chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
「おとなの恋愛小説」倶楽部 http://blog.livedoor.jp/renaishosetsu/

「長住哲雄」として実用エッセイ・小説を出版していた管理人が、心機一転、「シランケン・重松シュタイン」とペンネームを変えて、自作の恋愛小説をまとめているサイト。新作の官能小説も紹介しています。

主に人間関係に関するエッセイを執筆・刊行してきたエッセイスト・長住哲雄が、自作の恋愛小説をこちらにまとめています。主な作品は、長編『ハウ・アバウト・ユー』、短編集『マリアたちへ』など。 関連サイト『シランケンの不純愛講座』(http://fujunaikouza.blog23.fc2.com/)

シランケン・重松シュタイン
フォロー
住所
松戸市
出身
南区
ブログ村参加

2010/06/13

  • 曠野のバラと谷間のユリ〈12〉 キャンセル待ちの夜

    連載 曠野のバラと谷間のユリ 12 何とか要求を貫徹できた夜、組合の若者組で飲みに出かけた。ボクの隣りで飲んでいた栞奈は、安心したのか、グラスを重ね、いつの間にか体が揺れ、その肩がボクの肩に寄りかかってきた。 管理人の近著 「そろそろ、

  • 曠野のバラと谷間のユリ〈11〉 揺らいで落ちるバラ一輪

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 11 最初の春闘を終えて、ボクたちの間には「若者組」とでも言うべき連帯感が生まれた。「妥結」を祝って、新宿の「花の宿」に繰り出したボクたちは、そこで、思いがけない人物と会った……。 管理人の近著 「花の宿」

  • 曠野のバラと谷間のユリ〈10〉 若者組の誕生

    連載 曠野のバラと谷間のユリ 10 スト権を背に負って、ボクたちは、会社側との2度目の団交に臨んだ。ストに突入すると決めたラインまで、あと0・3カ月。組合員は職場に待機させている。ギリギリのせめぎ合いの中でボクは、ある手を思いついた。 管理人の近

  • 曠野のバラと谷間のユリ〈9〉 懐柔策に揺らぐ女心

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 9 ストをやるか、やらないか?そんな中、栞奈は営業部長たちと銀座での接待に出かけていった。その姿を見て、小野田がつぶやくのだった。「女は信用できないからな」と。一方の戸村由美は――。 管理人の近著 組合大

  • 曠野のバラと谷間のユリ〈8〉 ストを巡る対決

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 8 「ストをやる」を胸に団交に臨むボクたちを栞奈は「ガンバって」と送り出した。「何をガンバれつうんだろうな?」その声に相川が冷たく反応を返す。しかし、5・5カ月の要求に対して会社が示した回答は――。 管理人の近著

  • 曠野のバラと谷間のユリ〈7〉 裸の告白。サウナ室にて

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 7 バカモンド小野田は、ストをやろうと言う。副委員長の相川は、それには及び腰だ。そんな中、相川は裸のサウナで訊いてきた。おまえ、どっちが好きだ?雨宮栞奈と戸村由美。ふたりのどちらを選ぶかという問いかけだった。 管理

  • 荒野のバラと谷間のユリ〈6〉 傷だらけのバカボンド

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 6 ボクたちのデスクは、小野田という男だった。その小野田の行きつけの店で、「おまえ、あれ歌えるか?」と訊いてきたのは、「琵琶湖周航の歌」だった。店のママによれば、それには、ちょっとワケがあった 管理人の近著

  • 野のバラと谷間のユリ〈5〉 無国籍の漂流

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 5 小野田に誘われて、ボクと栞奈と金治は、六本木のそのスナックに行った。そこでママが歌う『時には母のない子のように』に胸を打たれていると、「おまえも何か歌え」と小野田が言い出した。ギターを手にしたボクが歌ったのは…

  • 荒野のバラと谷間のユリ〈4〉 黄色いケトルとマグカップ

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 4 栞奈と敦子がボクに「引っ越し祝い」としてプレゼントしたのは、黄色いケトルとマグカップのセットだった。その黄色が、部屋のグリーンと青のカーテンに映えた。そのマグカップで、コーヒーを飲む相手を、ボクは想像した――。

  • 荒野のバラと谷間のユリ〈3〉 彼女を操る「魔女」

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 3 栞奈というバラには、いつもつるんで動く年上の女がいた。編集部員が「魔女」と呼ぶ彼女はボクたち男が知らない彼女の秘密を掴んでいるように見えた。そのふたりが、ボクに声をかけてきた――。 管理人の近著 ボク

  • 荒野のバラと谷間のユリ〈2〉 誘う理由、誘えない理由

    連載 荒野のバラと谷間のユリ 2 いろんな男が、彼女たちに声をかけた。バラは、危なそうでもついて行く。ユリは、納得した相手でないと、ついて行かない。バラは無頼派に弱く、ユリは常に正しさを選んだ。ふたりの間で、ボクの心は揺れていたた。 管理人の近

  • シランケンの著書一覧

    実用エッセイ 「好き」を伝える技術~あなたの恋のメタメッセージ・テク「好き」「愛してる」とはなかなか口にできないあなた。しかし、言葉にはできなくても、それを伝える方法はある。それが、「メタメッセージ」。本書は、「愛と言わずに愛を伝える」そのテクニッ

  • 荒野のバラと谷間のユリ〈1〉 感性の人と理知の人

    連載 曠野のバラと谷間のユリ 1 バラとユリ。もし、目の前に両方の花があったら、あなたなら、どちらの花を選ぶだろうか?そんなバラとユリが、突然、ボクの目の前に現れた。1972年。パンダが初めて日本にやって来た年だった。 管理人の近著

  • 荒野のバラと谷間のユリ☆目次

    . 連載 曠野のバラと谷間のユリ バラとユリ。もし、目の前に両方の花があったら、あなたなら、どちらの花を選ぶだろうか?そんなバラとユリが、突然、ボクの目の前に現れた。1972年。パンダが初めて日本にやって来た年だった。 記事一覧 タイトルをクリック

ブログリーダー」を活用して、シランケン・重松シュタインさんをフォローしませんか?

ハンドル名
シランケン・重松シュタインさん
ブログタイトル
「おとなの恋愛小説」倶楽部
フォロー
「おとなの恋愛小説」倶楽部

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用