ヨナタンに別れを告げるダビデ DAVID TAKING LEAVE OF JONATHAN. Ca. 1655-58. Pen and bistre. 143 x 183 mm. Rijksprentenkabinet, Amsterdam....
こんにちは今日の記事は三月に開催されました関西美術院です参加者の作品を公開したいところですが障りがあるといけませんので私の出品作だけでご勘弁をこの展示は最終日の講師陣の講評会が楽しみなんです普段あまり人の感想を詳しく聞く機会もないし今回から彫刻の展示もすることになったこともあり楽しみにしていました...
さあて遅れ遅れの参加レポートです今回は今年の一月から二月に大阪のギャラリーRYOさんで開催されました【手業展六】です彫刻制作する者3人工芸制作する者4人が参加しました。作品写真作者名の順です仲野方敏(金工)小川華子(金工)中村ヨウイチ(金工)藤原憲彦(彫刻)信ヶ原良和(彫刻)山口紗矢(陶芸)水嶋康宣(彫刻)いかがでしたか自分のしていることが何なのか考えるきっかけを与えてくれるグループ展参加の面白みですkyouha golden...
去年暮れ師走に京都府立植物園で開催されました展覧会です真冬の展覧会ですから春になった今見ますと光が寒々しいですね作品タイトル 作者名の順ですではどうぞ!保護犬を迎える 西見智之盛りに咲く石 ノブコウエダ奏でる 松下幸夫海辺2023 柏木みどり再生への祈りVIII 小倉輝正EHO-恵方(2023 南南東 N35゜02‵52‶E135°45‵46‶) 山田実地 小牧徳満どこから来たの? 山本ゆうR 多田裕MAN 窪田萬...
参加レポート参加レポート 【湖の覚層 湖の覚層 Vol.4 百人一首競技かるた】 IV
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです*今回がラストです 4回とも見てくださってありがとうございます💗💗💗💗*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けていますまた順序はバラバラで百人一首すべて...
参加レポート参加レポート 【湖の覚層 湖の覚層 Vol.4 百人一首競技かるた】 III
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けて行いますまた順序はバラバラで百人一首すべてがそろっているわけではなく各人好みの歌を選択しているため重複のあ...
参加レポート参加レポート 【湖の覚層 湖の覚層 Vol.4 百人一首競技かるた】 II
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです今回は第二回目です*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けて行いますまた順序はバラバラで百人一首すべてがそろっているわけではなく各人好みの歌を選択し...
参加レポート 【湖の覚層 湖の覚層 Vol.4 百人一首競技かるた】 I
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです個々の作品はハガキサイズ2枚組で小さいのですが数が多いのと私のズボラさにより報告がこんなに遅くなりましたが参加してとても面白い展示でしたよ*作品数が多いの...
珠洲焼の大甕 (中世の甕 VI) Large Suzu ware jar (Japanese medieval jar VI)
親不知から糸魚川へ梓川沿いにさかのぼると信州学生時代に訪れた有明美術館と碌山美術館を訪ねました*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:昭和61年刊...
珠洲焼の大甕 (中世の甕 V) Large Suzu ware jar (Japanese medieval jar V)
親不知にはパーキングエリアがあって車を止めると目の前に海遠く能登半島が見えました*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:昭和61年刊...
珠洲焼の大甕 (中世の甕 IV) Large Suzu ware jar (Japanese medieval jar IV)
富山県立美術館で滝口修三のコレクションを見た後はまたひたすら8号線を北西へ初めて親不知という難所を通りました山の清水が直に海へ落ちていくような断崖絶壁が続き昔の人は荒波が打ち寄せる岩々の間をすり抜けまさに親の事すら構ってられなかったでしょう富山と新潟で言葉のイントネーションが変わる事に妙に納得しました...
珠洲焼の大甕 (中世の甕 III) Large Suzu ware jar (Japanese medieval jar III)
珠洲のあとは高岡でラーメンを食べてそのあと富山県立美術館へ*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:刊...
珠洲焼の大甕 (中世の甕 II) Large Suzu ware jar (Japanese medieval jar II)
能登半島に行ったのはいつだったかなこの美しい地名の起こりを検索していたら「能登半島の先端 珠洲市観光ガイド」https://www.city.suzu.lg.jp/site/kankou/1401.htmlというサイトに解説がありましたコピペをすると著作権のの問題があるようなので控えますが興味のある方閲覧してみてくださいあの時 となりの輪島市の国重要文化財「上時国家(かみときくにけ)住宅」はまた今度来るからと先を急いだのですがこの地震で倒壊した...
一時 日本の中世の甕をまとめて見ていました大甕は桶や樽を作る技術が確立されるまで水や食料の貯蔵になくてはならないものでしたが 各時期の特徴など詳しいことは溶けて忘れてしまいましたスミマセンこの度の大地震で甚大な被害にあわれた珠洲は中世を代表する甕の産出地です甕全体に施された斜めに流れるような掻き箆による線状痕が美しい特徴的な姿をしています珠洲市にあった資料館の被害いかばかりでしょうか一日も早い復興...
今年は元旦早々大災害の年になってしまいましたね犠牲になられた方にお悔やみを申し上げます被災された方にお見舞い申し上げますこの種たちのように時が来て大きく芽吹かれることを願っておりますまた私は美術の人間ですので輪島塗や珠洲焼の名品七尾市の長谷川等伯ゆかりの品々がどうか無事であれと祈っております...
みなさまあけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします...
皆様 今年もこんないつの間にか寂れたブログというSNSのそのまた過疎地の当ブログにご訪問ありがとうございました更新もいい加減遅れ遅れやってんのかやめてんのかよくわからないようなところに訪問履歴を残してくださり本当にありがとうございます来年も多分こんな調子で行くと思いますが良ければまたたまには来てやってくださいありがとうございました来年もよろしくお願いいたします...
メリークリスマス!来てくれた君にいいことありますように♡...
今頃になっても結構紅葉が残ってましたがこの寒波でお終いかなこのドアの外出たとたんにキンとくる寒気これがないと歳末の実感が湧かないのは私だけでしょうかあーもう年賀状出さなきゃ...
思うにケヤキの黄葉も紅葉も印象にありません秋にいきなり茶色になって下に落ちてるのかな...
木蓮の種というか鞘になる部分ですが受精すると赤紫に発色しなんとも生々しい色になります個体によってかなりの確率で受精するのと全然しないのとがあるようですが理由をご存知の方いらっしゃいますか...
これはですねモクレンの葉です たしか...
秋の小径で拾った落葉これも何の葉かな~...
今日は立冬ですってね窓開けて半袖でこの記事書いてます実感わきませんねえ来週からいきなり平年並みの冷え込みとか服何着てたっけ◆これ何の葉かな...
皆さんしばらくぶりです先日まで大阪のgalleryRYOさんにて開催されていました【変な立体展】の様子をお伝えしますDM掲載順に紹介しますすみませんが作品タイトルをメモするのをわすれてしまいました m(__)m池上 奨何をイメージしているのかと問われると作者とお会いして話をする機会がなかったこともあり私自身もはっきりとしたことは言えませんが―感傷的で沈んだ悲観的な感情ではなく堅苦しく何かを捉えようとしていないあるい...
子供の領分 Children's Corner XXXI
子供の領分 久しぶりの更新です子供は可愛いし公園で無邪気に遊んでるところを見かけるとホッと癒されます最近東京の塾講師がまた変な事件起こしてましたがおかげで”知らないおじさん”に対する世間の目は厳しくなる一方です寂しいなぁ・・・...
右45°のレオナルド Right-handed Leonard -About Leonardo da Vinci- X
さあて前回予告しました これはVIIIへ加筆したものですしばらく私は鉛筆を使う場合 H、HBあたりでデッサンしていましたそれがふと物足りなくなったのですこの加筆には 主にBと2B3Bを使っていますモナリザに向かって左側背景の風景画ですがこれまでの西洋の絵画には珍しい中国宋朝の絵画のような深遠さを感じるという感想に変わりありませんわたしはレオナルドを万能呼ばわるするのは相変わらず抵抗がありますが西洋絵画に「深...
右45°のレオナルド Right-handed Leonard -About Leonardo da Vinci- IX
モナリザの背景の模写ですVIIIは向かって左 これは向かって右です私はもともとレオナルドを「万能の天才」呼ばわりするのに抵抗があるのですがこのモナリザの背景の風景画や「聖母子と聖アンナ」の背景風景画には本当に感心しますわたし的には中国宋朝の絵画を思い出させる深さですそれをきちんと伝えられない技量の浅さが残念です(-_-;)ちなみにこれは加筆前の同じ模写ですアップロード寸前に「こりゃダメだ」と思いさらに加筆し...
この夏8月上旬に香川県東かがわ市引田にあります讃州井筒屋敷にて開催された風の姿展の参加レポートです画像は全て実行委員会代表の貴志勉さんよりお借りしましたまた貴志勉さんから動画の提供も受けました撮影は貴志さんです ぜひご覧ください讃州井筒屋敷さとうゆうじ貴志勉吉井千惠子佐藤富士夫水嶋康宣杉本公和成田浩彰染仁大川原誠人田中保基平野年紀北条大介木下順いかがでしたか最後までご覧いただきありがとうございます...
参加レポート 第8回世界文化遺産姫路城現代美術ビエンナーレ2023展
みなさまお元気ですか?こんなに更新サボってるのにいつもご訪問ありがとうございます(* ´ ▽ ` *)いつまでたっても暑い日が続きますね夏バテしてませんか海釣り好きで若狭湾へ良く行く知人が最近はとれる魚が変わってきたと言ってます曰くサワラが釣れるとサワラは瀬戸内海とかにいて日本海ではまずいなかったんだとか少なくとも日本海の水温は生態系が変わるくらいには上がっているようです◆さて今日は7月に姫路で開催されました...
今回で8回目を迎えました「同じ刻を生きる作家展」私は4回目の参加になります今年も制作や準備にかかった時間が見える作品が多数あり見ごたえある展示でした時間をかければいいというものではありませんが試行錯誤の積み重ねの結果を感じさせる作品には出来栄え以前に敬意を表したくなります・・・・・となると私は作品のどこ見て感動してるんだろう?わたし達オッサンのこだわりを尻目に(?)いかにもチャラ男な雰囲気だしてセンス...
4月から5月にかけて開催されました堂本印象美術館野外彫刻展のレポートです庭園を巡りながら順番に紹介していきます訪れた日は良く晴れた日で庭園にたたずむには絶好の初夏の1日でしたが清々しい木漏れ日も撮影には苦慮することになりました一部見にくい画像になっていますがお許しくださいあれから7年、異国にありて:宇治川久司あるいは、天使の情景:エトリケンジトルソ:大杉 直群 mure:江藤佳央琉立つ:柏木みどりシロマテ...
さて今日は今年の3月下旬から4月中旬にかけて京都府庁旧本館で開催されました観桜祭関連イベントの小品展と野外彫刻展の参加レポートをアップロードします還郷:一常宗玄首を切り落とされ牙も抜け土に還ろうとする土はまさに地球そのものであると言えますシロマティとクロマティ:山本ゆうへ:貴志カスケ動画でないとわかりにくいのですが「へ」の形が動きオナラのような音が出ます考えてみれば”へ”はただの音なのですがそれに多...
ずいぶん遅くなりましたが3月に宇治市で開催されたスケッチブック展のレポートです私が4月に個展そのあと怒涛の5月?があったもので皆さんにゆっくりご報告できませんでした。スケッチブック展のHPを覗いてくだされば記事は載っているのですがこちらでも軽くご報告スケッチブック展は基本 画廊 画廊喫茶 公共の施設で開催されることが多いのですが 青土社彫塑研究会アトリエのような昭和の長屋を改装した生活臭プンプンの会...
ずいぶん遅くなりましたが3月に宇治市で開催されたスケッチブック展のレポートです私が4月に個展そのあと怒涛の5月?があったもので皆さんにゆっくりご報告できませんでした。スケッチブック展のHPを覗いてくだされば記事は載っているのですがこちらでも軽くご報告スケッチブック展は基本 画廊 画廊喫茶 公共の施設で開催されることが多いのですが 青土社彫塑研究会アトリエのような昭和の長屋を改装した生活臭プンプンの会...
水晶製仏舎利容器 Crystal Buddha Reliquary Container
どこにあるいつの時代のものか失念しましたネットで検索していると石山寺にある水晶製五輪塔(鎌倉時代)が近いようななんかの図録か展覧会のフライヤーで見かけて感銘受けてスケッチしたのかも鎌倉時代のものにこういう形のものが多いようです...
5月の鹿児島スケッチブック展は南九州市の頴娃(えい)というところで開催されましたちょっと応援に行った際 出合う人みなさん人柄がよく感銘を受け癒されました生きていると人を見たら盗人と思え ソイツは敵だ ソイツに負けるなソイツに勝て ソイツを踏み台にして生きていけというメッセージが繰り返しあらゆる方向から届くわけですが改めて「幸せ」というものの正体を考えさせられたことでしたKさんご夫妻へ差し入れのカレー大...
ワルナスビ Carolina horsenettle (夏の草 Summer grass XXXVI)
「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」、「Devil's tomato(悪魔のトマト)」ここんところスケッチの投稿がほとんどなくて楽しみにしていてくださった方(いるかなぁ?)ごめんなさいこのワルナスビ 可憐な花つけるんですがねェ トゲがね いけませんねえ...
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ヨナタンに別れを告げるダビデ DAVID TAKING LEAVE OF JONATHAN. Ca. 1655-58. Pen and bistre. 143 x 183 mm. Rijksprentenkabinet, Amsterdam....
Boaz pours six measures of barley onto Ruth's veil「ボアズがルツのヴェールに大麦を六升注ぐ」アムステルダム国立美術館蔵によるテーマは旧約聖書ルツ記で語られる一場面ですこの何気ない振る舞いをメタファとして高遠な意味を読み解くなど浅学の私にはとても無理です(@_@)/~~~...
「ヨセフの夢の話を聞くヤコブとラケル」大英博物館蔵によるレンブラントはオランダの人です近世日本 カトリックへの反発と不信から鎖国政策をとった日本が交易を続けた欧州で唯一の国の人彼の生きた時代はちょうど日本の江戸時代で徳川家光とほぼ同世代ですが作品には後の時代にジャポネスクといわれもてはやされたものの片鱗もありません...
「ギブアの男がレビ人とその妾をもてなす」大英博物館蔵による思いついたタイミングでたまに取り組んでいる模写です(ドーヴァー アート ライブラリー: レンブラント バイブル ドローイングス)原画は旧約聖書の一場面で右の立っている人物のさらに右「ギブアの男」が描かれています士師記19章のレビ人と側女の悲劇に基ずく場面の野宿をしようとしているレビ人一行に声をかけるギアブの男の場面でしょうか☆タイトルにある「妾...
木造随身立像 伊賀多賀神社 平安時代ゴールデンウィークは特に何するでなし 特にどこへ行くでなし淡々と終わりました明日は大阪御堂筋アートの搬入設置があってそれの準備で潰れました潰れたっていうほどそれが残念でもないけど今京都はめぼしい観光地と繁華街歓楽街は外国語が飛び交っています今まで聞いたこともない言葉も多くてびっくりしています日本の観光地あるあるだと思うんですがたぶん交通信号をあまりちゃんと守らな...
木造男神像 木造女神像 平安時代...
きのうスケッチブック展という催しが終わりやっと四月参加展覧会が終わりました半年前一年前にお誘いを受けてよく予定を確認もせずに「ありがとうございます!是非!」 「ありがとうございます!よろこんで!」なんて返事を調子よくしていたらとんでもないことになりましたある日は午前中神戸に展覧会搬入に行って昼から宇治で制作会会場の大掃除とミーティング夕方から仕事 と同時刻に京都で展覧会搬出となり青ざめてしまいまし...
この展覧会に出品しますWill exhibit at the following exhibitions. Those who live nearby. Those who are near. Please come.水嶋の過去の展覧会情報をご覧になりたい方は下の「続きを読む」をクリックしてください第49回京都彫刻家協会展 Kyoto Sculptor Association Exhibition●会期 2025/5/13(火)~5/18(日)●時間 10:00~18:00 (最終日は17:00まで)●会場 京都府立文化芸術会館1階展示室●無料講演会 5/18(日)14...
私ごときが恐れ多いことですがレンブラント最後の自画像といわれる絵の模写です私は多感な頃にレンブラントに「出会えた」ことは幸いでした長らく私の中である種の質をふるいにかける基準としてレンブラントはありましたそれだけに京都国立博物館本館であったレンブラント展を見た時の空虚感は衝撃的でした変わってゆく自分を自分が受け止められないとでもいうのでしょうか初期ルネッサンスの画家たちやプレ・ジョットの無名の中世...
「男の肖像」アントネロ・ダ・メッシーナによる Copy of
ギヨーム・ジュヴネル・デジュルサンの肖像Copy of a portrait of Guillaume Jouvenel-Desjourcin by J. Fouquetギヨームはシャルル7世とルイ11世の治世に大法官を務めた人物で、15世紀半ばのフランスで1,2を争う権力者であった。この肖像画にもそのことが反映されている。画家フーケはシャルル7世の宮廷画家で、1445-1447年にかけてイタリアへ旅行し、イタリアのルネサンス美術を知った。『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用...
ジャン・フーケによるシャルル7世の肖像より Copy of the portrait of Charles VII by Jean Fouquetこれは随分前に中世キリスト教美術 XXIIの記事で触れたジャン・フーケという画家のものです(記事の話を続けると)イタリアルネサンスの動向を持ち帰りいくらその後のフランス絵画隆盛の起点になった大画家だといってもマリーローランサンとか19世紀ヴィクトリア朝のジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの絵が好きと言っている人...
Copy of the Christ Giving the Blessing by Simone Martiniシモーネ・マルティーニはイタリアのシエナで生まれ活躍した画家です絵具に詳しい人なら「ロウシェンナ」「バーントシェンナ」という絵具をご存知でしょうまさしく「生のシエナの土」「焼いたシエナの土」のことです土が原料だけに堅牢性が高くとても安定していますよね...
ヴィターレ・ダ・ボローニャ作聖母子像による Copy of the Madonna and Child by Vitale da Bologna美術鑑賞が好きでイタリアへ行かれた方にはパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂でジョットの代表作で初期ルネッサンスの代表作でもあるキリストの生涯を描いた壁画をご覧になった方がおられると思うのですがヴィターレはちょうどそれが完成した頃生を受けた人です当時は教皇のいるローマとメディチ家が率いるフィレンツェが美術の先進...
青年の肖像より Copy of Giovanni Bellini's Portrait of a Young Manウィキペディアに大抵のことは書いてありますがこの画家はベネチア派の画家一族の生まれでしかも大画家ジョルジョーネやティツィアーノらに先行するベネチア派第一世代の画家ですベネチア派というのは細かい話になりますが補色関係にある赤と緑を効果的に扱うことに成功し官能的だとか濃密だとか そんな紹介がよくされる絵を描きますなによりイタリア国旗の配...
「老人と孫」よりドメニコ・ギルランダイオはボッティチェッとの少し後オナルド・ダヴィンチよりも先に生まれおなじくフィレンツェで名声を博した画家ですこの画家をはじめイタリアルネサンスの画家たちは世俗の人物を盛んに描きましたこの画家はなによりミケランジェロが最初に師事した画家として知られていますドメニコ・ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio [doˈmeːniko ɡirlanˈdaːjo], 1448年6月2日 - 1494年1月11日)ルネサ...
青年の肖像より portrait of a young manサンドロ・ボッティチェッリと言えばレオナルドダヴィンチとほぼ同時代に同じくフィレンツェで活躍したイタリアルネサンスを代表する画家で代表作に春の祭典とビーナスの誕生作者の名は知らなくともこの二つの絵は誰もきっとどこかで見たことがあるはずでこの絵のことは私も良くは知りませんすみませんサンドロ・ボッティチェッリ(イタリア語: Sandro Botticelli, 1445年3月1日[1444年...
ピエロ・デッラ・フランチェスカによるシジスモンド・パンドルフォ・マラテスタの肖像長年古今東西色んな画家彫刻家の作品を勉強しているのですがどうしてなんでしょう よく訓練されたもたつきのない明晰なデッサン力のある人の仕事より何か割り切れないような字余りのようなクセの強いものに惹かれてしまいますといっても今日の記事のピエロ・デッラ・フランチェスカは『算術論』『遠近法論』『五正多面体論』といった数学幾何学...
『旧約聖書』「ダニエル書」よりペルシアの王ダレイオス1世 (紀元前550–486年) は、自身ではなく神を崇拝する、敬虔で頑固なダニエルを一晩ライオンの洞窟の中で過ごさせるよう宣告した。翌朝、洞窟の入り口を塞いでいた石を取り除くと、ペルシア人たちはダニエルが神に一晩無事でいられたことに感謝しているのを見て非常に驚いた。ダニエルは王に言った、「王よ、どうか、とこしえに生きながらえられますように。 わたしの神はそ...
こんにちは今日の記事は三月に開催されました関西美術院です参加者の作品を公開したいところですが障りがあるといけませんので私の出品作だけでご勘弁をこの展示は最終日の講師陣の講評会が楽しみなんです普段あまり人の感想を詳しく聞く機会もないし今回から彫刻の展示もすることになったこともあり楽しみにしていました...
さあて遅れ遅れの参加レポートです今回は今年の一月から二月に大阪のギャラリーRYOさんで開催されました【手業展六】です彫刻制作する者3人工芸制作する者4人が参加しました。作品写真作者名の順です仲野方敏(金工)小川華子(金工)中村ヨウイチ(金工)藤原憲彦(彫刻)信ヶ原良和(彫刻)山口紗矢(陶芸)水嶋康宣(彫刻)いかがでしたか自分のしていることが何なのか考えるきっかけを与えてくれるグループ展参加の面白みですkyouha golden...
去年暮れ師走に京都府立植物園で開催されました展覧会です真冬の展覧会ですから春になった今見ますと光が寒々しいですね作品タイトル 作者名の順ですではどうぞ!保護犬を迎える 西見智之盛りに咲く石 ノブコウエダ奏でる 松下幸夫海辺2023 柏木みどり再生への祈りVIII 小倉輝正EHO-恵方(2023 南南東 N35゜02‵52‶E135°45‵46‶) 山田実地 小牧徳満どこから来たの? 山本ゆうR 多田裕MAN 窪田萬...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです*今回がラストです 4回とも見てくださってありがとうございます💗💗💗💗*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けていますまた順序はバラバラで百人一首すべて...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けて行いますまた順序はバラバラで百人一首すべてがそろっているわけではなく各人好みの歌を選択しているため重複のあ...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです今回は第二回目です*作品数が多いのでアップロードを何回かに分けて行いますまた順序はバラバラで百人一首すべてがそろっているわけではなく各人好みの歌を選択し...
昨年の年末に、近江鉄道愛知川駅内の「るーぶる愛知川」で開催されたCAF.N BIWAKO EXHIBITION 湖の覚層 Vol.4「百人一首競技かるたの普及と現代社会の関係性を考察 -競技活動の環境をアートの視点でグランドデザインを探る-」のレポートです個々の作品はハガキサイズ2枚組で小さいのですが数が多いのと私のズボラさにより報告がこんなに遅くなりましたが参加してとても面白い展示でしたよ*作品数が多いの...
親不知から糸魚川へ梓川沿いにさかのぼると信州学生時代に訪れた有明美術館と碌山美術館を訪ねました*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:昭和61年刊...
親不知にはパーキングエリアがあって車を止めると目の前に海遠く能登半島が見えました*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:昭和61年刊...
富山県立美術館で滝口修三のコレクションを見た後はまたひたすら8号線を北西へ初めて親不知という難所を通りました山の清水が直に海へ落ちていくような断崖絶壁が続き昔の人は荒波が打ち寄せる岩々の間をすり抜けまさに親の事すら構ってられなかったでしょう富山と新潟で言葉のイントネーションが変わる事に妙に納得しました...
珠洲のあとは高岡でラーメンを食べてそのあと富山県立美術館へ*参照:「日本の美術1No.236陶磁(中世編)」 矢部良明:著 至文堂:刊...
能登半島に行ったのはいつだったかなこの美しい地名の起こりを検索していたら「能登半島の先端 珠洲市観光ガイド」https://www.city.suzu.lg.jp/site/kankou/1401.htmlというサイトに解説がありましたコピペをすると著作権のの問題があるようなので控えますが興味のある方閲覧してみてくださいあの時 となりの輪島市の国重要文化財「上時国家(かみときくにけ)住宅」はまた今度来るからと先を急いだのですがこの地震で倒壊した...
一時 日本の中世の甕をまとめて見ていました大甕は桶や樽を作る技術が確立されるまで水や食料の貯蔵になくてはならないものでしたが 各時期の特徴など詳しいことは溶けて忘れてしまいましたスミマセンこの度の大地震で甚大な被害にあわれた珠洲は中世を代表する甕の産出地です甕全体に施された斜めに流れるような掻き箆による線状痕が美しい特徴的な姿をしています珠洲市にあった資料館の被害いかばかりでしょうか一日も早い復興...
今年は元旦早々大災害の年になってしまいましたね犠牲になられた方にお悔やみを申し上げます被災された方にお見舞い申し上げますこの種たちのように時が来て大きく芽吹かれることを願っておりますまた私は美術の人間ですので輪島塗や珠洲焼の名品七尾市の長谷川等伯ゆかりの品々がどうか無事であれと祈っております...
みなさまあけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします...
皆様 今年もこんないつの間にか寂れたブログというSNSのそのまた過疎地の当ブログにご訪問ありがとうございました更新もいい加減遅れ遅れやってんのかやめてんのかよくわからないようなところに訪問履歴を残してくださり本当にありがとうございます来年も多分こんな調子で行くと思いますが良ければまたたまには来てやってくださいありがとうございました来年もよろしくお願いいたします...
メリークリスマス!来てくれた君にいいことありますように♡...
今頃になっても結構紅葉が残ってましたがこの寒波でお終いかなこのドアの外出たとたんにキンとくる寒気これがないと歳末の実感が湧かないのは私だけでしょうかあーもう年賀状出さなきゃ...
思うにケヤキの黄葉も紅葉も印象にありません秋にいきなり茶色になって下に落ちてるのかな...
木蓮の種というか鞘になる部分ですが受精すると赤紫に発色しなんとも生々しい色になります個体によってかなりの確率で受精するのと全然しないのとがあるようですが理由をご存知の方いらっしゃいますか...