先日のことだ。家を出た途端、黒い何かが舞うのが見えた。一瞬、ぎょっとした。悲しいかな、こんな状況になるとつい想像するのが、「飛蚊症?」という言葉だ。だがよく見るとその黒いものは大きく、優雅に飛んでいた。そのうえ、ツガイ?二羽が並んで路面に立った。珍しい光
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
今日は、本試験終了後、合格者たちがどんな姿で会場から出てきたか、当日のイメージを掴んでいただくためにお話ししたい。皆さんにとっての晴れの日を、想像していただきたいのだ。本番が終わったら、少なくとも、軽いノリではない。それが合格者だ。ぐったり、時には出てき
事例問題の用紙に、メモ書きが極端に少ない方が有る。事情を伺うと、・メモを書くと時間がかかり、余裕がなくなるからなどとご返事が来る。それは大きな勘違いだ。メモを入れれば、整理時間や情報を探す時間は短くなり、全体的にみれば効率化につながる。むしろ時間短縮にな
今日は昨日の続き、事例解答にどうやってストーリー感を出すか、これについてご説明したい。ストーリーの目指すところは、「社長の想い」だ。社長が目指したい方向に行くように見える解答が良い。その為に、やることは3つある。①与件を読む際に 社長の想いや行動に社長印
事例問題の解答に、これだけは書いてはいけない、というものがある。それは「筋の通らない話」だ。「筋」とは、ストーリーだ。書いてはいけないのは、社長が希望するサクセスストーリーに合わない解答だ。採点者は、解答用紙全体を俯瞰して読み、解答のストーリー感を見てい
今日は、昨日からの続きだ。事例問題を解いている時、何を書いて良いか分からない問題に遭遇することがある。それでも白紙で出すのはマズイから、なんとか埋められるよう、対策を決めておきたい。そもそも解答の内容は設問文で問われたことに問われたようにピッタリと的を射
大雨が降った。みなさんはご無事だったろうか?我が家の前も水が溜まり、一時、道路が見えなくなるほどだった。最近は、この地域も下水道や貯水池が整備され水も流れやすくなったと安心していた。だが、何が起こるかわからない。改めて危機意識を高めたい。さて、受験する皆
合格しやすい人は思考の仕方に傾向があるように思う。一つは「シンプル思考」だ。物事をシンプルに考えるから、与件文も俯瞰しやすい。複雑な思考を持つと、一つ一つの事象が気になって、そこで立ち止まる。下手をすると、深く掘り下げてしまい、考えすぎることもある。一方
私がAAS名古屋を立ち上げた頃、受講生の皆さんにいつも言っていた言葉がある。それは「愚直」だ。事例問題に取り組む際に、あまりにも多かったのだ。書かれている通りに読まない方たちが。人は何か情報を受け取ると、自分の脳の中の情報と結び付け理解する。つまり自分が
20年以上受験生を見てくると、合格する人には共通点があることに気づく。この共通点について、今日から数回に渡り、お話ししたい。ご自身の参考にしていただきたい。まず最初は「自分事化」だ。これができない受験生は大変多いように思う。自分が点が伸びないのもなぜか、他
この数日は、合格者に必要な力についてお話ししている。今日もそのひとつ「集中力」についてだ。普段の勉強はもちろん、本試験でも、集中しているか否かで与件の読み方や精度が変わった、という経験があるだろう。集中できないと、すぐに他事を考え注意力散漫になる。これで
今日は昨日からの続きだ。合格に必要な力「応用力」をつけるには前提として柔軟性を身につける必要がある。この柔軟性は、事例問題を解いて多面的に考える練習が有効なのだが、それでも難しい場合がある。理由は、昨日も述べた通りその方の過去の「経験」や「性格」といった
うちが「2次の知識はこれ1冊!」という書籍を出しているように、2次で使う知識は案外少ない。戦略論や組織論、マーケティング論というような企業経営理論で教わる知識が主流で、残りは運営管理で出てくる基本知識で足りる。ではなぜ皆さんが苦労するのか?というと知識を
いきなりで恐縮だが、R3年事例Ⅰの第1問とR1年事例Ⅰの第1問を開いて比べてほしい。「どちらも似たようなことを問うているなあ。」と思えば、その人は合格にかなり近い。その人は・戦略策定フローの考え方を理解しており・事例問題のかたち(何を試す試験か)が腹落ち
合格するためにつけるべき力。それは言うまでもなく「考える力」だ。「考える力」そのものを試されるのが2次試験だ。昨日、うちの「2次の知識はこれ1冊!」で、解答のフレーズを知って覚えようというお話しをした。だが本来は、覚えるだけでは用をなさない。覚えたものを
「問題をたくさん解いたのに、成績が上がらない。」または「解く度に点数がバラツイて安定しない。」こんなお悩みをお持ちの方はないだろうか?頑張っても点が上がらない理由を私はこう分析している。「事例問題の解き方を適当に理解しているから。」ちょっと練習すると、少
今日は、昨今の試験傾向と、そこで求められる力について少しまじめな話をしたい。経産省が新市場や新分野に積極的に進出することを声高に求めだしてから数年が立つ。この声に沿って、事例問題の傾向が変わってきた。お気づきの方も多いだろう。新分野等への進出には、経営資
「不安になると他事を始める」皆さんにも心当たりがあるのではないか?私も経験がある。時間が無い、と思えば思うほど掃除したり、あえてほかの仕事をしたり。肝心のタスクを避けて他をやってしまうのだ。時間だけではない。「テクニックに頼ってもダメだ。」とわかっている
今日は昨日からの続き。何をどう書けば合格になるのか?本質はどこにあるのか?ご説明したい。もちろん、中小企業支援法第12条にあるように、成長戦略を取るために診断して助言すればよい。また、解法テクニック的に言えば、設問で「問われたことに問われたように」的を射
皆さんは合格答案の本質をご存じだろうか?何が足りて居れば合格なのか?何を実現すれば合格なのか?明確に理解しているだろうか?残り半月余り、無駄にしないためにも大切なお話しをしたい。「事例問題の解答は、診断報告書と同じ」こう聞かれたことがあるだろう。ならば、
皆さんが1点でも多く得点できるよう、ちょっとしたヒントをお話ししたい。今日は「制約条件」についてだ。設問で答える中心のものを「題意」というが、「題意」を述べる時に、ちょっと変化球を与えるものが「制約条件」だ。例)・「売上を上げる以外に」 とあれば、お金の
事例問題の文章が長文で、そのために読むことを苦痛に感じる方がある。苦痛に感じると、読むことに益々拒否感が生まれ、ちっとも頭に入ってこなくなる。文章も人間も、相手に興味を持たねば理解しづらい。では「興味」を持つにはどうしたらよいか?少し余談をしたい。子供の
皆さんは、これまで解いた問題をどのように復習しているだろうか?「過去問を繰り返しても、 できるようにならない。」こんなお悩みは無いか?それは復習の仕方を間違っているせいかもしれない。問題を解いて、ただ解答と見比べ知識やキーワード、ロジックなど、出来なかっ
創業時から20年以上続けている講座がある。それは「合宿」だ。現在も「合格指南合宿」として続けていられるのには理由がある。通学などの本科講座に通う方以外の一般の方もここで多くの気づきを得た、と好評だからだ。手前味噌で恐縮なのだが、少し説明させていただきたい。
診断士たるもの、いつ何時でも「あるべき姿」や「ゴール」を明確にして臨みたい。そこで今日は、本試験の日の朝、過去の合格者たちがどんな様子だったか皆さんのイメージを作るためにお話ししたいと思う。まず、緊張の面持ちは当たり前だ。どんなに完璧な準備をした方でもこ
「OK 〇ー〇ル! ~~の曲をかけて」そう言ってAIを相棒にお暮しの方もあろう。特に、運転している時など手がふさがっている時は便利だ。私もようやく、運転中にこの機能を使いだした。最初は順調だった。「OK 〇ー〇ル! LEMONをかけて」すると、期待した米
昨日、駆け込み寺シリーズのマーケティングオプション講座が終了し、最低でも60点を死守するためのコツを学んだ。その中で学んだ要件を一部、皆さんにも共有したい。マーケティング流通事例は一貫性が命だ。自社の強みとターゲットのニーズで一貫性を取る。自社の強みを間違
台風が迫るせいか、朝からむぅっと温風が。できれば犬の散歩くらいは、爽やかに行きたいものだ、なんて愚痴りながら歩いていた。「シュッ」、「シュッ」。かすかだが力強い音が聞こえてくる。何の音かと顔を上げると、10mほど先で素振りをしている男性だった。40歳前後か
最近の試験傾向、特に事例Ⅰを攻略するには、より「仮説思考力」が必要になったのでそれを高めるための勉強をR3年事例Ⅰ第1問でご説明してきた。今日で三日目だ。設問に関連する箇所を与件に探しに行った時、たとえネガティブな内容しか書かれていなくても、場合によっては
今日は昨日からの続き。「戦略的仮説思考力」を高めるための勉強法についてだ。問題を解いてただ知識を復習するだけではこの力はつかない。「なぜなんだろう?」と考える練習が必要だ。それもただ考えるだけではダメだ。具体的に手順を作って、ノートに書き出しながらつまり
今年もそろそろカウントダウンを始めたい。今日は少し深い話、新しい試験傾向への対処法についてだ。なぜ昨年の事例Ⅰで大きく転ぶ方が多かったのか?そんな方々が、なぜ、「何を問うているのかわからなかった?」と言ったのか?この原因がどこにあるのか?いくら問題を解く
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先日のことだ。家を出た途端、黒い何かが舞うのが見えた。一瞬、ぎょっとした。悲しいかな、こんな状況になるとつい想像するのが、「飛蚊症?」という言葉だ。だがよく見るとその黒いものは大きく、優雅に飛んでいた。そのうえ、ツガイ?二羽が並んで路面に立った。珍しい光
正直言って散歩は嫌いだ。運動するなら、エアロビかダンスか、楽しめるものが良い。「ただ歩く」なんて正直、つまらない。だがそうも言ってはいられなくなった。犬が歩けなくなってから、めっきり運動量が減って、気が付けばかなり体重が増えている。と同時に、膝だの腰だの
「解答手順」について、今日はお話したい。私がいつもお薦めすることはこれだ。 ↓↓「受験勉強のゴールはMY解答手順を作ることです。」MY解答手順とは自分の解き方の流れ、内容、時間配分などを決めた自分だけの解法マニュアルのことだ。これを作り上げることで、安定的
受験生の皆さんと事例問題についてお話していると気づくことがある。殆どの方が「お金」の意識を持たず、事例問題を読んでいるということだ。解くのにテクニックがある、と思っている方はこの例かもしれない。「テクニックや知識さえあれば合格はできる」などと勘違いしてい
小学校の正門前にある我が家から見えるお馴染みの光景がある。登校を拒否する子供の姿だ。今日は駐車場の柵を挟んで校長先生が一人の女の子と対峙していた。他の先生方と違い、校長先生はいつもワイシャツにネクタイだ。さぞ暑かろうと思う。汗だくになりながら、でも満面の
今日は、設問の読み方に苦労されている皆さんへご案内させていただきたい。↓↓過去問添削事例特訓講座(旧設問分解講座)だ。https://www.aas-clover.com/nagoya/sbunkaijirei2024.htmlこれは設問の模範解答を分析していく過程で次を学ぶ講座だ。・設問文での仮説メモの出し
「想像力」はコミュニケーションで必要なスキルだ。相手が何を思い、何を感じているか、相手の立場を想像してはじめて見えてくることは多い。共感もできる。「想像力」はビジネスの世界でも必須だ。顧客の立場に立ってその気持ちを慮ることをニーズを探るとも言う。ところで
散歩をしながら思った。前を向いて順調に歩ける時は気分が良い。先も明るいし、方向もはっきりしている。だから足元が軽い。スピードも速い。だが、ふと思う。逆にこんな時は周辺をあまり見ていない。進むことだけに意識が行き過ぎて迫る車に気づかないときさえある。夢中に
2次試験では「解答骨子を作る」ところまでがゴール、と言われる。「解答骨子」とは、自分の解答文章の骨組みや要点を抜き出したメモのことだ。これが書き出せれば、あとは与件の言葉を使いながらマス目を埋めていくだけだ。だが、ここでひとつ留意点をお伝えしておきたい。
オフィスで鳴る販促電話の殆どが、アルバイトの方からの電話だ。決まり文句は、「いつもお世話になっております。〇〇社です。今日は~~のご連絡です。代表の方はいらっしゃいますか?」お世話したことも聞いたことも無い会社からこのフレーズでかかってくる。私のような偏
つじつま(辻褄)を辞書で引くと、「辻」は裁縫で縫い目が十文字に合う所、「褄」は着物の裾の左右が合う所、と出てくる。つまり合うべきところの物事の道理や筋道がきちんと合うことを言う。2次試験の事例問題ほど、この「つじつま」合わせになっているストーリーはない。
得点できる解答、というテーマで書いてきた。今日はその三日目だ。「③具体性に欠ける例」についてお話する。古くから2次試験の解答ではこう言われてきた。「具体性の無い解答は点にならない。」理由は、診断報告書と同じだから「社長が明日からでも実行できる助言」が必要
今日は昨日からの続き。診断士試験の解答で得点できない例の2つめ、「読みづらい例」についてお話する。文章が読みづらくなる理由には大きく3つある。・論理的でない・端的でない・文字が読めない一番最後は置いておくとして、文章の「わかりやすさ」には筋道が通ったこと
「得点力」という言葉がある。受験であれば効率よく点を取る方法という意味で使われたり、チームスポーツであれば点をよく取る選手のことを言う場合もある。この診断士試験の場合は、どちらもしっくりこない気がするから確実にアウトプットしたものが点数に変わる力、とでも
2次試験は、戦略的思考を要求される。これが無ければ、60点越えは難しい。だがこれって、具体的にはどう考えることなのか?わかっておられるか?言葉には出しても腹落ちしていない方は多い。以前も書いたのだが、解答は、常に強みを意識してそれを使うように書けばよい。
今私は、介護の日々を送っている。今月15歳になる、うちの「ころ七(しち)」だ。薬のせいで立てなくなり、痴呆も進んで、1日中大声で鳴き続けたり、なんでも噛んで食べてしまったり。正直、ひと月前までは身体も心も参っていた。人間、睡眠が取れないのは本当に辛い。そ
3日前からウォーキングを始めた。三日坊主にならぬよう、今日も頑張ろうと思う。ところで昨日は、その道中で面白いことがあった。すれ違いざまにいきなり声をかけてきた奥様がいた。見ず知らずの方だ。「奥様」と、つい表したくなるくらい品の良い、いかにも裕福そうな装い
先日、古くから付き合いのある仲の良いお客様と車で移動している時だった。妙に話が盛り上がり、私の生い立ちやこれまでの人生について色々尋ねられた。気の置けない仲なのでつい喋り過ぎたか。するとその方は、私の話に驚いて、こう言った。「本当に鷺山さんは波乱万丈です
「私はとても先生のように深くは 考えられません。」個別指導をしていて、よく聞こえる言葉だ。まだまだ超えるべき壁は高い、そう思われるのだろうが、それは受験生の「あるある」だ。もちろん私も受験生の頃にはそう思っていた。誰だってそうだ。それに、合格発表のその日
突然、これまでできていたことが出来なくなることがある。私が受験生の頃、突然、文章が書けなくなったことがあった。それは、普段書いている文章と診断士試験の解答の文章とは書き方が違う、と知った時からだ。因果で、切り口を明確に、知識を使って・・・、などと教われば
最近悲しくなるような話題が多い。自衛隊の若者が「怒られたから」と教官を撃ったり、闇バイトなるものに短絡的に参加したり。何も若者に限ったことではないと思うが、あまりにも先を考えずに行動しているように思う。まるで「今」だけを生きているようだ。もちろん「今」は
昨日好きな事例ランキングのお話をしたが、今日は、「気になる」事例についてお話したい。けっして嫌いなわけではない、よくできている事例と思うのだが、なんというか深みがないというか、知識での学びが少ないというか・・・。おっとこれ以上言うと悪口みたいになっちゃう
ある新聞で、行きたいテーマパークランキング、というものをやっていた。「ランキング」という文字を見ると、つい見てしまう。TV番組でも「ランキング」ものは人気だ。見ると世相がわかる。人々のライフスタイルもわかる。実に興味深い。ふと気が付いたことがある。四半世紀
事例問題で問われる言葉に「長期的課題」という言葉がある。令和3年の事例Ⅰの最後の問題でも出てきた。こんな時、どう答えればよいか?課題として長期的なものだから、経営ビジョンに関連するものや将来のあるべき姿に関連するものだ、という感じはする。では、具体的に何
今日は昨日からの続き、出題者の意図に沿って「問われたことに問われたように」答えるには、出題者のお考えを推察することが大事とご説明した。その推察の方法を具体的に言うと「設問分解」や「与件分解」の方法があるが、これ以外にも・事例テーマと一貫性・設問間のつなが
昨日も解答の文章の書き方についてお話したのだが、今日も解答文の書き方についてお話ししたい。「いかに合格しやすい文章を書くか」これが皆さんのテーマだと思う。そのために、キーワードをたくさん入れる、とか知識の論点で書くとか、テクニック的なことが注目されがちに
「中小企業診断士」なぜこう呼ばれているかご存じだろうか?中小企業施策を普及する際、当時は「経営資源が少なく弱者の代表だった」中小企業の経営状況を医者のように診断するのが中小企業診断士の役割とされていた。だから中小企業を「診断する人」という意味で中小企業診
内々の話から始まって恐縮だが、私が「困ったなあ。」とつぶやく時、うちの部長は決まってこういう。「ネガティブな表現をしてはダメだ。問題だと思ってはダメ。課題と思いなさい。」と。何事もポジティブ思考でないと解決しづらいからだそうだ。この部長はかのKJ法の生みの
試験(出題者)でも実務(社長)でも、相手との意思疎通が図れると上手くいく。今日は、試験で出題者との意思疎通を図る方法をお話ししたい。意志疎通とはコミュニケーションのことだ。受験する側が、出題者の意図を正しく読み取り、それに沿って、出題者が望む通りの解答を
2次試験に合格するには、事例ストーリーやテーマを把握することが重要と言われる。だが、これを具体的にどういうことかわからない方も多いかと思う。そこで今日は、事例ストーリーやテーマを把握するとはどういうことか?一緒に考えてみたい。まず、私の合格経験から思うの
まずは皆様にご報告したい。おかげさまで先日受験した、(一社)中小企業診断士活躍推進協会の「ビジネスコンサルティング・コーチ」認定試験に無事合格した。合格できたのも、うちの卒業生や受講生の皆さんと一緒に勉強できたおかげだ。力を合わせ、切磋琢磨、受験時代に戻
今週末6月11日(日)に1次~2次だけでなく、合格後も見据えた「経営情報システム1日集中講座」を開催するが、その講師の話を聞いていて思ったことがある。遥か昔から診断士試験の傾向は変わらない。それは1次も2次もだ。具体的に言うと次の2つの傾向だ。まず、①知識を
お茶やお華じゃあるまいし、受験の解法に流派や流儀はない。だが、「〇〇流」とか「□□のお作法」とか習う学校や教材のやり方それぞれに、特別な方法だと勘違いする方がある。そもそも流派や流儀はプロセスの話だ。そのプロセスがいかに美しく、または完成されたものかを競
今日は昨日の「強み」からの続き、「弱み」のお話しをしたい。環境分析に関連する要素は、事例問題においては必ず正答しなければならない。これを間違うと全ての方向が間違うからだ。さらに言うと、これができないと、「そもそも戦略的思考ができない人」と採点者には見え、
事例問題でよく問われるのが強みや弱みだ。戦略立案に必須の項目だから問われて当たり前なのだが、これらを正しく理解し、正しく書ける人は案外、少ないのではないか?と私は思っている。というのも、解答を見た時「あれれ?」を違和感のある表現を使う人が多いからだ。そこ
こんな話を聞いた。ある幼児保育の先生の指導の話だ。「子供たちを叱る時でも、最後は必ず褒めて終わってください、と私は教員たちにお話ししています。褒めて終わる理由は、叱って終わると、それまでにできた成功体験や良い思い出まで全て消してしまうからです。嫌なイメー
受験生の皆さんへ。今学んでいるのは何か?こんなことを考えたことがあるだろうか?資格に士業としての独占業務があまりない中小企業診断士試験を、あなたはなぜ受けようと思うのか?何の力を付けて、何に役立てようとするのか?私は中小企業診断士試験での学びほど、将来に
先日、某TV番組で、演出家の宮本さんのお話しを聴いた。引きこもりや不登校、仕事の失敗、病気等々。波乱万丈の人生を過ごしてきた宮本さんがどう生きようとしてきたのか?この話がえらく気に入ったので、皆さんにも共有したい。当日は受講生が参加して、会場での講義だっ
今日は、昨日からの続き、頭の回転を速くする練習方法の紹介だ。紹介したいのは「圧迫トレーニング」だ。「圧迫〇〇」というとあまりいい印象がない。例えば「圧迫面接」とか、ブラックなイメージがする。だが時には良いこともあると、私は思っている。事例問題を解く時に、
2次試験を解くうえで、考える力は最も重要だ。だが、この考える力を、具体的にどう鍛えるのか?わからない方も多い。戦略フレームワークに当てはめ、1次知識で読み替えろと言われてもねぇ・・・・。と愚痴りたくもなる。こう考えてはどうか?フレームワークとは何らかの枠