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パニックびとのつぶやき https://blog.goo.ne.jp/skypaniroom

昨年、「僕とパニック障害の20年戦争」を出版しました。それを土台とし、大幅に加筆して掲載しています。

高校3年の時にパニック障害を発症し、今年で22年目です。1980年代の終わりからこれまでに至る過程を描いています。パニック障害を抱えながら生きるということはどういうことなのかを出来るだけ具体的に書いていこうと思います。

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2010/10/17

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  • 夜が明けたように

    年を重ねるほどくっきりしてくるものがある夜が明けたように見えるのだ人生は短いということ遥か未来もとうの昔も案外、近いのだ80才、90才、100才100年は長いしかし人生の100年はどうだろう悲劇は突然やってくること前もってそれを教えてくれる者は滅多に現れずもし顔を会わせてもあまりにもシャイなのだそして間もなく襲われる者はその気配に鈍感だそれにしても春への歩みはゆっくりしてるね夜が明けたように

  • 錯覚

    四畳半が宇宙だった頃僕は夏に憧れていた自転車がフェラーリだった頃早く大人になりたかったカブトムシがスーパースターだった頃大きな家に住むことを夢みていた黒い色した炭酸が魔法の飲み物だった頃僕は恋という感情をおぼろげに知ったやがて四畳半が四畳半になり自転車が自転車になりカブトムシがグロテスクになったそうして僕は気づいたのだ錯覚という幸福に錯覚

  • 北風の雛へ

    澄みわたる空は新しくなのに地上は色褪せて北風強く吹き荒れる飛ばされながら歩く君よせめて心は青くあれ世間の風が冷たいか人は皆自分がかわいいのだ君も僕も同じだよ体内に暖かさを取り込み体外に冷たさを放出する呼吸のようなもの絶望することはない北風の厳しさを知れば小さな温もりに感謝できるそこから優しさは生まれるんだ飛ばされながら歩く君よせめて心は春であれ北風の雛へ

  • 花束

    お笑いのように生きるのかマラソンのように生きるのか結論は難しく答えがあるのかすらはっきりしない確かなのは最後に死があることだけその時に満ち足りていれば何を選ぼうが正解なのだろう歓喜と悲劇のハイブリッド愛情と憎悪のハイブリッド戦火と贅沢三昧のハイブリッドよく生まれてきたと誉めていいよく生きてきたと誉めていい花束

  • 浅香唯「セシル」

    あなたの悲しみ変われるなら私はこのままそばにいたい踵を揃えた二人の影こんなに背の高さ違うの浅香唯11枚目のシングル。作詞麻生圭子・作曲NOBODY。1988年8月発売。オリコン最高位1位。松田聖子、中森明菜、小泉今日子がアイドルとしての時期を過ぎた後、そのポジションを埋めたのが中山美穂らアイドル四天王でした。浅香唯もそのうちの一人です。この曲が流行っていた頃、私は月並みな青春を過ごしていたのだと思います。しかし、やがてパニック障害(当時は原因不明)となり、地獄の日々が始まりました。虚しく残ったのは若さだけ。人生にリセットボタンがあれば、躊躇なく押していました。しかし、そんなものがないことも分かっていました。苦しみの中で遠くから小さく、この曲が聴こえていた記憶がうっすら残っています。勿論、曲も良いのですが、...浅香唯「セシル」

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