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  • 鼻と陰茎のトリビア ver.1.1

    1.海綿体構造があるのは鼻と陰茎だけ昔、フェリックスマン著「針の科学」を読んでいて、今でも記憶に残っている記載がある。「鼻甲介と陰茎は、人体における海綿体構造という共通点がある。海綿体構造はこの2カ所以外になく、これは鼻と陰茎が何らかの共通性があることを示唆している」との内容である。鼻甲介は海綿体構造なので、充血して体積が増えると鼻閉となり鼻呼吸しづらくなる。ペニスも海綿体構造で、勃起時には陰茎内に血液が充満し、その体積は7倍程度になる。ただ当時はインターネットといったツールもなく、それ以上の知見は進捗しないまま、30年以上が経過した。2.副鼻腔内の空間にはNO(一酸化窒素)が多く、NOは線毛運動活発化させる。最近になりNOが人体に与える反応について分かってきたことがいくつかある。①副鼻腔内の気体組成は、...鼻と陰茎のトリビアver.1.1

  • 第10回針灸奮起の会実技セミナー  現代針灸からみた「秘法一本針伝書」 のご案内

    A.本セミナー参加のお誘い「秘法一本針伝書」は、柳谷素霊が行った針灸局所治療を紹介している。ただし"伝書”とは、昔から伝承された秘技という意味もあるから、必ずしも素霊自身が見出した治療とは限らないかもしれない。本書のような局所治療法は、現代針灸派にとっても興味深いが、類書と同様、本書も治療法の根拠を示していない。ゆえに針灸初心者は、素霊がどうしてこのような治をするのか理解できないだろうが、一定の針灸臨床経験があり、すでに自分のやり方を確立している者にとっては、素霊の方法と比較することで、いろいろな点を発見できるだろう。要するに者によって本書の価値は変化するのである。そこで過去のブログで、なぜ素霊がこうした内容を記したのかを推察するとともに、現代針灸から検討を加えてみた。今回のセミナーは、その集大成といえる...第10回針灸奮起の会実技セミナー 現代針灸からみた「秘法一本針伝書」のご案内

  • 郡山七二と小山曲泉の眼窩内刺針の相違点と私のやり方

    1.郡山七二の眼窩内刺針(「針灸臨床治法録」天平出版、昭和48年刊より)現在、「針灸臨床治法録」は絶版で、古書にしてもなかなか入手しづらいので、同書の内容をなるべく忠実に収録した。1)その発端郡山七二(1893-?)眼窩内刺針という発想は大正8年から始まった。倉内末正医師の指導を受け、また動物実験(兎、犬、猫)を使って眼窩内刺二十数回の実験第一歩を踏み出した。その間なんらの副作用はなく、技術的にも大した支障もなかった。この結果を受け、大正10年に初めて人体に採用した。その後、幾人かの患者に実施して、ある種の病気にある程度奏功することも判明したので、大正13年8月、毎年夏に行っていた実地講習会において、この眼窩内針法を初めて発表した。当時の針灸師の反響としては、奇抜なやり方だとして、その真偽さえ疑われたのだ...郡山七二と小山曲泉の眼窩内刺針の相違点と私のやり方

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現代医学的鍼灸治療
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