長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
諭吉と鴎外には日本にない西欧のモノやコトに新しい日本語の造語を作りだす才能があったと聞いている。百数十年前の文明開化の時代とは異なるが、二十一世紀に新しい造語が必要だと思う言葉がいくつかある。人間や性の多様さを受け入れようとする動きが皮相に留まっているのではないかと感じるのは言葉に対する無神経さだ。以前から他の言葉を作ったほうがよいと思っているのは「隠し子」と「子なし夫婦」だ。子供に責任はなくお子さんのいらっしゃらないご夫婦にも様々な事情があるだろう。挙げた二つの言葉には微かだがどこか底意地の悪さを感じてしまう。世の中善人ばかりではないのは千も承知しているが、視点を変えれば100%善人という人物も居ないわけで、内に潜む悪に気付く力が差別格差を少なくすると申し上げたい。諭吉や鴎外に及ばなくても今も新しい言葉...求む諭吉と鴎外
梅雨が明け夏の日差しが降り注いでいるが蝉の声にもう一つ元気がない。十年くらい前までは朝中学校の脇を通ると猛烈な蝉の声で頭がくらくらしたのだが、数年前から騒がしいなくらいでがんがんと耳に響くことはなくなった。以前にも書いたのだが、聴力が弱ったのか、本当に蝉の声が小さくなったあるいは数が減ったのかよく分からない。しずけさや岩にしみいる蝉の声斎藤茂吉がこれはアブラゼミだと書いて論争が起き、実証的に立石寺に赴きニイニイゼミということになったらしい。しかし、何度も書くが私は茂吉支持でアブラゼミだと感じる。頭がくらくらするような音声こそ炎天下岩にしみいる。尤も、アブラゼミでもニイニイゼミでもない、ヒグラシだと主張する人も居るようで、さまざまな連想を呼ぶ句だ。もとより結論などでない論争だが、美的感覚には大いにかかわる問...蝉の声の主は
過大広告というものがあり、実際に事実を調べて過大広告と判定されれば消費者庁が規制懲罰に動くようになっている。しかし印象操作の達人が繰り出す広告のどこからが過大か判定は難しい。健康関係の広告も多いが、それほど効くなら医療が不要ではないかと思わせるものもある。一生に一度の買い物のような分譲地が二十五年経ったらゴーストタウンになり、分譲した会社は手を引いて空いた場所に太陽光発電の会社が進出では辛いものがあるだろう。先のことは分からない嘘は言っていないと言い逃れるのだろうが、先のことは分からないとは宣伝していなかったと思う。まあしかし夢と嘘は実際には中々鑑別が難しい。辛い人生、夢がなくては生きられない。コマーシャルの心
ブルージェイズの菊池雄星投手が自己最多の八勝目を挙げた。よくやったと言ってやりたい。BSのMLB元司会の奥様深津瑠美さんのファンなので雄星を応援している。雄星は心技体の心に問題があり、自分で崩れてしまうところがあるのだが、今期はホームランを打たれても力まず焦らず投げられている。監督同僚奥様の支援と本人の努力自覚もあって、精神が落ち着いているのだろう。十二、三勝挙げられるのではないか、頑張って欲しい。東北内陸出身なのでトロントの街にも合っているのかもしれん。雄星八勝目
記憶だから間違っていたり変形したりしているかもしれないが、昔パラパラと読んだ植島啓司の「生きる力」に年を取った方が異性を好きになりやすいというようなことが書かれていた。この「生きる力」は中々為になる?本で悩みが和らぐことが書いてあったが、どうもこの点は違うのではないかと思う。確かに人の良さを見付ける力人の嫌なところに目をつむる力は年を取った方が着くかもしれないが、結婚したいと思いこむ力は年を取ると減るような気がする。まあ、この人で十分という気持ちには成れてもこの人こそ運命の男運命の女と思う力は弱る気がする。あばたもえくぼと目が眩むのは、年を取ってからは難しい気がするがどんなものか。人類は男と女が大体同数(僅かに女が多い)なので一夫一妻は遺伝子的に支持された組み合わせで自然な成り行きらしい。まあ恋愛から結婚...あばたもえくぼ?
自宅から五百メートルくらいのところに市営のテニスグランドがある。運動不足を補うべく散歩に出た途中に横を通ったら、炎天下で中学生が試合をしていた。**中、山田とか佐藤とかゼッケンを着けた生徒が打ち合っていた。観戦も含めれば百人近く、親御さんも数多く見かけた。勿論、日影と水分補給の用意はきちんとされているようだったが、熱中症にならないか心配になった。まあしかし、こんな暑い日炎天下で動き回れるのは若さの特権だなあと、六十年の昔を思い出した。中高生の頃は疲れなんて知らなかった。ムッとする草いきれの中を走り回り、温くなった水筒の水をがぶ飲みした記憶がある。晴れた日には永遠が見えるというが、勿論それは夏の日のことだろう。炎天下のスポーツ
離婚すると片方の親が親権を持ち子供を育てることになるらしい。どうも単独親権は世界では少数派で日本北朝鮮モンゴルインドなどがそうであるらしい。離婚理由にもよるだろうが、99%片方が悪いというのは少ないのではないか。99%悪くても親でなくなるわけではない。浮気などの場合は男の方が多く、母親に親権が移るらしい。しかし女の方の浮気の場合は母親が親権を取ることも結構あるようだ。広末もそういうことになるらしい。離婚した知り合いはごく少数しかいないのでよくは分からないが、子供に中々会えないというのはとてもつらい様子だ。男親と女親は違うがどちらが重要とか大切ということはないと断言する。女親から反論があるかもしれないが、子を育てるのは大変だがきっとそこには得難い喜びがあったのではないかと推定している。確かに共働きだと女親の...親権とは
半世紀くらいまではオリンピック出場要件にアマチュア規定があった。しかし大会の規模が大きくなり、選手も競技に専念しないと記録が残せない状況となり、主に経済的なことからアマチュア規定が外された。今やオリンピックの運営、選手の生活には経済的な後援者が不可欠になっている。ちょっと露骨な言い方になるが、経済優先有体に言えば金が物を言う世の中になってきた一つの象徴的な動きだったと振り返る。ではアマチュアリズムとはなんだったのかと気になるが、この源流はイングランドにあるような気がする。今の時代には向かない主題?なのでどの程度研究があるかは知らないが、一つのことだけを極めた専門家の判断を尊重しない考え方価値観がイギリスの支配階級にあり、それが源流になっているのではと思う。これに反し日本は一つの仕事を極めた専門家を高く評価...アマチュアリズム小考
なでしこジャパンがザンビアに5-0と圧勝した。実は十数センチのオフサイドで二点が取り消されており、7-0の可能性もあった。まずは三点以上取れたことと零点で抑えたことを高く評価したい。ザンビアは練習試合でドイツに勝っており、かなり強いティームのはずだが、日本は相手の戦略を分析しておりエースのバーバラ・バンダを完全に抑えシュートさえ打たせなかった。圧勝ではあったが、いくつか問題点もあった。まずオフサイドが多すぎた。攻め急ぐ気持ちは分かるが僅か一秒半呼吸置けばオフサイドは防げた。後半は相手を理解し、恐らくハーフタイムに注意があったのだろうと思うが、ミスが減った。前半ではトラップミスと周りが十分見えていない動きが結構あった。次戦コスタリカは対なでしこの作戦を立ててくるだろうしサッカーが染み込んでいる国なのでボール...なでしこジャパン圧勝
実は新型コロナの診療は若い院長がやってくれるので私自身は診ていないのだが、毎日六、七人の陽性者が出ている。行政からは第九波の入口などと言う得意の曖昧な表現が出ているが、院長はもう既に九波ですよと判定している。新型コロナの重症例が減ってきているのは確かだが、インフルエンザと違い後遺症が結構あり厄介だ。長引く倦怠感や咳がいつまでも続く患者さんが一割は以上居ると聞く。臨床は経験がものを言うのだが、まだ後遺症には手探りのところがあるようで時間を掛けて診ておられる。実際に診ないで言うのは僭越かもしれないが、これだけの数の患者さんが居るのに感染症の研究者専門医が不足しているのか、症状転帰治療法の情報が少ない気がする。尤も定期購読する医学誌を三種類に減らしたので、そう感じるのかもしれない。*ちなみに今週の医事新報に私の...新型コロナ流行
ナス、キュウリ、ピーマンをプランターに植えて楽しんでいるが、我が家の食卓をにぎわす程度で沢山は取れない。毎年それで満足していたのだが、農業のユーチューブを見ていたら本職の人は色々工夫して物凄い収穫量を得ておられる。それを仕事にしておられるのだから当然と言えば当然なのだろうが、農業というのは結構科学的で奥が深いのを知った。私などは植えっぱなしで、土づくりも適当水やりも気まぐれだから茄子も胡瓜もニ三個しか成らない。ところが本職はあれこれ手を掛けて色々工夫しておられるのだなと感心した。本当は教えたくないコツというのも披露されている、お百姓さんらしいなと視聴した。ネギやトマトは作り方で収穫が随分違うようで儲ける人は儲けておられるようだ。工夫し手を入れた結果が目に見えて出るところに農業の面白さ大変さがあると見た。そ...農業はのんびりではない
将棋の棋聖戦第四局の終盤、一時佐々木大地七段にAIが指し示す7三香打ちの勝ちの局面があったのだが、佐々木太一七段はそれを逃し藤井棋聖が勝利し棋聖位を守った。AIによる形成判断はアマチュアは勿論しばしばプロをも凌駕し正確で、アマチュアが観戦する参考になって面白いのだが、棋聖戦第四局のように露骨というか人間が能力不足に見えてしまう事態は興覚めだ。というのはこの7三香打ちは藤井棋聖も気が付いていなかったのだ。私はこの対局を見てAIの形成判断は伏せた方が良いような気がしてきた。終局後二時間後くらいにAIによる分析を解除して、それまでは放送しない方が良い思う。あるいはAIによる形成判断は終盤戦になったら一端中止するというのも選択枝にいれてよいと思う。ミステリー映画や小説を鑑賞していて、脇に結末を囁く輩が居たら面白く...AIが提示する問題
今年の夏は全国的に例年より暑いと予報されている。一体どのように備えればよいのだろう。個人的には外で仕事をするわけでもなし山や川に出かける元気もないので、とりあえずクーラーを利かした部屋で冷たい飲み物を飲んでごろごろする時間が増えるくらいだろう。自立できている高齢者はともかく、介助を要する高齢者を抱える家庭は色々負担が増えると思われる。医療機関も熱中症と新型コロナの患者が増えれば受診抑制をする施設が出てくるかもしれない。農業や工業への影響はどんなものか、水と電気の需要が増えると思われるが賄いきれるだろうか。水や電力は家庭ビル工場農家で使用量を可視化して不要不急の使用を抑制するようにしたらよい。イエローカードとイエロー警告が出るようにできるはずだ。あるいは基本量を越えると料金が累進的に上がるような仕組みを取り...猛暑対策
狐が呉れたお札はしばらくすると木の葉に変わってしまうと聞く。永田町には化かし合う狐や狸が多数生息している。正直なところ、人間が狐や狸に化かされてどうすると活を入れたくなるが、目先の欲得が絡むと騙されてしまう。いやいや、みなさん結構したたかでマイナンバーカード特典のポイントカード、ちゃっかり木の葉に変わる前に使っておられるらしい。岸田首相は外遊か外交か、実は国内の問題を避ける外逃の要素もあると睨んでいる。そういえば安倍元首相も外交がお好きで、しばしば日本を留守にしていた。決して外逃ではないと力説されるだろうが、国内にいるよりはストレスが少ないと推測する。手土産が木の葉に変わらない本物の上にまだまだ経済大国の日本の首相、歓迎しない国はないでしょう。木の葉の紙幣
ジョコビッチが第一セットを6-1で取ったので、またジョコビッチかとウィンブルドン決勝を見るのを止めてしまった。正直ジョコビッチがあまり好きでないのだ。ところが驚いたことに今朝起きてネットのニュースを見るとアルカラス20歳が逆転で勝ち初優勝(四大大会で)していた。BIG4以外の優勝は21年振りとのこと、後生畏るべし、時代が動いている。次はなでしこジャパン、どこまでやれるか。見知らぬ選手が殆んどだが(熊谷と宮本は知っている)応援したい。後世畏るべし
まあかなり反論異論が出るだろうが、愛知県は信長、秀吉、家康という三人の天下人を輩出している割に地味だ。なにい、世界のトヨタがあるという声が聞こえるが後が続かない。次が八丁味噌とドラゴンズではなどと言えば、怒られるだろうな。滑稽と言えばまたまた怒られるだろうが、愛知県内では名古屋は東京と並ぶ日本の中心の意識矜持が行き渡っているらしい。余計なことを書いてしまった。勿論、愛知の地力を認めるにやぶさかではない。愛知の不思議
毎年夏に三泊四日くらいの旅行をしている。今年はどこに行くか決まらない、旅行に行くかどうかも決まらない。夫婦二人だから、気軽な旅なのだがどうも心落ち着かず北海道、山形、高知、愛媛、島根、鹿児島など候補は挙がるがもう一つ気持ちが入らない。人生はいつも曲がり角というが、曲がり角なのは日本の世の中も世界情勢も同じ。つまりは変化してゆくということで、これには抗いようがない。五年十年十五年先、大体自分が生きているかどうかも怪しい先のことを考え込んでも仕方がないのだが、今を生きるにはある程度先のことも考えてしまう。その原因は仕事上にトラブルが生じていることに加え、自分の年齢に馴染めないというか実感が乏しいせいだろう。後期高齢者になって三年、結構な爺さんになっているわけだがそうした実感がない。やがて引退せざるを得なくなる...宙に浮く夏の旅行
微妙で単純な問題ではないが、日本と米国では俳優の政治的立場が違う。日本の俳優は政治的立場をはっきりとは口にしない人が多い。しかるにアメリカでははっきりと自分の立場を鮮明にする俳優が結構居る。知識は足りないしきちんと調べたわけではないが、ハリウッドには歯に衣を着せないリベラルな俳優や強烈な保守俳優も多い。そうした政治的な発言はあまり人気や役の受注に影響しないらしい。コマーシャルの仕事に影響が出るせいかよく分からないが、日本の俳優は政治的な発言を控える傾向があるように見える。同調圧力の国だから、政治的な発言には相当な圧力がかかるのだろうと想像する。もし発言すれば影響力は大きい。日本は自由な国だと思うが、無言の同調圧力というか事勿れという感覚には抜けがたいものがあるようだ。そしてまだまだ俳優の社会的な地位には相...俳優、日米の違い
太りやすい体質のため、毎日体重計に乗っている。この一か月ほど1kg増えた体重を元に戻せていない。体重計に乗るのは、理想?の体重を維持するためだが、このところそれが上手くゆかない。理由は分かっている。外食が増えた、冷菓に手が出てしまう、の二つだ。三食家で食べてアイスクリームを食べなければ体重が元に戻るのは分かっているのだが、女房が三食食事を作るのが大変らしくこの頃食べに出たいということが増えた。週二三回で丼もの、スパゲッティ、中華などありふれたものだが、どうも一人前の量が後期高齢者には多い。後期高齢になっても食い意地が張って残すことができず、毎回結局全部食べてしまう。半人前というメニューがあるといいのだが、ない。そうしたメニューを作るのは簡単でもお値段を下げることができないので二の足を踏むのだろう。量は半分...難しい体重問題
梅雨が明けた。気象予報士の資格は持たないが、今朝の青空を見上げて梅雨明けの信号を受け取った。あと数日すれば気象庁からも梅雨が明けたらしいという報告が出るだろう。例年より一週間ほど早い。子供の頃は天気予報は中々当たらず、当たらない予測を気象庁並みとからかったりしていたが、三十年ほど前からかなりの確率で当たるようになってきた。残念ながら狭い地域の集中豪雨の予測はまだまだ難しいようだが、特定できなくてもある範囲の中で集中豪雨が起きるという警告は出せるようになった。科学技術の進歩を実感する。気象庁が梅雨明け宣言に慎重なのは、気象のような複雑な事象の正確な予想は難しいからだ。八割方の確率で明けたというような表現を世の中の人は中々受け付けない。かなりの人が受け入れるにしても、天気に利害が絡む人は満足しないし外れれば怒...梅雨が明けた
半年ほど前から事情があって(医者に悪い奴は居ないと思ったらそうでもなかった)、働き方を変え生活を縮小している。昨日久しぶりに以前時々寄っていた和菓子屋に寄って水羊羹などあれこれ買った。車に乗ってから女房が「すごい値上がりね、前は安かったのに」と憮然としていた。ついあれもこれもと籠に入れすぎたかなと反省したが、そういえば店内は従業員も客も少なく以前と違った感じだった。変化というのは毎日少しづつだと気付きにくい。それが久しぶりだと前と違うじゃないかと気が付きやすい。ニ三割の値上がりだったのだろうが七八か月ぶりだと、急に上がった感じがして驚いたらしい。あらゆる物が値上がりしているが、生活必需品でないと値上げすると客足が遠のき痛し痒しだろうと思う。実際に月に一度行っていた寿司屋や懐石の店にはこのところ二か月に一度...値上がりを実感
ブリンケンとイエレン、この二人が健在で活躍しているのを見るとアメリカは懐が深く実力があると思えてしまう。日本のメディアはブリンケンの人物と中国訪問の成果を浅く低く報道している。イエレンも訪中し大きな隔たりを言明しながらも会話を続ける姿勢を強く鮮明にしているが、恐らく前向きには報道しないだろう。格差が大きく人種差別が根強い銃社会のアメリカだが優れた人物が紆余曲折はあっても認められる国なのだ。私の好みや志向があるとしてもブリンケンやイエレンが国務長官や財務長官を務めることができるところにアメリカの底力が示されていると思う。林外務大臣にしても植田日銀総裁にしてもこの二人に並びうる潜在能力と優れた識見を持っているように見えるのだが、中々それを生かさせない有象無象が蠢くのは日本の悪しき伝統のようだ。底力の源
九州から豪雨が移動してくる。線状降水帯も起きるようで細かい情報をお願いしたい。当地は今にも降りそうだが曇り空に留まっている。梅雨の開ける前には大雨が降ると記憶している。来週末には梅雨も明けるだろう。新型コロナが第九波に入ったらしいが情報が不十分で扱いが小さく分かりにくい。果たしてどんな夏になるか。自分の身は自分で守ると言っても情報が不十分不正確で手さぐりになってしまう。コロナ対策相と医師会が異なる見解を出しているが、曖昧な話を聞かされても国民は戸惑うだけだ。やがて梅雨が明ける気配
最近、三度の三冠王だけでなく監督としても実績のある落合博満の批評がしばしばマスコミに登場するようになっている。昔のことを記憶している者は違和感を感じる。スポーツ関係のマスコミは手の平を返したようだ。落合自身が年を取って多少は穏やかになっているかもしれないけれども、本質な変化はないと思う。嫌われていた落合はどこへ行ってしまったのだろう。長く生きている者、どれくらいが長いか難しいがまあ三十年の記憶がある、つまり三十半ばを過ぎた人間は無定見で移ろいやすいマスコミの論調を自らの記憶で検証することを忘れてはなるまい。一部の骨のあるジャーナリストを除いて、多くのマスコミ人は視聴購買率と権力の意向を忖度して報道してしまう。ユーチューブは多彩で比較的自由だが、根拠なく自分の考え(多くは偏見)を主張したり、限られた狭い世界...手の平を返す人達
なぜ今福島原発の放射能汚染水を海洋に放出するのか?。専門家にはこうせざるを得ないことは十年前から分かっていたはずだ。一部の政治家も理解していたはずだ。しかし結局、廃棄を実行するには十年の歳月と実効性の不十分な対策に莫大な資金を掛けて国民の恐怖心と拒否する気持ちが冷めるのを待っていたあるいは待つ必要があった。熱しやすく冷めやすい国民の心性を熟知している政治家は科学的な理解ではなく、十年の歳月と莫大な金額を掛けて、ほとぼりが冷め責任追及がうやむやになり始めたところで放棄を始めた。岸田首相は凄い、とんでもない、不十分な人だ。高校で放射能は煮ても焼いても変わらない。年月と拡散希釈だけが有害性を変えることができると習っているはずで、その危険性にも様々なレベルがありやみくもに恐れる必要はないのは理解可能なはずだが、過...何故今、放射能汚染水放出
腹八分目とはよく言ったものだ。満腹まで食べては身体によくないのは科学的にも証明されてきた。但し、要注意なのは痩せていた方が良いかというとそうではない。現在は還暦までは平均で還暦以降は少し多めが良いと言われている。これは食事の話だが七分目が良いのは情報の話。どんなに信頼できそうな情報源でも九分目まで、怪しげなのは話半分、怪しいのは二分目と言ったところだろう。ユーチューブを色々見るが、成程あるいは確かにというのも100%は信用しないようにしている。自分の都合のよいように曲げた情報発信は30%の参考に留めている。100%信用できないと思うものもそう主張する人が居ることは事実なので10-20%は参考にしている。恵まれない人の立場で公平公正を求めるデモクラ・・、自由改革に経済視点も加えたPIVOT、面白く鋭いが話半...腹八分目情報七分目
昔、半世紀前、は喫茶店がたくさんあった。どういうものか徐々に減り、今は片手で足りるほどしか思いつかない。貴重な存在になった。喫茶店というのは店主と客が一体となって存在してきた。今はスターバックスの時代、地方都市の当地にも私が知るだけで四店舗ある。スターバックスには店主は居らず、無個性で制服に笑顔のおねえさんが居る。スモールだって量は多くお値段も安くはない。広い店内に座席は多いが間は狭く、話し込むにはちょっと落ち着かない、と感じるのは私だけだろうか。昔スタイルの喫茶店の店主は中高年の男性で、愛嬌はないかもしれないが馴染みを感じる。座席数は多くないが適当な間隔があり話し込むことができる。たいていカウンター席があり、一人客も気軽に座れりやすい。知った顔や長居する客も多く、売り上げというか儲けは手堅くても大した額...絶滅危惧種の喫茶店
警察官の17歳少年射殺事件をきっかけにフランス各地で暴動が起きている。背景にはフランス社会の状態構造に対して溜まっていた移民若者を中心とした怒り不満がある。しかし、やられていることは駐車中の車に火を付けたりスパーを襲って商品を盗むなどデモではなく犯罪で無茶苦茶だ。しかし不謹慎な感想かもしれないが、凄いエネルギーだなあと感心してしまう。日本では原発再起動耐用期間延長防衛費倍増などしれっとなし崩しに決められても、デモのデも起きない(小規模なデモはあるのだが全く報道されない)。それだけ平和と感じ、現状追認、まあいいやと異を唱えるのを避ける国民が背後にいるのだ。個人的には原発を他の発電方式が整のうまで耐用年数運転するのは妥当と主張してきたし、防衛費増額もニ三割はやむを得ないと考えており、唯反対というわけではないが...フランスの伝統?
日本は世界の中で独特というか特異な国と言われる。勿論、その内容には良い面と悪い面があり、色々専門家が解説している。その特異性は同質で純粋培養だから生まれたと推測する。何故それが可能だったかというと、島国であるので異論をもたらす外部情報を断つことがやりやすかったためだろう。今は外部情報を断つといっても、簡単に国境を越える通信手段があるので平安江戸ほどには外部情報をシャットダウンすることは出来ないのだが、平成末期から令和に掛けて目に見えにくい鎖国的な動きがあるのをご存じだろうか。確かに野球選手やサッカー選手は海外で活躍しているのだが若い研究者は海外に行かなくなっている。私の同級生は三分の一くらい海外での研究臨床経験があり、子供は日本人なのにアメリカ育ちでアメリカ人になってしまったよという友人も居る。今は六分の...鎖国する国
学生時代はそこそこ映画を見た。六十過ぎてから年に数本、今はコロナで映画館は行かないが再び見るようになっている。アランアーキンは何とも味のある俳優でTheHeartIsaLonelyHunter(愛すれど心さびしく)を見て心に残り、高く評価していた。八十九歳だから大往生なのだが、寂しく感じる。同じように不思議な存在感のある俳優としてロバートデュバル、ハーベイカイテルが思い浮かぶ。勿論、持ち味は異なるのだけれども、三人とも大柄ではなく台詞がなくても映っているだけで何かを伝えてくる個性に魅力がある。今は映画館へ行かなくても家でも映画を見られるので、機会があれば出演作品を見てみたい。アランアーキン亡くなる
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長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
gooがブログを止めるというので引っ越しを始めた。うまく行くかどうか手探りだが、「はてな」に引っ越すことにした。新天地でさてどうなることか。お名残り惜しいが、心機一転。取り敢えずご報告。引っ越します。
家内が夕飯作りに草臥れたというので、老夫婦で回転寿しに行った。私は光り物中心に八皿、家内も巻物デザートなど八皿で合わせて十六皿。会計は三枚でお釣りが来て嬉しかった。お腹が空いていても十皿が限界なのだが、隣の若い二人連れは三十皿近く積み上げていた。男性の方は中肉中背で大食らいには見えないのだが、一人で二十皿くらい平らげていた。自分も二十歳の頃はあれくらい食べられたと思う。若い力を目の当たりにした。隣の客はよく食う客だ
敵愾心を煽るのが得意な人達が活躍している。妬み辛み恨みを利用して他者を非難し不平不満を掬い取り、それで稼いだり支持を取り付けたりしている。人間には劣情がある。それを利用した戦術なのだ。昔、小学校でそれは醜いこと慎むべきことと教わったのでその感覚が身に染みている。それが絶対に正しいことかどうかは分からないが、それに人類の知恵が詰まっているのは確かだと思う。何でもあり、とにかく数を集めれば勝ち?の世の中では、人類の知恵がかき消されてしまう。今だけ金だけ自分だけには同感できない、明日もあなたも思いやりも大切だと思うのだが。敵愾心を煽る戦術
高い関税は脅しだろうと高をくくっていたら同盟国?にも掛け始め、どうも本気らしいと身構えたら僅か二週間で腰砕け、やっぱり脅しで交渉の手札だったと思わせる兆候が表れてきた。猫の目トランプに振り回される世界だが、アメリカが信頼できない国になったのは間違いなく世界秩序は変容した。色々な人が指摘しているようにこのピンチは日本が変わるチャンスだ。歴史の知識は乏しいが、日本は変わらない変われない国だいうことは歴史から分かる。革新する信長のような人物は例外で、故に本能寺の変が起きたと観測している。いつも変化をもたらしたのは外圧で、トランプは大きな外圧と捉えられる。これを利用して変らないと日本はじり貧になる。先送り隠蔽体質の自民党では駄目だ。ではどこにと代わる政党がないようでも変えないと、トランプがもたらした秩序破壊という...トランプという外圧
趣味は何ですかという問いに旅行という答えを時々見たり聞いたりする。今はそうでもないが、以前は旅行って趣味でするものかなあと妙な感じがした。史跡を巡るとか旨いものを食べに行くとか言われれば成程感が出てくるのだが、漫然と旅行が趣味と言われるとピンとこなかった。知らない土地に行ってみたいという好奇心が根底にあるのだろう。中には世界一周に出かける人もおられる。さすがに世界一周となると趣味を越えるようで半ば本業になってしまうようだ。世に転勤族と呼ばれる人達が居られる。お付き合いのある薬品メーカーの人はみなさん全国を何か所か転々とされており、住んだ土地の話を聞かせてもらうのは楽しかった。世の中で言われていることは概ね正確なようで、九州博多は良いですね。引退するなら静岡でしょうか。名古屋京都はやりにくいですと言われる。...旅行が趣味
備蓄米を放出しても米価が下がらない。価格は需要と供給で決まると思っていたのだが、何か別の絡繰りがあるらしい。米作の調整をしてきた政府は、この謎を解明して国民に説明する義務と責任がある。米食を減らして食パンやスパゲッティにしているという主婦がテレビに出ていた。需要が抑えられているのに米価が下がらない、どういうこと?。農家の販売価格が消費者の手に届く間に、どのように変化してゆくのか調査をして報道してほしい。もし米が不足しているのなら、備蓄米をすべて放出すればよい。新たな備蓄米は安くアメリカから輸入すればよい。カルフォルニア米は安くて十分美味しい。何故米価が下がらない
内科学会総会で大阪に行ってきた。自宅でオンラインでも受講できるのだが、長年の習慣で家内を連れて大阪に一泊した。私は勉強、家内は買い物。新幹線は半分が外国人で、何だか外国旅行気分だった。欧米人はともかく、どこかの国の人はエスカレータの乗り口を塞いで立ち話、思わず通り道ですと注意しようとしたら日本語ではなかった。大阪は二年振り、同じ大都会でもどこか東京とは違う。東京より立て込んでビルが多い、広告が多い、緑が少ない。関西と一口にいうが、関西はひとまとめにできない、京都大阪神戸で違うのだ。微妙というより大きく違う。好きかと言われると、すぐには返事ができないが、大阪にはエネルギーを感じる。大げさかもしれないが快適な新幹線乗って大阪の街を歩いて、まだ日本は大丈夫と感じた。大阪と新幹線
鶯の泣き声が聞こえる。初心者のはずだがきちんとホーホケキョと聞こえる。どこかで練習してから来たのだろうか。三月にも聞こえていた記憶があるから、きっとそうなのだろう。まだ時々冷え込むが、ずいぶん暖かくなった。桜も散り、あっという間に緑の若葉に置き換わり桜の木だった面影は消え、なんだか不思議な感じがする。そういえば今年はまだ桜餅を食べていない。柏餅に変わる前に食べておきたい。春夏秋冬と四季の味わえる日本だが、春は短い。五月は初夏で夏に入る気がする。新緑、青壮年には意欲の湧く季節なのだが、高齢者には少し重い。心が沈みがちの鬱傾向の人にも付いてゆけない感じがするようだ。多様を受け入れる柔らかい世の中がいい。鶯が鳴いている
トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。いくら何でも猫の目では
手品師ではないけれども、あまり手の内は明かさないほうが良いかもしれない。でもまあ、知って貰うのと理解が深まるかもしれない。病気というのは嫌なもので、中でも質の悪い病気は診る方も負担が大きい。有難いことに医学は進歩しており、癌と言えば死刑宣告のように響いた時代は過ぎ去り、早期のがんは治る時代に進行したがんもかなり生きながらえることができる時代になった。そうはいっても人間は心配から逃れることはできない。後医は名医と言われるように、早期に疾患を見付け適切に対処することは難しい。病気が少し進行してから診断することはさほど難しくない。市井の開業医はできる検査は限られているし、早期の疾患を診ることが多いので、簡単そうに見えるかもしれないが実は中々難しい。なんでも気軽に話せてご心配ありませんよと言ってくれる先生と思われ...手の内
見出しに本当や真相が踊る。実際に記事を読んでみると、たいてい本当や真相は書かれていない。そう思わせる状況や思惑が書かれているだけだ。人の目を引く釣り見出しなのだが、人はそれに釣られるし状況思惑でそうなのだと納得してしまう人も多い。どうも人間の遺伝子の中に話を信じてしまう思考回路が組み込まれているらしい。世に悪知恵のある人物は多く絶えることはない。どうすれば怪しい話うまい話・・に踊らされることから逃れられるだろうか。歴史と経験に学ぶことがその方策の一つなのは間違いない。万年の歴史から学ぶことは難しいかもしれないが千年の歴史からは学べる。千年の経験は不可能だが祖父母の伝聞まで広げれば百年の経験に手は届く、各々方今はその時と申し上げたい。本当と真相の語るもの
長くgooでブログを書いてきたが、gooがブログサービスを止めるという。どうしたものか。これが潮時とブログを辞めるか、あるいはどこかに移転するか。最初はブログというものがあるそうなと聞き、自分もやってみようと始めたのだが、いつの間にか習慣となり幾許かの仲間というか知己もでき、ボケ防止とストレス解消の効果もあり続けてきた。毎日三、四十分ばかり、最近は日記のように書いていた。サービス中止まで数か月あるので、一か月くらいどうするか考えたい。どうするか、思案投げ首
ユーチューブから世の中の情報を得るようになって三年ほど経つ、新聞は全国紙二紙を読んでいるが地上波テレビはほとんど見なくなった。ユーチューブの登録チャンネル数は三百くらいあり、ほぼ毎日チェックするものからニ三か月に一度チェックするものまで色々だ。三百以上はあまり増えない。というのは月にいくつか新たに登録するが同じくらい登録を外すものがあるからだ。視聴登録数がみるみる増えたチャンネルにPIVOTがある。比較的中立で経済に力点が置かれている。ゲストが適切でインタビュアーの質問も的を得ていて聞いてみたいことを聞いてくれる点が視聴者が増えている理由と思われる。竹下隆一郎氏が抜けても勢いに陰りはない様子だが、それには新しい魅力的な女性陣の力が与っているようだ。移転した竹下氏のCROSSDIGがどの程度伸びるか不明だが...PIVOTはPIVOT
友人のS氏がコーヒーに凝りだし、豆を挽いて飲むと美味しいですよと言われるので自分も豆を挽いて飲みだした。実は二十年ほど前は自分も豆を挽いて飲んでいたのだが、ちょっと億劫になり最近はインスタントを飲んでいた。まあ最初はブラジルが良いかとブラジルから始め次いでグアテマラと飲んでみた。確かに香りがよく美味しい。ちょっと手間がかかるが色々な豆を試す楽しみもある。さて次はと迷っていたら、今月お得なのはペルー産ですというのでそれを買ってきた。お得と言ってもコーヒー豆は高騰しており100g700円もした。ペルーMべロニカ、果たしてどういう味がするだろう。職場に着いたら早速飲んでみたい。ペルーMベロニカは初めて飲んだが、マイルドで苦みは少なくわずかな酸味に旨味があり飲みやすく美味しかった。単独もよいがケーキも合いそうだ。ペルーのコーヒー
左足の親指が腫れて痛く、この二三日びっこを引いている。痛風だねというのが医者の反応だろう。ところが後期高齢者の場合違うことも多いのだ。実は階段を登る時、左足が思ったほど上がっておらず躓いてしこたま親趾を打撲してしまったのだ。幸いあと二段ほどだったので、二階に倒れこみ階段から落ちるのは免れたのだが、打撲の後遺症でびっこを引いている。年を取ると僅か1cmのことだが足が思ったほど上がっていないことが起きる。以前にも軽く躓くことがあり、気を付けていたのだが今回に懲りて、今は意識して足を挙げて兵隊の行進のように階段を登っている。それと階段は真ん中は歩かず手摺のそばを昇降している。転倒は高齢者に思わぬ障害をきたすことが多い。いつも段差にはご注意と申し上げているのに、自分が怪我をしてしまった。極めて遺憾だ。左足の親指が腫れて痛い
ユーチューブで政治経済の解説を視聴している。皆さん色々なことを言われる。バランスの取れた視野の広いものよりも自分の主張が正しいというニュアンスのあるものの方が多いかもしれない。そうしたユーチューブも結構な視聴回数なので、そういうものかと思っている。何十万という視聴回数を持つものには色々なゲストに様々な視点から解説を聞くバランスの取れた公平客観的な感じのものが多い。そうしたチャンネルに登場する中で成程と感じることを言われる三人に注目している。それはエミンユルマズ、ジョゼフクラフト、モーリーロバートソンの御三方だ。日本語も日本人以上に巧みで、見方はそれぞれ違うのだけれども視野が広く鋭いことを指摘される。ロジカルでしがらみがないせいかもしれない。とても参考になる。外国名だけれども
結構涼しいというか寒いといってもいい日が多かったので桜が長持ちした。入学式の日にも満開の桜が見られた様子だ。地方によって新学期の日は異なるようだが七日八日のところが多かったのではないか。七十年前で今では記憶も薄れたが、自分が小学校に入った日にも桜が咲いていたと思う。大した風もないのに桜は散る、桜吹雪の中を出勤している。株価が乱高下し、経済学者から評論家、素人のはずなのに色々口をはさむ人まで百家争鳴で解釈予想がネットで乱舞している。私も爺のつぶやきに過ぎないが、政治経済のことを書くので人間には世の中のことを色々気にしたり考えたりして発言したい性質を持った人間が居るのだと分かる。女性も居るが男の方が多い。自分の場合、多少のストレス発散になっている気がする。百家争鳴に参加
トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていない...パンドラの箱を開けた
人相というとどうも褒めない方に使われることが多いので気を付けて使いたい言葉だが、顔が物語ることは多い。誰でもある程度長く生きていると顔から人を推しはかる能力を知らないうちに身に付ける。勿論、外れることはあるのだがやはりとゆうことは多い。多くの人が頷かれるだろう。リンカーンが四十になったら自分の顔に責任を持たねばならないと言ったと読んだことがある。色々な人が似たようなことを言っているから、間違いない所だろう。誰もが政策の実現可能性や政治家の言明の信憑性を裏付ける大量の情報を持っているわけではないし分析する能力に恵まれているわけではない。しかし誰もが人相と表情を読むことはできる。選挙の時はマスコミや噂などは参考にとどめ、要するにこの人物は信用できそうかと受け答えする表情と声音、レンズを見つめる人相を見極めるこ...顔は雄弁
嫌な顔をされるのが苦手だ。救急外来に患者さんをお願いする時、出てくる医師によっては声から嫌そう面倒くさそうな顔が分かるのでどうしても下手に出てしまう。いい年をして、情けないと思いながら受けてもらわないと困るのでお願い口調になる。お忙しいところ申し訳ありませんがどうぞよろしくと電話口で頭を下げてしまう。医師によっては笑顔が見える受け答えで、はいはいどうぞと言ってくれる。需要と供給は権力とは違うけれども、権力に似ている。不利というか立場の弱い方が下手に、有利と言うか立場の強い方が横柄になる傾向がある。尤も救急外来は忙しくて大変なところだが、あまり横柄だと批判が出るし競争原理が働いて依頼が減るので応対は改善されてゆくことが多い。立場によって
このところ外食が増えている。外食で困るのは、家内が食べきれないからと私に色々呉れることだ。食べようと思えば食べられるし残してはいけないと教えられて育ったので食べ残すのも気が進まない。ダイエットが中断されて大袈裟だが遺憾だ。この頃は無念だが断っている。日本では食べきれなかった分を持ち帰るのが難しい、言い出しにくい、嫌な顔をされる、断られる。勿論、どうぞというところもあるが。小食者用というか高齢者人口も増えたことだし高齢者用の七分目の量のメニューを作って欲しい。採算的に難しいのは分かるので値段は一二割引きで文句は言わない。ところが実際には単に量を減らしただけのメニューは出しにくいらしく、殆んどの店で見かけない。もっと客の多様性を考えてと申し上げたい。家内は写真のリンゴは毒林檎というが本当だろうか?。毒林檎の苗...できないものか?
遠い昔、寛容と忍耐と説いた首相が居られた。それに習い、異なった異なった意見にも耳を傾けるのを信条としてきた。しかし高齢者になってくるとあにはからんや円熟とは参らず、少しづつ忍耐力の衰えを感じるようになった。年を重ねると穏やかな達観の境地が訪れるというのは希望的観測のように思われる。私が残念な例外という可能性もあるが、どうもそういうわけでもなく寛容はともかく忍耐力は年と共に衰える傾向があるように感じ観測している。尤も、判断力が付いて評価に値しない意見に貴重な時間を使わなくなったと言えるかもしれない。いづれにしても、この人の言うことは聞いていられないと思う人が増えた。勿論、一二割は頷ける意見や考え方を含んでいるのだが根本のところで堪えきれない軋轢音を発生するのだ。堪え性がなくなる
限られた経験だが、四十代と思しき歯科衛生士にお目にかかったことがない。殆んどの歯科衛生士さんは二十代だった気がする。今お世話になっている歯科の衛生士さんは二十四、五、六才の気がする。歯科衛生士さんは普段はあり得ない距離でお顔を拝見できる。見まいと思っても腕や首が目の前に迫ってくる。日本人女性はと言っても外人をよく知っているわけではないが肌が細かく美しい。若いから皺がなく大袈裟かもしれないが若さで輝いている。何故歯科衛生士は若い女性ばかりなのか知らないが、アラフォーだと再雇用の口がないのかなと推測する。歯科衛生士は若い
まさかということが起きた。人類とは思えない強さの藤井八冠が伊藤匠七段に敗れ七冠になってしまった。今期に入り永瀬九段などにやや不調ではと言われていたのだが、調子を落としていたのだろうか。勝勢から逆転負けするなんて、今までの藤井には考えられないことだ。大谷も一時通訳の不祥事で調子を落としていた。やはり二人とも人間だった。伊藤が勝てるならと端から気勢を削がれていた棋士達が新たな戦略で向かってくるだろうから、藤井七冠もこれから大変だろう。しかし、タイトルの数など気にせず目の前の一局に全力を注ぐ人柄なのでこれからも名勝負を楽しませて貰えると思う。十一連敗からの奪取、師匠はありがたいね。師匠の宮田八段は伊藤が勝ちますと断言していた。藤井敗れる
五十年以上の長い記憶のある国民は、とりあえず平和そうな日本も内実はあちこちガタが来ていると思われているのではないだろうか。特に劣化しているのは政治家だが、もう一つ改革が必要なのはマスコミだ。自立しておらず金と権力におもねる姿勢が透けて見える。政治資金規正法が成立したが、形だけの改善で抜け穴だらけのザル法だ。十年後に領収書を公開するなど何の意味もない。しかも一部は黒塗りだ。それを衆議院賛成参議院反対と支離滅裂な維新の馬場代表が得々と支持している。阿保らしくて話にならない。国会中継の党首討論で岸田首相の答弁を聞いていると国民よりも自民党議員を守っているのがよく分かる。日本の政治家は選挙のことしか考えていないという米国投資家の批判は当たっている。情報が操作されては票が資金力で左右されてしまう。政治家とマスコミ
新型コロナがここにきて再びやや増加し始めたようだ。地方都市の一診療所の報告だからどこまで正確に全体像を伝えているか不明だが、今日複数の陽性者が出た。死亡率を下げて生き延びようとするウイルスの戦略は恐るべきもので、インフルエンザの向こうを張る存在になりつつある。嫌なものは早く忘れたいのが人間の心性ではあるが、厚労省はそうであってはならず科学的に粘り強く対応していただかねばならない。災害は忘れた頃にやってくるが、悪疫は忘れようとすると盛り返すから油断は禁物なのだ。新型コロナくすぶり続けている
今朝は本降りで風があり、なかなか辛い駅までの歩きだった。株式投資で大儲けするのは五十人に一人程度と言われている。ギャンブルはどうだろう。似たようなものと思われる。困ったことに?、この五十人に一人の人達があたかも二人に一人居るようにうまい話が喧伝されている。証券会社や株予想で仕事されている人は、素人が株投資すると損しますよとは言わない。儲かりますよと上がりそうな銘柄を紹介しても必ず小声で買う時は自己責任でと釘を刺している。政治家も似たようなもので、不都合なことは言わない。アべノミクスで大企業が儲かればおこぼれがあると聞いたが嘘だった。嘘だったと責めれば**が悪かったせいだと上手に責任を逃れる。まあ嘘と言えば聞こえが悪いが夢と言えば美しく響く。夢を売る仕事と言われてしまうと咎めにくくなる。夢とまでは言わず商売...五十人に一人
距離と時間は長く生きて居ると短くなる。自分を尺度にするから、短く感じるようになるわけだ。唯、距離は交通機関の発達もあるから科学技術の進歩も与っている。一年が短くなった一か月が短くなったと感じるわけだが、この頃は一時間が短くなったと感じる。一週間が早くなったとよく聞くが一時間が短くなったというのはあまり聞かない。しかし、自分はこの頃一時間が短くなったと感じる。そのうち一分が短くなったなどと言い出すかもしれない。短く早く感じる
愛飲するウイスキーがボトルにあと半分、まだ半分あるという人ともう半分しかないという人が居る。中にはちょうど半分だという散文家も居るだろう。還暦が人生の感慨深い通過点だったのは半世紀前のこと、今では赤いちゃんちゃんこを着る人は殆んどいないだろうが、六十になった時あと四分の一かと鬼が笑うようなことを思ったものだ。今ではあとどれくらいなどという、逆立ちしてもどのみち残り少ない年月を思いめぐらすことはなくなった。行けるところまでというのが、多くのご同輩の心境だと推察する。それにしてもバイデンとトランプは外れている。トランプと同い年の自分は顧問はできても社長院長大統領・・トップは難しいと断言できる。半分はどれだけ
寒い時に暖かい食べ物が美味しいように、暑い時には冷たいものが美味しい。何時からかき氷が庶民の御馳走になったか知らないが、慌てて食べると額がツーンとするかき氷では宇治金時が一番好きだ。同意される方も多かろう。これが許せんことにかなりお値段が張るのだ。子供の頃どころか成人してもしばらくは簡単には手が出なかった。せんじと言って分かる人はどれくらい居られるだろう。宇治金時に手が出ないころはもっぱらせんじを頼んでいた。ぜんざい、お汁粉は全国的に通じると思うが、大判焼きやせんじは全国版ではないのを故郷を出て初めて知った。暑い日には冷たいものが美味しい
痩せる方法は数えれば何百もあり、色々な人が本やユーチューブ動画で提案している。何百種類といっても基本的なところは似ており、数種類にまとめられる。ただ、独自性を出すためや商業的な思惑があって、少しづつ変えている変わっているだけだ。食事と運動が基本でそれに睡眠時間や仕事と自宅での生活習慣と体質が加わる。ではなぜ、それほど沢山の方法があるのに中々痩せられない人が多いかというと結局はきちんと実行できない人が多いからだ。肥満された患者さんに受診された時注意をすればできない言い訳があれこれ返ってくる。強く言えば反発する人嫌がられる人も多く、その塩梅は難しい。高脂血症や高血圧症でコレステロールの多い食品や塩辛い味付けを避けるように減らすように説明しても、中々守れない人も多い。幸い今はとても良い薬があるので、食事が厳格に...人間は思うようにできない
街中の蕎麦屋中華料理屋・・を選ぶ時は、味と値段そして雰囲気で決めてゆくわけだが、まず選び損ないというか失敗というのはないと思う。自分が気に入ればそれでよいわけで違ったということもあるかもしれないがそれは非常に稀だろう。ところが医者や歯医者選びでは時々間違いが起きる。というのは食べ物の美味しさと違い医者や歯医者の能力得意分野は素人には分かりにくいからだ。後期高齢者になって、年に二回歯の点検と歯の磨き方の指導を受けているが、もっと早く今の先生のところに来ればよかったと後悔している。そうすれば多分抜かないで済んだ歯が何本もあるのではと思う。店の選び方
今朝は比較的涼しい。季節感覚を失ってしまったように感じる、季節がはっきりしない日が時々紛れ込むようになった。今日の日付が答えられない認知症が忍び寄るお年寄りに今何月ですかとお聞きすることがある。それも答えられないと今の季節は春夏秋冬のいつですかと聞く。季節くらいは分かるだろうと思っても結構外す患者さんが居られる。挨拶など普通にできるのにと意外に感じるが、この頃は気温の上がり下がりが大きく陽気が不安定なので、間違えるのもしょうがない気もする。冷やし中華に柏餅と食べ物屋は供するもので季節を告げるが、医院では六月になってもインフルエンザBが出たりして、医者が目をこすって何度も結果を見つめている。今、何時だい
五、六年前に比べたらユーチューブを見るようになったので、少しはマスコミで話題になる人を識別できるようになった。人物と同じように時々見かけ聞きかじる知らない言葉の意味もある程度分かるようになった。知らない言葉は文脈から何となく意味が分かることもあるが、キーボードを叩いて意味を調べないと分からないことも多い。たとえばリスキリング、ディスルなど分かったような分からない言葉も解するようになった。勿論、こうした言葉は知らなくても生活できるが、世の中の流れ雰囲気を理解するには、知っておいた方が良さそうだ。しかしなぜカタカナ英語と言うか短縮語を使うのか、どこかに上滑りで済ましじっくり深く考えるのを避ける風潮があるようだ。その背景に情報過多があるのは間違いない。知らない人と知らない言葉
東京都知事選挙、蓮舫VS小池百合子の一騎打ちだったはずだが、予想通りの貶し合いというか悪口の言い合いで、それが飛び込み参戦の石丸氏に有利に働き三つ巴になりそうな気配だ。尤も石丸氏も人気が出ればどこからか否定的な情報が出てきて叩かれるだろう。ドレッシングというのはサラダの材料本来の味を引き出し引き立たせ美味しくするもののはずだが、東京都知事選では不味い苦い悪臭を放つドレッシングを掛ける連中が居て、肝心の政策の吟味が霞んでしまいそうだ。都民の方は怪しげなドレッシングを断固として断り、塩コショウ酢サラダオイルのシンプルで間違いのない自家製のドレッシングで政策と人物を確かめて投票していただきたい。これでは本来の味が分からなくなる
ユーチューブはそれこそ玉塵混淆で良質なものを見付けなければ時間の無駄になってしまう。積極的にユーチューブサーフィンをしているわけではないが、様々なチャンネルが目に飛び込んでくる。面白いもの有用なものを登録してきたが登録チャンネル数が三百近くになって限界と感じ、結局は見ないものは削除し始めている。ユーチューブを見て驚くことは、世の中にはどうしてと思う程自分の主張を発表せずにおれない人が多いことだ。まあ自分もブログを書いているので、お前もと言われそうだが人間には発信したい人が多いようだ、生存証明にもなっているらしい。多様性に寛容でありたいと思うので、さまざまな発言主張を見聞きしているが、中には強烈と言うか独善と言うか異論に攻撃的なチャンネルも結構ある。正直どうもそういうチャンネルは見ると嫌な気持ちになったり疲...ユーチューブ界隈
中華料理に粥がある。中華料理と言っても色々で一概に油を使ったこってりばかりではないが、それでも香辛料がきつかったりカロリーが多かったり胃腸に負担を掛けるものが多い。そこでそれを和らげるためにお粥が登場しているのだと思う。昔は少ない穀類で取り敢えず満腹を実現するための方策という意味もあったかもしれない。どうも外食が続くと体重が増えてしまうので、お粥というのも良い方法かなと思ったりしているが、中々実現はできていない。一番簡単な方法に一食抜くというものであるが、これは健康的にはあまりお勧めできない。自分が健康で居るのも仕事のひとつなので、どうするかと体重計を睨みながら考えている。粥の知恵
自民公明維新の政治資金改正法はザル法でザルに申し訳ない、ザルの方がもっと物を掬えますからと玉木代表も言っている。維新の代表の弁明を聞いていると十年後の領収書公表に黒塗りもあるなどと言い出し、馬脚が露呈した。余程隠したい使い道があるのだなと疑惑が深まるばかりだ。大体十年後では、黒塗りでなくとも意味はない。知恵を絞って抜け道を探る、それは悪知恵。誰のための政治?