chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法 https://blog.goo.ne.jp/gorillatanaka

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

受験ブログ / 中学受験(指導・勉強法)

※ランキングに参加していません

gorillatanaka
フォロー
住所
港北区
出身
未設定
ブログ村参加

2012/02/08

  • 進度を無視してもわかることを積み重ねる

    塾のカリキュラムは決まっていますが、そのスピードが10年前に比べれば相当速くなっています。だから、わからないまま次を重ねるから、さらにわからなくなるところがある。フリーダムの生徒でかつて5年生の月例テストを8ヶ月ぐらい(もしかするともっと遅くなったかもしれませんが)遅らせた子がいます。サボったのか、積み重ねていたのかは、定かではないが、本人がわかってからテストをしないと意味がないので、そのまま様子を見ていたところが、その後どんどん進んできて、6年生の夏休みには追いつきました。で、そこから自分のペースで出来た分だけ、相当に力がつくのが速くなった。なので6年生の後半に一気に成績を上げていきました。まあ、こういう子もいるので、やはりわかることを積み重ねることが一番。今のスピードについていけないのは、別に気にしな...進度を無視してもわかることを積み重ねる

  • 科目の優先順位がおかしい

    基本的に知識は忘れます。理科にしろ、社会にしろ、覚えたはずのことが忘れてしまう。これはよくあること。だから、覚えるのは試験直前期の方が良いのです。一方、国語の読解力というのはそう簡単につくものではない。だから、コツコツ読解の練習を続けていかないといけない。しかし、実際の勉強はどうか?科目の優先順位は、どちらかというと組み分けのために知識優先になりがちです。ここが受験勉強を非合理的にしている点。実際に6年生後半、塾は組み分けの頻度を減らしていくのは、当然試験の対象を入試に切り替えて行くからですが、これを家庭がある程度折り込んでおく必要があるでしょう。フリーダムの月例テストに順位や偏差値がつかないのは、このためです。今日の田中貴.com組み分けは親の尻を叩くため?中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格...科目の優先順位がおかしい

  • やめなければいけないほど苦しんではいけない

    中学受験は、子どもたちの志望校に入るための受験です。ですから、本来は行きたい学校、行かせたい学校ができて、そこに向けて勉強をすれば良いだけの話。塾の組み分けのランキングや学校の偏差値のランキングに目を奪われて、本来、子どもがどういう環境で育てば良いのか、という議論をしないまま、ただ上へ、上へと考えてしまうと、子どもが疲弊してしまうばかりか、親子関係も苦しい状態に追い込まれます。その結果として、家族の崩壊を防ぐために中学受験を撤退する、という話を聞きますが、本当のことを言えば止めなければいけないほど苦しんではいけない。子どもの次の教育環境を決めるための準備だから、その準備も教育的であるべきだし、子どもたちの資質を伸ばそうとするものでなければいけないのです。どうも、最近は苦しむことが当たり前、みたいになってい...やめなければいけないほど苦しんではいけない

  • 実行が伴わない子

    塾は辞めないし、受験もやりたいし、志望校にも入りたい。でも勉強が実行を伴わない。やると決めたはずのことができていない。という子は実は大変多いのです。これは、基本的にまだ幼いから。やりたいことが目の前に現れれば、すぐそちらに気持ちが動く。もちろん体力がない、というのもひとつの理由ですが、何となく上手くいかない、のです。で、これもずっと同じではない。だんだん成長し、入試が近づくにつれて変わってくる。だからあまり早くから結論を出さないこと。またやらせよう、やらせようとしないこと。時がある意味解決するところは大きいので、ジックリ構えましょう。今日の田中貴.comどこに戻れば良いか<!--<br><hr/>中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」<br><ahref="http:...実行が伴わない子

  • 算数ができるようになるためにまずやることは?

    算数ができるようになる第一歩はとにかく式を書く、ということです。テストの様子を見ていると、もうそういう暇はない、という感じで問題を解いている子どもたちが圧倒的に多いわけですが、そうなると自分のミスも見つからない。時間内に解き上げる必要があるからこそ、回り道はできない。だから式を書くべきなのです。ところが回り道ができない、と思うから式を書かない子が多い。これは、明らかに損をしています。例えば、円やおおぎ形の面積を求めるとき、3.14は最後に1回だけ計算する、ということは教えてもらっているわけですが、これも式を書かないとうまくいかない。でも、図形にちょこちょこと書き込んで、暗算で足し算をするから、間違えることになる。式を書けば、その場で確認できるから、絶対ミスは減るのです。まずすぐにこれを始めるだけで、点数は...算数ができるようになるためにまずやることは?

  • 髪をかきむしる子

    テストのやり直しをしていると「あ!」「う!」「お!」など声にならない声を上げている子がいます。あるいは髪をかきむしっている子。そう自分のミスを見つけたのです。特に痛いのは出来ているはずの問題を間違えたとき。太郎君の分速を出すはずが、次郎君の分速を出してしまっていたり・・・。上りと下りの速さを取り違えていたり。まあ、いろいろやるのです。でも、それでいい。今のうちに、思い切り間違えてもらいたい。それでどう直すか、どう失敗しないで済むようにするか、ここが勉強なのです。今日の田中貴.com急げ、と言われても中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」一人でできる慶應進学館着眼点を広げる工夫髪をかきむしる子

  • 校舎のエリアから受験生が少ない学校を受ける場合

    校舎のあるエリアは、やはりその地域で多くの受験生が受ける学校があります。が、たまにそのエリアから受験生が少ない学校を受ける場合がある。これが結構困るのです。学校別対策に他の校舎に出向く場合は、その距離が遠い。自校舎では、その対策がないので、別に自分で組み立てなければならない。まだ早めに気が付いていれば良いのですが、夏休みや2学期になって「え、そうなの?」と思うことが多々出てきます。なので、受験校対策をどうするか、早めに考えておいた方が良いでしょう。今日の田中貴.com確実にこなせる量で構わない中学受験算数オンライン塾4月18日の問題フリーダムオンラインブログオリジナルカリキュラムがある個別指導田中貴が主宰するフリーダムオンライン2年間で中学受験を完成します。校舎のエリアから受験生が少ない学校を受ける場合

  • 不要な競争をさせられている

    4月の模擬試験の結果が出てきています。で、まあ、もうおわかりとは思いますが、全受験生を1番から順に並べる、ということは、本来の入試とは全く関係がありません。受験する学校の中での競争であり、その意味では本番になるまで誰が受けるかわからない。だから、入試問題で合格点をとれるかどうか、ということだけ考えて行けば良いわけで、偏差値とか順位に惑わされてはいけないのです。もともと模擬試験は差をつけるために、大量の問題を出し、時間を区切るから、相当に忙しい。こんなに忙しい入試はない、と言っても良いのです。だから慌てさせてはいけないし、結果に一喜一憂することもない。ちゃんと解ける問題をまずは確実に得点に結びつける、ということに集中しましょう。今日の田中貴.com組み分けを考えると四科均等ということになりがちだが・・・中学...不要な競争をさせられている

  • 自分で調べられる

    ある小学生がプログラミングで優秀賞を取ったときのこと。どうやって勉強したか?を尋ねられると「自分で調べられるので」と答えたそうです。そう、今はかなりの部分を自分で調べることができる。キーボードの扱いも以前に比べればかなり上達しているし、今は音声入力も簡単だし、さらにはAIもあるからいろいろ調べられる。ただ正しいかどうかはわからないので、いくつかの記事を比べながら、自分で判断することは必要です。5年生ぐらいになったら、そういう調べ方を教えてあげると良いでしょう。そうすれば、わからないことは自分で解決できるようになる。どうしてもPCやタブレットを与えると「ゲームをやるから」と考えがちですが、しっかり勉強に使っている子も少なくないのです。今日の田中貴.com過去問学習には時間がかかる中学受験算数オンライン塾4月...自分で調べられる

  • 早くからやらされると、自分でやる時期が遅くなる

    最近、中学受験の準備期間が長くなっていますが、そうすると早くから始めないといけないということになる。で、例えば小学校の低学年では、なかなか親の意に沿うことができない子どもたちは多いものです。さらにそこで「やりなさい」「やらない」が繰り返されると、割と反抗期は早く来る傾向があり、その結果として本来頑張らないといけない時期にまだエンジンがかからない、ということが起きる。また、自信を持てない時期が長すぎると、子どもたちのモチベーションを維持できないということも出てきます。ですから、あくまで予備期間として位置づけないといけない。実際に中学受験で出題されることを勉強するのはほぼ小学校5年生と6年生なので、そこでしっかりやる気になっていけば良いのです。早すぎて飽きさせない工夫も必要でしょう。今日の田中貴.com自分で...早くからやらされると、自分でやる時期が遅くなる

  • どこがいい学校なの?

    ウチの子にとって良い学校はどこか、これを知ることは非常に大事なことです。しかしながら、それを見つけるのは簡単ではない。また見つけたところで、入れなければ仕方がないところもあるから、やはり縁というのはが大事になってくる。縁を見つけるにはやはり、実際に学校に行くことだと思います。ある子は学校に行って、学校というものがわかったといいました。それまで知っている学校は小学校しかなく、どこも同じだろうと思っていた。しかし、中高一貫校に行ってみるとまったく違う。そしてそこから自分にとって何が楽しいだろうか、と考え始めたそうで、ある学校のある施設が気に入ります。それが実験室。こんなことができるんだ、と思ったらもうその学校に行きたくなったとのこと。こういう縁は行かなければ起きないわけですから、やはりオンラインでは難しい部分...どこがいい学校なの?

  • 新中1諸君!!

    新中1というのは、見ていてすぐわかる。まずは体に比べて荷物が異様に大きい。リュックにする学校も増えたが、それでもかなりの荷物を持っているから、明らかに後ろにひっくり返りそうだ。そして制服は新しく、やや大きい。親は成長するからと思うので、まず間違いなくちょっと大き目を選択する。結果として今の段階ではやや大きい。かばんにもたれ、制服に着られる。そして、間違いなく眠い。特に帰りは気を付けないといけない。最近の電車は特に遠くまで行くようになった。目覚めるといったいここはどこ?というお父さんと同じ経験をすることができる。しかし、まだ帰れる時間であることが唯一の救いだ。お父さんの場合はタクシーしかないこともある。なので、この数か月はすぐにわかる。しかし、これが半年もすると、わからなくなる。やはり子どもたちの成長は早い...新中1諸君!!

  • 中堅校に自由な学校がない?

    制服がないとか、校則が少ない、と言う学校はみんな偏差値が高いというのは確かにその通りかもしれません。実際に子どもたちを信頼して、いろいろ任せるわけだから、それなりに力があることが前提になっている、と思われがちなのですが、しかし、本当のことを言えば、自由な学校というのはあまり偏差値が高くない時期でも自由だったところはある。ただ、今の時代、結果を問われているから、それなりに学校が管理しないと生徒の力をつけられない部分は大きいので、どうしても管理型になりやすいのです。じゃあ、附属校はどうだろうか?と思われるかもしれませんが、附属校も中堅校は案外管理型が多い。大学附属の場合は、大学附属校間で推薦権を争っているところがあり、それはそれで成績がダメだと困るから、中1からしっかり管理していく。中3から高校に進む段階で1...中堅校に自由な学校がない?

  • 幼い子も成長する

    幼い子というのは、なかなかガマンができないところがあり、決めたことができなくて親が苦労する部分があるでしょう。しかし、子どもというのは日々成長するので、同じところにはいません。今幼いなあ、と思っていても、また変わってくる。だから、あまり注意しすぎないことが大事です。親の受験経験はやはり大学受験や高校受験であることが多く、そこでの経験と今の子どもたちの姿には大きなギャップがあるでしょう。でもそれはある意味当たり前の話です。子どもたちの今は、今しかないので、今の時間を楽しむ余裕も必要です。今日の田中貴.comテストの最大の目的は現状を知ること中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」伸びる時期も個性慶應進学館一問一問を掘り下げる幼い子も成長する

  • テストの直しは最重要課題ながら・・・

    模擬試験とか、組み分けテストはそれなりに時間をかけて子どもたちが集中して解いた問題なので、やり直しをするのが大事です。最重要課題と言っても良いかもしれない。ただし・・・。これは難しいな、と思う問題は、飛ばしても構わないかもしれないと思います。模擬試験は特にそう。これ、関係なさそう、という問題もあるにはある。まあ、本人が一通り解説を読んでみて、わからん、と言ったらそれは除外しても良いでしょう。今日の田中貴.com好きなことが見つけられるか?中学受験算数オンライン塾4月10日の問題<!--<br><hr/>フリーダムオンラインブログ<br><ahref="http://blog.freedomsg.net/archives/700"target="_blank"rel="noopener"><strong>ま...テストの直しは最重要課題ながら・・・

  • ロングレンジの定期テストを考える

    中学受験、最初のころは週例テストでした。その代わり塾はなく、自分で勉強してテストを受ける。最初はテキストすらなかったが、やがてテキストが生まれ、そしてそのテキストを教える塾が誕生しました。そうなると、子どもたちのライフサイクルが大変だ、というので、週例テストから月例テストで切り替わっていく塾が増えました。しかし、その分、クラス分けをしたり、席順を決めたり、ということで、子どもたちばかりか親もストレスフルな状況になってきています。だったら、そのランキングから離れるのも一つの手。逆に大手の塾ではもう少し長いレンジで模擬試験をやっている。そこで実力判定をしていけば、別にクラス分けや偏差値にそこまでへこむ必要はなくなります。ということで、あまり負担を大きくしないやり方もあるので、ちょっと大変だなあ、と思われたらや...ロングレンジの定期テストを考える

  • 新学年は疲れる

    学校の新学年が始まりました。塾は2月から新学年でしたが、ここで学校も新学年になる。新6年生と呼ばれていた子どもたちが6年生になるわけですが、しかし、これは結構疲れる。塾も忙しい、学校も忙しい。最上級生ですから。ついでに言えば、新中1も忙しい。電車通学で朝早くから学校に行き、いろいろ行事もあって、つい帰りに電車を乗り過ごす。最近の電車は、奥が深いというか、終点が随分先なので、え!と思うところまで連れて行かれてしまうでしょう。だから、充分に睡眠を取ることが大事。疲れやすいが、ゴールデンウィークまでには何とか新生活のペースをつかみましょう。今日の田中貴.comウチの子なりのペースで中学受験算数オンライン塾4月8日の問題<!--<br><hr/>フリーダムオンラインブログ<br><ahref="http://bl...新学年は疲れる

  • クラスはなかなか上がりにくいが

    いろいろがんばっているのだけれど、なかなかクラスが上がらない、という子は少なくないでしょう。元々みんながある方向で動いている以上、そう序列というのはガラガラ変わらないことが多いのです。ただ、入試はその校舎全員で争うものではない。むしろ同じ学校を受ける子どもたちとの競争だから、ある意味クラス分けはそう気にすることではないのです。問題は、自分に合う学校を見つけ、そしてそこにどう合格していくか、ということなので、組み分けにあまり気を取られない方が良いのです。クラスはなかなか上がりにくいので、もう少し違う目標を持っていく方が良いので、細かく答案を見てあげてください。今日の田中貴.com急ぐのは後回し<!--<br><hr/>中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」<br><ah...クラスはなかなか上がりにくいが

  • 少子化でなくなる学校

    ここのところ中学受験は過熱気味ですが、しかし、少子化は相変わらず続いており、今後、学校はどんどんなくなります。ただ私立に人が集まり始めると、定員が空くのは公立になる。公立になると、公立は潰します。これまでも多くの学校が廃校になりましたが、公立は税金で運営するので廃校の選択は早い。で、結果として私立が残り、公立が消える、という姿になる可能性が出てきているのです。これはあまり良いことではないかもしれない、と思います。東京都の私立中学進学者への助成が話題になりましたが、助成しても公立が潰せるならまあいいか、という考えもないわけではない。公立の多い地域では公立は生き残るでしょうが、私立との競争が進む地域は確実に公立が減るので、さらに所得格差は広がる可能性が出てきました。今日の田中貴.com第570回子どもに自信を...少子化でなくなる学校

  • 英語既習クラスがない代わりに

    最近は小学校から英語を習っていることもあり、いろいろなところで英語を事前に勉強している子どもたちが増えました。その子どもたちがまた最初のABCから習うのはいかがなものか?というので、英語既習クラスをスタートさせている学校もあるのですが、実はその数はあまり多くはありません。というのも、どのくらいのところからやればいいか、は子どもたちの既習度がいろいろあって、なかなか決められない。そこである方法がとられるようになりました。それは「カリキュラムの速度を一気に速める」という方法。ものすごいスピードで進むので、中学1年生で中3が終わる、というところもあるのだそうです。だから最初馬鹿にしていた子どもたちがいつの間にか、わからなくなる。あるいはついていけなくなる、ということが起こる。特に初学者にとっては相当しんどいのだ...英語既習クラスがない代わりに

  • クラス分けに一喜一憂してしまう

    組み分けテストがあり、成績が出てきて、クラスや座席が決まると、つい一喜一憂してしまいがちです。これは塾の戦略なので、そうなってくれることを塾は願っているわけですが、しかしながら、それが子どもの教育にプラスになるとは限らない。受験勉強というのは「入りたい学校に入る準備」ですから、それが学校も決まらずにただお尻を叩かれて競争している姿、というのはあまり合目的的でない部分があるのです。だからテストというのは、褒める材料であっても、子どもたちを追い込む材料ではない、と決めておかれると良いと思うのです。そしていつでも褒めるように考える。なに、いろいろ答案用紙を見ていれば、褒めるところはいくらでもある。で、子どもたちももっと褒めてもらいたいと思えば、少しずつ変わってくる部分もあるでしょう。ただ、けなせばそれだけやる気...クラス分けに一喜一憂してしまう

  • 学校別対策を取り入れる

    6年生の新学期。これから復習の内容に入るところは多く、せっかく早くからやったにもかかわらず、ずっとクラス分けとの戦いが続きます。これが空白の3ヶ月と言われる理由。本来夏休みから始まる学校別対策を、もう少し早く取り組みたかった、という気持ちからだと思います。11月ぐらいから併願校が決まり、その過去問にも時間がとられるので、第一志望、第二志望の学校別対策はもう少し早くから取り組むべきなのです。なので、この3ヶ月、学校別対策を取り入れましょう。過去問をやる、というのが一番シンプルで取り組みやすい。で、時間ははからずに、全部やりきることが大事です。別にテストの練習をするのではなく、研究するのだから、全部をやりきらないと意味がない。1週間に1科目でも2科目でも進むと、結構この3ヶ月で課題が整理されていくでしょう。今...学校別対策を取り入れる

  • それが結構良い学校で・・・

    4月になりました。いよいよ新学年。そして入試を終えた子どもたちが新1年生として通学を始めます。実際に通い始めてみると、それまでの思いとは違って、いろいろな発見がある。あとからお父さん、お母さんの話を聞くと、「それが、結構良い学校で・・・」ということが多いのです。学校ですからいろいろな面があります。これは偏差値だけでは当然はかれない。そしてやはり子どもに合う、というのが一番。ここで一生の友を得ることもあるでしょう。だから子どもに合う学校を選ぶことが一番。偏差値がその学校の良さを表しているわけではありませんから、ランキングに目を奪われないことです。今日の田中貴.comAIでなくなる仕事ランキング中学受験算数オンライン塾4月2日の問題<!--<br><hr/>フリーダムオンラインから<br><ahref="ht...それが結構良い学校で・・・

  • この学校に行きたい!!

    という気持ちがないまま、受験勉強をするのはなかなかしんどい。特に6年生はそうでしょう。だから、もうそろそろ第一志望は絞り込んでおきましょう。この学校に行きたいから、受験勉強をしてるんだ、ということをはっきりさせておいた方が良い。もちろん最終的にはいろいろあるのだけれど、やはりこの目標がある子とない子では、がんばる力が変ってくる。理由はどうでもいいのです。この学校に行きたいという気持ちをしっかり持てるように応援してあげましょう。今日の田中貴.com偏差値にごまかされていないか?<!--<br><hr/>中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」<br><ahref="http://tanakatakashi.net/archives/526"target="_blank"r...この学校に行きたい!!

  • じっくり考えていたら、終わらないんですけど…

    本来、わからない問題をじっくり考えていかないとなかなか力はつきません。しかし、そんなに時間をかけていたら、終わらない。その通りですが、しかし、なぜ終わらなければいけないのか?別に終わらなくても良いのです。ちゃんとわかる問題が増えていれば。確かにできない問題が今後テストに出てくるかもしれないが、終わらない以上仕方がない。それよりもすべてがいい加減になることの方が怖いのです。最終的に間に合わせなければいけないのは入試だけですから、やはりじっくり考えていくことを優先しましょう。今日の田中貴.comこの先、何が子どもには必要だろうか?中学受験算数オンライン塾3月31日の問題<!--<br><hr/>フリーダムオンラインブログ<br><ahref="http://blog.freedomsg.net/archive...じっくり考えていたら、終わらないんですけど…

  • ちょっとお休みしようか

    早くもこの春、中学受験撤退の話を聞きました。まあ、それぞれの子どもたちにそれぞれの事情があるのだと思うのですが、しかし、まずはお休みすればいいのでは?と思うのです。塾はもちろん退会で良いし、勉強もしばらくなしで、ゆっくり時間を過ごす。追いまくられてきたことは間違いないので、一度余裕を取り戻しましょう。その上で考えてみると良いと思うのです。山の登り方はいくらでもあるし、目標によって別にそんなハードなことをしなくたってちゃんと入る。何も急いで決めなくてよいから、まずは平穏な日々を取り戻した上で、将来のことを考えてみてください。今日の田中貴.com確かに難しくはなったが<!--<br><hr/>中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」<br><ahref="http://ta...ちょっとお休みしようか

  • 体力差があるのを忘れないで

    12歳の子どもたちには体力差があります。早生まれの子もいれば、実際にまだ成長のペースが遅い子もいる。それがみんな同じことができるはずがない、ということを忘れないでください。それぞれの子に、それぞれのペースがあり、そのペースで勝負するしかないのです。だから「こういうペースで進みましょう」と言われても、うまくいかないことは多々ある。なので、焦らないことです。ウチの子はウチの子なりのやり方で合格させよう、ということで良い。その工夫は絶対に必要ですから、いろいろ知恵を絞っていきましょう。今日の田中貴.com教材いっぱい!中学受験算数オンライン塾3月29日の問題<!--<br><hr/>フリーダムオンラインから<br><ahref="https://ck.freedomsg.net/articles/archive...体力差があるのを忘れないで

  • そんなのできるわけないだろ!!

    と心の中で思っている子は結構たくさんいるのではないでしょうか?お父さん、お母さんの中にもそういう気持ちを持っておられる方は少なくないでしょう。どうも受験産業というのは量をやらせればよい、と考えがちなのですが、その実、本当に力がついているのか、といえばそうでもないところがある。たくさん課題を出せば、他のことをやる暇がなくなり、つまりは、塾を変えないように、という下心もあるので、やはりそれなりに中身を検討しておく必要がある。実際にそんなのできるわけがない、と思ったら、やはりしっかり指導側と話をしていくべきです。で、埒が明かなかったら、環境を変えても良い、と思ってください。子どもを守れるのが親ですから。今日の田中貴.com子どもひとりひとりに戦略は必要<!--<br><hr/>中学受験を2年間でオンライン塾と模...そんなのできるわけないだろ!!

  • 高校受験でも悪くはない

    中学受験で残念で、高校受験に向かう子もいます。あるいは私学に行ったが、やはりもう一度挑戦したいというので、私学から高校受験をする子もいます。これにはやり方があって、一度公立に戻るのと、私立からそのまま受けるという場合があり、これは内申をどう使うかにもよるので、その時に考えればよいことですが、しかし、高校受験は15歳ですから、中学受験から3年経つ。そうするとそれなりに自分でいろいろ考え行動する部分もあり、また体力もついているから、割と短期間で成果を得られることは多い。しかも本人が目的意識をもってやっているから、親が口出しをする部分も少なくなっているのです。全国的に見れば高校受験をしている子どもたちの方が多いので、それはそれで悪くはないと思っていた方が良いでしょう。何か高校受験に対して大きな恐怖感を感じている...高校受験でも悪くはない

  • 入試はプレッシャーの極限だが

    しかし、みんなそれなりに乗り越えていく。そのエネルギーはやはり、これまで培った力で何とかしたろう、という前向きな気持ちでしょう。今回のWBCが過去のそれと大きく違うのは、やはり選手ひとりひとりが緊張感を味わいながらも、「野球ってこんなに楽しかったけ?」と思いながら試合を進めていたこと。ダルビッシュ投手が「戦争に行くわけではないのだから」と最初に言っていた言葉がそのまま選手にストレートに伝わって、それが全く違うジャパンを創り上げてきたと思うのです。で、子どもたちも本当なら勉強を楽しんでもらいたいと思うのです。つらくて、ガマンばかりしなければいけないこと、ではない。解ければうれしいし、いろいろな知識が増えるのはやはりさらにいろいろなことが分かる土台になっていく。自分でわからないことを調べることができれば、今の...入試はプレッシャーの極限だが

  • ハードワークが当たり前、ではない

    最近の中学受験の準備を見ていると、「楽に力がつくわけがない」という前提ではないか、と思われるがごとくにハードです。まだ11才とか12才の子が、夜遅くまでやっても、体力が続かないし、またあまり残らない、というようなことは考えない。日々気合いを入れて努力する、みたいな姿が求められているのかもしれませんが、体力のある中学生や高校生の受験ではありません。したがってむしろ「どうやったら効率良く力がつくか」というのを考えていかなければいけない。楽にやるためには絞るしかないのです。絞るということは、「出題される問題」に絞る必要がある。出ない問題に絞ったらまたまた効果がありません。したがって自分が受ける学校に出る問題は何か?ということを考えて、勉強を進めるのが一番良い。だからといって、ヤマをかけるのではないのです。過去出...ハードワークが当たり前、ではない

  • 上の偏差値から降りてくる層に対抗する方法は学校別対策

    合格者の層で見ると、トップ校を除き、3分の1はいわゆる上位からの安全受験者層。それよりも上の学校を狙っているが、併願として受けていくわけで、他の別の学校に入ればこの学校には来ない層とも言えます。だからどうしても学校別対策は手薄になる。当たり前っですが、上の学校の学校別対策に力を入れるからです。なので、その層に対抗していくためには早くから学校別対策を準備していく必要がある。全集団を一覧するための模擬試験で、偏差値的には対抗できなくても、その学校の入試問題や学校別出題傾向であれば対抗できることは十分に考えられるのです。なので、いろいろなことに手を広げず、早めに志望校の学校別対策を深堀していくことが大事。塾はどうしても全体に同じことをやらせることが塾として経営効率が良いので、子どもたちを遠回りさせる傾向にありま...上の偏差値から降りてくる層に対抗する方法は学校別対策

  • 落ちこぼれた子のその後

    合格した後、落ちこぼれる子はいます。まあ、全員が僅差の勝負で入ったとしても、その後の生活のしかたによってだいぶ変わってくる。中学2年ですでに、イエローカード(退学注意)、そして中3でレッドカード(退学、高校受験指導)となる場合もあるでしょう。一方、ただ底辺に置いておく、という学校もあります。が、そこから本人がやりたいと思う方向が見つかってくると、それなりに変わってくるということはある。以前、高2で相談にきた子がいました。御三家の一角に入っていたものの、その後は勉強することもなくただ進級を重ねていたから、本当にわかっていない、らしい。まあ、というわけで一から勉強しなおし、という感じでしたが、個別にやった関係で少しずつわかってくると、まあ、頭は悪くないのでどんどん進んでいく。結果、現役での合格が間に合いました...落ちこぼれた子のその後

  • 春休み

    春休みはある意味、1年の中で一番のんびりした休みかもしれません。もともと短いし、たくさんの課題を与えられるというわけでもない。しかし、ここのところ組み分けの結果が立て続けに出ているので、一応しっかりやり直しはしたいところ。しかし、それ以外は、まあ、少しのんびりと過ごしてください。ちょうどWBCもあるし、甲子園もあるし、今週末はサッカーもある。天気はあまりよさそうではないが、桜も満開になりそうです。勉強ばかりではなく、家族の時間も大切にしてください。中学生になると、いろいろあって、家族と一緒に動いてくれるとは限りませんから…。今日の田中貴.comAIに思うこと読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村春休み

  • どんな力が求められているか

    中学入試は独自入試で各校が入試問題を創ります。したがって、その内容を研究していくとやはり求められている力がいろいろあることに気が付くでしょう。偏差値が高くても、難しい問題を出さずに基礎力ができているかに注目している学校がある。一方大学受験校では、理系進学者を増やすために、理科の計算問題を中心に出題している学校がある。レポートが多い学校ではやはり記述力を求めている。そういうことが、はっきり読み取れるのです。だからそれに向けて勉強を進めていくことが必要になる。塾の組み分けはどちらかといえば全方向に向いているので、絞り込めていない分、いろいろなことをさせられている。6年生になったら、やはり志望校に向けて、出題内容を精査した上で勉強を組み立てていく方が良いと思います。その対策の流れはこれから中堅校にも広がっていく...どんな力が求められているか

  • 中学受験は親主導

    中学受験は、基本的に親主導だと思っていた方が良い、と思います。始めるときに、本人が「中学受験をしたい」と言ったとしても、それをスタートさせたのは親である、という点。中学までは義務教育ですから、高校に行くなら受験しないといけない。だから受験率は非常に高い。しかし、加熱したと言ってもまだ中学受験率は20%に満たない。つまりそれをスタートさせたのは親なのです。だからやらせた以上、最後までしっかりフォローする必要がある。撤退するのも、親が決めることがほとんどでしょう。しかし、それが子どもの意に沿うものであるとは限らない。だからコミュニケーションが大事なのです。子どもはまだ12歳に満たないのだから、いろいろ思うし、考える。行動に思慮が足りないことなどいくらでもある。それを前提に組み立てていくのは親だ、と思ってくださ...中学受験は親主導

  • 合格したのに落ちこぼれた子

    合格した子どもたちは、基本的にあまり大きな差があるわけではありません。入試の成績はみんなそれなりに良かったでしょう。しかし200人入れば、その後は1位から200位までの順番がつくわけで、その差が次第に広がっていく。入試後の遊び癖もあるでしょうし、部活やその他の活動であまり勉強する習慣がつかなくなった、などいくつかの要因はあるでしょうが、やはり差は確実についていく。特に自分でそれを取り返しにいかないと、どんどん差は開くばかりになる傾向にあります。まあ、それなりに自信をもっていたのに、そういう状況になって、やる気がでないということもあるでしょうが、やはり1年1学期で決まるといっても過言ではない。なので、もう卒業式も終わるころでしょうから。そろそろ新学年に向けてエンジンをかけていきましょう。今日の田中貴.com...合格したのに落ちこぼれた子

  • 空白の3か月にしないためには

    6年生の1学期を、空白の3か月という場合があります。カリキュラムが前倒しされたものの、6年の1学期は復習ということで、いろいろな復習が回ってくるものの、相変わらず毎月のカリキュラムや組み分けテストに追われる。しかし、いざ、夏休みに学校別対策が始まったら、「もっとやっておくべきことがあった」ということで思わず、「あの3カ月がもったいなかった」ということのようです。せっかくカリキュラムを前倒しにしたのだから、さっさと過去問なり学校別対策なりを始めればいいものを、ここで妙な復習回が続くので、結局、ゆっくりやっていても同じになってしまう。だから考え方を変えなければなりません。この時期からはもう組み分け対策よりも「志望校に向けて」何かをするという意識をもって学習内容を考えていく必要があるのです。例えば国語の読解問題...空白の3か月にしないためには

  • 子どもの話を聞く

    受験勉強中、親は子どもの話をいっぱい聞くべきです。別に大した話でなくてもいい。なるべく子どもたちに話をさせる。例えばこの問題はどう解いた?というのも大事。途中経過を批判するためにやるのではありません。例えばひとつの問題の筋道をしっかり覚えられている、というのはなかなか大したものだが、それはやはり聞いてあげると記憶から呼び起こされてくる。そうすると、ああ、あそこで間違えたのか、と本人がわかってくる。それは話を聞いているうちにだんだん明確になってくるのです。どちらかというと大人がああしろ、こうしろということが多いのですが、まずは子どもの話をたくさん聞いてください。なるほど、いろいろなことを考えている、とわかりますから。今日の田中貴.com自分の都合でテストを決める中学受験算数オンライン塾3月17日の問題フリー...子どもの話を聞く

  • 結果はコントロールできないが、過程はコントロールできる

    先日、ダルビッシュ有投手が「どうやってプレッシャーをはねのけているのか?」という質問に対して、「結果はコントロールできないが、その準備や過程はコントロールできる。自分はその準備に集中して全力を尽くし、周りが何を言おうと気にしない」という内容の話をしていました。これは本当にその通りだと思うのです。勉強をすれば、結果が出るか?これはそうかもしれないし、そうでないかもしれない。当日の問題によっては結果が出ないかもしれない。他の子どもたちが頑張っていれば、やはり合格に届かないかもしれないのです。でも、自分ができることは準備ですから、そこをがんばる。集中する。子どもたちもそれで良いと思うのです。準備を一生懸命やる。で、結果はもちろんいろいろあるから、それを受けてまた準備を考える。結果と準備は結びつけないといけません...結果はコントロールできないが、過程はコントロールできる

  • どうやって睡眠時間を確保するか

    早く寝せたい、とはいえ、塾から帰ってくるのが9時をまわり、そこから食事してお風呂入って、で、もう少しなんかやって、なんてやっているとあっという間に11時。いや、12時に近くになってしまう場合もあるでしょう。しかし、次の日はまた学校があり、朝勉も考えているとすれば、それはちょっと無理なスケジュール。夜遅くなら朝勉はなし。逆に朝勉をやるなら、夜はなるべく早く寝る。私は朝型を進めていますし、小学生の場合はその方が良いと思いますが、すでに疲労興奮に入っているとなかなか寝れないのも事実。だったら少しはやっておくか、というのも悪い方法ではないでしょう。ただ睡眠時間は絶対に確保したい。背が伸びなくなっても困るし。昼寝も良い方法です。とにかく何とか睡眠時間は死守しましょう。今日の田中貴.com急がない塾だってある中学受験...どうやって睡眠時間を確保するか

  • 正確に解く技術

    塾のテストは、なるべく多くの問題を盛り込むことになっています。当然のことながら、差が開くようにするためです。みんなが良くできる、あるいはみんなが良くできない、は困る。だから多くの問題を盛り込んで、差が開きやすいようにする。だからやさしい問題も多い。しかし子どもたちはみんな急いでいるから、そのやさしい問題を間違える。なので、うまく成績が伸びない、ということが多いのです。今、基礎を固めている段階で、ともに大事なのが正確に解く技術。ちゃんと問題文の内容を理解し、それを式にして、ちゃんと筆算をして解く。ただこれだけのことをある一定の時間で正確にやりこなす技術を身に付ける。それが成績安定につながります。難しい問題を解くのは、それができてからの方がプラスになる。なので、まずは正確に解く技術を磨きましょう。今日の田中貴...正確に解く技術

  • 集団における位置は変わりにくいのは確かだが、それも井の中の蛙と知るべきで

    ひとつの集団にいると、その中での相対的位置、というのは変わりにくい面があります。だから組み分けのクラスもなんか変わらないなあ、みたいに続いていく。だから最初のクラスは大事だから、がんばれという意見もあります。これはある意味的を射ているところがあって、中学でも同じことが言える。中1の1学期の結果で何となくその学校での相対的位置が決まることが多いので、まあ最初に飛び出した方が良い、というのはその通りです。ただ、それも井の中の蛙的なところがあって、全体でみるとまだまだ上がいるし下がいる。そこを当然しっかり考えていかないといけないので、いろいろ柔軟に準備を進めていく方が良いでしょう。実際に中学で低迷したが、心を入れ替え、高校で頑張って志望校に合格した例は数知れず。今年の東大の合格者にも結構いるのです。今日の田中貴...集団における位置は変わりにくいのは確かだが、それも井の中の蛙と知るべきで

  • 隔年現象

    東大の合格者が発表されました。各高校の合格者数がいろいろ報道されているようですが、大学受験には隔年現象があります。東大受験だと、少なくなったとはいえ浪人が出てくるので、現役が振るわなかった年は、浪人がたまるから次の年に成績が上がる。だから伸びたように見えるが、実際の割合は学年的には変わらない。まあ、1年早かったか遅かったか、というところはあるでしょうが…。ところが面白いもので、これに対応して中学受験の数字も変わることがある。ある年数字が減るというのは、東大の合格者数が少なかったから、という読みが案外当たっていたりする。しかし、これはあまりにつまらない。次の年にはしっかり変わるので、長期的な変化でなければあまり気にすることなく、むしろ子どもに合うかどうかをしっかり考えてあげましょう。今日の田中貴.com夏休...隔年現象

  • どうすれば負担を減らせるか

    受験勉強は大変だから、ちゃんと努力しないといけない。努力は裏切らない。だからがんばりなさい。こういう雰囲気でずっと受験勉強が進むのだろうと思うのですが、しかし、あまりに小学生に負担を強いるのは、子どもたちのいろいろな可能性をふさぐことになりかねない。もちろんがんばって勉強する時期はあってしかるべきですが、それもある程度の長さがあれば十分で、かつ、試験に出ることを習うタイミングで頑張っていけば良い。それまでの基礎はやがて時間がたてばできるようになるので、慌ててやる必要がないと思うのです。どうすれば合理的に、負担を少なく受験勉強を進めることができるのか。ここに工夫がないと、際限なく広がっていき、それが子どもたちを苦しめることになるので、ここに知恵を絞っていく必要があります。今日の田中貴.com安全を前提に中学...どうすれば負担を減らせるか

  • 国際と名の付く学校

    国際という名がつくと、何となくインターナショナルな学校を思い描いてしまうのですが、現実的にはほぼ全員が日本人になる。で、じゃあ、そういう日本人が海外の学校に行く手立てとなるのか?というとどうもそうではないところもあるらしい。だからやはり学校は中身を良く知らないといけない。塾の先生はその学校に入るための学習方法については詳しいが、その学校の中身については知らないことが多い。例えば学校のカリキュラムの進度はどうなっているのか?もし進級できるような成績の場合はどうなるのか?中学から高校に進む段階で1クラス分の生徒がいなくなる、という学校もありますから、中身をやはりしっかり調べていく必要があります。その第一歩はやはり学校説明会です。今年はようやく対面の説明会が多くの学校で行われるようになるでしょうから、ぜひいろい...国際と名の付く学校

  • 子どもは自己肯定感があれば、失敗しても立ち上がれる

    小さい時は子どもは自己肯定感の塊、みたいなところがあり、なんでもやれる、やりたいと思うことが多い。もちろん性格にもよりますが、「僕って天才?」みたいな子が案外多いものです。だから、事項肯定感があれば、多少失敗しても、次はできる、次はうまくいくと思いやすい。だから受験の失敗もちゃんと立ち上がれる。問題は、その自己肯定感を受験勉強のプロセスの中でどんどん失ってしまうと、その後立ち上がれなくなるケース。なので、受験勉強のプロセスの中で、基本的には「褒める」ことで何とかそのバランスを保ってあげることが大事なのです。土台、テストは、褒められる子が少ない。成績が良い、と思われにくいのです。上には上がいると思われがちだから。だから、まあ、ほどほどにしておいた方が良いのです。ある程度目安が立ってくればいいので、それは6年...子どもは自己肯定感があれば、失敗しても立ち上がれる

  • 親の言う通りに勉強する子

    親の言う通りに勉強してくれる子がいます。それなりにいろいろ納得して、お父さん、お母さんとのコミュニケーションも良好であるならば、それはそれに越したことはない。しかし別個人ですから、そうなるとは限らない。いや、むしろなかなかなりにくい、と思っていただいた方が良いでしょう。それでも、本人がその学校に入りたい、と思い、お父さん、お母さんの立てたプランに納得していればそれなりにやってくれる。ただ、それはなかなかに手間のかかることなのです。だから、言うことを聞かないからといってがっかりしてはいけないし、自分の力不足だと考える必要もない。強制的にやらそうなどと考えてはいけません。そうすると必ずしっぺ返しがくるのです。親子関係をぶっ壊してまで進めるほど中学受験に利はないので、その辺は大人がコントロールしてあげてください...親の言う通りに勉強する子

  • 競争させる塾は上に合わせる

    当たり前といえば、当たり前なのですが、競争させる塾は上に合わせる。できる子が「ここはつまらないな」と言われたら元も子もない。だから、当然カリキュラムは早いし、量は膨大になるし、多くの子にとって課題は過大。(洒落ではありません。)多くの家庭は、今の時期、塾の日数は増え、家庭学習の時間が減って、それなのに課題が増えていることに、四苦八苦しているのです。そんなにスーパーキッズが多いわけがない。だから、そんなに苦しまないでください。終わらせなくてよいのです。できることをしっかりていねいに積み上げることに集中していきましょう。今日の田中貴.com授業でマスク姿を見たことがない中学受験算数オンライン塾3月7日の問題フリーダムオンラインブログ過去問は早く始めていい田中貴が主宰するフリーダムオンライン2年間で中学受験を完...競争させる塾は上に合わせる

  • ズルに追い込まれる子

    問題集をやっていて、答えを写すとか。試験でカンニングしてしまうとか。まあ、こういうことは受験勉強の影の部分として必ず出てきます。でカンニングは塾ではあまり指摘されない。だから、ついいい気になってそのまま続けてしまう。しかし、学校は許しません。カンニングした、という子は必ず落とす。別に点数を公表するわけではないので、なぜ落ちたかわからないまま終わってしまうでしょう。だから、ズルに追い込まれないようにしないといけない。成績についてうるさく言えば当然、そういうことが起きる。課題が多ければ、つい答えを写す。そういうものなのです。だから、必ず良く話しておかないといけない。ズルをしたら、本人にとって何もプラスにならないことを。ついでに言えば、そうならないために全体の分量に良く目を配ってください。今日の田中貴.comウ...ズルに追い込まれる子

  • 受験勉強は個々に戦略が必要

    どうしても先生の数に限りがあるから、集団授業で勉強する、というのが中心になってきたわけですが、しかし、本来受験勉強は個々のペースに合わせてやるもの。土台、狙う学校はそれぞれ違うし、本人の力もいろいろだから、やり方というのは子どもの数ほどあってよいわけです。しかし塾ではそれでは管理できないというので、カリキュラムを決めてペースを創る。ところがペースを作ってもそれが手ぬるい子もいれば、しんどい子もいる。しんどい子については、本人に頑張ってもらうとして、手ぬるい子が塾の勉強を邪魔するようであってはいけない。「それ知ってる」「それカンタン」と言わせないために、教材をその日に渡して、まあそれなりに授業を受けさせているところもあるわけです。だから、ここに合わないからといって子どもがだめなのではありません。合わせなけれ...受験勉強は個々に戦略が必要

  • いろいろな成長をあきらめてはいけない

    中学受験が過熱してくると、「そんなことでは合格しない」という言葉が割とどんどん使われるようになります。塾から親へ、親から子へというケースが多いでしょうが、しかし、その結果として早くから塾通いをするために、習い事やスポーツが犠牲になる。「どうせプロにはなれないのだから」という言葉で簡単に片づけられてしまいがちですが、別にプロにならなくても子どもたちの成長には非常に大切なのです。そういえば、昨年のワールドカップで話題になった「鷺沼兄弟」と言われる三苫、田中両選手が所属した鷺沼FCも地元のクラブ。(権田選手も一時所属していたそうですが)。でも鷺沼FCはプロの養成機関ではないのです。サッカーが好きだという子どもたちが集まって活動しているうちにいろいろな才能が花開いた、ということでしょう。だからいろいろな成長をあき...いろいろな成長をあきらめてはいけない

  • やらなかった問題

    テキストの問題を見ていたら、どうも偶数番号だけ授業中にやったというようなことがあるでしょう。塾の授業時間は限られているし、必ずここまでは進む、というものが基本的に決まっているので、途中で練習問題をはしょることは当然あります。で、残った問題をどうするか?明確に指示が出ていれば、それに従うしかないのですが、特に指示がなければ無視しましょう。そんな、もし大事なことがあったら・・・と心配になる方が案外多いのですが、実は塾のテキストは結構問題を盛り込んでいるのです。決して足りないようには作らない、と言った方がわかりやすいかもしれません。どんどん子どもたちが解いてしまって、もうその時間はやることがありません、というわけにはいかないので、絶対に終わらない分が入っていることが多いのです。だから、無視してかまわない。先生も...やらなかった問題

  • イタチごっこ

    学校の先生にも考えてもらいたい、と思うことがあります。それは1年間かけて作る入試問題のこと。多分1年間かけていろいろ考えて、同じ教科の先生方もいろいろ知恵をしぼり、これがいいだろう、というので出題する。多分心の中では「これは対策していないだろう」というところがあるに違いない。で、実際にないとすれば塾はどうするか?それだけ時間をかけて次の年以降対策をするわけです。そうやっていろいろな問題が出てきて、いろいろな解法が生まれ、途方もなく範囲が広がっている。このイタチごっこにそろそろ終止符を打つべきではないかと思うのです。と思っていたら、今年の東大の物理でまたまたすごい問題が出たらしい。門外漢なので、詳しいことはわからないが相当受験生は苦労したそうです。となれば来年以降この範囲までみんな勉強することになる。また途...イタチごっこ

  • 理屈がわかるようになってからでないと、ただ覚えるだけになる

    例えば豆電球の明るさにしろ、月の満ち欠けにしろ、なぜそうなるのかという理屈があります。だからそれがわかれば、暗記をする必要はない。ところが、その理屈を教える前にすでに暗記させているようなカリキュラムがあるものです。こういうのは、やはり無理がある。ちゃんと理屈がわかるようになってからで、十分に間に合うことなのです。電気はなかなか難しいでしょう。でもこれも理屈がわかれば、ちゃんとできるようになる。問題はそういう理屈をしっかり教えてもらえるかどうかであって、ただ覚えろ、努力が足りない、はもちろんNG。逆にちゃんと教えてもらえるのなら、別に早く行く必要などないのです。今日の田中貴.comどこまでできるのか、記録しておく中学受験算数オンライン塾3月1日の問題フリーダムオンライン-学習のヒント-最後の2つで間違える対...理屈がわかるようになってからでないと、ただ覚えるだけになる

  • 中学受験応募者は過去最高、今後は?

    2023年の中学受験の応募人数は過去最高に達したようです。まあ、これは昨年から模擬試験の受験者数を見ていてもそうかな、と思いましたが、やはりそういう結果になったようです。で、この後の数字はどうなるか?ということなのですが、私は当面このレベルが続くだろうと思っています。少子化にもかかわらず、なぜこのような受験ブームが起きているのか。これはやはり社会の分断化に起因することが大きい。良くコロナ禍で、すぐにオンライン対応を決めた私立を評価して、という話がありますが、私はそうは思っていません。やはり正規、非正規の差が大きく影響している。我が子が非正規にならないようにしたい、と保護者が考えているから大学はしっかり出てもらいたい、だからこそ大学付属の人気も出ていると考えられるのです。で、この分断化は当面収まりそうにない...中学受験応募者は過去最高、今後は?

  • できないと追い詰められた子

    最近は早くから試験データが出てくるようになりました。ただ、中学受験で出題される範囲は塾ではおおよそ5年生と6年生で習うことなので、(例えば4年生まで社会は地理だけのところが多いでしょう。)本当は、小さい時のデータはどうでもいい。むしろ勉強がおもしろい、とか、文章を読むのが好きになった、とか、そういうことに塾の勉強が寄与してくれる方が良いのです。ところが、試験データが出ると、当然他の子と比べることになる。結果として、「なぜできないの?」「どうして勉強しないの?」ということになるでしょう。それが長い間続けば、当然子どもたちは追い詰められる。自信がない。勉強したくない。塾に行きたくない。そういう気持ちを抱え始めたら、これは受験がプラスになりません。その結果、受験をやめてしまった子も少なくないし、親子関係が修復さ...できないと追い詰められた子

  • ペースをつかもう

    新学年になって3週間。そろそろペースがつかめてきたでしょうか?塾に今日に数が増えたところがほとんどなので、たぶん、課題や宿題が終わらない、という子が多いかもしれません。時間が少なくなって課題が増えたら、今までのようにはできません。だから、優先順位を決めて今あるものの中でやらないことを決めるしかない。せっかく時間をかけて勉強するのだから、それが身につく、わかる、ということでないといけないわけなので、ただ時間を費やしている、と思われることからは手を引きましょう。そろそろ何をやるのか、はっきりさせていかないと、本当にただ終わらせる、ということになってしまい、力がつかないので気を付けてください。今日の田中貴.comみんなと一緒に授業を受けないといけないのか?中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパ...ペースをつかもう

  • 過去の加熱期

    過去の中学受験加熱期で記憶が鮮明なのは、やはりバブル期でしょう。世の中の景気が良くて、経済的に恵まれた家庭が増えたので、「じゃあ、うちも中学受験を」という流れになってきたのだと思います。本来、公立はお金がかからない。それをわざわざ私立に行かせる、というのは、やはりそれだけ経済的に余裕がなければいけないことではあるので、バブル期にそうなるのは流れとしては当然で、だからこの時期は中学受験を扱う塾が増えたと思います。それまで遠くの教室に行かなければいけなかったのが、塾が迎えに行きはじめ、教室展開競争が進んだ時代でした。さらにダブルスクール、トリプルスクールというように塾を重ねたり、まだ個別指導の時代ではなかったので、家庭教師がお高くなった時代でした。さらにそこまでまだ中学受験が一般的でなかったから、評判の良い先...過去の加熱期

  • 第一志望合格は3分の1説について

    第一志望合格率はほぼ3分の1、というのは割と都市伝説になりつつあるのではないかと思うのですが、特にデータの根拠を示されたわけではないので、まあ、割と頻繁に語られているものの(私も記事にしているところはあり)、実際にその内容を本当に吟味したのか、というとまあ、心もとない。で、例えば御三家の子どもたちは、これが合格すれば第一志望なんじゃないか、という話もあるが、いや、筑駒がある、ということになって、じゃあ、灘や筑駒は全員が第一志望合格じゃないか、と思えるのです。だからこの頂点部分の話はちょっと置いておいて、一般的にこの説が正しいと考えるならば、3分の2が上位層から流れてきた合格層、3分の1が第一志望層ということになる。つまり3分の2は他に第一志望があって、でもそこは残念で、この学校で止まった、みたいな感じなの...第一志望合格は3分の1説について

  • 今の中学受験で勉強していることは、将来役立ちますか?

    先日話題のCHATGPTについて算数の問題を解いてもらった話をしたのですが、いろいろやってみて、あれはあの短い時間に日本語→英語→作文→英語→日本語と流れているようです。で、その日本語が結構流暢で、いやいや、もう英語って習わなくても良くない?みたいな話になるぐらい。インターネットの翻訳技術はどんどんAIが代わりに学習してくれていて、サーバーの処理速度も飛躍的に伸びているから、あっという間に流暢な英語に直ってくる。さかのぼって明治維新の時代。一気に西洋の学問が日本に入ってきて、日本語はいろいろな言葉を増やしました。だから母国語で新しい文明を学ぶことができた。どんどん翻訳されていったわけです。しかし、今の時代は英語で全部学ぶ方が早い、というので東南アジアなどは全部英語で勉強している。だから日本は遅れる、がラパ...今の中学受験で勉強していることは、将来役立ちますか?

  • 男はつらいよ

    首都圏模試センターの推定値によると、2023年度の首都圏の受験人数と定員の関係は男子受験者数27310人定員数22631人受験者に対する定員の割合82.9%女子受験者数25290人定員数25663人受験者に対する定員の割合101.5%ということになったそうです。もともと昔から男子の定員は少ないのです。そこで女子校が共学校になることによってそれが緩和されてきたわけですがそれでもまだ3000人近い開きがある。なので「男はつらいよ」ということになったわけです。この数字だと公立に進学することになった生徒は多いでしょう。合計52600人も過去最高だと思います。だから、どうしても私立、という場合はやはり安全校の読みがかなり慎重でないといけない、ということになるのでしょうか。なかなかそこが踏み切れない家庭が多いので、こ...男はつらいよ

  • 新設校の不手際

    今年も数校、新設校の募集がスタートしましたが、入試の際の不手際が取り沙汰されました。内容は、受験生にとって可哀そうだな、と思うものばかりでしたが、しかし、新設校は経験がない。だからこういう不手際が起きることが本当のところは予測されていないでしょう。だからというわけではないが、やはり中高一貫校の場合6学年揃っている学校の方が経験は豊富であるから、その点はあまり心配がない。長い間受験生を送ってきたので、ピカピカの新設校であってもやはり慎重に検討する必要があると思っています。そういう経験が練れて、だんだん良い学校になっていく。今の名門校も、最初から名門校ではなかったので、それまでの積み重ねが教育の厚みになっています。一方新設校は、もともとそれがないので、いろいろなことに挑戦していくしかないわけですから、今回の不...新設校の不手際

  • 中学受験はしなければならないことではない

    中学受験に長く携わってきましたから、中学受験をすることをお勧めはしてきました。ただ、しなければいけないことか?と言われればそれはNOです。また、中学受験は子どもの成長に寄与するように取り組むわけですから、その過程が非教育的であってはいけません。親子バトルが繰り返され、子どもたちが追い詰められたり、まだ小さいのにテストの成績で責められるというようなことは、決して教育的なことではないから、それが続くのであれば、中学受験はやめた方が良いのです。あくまでプロセスも子どもたちの将来に寄与するものでなければいけない。ただ、それは親が矢面に立って子どもたちの行く末を見守ってあげられるから、やった方が良い、とお話しています。過熱期は、どうしてもそういうことが見過ごされる。合格のために何でもして良いのか?と言われれば、当然...中学受験はしなければならないことではない

  • 負担が増えるのは当たり前か?

    どうも首都圏の今年の中学受験者は過去最高を記録したようです。少子化なのになぜ?と思われるかもしれませんが、これはやはり社会の分断化によるところも大きい。雇用が正規、非正規に分かれてしまっているので、何とか正規雇用に、と考える保護者の方が多くなるのは当たり前で、これは以前とまったく違う要因だし、ちょっと根が深い。で、厳しくなったのはそういう理由だが、それで子どもたちの負担が増えるのも当たり前だ、と考えてしまうと、子どもたちの行く末が心配になる。すでに小学校1年や2年から中学受験塾に通わないといけない、と考え始めている方も出てきているので、その弊害も間違いなく出てくるのです。本来小学生は遊びながら社会性を身に付けたり、いろいろ興味を持ったことを遊びとして体験しながら、自分の嗜好が決まってくる部分があるので、こ...負担が増えるのは当たり前か?

  • 習い事1つは6年1学期まで続けてよい

    習い事については、5年生で早々にやめてしまう、という子も増えているようです。塾の日数が増えてしまうと、続けられない。そんな場合ではない、と塾の先生に言われた子もいるかもしれません。ただ、1つぐらいは6年生の夏休み前まではやって良いと思うのです。子どもたちにとってそれはストレスを解放する有効な手段になります。あるスポーツをやっていた子が、いろいろ相談した結果、6年生の最初でそのスポーツをいったんお休みすることにしたのですが、それから本人が元気がない。学校でもちょっと問題を起こしたり、勉強に集中できていない、というので相談があって、本人といろいろ話をしたらやはりそのスポーツがやりたい、ということなので、「じゃあ、その分勉強するときは集中しないといけないが、続けてみようか?」と提案すると、顔がぱっと明るくなりま...習い事1つは6年1学期まで続けてよい

  • 豊かな成長のために合理的に時間を使う

    子どもが小学生である時間は6年間しかありません。その間に身も心も成長していくわけですから、それに必要な経験や運動、人との会話や行動、さまざまなことが必要です。しかし、中学受験をしている子どもたちにその時間は十分ではありません。例えばせっかくサッカーを始めて、大好きになったのに、受験勉強のために中断してしまう子どもたちは多いでしょう。サッカーばかりでなく、音楽も、絵画も、いろいろなことをやる時間は受験生だから、という理由で十分に与えられなくなってきています。だから、合理的に時間を使う必要があるのです。保護者のみなさんから話を伺ってみると、それは本当に必要なことなのだろうか、と思う課題は結構あります。やることをもっと絞り込んで、ある程度学齢が上がり、十分に気持ちが志望校に向かう段階で頑張ってもらえばいいのです...豊かな成長のために合理的に時間を使う

  • 進級に厳しいのはむしろ付属校

    6年生は長い受験生活が終わり、楽しい時間を過ごしていると思うのですが、ここまで中学受験がハードになってくると、中学進学後、燃え尽き症候群みたいな感じになってしまう子が少なくありません。ハードな生活から解き放たれて、友達と遊びに行ったり、ゲーム三昧になるのは多少仕方のない目があるのですが、ここで本当は緩めない方が良い。もちろん受験生のような生活を送る必要はないのですが、しかし、努力を継続できるようにしておかないといけない。私は良く1学期の期末が終わるまでは、気を抜かないで行くように子どもたちに言います。中1の1学期で、大方その学年での位置関係が決まってくる。ここで底辺を支えるグループに回ると、実はそう簡単に脱せない。スタートラインは僅差の勝負であっても1学期間の差が出てくると、それを取り返すのにはやはりまた...進級に厳しいのはむしろ付属校

  • 全落ちの恐怖を煽る塾

    今年の首都圏の中学入試では募集人員を受験総数が上回ることになるだろうと思われています。で、その結果として全落ちの生徒がいる可能性はあります。だから「早く塾に行かないといけない」「もっとハードな勉強をしないといけない」は違う。ちゃんと準備をし、ちゃんと受験校を決めれば、それなりの結果がちゃんと出ます。あまりに早く塾の序列化に加わってしまい、ストレスをためて本人も家族も苦労するようなことになってはいけません。中学受験が加熱化すると、必ずそういう問題が起きる。ただこれはちゃんと冷静に対応していけば、そう無理なことをしなくてもちゃんと入るのです。確かに状況は厳しい部分もありますが、今の塾はかなりオーバースペックになっているところがあるので、もっと学校の問題を良く見てみるべきなのです。我が子に合う学校を選び、その入...全落ちの恐怖を煽る塾

  • 何をガマンするか

    新6年生を迎えて、いつもガマンの話をします。6年生だから、いよいよ受験1年前になるので、それなりに受験勉強に時間をかけないといけなくなる。しかし、もとからみんな1日24時間しかないので、勉強時間を確保する、ということになると、他に費やしていた時間をガマンしないといけなくなる。で、何をガマンするか?自分で決めないといけない、という話です。人から言われてテレビをガマンする、漫画をガマンする、とか、は、結局やらされることになるので、まず守られない。だから自分で決めてもらう。もちろんいろいろガマンして、最終的に全部ガマンしない、という手もあるわけですが(つまり、テレビもゲームも続けるけれど、総体の時間を減らすという意味です。)それも具体的に時間を決めないとガマンしたことにならない。で、当初はなかなかうまくいきませ...何をガマンするか

  • なぜその点数しか取れないのかを分析する

    組み分けの点数がとれない、という相談を受けることが多いのですが、では、なぜその点数なのかを分析できているか、というと案外そうでもない。例えば、150点満点のテストで50点か60点ぐらいしかとれない、というとき、答案を見ていると、答えが書いてないわけではない。しかし、その答えが正解ではないので、いっしょに解きなおしてみます。ここで大事なことは、決して叱ってはいけない、ということ。で、解きなおして、自分で正解にたどり着く場合は、どうして間違えたのか、聞いてみる。1問題を読み違えた2計算間違いをした3公式を覚えていなかったなどなどいくつか理由があるでしょう。しかし、割と見過ごされている問題に「問題の意味を取り違えた」というのが多いのです。なぜそうなのか、と言えば、急いでいるからですが、しかし、問題の意味が捉えら...なぜその点数しか取れないのかを分析する

  • 話題のCHATGPTに今年の中学入試の算数の問題を解かせてみた

    現在話題のCHATGPT。AIにいろいろ質問をしたり、内容を指定して文章を書いて、と言ってみると、いろいろやってくれます。そこで、ここはやはり今年の入試問題を、というので、まだ図形などの認知はできないから、普通の文章題だけ、出してみました。もちろん計算問題とか、一行問題とかはできるのです。問題はちょっと複雑な問題。解いてもらったのは、1から70までの整数のうち,(ア)から(イ)までの連続した整数を除きます。残った整数の和を求めたところ2023になりました。(ア),(イ)にあてはまる整数の組みあわせをすべて求めなさい。ただし,(ア)が1,(イ)が10のときは(1,10)のように答えなさい。CHATGPIの解答は、この問題を解決するために,整数1から70までの総和を計算して,連続する整数の範囲を除いた後の残り...話題のCHATGPTに今年の中学入試の算数の問題を解かせてみた

  • 算数のテキストの問題をすべてやる必要はない

    算数は基本、練習、応用みたいにいくつかのレベルに分かれていて、結構たくさんの問題が入っている場合があるでしょう。特にクラス分けをする塾では、基本から応用まで幅広く入っているテキストが配られる。でも、それを全部やろうと思うと、まずできないのが普通です。ハイクラスでは、練習とか応用を中心にやり、ロークラスでは基本をやって終わってしまう、という場合もあるでしょう。そうなると残された練習、応用をやらないと組み分けに対応できない、と考えがちです。で、確かにその通りではあるものの、それをすべて対応するとたぶん時間が足りません。それに他の科目の勉強もある。だから、ここでやはりしっかり取捨選択しておく必要がある。ロークラスなら、幅を広げず、まずは基本に徹することで、道を開いた方が良いでしょう。ミドルクラスでも、基本、練習...算数のテキストの問題をすべてやる必要はない

  • ゲーム三昧もいいが

    入試が終わって、ゲーム三昧の生活を送っている6年生は多いでしょう。まあ、これまで我慢をしたのだから、それはそれでよい、と思うのですが、やはりここで気を付けないといけないことがある。入学までに遊び癖がついてしまい、勉強の習慣がなくなってしまう子が多いのです。そうすると、せっかく力を蓄えて入った学校の成績が一気に悪くなる。で、本人もいかんなあとは思うものの、なかなか立て直せない。これは遊び癖というものがそういうものだからです。がんばらないとなあ、と思いつつも、つい目の前にゲームがあるとやってしまう、とか。だからこそ、ゲーム三昧は2月までにしてしまうことです。そして、新たな勉強の習慣をスタートさせましょう。というと英語をやるご家庭が多いだろうが、英語は中学受験生にとってあまり面白くない。英語は初学だから、やはり...ゲーム三昧もいいが

  • どこで差がついたのか

    受験人員の総数がまだ判明はしていないものの、模擬試験等の受験人員から考えて、たぶんまた最高値を更新したのではないかな、という気がしています。したがって同じ偏差値の子も増えたが、定員は増えないから入試状況は厳しくなる。合格偏差値がこのくらいだから、でも安心できない、ということではあるのですが、しかし、僅差の勝負ですから、ほんのちょっとしたミスが違いにつながっている。あと1問解ければ合格したのに、という子も少なくないでしょう。だからこそ、基礎力を充実させるべきではあるのです。いろいろな塾の組み分けテストを拝見していると、やはり問題数が多い。多すぎると思うところもあるが、これも模擬試験と同じで、なるべく差をつけて、正規分布に近い状況に持ち込みたい。しかし、子どもたちの心理からすれば、急いで解かないと間に合わない...どこで差がついたのか

  • お父さん、お母さんの研究深度

    最近、保護者のみなさんとお話をしていて、良く研究しておられる、と思うことが多々あります。例えば、過去問のやり方について、自塾でやるタイミングはすでにご存じで、それに先行してすでにしっかりと併願校まで含めたスケジュールを作られている方がいました。また、これまでの月例や組み分けテスト、あるいは模擬試験からできなかった問題を整理して、過去問と照らし合わせ、本人が勉強すべき優先順位を決めている方もいます。それ以外にも受験スケジュールや安全校の選び方などいろいろ研究されていることはお話していて良くわかるので、あとは「そのレベルで大丈夫」とか「まあ、そこまで心配しなくてもいいでしょう」とか、そんなお話をすることが多くなりました。これは本当に良いことだと私は思っています。過熱期はいろいろ弊害が起こりやすい。意味もなく長...お父さん、お母さんの研究深度

  • 同じ偏差値の子が増える

    森上教育研究所のデータを先日ご紹介しました。で、例えば20000人の集団の中の偏差値60と、40000人の集団の中の偏差値60は基本的に数が2倍になります。しかし、学校の定員は増えません。なので、ここが面倒なことになる。つまり、合格可能偏差値を取っていたとしても合格しない、ということは起こりうる。また、僅差の勝負である以上、その1ポイントにどれほどの差があるか、というとそんなことはないわけで、一気に上位に食い込んでいる子も出てくるわけです。だから、ここだから安全という話ではない。リスクは当然あるわけで、そこを見合いながら、いろいろ考えてきたわけですが、しかし、それでもなおかつ状況は厳しいと言えるのです。ただ一方でそこまで力のついた子は、結果に関わらず、かなりの力の持ち主だから、ここからまだ一段と伸びる。実...同じ偏差値の子が増える

  • ベテランを一人つけておく

    今年の受験が大方終わりました。なかなか大変だったと思います。大丈夫だろうと思ったところで合格が出なかったり、苦戦が続いたケースもあったでしょう。12歳の子どもたちが受けるにはなかなか過酷な状況だったと思うのですが、ご家庭からベテランの先生が一人ついていて助かった、というお話をいただきました。子どもたちの学業の指導だけでなく、計画の立て方、学校の組み合わせ方、残念だったときのフォローなど、確かにただ教えるだけではなく、先生がフォローすることでお父さん、お母さんもそれなりにいろいろ準備ができて良かったということでした。今はオンラインがあるので、比較的簡単に個別指導を受けられるようになっています。指導のシステムにもよりますが、過去問の採点をしてもらったり、質問ができたり、ということは、塾に行く、行かないにかかわ...ベテランを一人つけておく

  • 募集定員対受験人員

    森上教育研究所のデータを紐解いてみると、3年前から募集定員に対して受験人員が逼迫していることがわかります。ここ数年、なかなか合格がとれない、という話を聞くようになったのは、マクロ的に募集定員以上の受験者がいることが原因です。だから、合格を取るのはなかなか大変です。塾側は安全校を下げるように指導しますが、これがなかなか浸透しない。やはり中学受験はどうしても子どもに期待する部分が大きいので、髙望みになりがちなのです。で、そのこと自体は家庭の選択なのですが、やはり落ちるという経験は親子とも堪える。この傾向は、まだ当分続きそうな状況なので、2024年以降のみなさんは、この状況は認識しておかれると良いと思います。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フ...募集定員対受験人員

  • 道は開ける

    東京・神奈川4日目です。4日目の受験はなかなかしんどい。本人も、保護者も本当に疲れていると思いますが、しかし、ここで諦めてはいけない。いずれにしてもあと数日で終わるのです。だから、気持ちをもう一度1月31日に戻していきましょう。口角を上げるのです。子どもたちの頑張りにもう一度期待してください。この数日間で子どもたちはまた一回り成長しているので、そこからの底力はなかなかのものですから。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。今日の田中貴.comなるべく早く学校に戻る中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」オンラインは親が授業内容をチェックしやすい慶應進学館平面図形の問題読んでいただいてありがとうございます。にほ...道は開ける

  • 縁をつないだ子

    その子はどうしても、その学校に行きたかったのです。でも、事前の模試ではそこまで達していないということは明らかでした。だからといって本人は絶対に志望校を変えない。いろいろ相談をした結果として、別な学校を1校合格したら、あとはその第一志望に絞る、というスケジュールになったのです。第1回目、残念でした。本人に電話すると、割と明るくて「第2回にかけます!」と言っていました。第2回目、これも残念でした。落ち込んでいるかと思いきや、実にすがすがしい感じ。もう試験を受けることにワクワクしている、というような感じなのです。「明日、もう一度やります。これが最後ですから。」そういって一番難しい3回目を受けていきました。3回目の結果を知らせてくれたのはお母さんです。電話の向こうで言葉が続きません。それで本人が変わったのですが、...縁をつないだ子

  • 出来不出来も縁のうち

    東京・神奈川2日目です。すでに昨日だけで2校受験したみなさんも少なくないでしょう。そして今日も試験。しかし、これもそう長いわけではないので、気持ちをリフレッシュして、がんばっていきましょう。もうこの段階で結果が出ている受験生も少なくないでしょう。今までの成果が合格に結びついた子もいれば、残念ながら力を発揮できなかった子もいるかもしれません。しかし、こう考えてみてください。出来不出来も縁のうちなのです。つまり、縁のある学校というのは、やはり入試でちゃんと力を発揮できている。逆にできなかったというのは、まあ、縁が繋がらなかった、ということだから、これは新たな縁を求めた方が良い、ということなのです。そういう縁のある学校というのは、これまで見ていると、その子の力を将来伸ばしてくれる可能性が高いのです。ただ、当然の...出来不出来も縁のうち

  • 22時過ぎの合格発表

    東京・神奈川の入試がスタートしました。最近の入試はWEBでの合格発表が主流になり、その分当日の夜に合格発表をする学校が増えました。確かに当日の結果を受けて、次の日をどうするか、決められるというのはメリットも大きいのですが、一方で朝は早いのに、夜も遅い、ということもあり得るから、子どもたちが22時すぎの合格発表に付き合うべきか、というのはちょっと考えものかもしれません。とはいえ、自分の結果ですから、自分が知りたい、という子もいるでしょう。翌日の朝に聞いて、またいろいろあるのも大変です。試験結果はまとめて聞く、という手もあるので、まあ、家族で考えて本人に合う方法を選んでください。しかし、お父さん、お母さんも夜が遅くなるので、疲れすぎないように気をつけてください。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラ...22時過ぎの合格発表

  • 普段通りに送り出す

    試験会場に入ったら、あとは本人ががんばるだけ。これまで培った力を使って、できることをていねいにやってくれば良い、のです。本人たちはよくわかっているので、あとは普段通り送り出してあげましょう。前日の夕食も、試験当日の朝食も消化のいいものを心がけてください。あとはぐっすり寝て、英気を養ってもらいましょう。特別な言葉は必要ありません。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。今日の田中貴.comベストゲームを中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」なぜ勉強しないの?慶應進学館新年度学習相談会読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村普段通りに送り出す

  • 冷静な子

    どうも中学受験で、はちまき締めて、エイエイオーみたいな感じになりがちですが、そう気合いを入れなくてもいいのです。ただ、冷静に問題に対処することができればいい。問題を読んでいて、「ああ、これは知らないな」と思ったら飛ばせば良い。ちょっと面倒だな、と思ったら、次の問題に進めば良い。「これはちがうものを複数答えるのね」とちゃんとチェックしていれば良い。総じて、自分のできることをていねいに、確実にやってくればいいのです。そういう冷静な子がやはり合格する。最後の最後まで、集中してしっかり問題と取り組んでくれば、それで良いのです。冷静に対処してきましょう。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.com試験会...冷静な子

  • ここまで来たら

    とにかく無事に試験を受けたもらいたい、と思います。だから、絶対に無理はしない。うがい、手洗い、即実行。消化に悪いものを食べない。しっかり寝る。で、あと勉強をして、頭は動かしつつ、残りの日数を過ごしてください。無事、試験が受けられたら、それは大成功。無理をしないことが一番大事です。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。今日の田中貴.com出願数が減った学校がやさしいというわけではない中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」一緒に勉強して、勉強の楽しさを実感してもらおう慶應進学館慶應義塾湘南藤沢中等部出願数読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村ここまで来たら

  • 最後の通塾日

    ここ数日が最後の通塾日になる子どもたちは少なくないでしょう。振り返ってみればこの学年は4年生になるときからずっとコロナ禍で勉強してきた学年なので、本当に対応するのが大変だったろうと思います。最後の6年生では、大分状況が軽くなってきたものの、それでもまだ油断はできません。ですから、オンラインで参加も仕方がない。むしろ最後の最後までよくがんばった、ということで、試験が終わったらもう一度塾に先生と話しに行くのが良いのではないでしょうか。最後の数日で、熱を出す子は毎年いるので、本当に油断をせず、過ごしてください。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.comあと1年というタイミングで模試デビュー中学受験...最後の通塾日

  • 部屋の中で体を動かす

    寒いし、コロナ禍なので、ずっと家にいる、という受験生も多いでしょう。まあ、それも残り5日となりました。ただ、だいぶ長くなってきているので、少し体を動かす方が良いかもしれません。だからといって外を走るのも何だから、まあ、家の中で少し体操をしてみたり、柔軟運動をしてみたり、ということで、気分転換をはかるのもひとつの方法でしょう。決して無理をしてはいけません。首を動かしたり、肩を回したり、というので良いのです。我々もオンラインでの仕事が多くなったので、ずっとPCの前に座っている、ということが多いので、やはり少し体を動かす工夫をしたいと思います。さあ、体調を整えて、ベストゲームをやりましょう。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。今日の田中貴.com...部屋の中で体を動かす

  • 山の登り方はひとつではない

    例えば私が教えれば誰でも入るのか?と言われるとそうではないのです。もちろん、なるべく子どもたちの力を伸ばしたいとは思うが、しかし、違う道を選択したいという場合もあるから、その場合はなるべく応援しようと思っています。例えば競争が過熱することで、気持ちが苦しくなる子どもたちがいます。しかし、競争に勝つことで楽しさを感じる、という子どもたちもいるのですから、それはやはりそれぞれに合うやり方をしていくのが良いのです。大事なことは、その子の可能性がなるべく伸びていけるようにすること。こうでなければいけない、などと考えず、この子にどういうやり方をすれば良いのかを考えてあげることが一番なのです。クラス分けで沈んでいるのなら、違う道があってもいいし、しかし、「次こそ」と意気込んでいるのなら、それはそれで次の勝負に期待すれ...山の登り方はひとつではない

  • 宿題や課題は多いが、チェックはしない塾

    良く宿題が多い、課題が終わらない、という話を聞きます。特に新6年生はこれから、そういう場面が多くなるでしょう。新6年生になると間違いなく授業日数が増えている。したがって塾で習うことも多いから、必然復習や課題、宿題が多くなる。で、大変だあ、ということになるわけですが、しかし、それをチェックされているかというと、そうでもないところが多いのです。土台クラス全員の宿題チェックをやっていたら、それだけで授業時間が終わってしまう、というところもあるので、だから出しっぱなし、ということになるのですが、これは救いでもある。つまり家庭が優先順位を決められる、ということなのです。実際に家庭学習の時間をスケジュール表に書いてみると、案外短くなってしまいます。これは子どもたちが遊んでいるから、というわけではないのです。結構子ども...宿題や課題は多いが、チェックはしない塾

  • ウチはウチのやり方で頑張ろう

    最近は、中学受験の準備を始める時期が小学校2年の2月という塾も出てきました。競争が厳しい、ということを理由にどんどん低年齢化が進んでいるのですが、しかし、これもきりがない。そのうち幼稚園から、とかそんな話も出てきそうですが、しかし、ここまで来ると親がしっかり考えていないといけないことになります。塾は商売ですから、いろいろ言います。この前聞いた話では転塾をする保護者に対して、「今変わると、今までやったことが何にもならなくなってしまいますよ」と言ったそうです。そんな、ばかな話がありますか。じゃあ、あなた方の仕事は何だったの?とつい言いたくなりますね。だから、線を引かなければいけないのは家庭です。ただここが中学受験のメリットでもある。受験は、子どもにとってマイナスになることがたくさんありますが、それを親が一緒に...ウチはウチのやり方で頑張ろう

  • 最後までマイペースな子

    入試直前になっても、それほどがんばっている、というわけでもない子もいます。まあ、良く言えばマイペースな子、と言えるかもしれませんが、本人の中でもいろいろな心情が動いている。当然、合格したいとは思っていますが、しかし、これまでのことを考えて、うまくいかないケースも想定している。でも、まあ、僕は僕だから、みたいなことで心を落ち着かせているところはあるのです。ここまで来てそのペースを変えることは難しいでしょう。親としては歯がゆいところもあるかもしれないが、それで本人が気持ちの安定を図っているので、あまりバランスは崩さない方が良い。まだ12歳、いろいろできるようになり、まだできないところがあり、での受験ですが、それで勝負してもらいましょう。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6...最後までマイペースな子

  • 力はついてきているので

    多くの子どもたちが相当がんばった受験勉強。だから、子どもたちは大いに力をつけてきているのです。ただ、いつもお話ししている通り、ここでゴールになってしまう感じの子がいます。だから入学した後にいろいろうまくいかず、学校を止めてしまう場合もある。大事なことは、やはり継続して努力を続けられることなので、せっかくここまで来たのだから、その力をまた大いに鍛えてもらいたいと思います。千葉入試を過ぎていよいよ東京・神奈川が迫ってきました。すでに受験日程を終えた子どもたちも多くなってきましたが、まだこれからという子もたくさんいます。最後の最後まで油断することなく準備を続けましょう。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の...力はついてきているので

  • 僅差の勝負を制す道

    過去問や演習の問題をやり直している子どもたちは、良く奇声をあげます。「あ!?・・・」まあ、声にもならない声というのでしょうか。しかし、ミスというのはそういうものです。で、ミスが多くなれば、当然のことながら点数がまとまらない。したがって合格点には到達しません。ミスする理由の大半は実は「急ぎの虫」によるもの。もう少し慎重に考えていれば、間違えずにすんだものを、つい慌てるから間違える。自分の書いた字を見間違える、まあ、いろいろやっちまうわけです。東京・神奈川まであと2週間あまり。合否はていねいに解ききれるか、にかかっています。最後まで油断することなく、しっかり練習しましょう。その練習の成果が本番の結果に繋がっていきます。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスター...僅差の勝負を制す道

  • 残りの期間でやることを絞れ

    今日から千葉の入試が始まり、東京・神奈川の入試まで10日あまり。いろいろと気ぜわしくなると思いますが、ここからはとにかくやることを絞る。志望校に合わせた対策の中でもさらにターゲットを絞った内容を決めて、しっかりやりきることが大事です。あれも、これもやるという時間はありません。気ばっかり焦ってしまって、やることが中途半端になるぐらいなら、しっかり絞り込んでここまでやり込んだ、という自信を持てた方が良いのです。一番大事なのはこの10日間で体調を整えること。その次はやることを絞り込んで、準備完了!といえるようにしていきましょう。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.com受験を通じて強くなった中学受...残りの期間でやることを絞れ

  • 楽しみは食べ物になりがちだが

    試験前、コロナ禍を考慮して家で勉強をしている子どもたちが多いでしょう。そうなると当然、運動不足になる。さらに楽しみが食だけになりやすいので、太りやすくなります。まあ、太るぐらいなら大きな問題ではないのですが、しかし、やはり体調を万全にする、という意味では食べ過ぎには注意したいところ。東京・神奈川の入試まであと2週間。いろいろな準備を進めていかなければなりません。お父さん、お母さんは試験後の動きや手続きについて、もう一度、試験要項を直接見て確認してください。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.com第564回ていねいに早くが上策中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田...楽しみは食べ物になりがちだが

  • 気になっているところを潰そう

    勉強していると、あれどうなっていたんだろう?と思うことがあります。いろいろやっているので、その疑問がふと起きて、しかしいつの間にかなくなってしまわないように、とにかくメモだけでもしておきましょう。そして、そのメモを頼りに、少しでも時間を使って調べてみる。そのことが、実はとても大事な勉強になります。実際の入試で出た、ということもありました。ここまで準備をしてくると、そういう感覚も研ぎ澄まされてくるので、大事にしてください。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.comいろいろな成長中学受験算数オンライン塾1月18日の問題フリーダムオンライン-お知らせ-春期講習のお知らせ慶應進学館2023慶應入試説...気になっているところを潰そう

  • 難しいと感じたら

    入試で問題が難しいときは、基本的に差がつきにくくなります。したがって、みんなができる問題に得点が集中するから、そこを落とすと差がつけられてしまうので、やはりていねいに解く必要がある。どうしよう、と焦る気持ちになりがちですが、「これは、みんなできないな」ぐらいに思って、ではできる問題はどれか?と探していくのが正しい方法。自分が出来る問題を丹念に解いていけば、やがて合格点に達するのです。難しい問題にぶつかって時間を使い込むのではなく、どれが取れるか?を丹念に探してください。それがここを突破する一番の方法です。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.com問題文が長いがガマンして読もう中学受験を2年間...難しいと感じたら

  • 倍率速報は見なくても良い

    この時期、出願受付が進んでいて、学校が途中で出願状況を発表することが多いようです。基本的にあちらこちらの塾から聞かれるので、ホームページにいついつ発表します、としている学校もありますが、まあ、考えればキリがない。しかし、倍率がどうであるかで、出願を変える、というのもまずないので、ここはあまり気にしない。最初、出願が少なかったが、後から増えた、ということもあるし、ダブル出願が増えている可能性もあるので、単純にその数字通りになるかは、わからないのです。だから、家庭が考えたプランで粛々と進行しましょう。まあ、倍率速報は見ない方が良いかもしれませんね。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.comとるべ...倍率速報は見なくても良い

  • 合格点は変わるもの

    学校側も合格点を発表してくれるところが多くなりました。したがって、何となく、このぐらいとれれば大丈夫じゃないか、と思いがちです。しかし、合格点は変わるものだと思っておいてください。もちろん学校側としては、いつもの通りにやっているつもりなのです。それでも変わることはある。だから油断せず、1点でも多く取る、この気持ちはしっかり持って試験に臨みましょう。安心してはいけません。フリーダムオンライン-広報から-フリーダムオンラインの新学年の授業は2月6日月曜日からスタートします。フリーダムオンライン2023入会案内今日の田中貴.com失敗はつきもの中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」偏差値と志望校慶應進学館体育実技の注意点読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村合格点は変わるもの

ブログリーダー」を活用して、gorillatanakaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
gorillatanakaさん
ブログタイトル
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
フォロー
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用