2018年5月
いざ実験。藁スサは勿論ながら、二回漉しなのに小石がかなり取れた。よしイケる、ときょうこに引き継ぐ。 結果、極力藁スサを取り除いた小石量は、元の泥土の目測体積にして15%ぐらいになっただろうか。これらを鏝で取り除くとかゾッとするわ。小石問題は一先ず落着。 さて、次に抱く懸念。リグニン流出問題だ。 藁から得たリグニンは、土壁の強度を上げる物と理解している。ただただ堅い物は割れやすいが、木質だけあって塩梅良い緩さの硬化剤ではなかろうか、とも想像している。また、リグニンは水溶性じゃないかな、とやはり想像している。インターネットで検索してみても確証は得られないが、今までの過程からきっとそうだと。 中塗土…
そうは言っても選択肢が無い。鏝捌きが未熟なのはどうしようもない。諦めもつく。だが、やれる事をせずに出来なかったでは済まん。「やらない」と「出来ない」は意味が違うのだ!! で、二回目土漉しの実施決定。そこで篩を考える。同じ篩を使う程馬鹿じゃない。 篩の目は一分と思われる。凡そ3㎜だ。塗厚もその程度。ならば然程問題じゃない、と遥か昔には思っていた。実際は3㎜塗りに3㎜の小石があるとアウト。そもそも網目からは3㎜以上の小石が通過してくるのだな。 要因としては、網の縦線と横線の交差部は可動するからじゃないか。水や手で小石を押す事により、網目は厳密に一分寸ではない状態になると思うんだな。それを踏まえて緩…
2018年5月
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