半年ぶりの更新になり本当にすみません。「あいつはもう死んじまったんじゃないか?」なんて真面目に心配いただきましたが、なんとか元気にしています。。心配の種だった親父は目の手術が成功して今では車も乗り回していますし、衰えた筋力を取り戻そうと八十を超えた歳でジムに行って筋トレをしたりしています。(5月に鯛釣りに行った時の写真です)そこそこの釣果♪そんな親父を見ると、私もまだまだ負けていられませんね。私の去...
食べることと命をいただくことについて考えます。 狩猟、素潜り、釣り等々…
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には 「美味いか不味いか?」 が大きな判断基準を占める。 素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。 2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?
今日はイトの初めての獣医さん行きの日。ワクチン接種のためです。ロビーでの様子。かなり緊張しています(笑)。実はこれには理由があって、この時診てもらっていた柴犬が「ギャンギャンッ!!」と悲鳴を上げたんですよね。まあ鳴声を上げた理由は、「固まった抜け毛を引っ張られたから」なんですけど…。その様子を見て、ガクブルのイト。本当にプルプルと震え、恐怖に固まって診察台の方向を眺めています。『天空の城ラピュタ』...
「キャインキャインッ!!」モリとカヤの悲痛な声がワンコゾーンから響き渡ります(笑)。すっかり我が家に慣れ、手加減なく鋭い乳歯で噛み付いてくるイトの元気を持て余し気味なのです。(手足も伸び、体重も2kg以上増加)「まあでも、モリもカヤも基本的に優しいから、イトに対してはガウッと吠えることも無くよく耐えているよね。イトの成長と共に、じきに耐えられなくなって犬社会の順位が決まって行くんだけど…」厳しそうだ...
先月に引き続き、猟友会の月例射撃会に行って来ました。こちらでも新型コロナウイルスの感染者になったり、濃厚接触者になったりで数名が欠席。射撃会が始まる前、少しお手伝いをしていると、賞品に大好きなビールの銘柄が見えました。「お!!今日は本気出しちゃうよ♪」かなりモチベーションが上がり、スキート射面に立ちます。前回と同じく公式セットで、クレー速度がかなり速く苦戦!結果は前猟友会長が90点以上/100点満点の驚...
イトを我が家に迎えて10日ほど経過しました。この間に、イトは元気に家中を駆け回り、モリとカヤはイトを奪い合って喧嘩をしたりしました。(初めてリードを装着して格闘中の図。笑)で、その間ふじはどうしていたのかと言うとですね、「適度に距離を置いていた」感じです。ふじは一度出産して子育てを終えていますし、子犬を卒業した感じで珍しくもなく、ちっこい子犬はモリとカヤに任せていました。家の中で初のリード装着の練習...
イカ釣り(夜焚き)に行った次の日のこと、大量のイカを目の前に少し途方に暮れます。いつもだったらご近所さんやお友達にお裾分けするのですが、夜を徹してイカ釣りをして、道具の片付けや魚やイカの処理をしていたらすでに東の空は明るくなっています。倒れ込むように布団に潜り込み泥のように眠ります。疲れていたのでグーグーと寝て目を覚ますとすでに夕暮れ…。「お裾分けしようにも、もうすでに晩ご飯の用意は終わっているよ...
子犬のイトを迎えるにあたって、一つとても気にかけていたことがありました。「先住犬が迎え入れてくれるかどうか?」ということです。というのも母犬であるふじは、当然ながら我が子であるモリとカヤを子犬の時には可愛がりました。モリとカヤは同腹の姉妹であり、性格は全く違うのですが、時に張り合いながらも仲良く育ってきました。山の中でも3頭協力しながら獲物と対峙しています。そして我が家のワンコの飼い方は、鎖で係留...
イトを迎える前の記事になります。「もうすぐ子犬が来るから」という事で準備に追われていました。そうは言っても大した準備もなく、子犬用のドッグフードを準備するのと、ワンコスペースに子犬が脱走するような隙間が無いかを点検するくらいでしたが…。ひとしきり他に見落としが無いかを確認。そしてふと思います。「子犬が来たらしばらく子犬の世話に掛かりっきりになるので、出来れば釣りに行っておきたい」というわけで海釣り...
イト(分かりにくいのでカタカナ表記にします)が来て変わった事は色々あるのですが、特に変わった事がモリの様子です。最初こそ恐る恐る遠巻きに眺めていたのですが、少し慣れるとイトに付きっきり。イトもモリによく懐いています。「でへ♪」モリは出産経験はありませんが、4月に妊活を行って(結果は空振り)ちょうどこのくらいのお子様がいてもおかしくない時期でした。(右がお見合い相手の屋久犬リキくん。機会があればまたよ...
「今日はちょっとブラウンさん達とご挨拶しようか?」いとに話しかけます。我が家にはワンコ達以外にもニワトリがいるので、慣れてもらわない事には始まりません。それに狩猟のため山へ放つとしても、近隣に鶏舎があった場合などに安心できませんからね。(豚舎だけは匂いがイノシシと同じなので難しいのですが、鶏舎と牛舎は訓練次第で慣れる感じです)さ、それじゃ早速ご対め~ん!!「ああ~ん?なんじゃこのチッコイのは!?」...
我が家にやって来た、三重地犬と熊野地犬の血を引く生後2ヶ月のワンコ。(土遊びをして鼻に土が付いています。笑)名前はまだない(笑)。いえ、実は「この名前にしようかな~」というものは2つ程考えていたのです。でもやっぱり本人と対面してから決めたいなぁというのが本音。でもあっきょさんのブログでたくさん子犬の顔を見てきたので、ほぼ決まっていたのです。名前は「いと」。中島みゆきの「糸」という歌が好きですし、私の...
新しい家族を迎えました。三重地犬の母と熊野地犬を父に持つ、優秀な猟犬の血筋を引いた生後2か月の子犬。(ちょっとふじの小さい頃に似ています。笑)ブログ仲間の『生き物二人三脚』のあっきょさんが作出された猟犬(の卵ちゃん)です。遠方からわざわざ私の住む地まで足を運んでくださいました。お互いに子犬の世話があるために、ほんの少しお喋りしてトンボ返り。上のゲージが我が家の子犬で、下のゲージには2頭入っています。...
久しぶりにクレー射撃に行って来ました。行こうと思ったら、コロナで射撃場自体が休業という事が続いたので行けなかったのです。射撃場は「射撃の腕を上げる」ということも勿論ですが、何よりも「安全な銃器の取扱い」を繰り返し忘れずに身に付けるために、定期的に行くことが望ましいと感じます。コロナ禍の間に改装リニューアルして美しくなった射撃場のスキート射台に立ちます。「おお、久しぶり過ぎてめっちゃ緊張する…」ジャ...
「ふぐうぅぅ…」とある日のこと、仕事を始めて1時間もしない内に痛みで動けなくなります。痛む場所は左腰背面。「あ、これは腎臓結石に違いない。健康診断でエコー検査を受けた時に何個も石が見えたもんな…」もう3度目なので少し余裕もありますが、それでも痛いことに変わりはないので、仕事を早退して泌尿器科へと向かいます。内科を併設した病院なので、受付けは新型コロナ第7波による発熱者で激混み。脂汗を流しながら受付けを...
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半年ぶりの更新になり本当にすみません。「あいつはもう死んじまったんじゃないか?」なんて真面目に心配いただきましたが、なんとか元気にしています。。心配の種だった親父は目の手術が成功して今では車も乗り回していますし、衰えた筋力を取り戻そうと八十を超えた歳でジムに行って筋トレをしたりしています。(5月に鯛釣りに行った時の写真です)そこそこの釣果♪そんな親父を見ると、私もまだまだ負けていられませんね。私の去...
皆さま、お久しぶりです。私はなんとか生きています。毎年のふり返りをここでしているので久々にブログの更新をします。今年も終わりですね。本当にあっと言う間の一年でした。毎年同じこと言ってるな…(笑)。今年をふり返ると、何だかツラい一年でした。その理由は色々とあるのですが、親父の銃砲所持許可の返納も理由の一つですね。親父の銃砲所持許可の返納理由は、網膜の毛細血管が破れて出血して視力を失う寸前くらいまでに...
すみません、色々と事情があって更新が滞っていました。実は親父が銃砲所持許可を返納することになりました。銃砲所持者の誰しもが迎えることですが「銃を置く時」が来たのです。ブリタニースパニエルのレオが6歳で猟犬として脂が乗っている全盛期でもあるので、もう少し銃砲所持をしたかったようですが年齢的なものや諸事情により返納。親父本人は元気といえば元気なんですけどね…。今までも何度か返納の危機があったのですが、そ...
最近の私は猟期が終わったので魚釣りによく行っています。(いつも暗いうちから出港なので超早起き)「肉は食べ飽きた~!さあ魚釣って食べるぞ!!」という魂の叫びなのです。で、サバを釣ったり鯛を釣ったりヤズ(ブリの小さい奴)を釣ったりしています。鯛などの白身魚よりもサバやアジなどの青魚は美味しいので大好物なのです。「ああ、一月前までは猟銃を担いで泥塗れになりながら山を駆け回っていたのがウソのようだ…。平和...
私には「幼馴染み」がいません。親戚の従姉妹などはいますが、幼少期から小中学校時代を共に過ごした友人がいないのです。別に「激しく人見知りで友達がまったくいなかった」というわけではありません。それなりに友人はいて、魚釣りに行ったりザリガニ獲りをしたりと遊びまわっていました。じゃあなぜ幼馴染みがいないのかというと、皆さん何処かに行ってしまって連絡が取れなくなったからです。私の住んでいた地区は街自体が大き...
カヤがケガを負って病院で診てもらった時に獣医さんと色々話をしました。なにせ近隣の猟友会から重傷を負った猟犬が運びこまれる動物病院です。かなり有益な生きた情報をお聞きすることが出来ました。そこの獣医さん曰く「防刃ベストを着用させていて、一番重傷を追うのはやはり腹部だね。もし腹膜が切れて腸が出ていた場合、腸間膜(腸と腸を繋ぐ薄い膜)を破らないことが大切だ。これが破れると腸自体に損傷が無くても、内臓が固...
カヤがイノシシの牙によって後ろ腿を突かれ、受傷して動物病院で治療を受けて1週間経過。私は朝晩忘れずに縫った傷の様子を確認していました。それは獣医さんでも「良くなってきたら自分でワイヤーを自分で取っちゃうから気を付けてね」と言われていたし、地元猟友会の猟犬持ちの友人にも「ウチの犬は周囲のお肉を食い千切っちゃいました」という報告を受けていたからです。まあでも、カヤは今まで何度か縫ったことがあったけどそ...
少し前の記事になります。猟期も終盤になり獲物の気配が薄くなります。最近山入りした勢子役の皆さんの情報を総合すると標高の高い場所に獲物が固まっている様子。「よっしゃ、それじゃ待ち役は高い場所を囲むように包囲網を張ってもらって、下から上に向かって獲物を競り上げますか!」親方(若き勢子)と私が猟犬を入れ、高い場所を目指す作戦。待ち役(狙撃手)に配置に付いてもらうため、密やかに山の中を進み包囲網を張っても...
少し前の話ですが、ふじが10才になりました。お誕生日おめでとう!少しだけ生クリームをなめるふじ(笑)。ふじの生家である親方(若き勢子)のお宅でコロコロとしたふじと会ったのがついこの前のように思えるけど、もうそんなに時間が経ったんだね。(これは引き取った日の写真)初めて会った時はモコモコで、口の周りが黒くて「この子は成長したらパグになるんじゃないかしら?」と思ったくらいだけれど、美人さんに育ってくれま...
「お!美味しそうなヒラタケ発見!!」ワンコを引いて山入りしていたある日、競っている途中で食べ頃の大好きなヒラタケを見付けました。(周囲にもたくさん生えていた)だけどワンコ達がいつ獲物を起こすか分からない状況なので、写真撮影だけで現場を離れます。「ま、ご縁があったら競り終って山を下る時にでも採りに来れるかもね」だけど広く移動するので、ほとんどその希望は叶うことなく終わります。そして山を競り終り、下る...
猟期もラストスパートに入ったこの日は、いつも解体をさせていただいている親方(若き勢子)のご家庭がお留守。「じゃ、人数も少ないし軽く散歩程度に犬を走らせましょうか。もし獲物が獲れたら野外解体にしましょう」という話になります。我が家のワンコはカヤさんイトちん。モリは爪を剥がしてもう少しお留守番です。1ラウンド目は私と長老勢子で山を掻き回しますが、ほとんど獲物の痕跡なし。それでも素抜けしてきたオス鹿が1頭...
今日は大きな山を囲んでの大巻狩り。いつものメンバーの他に近隣の猟友会から多くのゲストハンターさんを迎えて待ちについてもらいました。我が家はモリさんが爪を剥がして戦線離脱しているので、カヤとイトの俊足コンビ。リードを放つと超高速ダッシュで山の中を掻き回してくれます。「さ、とりあえず高い場所を目指そう」勢子役の私は他の勢子役の皆さんと連携して、フウフウと急斜面の見上げる様な大きな山を登って行きます。相...
「今年のブリは餌のイワシが豊富でとても脂が乗っていて格別に美味しいですよ!」産直市場で地元鮮魚コーナーを紹介する番組があって、アナウンサーの女性がそんな事を話していました。「ああ、本当に美味しそうだ。でも肝心のブリ釣りに行けないんだよ…」脂が乗った刺身の映像を見ながら独り言を呟きます。青物(ヒラマサやブリなど)釣りのハイシーズンなので、特別に用事がある時以外は毎週のように釣船に予約を入れるのですが...
この方はグループの長老勢子、殿山さん(仮名)。御年86歳!!86歳で自分の猟犬2頭を引き連れ、山から獲物を追い出してくれています。温和な性格の方で殿山さん(仮名)のことを悪く言う人を聞いたことがありません。色々なことがある狩猟界においてかなりレアなパターンと言って良いのではないでしょうか。私が殿山さん(仮名)と知り合った時は80代になるかならないかの年齢でしたが、髪の毛こそホワイトヘアーですが毛量たっぷ...
親父からキジをもらったのでありがたくいただきます。(手前がキジ。奥はカルガモ)「キジはパサパサして美味くない」というハンターさんが一定数いることも知っていますが、柔らかめに火を通した肉の旨味や骨から取ったスープの深味は他に比較できない物があります。傷の少ない個体を丁寧にゆっくりと熟成すると旨味や甘味を感じることが出来て最高に美味しいのですが、やはりここでも「日本人は調理時に肉に火を通し過ぎる」とい...
帰宅してワンコ達の熱烈なお出迎えを受けるのは毎日のこと♪なかでも甘えん坊なモリはいつも「撫でて!!」と飛びついて来ます。「ん?でもなんか今日はちょっと元気がない感じ…」そう思って観察すると異変に気付きました。右手の爪が一枚剥げて神経剥き出しっ!!「いや~、これは相当痛そうだね…」人の拷問にも「生爪を剥がす」なんて方法がありますし、かなり痛々しい感じ。どうしてこんなことになったのだろうと思って庭を見る...
実は新型コロナウイルス感染症にかかりました。少し前のことになりますが備忘録として記しておきたいと思います。仕事をしていると寒気がして早退。翌朝は38℃超えの発熱だったので休暇を取って発熱外来を受診しました。(犬の歯形だらけの温度計でスミマセン。笑)予め電話して駐車場で車のナンバーを伝えて待機。少しすると防護服と医療マスク・フェイスシールドを装着した看護婦さんがやって来て綿棒で鼻の穴の中をグリグリと拭...
狩猟に行くときの私は早起きです。(くたびれ果てて起き上がれないこと度々ですが…)忘れ物が無いように前日から出来る限りの用意はしておくのですが、ガンロッカーと装弾ロッカーから猟銃と弾を取り出し、猟銃は分解保管している状態なので組み立てて銃カバーに収納します。(寝ぼけ眼で組み立てるので忘れ物があることもしばしば…)それから古傷を抱える膝にテーピングを巻き猟装に着替え。勢子役として山入りするのに必須なので...
猟期も半ばを過ぎ、獲物の動きが変わります。具体的に言うと、足跡やエサを食べた痕跡はあるのに通常の近場の寝屋に寝ずに大きな山まで引いて寝て競っても空山だったり、猟犬に追い出されても田んぼや道路を横切って逃げたり、包囲網を張った射撃手の場所を気取って待ちにかからなかったり…。「相手もなかなかやるなぁ」野生動物の賢さに感嘆せざるを得ません。終末が終わり、しがないサラリーマンの私は筋肉痛の体をごまかして仕...
「あらら、傷付いた場所のカサブタが治ったと思ったら剥げちゃったね…」昨年、防牙ベストの上からイノシシの牙で突かれた跡です。「イトちん、キミはお年頃の女の子さんなのに傷だらけじゃん」(赤丸の中。黄色の線に沿って毛が剥げています)臓器の位置から言うと、肺の下部・横隔膜の場所。肋骨の隙間に牙が通っていたら致命傷となる場所です。「いや~、これは場所的にヤバかった。本当に防牙ベストを着ていて良かったなぁ…」本...
最近の私は猟期が終わったので魚釣りによく行っています。(いつも暗いうちから出港なので超早起き)「肉は食べ飽きた~!さあ魚釣って食べるぞ!!」という魂の叫びなのです。で、サバを釣ったり鯛を釣ったりヤズ(ブリの小さい奴)を釣ったりしています。鯛などの白身魚よりもサバやアジなどの青魚は美味しいので大好物なのです。「ああ、一月前までは猟銃を担いで泥塗れになりながら山を駆け回っていたのがウソのようだ…。平和...
私には「幼馴染み」がいません。親戚の従姉妹などはいますが、幼少期から小中学校時代を共に過ごした友人がいないのです。別に「激しく人見知りで友達がまったくいなかった」というわけではありません。それなりに友人はいて、魚釣りに行ったりザリガニ獲りをしたりと遊びまわっていました。じゃあなぜ幼馴染みがいないのかというと、皆さん何処かに行ってしまって連絡が取れなくなったからです。私の住んでいた地区は街自体が大き...
カヤがケガを負って病院で診てもらった時に獣医さんと色々話をしました。なにせ近隣の猟友会から重傷を負った猟犬が運びこまれる動物病院です。かなり有益な生きた情報をお聞きすることが出来ました。そこの獣医さん曰く「防刃ベストを着用させていて、一番重傷を追うのはやはり腹部だね。もし腹膜が切れて腸が出ていた場合、腸間膜(腸と腸を繋ぐ薄い膜)を破らないことが大切だ。これが破れると腸自体に損傷が無くても、内臓が固...
カヤがイノシシの牙によって後ろ腿を突かれ、受傷して動物病院で治療を受けて1週間経過。私は朝晩忘れずに縫った傷の様子を確認していました。それは獣医さんでも「良くなってきたら自分でワイヤーを自分で取っちゃうから気を付けてね」と言われていたし、地元猟友会の猟犬持ちの友人にも「ウチの犬は周囲のお肉を食い千切っちゃいました」という報告を受けていたからです。まあでも、カヤは今まで何度か縫ったことがあったけどそ...
少し前の記事になります。猟期も終盤になり獲物の気配が薄くなります。最近山入りした勢子役の皆さんの情報を総合すると標高の高い場所に獲物が固まっている様子。「よっしゃ、それじゃ待ち役は高い場所を囲むように包囲網を張ってもらって、下から上に向かって獲物を競り上げますか!」親方(若き勢子)と私が猟犬を入れ、高い場所を目指す作戦。待ち役(狙撃手)に配置に付いてもらうため、密やかに山の中を進み包囲網を張っても...
少し前の話ですが、ふじが10才になりました。お誕生日おめでとう!少しだけ生クリームをなめるふじ(笑)。ふじの生家である親方(若き勢子)のお宅でコロコロとしたふじと会ったのがついこの前のように思えるけど、もうそんなに時間が経ったんだね。(これは引き取った日の写真)初めて会った時はモコモコで、口の周りが黒くて「この子は成長したらパグになるんじゃないかしら?」と思ったくらいだけれど、美人さんに育ってくれま...
「お!美味しそうなヒラタケ発見!!」ワンコを引いて山入りしていたある日、競っている途中で食べ頃の大好きなヒラタケを見付けました。(周囲にもたくさん生えていた)だけどワンコ達がいつ獲物を起こすか分からない状況なので、写真撮影だけで現場を離れます。「ま、ご縁があったら競り終って山を下る時にでも採りに来れるかもね」だけど広く移動するので、ほとんどその希望は叶うことなく終わります。そして山を競り終り、下る...
猟期もラストスパートに入ったこの日は、いつも解体をさせていただいている親方(若き勢子)のご家庭がお留守。「じゃ、人数も少ないし軽く散歩程度に犬を走らせましょうか。もし獲物が獲れたら野外解体にしましょう」という話になります。我が家のワンコはカヤさんイトちん。モリは爪を剥がしてもう少しお留守番です。1ラウンド目は私と長老勢子で山を掻き回しますが、ほとんど獲物の痕跡なし。それでも素抜けしてきたオス鹿が1頭...
今日は大きな山を囲んでの大巻狩り。いつものメンバーの他に近隣の猟友会から多くのゲストハンターさんを迎えて待ちについてもらいました。我が家はモリさんが爪を剥がして戦線離脱しているので、カヤとイトの俊足コンビ。リードを放つと超高速ダッシュで山の中を掻き回してくれます。「さ、とりあえず高い場所を目指そう」勢子役の私は他の勢子役の皆さんと連携して、フウフウと急斜面の見上げる様な大きな山を登って行きます。相...
「今年のブリは餌のイワシが豊富でとても脂が乗っていて格別に美味しいですよ!」産直市場で地元鮮魚コーナーを紹介する番組があって、アナウンサーの女性がそんな事を話していました。「ああ、本当に美味しそうだ。でも肝心のブリ釣りに行けないんだよ…」脂が乗った刺身の映像を見ながら独り言を呟きます。青物(ヒラマサやブリなど)釣りのハイシーズンなので、特別に用事がある時以外は毎週のように釣船に予約を入れるのですが...
この方はグループの長老勢子、殿山さん(仮名)。御年86歳!!86歳で自分の猟犬2頭を引き連れ、山から獲物を追い出してくれています。温和な性格の方で殿山さん(仮名)のことを悪く言う人を聞いたことがありません。色々なことがある狩猟界においてかなりレアなパターンと言って良いのではないでしょうか。私が殿山さん(仮名)と知り合った時は80代になるかならないかの年齢でしたが、髪の毛こそホワイトヘアーですが毛量たっぷ...
親父からキジをもらったのでありがたくいただきます。(手前がキジ。奥はカルガモ)「キジはパサパサして美味くない」というハンターさんが一定数いることも知っていますが、柔らかめに火を通した肉の旨味や骨から取ったスープの深味は他に比較できない物があります。傷の少ない個体を丁寧にゆっくりと熟成すると旨味や甘味を感じることが出来て最高に美味しいのですが、やはりここでも「日本人は調理時に肉に火を通し過ぎる」とい...
帰宅してワンコ達の熱烈なお出迎えを受けるのは毎日のこと♪なかでも甘えん坊なモリはいつも「撫でて!!」と飛びついて来ます。「ん?でもなんか今日はちょっと元気がない感じ…」そう思って観察すると異変に気付きました。右手の爪が一枚剥げて神経剥き出しっ!!「いや~、これは相当痛そうだね…」人の拷問にも「生爪を剥がす」なんて方法がありますし、かなり痛々しい感じ。どうしてこんなことになったのだろうと思って庭を見る...
実は新型コロナウイルス感染症にかかりました。少し前のことになりますが備忘録として記しておきたいと思います。仕事をしていると寒気がして早退。翌朝は38℃超えの発熱だったので休暇を取って発熱外来を受診しました。(犬の歯形だらけの温度計でスミマセン。笑)予め電話して駐車場で車のナンバーを伝えて待機。少しすると防護服と医療マスク・フェイスシールドを装着した看護婦さんがやって来て綿棒で鼻の穴の中をグリグリと拭...
狩猟に行くときの私は早起きです。(くたびれ果てて起き上がれないこと度々ですが…)忘れ物が無いように前日から出来る限りの用意はしておくのですが、ガンロッカーと装弾ロッカーから猟銃と弾を取り出し、猟銃は分解保管している状態なので組み立てて銃カバーに収納します。(寝ぼけ眼で組み立てるので忘れ物があることもしばしば…)それから古傷を抱える膝にテーピングを巻き猟装に着替え。勢子役として山入りするのに必須なので...
猟期も半ばを過ぎ、獲物の動きが変わります。具体的に言うと、足跡やエサを食べた痕跡はあるのに通常の近場の寝屋に寝ずに大きな山まで引いて寝て競っても空山だったり、猟犬に追い出されても田んぼや道路を横切って逃げたり、包囲網を張った射撃手の場所を気取って待ちにかからなかったり…。「相手もなかなかやるなぁ」野生動物の賢さに感嘆せざるを得ません。終末が終わり、しがないサラリーマンの私は筋肉痛の体をごまかして仕...
「あらら、傷付いた場所のカサブタが治ったと思ったら剥げちゃったね…」昨年、防牙ベストの上からイノシシの牙で突かれた跡です。「イトちん、キミはお年頃の女の子さんなのに傷だらけじゃん」(赤丸の中。黄色の線に沿って毛が剥げています)臓器の位置から言うと、肺の下部・横隔膜の場所。肋骨の隙間に牙が通っていたら致命傷となる場所です。「いや~、これは場所的にヤバかった。本当に防牙ベストを着ていて良かったなぁ…」本...
年末に行ったブリ釣りで思った以上の大漁で、翌日は捌いたり友人やご近所さんにお魚を配ったりでバタバタしました。夜は大物ヒラマサの腹身を炙り刺身にして日本酒を飲むと、除夜の鐘を聞くことも出来ずに寝落ち。元旦に実家に帰ってふじさんとレオを遊ばせてきたけれど、他の3頭のワンコさんズを家に残してきたのでトンボ返りの日帰り。ホントは大晦日に「年越し蕎麦」として食べるはずだった鴨肉の蕎麦を「年越しちゃった蕎麦」...
年越しの釣果報告になります。毎年年末になると、どこの釣り船も予約が入って「満船」という状態になります。年末休暇に入った釣り人達が正月用のブリを釣るためです。しかしこの時期はいつも時化て出港できないことが殆どで、ほぼ諦めながらも早めに予約。「ダメだろうなぁ~」と思いつつも、何日も前から波浪予報のサイトを何度も眺めます。「ん?今年はもしかして出航できるかも…」私の見ているアプリでは3日後までの波浪予報が...
年越しの猟果報告になります。クリスマスイブの週末は2日間山を駆け回り、稜線を走る10頭以上の鹿の群れを見たり、通し(けもの道)を走るイノシシに対して撃ちかけたりで獲物に恵まれました。三段角の大きな鹿を2頭と今季最高肉質の産まずのメスイノシシ(お産を経験していないメスイノシシ)2頭と小イノシシ1頭ゲット。たっぷりとクリスマスと年末年始用の良いお肉が備蓄できました。(脂ノリノリのイノシシ♪)「年末年始はどう...