コトバの試し斬り=(どうぶつ番外物語)
住所
東京都
出身
東京都
ハンドル名
正宗の妖刀さん
ブログタイトル
コトバの試し斬り=(どうぶつ番外物語)
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/s1504
ブログ紹介文
斬新な切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設13年目に入りました。
自由文
自然と共生しながら、生きてきました。 ここでは4,000字(原稿用紙10枚)程度の短い作品を発表します。 <超短編シリーズ>として、発表中のものもありますが、むかし詩を書いていたこともあり、コトバに対する思い入れは人一倍つよいとおもいます。
更新頻度(1年)

45回 / 287日(平均1.1回/週)

ブログ村参加:2010/09/26

正宗の妖刀さんの人気ランキング

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正宗の妖刀さんのブログ記事

  • どうぶつ・ティータイム(229) 『夏「ひろしま」がうごめく』

    <よみがえった映画>令和元年8月16日深夜0時から「ひろしま」という映画がEテレで放映されるが、見たことありますか。友人から電話があったのは2時間ほど前だったろうか。友人自身は小学生のころ学校が催す映画鑑賞の時間に見たことがあるが、その後GHQの方針で映写が差し止められ、以後幻の映画となっていた作品だということだった。終戦後8年ほど過ぎた1953年、教職員組合が中心になって資金を出し合い、数名の役者さん女優さんを軸に多くの広島市民が参加して完成させた映画らしい。ぼくの田舎ではどうだったのだろう。教職員組合が主体になって制作した映画ということだから「ひろしま」が映写された可能性はあるが、ぼくの記憶にはまったく残っていない。友人が教えてくれた映画の概要を頼りに、眠い目をこすりながらチャンネルを合わせた。映画が始まる...どうぶつ・ティータイム(229)『夏「ひろしま」がうごめく』

  • どうぶつ・ティータイム(228) 『菜園フィナーレ近し』

    オクラの花と実暑い暑いと言っているうちに台風がやってきて、ミニ菜園ももうすぐ店じまいという雰囲気が漂ってきた。何種類もの野菜たちの隙間に蒔いたオクラが花をつけ、それが実になっていく様子を観察していると、ああこの植物もトマトやキュウリと同じように完結へ向けての工程をたどっているんだなあと感慨を覚えるのだった。初めての栽培だったので、収穫したオクラを口にするといっそう喜びが増した。買って食べていたころの食味よりも、柔らかく新鮮に感じられたのは気のせいではないだろう。カボチャを柵の外で発見つる性植物は、油断しているとどこへ伸びていくかわからない。あらかじめネットを張って規制していたのに、検問を回避して柵の外で実をつけていた。束縛を嫌う子供のように、奔放極まりない。中へ戻そうにも、もうがっちり柵にしがみついていて手の付...どうぶつ・ティータイム(228)『菜園フィナーレ近し』

  • ポエム240 『もしもしオランダ耳菜草』

    オランダミミナグサ(城跡ほっつき歩記)よりあれどこかで見た草だなそうかうちの庭にも咲いていたな毛深い見かけが耳の内側を連想させるのだろうか目立たないけど花は律義に整ってるな五弁の先が幼児用スプーンのように割れてさえ?割れてないのもあるのかい自然界にだって落ちこぼれはいるさいや他と違うからって劣っているわけじゃない今は少数派でもやがて主流になるかもしれないぜ日当たり風通しが悪いと花弁の切れも悪いらしいもしもしオランダ耳菜草気まぐれな性格じゃないよねいちゃもん付けてごねてるわけじゃないよねそういえば近ごろの地球は風通しが悪いな突風のようにエゴがぶつかり合ってさ百年かけて友達になってもあっという間に崩壊さあっちが悪いからこっちも相応の対処をするたしかに筋は通ってるし気分もスッキリするよだけど行き着くところは天国だろう...ポエム240『もしもしオランダ耳菜草』

  • どうぶつ・ティタイム(227)『くせもの勢ぞろい』

    ミョウガ8月に入って、ミョウガがいっせいに花を開いた。密生する茗荷林の根元に顔を突っ込んで確かめると、あるわあるわ50本ほどのミョウガタケが黄色い花をつけて手招きしている。こちらは疑似餌に誘われる魚よろしく、這いつくばって食らいつくが、態勢が苦しくなったので途中で収穫を中断した。逃げるわけではないから、明日にしようと無理には採らなかった。さっそく、そばの薬味にしたり、塩漬けにしたり、夏バテ防止になりそうな癖モノとの出会いであった。リスの標的キウイはまだ青いはずなのに、7月下旬からリスの出動が始まった。試しに齧って、うまくないので放置していく。防鳥網でキウイの実をガードしようとするのだが、枝が邪魔してなかなかうまくいかない。そう言えば、青いトマトが同じように齧られていたから、カラスだけの仕業ではなさそうだ。リスと...どうぶつ・ティタイム(227)『くせもの勢ぞろい』

  • どうぶつ・ティータイム(226)『まだ梅雨は明けないのか』

    (カボチャは無事に実をつけるか)カボチャは他の植物を押しのけて匍匐前進中。花はたくさんつけているが、はたして実はなるのか。(トマトは鴉から身を隠せるか)キュウリに続いて、トマトも鴉にやられた。このトマトは、葉っぱの下で実を守れるだろうか。(人間は遊びすぎていないか)無事に収穫できたことを、きゅうりとトマトとともに喜ぶ。ささいなことで、遊びすぎ?(何もかも散らかり過ぎていないか)三日留守にしたら、みんな待っていてくれた。キュウリとミニトマト、モロッコインゲン、食卓の上も下も乱れ過ぎだが。(百合は花を支えられるか)ユリは花が重すぎて、自らを支えるのが大変そう。美しく見られるためには、誰かの協力が必要なんだよね。(キウイは実をつけ過ぎていないか)この粒ぞろいの実を、どこから摘果したらいいのか。迷っているうちに、手遅れ...どうぶつ・ティータイム(226)『まだ梅雨は明けないのか』

  • (超短編シリーズ)123 『伝説の諏訪』

    (1)海面から三千尺も高いところに、諏訪の湖水がある。腹を赤く塗られた汽船が、花の頃も青葉の頃も水に浮かんでいる。この湖水は今から三百年(言い伝えからさらに百年経過)ほど前までは、今の倍もあって、高島というお城が海の中に立っていた。湖水の底には武田信玄の石棺が沈んでいる。小坂の観音様の下には鐘が沈んでいる。そして蛍の飛ぶ頃になると、その鐘が夜な夜な、ありし世を恋うて鳴る。神代の大昔、建御名方命(タケミナカタノミコト)が神宮寺(しぐじ)というところに住んでおられた。女神の八坂研耳命(ヤサカタギシミミノミコト)が、離縁されて下諏訪の方へ去られる時に、男神の建御名方命は仰せられた。「何なりと、欲しいものを持て。」けれども、これといってほしいと思われるものがなかったので、女神はただ打ち萎れて、宮の傍らに湧いている温泉を...(超短編シリーズ)123『伝説の諏訪』

  • ポエム240 『陽気な気性のマルバルコウ』

    マルバルコウ(城跡ほっつき歩記)よりどうなってるんだこの天気来る日も来る日も雨模様半袖シャツじゃ肌寒い農家の嘆きは野菜の生育不足きゅうりは背筋を伸ばせずトマトも茄子もひねこびたまま早くお天道さまの顔が見たい早くお天道さまに逢わせてやりたい冷夏のままでは菌と害虫が跋扈する救世主はいないか希望の星は?おっと手を挙げたのはマルバルコウあんた非常事態に何かできるの?いやあそういわれると面目ない外来の身分なれどさつまいもが渋るからシャレのつもりで手を挙げたまで飢饉のときの救世主甘藷に似てはいるが非常事態に紛らわしい冗句はご法度だそもそもマルバルコウじゃ正体不明ヘイ相済みません姓はマルバ名はルコウ漢字で書くと丸葉縷紅と申しやす江戸時代に輸入された一年草でございますなになに熱帯アメリカ産だとな観賞用か朱色の花はなかなか可愛い...ポエム240『陽気な気性のマルバルコウ』

  • どうぶつ・ティータイム(225)『むざんやな胡瓜の肺腑えぐられて』

    キュウリ昨年も痛い目にあっているのに、またカラスに不意を突かれた。朝、新鮮なやつを収穫しようと庭に回ってみると、キュウリが瀕死の状態で土の上に横たわっている。とっさに「むざんやな・・・・」と呟いてしまった。それというのも、ちょっと前に読んだブログ(ウォーク更家さん)の中の芭蕉の句が頭から離れなかったからである。<むざんやな甲(かぶと)の下のきりぎりす>この名句の背景にある壮大なロマンは、下記のURLから読んでいただくとして、こちらは肺腑をえぐられたキュウリを前に立ち尽くすのみ。(すこしオーバーかな?)イノシシやシカなどに作物を荒らされるお百姓さんからみれば、この程度はミクロの話だろうが、こんな食い方をされたことが忌々しいのだ。ミニ菜園で起こったカラスの奇襲は、これからもトマトやキウイで起こり得る。秋になるとリス...どうぶつ・ティータイム(225)『むざんやな胡瓜の肺腑えぐられて』

  • どうぶつ・ティータイム(224) 『梅雨明け早く来い』

    初なり一周遅れのランナーのように、キュウリ、トマト、ジャガイモの初なりがゴールインした。ミニトマトとキュウリは、ホームセンターで苗木を1本ずつ購入、遅くなったとはいえ予備軍がいっぱい控えているので、まだまだ楽しめそう。早く梅雨が明けてくれないかなあ。梅雨が明ければ、本格的に収穫できそう。ジャガイモジャガイモは、去年の忘れ形見が親になってできた子供たち。このような係累を持つジャガイモが、まだ10本ほど残っているので、先が期待できる。それにしても、なんという生命力だろう。もともとは一昨年、剥いた皮を捨てたところから始まっているので、そこから芽を出し、取り残しがさらに子孫を残しと、どんどんつながっている。トマトモモタロウの方は、最初になった実がボコボコしていて、ほとんど鬼ヶ島状態。あとの実はまだ青いが、正常に成長して...どうぶつ・ティータイム(224)『梅雨明け早く来い』

  • ポエム238 『忘れえぬ郭公薊』

    カッコウアザミ(城跡ほっつき歩記)より花のように美しいひとだった花のように可愛いひとだった知り合ったのは18歳の時だったみずうみのほとりに住んでいた毎朝自転車で駅までやってきて城のある町まで通っていたその街には洋裁学校があった卒業するとデパートに就職できて母親を喜ばせる夢がかなうはずだったある日を境にその人は姿を消した幾日も幾日も駅に現れなかったぼくは不安でそのひとに手紙を書いたなにかあったんですか風邪でもひきましたかお返事いただければ嬉しいです一年たって知らせが来た父親が出張先で非業の死を遂げて洋裁学校もやめ転居したことが書かれていた郵便受けの真下で郭公薊が花をつけ差し出し先のない手紙を迎えたがその人が届けてきたのは紫色の悲しみだったなんで一年も知らせてくれなかったのだ事件に巻き込まれた父親のことに比べればぼ...ポエム238『忘れえぬ郭公薊』

  • どうぶつ・ティータイム(223)『アローナイツ秋葉豊と木下あきら』

    ムード歌謡の名曲『中の島ブルース』をFBにシェアしてくれた友人が、この曲には外国のファンからたくさんのコメントが寄せられていることを教えてくれた。ご当地ソングの一種と思われるこの歌が日本人に好まれるのはわかるが、なぜ外国人が何百人もコメントしたり<いいね>を押したりするのだろうかと疑問に思った。友人がアップしてくれたのは「秋葉豊とアローナイツ」の『中の島ブルース』である。テレビの歌謡番組で聞いたことのある「内山田洋とクールファイブ」ではなかったので、期待が膨らんだ。調べてみると、この曲は「秋葉豊とアローナイツ」と「内山田洋とクールファイブ」の競作で、1975年に発売された年度のやシングル売り上げは、知名度の高い内山田洋とクールファイブに軍配が上がったらしい。それでも、友人は札幌に拠点のある秋葉豊とアローナイツの...どうぶつ・ティータイム(223)『アローナイツ秋葉豊と木下あきら』

  • ポエム237 『オニユリ対タイガー・リリー』

          オニユリ   (城跡ほっつき歩記)よりたったいま 井岡一翔とアストン・バリクテの世界タイトルマッチを見終わったところだすごいなあ この男 顔も無傷だしボクシングで勝利するということはパンチ スピード ブレインが必要と誰かが言ったような言わなかったような原田も具志堅も凄かったが井岡はスマートだおいおい いつまで続けるんだボクシング談義温室育ちのオニユリくんの出番じゃあるまいなに? 何代も受け継いだ血の系譜があるってかボクシングだけではなく プロレスも好きなのかタイガー・ジェット・シン対アントニオ猪木そんな試合まで覚えているのか先代の先代のオニユリが窓ガラス越しに見たのかその記憶がぶるぶる花弁を震わすんだなそうかそうか オジサンにもわかるよオニユリのことタイガー・リリーともいうからね鬼が強いか それとも...ポエム237『オニユリ対タイガー・リリー』

  • ポエム236 『おかめ違いと思ったが』

    おかめ蔦(城跡ほっつき歩記)よりおかめひょっとこお神楽のたれ目の出番と期待をしたらあなたの名前はお亀さんお亀蔦とはびっくりこんたしかに形はカメのよう水底にひしめく子亀の群れがうようよ泳ぐ暗い池言われてみればうなずくばかりちょっと待ったと異議申し立て頬ふくらますお多福さんおかめとお多福の間には深い因縁物語大工の棟梁長井飛騨守高次は一本しかない柱を採寸違い短く切った失敗を見かねた女房がアドバイス無事に本堂が組み上がり見届け安堵の女房のおかめ委細が知れたら夫の不名誉とみずから命を絶つ忠義お陰で棟梁高次は名声を保ち妻のおかめの名前にちなみ福面お多福を付けた扇御幣をつくり千本釈迦堂におかめ塚を供養今でもおかめ塚は大工の聖地棟上げ式にはお多福面の扇御幣女房の忠義と亭主の供養は時代を超えて語られるおかめ違いと錯覚したがもとは...ポエム236『おかめ違いと思ったが』

  • どうぶつ・ティータイム(222) 『一周遅れのきゅうりとトマト』

    きゅうり他の人のブログを見たら、もうキュウリがばんばん生って朝採れを毎日食べているとのことだった。こちらはやっと花をつけ、花の根元がふっくらしてきたところで、いわばキュウリの赤ちゃんが誕生したところ。一周遅れはかなしいが、そんなやつほど可愛くてがんばれよと声をかけたくなる。トマトトマトも花が咲いたと思ったら、いつのまにか実をつけている。こちらも一周遅れかどうかわからないが、昨年の経験からすると心配することはなさそうだ。まだまだ限りなく腕を広げ、かなり実をつけてくれるはずだ。フキフキも今ごろが収穫時期らしいので、鎌で刈ってさっそく処理にかかった。まずは手ごろなサイズに切って、まな板の上で塩の揉み擦りである。そのあと何時間か冷水に浸してあくを出し、皮剝きした後また煮ながらのあく抜きだ。食べるまでに手間がかかるが、濃...どうぶつ・ティータイム(222)『一周遅れのきゅうりとトマト』

  • どうぶつ・ティータイム(221) 『浩宮様と応徳温泉』

    ・浩宮様(1992年8月群馬・新潟県境の白砂山など登山の後、応徳温泉入浴)年号が令和に代わって、世の中がなんとなく新しく感じられるのは気のせいだろうか。新天皇の即位の礼も済んで儀式も一段落したかと思われるが、これからは公務に追われる日々がつづき、皇太子時代のように自由に登山などできなくなるのだろう。とはいえ、多くの国民に祝福され、雅子様ともども晴れやかな表情を見せているのは心強い。自然災害が絶えることはないだろうが、なるべく穏やかな令和年間となることを願いたい。さて、大分気温が上がってきたので、5月下旬に一週間ほど北軽井沢の山小屋に滞在してきた。例年は5月の連休に営業を開始する「絹糸の湯」がまだ営業していないので、連日六合村の応徳温泉通いとなった。ここの温泉はややぬるめながら、うっかり入り過ぎるとあとからキク~...どうぶつ・ティータイム(221)『浩宮様と応徳温泉』

  • ポエム235 『筏葛に秋波を送られて』

    イカダカズラ(城跡ほっつき歩記)より初夏の光は希望の使者ほら筏に乗ってあなたのもとへ切れ味鋭い秋波が送られるああうす紫の誘惑よイカダカズラのいたずら心だろうか18世紀にリオデジャネイロで発見された南米ブラジル原産の情熱的なつる性常緑低木よ紫赤黄橙白などの花を携えてようこそ日本に来てくださいました学名のブーゲンビレアまで心をざわつかせますこれを秋波と受け取ってはいけませんかおとなをからかう少女のような筏葛よあなたの誘いは花と見まごう苞のせいですねいまやっと気づきましたイカダカズラはやっぱりいたずら葛なんだと若葉を透けて地上に降りそそぐ初夏の光がほら筏に乗ってあなたのもとへ紫があなたの心にさざ波を起こしたとすればそれは小悪魔のような少女のせいでしょう葉が変形した包葉の秋波がそうさせるのですこんにちは筏に乗って届けら...ポエム235『筏葛に秋波を送られて』

  • どうぶつティータイム(220)『畑に夏がやってきた』

    スナックエンドウ畑が狭いから、スナックエンドウの苗木は1本だけ。それでも4月後半から花が咲き、実をつけてくれた。しろうとには、どんなものでも実をつけてくれる野菜はうれしいものである。ゴーヤゴーヤも同じ意味で楽しめる。まだ成長は遅いが、もうちょっと気温が上がると一気にネットを駆け上る。これでもかというほど実をつけてくれるから、もうすぐ苦みの強いチャンプルが食べられそう。キュウリキュウリも苗木は1本。去年の経験からすると相当広がるから、それだけのスペースを確保しておかなければならない。6月には収穫できそうだ。トマトトマトは桃太郎とミニトマトの苗が1本ずつ。こちらも腕を広げて3メートル四方は開けておかないといけない。キュウリ同様、またカラス対策に頭を悩ませそう。タケノコ畑ではないが、タケノコも収穫。今年は4本出てきて...どうぶつティータイム(220)『畑に夏がやってきた』

  • ポエム234 『物騒ながらイシャコロシ』

    キランソウ(金蒼小草)(城跡ほっつき歩記)より聞いて驚くなよ皆の衆オイラの異名は医者殺しっていうんだまるで凶悪きわまりない殺人犯みたいだろ?でもさあほんとは誉め言葉なんだって医者いらずとか医者泣かせと同じ意味それなら納得だがちょっとキツイよなほかに地獄の窯の蓋とも呼ばれているやっぱり憎まれていそうな不安があるがいやいやそうじゃないって?オイラの根っこがしっかり張っているから引き抜こうとすると閻魔大王ほどの力がいるオイラの根っこは窯の蓋と同じほど厄介らしいまだまだ悪名らしきものを並べようかもういいってかそりゃそうだろう異名が多すぎるのも困ったものだ結局キランソウという漢名で落ち着いたのさ金蒼小草・・・・やっぱりお似合いだってかオイラもこの名を気に入ってるのさ漢方薬の筋骨草の原料だからね鎮痛が一番だが咳止め胃腸薬な...ポエム234『物騒ながらイシャコロシ』

  • ポエム233 『ポピーと歌おう』

    アイスランドポピー(城跡ほっつき歩記)よりさあポピーたちよいっせいに歌おう丘の上ひなげしの花でうらなうあの人の心橙色も黄色も白もみんな思い切り口を開けてアグネスチャン風に歌おう青い空まで届くような高い声で今日もひとりなんてショゲルなよみんなが丘いちめんに広がって来る来ない帰る帰らない一喜一憂しないで歌おうアイスランドポピーとひなげし呼び名はちがっても美しさは一緒手をはなれた花びらは風の中さみしげに舞うのだろうか青春はセンチメンタルを友とし去ったあとはノスタルジーの海にさまようどこへゆくのひなげしたち生まれて来た喜びを心ゆくまで歌うのだあなたさようなら街へ行くのね乙女は花びらを一枚一枚数えて占う愛してる愛してない愛してる別れは心をブルーに染めるが歌は虹色に丘の上ひなげしの花で愛すランドポピーはいつも晴れやかに歌う...ポエム233『ポピーと歌おう』

  • (超短編シリーズ)122 『九十九峠』

    九州の大分県には、いまでも山深い地域がたくさんある。その一つに、むかし大道村と呼んだところから高瀬村という場所へ抜ける峠があり、その峠と手前の池にまつわる言い伝えが人びとの記憶の襞に刻み込まれている。時代はわからない。おそらく江戸時代かそれ以前の出来事かと思われる。そもそも「峠」という字には、きわめて日本的なニュアンスが含まれている。漢字ではなく、日本で生まれた国字であることからも、峠と呼ばれる場所に多くの日本人が寄せる特別な感情が反映されていると思われる。背景として、近隣への往来にいやでも山越えの道を通らなければならなかったという事情が考えられる。当時から国土の七八割がたは山林山地に属していたわけで、生活のために峠道を越えて行き来することが普通であり、多くの地域にそのような交通路が存在していたに違いない。とす...(超短編シリーズ)122『九十九峠』

  • ポエム232 『日陰が好きなユキノシタ』

    ユキノシタ(城跡ほっつき歩記)より奥鬼怒の夫婦が淵温泉を目指した八月よれよれの軽自動車で灼熱の太陽に焼かれ川俣温泉を横目にひたすら砂利道を遡ったのは主従3名の俳句吟行が目的のはずだった宿の主人のもてなしは山奥で採取したマイタケ20センチもある天然物のキノコは肉厚の歯ごたえとかおりで主従を魅了した青竹の盃になみなみと注いだ地酒とともに師はすでに俳句の世界で著名な存在だった運転手のぼくと編集見習いの女性は師の信奉者いわれるままに夏雲の席題に頭をひねったがほめられたのはぼくより後輩の見習い女性夏雲や幼子胸に眠らせて(よしの)夏空に入道雲の力こぶ(さとる)よしのくんの句は情景に広がりがありますねさとるくんのは比喩が直接的でかつ季重なりずばり評言のとおりと認めざるを得ない悔しさだけど先生はいつも女性の句に軍配を上げるナイ...ポエム232『日陰が好きなユキノシタ』

  • ポエム231 『ハマナスと恋女房』

    ハマナス(城跡ほっつき歩記)よりおめらおめらことしもハマナスが咲いたどなんてきれいなんだおらが嫁っことドッコイだべアハハこんなこと嫁がきいたらおどばかいうでねえと顔赤くすっぺなあハマナスは一重瞼のおなごのように美しか細めた瞳からは潮騒の音が聴こえてくる浜辺でのんびりと昼寝も似合いそうでハハおらが嫁っこを見ているようだおど魚をいっぺえ獲ってきてねと背中を押すハタとハタハタとシラスとシーラカンスおめえ慣れねえ東北弁で何いうだ?可愛い可愛いはおらが口癖だが点のつけ過ぎかやあらま驚いた嫁になってくれ言うたのは誰だべなんでも言うこと聞くから言ってみてくれこの地に花咲かしてくれと土下座までしたのは誰?漁師言葉だって一生懸命に覚えようとしてるのにんだなあたしかに女房どのの言うとおりだが嫁っこもらって漁に弱気が出たと仲間にから...ポエム231『ハマナスと恋女房』

  • (短編小説)『ジャコビニ流星雨が見えない夜』(3)

    机にたまった埃が差し込む光に白く浮いていた。煙草の灰も落ちた位置で崩れかけている。むしり取った帯封、読みかけの経済誌、用済みの原稿などが散乱し、それらの猥雑な配置の中で、真新しい背広を着た穂積隆三が話し続けた。「・・・・まあ、信じてもらえるかどうかわからんが、わたしは実のところ流星雨を見たも同じだと思っているんだよ」彼は眼前にその光景を描こうとでもするように、肘を伸ばし、掌をひらつかせた。「いやいや、たしかに空は曇っておったよ。だから現実そのものじゃないんだが、わたしにとっては流星雨にも勝るすばらしい空に出遭ったというわけさ」慎介は穂積の高揚した口調をどう受け止めたらいいか判断しかねて、永末の表情をうかがった。しかし、永末も慎介と同様で、穂積の見たという光景に心を動かされた気配はない。社長がどう思おうと、流星雨...(短編小説)『ジャコビニ流星雨が見えない夜』(3)

  • (短編小説)『ジャコビニ流星雨が見えない夜』(2)

    2その日、穂積隆三は夫人とともに家を出た。ホテルへ直行するのも芸がないので、銀ブラでもしようと相談がまとまり、肩を並べての散歩を楽しんだ。四丁目のやや奥まった場所にある郷土料理店で、北海道の味をたっぷりと楽しみ、再び大通りに出たときは宵闇が迫っていた。あるいは宵闇というには、少し暮れ残っているという時間帯だったかもしれない。空がどんよりと重く、それが街全体を暗くしていたのだろう。秋の終わりというのに、うすら寒かった。人通りもいつになく少なめで、そばを通り過ぎる若者の足どりも早い。国電へ、地下鉄へと吸い込まれ、あとは正体のわからないものの影が歩道に貼りついていた。見覚えのあるネオン塔が、巨大な生き物のように息をひそめている。昨夜まで膨大な電力を消費し、かがやく原色の装いを施していた物体が、いまはその骨組みもあらわ...(短編小説)『ジャコビニ流星雨が見えない夜』(2)

  • (短編小説) 『ジャコビニ流星雨が見えない夜』(1)

    1神も仏もあるものか。神があるならもう少しマシな人生をよこしそうなものだし、仏があるなら一片の情けをかけてくれたっていいじゃないかというのが、その朝三上慎介が抱いた最初の感想であった。もっとも、彼はまだ完全に目覚めたわけではなくて、妻の声に頭をガンと叩かれたきり、瞼のバネが壊れて開かなくなった状態に置かれていて、きのうといいけさといい、まったく何を手がかりに生きたらいいのかと、半ば自棄気味に布団の中で息をひそめていた。ところが妻のキシコときたら、彼の憂鬱にはいっこうに無頓着で、きのう嘘をついて競馬場に行ったことに気づかないばかりか、しこたま負けて帰った彼の意気消沈ぶりも、ボウリングの疲労と思い込んでいる無関心さだった。昨夜はいつになく深酒したのに止めもせず,一夜過ぎて風倒木のように呻吟している彼をなんの配慮もな...(短編小説)『ジャコビニ流星雨が見えない夜』(1)

  • ポエム233 『スイセン連想どたばた劇』

    水仙(城跡ほっつき歩記)より」日当たりのいい庭に水仙が咲いた今年も存分に楽しませてくれそうだスイセンの容姿は文句なく美しい天気予報士のあのお姉さんにひけを取らないおっと誰かを連想したでしょう思い浮かべた人があなたの好みなんですよ変なひっかけはやめてほしいな水仙の清らかな花を前にしてふざけすぎだよ花の姿は女学校の生徒みたいに清楚ですねわしが校長ならスイセン入学まちがいなしこのおやじ始末に負えない老いぼれか働きもしないでへらへら生きてさイヤー今なにか言いましたかこのごろ年のせいか耳が遠くなってねほらまたくだらないギャグ連発だこんなきれいな画像に申し訳ないだろスイまセン花粉症で少々調子悪くてちょっと水でかお洗ってきますんでもういい花だけ置いてかえってくれいや画像だけあればそれでいいポエム233『スイセン連想どたばた劇』

  • ポエム229 『リスの行き場は』

    リス(ウェブ無料画像)よりひっきりなしに食べてひっきりなしに繁殖する可愛いと言われているうちはいいがおまえらそろそろ限界だぞ鎌倉では人間に慣れすぎて恐れを忘れてしまったようだがいくら観光地だといってもいずれ規制されるにきまっている季節によらず果実が実れば果実を野菜だって場合によっては失敬する行儀がよければ多少は許すがつぎつぎ齧ってポイ捨てじゃ目に余るぞクルミやドングリに頼っていたころは人里との距離が遠かった山際まで入り込んだ人間が悪いと言われてみればその通りだが・・・・いつごろ蜜柑がなるのかとかトマトはどの季節に赤くなるとかキウイフルーツの食べごろはいつかとかおまえらの関心事はそのことだけかカラスに先を越されまいと神経をとがらせ人家の柵を伝って見回りするからリスがチョロチョロしてると子供が叫ぶ子供はチョロイなど...ポエム229『リスの行き場は』

  • ポエム228 『天城ベニウツギは何処に』

    天城紅空木(城跡ほっつき歩記)より湯ヶ島の温泉宿に泊まりしし鍋をつついたのはいつだったろう川端康成にあこがれて踊り子の舞台に立ってみたかったのだ天城ベニウツギよいまもそこにいますか踊り子の少女のように伏し目がちに俯いていますか旧制一高の学生さんはなぜ踊り子の後を追ったのだろう女になる途中のおんな謎を持て余す少女への憧れだったのだろうか天城紅空木の好む天城の土地は澄んだ水と湿った空気とともに踊り子一座の姦しい峠越えを見送ったのだろう女たちの下卑た笑いが一高生の鼻孔を擽ったとしても天城ベニウツギよ男を上目遣いに見るな自分を追うらしい学生を意識するな姐さんたちの意味ありげな目交ぜに同調するな男の揺れるこころの正体を自由に泳がせろ川端康成が逗留した宿に旅装を解き伊豆の踊子を執筆した部屋をのぞいたあの日よく糊のきいたシー...ポエム228『天城ベニウツギは何処に』

  • ポエム227 『泣きなさい琉球馬酔木』

    琉球馬酔木(城跡ほっつき歩記)より王朝の姫は何処にいらっしゃいますか髪飾りをお忘れになられたので探しているのです南国の日差しを受けて繁る緑葉の枝に純白の花房を掛けたまま立ち去られたのでしょうかもしや南の国から漂着したミクロネシアの船乗りに心を乱したということはおありでしょうか琉球の王は隣国との交易に力を注いでおられるから船乗りの若者に親愛のまなざしを向けられていますがそれに比べて薩摩の圧政には困り抜いております琉球王朝は豊かな文物を中国から求めてきました奥深い文化の香りとミクロネシアの素朴な風習を真似この王朝で融合させていたのですが・・・・ヤマトは遥か海を越えた遠い国ですのになぜ王朝を領土の一部にしようとするのでしょうか過酷な黒糖税を絞り続けるのでしょうか泥にまみれて染め上げた紬を召し上げるのでしょうか姫が忘れ...ポエム227『泣きなさい琉球馬酔木』

  • ポエム226 『ミミズクは夜の哲学者』

    みみずく(ウェブ無料画像)より鳥と呼ぶには不器用だけどそれでも狩りはうまいほう枝がしなって落っこちそうだが気を逸らさずに獲物を見張る鋭い目つきに大きな黒目耳には高性能の集音器を備え地上で野鼠が動いたりすればピクピクと反応して一気に襲うでも失敗はしょっちゅうさクルマのライトに目がくらみ窓ガラスに当たって気絶して動物病院に入院したこともある冷や汗かいた記憶がもう一つ禁止されているはずの道具の中のカスミ網という罠を仕掛ける者がいて危うく捕まるところだったんだ生きていくには苦労がつきものクロウよりはフクロウだなんて自慢げに言う仲間がいるけどミミズクにとっては浮薄の極みさそろそろ禁漁期が明ける季節ヤマドリと間違えて撃たれちゃかなわない樹木に隠れて猟師の目を避ける夜になるまで寝たふりをしよう満月の光を浩々と浴びながら沈思黙...ポエム226『ミミズクは夜の哲学者』