工夫をする慶應進学館から慶應義塾普通部、合格発表は2月2日に繰り上げ中学受験これで成功する!母と子の「合格手...上の子の経験をあてにしてはいけない

  • 目線を下げない

    摸擬試験の成績が悪かったり、過去問が解けなかったりすると、どうしても目線が下がりがちになる。塾が提供している偏差値表を見て、この学校もいいかな、こっちなら合格するかもしれない。親もそういうところがあるが、子どもがそうなると、もうこれはあまり良い結果にならない。いったん下げてしまうと、また悪いときにさらに下がったりする。きりがないのです。だから、成績が良くなかろうと、過去問がうまくいかなかろうと、すぐに目線を下げてはいけない。まずは目標校に到達するために何をするべきなのか、しっかり考える事です。そして具体的に勉強することを絞り込む。ひとつとにかく小さな目標で良いから達成して、次の目標に進んでみてください。その積み重ねがやがて流れを上向きにするので、安易に目線を下げないように、親もそろそろ発言に気をつけていき...目線を下げない

  • 自分がコントロールできることに集中する

    6年生はすでに大方のことは習っているので、あとはそれをどう答案に反映するか、確実に得点するか、にかかっています。だから四の五の言わず、練習しなさい。そして覚えていないことは覚えなさい。ということに尽きる。別に塾でなくても自宅でもいい。あるいは逆に塾の自習室でもいいかもしれない。サッカーだって、野球だって、ピアノだって、全部同じ。練習しなきゃ、できるようにならない。問題を解かないと、わかるようにはならないのです。ただし、すべての問題を網羅する、などと考えてはいけない。あるいは過去問すべて解いたから十分、ということにもならない。入試に到るその日まで、やれる練習は全部やる。無理なことはやらなくていい。しかし、できることはしっかりやりきる。そういう覚悟は絶対に必要です。その結果として、合格するかもしれないし、合格...自分がコントロールできることに集中する

  • 模試終了第一声は「よくがんばったね!」

    昨日の日曜日も模擬試験でした。これから、多くの土日に模擬試験が行われ、かつ午前午後で受験する子もいるでしょう。午後入試があるので、それはやはり一度ぐらいやっておいて良いと思うのですが、模擬試験が終わると親の第一声は「どうだった?」になりやすい。まあ、その通りなのですが、しかし、その前に褒めましょう。よく数時間のテストをがんばった。で、これからはとにかく前向きに褒めることを中心に進むと良いのです。少しでもできてきた、という感覚があると、さらに入試に前向きになりやすくなる。いろいろ失敗はあるのですが、それでもその失敗が見つかるから良いというところもある。「ここで、よく間違えた!」は言い過ぎかもしれませんが、まあ、そういうところもあるので、前向きな声を心がけてください。今日の田中貴.comこんなに忙しい入試はな...模試終了第一声は「よくがんばったね!」

  • ここなら良いと思える学校を選ぶ

    すでに子どもたちの第一志望は決まっているでしょう。で、これからは併願校を大人がしっかり考えていく段階です。公立でもいいか、それとも絶対私立か。ここはまず家庭でしっかり決めてしまいましょう。その上で、どこを安全校とするのか、ここをしっかり決めないといけない。概ね併願校の選択で失敗するのは、十分に下げ切っていない場合がほとんど。入試で2~3ポイントの差などほとんどないに等しい。5ポイントでも危ないかもしれないのです。それぐらい入試の勝負は僅差。だから確実に合格するラインはどこなのか、ここを見極めるのは大人の役割。子どもたちはもはや第一志望しか目に入っていないでしょうが、冷静に判断してあげてもらいたいと思います。今日の田中貴.comいつ休むの?フリーダムオンライン-学習のヒント-2年間、集中して準備する慶應進学...ここなら良いと思える学校を選ぶ

  • 兄弟姉妹でも同じにはならない

    同じ兄弟姉妹でも、やはりそれぞれいろいろな志向があり、個性があります。同じ時期に同じ塾に入れたから、といって別に安心できるものでもないし、成果もいろいろでしょう。それが当たり前です。だから兄弟姉妹は比べない。比べることは親にとってもしんどい思いをすることになるし、比べられる子どもたちも同じです。それぞれ違う個性だから、それぞれ違う道を選んで歩いていくものだということを受け入れて、それぞれの個性を活かしてください。今日の田中貴.com計画通り行かなくても苦にしない算数オンライン9月10日の問題中学受験これで成功する!母と子の「合格手帳」+デジタル手帳利用編田中貴邦学館出版読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村日本のすがた2022(『日本国勢図会』のジュニア版)矢野恒太記念会矢野恒太記念会兄弟姉妹でも同じにはならない

  • 個の勉強が大事

    6年生の後半は、個の勉強が大事です。これまではある程度カリキュラム通り進んでくるでしょうが、6年生の後半はカリキュラムはあってないようなもの。実際に何を先にやり、何を後にやろうが、入試に間に合えばよいし、逆に入試に役立たないことはどんどん外していかないといけない。子どもたちの時間は有限ですから、塾の授業を増やしたところで、それがプラスにならなければ意味がない。自動的に増えていく塾が多いのですが、しかし、ここは整理しておく必要があります。ウチの子には何が必要なのか。それが決められないと、塾の言う通りにしかできないので、個の勉強の効率は上がりません。ここでお父さん、お母さんの力がやはり必要になってくるのです。今日の田中貴.com小さい時からの相対比較は危険フリーダムオンライン-学習のヒント-2年間、集中して準...個の勉強が大事

  • よく観察する

    模擬試験が終わって、算数のやり直しをする。ああ、ここを計算ミスした、とかわかって、「気を付けてね」では、たぶん治らない。先日、子どもが食べこぼす理由をいろいろ観察していたところ、椅子の高さだったり、食器の縁の形が合わなかったり、ということがわかったという話を読みましたが、ミスをするのにはやはり理由がある。そこを治さないと、また繰り返すのです。例えば式を書きなさい、という話はこれまでもずーっとしているでしょうが、いまだに書かない子は多いでしょう。なぜか?絶対に時間が足りなくなる、と思われているからです。で、ミスをしなければいいじゃないか、という話になるのだけれども、しかし間違いなく本番ではやらかす。そういうものなのです。だから、成績の良い子はそれなりにしっかり式を書いている。これをあまり目撃していない子が多...よく観察する

  • 復習すべき授業を絞る

    例えば、日曜日中心に行われる学校別対策の授業はやはりしっかり復習したいところなのですが、合体学校別というのがあるのです。集合塾ですべての学校の学校別対策授業は作れないので、いろいろな学校の対策を合体させて授業をやる。ということは当然受けない学校の対策までさせられる。これが一番無駄。だから、何をやるべきか、ということを当然絞り込んでいかないといけない。基本的な優先順位は1)第一志望から第三志望までの過去問5年分4教科(算数と国語は10年分あればそれもトライ)2)知識の暗記3)1)からあぶりだされた不得意テーマの履修4)模擬試験の復習です。これにあと、何を足すか?授業でこれはいいか、と思うものは休んで構わない。その分、宿題も復習も要らなくなるので、時間ができる。これを優先順位の高いものに回していく。後半半年は...復習すべき授業を絞る

  • 答え合わせは手伝ってあげよう

    例えば過去問でも、問題集でも、本人がやって本人が答え合わせをする場合があるでしょう。これが結構危ない。本人はちょっと答えを見ただけで「ああ、合ってる」となるが、実は漢字が違っていたりする。本人は〇をつけたいから、何気なくそうしているので他意はないのだけれど、やはりそこはチェックしておかないと後からしんどい思いをする。大人になって「え、ずっとそう覚えていた」ということは案外たくさんあるもので、だから気を付けてあげたい。答え合わせはなるべくなら手伝ってあげてほしいと思います。今日の田中貴.com同じ問題は出ないが似た問題は出る算数オンライン9月6日の問題中学受験これで成功する!母と子の「合格手帳」+デジタル手帳利用編田中貴邦学館出版読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村日本のすがた2022(『日...答え合わせは手伝ってあげよう

  • 最後の半年のやり方を間違えない

    毎年思うのですが、やはり6年生の後半の出来が最も大事。いつからやろうと、この時期からの勉強がしっかりしていないと、なかなかうまくいかない。土台、みんな志望校は違うので、それぞれの志望校に合わせた学習が必要になる。これまではみんな同じことをしていたが、この半年はそういうわけにはいかない。知識も必要なレベルが学校によって違うし、問題の難易度もいろいろあるから、個の勉強を充実させることが最も重要。逆に言えばそこがしっかりできれば、かなり成績は上げられるでしょう。今日の田中貴.com本当はもっとできるのに…フリーダムオンライン-学習のヒント-個別ワークスで復習する慶應進学館から慶應中等部、湘南藤沢中等部の募集要項が発表されました。中学受験これで成功する!母と子の「合格手帳」+デジタル手帳利用編田中貴邦学館出版読ん...最後の半年のやり方を間違えない

  • まず行動を起こせ

    受験生はいろいろやることが多い。漢字や計算に始まって、暗記や過去問、できなかった問題の復習などまあ、4教科にわたっていろいろあるわけですが、しかし、どうも気が進まない、という勉強があるものです。例えば計算はあまりやりたくない、とか。あるいは復習が嫌い、という子もいます。同じ問題をやるのなら、別の問題がいい、みたいな気持ちなのかもしれませんが、しかし、それではできない問題が解決しない。で、気が乗らない勉強はとにかく先にやる。遅らせれば遅らせるだけ、さらに進まなくなることが多いのです。そしてたまっていってどうしようもなくなる。だから、気が乗らないことこそ、先にやって勉強のペースを作ってください。行動を起こしてやっているうちに、少しずつ「やる気」が出てきますから。今日の田中貴.com本当に仕上がる?算数オンライ...まず行動を起こせ

  • 早く受験勉強を始めるとデメリットが大きい

    中学受験の範囲はそれなりに広いし、学校ではなく塾が中心になっているので、どうしても前倒しの流れができやすくなっています。小学校の低学年から受験勉強を始めるメリットはあまりない。というより、むしろデメリットの方が大きいのです。できる子どもたちは、早く仕上がる。早く仕上がるということはそれだけ、追いかけられるということであり、かつ、力を本番入試までキープしないといけない。これは案外労力がいるもの。実際、子どもたちは飽きてしまう部分があるのです。一方、そこまで力のない子どもたちは、十分に理解が積みあがらない。むしろ、できない、と思わされることが多くなるから、受験勉強を最後まで続けられなくなる。子どもたちは確実に大きくなっていくので、適切な時期に適切な勉強をさせることが一番大事です。そこをただ前倒しするのは、塾が...早く受験勉強を始めるとデメリットが大きい

  • まずは全部やる

    初見で過去問を解くとき、時間は計っていますか?きっと本番の時間通りやっている方がほとんどでしょう。でも初見のときはやめた方が良い。なぜかと言えば、全ての問題をやれないから。時間を決めたら、当然のことながら「できる問題からやる」ということになるでしょう。だからできる問題はできるんです。そしてできない問題はずーっとできないままになる。これが一番の問題です。時間を計るのは本当は模擬試験だけでいいのです。模擬試験は元々そういうものだから。しかし、過去問は研究すべきものであって、模擬試験の代わりにするものではない。力試しにとっておく必要もないのです。でも間違いなく、キッチンタイマーで時間を計ってやっている家庭が多いでしょう。そうなるとできない問題を解決することができないのです。少なくとも初見で過去問を解くときは、全...まずは全部やる

  • 新学期の生活のペースになれる

    新学期になりました。夏休み中、かなりがんばってきた子どもたち。しかし、学校が始まるとまた新たな生活スタイルが始まります。塾も通塾日数が増えたところが多いでしょう。さらに模擬試験もスタートする。だから、まずは新学期の生活のペースに慣れていかないといけない。これからはスケジュールがタイトになる分、さらに子どもたちは疲れやすく、また塾も遅いので睡眠不足になりがちです。割と夏休みは良いペースで勉強できたのに、新学期はうまくいかない、という話はよく聞きます。それはやはりスケジュールがタイトになっているから。一方でやらなければいけない復習も増えているので、しっかり計画を立てて、やるべきことを絞り込んでいきましょう。今日の田中貴.com第547回過去問の優先順位フリーダムオンライン-学習のヒント-5年生は基礎に徹する慶...新学期の生活のペースになれる

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