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  • 『三島由紀夫伝説』を漸く読み終える

    奥野健男の『三島由紀夫伝説』(新潮文庫)を漸く読み終える。三島より一つ年下(大正15年=昭和元年、1926年生まれ)の彼は世代として似通った戦前を送ってお...

  • 日帰り風呂でスコッチを

    今日は家の所用を終えて時間ができた。久々にバスに乗って日帰り風呂へ。夕闇迫るなか露天の湯に入るのは心地よい。まあ、いつでも露天は気持よいのだけれど「黄昏れ...

  • 一人舞台を観て喉がカラカラになる

    喉が此れほどまでにカラカラになる、というのは高校の部活時代の先輩からのシゴキ以来かもしれない。映画『綺麗な、悪』(脚本・監督:奥山和由、主演:瀧内公美)を...

  • 『ガリマールの家』…自らを辿る小説のような

    少し前に古書で買い求めていた井上究一郎の作品を読了。『ガリマールの家 ~ある物語風のクロニクル~』(筑摩書房)。フランス装の品のある装丁で、それは栃折久美...

  • 観て涙し、思いだし涙し、読んで涙す

    映画『ファーストキス』は、坂元裕二の脚本、そして塚原あゆ子監督の真骨頂だった。観ながら涙し、我がこと(拙宅)の至らなさが響いて涙が倍加し、硯駈[すずり か...

  • 三人官女をよく見ていない

    このあいだ読んだ穂村さんたちの『短歌と俳句の五十番勝負』のなかで、お雛様の三人官女の話が出ていた。三人のうちに一人だけ眉がなくてお歯黒だという。驚いた。驚...

  • メランコリーで生きていい

    『メランコリーで生きてみる』(アラン・ド・ボトン、フィルムアート)を読了。35の題材についてメランコリーとの関係を解き明かしていくものだった。さいきん、と...

  • タロー編曲のバッハ集

    アレクサンドル・タローが弾くバッハの宗教曲があまりにも素晴らしくて、調べていたら何と音盤が出ていて驚いて買い求めた。出だしは鍵盤楽器のための協奏曲 BWV...

  • 『リアル・ペイン』はショパン攻め

    14日のNHK総合の「あさイチ」に瀧内公美がゲスト出演するぞと友人から連絡を貰って、飛びあがりそうになって録画予約した。昨晩それを観ていたら、彼女が女優と...

  • この観戦は面白い『短歌と俳句の五十番勝負』

    積ん読にしていた『短歌と俳句の五十番勝負』(歌人: 穂村弘、俳人: 堀本裕樹、新潮文庫)を読了。この50のお題に対しての合戦は面白かった。気に入ったものを...

  • 主題と編曲

    先日、バッハ・マタイ受難曲の第49曲アリア「愛によってわが主は死のうとしている(Aus Liebe will mein Heiland sterben)」...

  • 『少年が来る』のこと

    2024年のノーベル文学賞作家ハン・ガン(韓江)の小説『少年が来る』(クオン刊)を読了。1980年に起きた光州事件にまつわる人々の物語だ。作者は1970年...

  • 『目で見る千代田の歴史』で改めて学ぶ

    千代田区立日比谷図書文化館での特別展のあと、書籍販売コーナーに立ち寄る。展覧会の図録(今回のものや過去のものも)には少し触手が動いたが展示内容の貧弱さから...

  • 三宅坂下(桜田門外)から日比谷まで

    このあいだ観た映画『ファーストキス』では二人の恋愛をタイムトラベルが取り持つものだった。時空を越える入り口となったのが三宅坂トンネル。そこで天壁崩落事故が...

  • 運命は変えられないが生き方は変えられる

    温泉に浸かりながらずっと考えていた。映画『ファーストキス』のことを。何が素晴らしかったのかと言えば、松たか子に尽きる。彼女の喋り方は独特で、それは一見、台...

  • 若若男女の日帰り温泉

    これだけ寒いと身体を温めるべく温泉に行きたくなる。そうはいえども混雑している観光地まで出かける気がしない。結局、近場の日帰り温泉に足を向ける。今回訪れたの...

  • 『ファーストキス』で泣きぬれぬ

    映画『ファーストキス』(塚原あゆ子監督)を観た。→https://1stkiss-movie.toho.co.jp/作品のイントロには次のように書かれてい...

  • 「『香水の表情』に就いて」のこと

    荒川洋治の『ぼくの文章読本』(河出書房新社)を読んだ。文章や散文、詩について荒川さんが考えていることがいろいろな切り口から書かれている。文章を書くときには...

  • 酒肴酒を愉しみ陶然となるうちに

    一昨日は友人と酒肴酒の夕べ。水道橋駅からほど近い神田三崎町にあるそこは、旬の食材・粋な肴が提供される居酒屋だった。炙りのせ寿司(七輪で炙った鯛や太刀魚を赤...

  • 『映画女優 若尾文子』で焦る

    『映画女優 若尾文子』(四方田犬彦・斉藤綾子、みすず書房)の四方田が書いた部分を読了。切り口はいつも鋭利で、製作者や俳優の核心を抉り出し白日の元に晒す。数...

  • 余計なことはやらないに限る

    休日に博物館や記念館だけで終わりにしておけば良かったものの、すこし時間があったので映画でも観ようかと考えたのが余計だった。今週はあまり良い作品が放映されて...

  • 四谷三栄町から東池袋まで

    雪が降る危惧が無くなった休日。そうであればと小雨降るなか朝から四谷三栄町へ出かける。新宿区立・新宿歴史博物館を訪れるのは三度目だけれどいつも楽しい。常設展...

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