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  • お知らせ

    ご無沙汰しております、ロマンの森です。実は、私、ひどく体調を崩してしまいました。かなり大きな病気なので、支えてくれる家族ともども、東洋医学も含めた傾向と対策を…

  • 崇徳院 (その7)

    第103回 崇徳院 (その7)真夏とはいえ肌寒い山の中を、崇徳院は、 汗を流しながら歩き続けた。だがその汗は すぐ冷えて着衣は冷たく濡れ、崇徳院は身震いした…

  • 崇徳院 (その6)

    第102回 崇徳院 (その6)使いがしょんぼりと戻って来たのを見て、忠実が乗り物をよこしてくれるのではないかという一行の期待は、跡形もなく消えた。頼長の矢傷…

  • 崇徳院 (その5)

    第101回 崇徳院 (その5)後白河帝方が、勝どきを上げるのと崇徳院方が、あわてふためいて逃げ出すのとは同時だった。平家弘、光弘親子は、白河殿へと駆け込み、早…

  • 崇徳院 (その4)

    第100回 崇徳院(その4)翌10日、頼長が宇治から戻った。洛東白河に兵が集まっているのを得子の側も、とうに掴んでいた。後白河帝は、兵を即座に集めた。源為義…

  • 鬼の刀鍛冶

    第96回 鬼の刀鍛冶奥能登(石川県)、門前地方であったそうだ。昔、荒波が打ち寄せる鄙びた海辺の町に、刀鍛冶の爺さまが、婆さまと娘と三人で暮らしていた。爺さま…

  • 双名島ができたわけ(その2)

    第95回 双名島ができたわけ(その2)鬼は、あたりの岩から、とてつもなく大きな岩を二つ選ぶとそれに抱きついてゆさゆさと揺すぶった。岩は初めは、大地に根を張った…

  • 双名島ができたわけ(その1)

    第94回 双名島が出来たわけ(その1) 昔、土佐の山深く、親子の鬼が住んでいた。父親の鬼は、子鬼をとても可愛がっていていつも一緒に遊んでいた。…

  • 鬼の子、小綱(その2)

    第93回 鬼の子、小綱(その2)小綱が言った。「おれは、千里走る車と、五百里走る車がどこにあるかを知っている。どれがいいか。五百里の車は、どんなに大きな川でも…

  • 鬼の子、小綱 (その1)

    第92回 鬼の子、小綱 (その1)冬支度が迫っていた。村娘が一人、山で薪を集めていた。もうこんなに取った、そろそろ帰ろう娘は、そう思って顔を上げた。山の秋は美…

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