第103回 崇徳院 (その7)真夏とはいえ肌寒い山の中を、崇徳院は、 汗を流しながら歩き続けた。だがその汗は すぐ冷えて着衣は冷たく濡れ、崇徳院は身震いした…
第102回 崇徳院 (その6)使いがしょんぼりと戻って来たのを見て、忠実が乗り物をよこしてくれるのではないかという一行の期待は、跡形もなく消えた。頼長の矢傷…
第101回 崇徳院 (その5)後白河帝方が、勝どきを上げるのと崇徳院方が、あわてふためいて逃げ出すのとは同時だった。平家弘、光弘親子は、白河殿へと駆け込み、早…
第100回 崇徳院(その4)翌10日、頼長が宇治から戻った。洛東白河に兵が集まっているのを得子の側も、とうに掴んでいた。後白河帝は、兵を即座に集めた。源為義…
「ブログリーダー」を活用して、ロマンの森さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。