冬木々のかげ 磯石万里 おひさまは手稲の峰にやどりゐて雪野に長き冬木のかげ 幼児なら「ごめんね」「いいよ」で仲直り国と国では始末が悪い 防衛費倍にす…
モノクロ中心のスナップです。 フィルムとデジタルの両刀使いで、しばらく撮る予定です。
農村、漁村、都会、街等のスナップ中心で被写体を限定しません。 トライXをD76で現像しています。 以前はアサヒやフォトコン、日本カメラ等の雑誌月例にも出していましたが、ブログを主体に見てもらおうと思ってます。 ブログはつれづれに書いた雑文も載せています。 ヒマな時にでも覗いていただければ幸いです。 どうかヨロシクお願いします。
野良犬の目つきしながら街角でファインダーのぞく夏の昼下がり ひとりの夢は万人の夢 パソコンのキーより飛び交う娑婆の安穏
メール開け受信のありて返信す 指と脳だけ動く快晴日 珈琲をドリップし辺り香らせる街の片隅で蟻せはしなく
助かったのは奇跡と思ひ続ける人のゐて戦後七十八年 人生のさまざまなるをスマホにて繋げるか 日々はきはどき過ぎて
ドキュメント72時間で放映してた「アフガン食堂」。その中で登場したのがピラフやビリヤニに似たこの炊き込みご飯。 材料は想像し、バスマティ米に牛肉、人参、レ…
父知らぬアンチエイジングとふ言葉を思ひ浮かべつつ土手を散歩する 雑念とドライイーストで膨れたパンを焼くなり 残生かぞふ
北海道マラソン開催日でもあり、以前走ったコースを思い浮かべながら参加。30~35K地点が苦しかったように思います。 短歌結社に入ってまる5年。歌作り、多分…
青空に白蝶二頭たはむれて螺旋しながら太陽に吸はる 湯を注ぎこんもり膨らむ珈琲の消えゆく泡沫 ピアニッシモな朝
苦瓜はウリ科なので胡瓜と同じような花をつける。株に勢いがついてくると、次から次に果実が成りだす。 胡瓜よりジューシーで意外に食べ応えがある。連日暑いので、…
せはしなき吾と片隅でうろうろとしてる吾のゐて脳ゆらしてる 敵、味方かと決めたがる人の性なれど自然はあせらずにあり
それにしても、朝日がきれい!
近頃の政所とかく天動説に似たり まことを民に伝へよ テロあらば派兵するとふ法の下 花散るごとく命さしだす
遠く見つめこぼれた記憶探すよにタコの口する君の暑い夏 喜びも愛も憎しみもすべて生む六十兆の細胞 くたびれた
西日照るJRホームにいきなり笑ふ婦人の手にスマホあり 恋、仕事、友人といふ人生の三点セットもやがて風化せり
たうきびを食べる客あと追ひかけるハトの首ふり どこに重心 暑き日は木陰に入る小鳥たち涼しくなるをひたすらに待つ
灰色の網戸に止まる蜻蛉の向かうに大空ひろがり 知る人の訃報載りたる朝刊を閉じ朝餉を前に手を合わす
店頭に並ぶ魚はアメリカにロシア、ペルー産 ひとつの海の イタドリのふさぐ土手道にちりちりと夏日の射してあへぐ白花
とろろ汁卵落としてすすりたり気分リセット新たな今日が ただ今の震度1との知らせ うなづいている棚の赤べこ
昨日収穫したトマト、知人にお裾分けし残りはジュースに。昼は簡単にジャガバター、おやつは胡瓜。 わが家の野菜自給率は99%。というより、作っている野菜をメイ…
新築のねじり鉢巻き口に釘 大工にあこがれ見とれた児の頃 絡み合う葡萄のつるをほどくごと悩ましく夏夜のイマジネーション
午前中、インプラントの関係で歯医者へ。午後は書の7課題を仕上げてトマト収穫。 10キロ近い量は今年初めてかも。ズッキーニはこんなに要らないと怒られた。 今…
あの頃にゐた人々の口癖やしぐさなどもはやモノトーンとなる 思ひ出はあの抽斗(ひきだし)とか畳部屋の襖の向かう 何かときめき
スーパーにひとり佇む年寄りのゐてはぐれたのかパック卵持ち 蟻の群れ熱き歩道に蝶の羽引いてゆくなり 雨のふるらし
太陽背に走るヨットの海原にアラン・ドロンの影つきまとふ 砕け散る波のちからにサーファーの頭見えかくれ やがて夏終はり
今日は天気で良く乾くのでジャガイモ掘り。男爵、キタアカリ、メークィンの3品種、トータルで50Kほどありそうだ。 ジャガイモの花後はトマトに似た実をつける。…
炊き立てのご飯に卵割りおとし一気にかきこむ 今もご馳走 生きたくて食ひたくて日々せはしなくことりと寝たり 古希過ぎてなほ
赤と思ったら、黄色だった。そそっかしいので苗購入した時に間違えたかも。 でも、そこそこ甘いからいいか。暑のにパンを焼く、好きなアンパンや豆パン、それにバタ…
アルバムにランダムな時間貼りつけて過去が肩撫で風がとほり過ぐ ふじ蔓が右巻きならば台風は左へまはる妙なる自然
半月前、カラスに3個食われましたが何とか工夫して10個ほど守り抜きました。今日、初スイカを収穫しました。 ついでに、トマトの下葉を取り除き風通しを良くしま…
柔らかい野草口にする古代人のごとレタスをむしゃむしゃ食みし セロリ食む小さき児の目きらきらと恐竜も好きとかりかりさせる
赤いバラ咲く空き家の庭 ボディガードは数羽の雀と時折の風 支柱に沿ふニガウリの茎気弱そうにしてつる先したたか
信号を待つ間にも屈伸や足踏みして膝鍛へたり 真夜中にチャンネル回せば既に亡き役者ばかりの大立ちまはり
地下鉄でスマホを開く若者たち つかの間にバリアたがひに築く 歌詞忘れハミングして誤魔化すもそんな日々過去にもあつたかも
今日は短歌誌の発送日。宛名や送付のシールを封筒約300枚に貼りつけ、全国の会員に送ります。 たまに小生も批評を書いています。今日の札幌は雨が降ったり止んだ…
大陸からPM2.5や黄砂きてかすむ空、きつと生きものの灰も 晴天のなんてことなき朝なれど回数減りぬ卵かけご飯
昨日はイスラム系のマッサマンカレーとビリヤニ。一週間前はグリーンカレーでした。暑い日はカレーです。
墨の香を鼻腔の奥に送り込み筆走らせる雨降りの午後 急峻な山あひに野は狭きなり災害絶たぬ日本の地形
学校から帰りし時にミシン踏む音が聞こえた昭和の玄関 モノクロの古き映画のノスタルジー今どき妙にまどろつこしく
すくり立つぶつきらぼうのガマの穂はおそらく空が恋しくありぬ 人つねに楽天的でコロナ禍に生と死の境あるを思はず
だったら、現行の保険証のままで良いのでは・・・。あらためてカネと人手をかけてまでやることではない。 それとも、ナンバー法成立させたから面子と沽券にかかわる…
夢に見し銀河鉄道ひとり旅 握りしめるや片道切符 生まれるもの逝くものありてこの地球命の循環 いつまで戦禍
薄暗き家の片すみにドクダミの十字花咲きて人の気配なし 夜が更け舌でころがすブドウ皮 するり脱がせて淋しき儀式
辻々に日傘の妻らが立ちをりて天気に物価、亭主のことなど 草取りを終え昼飯はカップ麺 流した塩を回収するなり
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冬木々のかげ 磯石万里 おひさまは手稲の峰にやどりゐて雪野に長き冬木のかげ 幼児なら「ごめんね」「いいよ」で仲直り国と国では始末が悪い 防衛費倍にす…
米と麦豊作なりと聞きをれば安心したる団塊のわれ 自転車に採りたてのセロリを積み込んで香り散らしてペダル漕ぐなり※ 一首めは先週、2首目は今日の読売新聞道内…
千葉に住む次男から、今度は段ボールいっぱいキウイフルーツが送られてきた。収穫を手伝っているそうで、商品にならないのが250キロもあるそう。 送られてきたの…
この世界「5G」で回れども昭和のゆったり感抜けずにあり 脈とればリズム乱れる日のありて加齢で出会ふ未知が増えゆく
世の中を「たかが」と「されど」で振り分けし永らへる命 今生ゆゑに 人らしさは限界超えたと言ひやらむホーキング氏 食はせものの世に
擬態語を動員し喋る赤ん坊の大き丸目「ぐわ、ぐにゅ、ぐぐぐ」 指先をスマホに走らせ乗客の時間止めたまま列車は夕べに
はるか昔の独身時代。おやつが無かったので、ジャガイモを薄切りにしてポテチを食べたものだ。 その後もちょくちょく作っているものの、久しぶりに今日は3時のおや…
病院や温泉そしてコンビニもシニアでにぎはう老人の国 口を開け言はれるままに歯を見せて後期高齢は幼きこころ
戦争や災害、疫病のとれかにあたる不幸あり或いはどれをも 空爆が教へてくれる戦争の二度としてならぬと誓った言葉
蕾つけきらめくごとく花を盛るシャコバサボテンの天衣無縫 ずつと先といつも思ひし晩年が至近距離となる いつの間にやら
父の亡き齢超ゆれども面影は変はらず今も齢上なりき 寒空に耐へてカシワのかさこそと散るは今かと枯葉のおもひ
星の夜を歳の数だけくぐり抜けど今に気がつく生き切らぬこと お湯注ぎふんわり膨れる珈琲をながめて想ふ あの時のずれ
マグロ、海老、ウニにサーモン 目と味蕾で海の絢爛(けんらん)味はふなり 温かき鮭茶漬け孫と食む夕に皮が旨いと分け合ふ笑顔
米と麦豊作なりと聞きをれば安心したる団塊のわれ 自転車に採りたてのセロリを積み込んで香り散らしてペダル漕ぐなり※ 一首めは先週、2首目は今日の読売新聞道内…
千葉に住む次男から、今度は段ボールいっぱいキウイフルーツが送られてきた。収穫を手伝っているそうで、商品にならないのが250キロもあるそう。 送られてきたの…
この世界「5G」で回れども昭和のゆったり感抜けずにあり 脈とればリズム乱れる日のありて加齢で出会ふ未知が増えゆく
世の中を「たかが」と「されど」で振り分けし永らへる命 今生ゆゑに 人らしさは限界超えたと言ひやらむホーキング氏 食はせものの世に
擬態語を動員し喋る赤ん坊の大き丸目「ぐわ、ぐにゅ、ぐぐぐ」 指先をスマホに走らせ乗客の時間止めたまま列車は夕べに
はるか昔の独身時代。おやつが無かったので、ジャガイモを薄切りにしてポテチを食べたものだ。 その後もちょくちょく作っているものの、久しぶりに今日は3時のおや…
病院や温泉そしてコンビニもシニアでにぎはう老人の国 口を開け言はれるままに歯を見せて後期高齢は幼きこころ
戦争や災害、疫病のとれかにあたる不幸あり或いはどれをも 空爆が教へてくれる戦争の二度としてならぬと誓った言葉
蕾つけきらめくごとく花を盛るシャコバサボテンの天衣無縫 ずつと先といつも思ひし晩年が至近距離となる いつの間にやら
父の亡き齢超ゆれども面影は変はらず今も齢上なりき 寒空に耐へてカシワのかさこそと散るは今かと枯葉のおもひ
星の夜を歳の数だけくぐり抜けど今に気がつく生き切らぬこと お湯注ぎふんわり膨れる珈琲をながめて想ふ あの時のずれ
マグロ、海老、ウニにサーモン 目と味蕾で海の絢爛(けんらん)味はふなり 温かき鮭茶漬け孫と食む夕に皮が旨いと分け合ふ笑顔