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3D京都 https://3dkyoto.blog.fc2.com/

いにしえの京都を3DCGで再現します。随想、短歌も詠みます。お公家さんの記事も書きます。

京一朗
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2012/02/01

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  • シリーズ公家町 其二十四 鎮魂

    あの、前回の記事で「人気ページランキング」のブログパーツについてお話して、ランキングがなかなか反映されない事を書きましたが、その後、その理由がわかりました。何のことはない、自分自身の勘違い、間違いでした。実はランキングの除外URLに追加した3D京都トップページのURL語尾にワイルドカード”*”を付加していたのです! これではブログの記事は全て跳ねられるはずです。とんでもないミスでした・・・。以後、気を付けま...

  • シリーズ公家町 其二十三 何と飛鳥井家の蹴鞠場は全天候型だった!

    まず本題に入る前にご報告しておきたいことがあります。何かと言いますと、拙ブログの左サイドバーにあります『人気ページランキング』が配給元のサービス停止によって見られなくなり消滅してしまったことです。今までずっと使ってきたこのページランキング、「どんな記事が読まれているのか?」の参考になったし、拙ブログを訪問された方が他にどんな記事があるだろうか?と探すときのおススメにもなったしとても便利な機能でした...

  • 新資料『内匠寮本 拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ⑦-御所西 一条、今出川等九邸。

    甦る幕末公家町、今回は御所西エリアをご案内します。全部で九邸あります。それなりのボリュームなので解説も足早になってしまいますが、いづれかの機会に個々にまた取り上げていきたいと思っています。公家町のエリア図。今回は黄色の御所西地区を取り上げます。御所西の平面図。家名、名称が記載されています。それでは、四方向から俯瞰した御所西の全貌を載せます。北西から俯瞰する御所西エリア。南東から俯瞰する御所西エリア...

  • 新資料『拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ⑥-御所北 伏見宮-桂宮-近衛家等十四邸。

    本章では、御所北エリアの”内匠寮本 拝領地絵図”が残っていないお屋敷(あるいは最初かた無かった)についてご紹介したいと思います。当「新資料『拝領地絵図』で甦る幕末公家町_では基本、拝領地絵図の残っているお屋敷を対象としていますが、それですと公家町全体をカバーすることは出来ず、また”歯抜け”状態になるため、同拝領地絵図の残っていない屋敷についても、拝領地絵図以外の屋敷指図や「華族建家坪数控(明治四年)」_(...

  • シリーズ公家町 其二十二 伏原家別荘は何と薩長同盟締結の地のお隣さんだった!?

    本記事は前記事である「新資料『内匠寮本 拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ⑤ 御所北-二條家等七邸」に記載した内容でしたが、その重要性から別途、単独記事に立てることにしましたのでご承知置きください。まず、公家の伏原家について簡単な事前説明を致します。同家は、広澄流清原氏の嫡流舟橋家の分家筋の公家。公家としての家格は半家、華族としての家格は子爵家。江戸時代の家禄は230石。後水尾天皇の斡旋により、舟橋家の当主...

  • 新資料『内匠寮本 拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ⑤ 御所北-二條家等七邸

    御所北エリアで拝領地絵図が残っている公家屋敷は六家です。「⑤ 御所北-二條家等七邸」ではその六家&冷泉家の再現3Dを紹介します。同エリア自体には宮邸ニ、公家邸十七、里坊と局屋敷が二邸の合わせて21邸ありますが、この記事で扱う七邸以外は次回の「⑥ 御所北-近衛、桂宮等十四家」二條家等七邸」で紹介する予定です。公家町の中の赤色の「御所北」が今回の対象エリアです。再現しました全21邸の平面建物配置図です。各お屋敷に...

  • 果たしてサブバッテリーで12Vクーラーは何時間稼働できるか試してみました。

    前回の7月25日、日中の猛暑(37°)のなかで12Vクーラーを使って果たして車内が何℃まで下がるか試した結果が25.6°と結構な能力を確認できました。それで、じゃぁ、今度は同じく12Vクーラーで、エンジンを切ってサブバッテリーだけで果たして何時間稼働できるか31日に試してみました。31日も日中38°と猛暑が続きました。午後の1時に計測した「キャンパー京」の車内温度は40.5°に達していました。午後1時の車内温度。40.5°ありました。...

  • 新資料『内匠寮本 拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ④ 梨木町-里坊&地下官人邸編

    前回に引き続き梨木町公家町の里坊&地下官人邸の紹介を行います。例によって公家町のエリア図と梨木町エリアの平面図を載せますの各里坊と地下官人邸の位置を頭に入れて読んで見てください。公家町の色分けエリア図。梨木町は紫色です。梨木町エリアの拡大図です。右の拡幅変更後の地割に各邸を割り振っています。そして、3Dの全体像を掴みましょう。今回は北から南を俯瞰したCG画像です。梨木町北東部からの俯瞰。梨木町北西から...

  • 余りにも暑いので車載12Vクーラーを試してみました。

    現在、梨木町公家町の里坊&地下官人邸の資料を取り揃え、さぁ、記事を書こうと思ったら、ここ近日の37°の急激な暑さにバテ気味・・・。ブルーベリーの収穫も急遽、早朝に切り替えましたがそれでも暑い・・・。今年のラビットアイ系(晩生種)の収穫量は去年よりも少ないです・・・。去年の夏に新しい夏剪定の方法を試みたのでしたが、早生種は上手くいきましたがラビット系は逆に減りました。剪定方法も元にそしてシンプルに戻そう...

  • 新資料『内匠寮本 拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ③ 梨木町-公家邸編

    新資料『内匠寮本 拝領地絵図』に基づく幕末公家町の梨木町エリアについて3DCGが完成しましたのでアップします。その③の梨木町-公家邸編では、上記、新資料『拝領地絵図』に載る八家について3D化しました。まずは前記事で載せました梨木町エリアの拡幅後の地割図を見て、各公家屋敷の位置を確認してみてください。同梨木町は西側は梨木通、東側は寺町通に挟まれた南北に長いエリアです。現在、このエリアは京都御苑からは外れ町名...

  • 公家町の梨木町エリアが完成しました(取り敢えず報告)。

    ブルーベリーの摘み取りの合間をみながら作成していました公家町の「梨木町エリア」の3Dが取り敢えず完成しました。ここ梨木町エリアにはざっと三十邸のお公家さんや里坊、地下官人のお屋敷があります。同エリアの公家屋敷については先般からの「新資料 拝領地絵図_宮内庁書陵部蔵」に所在の八家について同拝領地絵図に基づいて3D再現しました。また、里坊についても三門跡の絵図が残されているのでこれも再現しました。公家町の...

  • シリーズ公家町 其二十一 幻の三条実美太政大臣邸

    どうも公家町の三条家の本邸(広小路梨木町上ル)とは別に明治になって維新の元勲・三条実美の太政大臣邸が寺町通の東一帯の何処かに存在したことは朧気ながら前から気にはなっていました。三條実美。その幻ともいえる三条実美の太政大臣邸について、改めて、京都府立京都学・歴彩館所蔵の明治4年の行政文書「華族建家坪数控」の三条家の頁を見開くと”御車道”と”太政大臣”という大きな文字が目に飛び込んできました。「華族建家坪数...

  • シリーズ公家町 其二十 幕末公家町梨木町エリア再考私案

    新資料 「拝領地絵図」に基づいて公家町の見直し、3D化を進めているなかで今回は公家町東端の梨木町エリアを対象に幾邸か作る予定でしたが、いざ、拝領地絵図に描かれた屋敷と公家町ベースの地割図を合わせてみたらその形状、寸法にかなり違いがあることに戸惑い、3D作成も一時ストップしてしまいました。この梨木町エリアは中小の屋敷が入り乱れて、しかも、幕末・明治維新の混乱期に地下官人や局屋敷が吸収されたり無くなったり...

  • シリーズ公家町 其十九 30石蔵米家、アパート経営始めました。

    お公家さんと言えば摂家や江戸時代前から続いている石高の多い旧家、後、土御門家の陰陽道、蹴鞠の飛鳥井家、高倉家の衣紋道など家元的な家職をもった公家は比較的裕福だったと言われていますが、そんな恩恵に預かれない一般公家も多くいました。お公家さんの内職と言えば、よく時代劇でみる貧乏武士が傘張りの内職をしている場面を見受けることがありますが、お公家さんはそんな内職はしません。では、どんな内職をしているかと言...

  • 新資料『拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ② 仙洞南(風早、芝山、園池、梅小路、桜井、池尻)

    今回は仙洞南の風早、芝山、園池、梅小路、桜井、池尻の六家について幕末邸宅を紹介します。まずは公家町及び現在の京都御苑との位置関係から案内しますね。幕末公家町のブロック別地割図(白地の元図はTOPPAN株式会社)。画面下の緑で囲ったブロックが今回対象の仙頭南ですこの区域から六邸を制作しました。ちょうど、仙洞御所の南端を東西に通る院参町通に沿ってタイトルにも添えました六邸が横並びにならんでいます。現在の御苑マ...

  • 新資料『拝領地絵図』で甦る幕末公家町 ① 御所東(高倉、富小路、園、櫛笥、三条家)

    ここ二日雨と嵐が凄かったです。今日はよく晴れました。6月を前にブルーベリーのシーズンがやってきます。また、暑い夏の酷暑下、汗だくの収穫が始まります。自分の農園はソーラーシェアリングといって高さ3mの位置に並ぶパネルで発電し、その下でブルーベリーを育てるという営農手法を取り入れています。土耕ではなくポットを使った養液栽培で育てています。退職後の第二の人生です。これから、ほぼ隔日で収穫していきますので、...

  • お公家さんの別荘を探しに行こう! リストの修正補筆と分布図・略図をアップしました。

    前回、幕末の公家町の近郊、洛外(主に旧愛宕郡)にあったお公家さんの別荘についてリスト化した一覧表を掲載しましたが、それ以降、一部誤りや加筆・補筆等する部分が生じましたので、まずは一覧表を修正し改めて再アップします。もちろん、まだ間違っている部分や拙ブログで取り上げた幕末の新資料・公家拝領地絵図にも載っていない(明治二年当時)未確認の別宅、それと閲覧調査自体していない公家もありますので、幕末時点での公家...

  • 蓼科の旅

    信州の蓼科高原を尋ねるのはもう何十年振りのことでしょう! 蓼科高原に別荘を持つ知人の方を訪問がてらゴールデンウイーク直前の間隙を縫って25日、蓼科を旅しました。中央道の諏訪湖SAから望む諏訪湖。ここ最近はもっぱら東京の宮内庁書陵部通いをしていたのでキャンピングカーでの本格的な車旅は今回が初めて。知人の方には”晴れたら行きます”と我がままなこと言ってましたが、やっと25日は快晴になると天気予報を聞いたので、...

  • お公家さんの別荘を探しに行こう! 取り敢えずリスト化しました。

    前回の『世紀の大発見』記事で幕末のお公家さんの屋敷絵図が大量に見つかった旨書きましたが、同記事の最後に載せましたお公家さんの別荘について、「書陵部紀要 第73号」(令和三年度発行)掌中の彙報_内匠寮本中に記載のあるものについてリストアップして表にまとめてみました。目で見て分かり易いよう所在地マップや別荘地の略図も載せようかと思ったのですが、日にちが伸びてしまうので取り敢えずリストを先行して載せます。こ...

  • 『世紀の大発見!』 何と幕末公家町の屋敷絵図が大量に見つかりました!!

    人それぞれに思わず『大発見!』と叫びたくなるような事が生涯のうちに一度はあると思います。他人から見れば”それが何?”と何の関心も持たれない事でも、自分にとってはとても大切な発見。だから、記事のタイトルも”世紀の大発見!”と大仰に書いてしまいました。その大発見とは、タイトルの通り、幕末公家町の拝領地絵図(屋敷絵図)が大量に見つかったのです!。百数十のお公家さんの屋敷絵図、それに門跡寺院の里坊絵図など、長い...

  • 皇居・乾門通りを散策(春の一般公開)。

    先日、25,26日と宮内庁書陵部へ閲覧のため行ってきました。今年になって同書陵部へ赴くのは六回目、4月上旬にも予約を申請中で、都合、八回通うことになります。こんなにも多く書陵部へ通うのは初めてで、おそらく今後二度とこんな機会はないと思います。それほどまでして行く目的、それは前も書きました幕末・公家町の屋敷絵図が大量に見つかったからです。その数、約百邸ほど、これほどの公家邸が見つかるのは驚きであり、今後...

  • 映画『陰陽師O』が4月19日から劇場公開! 3D京都も制作に協力しました。

    二年前から知っていた映画『陰陽師O』がいよいよ2024年4月19日(金)から劇場公開されます! 原作・夢枕獏、監督・脚本:佐藤嗣麻子、呪術監修:加門七海。安倍晴明生誕1100年記念アニバーサリー作品、配給:ワーナー・ブラザース映画。映画『陰陽師O』のYouTube予告画面、陰陽師Oオフィシャルサイトより転載。平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた夢枕獏のベストセラー小説「陰陽師」シリーズを原作に、晴明が陰陽師...

  • 数研出版(株)刊『改訂版 プレミアムカラー 国語便覧』の紹介です。

    チャート式で知られる大手教科書会社の数研出版㈱さんが国語の百科全書ともいえる『改訂版 プレミアムカラー 国語便覧』を今年二月に改訂し新しく出版されました。同書は520頁オールカラーのプレミアム版で価格はなんと破格の¥990円! 店頭販売もされアマゾン等のネットでも購入できます。また、4月にはデジタル版も新発売されるとのことで、より鮮明なオールカラーの内容を手に入れることができます。数研出版(株)刊 改訂版 プ...

  • 公家町の3Dパーツを追加作成しました。

    公家屋敷の指図を探し求めて、宮内庁書陵部へと通っていますが今月も行く予定です。というか予約済です。で、史料が徐々に集まっていくのはいいのですが、それに見合った公家町の3Dパーツを追加作成する必要が生じてきました。そこで、ここ、しばらくパーツ作りをしていました。今回は出来上がった分をブログで紹介したいと思います。作るにあたっては、省く意匠もありましたが、出来るだけ建物の雰囲気を壊さないよう努めました。...

  • 学校教育で『披講』をぜひ取り入れるべきだと提案します。

    先の記事で、史料収集のため宮内庁書陵部へ赴いたことを書きましたが、実はその折に旧知の方から和歌の『披講』の会の新年の歌会始があるから一度、参加してみませんか? とのお誘いを受け初参加させていただく機会を得ました。そのときに初めて見学した『披講』の素晴らしさにいたく感銘を受け、その思いを記事にしたく書きました。新参者の私が”披講のどこがわかる?”と誹りを受けるかもしれませんが、実際に参加してみて感銘を...

  • キャンピングカーに乗って宮内庁書陵部に行って参りました。

    実は先月、公家屋敷の指図について気になっていることがあって実際に宮内庁書陵部に確認しに行ってきました。そしたら、新たな公家屋敷の指図を複数を見つけ、しかも内容も良かったため「これは何回か書陵部に通わないといけないなぁ」と思い昨日の2月1日、改めて同書陵部へ閲覧しに行ってきました(閲覧予約済)。今回の資料の発見は自分的にはかなりな出来事で、その内容の概要についてブログでも書こうと思っていますが、まずは指...

  • 頑張って公家町作ってます。

    遅ればせながら明けましておめでとうございます。本年最初のブログ記事になります。いつもながら遅筆にてすみません。今、オーダーいただいた3D制作もほぼメドが立ち、現在、頑張って公家町の3Dを作っています。今月中には絶対に完成させる! の、意気込みで作っています。制作途中ですが、公家町の進捗状況を一枚アップ。上空から見た俯瞰CGです。制作中の公家町。地割図はTOPPAN株式会社(旧名:凸版印刷)の文化事業推進本部で制...

  • 貴方は龍の聲を聴いたことはありますか?

    『貴方は龍の聲を聴いたことはありますか?』 突厥にそんなことを伺ってもおそらく”ある”という方は居ないと思います。もちろん、小生も聴いたことはありません。ただ、”ひょっとしてこの鳴き聲は龍かもしれない?”と思わせるような良い響きの聲を偶々聴いたので、そのことについてきょうは書いてみたいと思います。龍は想像上の動物で、その姿は大蛇や大蜥蜴に似ていると言われています。神話・伝説上の生きものとして、また、神...

  • 『Camper 京』号が納車されました!

    キャンパー3D京都号改め『Camper 京』号が納車されました! ”京”と書いて”けい”と呼びます。京の字を少し崩し”Camper”と釣り合うようにしました。もっとも納車は既に一週間前に済んでいたのですが、ブルーベリーの苗木の定植に向けた準備に追われていました。今年の夏も猛暑のせいもあって枯れてしまったブルーベリーも多く50本ほど新しい苗を購入しました。『Camper  京』号 地元の神社でその雄姿?を撮りました。そのブル...

  • ガウディの憂鬱

    ここ数年、まったく短歌ができません・・・、この前も室町期の絵巻物に出てきた青竹の美しさに感動を覚え歌にしようと思ったのですが五七五の後の七七の部首がどうしても思い浮かびません、齢とともに感性が鈍ってきたのでしょうか? お気に入りの小さな湖にも最近は行っていません。一周廻れば短歌の一、二首ができた魔法の湖なのに・・・、暇でいてそうでもないような最近の身辺事情は寂しくもあります。『ガウディの憂鬱』とは...

  • キャンパー3D京都号、これぞ動くビルトインホテル!?

    キャンパー3D京都号の製作もいよいよ景況を迎える段となってきました。取り敢えずダイネット、キャビン周りの形が出来上がってきたので報告がてら、また、これからオーダーメイドでのキャンピングカー購入を検討している方に多少でも参考になればとも思い画像や記事にしてみますね。フロント側から見たダイネットとキャビン。だいぶ形が出来てきました。もう少し拡大しますね、同じくフロント側から見たダイネットとキャビン。ダイ...

  • 反りと龍とモールディング

    今、依頼を受けて明治の近代洋風建築群を3Dにて製作していますが、それに関連して以前から漠然と思っていた和風と洋風建築の違いについて、一つ、”軒周り”から焦点をあてて書いてみたいと思います。とくに資料もなく自分の頭に未整理のまま終っておいたものなので話が飛ぶかもしれませんがご承知おきのほどを。「反りと龍とモールディング」とは何ぞや? ということなんですが。それは、まず反りは日本の社寺建築に代表される屋根...

  • キャンパー3D京都号、順調に製作中!

    キャンパー3D京都号、絶賛製作中! ということで今日も冷凍ブルーベリーを差し入れに持って地元ビルダーさんを訪ねてまいりました。訪れたのは10日振りほど、3Dを製作中でブルーベリー農園の摘み取り後の後処理もあったりして何かと忙しいのです。生まれて初めて腱鞘炎になってしまいました・・・。ブルーベリーなど小さい実でも摘み取り作業をずっと繰り返したりしてると腱鞘炎になる時もあるそうです。治すのは休息が一番ということ...

  • キャンパー「3D京都号」製作スタートしました!

    先日、ずぶ濡れになって素材の撮影・取材旅行から帰ってきました。と言っても日帰りの強行軍でした。ブルーベリーの収穫後の夏剪定もやり残していたので。電車はあまり好きではないのでマイカーで行こうと思いましたが肝心のマイカーがない・・・、買取業者さんに売ってしまったものですから。農作業用の軽トラしかありません。なんで売ったかと言いますと、ジャ〜ん、キャンピングカーを買うことにしたからです。この突然、降って...

  • 17日木曜夜9時、BS朝日「あなたの知らない京都旅」に作品が出ます。

    今月、8月17日木曜夜9時放送のBS朝日『あなたの知らない京都旅 1200年の物語』に3D京都の作品が出ることになりました。今回の放送では「秀吉が創った京都」と題して俳優の水谷豊さんと檀れいさんが”京都の町の大改造プロジェクト”の全貌を探ります(番組レビューより引用)。BS朝日「あなたの知らない京都旅」_番組HPより引用。風情ある京都の街並みは、豊臣秀吉が戦で荒れ果てた京都を復興させるために作り上げたものでした。今回...

  • シリーズ公家町 其十八 江戸時代の寝殿造ってどんな感じ? 後編。

    記事の更新がかなり遅れ申し訳ありません。急遽、中編を差し込み三部作となりました。後編では「寝殿造」の規範ともなった『本槐門新槐門図』の本家本元、九條家の寝殿造、そして特に天明の大火以後、裏松固禅(光世)による平安内裏の考証を基に復古様式で造営された寛政度内裏(1790年)の影響を受け、その後、幕末にかけ復古寝殿造に情熱を注ぎこんだ鷹司家についても寝殿造巡りをしてみたいと思います。江戸期の復古寝殿造に対する...

  • 暑中お見舞い申し上げます。

    拙ブログへご訪問の皆さま方、「暑中お見舞い申し上げます」。天候不順から急に暑くなりました。熱中症などくれぐれもご自愛ください。と書きながら、自分自身もその暑い日中のさなか、ブルーベリー農園にて毎日汗をかいております。ここしばらく記事をアップしていなかったので、暑中お見舞いに事寄せて一筆啓上いたします。私は会社を退職後はブルーベリーの農園を営んでおります。夏季は収穫の真っ最中で一日置きに摘み取りを行...

  • シリーズ公家町 其十七 江戸時代の寝殿造ってどんな感じ? 中編。

    ※ 前編、後編の二回に分けて記事をまとめる予定でしたがかなり難渋しました。結果、ただただ冗長な内容になってしまいました。ですので、今回は中編とし、次回の後編で九條家の寝殿造に触れ締めたいと思います。よろしくお願いいたします。前編で、「寝殿造という名称が使われるようになったのは、江戸時代の国学者・故実家である沢田名垂の著わした『家屋雑考』という書物が初見とされています」云々と寝殿造に関して一般的な通...

  • シリーズ公家町 其十六 江戸時代の寝殿造ってどんな感じ? 前編。

    最近の学校教科書では「寝殿造」についてどう書かれているのでしょうか? 寝殿造は平安時代から中世にかけての上層住宅の建築様式であり、貴族当主の住居兼儀式の場である寝殿を中心に、①左右に90度傾けた東対と西対の御殿があって寝殿とは其々、透渡廊、渡殿で繋がっている。②透渡廊には反り橋があって鑓水が流れている。③寝殿の前には南面して大きな園池がある。④その園池に向けて東西の対から中門廊が園池まで伸びている。⑤中...

  • 御椅子(ごいし)の文化

    日本人にとって椅子とは長い間「床几(しょうぎ)」のことを意味しました。床几とはよく戦国時代の合戦に出てくる武将たちが座っている折り畳みの簡易椅子のことです。武田信玄像_土佐光起筆_山梨県立博物館蔵。床几は何も戦国時代だけのものではなく遠く平安時代から儀式で臣下が並ぶときなどにも使われていました。平安時代以来の即位式の伝統を引き継ぐ正殿中庭の旙と文武百官が座る床几。椅子といえば現代人からすればお尻を置...

  • 京都御苑世界文化遺産化計画私案

    京都には古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)として、現在、17件の寺社と城郭が「世界文化遺産」としてユネスコに登録されています。上賀茂神社や東寺、清水寺、延暦寺、平等院、西芳寺、天龍寺、金閣寺、龍安寺、西本願寺、二条城と、その多くは京都市に点在しています。登録の基準は、国宝建造物があるか、庭園が特別名勝に指定されているか、が判断基準とされ登録された寺社、城郭はいずれも由緒ある有名な観光スポット...

  • BS「放送大学」に3D京都のCGが出ることになりました。

    通信制の大学として知られる「放送大学」のBSチャンネルに拙ブログの3DCG画像が出ることになりました。番組(授業)のタイトルは「古代中世の日本」第8回「院政の時代」。放送日はBS232チャンネル(サブチャンネル)が今月(5月)の26日(金曜)17:15〜18:00、BS231チャンネル(メインチャンネル)が同日深夜(27日未明)3:00〜3:45分となっています。いずれも無料公開で視聴できます(BSのチューナー等必要ですが)。BS23...

  • シリーズ公家町 其十五 秘すれば花 世阿弥のシークレット能は御所に伝わっていた!?

    以前にも京都御所に能舞台があったことは散発的に記事にしたことはありますが、一つの記事にまとめたことはなかったので今回は「秘すれば花 世阿弥のシークレット能は御所に伝わっていた!?」と題して記事にすることにしました。”シークレット能”とは秘密、秘めた、幽玄、などの意味合いを含めた私の勝手な造語紛いな類語ですが、”なぜ御所にシークレット能なのか?” 順を追って紐解いていきます。私も能については実際に観劇し...

  • シリーズ公家町 其十四 近衛家と舟橋家の二百年間切っても切れない関係とは?

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • シリーズ公家町 其十三 日本の近代はこの道から始まった

    これから書こうと思うこの道は、タイトル通りのそんな大それた道ではありませんが、それでも私の心のなかでは日本の近代、明治維新を象徴する一つの道に思われて書いてみたいと思いました。その道は、京都御所の正面・建礼門から真っすぐ南に続く道(赤線)_環境省・御苑マップ。京都御所の正面・建礼門から真っすぐ南に続く道(赤線)、この道が何をもって日本の近代を象徴する道なのか? 私のあくまでの心象の中の道なのでどうか心...

  • シリーズ公家町 其十二 清水谷家のハイブリッド御殿。

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • シリーズ公家町 其十一 お公家さんの台所の煙は高い所が嫌いなのです。

    これは半分ネタだと思って、もう半分は3D京都管理人の鈍感?だと思って読んでみてください。昔から使われている諺に「馬鹿と煙は高いところへ上る」という言葉があります。意味は”お調子者は危険を顧みず目立つ場所に立ちたがること、愚か者はおだてにのりやすいこと”などの例えによく使われます。いつ頃からこの諺が使われるようになったのか定かではありませんが、昔の家の台所など煮炊きはみな薪でしたから煙がもうもうと出まし...

  • シリーズ公家町 其十 陰陽頭、土御門殿に公家町に引っ越して頂くことになりました 竣工編

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • シリーズ公家町 其九 陰陽頭、土御門殿に公家町に引っ越して頂くことになりました 天文台編

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • どうした家康 方広寺大仏殿といえば何も大仏様と鐘だけではありません。

    方広寺大仏殿といえば豊臣秀吉が京都に建てた巨大な大仏様として知られてますね。また秀吉亡き後に子の秀頼が方広寺に奉納した鐘の銘文を巡って家康から「国家安康、君臣豊楽、の2句について、前者は徳川家康の家と康を分断する呪詛、後者は豊臣を君主として楽しむ、という底意がある」などととんでもない言いがかりをつけて遂には大坂の陣で豊臣家を滅ぼしてしまう・・・いわゆる「方広寺鐘銘事件」でも有名なお寺ですね。以来、...

  • シリーズ公家町 其八 京都御所の御殿に上がってみよう! 後編Ⅱ

    シリーズ公家町 「其八 京都御所の御殿に上がってみよう! 後編Ⅱ」が完成しYouTubeにアップしました。1月中にアップする予定でしたが一日逃した!シリーズ公家町 其七 京都御所の御殿に上がってみよう! 後編Ⅱ後編Ⅱでは皇后(中宮)の御常御殿を中心とした後宮をご案内します。まず、東西の対屋を後にして折廻り御廊下を進み御所の最奥にある後宮に入ります。そこで皇后の御常御殿を見学し、次に庭伝いに飛香舎へと歩を進めま...

  • シリーズ公家町 其七 京都御所の御殿に上がってみよう! 後編Ⅰ

    シリーズ公家町 「其七 京都御所の御殿に上がってみよう! 後編Ⅰ」では帝の御常御殿から対屋廊下へと移動し、上皇様、摂家、宮家等の高貴な方が参内するときの玄関、応接間である参内殿と後宮の実務を取り仕切る匂当内侍の詰所兼住居である長橋局、高級女官の長局(住居)である東西の対屋、そして最後に対屋の上空から御所の周りと公家町を見渡す動画をYouTubeにアップしてみました。今回は廊下を進む時間が多くなりましたが、そ...

  • シリーズ公家町 其六 京都御所の御殿に上がってみよう! 中編Ⅱ

    もう本年も後残すは二日ばかり、また間が空いてしまいましたが「シリーズ公家町 其六 京都御所の御殿に上がってみよう! 中編Ⅱ」の動画が出来ましたのでYouTubeにアップしました。どうぞご覧になってください。其六では小御所から学問所を通り帝の日常を過ごされた御常御殿へと至るルートです。この間、約8分、アニメーションで動かしていくと結構長い道のりです。シリーズ公家町 其六 京都御所の御殿に上がってみよう! 中...

  • シリーズ公家町 其五 京都御所の御殿に上がってみよう! 中編Ⅰ

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • 11月30日(水)夜8時放送のBS朝日「京都ぶらり歴史探訪」に3D京都が出ます!

    お知らせです。来週の水曜日の夜8時(2022年11月30日)放送のBS朝日「ぶらり歴史探訪」に拙作のCG画像が出ることになりました。BS朝日「ぶらり歴史探訪」のサイト(直リンクはしていません)。今回の放送内容は、BS朝日さんの予告によれば、京都を代表する名所、三十三間堂は、時代によって様々な魅力で、人々を惹きつけてきました。今回は中村雅俊さんが、時代ごとに意外な歴史をひも解き、ふだん滅多に見ることのできない特別な風景...

  • 公家町に緑が復活しました!

    ※ 春と秋のCG画像を差し替えました(2022年11月23日)。公家町に緑が復活しました! などと実は喜んでいる場合でもないのですが・・・前記事を読まれた方はわかると思いますが、前回、公家町の植生、樹木データが全部消えてしまいました。そもそも、その樹木が生えている公家町のデータファイルそのものが失われたのです。失われた経緯も書きましたのでここでは原因については書きませんが一言言わせていただきますとデータが重す...

  • シリーズ公家町 其四 京都御所の御殿に上がってみよう! 前編

    YouTubeにシリーズ公家町 其四「京都御所の御殿に上がってみよう! 前編」をようやくアップしました。たかが8分されど8分のそれなりの労作です? 冷汗。アップする前に少し愚痴を書かせてください。実は公家町のレンダリングしたデータファイルが読み込めなくなってしまったのです! ただ、今回、アップした動画はファイルが音信不通になる前に作ったものなのでこうしてアップできました(ただし修正箇所は未修正のまま、たとえ...

  • 訂正(露台&御廊下&御輿舎等)

    前の記事で京都御所の若き研究家のS君(20歳の大学生)をご紹介しましたが、そのS君と御所を見学した際に出た話題で露台から内侍所へ通じる御渡廊下の床高について、私がこの渡廊下は「高床だったんですよ」と解説しましたら後で彼からメールが来て「指図を確認したら普通の床で90㎝でした」とのこと。指図を見たら確かにそうです。私の間違いでした。そもそも床高が約2.4mある露台からこれまた高床の内侍所へと通じる御廊下なので...

  • 若者よ大志を貫け

    まずはこの画像を見てみてください。青い空のもと、手前には大きな礎石らしきものが映っています。背景には何処かで見た立派な檜皮葺の屋根が見えます。その屋根はもうわかる方にはわかると思いますが京都御所の帝の御常御殿です。御所を見学された方はご存じかと思いますが見学コースの最後に御常御殿と御学問所の間を抜けると広い空地が広がっています。そこにこの礎石があります。この広漠な空地にはかつて御所でも最大の建物で...

  • 公家町の四季 パノラマビュー版

    只今、タイムトラベラーの3D京都が江戸時代の公家町の調査を終え無事に現代に帰還しました! さっそく忘れないうちに調査結果をCGにてご報告しま〜す・・・なんてことはないですよね 笑。まるで見てきたごとく今回も公家町を紹介しますがまだ動画ではありません。この一週間、合間をみて公家町の植栽、樹木を植えてきました。緑に囲まれた公家町はどんな雰囲気だったのでしょうか? ここは四季織りなす公家町の大パノラマをご覧...

  • 京都御所の3D動画を制作中・・・じゃなくて準備中です・・・。

    もう十月に入りましたけど、まだブルーベリーの実が一部残ってます。流石に小粒ですが知り合いの人に「よかったら摘んでいって」と声を掛けているところです。おかげ様で冷凍ブルーベリーも完売しました。来年は注文の予約サイトで5月下旬からでも通販をスタートさせようかと考えてます。さて、前の記事で京都御所の3D動画を作る旨書きましたがまだできていません。いまだその前準備に勤しんでいるところです・・・。内裏をメイン...

  • ブルーベリー農園の夏が終わりました。

    この夏、直売と試食を兼ねたブルーベリー農園をプレオープンしました。オープンと言っても特に宣伝する訳でなくただビニールハウスに看板を掲げただけです。後は知人、友人、前いた会社関係、親戚とかに声掛けして口コミスタートといった感じです。3D京都主が始めたブルーベリー農園です。農園自体は五年程前からソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)といって太陽光発電のパネルの下でブルーベリーを育てて来ました。ブルーベリ...

  • ご報告

    前記事でNHKのBSプレミアムの番組「英雄たちの選択・日本第一の大天狗(てんぐ)後白河法皇」編に3D京都制作の3DCG画像が掲載され、その際に3DCG制作者としての私・梅村重之のクレジットテロップ名が明記されなかったことに対して、制作会社さんに再放送時に改めて明記していただくよう本日メールしましたが、午後、そのご返事を頂きました。内容は再放送時に私からお願いした件について、番組中のCGが出る箇所で、現状 「提供 ...

  • NHK・BSプレミアム「英雄たちの選択」で3D京都の作品が無事、掲載されました・・・が。

    昨日29日の夜8時から放送されました、NHK・BSプレミアム「英雄たちの選択・日本第一の大天狗(てんぐ)後白河法皇」の番組に3D京都が制作しました3DCG画像及びショート動画が無事に掲載されました。番組の要所要所で画面いっぱいに取り上げられていてNHK及び制作会社様にはとても有難く感謝しております。制作会社さんも今回初めて8K画像を採用するということで、実際にテレビで視聴しましたが迫力ある鮮明さに我ながら驚きました。...

  • 29日夜8時、NHK・BSプレミアム「英雄たちの選択」に3D京都の作品が出ます!

    ご無沙汰しております。個人的に今夏プレオープンしましたブルーベリー園の開設と運営に追われブログ記事の更新を怠ってしまいました。もっと公家シリーズの記事を書きたいのですが動き出したものは止まりません。このひと夏三か月はブルーベリーの毎日が続きます。そうは言っても少しでも慣れてきたら季中に幾本か記事も書きたいと思っています。いつもながら遅筆、気まぐれ更新で申し訳ありません。さて、そんな舌の根も乾かずに...

  • シリーズ公家町 其三 聖なる空間「御築地之内」とは 後編。

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • シリーズ公家町 其二 聖なる空間「御築地之内」とは 前編。

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • 只今、「シリーズ公家町 其二」を執筆中です。

    タイトルにある通り、今、記事を執筆中です。まだ暫くかかりそうなので途中報告をすることにしました。当初、「シリーズ公家町 其二〜其四」は京都御所についてその決定版?となるかもしれない動画を三本あげる予定でした。殿上人になった気分で紫宸殿、清涼殿から渡り廊下を渡って小御所、学問所、御常御殿、参内殿、皇后御常御殿、飛香舎等とウォークスルーしながら内部を紹介する予定でした。今回は付属する建物も追加して安政...

  • 何と「3D京都」が高校の教科書になりました!!

    チャート式といえば数研、数研といえばチャート式。中学生から大人まで一度は勉学でお世話になった人も多いかと。その大手教科書会社の数研出版㈱さんが令和五年度用の新しい教科書の案内を開始しました。数研出版株式会社の令和五年度用国語教科書の案内。そのなかで、何と「3D京都が教科書になりました!!」。肝心なのは”載った”ではなく”なった”です。ここをお忘れなく 笑。最近の教科書のデジタル化、オンライン化に伴いテキ...

  • シリーズ公家町 其一 檜皮葺ヒエラルキー

    150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの...

  • 150年振り、京都御苑に公家町が甦りました!!

    環境省京都御苑管理事務所は、閑院宮邸跡収納展示館及び拾翠邸の改修工事を進めていましたが此度完成。同展示館に新設されたシアタールームにて『京都御苑|VR公家町』が4月よりオープン上映されることになりました。VRとは”バーチャル・リアリティー”の略で対象となるものを仮想空間を通じて疑似体験できるものです。今回は今はない公家町をVRで再現し在りし日の姿を横7m、縦1.5mの大スクリーンで迫力ある映像を体感できます。...

  • 三十三間堂に法住寺殿の復元パネルを見に行って来ました。

    前記事に続き今回は東山区にある三十三間堂を参観してきました。お目当ては堂内に展示してある法住寺殿の想定復元パネルです。しっかり展示してありました!後白河院「法住寺殿」復元想定図。結構大きかったですよ。縦2.5m、横1.8mほど? 上に境内図、下に9枚に渡り法住寺の各カット画像が並んでいます。境内の復元想像図のアップ。監修は川本重雄先生です。そして九連の3DCG画像。各建物、境内について英語併記で説明書きがあ...

  • 思い立ったら吉日、ぶらり「桂離宮」を訪ねてみました。

    先週の平日、私も制作協力していた作品の完成試写会が京都でありまして行ってまいりました。試写会は二日間でした。結局、二日間とも参加したのですが日程が一日ズレる、他にお会いする約束がこれまた急な事情により延期になる等あって京都滞在の四日間中、二日ほど日程が空いたので久し振り京都観光をしました。コロナで暫く遠ざかったいましたし何か懐かしい気分です。訪ねましたのは桂離宮、京都御苑、三十三間堂、上賀茂神社(...

  • 『破風考』 後編。

    前編では、「神社仏閣の破風板に飾られた破風拝飾、破風尻飾、そして装飾としての千鳥破風がいつ頃から住宅建築にも現れるようになったのか?」、その時期を知ることにより日本の建築の装飾性の発展の変遷を捉えることができるのでは、と一つの考察をしてみましたが後編では、その考察を基に中世から近世にかけ色々と描かれた絵巻物、洛中洛外図屛風等のなかから絵画的な側面から追ってみたいと思います。まず、前編でも取り上げた...

  • 『破風考』 前編。

    これを欲と言ってよいのかわかりませんが、3Dで今はない昔の建築を作っているうちに、より本物に近いものを作ってみたい、と思うようになってきてます。3Dのクォリティー自体も大事ですがそれ以上に存在した頃の建築の実態に迫ってみたい、という欲求です。100%創作のものより少しでも根拠のあるものの方が返って夢がある感じです。で、その流れで今「当時はどんな形をしていたのだろう?」と気になっていることが幾つかあります...

  • 三十三間堂で法住寺殿の復元パネルが展示されています 蓮華王院編。

    蓮華王院編では本堂である三十三間堂とその周りの堂塔・僧房、また、法住寺殿の他の御所や付属建物についてCG画像で紹介します。まず、全体の配置図を再載します。法住寺殿の全体位置図。ここで蓮華王院等確認してくだい。法住寺殿の中の蓮華王院の位置関係を示すため幾つかの俯瞰図から見ていきましょう。楼門と奥に南殿と左に蓮華王院の五重塔が見えます。少し角度を変え三十三間堂も見えるようにします。法住寺殿には離宮に入る...

  • 三十三間堂で法住寺殿の復元パネルが展示されています 最勝光院編。

    南殿に続き今回は最勝光院を取り上げます。平安時代の最後を飾る華麗なる建築です。と、その前に南殿編で書き忘れたことについて書いてみます。ただ寝殿造の現物は残っていないのでかなり混乱した筆致になると思いますがどうかご容赦を。寝殿造といっても藤原道長に代表される摂関時代と今回の院政時代ではその様相も変わってきます。以下は川本重雄博士の著作「寝殿造の空間と儀式」を読み取りながら書いてみたものです。というか...

  • 三十三間堂で法住寺殿の復元パネルが展示されています 南殿編。

    前回の記事「お知らせ」からもう四か月も過ぎてしまいましたが、その間、プロジェクトの一員として参加し作ってきた自分担当の3Dモデル群も完成し終わり、やっと余裕がでてきたので遅ればせながら新しい記事を立てることにしました。ちなみに上記プロジェクトもコロナの影響で納期も延長され完成の披露会も2月の後半、3月に伸びるかも・・・です。日程が決まったら連絡頂けることになっているので首を長~くしながら待っています。...

  • 近況報告

    こんにちは、今日は終日雨が降っていますね。雨に制限されるおかげで暫し書斎の机に頬杖をついています。ここしばらくまたブログの更新を止めてしまいました。ネタが無くなったから、という訳でもなく実は静かに水面下で色々とやっております。最近はコロナの影響もあって、ブログ記事やYouTubeの動画が更新されていないと「感染で入院?」とか後遺症で療養中とか、思わぬ憶測が飛び交い慌てて動画をアップする有名ユーチューバー...

  • 建築史にみる3D的考察 破風板に飾(錺)金具が付くようになったのはいつ頃からだろう?

    鷲尾家のお屋敷ですけど、取り敢えず何とか間取り図を指図からトレースしましたが、まだよくわからない所があるので、暫し間を置き、別途記事を立てました。急な差控えですみません。今回の”建築にみる3D的考察”は屋根の破風にある「破風板」について書いてみようと思います。「破風」の簡単な解説ですが、破風(はふ)は、日本建築の切妻造または入母屋造の屋根の妻部分 (側面の三角形の壁面)のことを指し、ここには二重虹梁 (こ...

  • 禄高百八十石のお公家さんの屋敷ってどんな感じ? - 鷲尾家の場合 実は小金持ち? 編

    前々から読者の方から禄高の低いお公家さんの屋敷を載せてほしい・・・とのご希望があって、私自身も「確かに五摂家は食傷気味、たまには小禄のお屋敷も載せないと」と、かねがね思っていました。読者の方の「そのマニア的願望も重々わかります」、私もその一人ですからね。ということで今回は手元にある公家屋敷の指図(平面・間取り図)の中から鷲尾家を選びました。鷲尾家は百八十石です。公家の最も小禄は三十石倉米ですが、禄高...

  • fc2のブログがブロックされて閲覧できない状態→復旧しました!。

    ※ 復旧しました!拙ブログだけでなく他のfc2ブログも閲覧できない状態です。当パソコンのセキュリティはカスペルスキーです。他のセキュリティソフトではブロックされてないかもしれません。ネット上で調べたらfc2の公式サイトもブロックされ、fc2ユーザーはみんな困っているようです。原因はfc2のサーバー自体がHTTPSの”証明書”の有効期限が切れている為、サイトの信頼性が下がり、それがブロックの理由のようです。なの...

  • えっ、清涼殿は神仏混淆だった!?

    また、奇をてらったような記事タイトルにしてしまいました。内容は殆どそんなことはなく、例の如く、今回は清涼殿内部の3D画像をラインナップします。多少なりとも目の保養になるといいです。※ なお、本記事の一部、とくに室礼、調度・家具、障子絵等の解説については、「宮廷物質文化史(猪熊兼樹著)」中央公論美術出版社刊、「宮内庁協力 皇室の至宝 御物」(毎日新聞社刊を参考に引用させて頂いております。清涼殿は、四方拝、...

  • 公家屋敷からみた幕末の経済事情

    大層なタイトル名になってしまいましたが幕末及び明治維新にかけての公家屋敷を通してみた京界隈の経済事情について書いてみたいと思います。あくまで公家屋敷という狭い世界から伺ってみたものなのでお公家さんの懐事情とほぼ近いレベルですが、そこはそれ、その時々の住宅事情から世相の一端も見えてくるものです。何から書こうかな・・・上手く纏められるか心配ですが、まずは分かりやすく写真から入っていきましょう。冷泉家住...

  • 源氏物語の舞台・六条院をリニュアールしました(建物・庭園編)。

    前記事に引き続き今回は六条院春の町の「建物・庭園編」をお送りします。スクリーンショットした3DCGを想い向くまま載せます。画像がスライドショーすれば見やすいのですがブログ上なのでそれもできません。アルバム風に画像をアップすればできるのか? FC2にそのような機能があるのかな? 詳しい方みえたら教えてください。(後述:調べたら方法がありました。ただ、それ用のアプリをダウンロードし、ファイルのコピーや移動、ス...

  • 源氏物語の舞台・六条院をリニュアールしました(家具・調度編)。

    前回に書きましたように「源氏物語の舞台・六条院をリニュアールしました(家具・調度編)」をご紹介します。今回、寝殿造用に作った家具・調度は30点ほど(京都御所の清涼殿にも転用)。家具の知識などない私でも制作できたのは図面があったからです。監修・五島邦治、京都の風俗博物館が編集発行した書籍「源氏物語 六条院の生活」の巻末に何とたくさんの図面が添付されていたのです。京都の風俗博物館が編集発行した書籍「源氏物語...

  • 建築史にみる3D的考察 - 痛ったぁ! また、躓いたよ。もう書院造に引っ越そう。

    ここのところ、自分の身辺も少し落ち着いてきたので久し振りに記事を更新します。いつもながら気まぐれですみません。最近、京都御所の清涼殿の内部と家具・調度を作っていたのですが完成しました。そのとき作りながら3D的観点から自分なりに気づいたこと、思ったことを書いてみたいと思います。ですので清涼殿の内部及び家具・調度のまとまった紹介の3DCG画像はまた次回にアップしようと考えています。そうは言っても今回の記事に...

  • 「別冊太陽」に3D京都の作品が掲載されました。

    タイトルの通り、今月下旬始めに平凡社より発行された「別冊太陽 有職故実の世界」監修:八條忠基、に拙ブログ制作の作品が掲載されました。「別冊太陽 有職故実の世界」監修:八條忠基掲載されましたのは以前にもNHKプレミアムにて取り上げて頂いた平清盛の六波羅泉殿寝殿のアイソメ図・等角投影図です。監修は川本重雄博士です。「別冊太陽」に掲載された平清盛の六波羅泉殿寝殿のアイソメ図(監修:川本重雄)有職故実とは、衣...

  • 御所の諸太夫ノ間を作りました。

    京都御所の清涼殿の西廂には萩壺という庭がありますが、その庭を取り巻く諸太夫間と渡廊・御車寄がないので(3D上の御所)空漠として寂しいので新たに作ることにしました。諸太夫間は現在、御所を参観したとき最初に眼にする御殿です。諸太夫間の位置は、赤く囲ったところが諸太夫間です。(安政度京都御所平面図)今回、同諸太夫間等を作ったことにより清涼殿西廂の萩壺を建物で囲むことができ、同西廂の雰囲気がより雅に出ることが出...

  • 平安時代最後の輝き・後白河法皇の法住寺殿が完成しました

    こんにちは、ご無沙汰しております。昨年来より京都のお寺さんの3D復元想定図を制作してきましたが漸くして完成し納品しました。ですので今回はその報告偏として記事に上げます。制作しましたのは三十三間堂(妙法院門跡所轄)様より受注頂いた後白河法皇の院御所であり寺院群でもあった「法住寺殿」の3Dによる復元想定図です。妙法院門跡様と直ではなく間に京都市の㈱便利堂様が入りそこから仕事を受けました。私のような学者でもな...

  • ラウラさんから本が届きました!

    お盆ですね、うちは神道なので妻から「早く榊を取ってきて」とせっつかれてます。でも、それよりもお礼の記事を書こうと思って今アップしました。そうです、ラウラさんから新刊書が届きました! 先日、記事で紹介した、イタリア・ミラノの大学で日本語を教えてみえるラウラ・サバットリィ(Laura Sabattoli)さんが日本の文化・美術について英語で書かれた本です。題名は「My Japan: A Collection of Short Stories on Japanese C...

  • 京都御所の御殿へ上がってみようシリーズ Vol.4 続々Twinmotionでレンダリングしてみた。

    Vol.3に続きVol.4をアップロードします。同じくTwinmotionでレンダリングしたもので今回は後宮、そして今は失われて存在しない大台所や禁裏附武家玄関、東西の対屋廻りを取り上げました。今までスケッチアップで作って掲載した3DCGと多くのショット画像が被りますが、より自然の採光に近いリアルレンダリングで表現したものをアップするのも一味違ったものになるのでは、と思っています。従って、重複している各個の解説文は省いて...

  • お知らせ 明後日の9日(日曜)、夜9時放送のKBS京都の番組「京都浪漫 悠久の物語」に3D京都が出ます。

    お知らせです。明後日の9日夜9時から放送されますKBS京都のテレビ番組「京都浪漫 悠久の物語」に3D京都が出ることになりました。出ますのは拙ブログに掲載しています京都の方広寺大仏殿の3DCGです。何枚かでると思います。あの豊臣秀吉が建てた巨大な建物です。今回の番組タイトルは「幻の京都大仏~悲運を招いた秀吉の巨大事業~」。内容を引用しますと、かつて「奈良の大仏」を凌ぐ大仏が京都にあった。知っている人も少...

  • 京都御所の御殿へ上がってみようシリーズ Vol.3 Twinmotionでレンダリングしてみた。

    こんにちは、「京都御所の御殿へ上がってみよう」シリーズのTwinmotion版、Vol.3の更新をやっと行いました。レンダリングした3DCGをVol.2のと比較してみたら「質が落ちている?」と思わず比較してしまいましたが、やっぱり間を開けると折角、覚えたこともみんな忘れてしまうなぁ・・・と悄気ている自分です。と、そんなこと書いたら「質落ちを見せる?」とツッコミがきそうですが、自分なりに多少、悪戦苦闘したので目をつぶって見...

  • 日本文化・美術を研究されているラウラ・サバットリィ(イタリア)さんが新刊書を出版されました。

    更新が滞り申し訳ありません。さて、今回は、イタリア・ミラノの大学で日本語を教えてみえるラウラ・サバットリィ(Laura Sabattoli)さんが日本の文化・美術について英語で書かれた本を出版されたので紹介させて頂きます。本の題名は「My Japan: A Collection of Short Stories on Japanese Culture: With Readings in Japanese and Writing Exercises - From Elementary to Intermediate Level (English dition)」。日本語訳は、...

  • なぜ、前方後円墳でなければならなかったのか? 仁徳天皇陵をめぐる3D的考察 後編

    さて後編では具体的に前方後円墳について考察(かなりな言い回し)してみたいと思います。まず、世界の陵墓と比べてみて唯一日本にしかない特異な形をしています(一部、朝鮮半島の南部に見られますが、そこは日本の影響下)。その特異性を物語る文系的指摘が「前方後円墳はどちらが正面かわからない」ということです。これは今だにハッキリしていません。古墳の一番重要な部分は大王の埋葬された円墳です。普通、そこが墳墓の中心・前...

  • なぜ、前方後円墳でなければならなかったのか? 仁徳天皇陵をめぐる3D的考察 前編

    前方後円墳には周濠がよく似合っていると思う。前方後円墳は水濠があることを前提とした姿形をしている。だから美しい。古代、設計した人は水濠を防御性、あるいは灌漑機能だけでなく古墳を神域として荘重に美しく見せるためには周濠が不可欠と認識していたに違いない、と、3Dで仁徳天皇陵を創りながら想像を巡らしました。大阪平野の仁徳天皇陵(大仙陵古墳)を始めとした45基からなる百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録された...

  • ショートコラム 家康殿ありがとう

    つい先日の12~13日にかけて拙ブログのアクセス数が二日連続で650を数えました。普段は日当り200~400の間、たまに500越え、というのが通常のパターンなのですが、連続600は初めて。「えっ?何があったの」と鳩に豆鉄砲をくらった気分になりました。何が原因か?記事の人気ランキングを見るといきなり「飛雲閣は聚楽第の何処に存在したのだろう? 後編」がトップに出ています。そこで、察しのいい?小生は「ははぁん、そういうこ...

  • 新刊書「ビジュアル 日本の住まいの歴史 ① 古代」の紹介です。

    もう明後日には五月です。照葉樹林の若葉が眩しい季節、その様は私には「緑の紅葉」と思えてなりません。さて、本日はご本の紹介をさせて頂きます。㈱ゆまに書房さんが刊行しました「ビジュアル 日本の住まいの歴史 ① 古代」です。著者は家具道具室内史学会、監修が小泉和子氏、執筆者は同小泉氏と川本重雄氏、木下真理氏の御三方です。何故、本書を紹介しましたかと言いますと何の事はない、私自身の描いたイラストが掲載されて...

  • お知らせ 京都のお寺さんの復元想定図(3DCG)を制作することになりました。

    皆さんご承知の通り新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府より「緊急事態宣言」が発令されました。不要不急の外出は避け、会社や店舗も在宅勤務や一部休業になるなど、社会に様々な影響が出てきています。安倍総理は「人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる」と言われています。大阪の四天王寺も閉鎖しますが、何と聖徳太子...

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