chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
梨野礫
フォロー
住所
葵区
出身
未設定
ブログ村参加

2012/01/05

arrow_drop_down
  • 「若葉劇団」・《「久しぶり」の公演、座長・若葉愛の「味」》

    2012年2月10日(金)晴午後1時30分から、大宮湯健康センター湯の郷で大衆演劇観劇。「若葉劇団」(座長・若葉愛)。劇場案内には「大衆演劇公演二十年、今月は二十一年目記念公演!」と銘打っている。その中で、座長・若葉愛は「久しぶりの公演です。笑って泣いて感動の舞台をごらん頂きます。見て下さい。楽しんで下さい」という一言を記しているが、おっしゃるとおり、私が彼の舞台姿を観るのは、何十年ぶりであろうか。初見は、昭和46年、千住寿劇場で、座長・若葉しげるが(おそらく)32歳、その息子・若葉愛(当時は若葉みのる)が(おそらく)15歳頃である。爾来、幾星霜、総帥・若葉しげるは今年(おそらく)72歳、若葉愛は55歳という計算になる。私にとっては、文字通り「久しぶり」以外の何ものでもない。芝居の外題は昼の部「上州わらべ唄」、...「若葉劇団」・《「久しぶり」の公演、座長・若葉愛の「味」》

  • 「新川劇団」・《芝居「裸の大将放浪記・」母の味はおいしくて・・・」》

    2012年2月6日(月)曇のち雨午後5時から、浅草木馬館で大衆演劇観劇。「新川劇団」(座長・新川博也)。芝居の外題は「裸の大将放浪記・母の味はおいしいので・・・」。幕が上がると、そこは駅前の大衆食堂。その女主人(峰そのえ)と息子二人に、山下画伯(リーダー・新川博之)が「絡む」物語である。息子のうち弟(新川貴之)は母思いの真面目な性格で、近々、社長さんの娘と祝言を挙げる段取りになった。一方、兄(座長・新川博也)は、十数年前、プイと家を出たきり行き方知れず、どうせまともな生活はしていないだろう・・・、と母・女主人は案じている。案の定、一見すればすぐにヤクザとわかる風情の兄が、舎弟(新川笑也)を連れてやって来た。そこは駅前近くの川の土手、よく見ると、ランニングシャツに半ズボン、いがぐり頭の、「けったいな奴」が横たわっ...「新川劇団」・《芝居「裸の大将放浪記・」母の味はおいしくて・・・」》

  • 浪曲師・天津ひずるの「名調子」・《婦系図》

    2012年2月4日(土)晴午後0時30分から、浅草木馬亭で浪曲を聴く。出演者は、東家一太郎(「矢作の鎌腹」)、玉川奈々福(「放蕩一代」)、澤順子(「蝶々夫人」)、浜乃一舟(「男の花道」)天津ひずる(「婦系図」)という面々であったが、なかでも天津ひずるの「名調子」は見事であった。御存知、湯島境内の場から1年後の話。病魔に冒されたお蔦の病状は悪化の一途、面倒を見る惣助夫婦の計らいと説得で、「真砂町の先生」も改心、早瀬主税を静岡から呼び寄せたが、時すでに遅し、お蔦の臨終には間に合わなかった、という愁嘆場である。口演の天津ひずるは、その状景・叙情を「淡々と」、しかも迫真の「技」で描出する。浪曲の真髄は、一声、二節、三セリフと思われるが、声は清らかに澄みわたり、細やかな節回しも絶妙、セリフは、聞いただけで、その個性的な人...浪曲師・天津ひずるの「名調子」・《婦系図》

  • 暴排条例と「改正」暴対法案、作家・評論家の反対声明に思う

    2012年1月25日(水)晴東京新聞朝刊(24面)に〈暴排条例と「改正」暴対法案「身分に罰、過剰な正義」作家や評論家が反対声明〉という見出しの記事が載っている。来月にも閣議決定される暴力団対策法「改正」法案、全国で施行されている暴力団排除条例に、作家や評論家が反対、廃止を求める共同声明を発表した、という内容である。〈声明は条例が「自由の死を意味する」と批判。法規制で「表現の自由が脅かされている」と懸念している(田原牧)〉由。声明の記者会見に出席したをお歴々のコメントは以下の通りであった。①辻井喬氏(詩人)「かつて個人情報保護法に対し、言論や表現の自由が侵されると反対した。それが姿を変え、再び現れたと思う」「私も暴力には反対だが、解決には社会全体を健康にすることが先決。それを抜きに法が社会を従わせるという発想は敗...暴排条例と「改正」暴対法案、作家・評論家の反対声明に思う

  • 「長崎市長射殺 無期確定」(最高裁小法廷)の《矛盾》

    2012年1月19日(木)晴東京新聞朝刊(27面)に、《長崎市長射殺無期確定へ最高裁「量刑、不当といえず」》という見出しの記事が載っている。要するに、長崎市で2007年、選挙運動中の現役・市長を、元暴力団幹部が「個人的な恨み」で射殺、「一審死刑、二審は無期」という判決であったが、最高裁小法廷は、裁判官5人が全員一致で、二審判決を「支持」した、という内容である。記事では、〈同小法廷は「行政を対象にした暴力の極みともいうべき犯行で、動機は極めて反社会的。被害者は、被爆地の市長として核兵器廃絶などを訴えていたのに突然、命を奪われた。結果は重大だ」などと批判した〉とある。だとすれば、何故に、二審の量刑(無期懲役)が「不当といえず」という結論になるのだろうか。二審・福岡高裁の判決は「殺害の主な動機は経済的な利益や選挙妨害...「長崎市長射殺無期確定」(最高裁小法廷)の《矛盾》

  • 「劇団花吹雪」・《芝居「一本刀土俵入り」、客演・三河家諒の名舞台》

    2012年1月14日(土)晴午後5時から、浅草木馬館で大衆演劇観劇。「劇団花吹雪」(座長・桜春之丞、三代目桜京之介)。芝居の外題は、御存知「一本刀土俵入り」。今日の舞台は第一部・ミニショーを省略、いきなり芝居・前編の幕を開け、途中休憩を挟んで後編、第二部が歌と踊りのグランドショーという構成であった。客演の三河家諒を迎え、より充実した舞台に挑もうとする劇団の意気込みが感じられ、たいそう頼もしい趣向であった。芝居の主なる配役は、駒形茂兵衛に三代目桜京之介、安孫子屋の酌婦お蔦に三河家諒、舟戸の弥八に桜愛之介、お蔦の情夫・辰三郎に桜春之丞、波一里儀十に桜京誉、利根川の漁師(?)に寿美英二、船大工に春日隆といった面々で、まず申し分ない。前編の幕が上がると、そこは取手宿・安孫子屋の店先、大声を上げて暴れ回る弥八を取り巻いて...「劇団花吹雪」・《芝居「一本刀土俵入り」、客演・三河家諒の名舞台》

  • 「劇団花吹雪」・《芝居「へちまの花」は、客演・三河家諒》

    2012年1月13日(金)晴午後5時から、浅草木馬館で大衆演劇観劇。「劇団花吹雪」(座長・桜春之丞、三代目桜京之介)。芝居の外題は(御存知)「へちまの花」。今日は、斯界屈指の名女優・三河家諒が特別出演ということで、はたしてどのような舞台模様になるか、楽しみに来場した次第である。配役は、へちまの花のお米に三河家諒、その兄に座長・桜春之丞、村の庄屋に桜京誉、息子の若旦那に三代目桜京之介、番頭に寿美英二、出入りの植木職人に桜愛之介と桜梁太郎という面々で、まず妥当・申し分のないところであろう。筋書きは省くが、さて、その出来映えや如何に・・・。結論から言えば、「今一歩」、三河家諒の実力(貫禄)に若手の面々が「ついていけない」というのが、(私の)率直な感想である。彼女と五分に渡り合えるのは寿美英二、桜京誉まで、座長・桜春之...「劇団花吹雪」・《芝居「へちまの花」は、客演・三河家諒》

  • 平田容疑者、出頭の「魂胆」

    2012年1月12日(木)晴れそもそも「平田容疑者」とは何者か?インターンネット情報(ウィキベディア百科事典)では、以下のように記されている。平田信(ひらたまこと、1965年3月24日-)は、オウム真理教の信徒。オウム真理教事件実行犯の一人として、警察庁にオウム真理教特別手配被疑者に指定され、長期間逃亡していた。オウム真理教におけるホーリーネームは、「ポーシャ」だった。《来歴[編集]生い立ち》北海道札幌市出身。札幌の高校と大学を卒業。1987年(昭和62年)3月に大学を卒業し、東京都内のアパレルメーカーに就職したがすぐに退社。同年8月にオウム真理教徒として出家する。《オウム真理教での活動》平田は教団において身長183cmの体躯を買われ、同教団の教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)の身辺警護や「白い愛の戦士」な...平田容疑者、出頭の「魂胆」

  • 「宝海劇団」・《夜の舞踊ショーは、観客三人の「夢舞台」》

    2012年1月10日(火)晴午後0時30分から、佐倉湯ぱらだいすで大衆演劇観劇。「宝海劇団」(座長・宝海竜也)七草、成人の日も終わって、平日の舞台、その時にこそ劇団の「真価」が問われるのだ、と私は思う。案の定、昼の部でも観客は15人ほど、加えて、今日の舞台では役者も欠けていた。若座長・宝海紫虎、時代の寵児・宝海大空、ベテラン女優・宝海真紀、負傷中の城津果沙がいない。それでも、大衆演劇は「幕を開ける」のである。芝居の外題は、小さすぎて聞こえない。筋書きは、御存知「忠治山形屋」と瓜二つ。娘・お花(海原歌奈?)を加納屋親分(座長・宝海竜也)に身売りさせた百姓の老父(山下和夫)、三十両を懐に帰路に就いたが、地獄峠の山道で山賊(実は加納屋子分・久太郎)・宝海太陽・他に金を奪い取られた。老父、絶望して身投げをしようとしてい...「宝海劇団」・《夜の舞踊ショーは、観客三人の「夢舞台」》

  • 「宝海劇団」・《芝居「吉五郎懺悔」の名舞台・宝海大空の魅力》

    2012年1月7日(土)晴午後0時30分から、佐倉湯ぱらだいすで大衆演劇観劇。「宝海劇団」(座長・宝海竜也)。芝居の外題は「吉五郎懺悔」。配役は、木鼠吉五郎に座長・宝海竜也、茶店の老婆(実は吉五郎の母)に宝海真紀、老婆の息子・新吉に宝海大空、十手持ち親分に若座長・早乙女紫虎。本来なら、吉五郎に早乙女紫虎、十手持ち親分に座長・宝海竜也というあたりが順当・妥当だと思われるが・・・、そうか、今日の舞台、人物も筋書きも余計なものは省けるだけ省き、吉五郎と母の出会い、義弟・新吉との「絡み」に焦点を絞り、座長みずからが吉五郎の演じ方を、若座長に伝授する魂胆か・・・。お尋ね者の盗賊・木鼠吉五郎は生みの親を訪ねる道中、立ち寄った茶店の老婆がお目当ての人、その人に息子がおり、十手持ちの役人だとやら、それでは「親子名乗り」もできな...「宝海劇団」・《芝居「吉五郎懺悔」の名舞台・宝海大空の魅力》

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、梨野礫さんをフォローしませんか?

ハンドル名
梨野礫さん
ブログタイトル
冥界旅日記・《2012》
フォロー
冥界旅日記・《2012》

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用