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コトバの試し斬り=(どうぶつ番外物語) https://blog.goo.ne.jp/s1504

斬新な切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設17年目に入りました。

自然と共生しながら、生きてきました。 ここでは4,000字(原稿用紙10枚)程度の短い作品を発表します。 <超短編シリーズ>として、発表中のものもありますが、むかし詩を書いていたこともあり、コトバに対する思い入れは人一倍つよいとおもいます。

正宗の妖刀
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2010/09/26

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  • 新企画『ととのいました』(24)

    〇「異次元の少子化対策」とかけて「ハーメルンの笛吹き男」とときますそのこころは「本当に子どもを育てやすい社会が作れるのか(約束が反故にされないか)注視」しています。新企画『ととのいました』(24)

  • ポエム371 『山茱萸の花』

    旅先でミツマタの花を山茱萸と言い張った友よあなたが去ってもう15年が過ぎました民俗学を研究していたあなたにとって山茱萸はきっと憧れの存在だったのでしょう恋愛小説の創作に長けたあなたの胸中にはあるいは訪れたことのある椎葉村の風景があったのかなと今にして思うのです鈴の音がしたらあなたの送った便りと信じますポエム371『山茱萸の花』

  • 紙上大喜利47『じじいの時事ばなし』

    〇「おい、大事件がぼっぱつしたな。北青鵬が引退したぞ」「弟弟子への度重なる暴行が明らかになった以上引退勧告もやむを得ないですね」〇「親方の宮城野(白鵬)も監督不行き届きで2階級降格だそうだ」「的確な相撲解説で信頼していたのにね」〇「もう広報にはいられない。駐車場係とかに追いやられる」「親方の耳に入っていたということなのになぜ厳しく指導しなかったんですかね」〇「そこが不思議なところよ、相撲協会に対し挑戦的な態度が感じられる」「そうですね。大横綱だったオレに処分なんかできないだろうという不遜さですね」〇「現役時代からバンザイしたり協会の慣習に逆らっていたからな」「そうそう、双葉山を尊敬していると言いながらモンゴル優位の意識が強かったですからね」紙上大喜利47『じじいの時事ばなし』

  • 新企画」新企画新企画『ととのいました』(23)

    〇「ジャンボジェット」とかけて『悪ガキ」とときますそのこころは『どりらも飛行機(非行期」でしょう」松「相撲の立ち合い」とかけて『息の合った漫才コンビ」とときますそのこころは『どちらも阿吽(あ・うん)の呼吸」でしょう〇「話題の大物芸人とかけて」「お茶会と飲み会」とときますそのこころは『菓子と献上も抹茶(まっちゃ・・〉に関係が」あるでしょう新企画」新企画新企画『ととのいました』(23)

  • ポエム370 『ひまわりをもう一度』

    ソフィア・ローレンさんもう一度あの映画に出てくださいジョバンナ役で世界を感動の渦に巻き込んだ映画「ひまわり」に・・ロケ地はかつてのソ連邦(現ウクライナ)一面のひまわり畑で繰り広げられる恋物語兵士アンオニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)の12日間の結婚休戦を永遠にと精神疾患を装うがもくろみは入院後にばれて戦地へ送られる汽車の中と外のホームで見つめ合う二人の別れ二度と会うことのない運命を知りつつも夫を探し戦地をさまようジョバンナの姿に戦争の影を見る映画から50年の歳月を経て侵略を受けるウクライナソ連邦から解放され独立したウクライナを再び手中に収めようと攻撃を繰り返し市民を標的にするロシアの軍人たち世界中が待ちのぞむ小麦と共にヒマワリを破壊されたウクライナの国土復興のための切り札にしようとするアイディアが提案さ...ポエム370『ひまわりをもう一度』

  • 紙上大喜利46 『じじいの時事ばなし』

    〇「大谷は化け物か」」「始動したと思ったら150メートル弾ですからね」〇「アメリカの医者はサイボーグ造りに自信満々だな」「星飛雄馬は強力なバネをつけて練習してましたが・・」〇「空想はあっさり超えられたようだ」「それでも大谷翔平のイメージは好青年のままですからね」〇「もう野球選手の枠は取っ払われて理想像の一人歩きだ」「どんどん大きくなる雪だるまですね」〇「ドジャースには幾らカネが入ってくるんだ?」「ご隠居、この際ハシタナイ話はよしましょう」紙上大喜利46『じじいの時事ばなし』

  • 川柳復活13 『春一番』

    〇春一番吹いて鼻水とめどなく〇抗ヒスタミン剤鼻炎薬さま仏さま〇目薬をさして益々しょぼしょぼと〇めん玉をできることなら丸洗い〇株一番NISAの日〔2月13日)から吹き上げぬ〇作られしインフレ弾ける日も近し〇投資家の心理透視しファンド動く〇まだボレる企業物価の上げラッシュ〇支持率を下げても涼し株高で川柳復活13『春一番』

  • 短期連載『ルリ色の石を探して』〈6〉最終回

    タム・ソーヤたちはお兄さんの手伝いをした後ただひたすら多磨川の土手を歩いていた。すると広い河原の一角に臨時キャンプ場という看板がかかっている場所を発見した。「おおっ、どこの区か知らないけど夏休みの子供たちのためにキャンプ場を開いてくれたらしい。ラッキー、俺たちもここで一泊しよう」タム・ソーヤが管理責任者らしいおじさんに近づき「すみません、4人ですけど今夜ここを使わせていただけますか」「事前申し込みの許可証は?」「あ、お母さんがリュックに入れてくれたんですけどどこへ行ったかな・・」タム・ソーヤは必死に探すふりをした。「許可証がないとここは使えないよ」「そんな、殺生な・・このキャンプ場に泊れないと僕たち野宿ですよ」「君、殺生なんて言葉どこで覚えたの?おじさんを脅しているみたいだな」「いえ、僕の家の電話は〇〇ば...短期連載『ルリ色の石を探して』〈6〉最終回

  • 短期連載『ルリ色の石を探して』〔5)

    堤防の下で待っていた大学生のお兄さんが、「この前はありがとう」とタム・ソーヤたちを迎えた。「実は君たちに採取してもらったウグイやオイカワは最近外来魚の餌食になって数を減らしているんだ。大分前からここはタマゾン川と呼ばれていて、熱帯魚のグッピーやブラックバスが定着している。下流域の川崎市近くで<おさかなポスト>を運営する方の発表ではペットショップで買い求めた珍しい熱帯魚を設置した生け簀に入れていくケースが増えているそうだ。ところが中には勝手に川へ捨てる人も多いので多摩川に外来魚が住み着いてしまった。一時は死の川と呼ばれていたが下水処理施設が整備されて水質がよくなったのと生活排水の温度が高くなったことから冬場でも熱帯魚が住みつき繁殖までできる環境になった。ぼくは在来魚の生息を守る立場から、君たちに手伝ってもら...短期連載『ルリ色の石を探して』〔5)

  • 短期連載『ルリ色の石を探して〈4〉

    タム・ソーヤたちは多摩川の堤防に寝そべって明け方まで天の川や夏の星座を見続けた。背後が北で多摩川の方向が南なので月明りが残っているうちから天の川がはっきりと見えた。「ミルキー・ウェイか、多摩川の上は街の明かりが届かないからきれいに見えたよね」ビルがうっとりとした表情で言った。「まさか、こんなことになるとは思いもしなかったよ」タム・ソーヤが自慢げに応じた。「ぼく、一度も見たことなかったからベガやアルタイルを目に焼き付けておくよ」ジミーもビルと同じように感激していた。明け方月明りがなくなるころ、天の川は多摩川をまたいではるかに雄大な天空の川を作っていた。消防署や警察署はタム・ソーヤの言葉を信じて星座観察を許してくれた。午前中にでもひとっ走りしてお礼を言おうという気になっていた。しかし多摩段丘の亀裂の浅いところ...短期連載『ルリ色の石を探して〈4〉

  • 短期連載『ルリ色の石を探して』〈3〉

    タム・ソーヤに誘導されながらもハックがぶつぶつ呟いている。「ムロって冬場に樹木や野菜をかこうものだろう?真夏にムロなんてあるわけないだろう」実はタム・ソーヤも自分の間違いに気づき始めていた。しかし、言い出した手前引っ込みがつかない。「ほら、夏でもちゃんとムロがあるじゃないか」たしかに4人の前方に屋根のついた小屋があった。だが、よく見ると戸が閉まっていて小屋全体に鎖ロープが巻かれている。「あれ、これってムロじゃなくて無人の野菜直売場じゃないかな?」ビルが言った。「そうか、それじゃ引き返して今夜は野宿だな」タム・ソーヤの方針転換に皆一斉に「ええーっ」と不満を漏らした。しかし、現状は変えようがない。幸い満月の夜だったので足を引きずりながら多摩川の堤までもどった。誰一人とおおらない道にレジャーシートを広げ、拾い集...短期連載『ルリ色の石を探して』〈3〉

  • 短期連載『ルリ色の石を探して』(2)

    多摩川の堤に這い上がったもののタム・ソーヤにも次の行動予定があるわけではない。もたもたしているうちに大学生が近づいてきて「君たちぼくのお手伝いをしてくれないかな」と笑いかけた。「お礼はできないけど、個人的に多摩川に生息している魚や甲殻類を調査する仕事もしているんだ。世界の学会に発表するかもしれないんです」「はあ・・」タム・ソーヤがつられたように返事をした。世界という言葉に弱い田村一郎は仲間を見回して「どうせ暇だし暑いから水遊びしてみようか」と積極的になった。昼過ぎの一番暑い時間帯にタム・ソーヤたちはズボンもシャツも脱ぎ捨て、パンツ一丁で川に入った。川といっても本流に沿って流れる人工の支流である。本来は飲料水や灌漑用水にするための取水口で、詳しい人の話では自治体ごとにそうした工夫をしているらしい。タム・ソー...短期連載『ルリ色の石を探して』(2)

  • ルリ色の石を探して〈1〉

    昭和〇〇年の夏休みに、田村一郎の提案で遊び友達総勢4人がルリ色の石を探すことになった。ガキ大将の田村一郎は関西出身の大柄な中学一年生で、何かにつけ「そうや」と返事をするのでタム・ソーヤのあだ名をつけられていた。そうなると当然、ほかの三人も八田はハック、蛭田はビル、おとなしい舟木はジミーと愛称で呼ばれることになった。「俺たちは今夜家を抜けだしルリ色の石を見つけるまで帰らない。家族が心配すると厄介だから田村の家で宿題をやると書き置きしてきてくれ。それと一週間分の食料、飯盒、マッチ、レジャーシート、毛布などを忘れないように。」あいんしゅたいんは「ところでルリ色の石ってどんなものなの?」ビルが聞いた。「お前らもアインシュタイン博士は知ってるだろ。おれの読んだ本によれば地球に降り注いだ隕石のうちルリ色の隕石には宇宙...ルリ色の石を探して〈1〉

  • 川柳復活13 『じじいの時事ばなし』

    〇「おい。検察は司直の剣を振るわずに目的を達したと自画自賛しているらしいな」「たしかに二階派をはじめ雪崩を打ってだけど派閥解散に動いたんだから実効はあったのでしょうが・・」〇「だけど安部派6人衆は顔を合わせたとたんに薄ら笑いを浮かべてたな」「あれは同じトカゲ同士が不貞腐れた照れ笑いじゃないですか」〇「世耕さんだけは不機嫌そうだったが何か企んでるのか」「わかりませんが政治の復権を考えている可能性はありますね」〇「大相撲も終わっちゃたし気抜けのビール状態だぞ」「あとは森安ジャパンを応援しましょうか」〇「照ノ富士の気迫と錦木の勝ち越しが心の支えじゃ」「ご贔屓の二人が活躍したほかに琴の若の大関昇進がありましたね」川柳復活13『じじいの時事ばなし』

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