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2010/04/16

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  • 長音の所在

    昨日の昼に中華を食べた。専門店で陳健一の系統ではなかったが,麻婆豆腐を頼んだ。麻婆豆腐はマーボードウフと思っていたが、運んできたボーイはマボウドウフですと発音したので、一瞬あれ間違って注文したのかと思ったが、食べてみたら間違いなく麻婆豆腐だった。最初にアクセントがあるマーボードウフが正しいと思うが、ボーイにちゃんと料理名の発音までは指導していないのか。中華料理なので正式の発音を知らないが、陳健一もマーボードウフと発音していたと思う。なんだ料理の名前くらい通ずれば十分と言う人も居られるだろうが、運ばれてきて妙な発音で供されると違う料理かと思ってしまう。まあ、外国語の長音の扱いには微妙なところがあり、ギョエテほどではないがピーターかピータなど難しい。確か延原健はピータと訳していた。日本人の名前は当然ながら欧米人には...長音の所在

  • ラブリーウエンズデイ

    先日アダムスファミリーという怪物一家?映画を見た。それに出てくるウエンズデイという女の子が気に入ってしまった。気に入ったなどと告白すればお前なんかと森蛙や野良犬に変身させられそうだが、悪なのに何とも不思議な魅力の持ち主だ。日本ではなかなかアダムスファミリーのような不思議な可笑しさにあふれた映画は作れないのではと思った。尤も邦画はほとんど見ないので、知らないだけかもしれない。勿論、ハリウッドではなかなか作れない諧謔に満ちた邦画もあるだろう。寅さんシリーズなど、私は二三を除いてさほど面白いと思わない、ハリウッドでは作りにくいかもしれない。ウエンズデイのかの地での評価は知らないがコテンパンにやられるだろうがちょいとからかってみたい女の子だ。見た目は女の子でも心はかなり老成しているようで、彼女に気に入られるのは至難の業...ラブリーウエンズデイ

  • 言うまいと思えど今日も雨

    負け続けると不調ではなくそれが実力と言われてしまうのが囲碁将棋の世界。天候も不順が続くとそれが普通ということになりかねない。もうなっているかもしれない。台風が続けて来て雨ばかり、俺は雨男と河野防衛大臣が言っている。その河野太郎を選挙に強く実力もあるが少々常識が足りないと諭しているのが麻生副総理となると非常識も押し通せば新常識になるのかと妙な気がしてくる。どうも二十一世紀も十年以上過ぎ、五年ほど前から天候だけでなく人間の判断基準にも常識が通用しなくなってきている。拍車をかけているのがトランプ大統領で、IS指導者殺害で大手柄と吹聴しているようだが、どこまで関わっていたのか怪しい。自分の得点稼ぎに喧伝しているように思える。トランプ大統領は商取引は巧みでも、実は暴力は好まず血を見るのが嫌いだと診断している。率先して殺害...言うまいと思えど今日も雨

  • 見知らぬ芸能人の世界

    徳井義実が二億円を申告漏れ、小泉進次郎は妻の資産が二億円とのこと、芸能人というのは高収入らしい。進次郎ご本人の資産はないということで政治家というのは低収入らしい。球辞苑を見ていたので徳井義実を知っているが、そういえば頭の回転が速く相手の反応を見て巧みに言動を変える感じがあった。滝川クリステルの資産が多いのにはびっくりした。芸能界の女性の中には資産形成に抜かりない人も多いようだ。医師は高収入のイメージがあるようだが、とても芸能人には及ばない。内科は全てガラス張りの保険診療、誰が見ても初診料再診料は同じで高額ではない。唯、一定数以上の患者数があると、必要経費は患者数に比して逓減し収益率が上がるので患者数が多い医院は収入が多いはずだ。芸能人は身近に感じられる存在のようだが、収入の絡繰りは不透明で隣のお兄さんおばさんの...見知らぬ芸能人の世界

  • 馬車馬の呟き

    馬車馬のように働いてきた。なんだかがむしゃらに働いてきたように思われるかもしれないが、要するにニンジンを見ないようにして診療に専念してきた。私は自分の給与額税込みは知っているが、資産額は知らない。月数万の小遣いで何の不平も感じず暮らしてきた。十万を超えるものが欲しい時は妻に頼んで買って貰っている。勿論、カードを持っているが国内で使うことは少ない。妻と二人で動くことが多いので、支払いは彼女がしてくれる。医療費の保険の仕組みは知っているが保険点数は知らない。いつもできるだけ効率の良い診療を心掛け、患者さんの支払いが少なくて済むように心掛けてきた。なんだか立派そうに響くが実は資産額を知ったり保険点数を知ると儲けようという誘惑に負けるのを知っているので、わざと憶えないようにしてきたのだ。正直、いちいち覚えるのも面倒だし...馬車馬の呟き

  • また雨にうんざり

    今日は土砂降り、又肩口と裾を濡らして出てきた。もう涼しいと言うより寒いので風邪をひかないように注意しなければならない。妻の言うように替えのズボンを置いておいた方がよさそうだ。天気予報がよく当たるので今日の雨を予想して昨日は患者さんが多かった。今日は並の人数でゆっくり診察できるのを願う。人間はどうしてこう無責任に口から出まかせを言うのか、待合室が一杯なのを見て二時間待ちだなどと大袈裟さなことを言う患者さんが居る。そのために踵を返した患者さんが何人もいたようだ。受付は一時間くらいなのにと苦笑いしていた。勿論、一時間でも当院としては長く、普段は二十分待ち位で診てあげられる。六、七人待っていても半数は会計待ちなのだ。待つのは嫌でも、待ち時間がないのも戸惑うらしく、空いていて来てすぐ呼ばれると今来たばかりなのになどと言わ...また雨にうんざり

  • 取りあえずの怖さ

    取りあえずこれでよいかが十年ということがいくつかある。それでよかったこともあるが、失敗したということもある。簡単に変更できないことを急いでいたり考えるのが面倒だったりで、取り合えずと決めてしまうと時々しまったということになる。しかし、とりあえず決めなくちゃあという場合も多く、難しいところだ。私などは迷ったときは二番とか左とか、滅茶苦茶な癖があり、それでよかったこともあるしドジを踏んだこともある。難しいのは一週間考えたから良い方を選べるかというとまあ七割八割で、一瞬の五割六割と大きな違いはない。唯よく考えたから仕方がないというあきらめは付きやすい。そうしたわけで、仕事縮小を選びあと三か月で、仕事量が六割に減る。これは二年くらい前から心にはあったことで、決めたのは一瞬だ。はてどうなるか。後悔はしないと思う。取りあえずの怖さ

  • 聞き慣れぬ鳥の声

    今朝は久しぶりの秋らしい陽気のせいか、鳥の声が色々聞こえた。音感が悪いせいか、聞き分けられる鳥の声は数種類しかなく、あとは鳥の声がしたとしか伝えられない。声から大きい小さいが何となく分かるが、見ても名前が出て来ない。要するに鳥の名前を知らないのだ。実は鳥だけでなく植物の名前もあまり知らない。勿論、名前を知ったからちゃんと理解したと言うことにはならないのだが、名前はより深い知識理解への第一歩なのは間違いない。病気の名前や薬の名前は仕事だからよく知っているが、生活して行くのに困らないので鳥の名前や植物の名前などあれこれ雑多な知識は身に付かない。これが科学的に正しいかとどうか知らないが、シャーロックホームズは物事を憶えられる量には限りが有るので、探偵に必要ない余計な知識は忘れるようにしているとワトソンに話している。余...聞き慣れぬ鳥の声

  • 令和即位の日

    当地は曇っているが雨はなく、不思議に静かな朝を迎えている。東京は雨の模様だ。豪雨でなければ儀式には雨もよいと思う。結婚式が雨だと必ず雨降って地固まるという挨拶がある。令和天皇即位の礼の日が雨なのも浮かれず落ち着いて宜しいのではと思う。今日は医院を休みにしたのだが、良くわかっていないお年寄りもおられ、受付が即位の礼でお休みなんですと説明していた。祝日で休診の張り紙をしておいたのだが、受診する患者さんも居るかもしれない。父は明治大正昭和を生きた。母は明治を知らず大正昭和を生きた。長兄は令和を知らず昭和平成を生きた。私は令和天皇即位の礼を目にすることが出来、某かの幸運を感じる。時代は変わり、天皇のありようにも変化があるようだが、変わらず象徴として貫かれているものがあると思う。政治経済的には問題の多かった平成かもしれな...令和即位の日

  • 平穏に働ける有難さ

    南アフリカは強かった。残念ながら膂力が違う。スクラムで勝てない。以外な感じがしたが南アフリカは守備がしっかりしており、自らのミスにめげることなく前半は日本の攻勢を粘り強くしのぎ、後半は力で圧倒してきた。完敗脱帽だ。ラグビー素人の感想だが、よくこんな力が物言うゲームでベストエイトまで進んだものだと思う。大健闘、張本氏もあっぱれでは。BBCやCNNを見ていると海外に比べて日本の政治は奇妙に落ち着いているように見える。実際には数多くの問題があるのだろうが報道姿勢の違いからか、デモや国会与野党の議論が目立たない。有難いことに、我が医院には再び平和が訪れる気配がある。高々十人ほどの組織なのだが、いかに平穏が有り難いものかを身に滲みて感じている。自分が正しい自分は正しいという感覚は恐ろしい。組織の円滑な働きを妨げてしまう。...平穏に働ける有難さ

  • 仕事には季節変動がある

    今日も雨、雨だと患者数が多少減る。来週も雨の日が多そうで、今月はいくらか収入が減るかもしれない。雨の翌日晴れて患者数が増えても10割とはゆかない、9割まあ8割5分の戻しと言う感じだ。というのは風は日が経てば自然に良くなることもあるし、晴れれば他の用事も入ってきたりするからだろう。よく二八というが、我々街中の内科は10月から忙しくなり3月半ばに暇になってゆく。ピークは一月のことが多いが年によって数週間ずれる。インフルエンザの流行り具合が大きく影響する。これから徐々に忙しくなってゆくはずだが、周辺医師の影響もあり微妙なところだ。昔と違い、多ければ頑張ろうというファイトが湧くわけでもなく、忙しいのはそこそこが良いという心境になっている。皮膚科は夏忙しいらしく、内科と逆で面白い。尤もこう言っては何だが、皮膚科のU氏は一...仕事には季節変動がある

  • 嫌な雨に考えた

    被災地では嫌どころではなく、痛い苦しい雨なので、嫌な雨と言うのは気が引けるが、今朝は冷たい小雨が降っていた。小雨でも風があるのでよけにくく、少し袖口と裾を濡らしてしまった。自然は容赦ない上に21世紀になって狂ってきている。狂ったというわけではなく温室効果ガスが溜まっただけなのかもしれないが、擬人化して感じてしまう。患者さんが寒くなりました、秋がないですねえなどと言われる。確かに秋らしい陽気がほとんどないうちに冬の気配が訪れている。一体どういうことだろうか?。秋の夜長を鳴き通す虫の音もいつの間にか細くなっているようだ。トランプを筆頭に怪しげな政治家には自分の都合や利益はさておいて、事実に目を向けてほしい。二三年先にしか見えないようだがそれでは餌しか見えない蛙と一緒で、二三十年先を考えて手を打っていただきたい。トラ...嫌な雨に考えた

  • より戻し

    この二十年ほどエビデンスベイストメディシンということで、統計的に有意な治療法や患者ケアが選択されてきた。それは個人益な経験や思い込みに基づく医療への反省から導入されたもので、一定の成果を上げてきたのだが、ここに来て統計的には捉えきれない個性や変化を取りこぼしているという指摘がされ、個別いう視点が再び導入されようとしている。ただ個別の特性はまだまだ十分には捉えきれないので、個性と平均を睨みながら妥当な着地点を見つける診療報が始まっているというのが正確なところだろう。医療は取り組み体制も複雑で医院、中小病院、大病院大学病院で守備範囲や専門性が異なり、その間の連携も常に調整していかなければならない。医院はどちらかと言えば患者さんの個性がものを言う場所なので、今までは時々それは標準治療でないと総合病院の医師から指摘され...より戻し

  • 考える葦?の心境

    昨日今日と曇っている、そしてめっきり寒くなった。朝起きて新聞を取りに庭に出ると一体今の季節はいつ、と思うことが増えた。認知の始まったお年寄りに日付、月そして季節を聞いてゆくのだが、こんな気候では認知でなくても季節が分からなくなってしまう。駅までの道すがら、いつの間にか昔のことを思い出している。あんなことがあったな、どうすればよかったかなと脈絡もなく五十年六十年昔のことが自然に心に浮かぶ。若い時は年寄りは昔話ばかりすると思っていたが、自分が年寄りになると自然明日のことよりも昔のことが心に浮かぶようになる。人生はその立場になってはじめてわかることが多い。七十を過ぎると明日のことと言われても、いくつかの抱負や希望はあっても大展開は考えにくい。久しぶりにインフルエンザワクチンを打ちに来た同年配の患者さんにこの頃どうして...考える葦?の心境

  • ワシントンの屋台料理

    昨夜寝ぼけ眼でNHKBSの料理ルポ番組を見た。アメリカの首都ワシントンでは世界各国の郷土料理の屋台が昼飯時になると数百軒並ぶと報告している。およそ、四十か国の郷土料理ランチが、現地からの移民によって提供されている。祖母に教わったというオリジナルなものから、アメリカ風というか現代風にアレンジしたものまで、900円から1400円くらいで提供されている。それを政府関係者や会社で働く人が買いに来る。ネットでは各店舗の評価が点数化されており、それを参考にしているという人も多いようだった。ちょっとボリュームは多いがどれも美味しそうで、あれこれ各国の料理を手軽に楽しめるワシントンの人達が羨ましかった。トランプはメキシコをぼろくそに言って壁を作っているがタコスは好きらしく旨そうに食べている。イラン出身のお兄さんはイランへの偏見...ワシントンの屋台料理

  • 目移りする性格も時には有効

    興味の幅が広くよく多趣味ですねえと言われる。それと今の仕事は深く結びついていると思う。一応専門だった領域はあるが、もうそれとは三十数年前に離れ、今はあらゆる病気を診るのを仕事にしている。広いけれども浅い知識経験しかない領域が多いから、手に負えない疾患は培ってきた人脈で市内の専門医、希には東京の専門医まで紹介している。今は家庭医とか自宅の看取りとか厚労省の指導と時代の趨勢で喧しいが、それは三十年前の開業当初からやっている。もう二百人以上の患者さんを自宅で看取ってきた。親子三代診ているご家族も多い。青春から墓場まで面倒を見させていただいている。そうした街中の医者が天職に感じられるのは父や祖父の影響もあろうが、どうも専門を究める仕事が向いていない性質からだろうと感じている。専門を離れるとき勿体ないと言ってくれる先輩も...目移りする性格も時には有効

  • 駄目、絶対

    台風一過の日本晴れで青空がまぶしい。徹底した台風情報で被害は少なくて済んだのだろうと思うが、それでも何名かの犠牲者が出てしまった。子供の時に川の水がどれ位増えているか、高波がどれ位押し寄せているかと川岸や港に見に行ってはいけないと教えられた。足を滑らせばそれこそ水に流され命を失う。思わぬことが起きているのだ、どんなもんだろうと見に行きたくなるのは分かるが、遠見で十分決して堤防防波堤まで行ってはいけない。孫達にも駄目絶対と教えたい。駄目、絶対

  • 台風がやってきた

    電車が動かないので車で出勤してきた。風はさほどではないが土砂降りでワイパーを最速にして運転した。車もいつもの半分程度でスムースに医院までたどり着いた。果たして何人患者さんが来るだろうか?。十五人から二十人と予想している。職員も出て来れる人達だけでOKにしてある。事務と看護師が最低一人居れば対応できると思う。しかしこれだけ周到な警戒態勢で台風を待ったことがあるだろうか、十七号の記憶が生々しいためと思う。家内が昨日スーパーに行ったらパンはすべて売り切れ、インスタントラーメンがほんの少し残っているだけだったそうだ。よせばよいのにつられてインスタントラーメンを買ってきた。何かの時に食べればいいか。まだ職員が来ていないがすでに今日はやってますかの電話が二件、ブログはここまでにしよう。台風がやってきた

  • 重なると思わぬ山や谷が

    今朝は全天を厚い雲が覆っている。雨はないが僅かに風が吹いている。台風十九号が近づいているのを感じる。秋台風だから東にずれると予想するのだが、最近は昔の常識が通用しないので万全の対策が必要だ。私は関東を直撃すると見ている。小池森田で大丈夫だろうか。昨日は台風接近連休前で、患者さんがこの時期としては異例の105名とものすごくたくさん受診された。午前来たが混んでいたので午後に回られた患者さんも居たようだ。患者さんが多いのはありがたいのだが、何せ看護師が一人欠員状態なので、効率よく回らず人が居ないじゃないかと随分手厳しいご指摘もあった。私はへとへとになりながら申し訳ありませんと凌いだのだが、受付の女性達は結構神経が太く、苦情にめげず笑顔で応対してくれたので有難かった。終診後カルテの片づけを手伝おうとしたら、疲れている先...重なると思わぬ山や谷が

  • 明暗悲喜こもごも、不安定な世の中に

    吉野さんのノーベール化学賞受賞、ラクビ-健闘躍進、虎丸十九歳囲碁名人誕生・・に対し社長に値しない・・虚弱社長、教師とは呼ばない最低教師、日韓の疎遠進行・・。天候に連動しているのか不安定な世の中になってきた。日本の日本人の鼎の軽重が問われている。日本人の一人である私はとりあえず自分の周辺を無事に健全に取りまとめることに専念したい。明暗悲喜こもごも、不安定な世の中に

  • 足元の光

    医院始まって以来の嵐に遭遇し、両雄並び立たずならぬ両雌手を繋がずで、遭難寸前になり世の中のことが遠くに感じられる。手元足元に問題が発生すると遠くが見えなくなる、という諺があるかどうか知らないが、それを実感している。それでも遠くを見つめ全体を見るように心掛けないと、多分足元の問題もうまく解決できないだろうと、顔を上げ冷静を心掛けている。山より大きい猪は出ない。これも元はと言えば看護婦などフィリピンから連れてくればよいなどという愚策に端を発している。優秀とされる人が有能とは限らない。父の恩師のことばエッセン、デンケン、アルバイテンを思い出しながら、危機を乗り切りたい。足元の光

  • 純粋に言われた言葉そのものを吟味

    誰がそれを言ったかは、勿論非常に重要なのだが、何が言われたかはそれに劣らずそれ以上に重要と思われる。十六歳を無知と決めつけるのあなたは身を持て余し碌な知識はなかったかもしれないが、皆がそうとは限らない。六十歳の世俗に塗れた金持ちよりも、科学知識が多く理解の深い十六歳は数多いだろう。世界のためと自分のための区別は意外に難しく、自分が自分に騙されて世のためと猛進する我利亡者は歴史を学べば枚挙にいとまがない。十六歳が無知と決めつけるのは無恥な六十歳だろう。そういえば馬齢などという怖い言葉もある。純粋に言われた言葉そのものを吟味

  • 変わりやすい天気

    今朝は土砂降りで肩口を濡らして出てきた。今は青空が見えている。いったい天気はどうなってしまったのだろう。男心(女心)と秋の空とは、言うけれどこれほど目まぐるしいと体調がおかしくなる。体調はさほど悪くはないが、仕事が忙しくしばらく連日の書き込みは難しくなった。やれやれ変わりやすい天気

  • もっと臭い者で蓋

    臭いものには蓋という。臭いと言っても万人にではなく会社や行政に取ってと言う場合も多く、そういう場合は不都合な事実と言った方が正確だろう。どうしても原子力には臭い感覚が付きまとう。それは原子爆弾が連想されてしまうからだ。勿論、原子力平和利用は可能なのだが、原理的に完全な安全を保障するのは難しく廃棄物の処理という問題も付きまとう。そのリスクをできる限り下げて運用するしかないのだが、それを一般の人にうまく説明する力量が政治家行政会社にないために、臭いもの以上に臭いMなどという人物が登場してくる。重役までもが先生と呼び、腫れ物に触るような、好きなたばこの銘柄、誕生日に寄せた観桜会のスケジュールの申し送りなど異常としか言いようがない。一億の金を預かったなどと言えるだろうか、コンビニ強盗の十五万円は盗んだ強盗も預かったと言...もっと臭い者で蓋

  • 追悼池内紀を読む

    川本三郎さんが「波」10月号に池内紀さんの最後の著書「ヒトラーの時代、・・」に寄せて追悼記を書かれている。私は池内紀さんの良い読者ではないが良い視聴者ではあったのでまだお若かったのにと驚き残念な気がしていた。最後の著書に込められたものを川本さんを通して少し理解でき、いくらか気持ちが落ち着いた。いずれ人は死ぬものだし、見事な終止符と打って逝かれたのは見事と申し上げても良いかもしれない。池内さんの話し方と声の質は柔らかく独特で、今一度日曜喫茶室でマスターのはかま満緒さんとの会話を聞いてみたい。川本さんも飄逸とは言えないかもしれないが芯は強くきちんと筋が通っておられるところは池内さんと似ているように思うの。そのせいか深く理解し共感のある評論になっているようだ。私の読解力など不十分で何度も読み返して味わいたいと思う。で...追悼池内紀を読む

  • 消費税の実態、中身を問う

    今朝は曇っている。曇っていても、10月といっても歩くと汗ばむ気温で本格的な秋はまだまだに感じる。今日から消費税が上がった。昨日、家内はデパートでしこたま何かを買い込んだ様子だった。本人はご満悦だが、余計なものまで買わなかったのか、ちょいと気になる。どうも軽減税率ポイント還元など、どこまで中身が実態が意味あるものか疑問だ。ケーキと牛丼では同じ値段でも切実さが違うと思う。複雑というか不公平というかカードを使わない世代にはポイント還元の恩恵がない。しめた、これは一石二鳥と賢しらな官僚の進言に、成程増税感軽減に有効と政治家が乗ったのだろう。上げ底とまではいわないが見た目や言葉の響きでまやかしまやかされてしまう。まやかされるといっても、朝三暮四の猿ほど騙されているわけではなく、ある程度分かっていて争いを避け落としどころを...消費税の実態、中身を問う

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