おはようございます、京やの勝也です。 私は琳派が好きです。着物の模様に多大な影響を与え続けています。 江戸初期の俵屋宗達や本阿弥光悦、その100年後の尾形光琳…
東京都小平市の悉皆・呉服専門店「染と呉服京や」の三代目、猪上勝也のブログでございま す。
着物の歴史や文様の話。 呉服製作の技法の話。 呉服屋の日常、仕事の話。 着物、帯、襦袢、コート、羽織などの 着物コーディネートのコツをはじめ 着物の選び方や揃え方の話。 しみ抜きや洗張りなどのお手入れの話。
おはようございます、京やの勝也です。 西陣の織屋さんとお話をしていてなるほど!ということがありました。 西陣といえばもちろん帯やお召しなどの織物の産地です。 …
おはようございます、京やの勝也です。 季節外れですが菊の話です。 同業の若い方と友禅の模様の話をしていたときのこと。「菊の花は不祝儀の花だから縁起が悪いイメー…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日に続いてお誂えの飾り友禅「吉祥雛」でございます。 妹様の図案はやはりご両親のアイデアで京や初の「立雛」です。色合いや…
おはようございます、京やの勝也です。 来週の金曜日、2月4日は立春です。雛飾りを出すのに良い日とされていますのでそろそろご準備をされてはいかがでしょうか。 桃…
おはようございます、京やの勝也です。 京やでも3月の卒業式のご準備で大学生や小学生の袴の試着などをさせて頂いております。先日も大学生や小学生のお嬢様の試着を拝…
おはようございます、京やの勝也です。 最近特に思うのが地味な着物が少なくなったということです。 もちろん若い人向けのモノトーン調や粋筋のものはありますが地味な…
おはようございます、京やの勝也です。 京やの茶道教室の初稽古が無事に終わりました。感染予防で自服だけのお茶ですが皆様お正月を意識した着こなしで華やいだ雰囲気で…
おはようございます、京やの勝也です。 「着物を活かすお手伝い」で京やがさせて頂いていることは、同じようでいて毎回違います。 それは活かす着物や帯に同じものがな…
おはようございます、京やの勝也です。 江戸刺繍を生業としている猪上雅也の手による江戸刺繍袋帯のご紹介です。 生地は西陣織の「引き箔」を使い図案は江戸時代の絵画…
おはようございます、京やの勝也です。 日本の伝統技術のひとつである「刺繍」というものは本当に素晴らしいと思います。 古くは仏教の装飾品として日本に伝わり日本独…
おはようございます、京やの勝也です。 小紋や紬、染め帯などで何の花か、何の植物かわからない模様があります。 日本古来の花?西洋の花? 花と葉っぱが合っていなか…
おはようございます、京やの勝也です。 「鶸色」ご存知でしょうか。 「鶸色」は「ひわいろ」と読みましてマヒワという鳥の体色が手本とされます。 色は、「黄緑色が強…
おはようございます、京やの勝也です。 初詣、年賀状、松飾りおせち料理に鏡餅七草粥など日本のお正月行事は沢山あります。 普段とは違う「お正月らしいこと」は実はし…
おはようございます、京やの勝也です。 着物と長襦袢、帯と合わせて最後にコーディネートするのが帯締めと帯揚げですね。 畳の上に着物を広げ帯をのせてみて更に帯締め…
おはようございます、京やの勝也です。 「梅は花の兄 菊は花の弟(おとと)」という言葉があります。 一年の初めに梅が咲き百花の後に菊が咲くので生まれた順番通りで…
おはようございます、京やの勝也です。 今年の成人の日が終わりましたので来年に向けて京やでおすすめしている白生地からご自分の好きな色で染める色無地の振袖について…
おはようございます、京やの勝也です。 お履き物のお手入れについてです。 晴れ着姿で雨にあたられた方、または濡れたところを歩かれた方は履物を先ずはしっかりと干し…
おはようございます、京やの勝也です。 着物も防寒のポイントのひとつは首まわりでしょう。 ただし毛皮や絹のショールをキチッと使うと後ろ衿の外側に沿わせるので首は…
おはようございます、京やの勝也です。 大切なお着物のために乾燥している今の季節に「寒干し」をしましょう! 虫もいなくて汗もかかないので作業がしやすいというもの…
おはようございます、京やの勝也です。 先日の成人の日は京やのお客様は予定通り実施されました。 さて、お手入れについてです。お召になられた方はハンガーに掛けて干…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の小平は寒さもほどほどで穏やかな成人の日となりました。 早朝から頑張った新成人のみなさまおめでとうございます。また、…
おはようございます、京やの勝也です。 オミクロン株が拡大傾向にある中での成人の日となりました。小平市では今年は二部制にしての開催です。 本日は京やでも6名様の…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は「雪の文様」の話です。 吹雪模様、雪輪文様などもありますが「雪持ち文様」について。 花や葉の上に雪が積もった状態の…
おはようございます、京やの勝也です。 何度も書いていることですが「所作」のことです。 嫁さんとの会話でお茶の稽古の時に先生から「あなたは腕が長くて届いてしまう…
おはようございます、京やの勝也です。 昨年は感染症の流行で中止になった成人式も多かったですが今年は二部制にするなど工夫をして開催する予定のようです。 さて、成…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の続き。今日は第二の由来です。 それは「良家の娘である証明」としての袖です。 布地そのものが大変貴重だった江戸時代。…
おはようございます、京やの勝也です。 未婚女性の正装として定着している振袖について復習しておきたいと思います。 恋愛話で「振った」「振られた」と言いますが、何…
おはようございます、京やの勝也です。 「歳寒三友」の松竹梅に続いて「椿」です。 椿も常緑樹ですが「松竹梅」とは一線を画します。「椿」は日本で作られた「国字」で…
おはようございます、京やの勝也です。 歳寒三友の「梅」です。 老木でも新しい枝をつける生命力を持ち寒い時期に花を咲かせ春を呼びます。不老長寿の意味になります。…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の続き、歳寒三友から「竹」です。 竹は常緑で成長が早く真っ直ぐに上に伸びます。やはり強い生命力と長寿をあらわします。…
この新しい年がよい年となりますように。おはようございます、京やの勝也です。お正月ということで、おめでたい文様から。先ずは「松」。中国から寒さに耐える生命力のあ…
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おはようございます、京やの勝也です。 私は琳派が好きです。着物の模様に多大な影響を与え続けています。 江戸初期の俵屋宗達や本阿弥光悦、その100年後の尾形光琳…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の収納方法はお住まいや箪笥などの条件により違ってきますが皆様それぞれに工夫されていることと思います。 さて大切な着物…
おはようございます、京やの勝也です。 染めと刺繍との「格」の比較がなされることがあります。この比較は模様を表現する技法としましてはあまり意味がないように思いま…
おはようございます、京やの勝也です。 金糸や銀糸、金箔や銀箔を使った帯や小物は小紋以上の格の着物には使いやすいものです。 しかしながら紬や大島、ウールなどには…
おはようございます、京やの勝也です。昨日の肌着の話のついでに小衿について。これからは着物や浴衣を着るときに汗が気になる季節になります。肌に一番近いのが「肌着」…
おはようございます、京やの勝也です。 うちの嫁さんが「どうして肌着は半端に短いの!」とブツブツ申しておりました。どうやらトイレの後などにウエストのあたりで端が…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日に続いて帯の話です。 織物の産地としてあまりにも有名な京都西陣。 新しい織物を織っているだけと思われがちですが当然の…
おはようございます、京やの勝也です。 西陣の方との話の中で箔の変色の話が出ました。 ご存知の方も多いと思いますが金箔や銀箔が使われている帯の場合みかん等の柑橘…
おはようございます、京やの勝也です。 今年は初夏の暑さがなく過ごしやすい日が多く感じますがこれから気温が上がり身体がついていくのが大変な季節に入ります。ここで…
おはようございます、京やの勝也です。 「日本文化」と言ったとき実は奈良、京都、江戸など限定的な地域の文化だったりします。政治・経済の中心が文化の中心になるのは…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は帯芯について。 帯芯は塩瀬やちりめん地の帯では芯の硬さで形を作りますのでなくてはならないものです。 最近の帯は袋帯…
おはようございます、京やの勝也です。 図録や資料に載っている江戸時代の小袖の夏物を見ているだけで涼しさを感じます。 植物模様としては「秋草」が中心です。夏を過…
おはようございます、京やの勝也です。 西陣織の「西陣」は応仁の乱の西軍の将、山名宗全の陣が由来となっています。 将軍、足利義政の後継問題や近畿の守護大名の家督…
おはようございます、京やの勝也です。 呉服屋ですので着物や襦袢、帯、コート等キレイに畳むことも仕事のうちです。 お納めのとき寸法確認を兼ねて広げてお召し頂くこ…
おはようございます、京やの勝也です。 雨の日の着物姿に欠かせないのが「雨コート」ですね。最近ではシースルーなどの薄くて軽い生地もあり携帯にも便利で好評です。さ…
おはようございます、京やの勝也です。 たまにお得意様から「雨コートが縮んでしまった!」とのご連絡を頂き、伺うことがあります。寸法を測ってみると縮んではいません…
おはようございます、京やの勝也です。 「もう若くないから赤い色は…」と、敬遠される方がいらっしゃいます。 年齢的にふさわしくないとのお考えのようですが少しもっ…
おはようございます、京やの勝也です。浴衣の話です。浴衣の時には肌着と裾除けは必要ないと思っている方がいらっしゃいます。「温泉のときには肌着は着ませんでしょう?…
おはようございます、京やの勝也です。 これからの季節生地で「涼」を感じるための工夫のひとつに「シボ」があります。肌に当たる部分を「面」ではなく「点」にすること…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は裁ち合わせの話です。 小紋着尺の柄付けの中に「飛び柄小紋」があります。無地場に小さめの柄がポーンポーンと間隔をあけ…
おはようございます、京やの勝也です。 染めと刺繍との「格」の比較がなされることがあります。この比較は模様を表現する技法としましてはあまり意味がないように思いま…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の収納方法はお住まいや箪笥などの条件により違ってきますが皆様それぞれに工夫されていることと思います。 さて大切な着物…
おはようございます、京やの勝也です。昨日の肌着の話のついでに小衿について。これからは着物や浴衣を着るときに汗が気になる季節になります。肌に一番近いのが「肌着」…
おはようございます、京やの勝也です。 うちの嫁さんが「どうして肌着は半端に短いの!」とブツブツ申しておりました。どうやらトイレの後などにウエストのあたりで端が…
おはようございます、京やの勝也です。 金糸や銀糸、金箔や銀箔を使った帯や小物は小紋以上の格の着物には使いやすいものです。 しかしながら紬や大島、ウールなどには…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日に続いて帯の話です。 織物の産地としてあまりにも有名な京都西陣。 新しい織物を織っているだけと思われがちですが当然の…
おはようございます、京やの勝也です。 西陣の方との話の中で箔の変色の話が出ました。 ご存知の方も多いと思いますが金箔や銀箔が使われている帯の場合みかん等の柑橘…
おはようございます、京やの勝也です。 「日本文化」と言ったとき実は奈良、京都、江戸など限定的な地域の文化だったりします。政治・経済の中心が文化の中心になるのは…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は帯芯について。 帯芯は塩瀬やちりめん地の帯では芯の硬さで形を作りますのでなくてはならないものです。 最近の帯は袋帯…
おはようございます、京やの勝也です。 図録や資料に載っている江戸時代の小袖の夏物を見ているだけで涼しさを感じます。 植物模様としては「秋草」が中心です。夏を過…
おはようございます、京やの勝也です。 東京も気温が上がり始めこれからの強い陽射しの季節には「日傘」が快適ですね。 着物のときに日傘(パラソル)を使い始めたのは…
おはようございます、京やの勝也です。 呉服屋ですので着物や襦袢、帯、コート等キレイに畳むことも仕事のうちです。 お納めのとき寸法確認を兼ねて広げてお召し頂くこ…
おはようございます、京やの勝也です。 西陣織の「西陣」は応仁の乱の西軍の将、山名宗全の陣が由来となっています。 将軍、足利義政の後継問題や近畿の守護大名の家督…
おはようございます、京やの勝也です。 今年は初夏の暑さがなく過ごしやすい日が多く感じますがこれから気温が上がり身体がついていくのが大変な季節に入ります。ここで…
おはようございます、京やの勝也です。 小平は梅雨を迎えています。雨の日の着物姿に欠かせないのが「雨コート」ですね。最近ではシースルーなどの薄くて軽い生地もあり…
おはようございます、京やの勝也です。 小平も梅雨入りしております。 さて、たまにお得意様から「雨コートが縮んでしまった!」とのご連絡を頂き、伺うことがあります…
おはようございます、京やの勝也です。 「もう若くないから赤い色は…」と、敬遠される方がいらっしゃいます。 年齢的にふさわしくないとのお考えのようですが少しもっ…
おはようございます、京やの勝也です。浴衣の話です。浴衣の時には肌着と裾除けは必要ないと思っている方がいらっしゃいます。「温泉のときには肌着は着ませんでしょう?…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は裁ち合わせの話です。 小紋着尺の柄付けの中に「飛び柄小紋」があります。無地場に小さめの柄がポーンポーンと間隔をあけ…
おはようございます、京やの勝也です。 これからの季節生地で「涼」を感じるための工夫のひとつに「シボ」があります。肌に当たる部分を「面」ではなく「点」にすること…