積極的平和主義と日本の安全

阿部外交の危うさ今回の人質殺害事件が、『積極的平和主義』を進めるという阿部外交の一端が引き起こした事によるものであることに違いはない。国会での野党の質疑で、阿部首相は人質殺害が自分の発言が原因であることを否定。しかし事件直前、1月17日のカイロ『日エジプト会合』による阿部さんの演説内容が、直接イスラム国を名指しし、非難した事がトリガーになっていることは、ネットを見れば誰でも確認出来る。そこでは、誇らしげに2億ドルの支援も表明している。湯川さんがシリアで行方不明になったのが昨年の8月中旬。後藤さんが拘束されたのは昨年10月末。そして今年1月、阿部さんの17日エジプト演説直後に事件が発生、20日に動画が公開され全世界に知られる。人質は、機会があったらこれを何かの交渉に使おうと計画していたはずだ。仮に阿部さんの子供又...積極的平和主義と日本の安全