chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ジョルジョ・デ・キリコ バラ色の塔があるイタリア広場

    ジョルジョ・デ・キリコの展覧会で見た作品の第二弾は「バラ色の塔があるイタリア広場」です。商用ポスターのような明るさなのに不穏な気分なるのは、旗がなびているのに風を感じないにも関わらず、左側の長い影に何かが潜んでいる気配を感じるからです。さて、展覧会に行くと時々昔に見た風景が思い起こされますが、この作品がまさしくそうでした。イタリア広場というタイトルがついているものの、私には団地の給水塔に見えます。...

  • 聖天宮② 埼玉県坂戸市

    聖天宮の続きです。前殿から本殿は回廊で結ばれています。回廊にも道教に関する絵画が飾られています。小説「蒼穹の昴」シリーズが好きなので、紫禁城にいる清朝の高官な気分です。黄色の屋根瓦は日本の寺社建築にない意匠ですね。重厚な透かし彫りが渋いです。寺社建築に重厚さを求める方には是非見ていただきたい。猫足の香炉です。動き出しそうなくらい精緻です。香炉の台座の八卦と陰陽もいい感じです。聖天宮のハイライトは本...

  • ジョルジョ・デ・キリコ 不安を与えるミューズたち

    5月5日に東京都美術館で開催中のデ・キリコ展に行きました。今回紹介する作品は「不安を与えるミューズたち」です。美術書の言葉を借りれば「静謐、郷愁、謎、幻惑、困惑、不安」を感じる傑作品です。商業ポスター並みに明るくおしゃれな雰囲気なのに焦点が分かりづらく妙に長い影に不穏さを感じます。上り坂?のせいかジェットコースターで登っていくような恐怖刺激を感じます。孤独と無関心を感じますが妙に引き付けられる作品...

  • 聖天宮① 埼玉県坂戸市

    5月4日に埼玉県坂戸市にある日本で一番大きい道教寺院である聖天宮に行きました。天門です。東武東上線の若葉駅から歩いて5分。田園地帯に突如現れる絢爛豪華な寺院です。「五千頭の龍が昇る聖天宮」ですが、狛犬様もたくさんいます。天門の上部です。様々な彫刻が施されています。台湾の康國典大法師という方が、道教の神々のお告げに従ってこの地に建てました。昭和五十六年に着工し、 台湾の一流の宮大工を呼び寄せ、十五年を...

  • しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京

    4月30日に日比谷図書文化館で開催中の「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」に行きました。展覧会場のため我慢しましたが本当は声を出して笑いたい気持ちを抑えながらの鑑賞でした。特に「スマホでおしゃべり」と「動画投稿」はバカ受け。「名所江戸百景」や「富嶽三十六景」といった誰もが知っているいる名作に現在の風俗を混ぜた面白い作品が多く展示されています。ただ現在の風俗を混ぜただけではなく主に富士山を描...

  • 成願寺 中野区本町

    宝仙寺は「中野坂上」という駅の近くにあります。駅名のとおり新宿から見て坂の上にあります。今回紹介する成願寺は宝仙寺から見て10分ほど坂を下った場所にあります。中野坂上方面からお参りした場合、まず目を引くのは「大達磨絵」です。平成8年に完成したものです。書かれている「莫妄想(まくもうぞう)」という言葉は、「つまらない事を考えずに黙って座れ」という意味です。黄檗宗の様式を取り入れた山門です。このお寺を...

  • 川本喜八郎人形ギャラリーと渋谷ヒカリエスカイロビー

    先月と今月、渋谷に行く用がありついでに渋谷ヒカリエ(旧東急文化会館)にある川本喜八郎人形ギャラリーとスカイロビーに寄りました。川本喜八郎といえば三国志です。上段は右から劉備、関羽、張飛です。下段は趙雲です。後ろの武将は関平です。大学生の頃、曹操が主人公の「蒼天航路」の連載が始まり、三国志に興味を持ち、同じ時期に再放送で人形劇三国志を見ました。三国志は「蒼天航路」を読んではまったので曹操サイドの武将...

  • 宝仙寺 中野区中央

    3月30日に新宿のSOMPO美術館へ行き、その後中野区にあるお寺をお参りしました。まずは宝仙寺です。源義家が大宮八幡神社の別当寺として創建したと伝えられています。山門の仁王様です。江戸時代は幕府の保護を受けて大きく発展したそうです。境内にある石臼塚です。江戸時代の中野区はそば粉の生産が盛んだったそうです。石臼はそば粉をひくために使われていたものですが、、機械化により使われなくなったものを供養するために...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、だまけんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
だまけんさん
ブログタイトル
だまけん文化センター
フォロー
だまけん文化センター

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用