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絵本カフェ・トムテ http://cafe-tomte.jugem.jp/

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オススメの絵本やネット上のホットな情報をリンクしています。絵本の読み聞かせの通信講座、全国の読み聞かせの日程なども掲載しています。

tomte
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大阪府
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和歌山県
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2010/01/10

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  • 都市伝説に巻き込まれた時の対処法

    都市伝説に巻き込まれた時の対処法 今日は何だか変な日だと思えることがある。普段やらないことをやってしまったり、起こらないことが起こったりします。気にしなければ何ともない些細な出来事です。テーブルの上のものの並びがちょっと変だとか、

  • ライト兄弟の前に空を飛んだ人

    ライト兄弟の前に空を飛んだ人 空気より重いものが空を飛ぶなんて誰も信じなかった時代があった。でもアメリカのライト兄弟の登場で、飛べることの証明がなされた。以来人類がより高くより長く飛べる技術を身につけていった。 もし翼が

  • 新人類誕生の歴史

    新人類誕生の歴史 AIの進歩で人類の進歩は、また一段階ステージがアップした。やりたくないしたくない作業をすべてAIに押し付けることができる。AIから文句もないし、こっちが危険にさらされることもない。AIはこちらの基本プログラムを正

  • 阿部家の幽霊

    阿部家の幽霊 阿部家は城下に屋敷を構える武家です。城勤めで、それなりの役職に就き不自由のない生活をしていました。阿部氏が城にいるときは、美しい妻・静が下女や下男を使い、家を守っていました。祝言を上げた当時は、子どもがいないことも気

  • 人が多い廃校

    人が多い廃校 児童数減少のため、とうとうその学校は廃校になることが決定した。今年の三月で長い歴史に幕が降ろされる。現在、全校生徒数8人。去年も今年も新一年生の入学予定は皆無。村での仕事が減って、人口減少が抑えられない。四月からは町

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    北海道:絵本作家やまだなおとさん読み聞かせ 1/23 兵庫:「かなしきデブ猫ちゃん」読み聞かせ会 2/4 北海道:イベント「ともにわ」日程:2月4日(土)10:00-1500会場:緑と語らいの広場えにあす ホール等内容:

  • 思い出を話すAI

    思い出を話すAI 家に一人いると誰とも話さなくなり、老け込んでしまうというので子どもらがAIロボットを買ってくれた。ボケ防止にもなるらしい。テレビのCMで見たことがあっただけで、AIロボットの最新版で優れているようだ。 

  • 教えてお月さん

    教えてお月さん 一度回って見せてと言われて、重い体を回してみたら、その時慣性の法則が生まれて、ずっと回り続けている。身をくねらしてみたが、まるで止まる気配はない。回りだして、かれこれ46億年になる。 止まらないのは、止め

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    山梨:2月のおはなし会のお知らせ 1/18 愛知:絵本やラジオ体操で異文化学ぶ 2/18 東京:絵本読み聞かせアプリで子どもの想像力&考える力を 1/19 宮城:読み聞かせボランティア募集 1/19 

  • 台所の口笛吹き

    台所の口笛吹き 最近、誰もいない台所から口笛が聞こえてくる。この家に住んでいるのは、ぼくと猫の小鉄の二人きり。台所にいることが多い小鉄が、口笛を吹いているところなんて一度も見たことがない。もし口笛が吹ける猫がいたなら、世界中から注

  • 雨の木を植えよう

    雨の木を植えよう 雨が少なく日照りが続く国には、雨の木を植えよう。普通急に雨が降ってきたなら、傘も持っていないし、雨宿りをしないといけない。家の軒下とか、大きな木があれば木が大きな傘になってくれる。 雨の木は傘にはなって

  • ぼくは死んでしまった

    ぼくは死んでしまった ある朝、ぼくは突然死んでしまった。朝のニュースで流れていた。正確に言うと、ぼくが死んだのは、昨日の夕方の交通事故だった。カーブを走っていたら対向車線の車が、センターラインを大きくはみ出してきた。危ないと思って

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    秋田:ABSアナウンサー読み聞かせ隊 1/17 東京:保育園実習で絵本読み聞かせなどでの交流 1/17 広島:子どもと本を結ぶボランティア養成講座 2/10 山口:大震災の記憶を風化させないため絵本読み聞かせ

  • シロロローフォーン

    シロロローフォーン 車輪の歌を聴きながら、ぼくらは横一列になり並んでいます。この歌を覚えて、いつかあなたに聴いてもらえたらと思う。あなたはそれまで元気でいてくれますか。ぼくらは覚えが悪いので、あなたの命の長さとの競争です。まるで長

  • 財布を落とした

    財布を落とした 電車でスリに財布を取られてしまった。顔が何となく浮かぶ。嫌な予感がした。横に来て、変な動きをするから、もっと注意しておくべきだった。予感は大事だ。盗まれた財布はもっと大事だ。今頃になってフツフツと怒りが込み上げてき

  • お掃除ロボットを買った

    お掃除ロボットを買った 昭和の三種の神器は、「電気洗濯機」「電気冷蔵庫」「白黒テレビ」です。揃えるのに両親は一所懸命働いた。朝から星がたくさん出るまで働いた。共働きをしないと揃えることはできない。家の前の店にテレビが来たときは、近

  • Hey Siriうっせぇ!

    Hey Siriうっせぇ! 好きな人と話していたら、Siriが割り込んできた。何様のつもり。話すのが苦手だから助けてくれているのか。まるで心があるようにふるまって、こちらの感情を逆なでしてくる。「Hey Siri」ちょっと黙ってい

  • 言葉にならないもの

    言葉にならないもの 好きな人ができても、告白して言葉にできないことがある。その好きが自分の中で伝えられる言葉になっていない。頭にあるけれど、まだ声に出せる言葉になっていない。言葉になっていても伝わらないものもある。 「こ

  • 世界は二つ

    世界は二つ 自分には自分の世界が存在する。その家にはその家の世界がある。その町にもその町の世界がある。気づいたかもしれないが、その国にもその国の世界が存在する。その世界たちは円になって囲まれている。 円はその世界のテリト

  • 世界は言葉でできている

    世界は言葉でできている 家で飼っている犬は、普段鳴かないのに、人が来ると鳴く。耳がいいのか玄関ベルが鳴る前にワンとなく。こちらが動かないとワンワンと鳴く。動く気がないとワンワーンと悲しそうに泣く。犬の世界はワンという言葉でできてい

  • イタチの証明

    イタチの証明 イタチがやってきた。「富士山は高いなあ。日本一だ」と言いました。そこへネズミがやってきて、「イタチさんよく見てくださいよ。あそこにぽっかり白い雲があるけど、雲の方が高いよ」たちまち富士山より雲が高いと、ネズミに証明さ

  • 兄弟の渡し船

    兄弟の渡し船 村には兄が住んでいて、対岸の町に弟が住んでいた。兄弟は仲良く対岸同士で渡し船の仕事をしていた。渡し船の仕事は朝から日が沈むまでの時間。昼飯時は、交互に取っていた。基本夜や雨で流れがきついとき、風のあるときは、転覆の危

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    千葉:絵本「雨を降らせた龍」読み聞かせ会 1/28 京都:小学校で20年続く本読み聞かせ 1/12 石川:七尾市に寄贈した四十二冊の絵本 1/12 神奈川:おおそねちびサロン2月の予定 1/12 神奈

  • 阪神ファンになった

    阪神ファンになった 今日はこどもの日だ。甲子園に来ていた観客は、やっぱり子どもが多かった。子どもに人気のあるものがいいかと思ったが、売り上げマージンがいいのはビールらしい。バイトをしに来ているので、ビールの販売員になった。思ったよ

  • 靴が走れと言う

    靴が走れと言う 一年経って、また一年。時が過ぎていく。季節が変わり、春が来たかと思うと、すぐ夏が来てしまった。アキちゃんは遠い病院にいた。アキちゃんは可愛いから、いじめたくなる。こちらが二つ上なので、アキちゃんは本気で反撃してこな

  • 畑に種をまく

    畑に種をまく 気の遠くなるような広い広い畑に種をまいた。いろんな種類の種をまいた。当然ながらまいてもすぐに芽を出さない。辛抱強く待たなければならない。機が熟して芽が出始める。ここでも我慢が必要になる。 ちょっと出た芽をつ

  • 朝、起きられない人のために

    朝、起きられない人のために 寒さが苦手な人がいる。寒がり屋の布団は小さな山になって丸まっている。時計が忙しくなっているのに、音が小さくて、冬眠している寒がり屋には聞こえない。今日もまた遅刻だ。「明日遅刻したらクビ」と釘を刺された。

  • 大きなネズミヌートリア

    大きなネズミヌートリア 畑が荒らされると役所に相談があった。イノシシが山から降りてきたかもしれないと、念のため猟友会の人について来てもらって、夜通し番をした。イノシシではなく、大きなネズミだった。カメラを持っていたので、帰って映像

  • 無事大学受験を終えたけれど

    無事大学受験を終えたけれど いい大学に入って、いい会社に入って、幸せな家庭を持ってと人生設計はできていた。そのためにはまず、大学受験が難関だ。高い月謝を払って人気の塾に通った。猛勉強したが、希望の大学には入れそうにない。 

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:音声付きのオリジナル絵本「はじまりのものがたり」 1/11 北海道:交流サロンで読み聞かせ会 1/10 兵庫:子どもたちの想像力を無限に引き出す絵本の力 1/10 福井:昼休みの時間に子どもたちに絵本の読

  • AIに仕事を奪われる

    AIに仕事を奪われる 何年か前から、AIに仕事が奪われるという脅迫を受けた。だけど、奪われた人に会わないし、奪ってもくれない。仕事を奪われて、仕事をしなくていいと思ったのに、今も目覚まし時計に起こされて、満員電車に詰め込まれている

  • 天才は時代の先を行く

    天才は時代の先を行く 「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」とエジソンが言ったそうです。私は天才ではないが、努力の天才だと、自らを天才だと言ってのけた。本当は「天才とは、99%のひらめきと1%の努力である」がばれないよう

  • 街の福男

    街の福男 毎年、街では新年に福男を決めるイベントがあります。毎回30人の中から選ばれます。上位3人は、次の年には参加が無条件にエントリーされます。女性でも参加できるのですが、これまで優勝できた人はいませんでした。体力勝負なところが

  • 今を生きる人

    今を生きる人 講演会のテーマは『今を生きる』です。講演会は人気で、立ち見でもいいからと問い合わせが後を絶たない。講演者は、今尾生人氏です。今尾氏の言葉を聞いて、人生が180度変わった人が数え切れないくらいいます。今尾氏は、今という

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    北海道:読み聞かせ活動「onちゃんおはなし隊」 1/8 大阪:食べかけの絵本 1/8 岩手:高校生が児童に読み聞かせと工作指導 1/7 大阪:パネルシアター「福笑い」の台本 1/9 ★ 絵本ランキング

  • 卵を抱いて寝ている

    卵を抱いて寝ている スーパーで卵を買ってきて抱いて寝ていたら、卵はいつの間にか腐って臭くなっていた。卵の中のタンパク質が分解して、硫化水素になるらしい。この硫化水素が悪臭を放つ。デモ隊が卵を投げることがあるが、あまり効果があると思

  • パネルシアター「福笑い」の台本

    パネルシアター「福笑い」の台本 【絵人形】目2、鼻、口、眉2、頬紅2豚の鼻、煙草を吸う口お多福の輪郭、目隠し、タイトル 【作り方】イラストを参考に、彩色します。絵の具が乾いたら、絵人形の周囲1cmほど余白を残し、切り取り

  • 私のバレリーナ

    私のバレリーナ バレリーナは見事にきれいに踊ります。トウシューズでクルクル回転します。見ているだけで、目が回りそうです。実は私もバレエダンサーを目指していました。『白鳥の湖』を観劇したのがきっかけでした。 体育の跳び箱の

  • 食べかけの絵本

    食べかけの絵本 絵本の読み聞かせは、子どもの想像力を掻き立てます。ということは、想像力が培われるということです。幼児に絵本を与えればいいと思って、絵本を与える。でも子どもは、そこに何があるのか、そもそも絵本って何なのかがわからない

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    神奈川:親子向け絵本読み聞かせ 1/12 広島:こども図書館 1月のおはなし会 1/5 大分:絵本読む喜びを赤ちゃんに 1/5 京都:ママ・パパじかんを過ごそう 1/17 大阪:コミプラ出張おはなし会

  • ロボットに心はあるのか

    ロボットに心はあるのか ロボットが身近に見ることが多くなってきた。レストランに行くと、注文を取ってくれて、配膳もしてくれる。ホテルでは、最高のおもてなしでチェックインの対応をしてくれる。家庭では介護の世話もやってくれる。空港では猫

  • 正月はめでたくない

    正月はめでたくない お正月は新年になってめでたいものである。「おめでとう」の言葉がここかしこから聞こえてくる。でも中には、めでたくないと思っている人もいる。元日生まれの人は、「新年のおめでとう」と「誕生日のおめでとう」を一緒にされ

  • 雲のタクシー乗り場

    雲のタクシー乗り場 飲み疲れて寝過ごしてしまった。最終電車で駅に着いた。千鳥足で出口の改札は遠かった。バスはもうなかった。仕方ないので、タクシー乗り場に並んだ。最後のタクシーが出ていった。もう少し早く来ていれば乗れたのに、出て行っ

  • 神様気取りのG

    神様気取りのG この世界に神様がいるかどうかわからないけれど、神様気取りのやつはいる。いつも上から目線でこちらを見ている。ゴッドの頭文字をとって、組織Gの人はGと名付けよう。世界中に組織Gの触手は伸びている。豊富な資金で国をも牛耳

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:偏差値40台からの受験に「絵本の読み聞かせ」 1/3 兵庫:私設図書館「うさぎ文庫」はマンションにある 1/3 埼玉:育児に奮闘中のフリーアナウンサーは絵本専門士 1/2 全国:牛飼い農家さんが子どもたち

  • 防護服を着た宇宙人

    防護服を着た宇宙人 戦争に勝つのは、昔はむつかしかった。丈夫な軍艦を作って、大砲をいくつも備える。撃ち合いをして、大きな弾丸がよく飛ぶ大砲を持っているほうが勝った。ところが戦闘機が現れて、縦横無尽に攻撃されたら、頑丈な軍艦も沈んで

  • 巨木の森の先生

    巨木の森の先生 巨木の森がありました。この森の恩恵にあずかる動植物が多くいます。もしなくなったら、住む家をなくして路頭に迷う虫や動物がたくさんいます。みんな巨木の森があっての自分なのです。全幅の信頼を寄せています。 それ

  • トンボの宅配便

    トンボの宅配便 「バイオリンばかり弾いていちゃ、ダメだよ」とキリギリスはアリに言われました。冬になって、キリギリスは後悔しました。トンボも言われていました。「風になるんだって」「そう風になるんだ」「風になった気がするだけで、トンボ

  • 雨夜の月ネズミ

    雨夜の月ネズミ 戦国時代を生き抜いて、徳川幕府を築いた徳川も盤石ではなかった。幕府の転覆を狙っていたものがいた。その筆頭が由井正雪だが、ほかにも革命児がいっぱいいた。幕府の疑心暗鬼は尋常ではなかった。疑いがあるというだけでお家断絶

  • 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨

    蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 木の上にいて、毎日びくびくしていたら、鳥やカマキリの餌食になるかもしれません。ここに、敵に身を委ねて勝利をつかんだ芋虫がいました。糸を垂らして、地面にするすると降りた芋虫です。 案の定、アリに発見され

  • 砂漠のライオン

    砂漠のライオン 大草原のキングと言えば、百獣の王ライオンです。そのたてがみを見れば、誰もが震えあがります。ハイエナはペコペコ頭を下げて、申し訳なさそうに距離を置いて歩きました。そんなイメージのライオンですが、砂漠のライオンは違いま

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    島根:子どもご縁食堂で絵本読み聞かせて楽しむ 12/30 東京:持ってきた絵本を読み聞かせていたら 12/29 北海道:オニのおはなし会&おりがみ会 2/12 東京:第15回 MOE絵本屋さん大賞202

  • 砂漠は天国

    砂漠は天国 「月の砂漠を はるばると」と歌いだして、砂漠の旅を夢見る。夢に見た砂漠は天国です。弱い鳥にとっては、悩みがないことが悩みになるパラダイスです。天敵はいないし、卵もヒナも守れる。飛んだ後に休める枝はないけれど、子育てに最

  • 猫と暮らしたい

    猫と暮らしたい 犬を飼っていると、さも人の言葉がわかるかのように、飼い主は犬に話しかけます。犬は賢い動物です。言葉がわかるのでしょう。でも人の言葉で話しかけてくれません。ワンの鳴き方の調子で、ある意味犬と飼い主は会話が成立します。

  • 囲み漁の名人

    囲み漁の名人 一本釣りの名人がいる。針を入れたら吸い付くようにカツオが食いつく。UFOキャッチャーの名人もお手上げだ。世間は広いもので、囲み漁の名人もいる。魚群を長年の勘でキャッチして、煙幕を張って囲みこむ。後はチームワークで大漁

  • 詐欺電話の三文オペラ

    詐欺電話の三文オペラ はじめはみんななり切っていた。演劇集団のラジオドラマみたいで、次は誰が出てくるのだろうかと腹で笑っていた。客席は向こうに聞こえるような声で、ばれていることを匂わす。劇団員は知らずに素で話している。 

  • 「明日があるさ」と

    「明日があるさ」と 思いっきり走ったとき、何もかも忘れて壊れるくらい走ったとき、自分の体の性能がわかる。ハンドルがガタガタ震えたときは、見落とされた欠陥かもしれない。気が付いても誰もリコールしてくれない。最初に気づいたものがする手

  • 頓馬の大冒険

    頓馬の大冒険 一見考えもつかない正論を言ってくる。声の勢いに負けて論破されてしまう。「みむめも」というと、つい従ってしまう。全くの間抜けでたわけだったにかかわらず。だから結局最後は裏切られてしまう。 酷いことをしたら酷い

  • 代わりにコオロギが泣いた

    代わりにコオロギが泣いた 夏は春を追い越していくことはなかった。秋も夏を追い越していくこともなかった。春夏秋冬が行儀よく順番に並んで座っていた。夏でもないのにぼくは傘をさしていた。日傘でも雨傘でもない。コオロギはみんな人目傘をさし

  • 妹の結婚式

    妹の結婚式 君が傘もささずに歩いていたとき、ぼくは車で走っていた。君が汗も拭かずに歩いていたとき、ぼくは冷房をつけて車に乗っていた。どこでどう君とぼくの時間が交差したのか、君はぼくを見つけて、窓をノックした。 君はすごく

  • サン・テグジュペリはいなくなったけれど

    サン・テグジュペリはいなくなったけれど いつか白馬に乗った王子さまが迎えに来ると信じていました。信じたかったのです。車のドアが閉まる音が聞こえると、ベッドから飛び起きて、つい窓の隙間から覗いてみるのです。覗いている淋しい私を天井か

  • 森の侵略者

    森の侵略者 仲のいい国は、貿易をしてお互い豊かな国になります。そんな国でもつまらないきっかけで、有事になって緊迫を引き起こすことがあります。お互い足りないものを補い合って、国民は暮らしていたのです。ところが有事になると、時給ができ

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    愛媛:棺には読み聞かせの絵本や人形劇の操り人形など 12/21 長野:5か月健診終了後にブックスタート(絵本のプレゼント) 12/23 山梨:1月のおはなし会のお知らせ 12/24 福島:クリスマス気分を味わっ

  • 宇宙人の天敵

    宇宙人の天敵 現在、地球を支配しているのは人類です。でもそう思っているのは人間で、実は明るい昼間の陽の世界を支配しているだけで、夜中の陰の世界の支配者はネズミです。この世界を二分しているのが、人間とネズミです。いつ何時ネズミが頂点

  • ぼくは待っている

    ぼくは待っている 1年がたって、また1年がたってしまった。ぼくの体はびしょ濡れだ。それでもぼくは岩間から頭を出して待っている。あんまり長く待ちすぎたのか、海面に頭を出して月を見ていた。一度でいいから体を乾かしたい。ウツボ以外の体は

  • カギムシの正体

    カギムシの正体 年末になると、コンビニ強盗や銀行強盗が流行りだす。お金がないから強盗に入るのではない。食べ物がないから、雨をしのげる家がないから強盗に入る。捕まって牢に入れられ、外の寒さにバイバイできる。腹の虫も泣き止んでくれる。

  • フラミンゴの楽園

    フラミンゴの楽園 大地が干上がり、地面は亀の甲羅のようにひび割れて、誰も住めなくなりました。そんな地面を眼下に、フラミンゴたちの飛ぶ気力はしぼんでいきます。捨てる神あれば拾う神あり。愛想をつかしていた自然が心変わりして、ひび割れた

  • ダチョウはなぜ足が速いのか

    ダチョウはなぜ足が速いのか 速い動物と言えば、チーターが思い浮かびます。100キロぐらいで走ります。高速道路を走る車のようです。チーターに及びませんが、飛べない鳥のダチョウは、70キロぐらいのスピードで飛ぶように走ります。ちなみに

  • 大きくなりたいとき

    大きくなりたいとき 小さいときはあまり考えていません。物事をよく知っている大人からは、大きくなりなさいと言われます。小さいままだと馬鹿にされたり、いじめられたりするかもしれません。一人で大きくなれないときは、他人に力を借りなさいと

  • 道路を舗装しないで快適走行

    道路を舗装しないで快適走行 長時間の車の運転はつらいものです。腰痛に苦しむドライバーが増えています。若くてもコルセットをつけて車に乗っています。年を取ると腰痛は慢性的です。一方車は、進化して乗りやすくなりました。 両手に

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    宮城:「空飛ぶ絵本プロジェクト」を実施 12/21  東京:「駅ナカ絵本交換スペース」を開設 12/22  大阪:未就学児や小学生を対象にしたオリジナルの電子紙芝居 12/22  

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    鳥取:読み聞かせ親子楽しくおはなし訪問隊 12/18 山形:YTSアナウンサー絵本の読み聞かせ 12/18 宮城:片岡選手が保育施設で絵本の読み聞かせ 12/20 東京:たくさん読み聞かせをするより効果的な方法

  • 金塊密輸のからくり

    金塊密輸のからくり 金の密輸組織ダーク団がいました。ボスは手下に金の密輸を支持しました。若いカップルを新婚旅行に見立てて、安いバッグを買わせて、金の飾りやらを高価にあしらい、バッグの底には金の鉄板を敷いて、高級バッグにして密輸して

  • 曲芸オットセイの悲劇

    曲芸オットセイの悲劇 その町には、人を引き付けるような目玉になる観光がなかった。そこで町は考えて、水族館を作った。珍しさで多くの人が遠方から押し寄せた。水族館は繁盛して、職員の需要も高くなり町の雇用問題にも一役かった。しかし、入館

  • 恐怖の占い師

    恐怖の占い師 人は予期せぬ力を持つことがある。応援するだけで、その人の力が倍増することは知られている。自分が頑張って何かを成し遂げようとするとき、限界を知って残念することがある。自分の幸せのためなら、悔しいけれど諦めることができる

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    山形:クリスマスに合わせて「山伏サンタ」を自費出版 12/15 宮崎:食育をテーマにした絵本の読み聞かせ 12/15 福島:南果歩さんの絵本読み聞かせに観客感動 12/17 岡山:サンタクロースが絵本や紙芝居を

  • 夢見る魚たち

    夢見る魚たち 人は夢を見る。大きくなったら会社を経営しよう。社長になって金持ちになろう。子どもは不完全だから、大人になって完全になろうとする。いい大人になっても、子どもの頃に戻りたいと思う人もいる。あの頃は夢がもてていたのにと、ち

  • 暗号解読器を奪え

    暗号解読器を奪え 当時、A国の海軍は無敵だった。向かうところ敵なしだった。それには理由があった。その海軍には、どんな暗号でも解読できる暗号器があったからだ。敵国の無線を傍受できて、いつどこでどんな作戦を展開するかがわかっていれば、

  • 憧れのミツバチスナイパー

    憧れのミツバチスナイパー 私は、男の世界である秘密組織ミツバチにいる女スパイナーです。ミツバチを使って、悪党どもを罰するミツバチスパイナーです。通称ハニーと呼ばれています。スクールにいるときは、先生からいじめを受けていました。自分

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:寝室が絵本シアターに 12/13 東京:みんなのイチ推し本グランプリ!2022 12/18 米国:ドラァグクイーンが絵本を読み聞かせ 12/10 愛知:オンラインで英語絵本の読み聞かせ 12/12&nbs

  • なぜ多くのUFOが目撃されるか

    なぜ多くのUFOが目撃されるか 近年UFOの地球への訪問が多くなってきた。それに比例して目撃談も多くなってきている。UFOは何の目的もなく、地球に来ているのではない。UFOには、宇宙人が乗っていることもあるし、無人のこともある。ま

  • 徳川家康は忍者だった

    徳川家康は忍者だった 暗躍する忍者は、竹千代のそばにいた。武将で名を上げるより、竹千代は忍者になりたかった。中でも分身の術を身につけて、人をびっくりさせたかった。現代でも忍者になってみたいと言う子どもがいる。竹千代は大人になっても

  • 徳川埋蔵金の行方

    徳川埋蔵金の行方 私は徳川家康の末裔にあたる。だけど血のつながりなど全く感じない。ただ徳川埋蔵金のテレビ番組があると、つい気になって見てしまう。埋蔵金探しには、十分なお金と時間がかかる。それでもいつか、埋蔵金を見つけたいと思ってい

  • 新生球団ユーチューバーズ

    新生球団ユーチューバーズ 日本のプロ野球に大きな変革の波がやってきた。セリーグ、パリーグと分かれていたけれど、これを1リーグにしてセパリーグと名付けることになりました。そして来年から12球団にもう1球団加わることとなりました。「球

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    神奈川:オリジナル紙芝居を発展させ音楽や人形劇 12/8 兵庫:恒例の「サンタ列車」の運行が始まる 12/10 広島:中央公園芝生広場での読み聞かせ会で使う本棚 12/10 大阪:乳幼児向け クリスマスお楽しみ

  • カワウソ、アメリカへ行く

    カワウソ、アメリカへ行く ぼくは琵琶湖に住んでいるカワウソです。ふつふつとアメリカに行きたくなっていた。どうしてもいつか死ぬときが来るのです。その前に行ってみたかった。「どうして行かなかったんだ」と誰かに攻められるかもしれない。も

  • 新しい王様がやってきた

    新しい王様がやってきた 国は敗れて新しい国がやってきた。新しい王様もやってきた。はじめに王様がやったことは、先の王様がやっていた祭りはやめて、新しい祭りを作ったこと。先の王様が嫌いだったらしい。先の王様の影を感じるものは、すべて新

  • 琵琶湖のカワウソ

    琵琶湖のカワウソ その昔、大男がやってきて、ドスンと足跡をつけていった。そこに水が溜まって、琵琶湖になった。ぼくのじいちゃんが教えてくれた。土地がへこんだら、その分盛り上がる。それが淡路島らしい。 ぼくは水浴びが好きだっ

  • 出稼ぎの渡り鳥

    出稼ぎの渡り鳥 大海原を渡っていく翼がある。授かった強い翼が自慢で、飛びながら涙が出てきた。この国からあの国へ出稼ぎにきた。着いたとき期待上の国だった。喉が渇いたら、すぐほしいものは手に入った。ぼくの夢もすぐ手に入るような予感がし

  • はじめぼくは一人だった

    はじめぼくは一人だった ぼくは一人だった。母さんはこの前死んでしまった。「ぼくは泣いて生まれたの?」って聞いたら、「おまえは生まれて泣いた」と言っていた。聞きたいことがいっぱいあったのに、もう聞けなくなった。ぼくは本当に一人ぼっち

  • 幸せなサル山国家

    幸せなサル山国家 サル山のサルたちは、幸せに暮らしていた。餌がもらえるので、余裕の世界で暮らしていた。結婚して家庭を作り、子ザルを授かる。もうここから離れたくない。でも離婚をしたくなったら自由にできる。離職も勝手にできる。&nbs

  • ビーバーたちは考えた

    ビーバーたちは考えた ビーバーたちは、一流の建築家の集まりだ。特に川をせき止めてダムを作るのが得意だ。ダムを作るというより、自分たちの家をダムの中に作る。水中を潜って家の中に入る。家の中は乾いていて水につかってはいない。巣ごもりを

  • 未熟さが力を生む社会

    未熟さが力を生む社会 窮鼠猫をかむという言葉があるくらいで、弱くて未熟なものたちを侮ってはいけない。未来の力になるのは、未熟者たちが集まった社会です。未熟さ故弱ければ弱いほど協調性が発揮されて、巨大で大きなものに立ち向かえるのです

  • 沈みたくない超巨大船

    沈みたくない超巨大船 これからの都市計画は、活断層の上にビルを建てないことです。地震をまともに受けると倒壊するかもしれない。将来を見据えて、もう陸に思いを寄せるのではなく、海上都市計画を優先します。大きな都市が乗った巨大な船が必要

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:人気絵本のバーチャル背景をダウンロード 12/6 東京:テーマ&ジャンル別に名作絵本をセレクトしました 12/6 東京:東京新聞こどもブックワールドおはなし会 12/7 東京:パパの絵本の読み聞かせが素敵

  • 宇宙人になった人間

    宇宙人になった人間 私の興味は、幼いころからUFOや宇宙人のこと。テレビでUFO特集があると、絶対見ている。外を歩いているときでも、つい空に目をやり観察している。どうやるのか知らないけれど、テレパシーで交信しようとすることもあった

  • 予言通りに妖怪はやってきた

    予言通りに妖怪はやってきた 「目に見えないものは信じない」と言う人がいる。本当に信じたいものは、感じたことの中にある。細菌は生き物だというのに、ウイルスは生き物ではないという人がいる。どちらも生き物ではないと言う人もいる。どちらも

  • パネルシアター台本「きつねとぶどう」

    パネルシアター台本「きつねとぶどう」 【あらすじ】おいしいそうなぶどうを見つけた狐でしたが、取れないとわかると捨て台詞を吐いて立ち去ります。その後、ムクドリがやってきて、ぶどうを持ち去ります。 【絵人形】キツネぶどうとそ

  • 全国の絵本・紙芝居情報

    東京:読み聞かせスピーカーに声優界のレジェンドを起用 12/3 東京:読み聞かせ中に借りた絵本を破いてしまった 12/3 和歌山:子どもから大人まで絵本や図鑑を楽しもうという催し 12/4 大分:読み聞かせの発

  • 捨て台詞を言わせた方が勝ち

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