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近衛愛の書いた小説を投稿します

・TS転生で悪役令嬢に!?~婚約破棄され辺境に嫁ぎ、ホットケーキで婚約金返済です。~ ・雇われ勇者の薬草農園 ~チートスキルで薬草栽培始めます~ ・吸血鬼が始めるダンジョン経営 ~アトラクション化で効率的に魂採取~ など随時投稿していきます。

近衛 愛
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2011/01/29

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  • 【男の娘027】アカネと二人の亜人と美味しいパン

    【男の娘027】アカネと二人の亜人と美味しいパン

    「ベジタルさんそちらの美しい女性をご紹介して頂けませんか?」 コンドルっぽい人がお父様に尋ねてきた。 「そうですな。ご紹介が遅れました。先日より、うちの家族の一員となった、養女のアカネです。」 「ご紹介に預かりました。アカネと言います。皆様宜しくお願いします。」 綺麗なお辞儀をスカートをつまみながら行った。 「アカネさん宜しくお願い…

  • 【男の娘026】アカネと鳥人と獣人と鹿と

    【男の娘026】アカネと鳥人と獣人と鹿と

    それから私は、パン作りの担当になった。大人数分のタネを捏ねる力は令嬢であった私にはなく、お母様にお手伝いしてもらった。『発酵』魔法で、短時間で今迄のパン生地よりさらに膨らむ結果となった。 「さて、もういい頃かね。」 お母様がオーブンから、パンを取り出す。焼きたてのパンがでてきた。香ばしい香りがして、いまにも食べたくなってくる。私のお祖父ちゃんって、麦は作ってたけど…

  • 【男の娘025】アカネとホットケーキと『発酵』

    【男の娘025】アカネとホットケーキと『発酵』

    その後私は、色々な魔法書を読んで、使えそうな魔法を調べていった。うん、便利100の本は結構使える魔法が多かったよ。でも、この作者の人って、あんまり適正とか考えてないのかな?だって、私みたいなレアな属性の魔法が結構載ってたんだよね。私はそれで助かったけど。 で、面白い魔法が一個見つかった。それは『発酵(フェルメンテ)』の時魔法。これが欲しかった。いや、魔物との防衛ではまったく使…

  • 【男の娘024】アカネと空間魔法と時魔法

    【男の娘024】アカネと空間魔法と時魔法

    二人は調理場に戻っていった。 「お母様魔法の適正検査ありがとうございます。おかげで基本の4大属性がNGなことがよくわかりましたわ。」 『7人の小人』 「小人ちゃんたち、また、お母様のお手伝いお願いしますね。」 『イエッサー』とばかりに、私に向かって、小人達が一斉に敬礼してくる。もう、可愛いけどこれは小人じゃなくて、7人の兵隊さんだよ。 …

  • 【男の娘023】アカネの魔法適正

    【男の娘023】アカネの魔法適正

    「そうね。なら、ちょっと魔法の適正検査やってしまおうかしら。」 「えっ、お母様、そんなに簡単に出来るものなのですか?」 「通常は教会や学校などで専用の装置を使うんだけどね。それだと、行けない子たちは適正がわからないから、民間でもできる簡単な方法があるのよ。その分、大雑把にしかわからないわ。」 二人は、話ながら地面の見えるを外に出た。お母様は木の枝を取り出して…

  • 【男の娘022】アカネと便利な基礎魔法

    【男の娘022】アカネと便利な基礎魔法

    さて色々持ってきた本を整理しないとね。私は本棚に入っている本を一通り眺めてみた。『魔法大辞典』『便利な魔法100選―これできみも明日から大魔導士に』『魔法の基礎』『黒魔術大全』『呪いと呪術』『藁人形と供物の心得』・『あこがれの男子を落とす100の魅力』『みるみる育つバスト!これであなたも男性…

  • 【男の娘021】アカネと7人の小人

    【男の娘021】アカネと7人の小人

    「さぁさぁアカネちゃん。しゃべってばかりだとお昼の準備が進まないよ。さぁ、こっち来て手伝って頂戴。」 「はぁ~~い、お母様」 それから、二人でお昼の準備をした。というかこのお昼は一体何人分用意しているのだろうか? 「「「ただいま~~」」」 どうやらみんな帰ってきたようだ。 「おかえりなさい、お昼の準備は出来てますよ。」 …

  • 【男の娘020】ガーネットとアカネ

    【男の娘020】ガーネットとアカネ

    しばらく経った後 「あらあら、このこったら泣きつかれて眠っちゃったよ。ま~、それだけ気を張っていたんだろうね。緊張の糸が切れてしまったんだろうね。今日はゆっくり寝させてやろうかね。お休み、茜ちゃん」 お母様は私を抱っこして、そっと、部屋まで運んで寝かせてくれた。 目を覚ますと、カーテンの隙間から日がさしていた。あれっ、今って何時なんだろう?私、お母様…

  • 【男の娘019】ガーネットの秘密

    【男の娘019】ガーネットの秘密

    「調理場にね~。上流貴族の御令嬢様がね~。それに料理はしたことないんじゃなかったのかな?」 「えぇと、それは・・・」 もぅ、ダメかもしれない。いやでも、説明ってどうやってすればいいんだろう?余計嘘ついているって思われないかな? 「ガーネット安心おし。なんのためにこの場に二人しかいないと思っているの。あなたには何か特別な事情があるんでしょう?でも、あなたは色…

  • 【男の娘018】ベジタル家の朝食と準備

    【男の娘018】ベジタル家の朝食と準備

    「コンっ、コンっ」「ガーネット、さぁ起きて朝だよ~~~~」 昨日はそういえば、夜通し3人で話してたんだっけ。 「ふぁぁ~~あ、まだ眠たいです。」 って、窓から外を見てみると、まだ夜明け前じゃないですか。 「おやふみなさ~~~い」 誰かが部屋の中に入ってきて、私の布団を引っぺがす。 「う~寒い、お布団返してくだ…

  • 【男の娘017】ベジタル家の家族 その5

    【男の娘017】ベジタル家の家族 その5

    私達3人は私の部屋に入って行った。「これがお姉さまのお荷物なんですね。結構沢山ありますわ。」 「まだ、荷物を運んでもらったばかりですので散らかってますけど、ベッドにでも座って下さい ね。ちょっと、プレゼントを探しますので。」 と、荷物を中心にあるものを、四隅に分類ごとにわけて、整理していった。キャロットちゃんには座っててもらっているけど、お母様は率先して…

  • 【男の娘016】ベジタル家の家族 その4

    【男の娘016】ベジタル家の家族 その4

    1階に降りてみんなで夕食を食べた。普通貴族って、執事とかは一緒に食べないよね。でも、ここではバトリンさんたちと一緒な食卓で食べてたんだよ。ていうか、みんな私達が揃うのをずっと待っててくれてたんだよ。待たせちゃって悪いな。 でも、私が主賓だったので、そういわれると主賓より先に食事をするって出来ないよね。私の配慮が不足していたみたいです。内心頭を下げて謝っておきました。

  • 【男の娘015】ベジタル家の家族 その3

    【男の娘015】ベジタル家の家族 その3

    「それは、母さん流石に難しいよ。ペガサス車は、4人乗りだしさ。ガーネットの荷物もあったから」 「それもそうね。マッシュやあなたと交代する訳にも行きませんもんね。」 「あの~~~、お父様、お母様。そのことで一つご相談なんですが……」 「なんだい?ガーネット」 「空間魔法を使えることはなるべく、秘密にした方がいいかなと思いまして。」 「あ~…

  • 【男の娘014】ベジタル家の家族 その2

    【男の娘014】ベジタル家の家族 その2

    「大丈夫だよ。女性と家族だけだよ」 とマッシュ兄さんがこそっと耳元で囁(ささや)いて教えてくれた。よかったよ~。ほっとしたと思ったら自己紹介が始まった。 「ガーネットお嬢様。私はこのベジタル家の執事長を務めております。バトリンでございます。宜しくお願いします」 と一礼していた。そのときは、右手をお腹の前に持ってきての一例だった。執事服だと様になるのに、作…

  • 【男の娘013】ベジタル家の家族 その1

    【男の娘013】ベジタル家の家族 その1

    ペガサス車のスピードが段々とゆっくりになってくる。 「おっと、話し込んでいるうちに、どうやら領地に着いたみたいだな。」 私は、幌の隙間から外を見た。 「わぁ~~~綺麗。」 見渡す限りの黄金の麦と稲の農地が広がっている。これは壮大な光景だよ。山の多い日本では見られない光景だよ。風に揺られる黄金がなんとも綺麗に見える。 そして、その…

  • 【男の娘012】ガーネットの空の旅 辺境の事情その3

    【男の娘012】ガーネットの空の旅 辺境の事情その3

    マッシュ兄さんって、もしかして恰好いいかもしれない。でも、守られているばかりじゃ、なにも変わらないわよ。茜。みんなを死なせないために私が出来ることをしなきゃ。でも私の出来ることって……なに? 私はお祖父ちゃんについてたから、農業やちょっとした経営のことはわかるけど、狩猟の仕方はわからないよ。あとは私の趣味は、お菓子作りとネット小説とテレビゲーム、部活は一応陸上やってたけど、ど…

  • 【男の娘011】ガーネットの空の旅 辺境の事情その2

    【男の娘011】ガーネットの空の旅 辺境の事情その2

    「マッシュ兄さん。それでは、辺境に出てくる魔獣というのはどのような生き物なんでしょうか?」 「そうだね。都市部で暮らしていては縁のない話だね。魔獣というのは、人や家畜を襲ったり、農作物を荒らしたりする獣のことだよ。名前を言ってもわからないと思うけど、簡単に説明しておくね。辺境の地には、色々な魔獣がいるが危険で厄介なものについては、魔熊(デモンズベア)、魔猪(デモンズボア)、魔狼(デモンズウルフ…

  • 【男の娘010】ガーネットの空の旅 辺境の事情 その1

    【男の娘010】ガーネットの空の旅 辺境の事情 その1

    「それで、うちは色々な農作物を作っているんだが代表的なものは主穀物である麦だ。そしてそれを収穫したものを細かく粉砕して小麦粉にしてものを、ガーネットのいた都市などに輸送船で運んでいるんだ。他にも、豚や、牛などの家畜用に、稗(ひえ)、粟(あわ)、黍(きび)、稲なども栽培していますね。」 「なるほど沢山の種類を栽培しているんですね。そうなると、かなり広い土地が必要ですね。」

  • 【男の娘009】ガーネットの空の旅 辺境地への誘い

    【男の娘009】ガーネットの空の旅 辺境地への誘い

    ふ~~契約が終わったけど、前世で色々と農家のお祖父ちゃんのお手伝いをしていてよかったわ。 お祖父ちゃん、田んぼで、稲作ったり、小麦作ったり、それから2次産業からの販売までしている地元でも有名なお祖父ちゃんなんだよね。 毎年、麦を作る面積が不足しているから、同じ集落の人に土地を借りに行くんだ。私もよくついて回ってた。その時に、契約書のこととか、農作業のこととか、2次産業について…

  • 【男の娘008】ガーネットの旅立ち ベジタル家との契約

    【男の娘008】ガーネットの旅立ち ベジタル家との契約

    「それで大切な話というのはなんだいガーネット。私達にも関係あることなのかな?」 と、ごくっと唾を飲みこんで緊張を押し隠し、質問してくるお義父様。 「ガーネットさん。無理難題はやめて下さいよ。」 と予め先手を打って牽制してくるマッシュ君。二人とも小娘相手にビビり過ぎですってば。 「ええ、お二人に関係があるといいますか、お二人も含めて関係があると申…

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