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2010/04/16

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  • 求む諭吉と鴎外

    諭吉と鴎外には日本にない西欧のモノやコトに新しい日本語の造語を作りだす才能があったと聞いている。百数十年前の文明開化の時代とは異なるが、二十一世紀に新しい造語が必要だと思う言葉がいくつかある。人間や性の多様さを受け入れようとする動きが皮相に留まっているのではないかと感じるのは言葉に対する無神経さだ。以前から他の言葉を作ったほうがよいと思っているのは「隠し子」と「子なし夫婦」だ。子供に責任はなくお子さんのいらっしゃらないご夫婦にも様々な事情があるだろう。挙げた二つの言葉には微かだがどこか底意地の悪さを感じてしまう。世の中善人ばかりではないのは千も承知しているが、視点を変えれば100%善人という人物も居ないわけで、内に潜む悪に気付く力が差別格差を少なくすると申し上げたい。諭吉や鴎外に及ばなくても今も新しい言葉...求む諭吉と鴎外

  • 蝉の声の主は

    梅雨が明け夏の日差しが降り注いでいるが蝉の声にもう一つ元気がない。十年くらい前までは朝中学校の脇を通ると猛烈な蝉の声で頭がくらくらしたのだが、数年前から騒がしいなくらいでがんがんと耳に響くことはなくなった。以前にも書いたのだが、聴力が弱ったのか、本当に蝉の声が小さくなったあるいは数が減ったのかよく分からない。しずけさや岩にしみいる蝉の声斎藤茂吉がこれはアブラゼミだと書いて論争が起き、実証的に立石寺に赴きニイニイゼミということになったらしい。しかし、何度も書くが私は茂吉支持でアブラゼミだと感じる。頭がくらくらするような音声こそ炎天下岩にしみいる。尤も、アブラゼミでもニイニイゼミでもない、ヒグラシだと主張する人も居るようで、さまざまな連想を呼ぶ句だ。もとより結論などでない論争だが、美的感覚には大いにかかわる問...蝉の声の主は

  • コマーシャルの心

    過大広告というものがあり、実際に事実を調べて過大広告と判定されれば消費者庁が規制懲罰に動くようになっている。しかし印象操作の達人が繰り出す広告のどこからが過大か判定は難しい。健康関係の広告も多いが、それほど効くなら医療が不要ではないかと思わせるものもある。一生に一度の買い物のような分譲地が二十五年経ったらゴーストタウンになり、分譲した会社は手を引いて空いた場所に太陽光発電の会社が進出では辛いものがあるだろう。先のことは分からない嘘は言っていないと言い逃れるのだろうが、先のことは分からないとは宣伝していなかったと思う。まあしかし夢と嘘は実際には中々鑑別が難しい。辛い人生、夢がなくては生きられない。コマーシャルの心

  • 雄星八勝目

    ブルージェイズの菊池雄星投手が自己最多の八勝目を挙げた。よくやったと言ってやりたい。BSのMLB元司会の奥様深津瑠美さんのファンなので雄星を応援している。雄星は心技体の心に問題があり、自分で崩れてしまうところがあるのだが、今期はホームランを打たれても力まず焦らず投げられている。監督同僚奥様の支援と本人の努力自覚もあって、精神が落ち着いているのだろう。十二、三勝挙げられるのではないか、頑張って欲しい。東北内陸出身なのでトロントの街にも合っているのかもしれん。雄星八勝目

  • あばたもえくぼ?

    記憶だから間違っていたり変形したりしているかもしれないが、昔パラパラと読んだ植島啓司の「生きる力」に年を取った方が異性を好きになりやすいというようなことが書かれていた。この「生きる力」は中々為になる?本で悩みが和らぐことが書いてあったが、どうもこの点は違うのではないかと思う。確かに人の良さを見付ける力人の嫌なところに目をつむる力は年を取った方が着くかもしれないが、結婚したいと思いこむ力は年を取ると減るような気がする。まあ、この人で十分という気持ちには成れてもこの人こそ運命の男運命の女と思う力は弱る気がする。あばたもえくぼと目が眩むのは、年を取ってからは難しい気がするがどんなものか。人類は男と女が大体同数(僅かに女が多い)なので一夫一妻は遺伝子的に支持された組み合わせで自然な成り行きらしい。まあ恋愛から結婚...あばたもえくぼ?

  • 炎天下のスポーツ

    自宅から五百メートルくらいのところに市営のテニスグランドがある。運動不足を補うべく散歩に出た途中に横を通ったら、炎天下で中学生が試合をしていた。**中、山田とか佐藤とかゼッケンを着けた生徒が打ち合っていた。観戦も含めれば百人近く、親御さんも数多く見かけた。勿論、日影と水分補給の用意はきちんとされているようだったが、熱中症にならないか心配になった。まあしかし、こんな暑い日炎天下で動き回れるのは若さの特権だなあと、六十年の昔を思い出した。中高生の頃は疲れなんて知らなかった。ムッとする草いきれの中を走り回り、温くなった水筒の水をがぶ飲みした記憶がある。晴れた日には永遠が見えるというが、勿論それは夏の日のことだろう。炎天下のスポーツ

  • 親権とは

    離婚すると片方の親が親権を持ち子供を育てることになるらしい。どうも単独親権は世界では少数派で日本北朝鮮モンゴルインドなどがそうであるらしい。離婚理由にもよるだろうが、99%片方が悪いというのは少ないのではないか。99%悪くても親でなくなるわけではない。浮気などの場合は男の方が多く、母親に親権が移るらしい。しかし女の方の浮気の場合は母親が親権を取ることも結構あるようだ。広末もそういうことになるらしい。離婚した知り合いはごく少数しかいないのでよくは分からないが、子供に中々会えないというのはとてもつらい様子だ。男親と女親は違うがどちらが重要とか大切ということはないと断言する。女親から反論があるかもしれないが、子を育てるのは大変だがきっとそこには得難い喜びがあったのではないかと推定している。確かに共働きだと女親の...親権とは

  • アマチュアリズム小考

    半世紀くらいまではオリンピック出場要件にアマチュア規定があった。しかし大会の規模が大きくなり、選手も競技に専念しないと記録が残せない状況となり、主に経済的なことからアマチュア規定が外された。今やオリンピックの運営、選手の生活には経済的な後援者が不可欠になっている。ちょっと露骨な言い方になるが、経済優先有体に言えば金が物を言う世の中になってきた一つの象徴的な動きだったと振り返る。ではアマチュアリズムとはなんだったのかと気になるが、この源流はイングランドにあるような気がする。今の時代には向かない主題?なのでどの程度研究があるかは知らないが、一つのことだけを極めた専門家の判断を尊重しない考え方価値観がイギリスの支配階級にあり、それが源流になっているのではと思う。これに反し日本は一つの仕事を極めた専門家を高く評価...アマチュアリズム小考

  • なでしこジャパン圧勝

    なでしこジャパンがザンビアに5-0と圧勝した。実は十数センチのオフサイドで二点が取り消されており、7-0の可能性もあった。まずは三点以上取れたことと零点で抑えたことを高く評価したい。ザンビアは練習試合でドイツに勝っており、かなり強いティームのはずだが、日本は相手の戦略を分析しておりエースのバーバラ・バンダを完全に抑えシュートさえ打たせなかった。圧勝ではあったが、いくつか問題点もあった。まずオフサイドが多すぎた。攻め急ぐ気持ちは分かるが僅か一秒半呼吸置けばオフサイドは防げた。後半は相手を理解し、恐らくハーフタイムに注意があったのだろうと思うが、ミスが減った。前半ではトラップミスと周りが十分見えていない動きが結構あった。次戦コスタリカは対なでしこの作戦を立ててくるだろうしサッカーが染み込んでいる国なのでボール...なでしこジャパン圧勝

  • 新型コロナ流行

    実は新型コロナの診療は若い院長がやってくれるので私自身は診ていないのだが、毎日六、七人の陽性者が出ている。行政からは第九波の入口などと言う得意の曖昧な表現が出ているが、院長はもう既に九波ですよと判定している。新型コロナの重症例が減ってきているのは確かだが、インフルエンザと違い後遺症が結構あり厄介だ。長引く倦怠感や咳がいつまでも続く患者さんが一割は以上居ると聞く。臨床は経験がものを言うのだが、まだ後遺症には手探りのところがあるようで時間を掛けて診ておられる。実際に診ないで言うのは僭越かもしれないが、これだけの数の患者さんが居るのに感染症の研究者専門医が不足しているのか、症状転帰治療法の情報が少ない気がする。尤も定期購読する医学誌を三種類に減らしたので、そう感じるのかもしれない。*ちなみに今週の医事新報に私の...新型コロナ流行

  • 農業はのんびりではない

    ナス、キュウリ、ピーマンをプランターに植えて楽しんでいるが、我が家の食卓をにぎわす程度で沢山は取れない。毎年それで満足していたのだが、農業のユーチューブを見ていたら本職の人は色々工夫して物凄い収穫量を得ておられる。それを仕事にしておられるのだから当然と言えば当然なのだろうが、農業というのは結構科学的で奥が深いのを知った。私などは植えっぱなしで、土づくりも適当水やりも気まぐれだから茄子も胡瓜もニ三個しか成らない。ところが本職はあれこれ手を掛けて色々工夫しておられるのだなと感心した。本当は教えたくないコツというのも披露されている、お百姓さんらしいなと視聴した。ネギやトマトは作り方で収穫が随分違うようで儲ける人は儲けておられるようだ。工夫し手を入れた結果が目に見えて出るところに農業の面白さ大変さがあると見た。そ...農業はのんびりではない

  • AIが提示する問題

    将棋の棋聖戦第四局の終盤、一時佐々木大地七段にAIが指し示す7三香打ちの勝ちの局面があったのだが、佐々木太一七段はそれを逃し藤井棋聖が勝利し棋聖位を守った。AIによる形成判断はアマチュアは勿論しばしばプロをも凌駕し正確で、アマチュアが観戦する参考になって面白いのだが、棋聖戦第四局のように露骨というか人間が能力不足に見えてしまう事態は興覚めだ。というのはこの7三香打ちは藤井棋聖も気が付いていなかったのだ。私はこの対局を見てAIの形成判断は伏せた方が良いような気がしてきた。終局後二時間後くらいにAIによる分析を解除して、それまでは放送しない方が良い思う。あるいはAIによる形成判断は終盤戦になったら一端中止するというのも選択枝にいれてよいと思う。ミステリー映画や小説を鑑賞していて、脇に結末を囁く輩が居たら面白く...AIが提示する問題

  • 猛暑対策

    今年の夏は全国的に例年より暑いと予報されている。一体どのように備えればよいのだろう。個人的には外で仕事をするわけでもなし山や川に出かける元気もないので、とりあえずクーラーを利かした部屋で冷たい飲み物を飲んでごろごろする時間が増えるくらいだろう。自立できている高齢者はともかく、介助を要する高齢者を抱える家庭は色々負担が増えると思われる。医療機関も熱中症と新型コロナの患者が増えれば受診抑制をする施設が出てくるかもしれない。農業や工業への影響はどんなものか、水と電気の需要が増えると思われるが賄いきれるだろうか。水や電力は家庭ビル工場農家で使用量を可視化して不要不急の使用を抑制するようにしたらよい。イエローカードとイエロー警告が出るようにできるはずだ。あるいは基本量を越えると料金が累進的に上がるような仕組みを取り...猛暑対策

  • 木の葉の紙幣

    狐が呉れたお札はしばらくすると木の葉に変わってしまうと聞く。永田町には化かし合う狐や狸が多数生息している。正直なところ、人間が狐や狸に化かされてどうすると活を入れたくなるが、目先の欲得が絡むと騙されてしまう。いやいや、みなさん結構したたかでマイナンバーカード特典のポイントカード、ちゃっかり木の葉に変わる前に使っておられるらしい。岸田首相は外遊か外交か、実は国内の問題を避ける外逃の要素もあると睨んでいる。そういえば安倍元首相も外交がお好きで、しばしば日本を留守にしていた。決して外逃ではないと力説されるだろうが、国内にいるよりはストレスが少ないと推測する。手土産が木の葉に変わらない本物の上にまだまだ経済大国の日本の首相、歓迎しない国はないでしょう。木の葉の紙幣

  • 後世畏るべし

    ジョコビッチが第一セットを6-1で取ったので、またジョコビッチかとウィンブルドン決勝を見るのを止めてしまった。正直ジョコビッチがあまり好きでないのだ。ところが驚いたことに今朝起きてネットのニュースを見るとアルカラス20歳が逆転で勝ち初優勝(四大大会で)していた。BIG4以外の優勝は21年振りとのこと、後生畏るべし、時代が動いている。次はなでしこジャパン、どこまでやれるか。見知らぬ選手が殆んどだが(熊谷と宮本は知っている)応援したい。後世畏るべし

  • 愛知の不思議

    まあかなり反論異論が出るだろうが、愛知県は信長、秀吉、家康という三人の天下人を輩出している割に地味だ。なにい、世界のトヨタがあるという声が聞こえるが後が続かない。次が八丁味噌とドラゴンズではなどと言えば、怒られるだろうな。滑稽と言えばまたまた怒られるだろうが、愛知県内では名古屋は東京と並ぶ日本の中心の意識矜持が行き渡っているらしい。余計なことを書いてしまった。勿論、愛知の地力を認めるにやぶさかではない。愛知の不思議

  • 宙に浮く夏の旅行

    毎年夏に三泊四日くらいの旅行をしている。今年はどこに行くか決まらない、旅行に行くかどうかも決まらない。夫婦二人だから、気軽な旅なのだがどうも心落ち着かず北海道、山形、高知、愛媛、島根、鹿児島など候補は挙がるがもう一つ気持ちが入らない。人生はいつも曲がり角というが、曲がり角なのは日本の世の中も世界情勢も同じ。つまりは変化してゆくということで、これには抗いようがない。五年十年十五年先、大体自分が生きているかどうかも怪しい先のことを考え込んでも仕方がないのだが、今を生きるにはある程度先のことも考えてしまう。その原因は仕事上にトラブルが生じていることに加え、自分の年齢に馴染めないというか実感が乏しいせいだろう。後期高齢者になって三年、結構な爺さんになっているわけだがそうした実感がない。やがて引退せざるを得なくなる...宙に浮く夏の旅行

  • 俳優、日米の違い

    微妙で単純な問題ではないが、日本と米国では俳優の政治的立場が違う。日本の俳優は政治的立場をはっきりとは口にしない人が多い。しかるにアメリカでははっきりと自分の立場を鮮明にする俳優が結構居る。知識は足りないしきちんと調べたわけではないが、ハリウッドには歯に衣を着せないリベラルな俳優や強烈な保守俳優も多い。そうした政治的な発言はあまり人気や役の受注に影響しないらしい。コマーシャルの仕事に影響が出るせいかよく分からないが、日本の俳優は政治的な発言を控える傾向があるように見える。同調圧力の国だから、政治的な発言には相当な圧力がかかるのだろうと想像する。もし発言すれば影響力は大きい。日本は自由な国だと思うが、無言の同調圧力というか事勿れという感覚には抜けがたいものがあるようだ。そしてまだまだ俳優の社会的な地位には相...俳優、日米の違い

  • 難しい体重問題

    太りやすい体質のため、毎日体重計に乗っている。この一か月ほど1kg増えた体重を元に戻せていない。体重計に乗るのは、理想?の体重を維持するためだが、このところそれが上手くゆかない。理由は分かっている。外食が増えた、冷菓に手が出てしまう、の二つだ。三食家で食べてアイスクリームを食べなければ体重が元に戻るのは分かっているのだが、女房が三食食事を作るのが大変らしくこの頃食べに出たいということが増えた。週二三回で丼もの、スパゲッティ、中華などありふれたものだが、どうも一人前の量が後期高齢者には多い。後期高齢になっても食い意地が張って残すことができず、毎回結局全部食べてしまう。半人前というメニューがあるといいのだが、ない。そうしたメニューを作るのは簡単でもお値段を下げることができないので二の足を踏むのだろう。量は半分...難しい体重問題

  • 梅雨が明けた

    梅雨が明けた。気象予報士の資格は持たないが、今朝の青空を見上げて梅雨明けの信号を受け取った。あと数日すれば気象庁からも梅雨が明けたらしいという報告が出るだろう。例年より一週間ほど早い。子供の頃は天気予報は中々当たらず、当たらない予測を気象庁並みとからかったりしていたが、三十年ほど前からかなりの確率で当たるようになってきた。残念ながら狭い地域の集中豪雨の予測はまだまだ難しいようだが、特定できなくてもある範囲の中で集中豪雨が起きるという警告は出せるようになった。科学技術の進歩を実感する。気象庁が梅雨明け宣言に慎重なのは、気象のような複雑な事象の正確な予想は難しいからだ。八割方の確率で明けたというような表現を世の中の人は中々受け付けない。かなりの人が受け入れるにしても、天気に利害が絡む人は満足しないし外れれば怒...梅雨が明けた

  • 値上がりを実感

    半年ほど前から事情があって(医者に悪い奴は居ないと思ったらそうでもなかった)、働き方を変え生活を縮小している。昨日久しぶりに以前時々寄っていた和菓子屋に寄って水羊羹などあれこれ買った。車に乗ってから女房が「すごい値上がりね、前は安かったのに」と憮然としていた。ついあれもこれもと籠に入れすぎたかなと反省したが、そういえば店内は従業員も客も少なく以前と違った感じだった。変化というのは毎日少しづつだと気付きにくい。それが久しぶりだと前と違うじゃないかと気が付きやすい。ニ三割の値上がりだったのだろうが七八か月ぶりだと、急に上がった感じがして驚いたらしい。あらゆる物が値上がりしているが、生活必需品でないと値上げすると客足が遠のき痛し痒しだろうと思う。実際に月に一度行っていた寿司屋や懐石の店にはこのところ二か月に一度...値上がりを実感

  • 底力の源

    ブリンケンとイエレン、この二人が健在で活躍しているのを見るとアメリカは懐が深く実力があると思えてしまう。日本のメディアはブリンケンの人物と中国訪問の成果を浅く低く報道している。イエレンも訪中し大きな隔たりを言明しながらも会話を続ける姿勢を強く鮮明にしているが、恐らく前向きには報道しないだろう。格差が大きく人種差別が根強い銃社会のアメリカだが優れた人物が紆余曲折はあっても認められる国なのだ。私の好みや志向があるとしてもブリンケンやイエレンが国務長官や財務長官を務めることができるところにアメリカの底力が示されていると思う。林外務大臣にしても植田日銀総裁にしてもこの二人に並びうる潜在能力と優れた識見を持っているように見えるのだが、中々それを生かさせない有象無象が蠢くのは日本の悪しき伝統のようだ。底力の源

  • やがて梅雨が明ける気配

    九州から豪雨が移動してくる。線状降水帯も起きるようで細かい情報をお願いしたい。当地は今にも降りそうだが曇り空に留まっている。梅雨の開ける前には大雨が降ると記憶している。来週末には梅雨も明けるだろう。新型コロナが第九波に入ったらしいが情報が不十分で扱いが小さく分かりにくい。果たしてどんな夏になるか。自分の身は自分で守ると言っても情報が不十分不正確で手さぐりになってしまう。コロナ対策相と医師会が異なる見解を出しているが、曖昧な話を聞かされても国民は戸惑うだけだ。やがて梅雨が明ける気配

  • 手の平を返す人達

    最近、三度の三冠王だけでなく監督としても実績のある落合博満の批評がしばしばマスコミに登場するようになっている。昔のことを記憶している者は違和感を感じる。スポーツ関係のマスコミは手の平を返したようだ。落合自身が年を取って多少は穏やかになっているかもしれないけれども、本質な変化はないと思う。嫌われていた落合はどこへ行ってしまったのだろう。長く生きている者、どれくらいが長いか難しいがまあ三十年の記憶がある、つまり三十半ばを過ぎた人間は無定見で移ろいやすいマスコミの論調を自らの記憶で検証することを忘れてはなるまい。一部の骨のあるジャーナリストを除いて、多くのマスコミ人は視聴購買率と権力の意向を忖度して報道してしまう。ユーチューブは多彩で比較的自由だが、根拠なく自分の考え(多くは偏見)を主張したり、限られた狭い世界...手の平を返す人達

  • 何故今、放射能汚染水放出

    なぜ今福島原発の放射能汚染水を海洋に放出するのか?。専門家にはこうせざるを得ないことは十年前から分かっていたはずだ。一部の政治家も理解していたはずだ。しかし結局、廃棄を実行するには十年の歳月と実効性の不十分な対策に莫大な資金を掛けて国民の恐怖心と拒否する気持ちが冷めるのを待っていたあるいは待つ必要があった。熱しやすく冷めやすい国民の心性を熟知している政治家は科学的な理解ではなく、十年の歳月と莫大な金額を掛けて、ほとぼりが冷め責任追及がうやむやになり始めたところで放棄を始めた。岸田首相は凄い、とんでもない、不十分な人だ。高校で放射能は煮ても焼いても変わらない。年月と拡散希釈だけが有害性を変えることができると習っているはずで、その危険性にも様々なレベルがありやみくもに恐れる必要はないのは理解可能なはずだが、過...何故今、放射能汚染水放出

  • 腹八分目情報七分目

    腹八分目とはよく言ったものだ。満腹まで食べては身体によくないのは科学的にも証明されてきた。但し、要注意なのは痩せていた方が良いかというとそうではない。現在は還暦までは平均で還暦以降は少し多めが良いと言われている。これは食事の話だが七分目が良いのは情報の話。どんなに信頼できそうな情報源でも九分目まで、怪しげなのは話半分、怪しいのは二分目と言ったところだろう。ユーチューブを色々見るが、成程あるいは確かにというのも100%は信用しないようにしている。自分の都合のよいように曲げた情報発信は30%の参考に留めている。100%信用できないと思うものもそう主張する人が居ることは事実なので10-20%は参考にしている。恵まれない人の立場で公平公正を求めるデモクラ・・、自由改革に経済視点も加えたPIVOT、面白く鋭いが話半...腹八分目情報七分目

  • 絶滅危惧種の喫茶店

    昔、半世紀前、は喫茶店がたくさんあった。どういうものか徐々に減り、今は片手で足りるほどしか思いつかない。貴重な存在になった。喫茶店というのは店主と客が一体となって存在してきた。今はスターバックスの時代、地方都市の当地にも私が知るだけで四店舗ある。スターバックスには店主は居らず、無個性で制服に笑顔のおねえさんが居る。スモールだって量は多くお値段も安くはない。広い店内に座席は多いが間は狭く、話し込むにはちょっと落ち着かない、と感じるのは私だけだろうか。昔スタイルの喫茶店の店主は中高年の男性で、愛嬌はないかもしれないが馴染みを感じる。座席数は多くないが適当な間隔があり話し込むことができる。たいていカウンター席があり、一人客も気軽に座れりやすい。知った顔や長居する客も多く、売り上げというか儲けは手堅くても大した額...絶滅危惧種の喫茶店

  • フランスの伝統?

    警察官の17歳少年射殺事件をきっかけにフランス各地で暴動が起きている。背景にはフランス社会の状態構造に対して溜まっていた移民若者を中心とした怒り不満がある。しかし、やられていることは駐車中の車に火を付けたりスパーを襲って商品を盗むなどデモではなく犯罪で無茶苦茶だ。しかし不謹慎な感想かもしれないが、凄いエネルギーだなあと感心してしまう。日本では原発再起動耐用期間延長防衛費倍増などしれっとなし崩しに決められても、デモのデも起きない(小規模なデモはあるのだが全く報道されない)。それだけ平和と感じ、現状追認、まあいいやと異を唱えるのを避ける国民が背後にいるのだ。個人的には原発を他の発電方式が整のうまで耐用年数運転するのは妥当と主張してきたし、防衛費増額もニ三割はやむを得ないと考えており、唯反対というわけではないが...フランスの伝統?

  • 鎖国する国

    日本は世界の中で独特というか特異な国と言われる。勿論、その内容には良い面と悪い面があり、色々専門家が解説している。その特異性は同質で純粋培養だから生まれたと推測する。何故それが可能だったかというと、島国であるので異論をもたらす外部情報を断つことがやりやすかったためだろう。今は外部情報を断つといっても、簡単に国境を越える通信手段があるので平安江戸ほどには外部情報をシャットダウンすることは出来ないのだが、平成末期から令和に掛けて目に見えにくい鎖国的な動きがあるのをご存じだろうか。確かに野球選手やサッカー選手は海外で活躍しているのだが若い研究者は海外に行かなくなっている。私の同級生は三分の一くらい海外での研究臨床経験があり、子供は日本人なのにアメリカ育ちでアメリカ人になってしまったよという友人も居る。今は六分の...鎖国する国

  • アランアーキン亡くなる

    学生時代はそこそこ映画を見た。六十過ぎてから年に数本、今はコロナで映画館は行かないが再び見るようになっている。アランアーキンは何とも味のある俳優でTheHeartIsaLonelyHunter(愛すれど心さびしく)を見て心に残り、高く評価していた。八十九歳だから大往生なのだが、寂しく感じる。同じように不思議な存在感のある俳優としてロバートデュバル、ハーベイカイテルが思い浮かぶ。勿論、持ち味は異なるのだけれども、三人とも大柄ではなく台詞がなくても映っているだけで何かを伝えてくる個性に魅力がある。今は映画館へ行かなくても家でも映画を見られるので、機会があれば出演作品を見てみたい。アランアーキン亡くなる

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