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日向の将棋駒づくり https://blog.goo.ne.jp/aka_u_man/

将棋駒を通じた「快適な将棋ライフの提供」を目指す駒師(駒作家)日向の情報サイトです。

駒づくり中心のブログですが、指し将棋に関する情報も発信して行きます。

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2009/12/06

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  • 【予告】ブログ閉鎖のお知らせ

    SNSの進化に伴い、X(旧ツイッター)に完全移行し、当ブログを閉鎖することと致します。発信はX(旧ツイッター)で続けますので、引き続きよろしくお願い致します。【予告】ブログ閉鎖のお知らせ

  • 勘亭流 Round2 ~その5~

    勘亭流の桂馬です。一字書は字が太いので、その分彫る量が多く、手間がかかります。勘亭流Round2~その5~

  • 勘亭流 Round2 ~その4~

    続いて、勘亭流の香車です。字母のイメージを保ったまま、ざっくり全部彫って、一旦落ち着かせて、最後に仕上げるのが私のやり方です。勘亭流Round2~その4~

  • 勘亭流 Round2 ~その3~

    勘亭流の歩兵です。表面の粗彫りが終わりました。木地が思った以上に堅いです。印刀を研ぎ直してから、次の香車を彫ります。まだまだ先は長いです。勘亭流Round2~その3~

  • リサイクル駒 栄一昨 水無瀬 黄楊 彫駒

    栄一作の水無瀬です。一時期はかなり出回っていましたが、制作していた工房が閉じられたので、最近は見かける数が減りましたね。その工房は天童市の某所にありましたが、歴史を感じる佇まいが印象的でした。この駒は入手した時に漆の剥離、というより漆が上手く入れられておらず、少し直しもしましたが、全部を彫り直すのは大変なので埋めたものです。長年使っておりましたが、活躍の機会が減りましたので、オークションに出すことと致しました。使って下さる方を探します。⇒ヤフオクリサイクル駒栄一昨水無瀬黄楊彫駒

  • 駒修理 仙佳作 天童楷書 本黄楊 彫駒 ~その5~

    仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。修復が完了しました。そのまま再販しても良かったのですが、駒修復へのご理解に感謝の意を表し、玉将1枚と余り歩兵1枚を加え、桐製の平箱も付けました。オークションに出しましたので、よろしければご覧ください。⇒ヤフオク駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その5~

  • 師匠からの手紙 ~その22~

    1月19日(日)に放送されたNHK「将棋フォーカス」、岡部四段の特集が組まれてました。対局シーンの映像ですが、よーく見ると。。。。。。拙作でした。駒師としては、駒のその後が気になるもので、予想以上に綺麗に使って頂いており、ほっとしました。錦旗書御蔵島黄楊柾目の彫駒、日本将棋連盟で今でも使って頂いている様です。師匠からの手紙~その22~

  • 角箱手入れ ~その2~

    汎用の角箱を手入れしています。手前右側の箱は、洗って乾燥させただけ、です。他3つは表面に塗装をしました。こちらと右奥の箱は水性のニスを塗ったものです。この黒いのは油性の着色塗料です。汚れが酷かったので黒色で覆ってしまいました。できれば、塗料を塗る前にサンドペーパーで、表面をきれいにしてから塗布すると、仕上がりが綺麗になって良いのですが、私の場合、まあ、そこまではいいかな、と思います。角箱手入れ~その2~

  • 角箱手入れ ~その1~

    駒を入れている桐製の角箱です。駒を汚れやキズから守ってくれる大事な存在です。高級な駒箱の場合は、手入れをされる方が多いと思いますが、一般的に、付属品の角箱は、汚れたままの方が多いかも知れません。私は時々水洗いで汚れを落としています。画像は乾燥が終わったところです。綺麗な時はそのまま使用しますが、汚れやキズが多い場合は、表面を塗料で保護します。角箱手入れ~その1~

  • 駒修理 木村文俊作 清安書 本黄楊虎斑柾目 彫埋駒 ~その1~

    所有しております、木村文俊作清安書本黄楊虎斑柾目彫埋駒です。本当は盛上げ駒でしたが、一部を除き、盛上げた漆が削れて失われており、ほぼほぼ彫埋駒状態でした。また、もっと汚れが酷かったのですが、頑張って、これでもかなり修復しました。更に、王将1、飛車1、角行1、金将1、香車2が最初からありませんでしたが、彫埋め駒制作の手本としていましたので、その役目は十分に果たしてもらいました。駒としての機能を回復させるべく、これから、足りない駒を作って補います。駒修理木村文俊作清安書本黄楊虎斑柾目彫埋駒~その1~

  • 駒修理 仙佳作 天童楷書 本黄楊 彫駒 ~その4~

    仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。修復が完了しました。修復前が、、、、こんな酷い状態でしたので、このぐらいまでが限界かと思います。まあ、プレーに支障はないかと思います。駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その4~

  • 篁輝書 ~その3~

    篁輝書です。微小ですが、使用によって漆の一部が剥離したり、彫埋め部分に着いたキズなどを修復しています。ついでに、他の彫埋め駒も修復中です。手元にある駒が多すぎるので、今年は幾つか売りに出そうと思っています。篁輝書~その3~

  • 駒師の麻雀 ~その57~

    実戦と反省を繰り返し、三人麻雀もやっと七段に到達できました。新年早々気分が良いです。変な言い方ですが、負け慣れたのが良かった気がします。駒師の麻雀~その57~

  • 謹賀新年 2025年 元旦

    明けましておめでとうございます。今年の新年の画像は、三重県鳥羽市の夫婦岩、そこから臨める初日の出です。画像は伊勢志摩観光ナビさんより拝借致しました。私が行ってみたいスポットでもあります。2025年もどうぞよろしくお願いいたします。毎年、何か一つ出来ることを増やしていますが、今年は大型自動車二種免許に挑戦する予定です(なんでやねん?)。暖かくなったら教習所へ行きます。謹賀新年2025年元旦

  • 清安 Round1+1 ~その28~

    清安一字書です。使用サンプルとして活躍していましたが、いつの間にか香車が割れてました。駒のメンテナンスをしようと思ったら気づきました。天然木ですから、当然にこういうことが起こります。香車を一枚作り直します。ついでに他の作品と一緒に余り歩を作ることにしました。年が明けたら42枚の本組にして、久しぶりに自作をオークションに出す予定です。清安Round1+1~その28~

  • 勘亭流 Round2 ~その2~

    勘亭流を彫っています。太字の場合、画像の様に、字の中心部分を先に彫り、跡から残った縁の部分を彫る方法があります。とうぜん、普通に彫る方法もあり、銀将は普通に彫るつもりです。ただのフィーリングです。勘亭流Round2~その2~

  • 駒修理 仙佳作 天童楷書 本黄楊 彫駒 ~その3~

    染料の除去は終わりましたので、次はエラー修正に入ります。冒頭の画像、お分かりのとおり、漆が入っていない部分があります。この丸いタイプの穴は気泡が原因ですね。漆を入れた後、刷毛で漆を掻き出すと、空気も抜けます。こちらは彫れていないです。あっ、穴もありますね。修正します。駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その3~

  • 駒修理 仙佳作 天童楷書 本黄楊 彫駒 ~その2~

    駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。時間を要しましたが、紫色の染料を取り除きました。染料は落ちても、汚れは残ってますね。汚れを落とすには全く違う作業が必要です。駒が白っぽいのは表面に洗剤が残っているからだと思います。それらを良く落として乾燥させます。駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その2~

  • 駒修理 仙佳作天童楷書 本黄楊彫駒 ~その1~

    久しぶりに駒の修復をしたくなって入手しました、仙佳作天童楷書本黄楊彫駒です。ご覧頂いておりますとおり、駒に紫色の染料が付着しています。しかも、かなりの数です。角箱に入った駒を購入しますと、木地と駒箱がぶつかって痛まないように、主に紫色の布が入っていることが多いのですが、その布に残っていた染料が、駒に移ってしまったという症状です。まあ、通常の方法では落ちませんが、過去にもっと酷い状態の駒を修復した事ががありますので、それを久しぶりに試してみようと思います。ご参考⇒将棋駒サスペンス劇場駒修理仙佳作天童楷書本黄楊彫駒~その1~

  • 天童楷書物語 ~その74~

    約3年ぶりにヤフオクへの出品をしています。仙佳作の天童楷書です。長年学校で使われていた駒でしたが、劣化が酷く、買換えに伴って、3組まとめて引き取った経緯にあります。特に漆の剥離というより、漆が割れて欠けており、そのまま彫駒として修復しても、違和感が残るので、全て錆漆で埋めることでそれ以上の劣化を防ぎました。色んなところで使っていましたが、その機会が減ったので売りに出しました。ご理解のある方のところへ嫁げることを祈ります。ヤフオク⇒◆天童楷書物語~その74~

  • 初代書 Round7 ~その16~

    初代光匠書です。この書体の、7番目の作品が私用です。駒の角が欠けたり、漆が剥がれたりしたものを修理しています。画像は研ぎ直しをしているところです。#1000ぐらいで軽く空研ぎすると、木地に入り込んでしまった汚れや、極小キズなどを落とすことができます。ただし、削り過ぎには要注意です。模様、節、色合い、黒点、木地形成などに問題がある端材だけで作ってますので、個性派集団みたいな感じです。これでまた長く使えそうです。初代書Round7~その16~

  • 駒師の麻雀 ~その56~

    三人麻雀は七段昇段を目指して頑張ってます。画像は約12万点の大トップですが、順位を争う天鳳においては、僅差のトップも大トップも得点に差がありません。三人麻雀はこのような確率の暴力が誰かに発生することが多く、それに巻き込まれないようにするのもポイントかと思います。駒師の麻雀~その56~

  • 清安 Round1+1 ~その27~

    清安(二字)書です。木村名人書と同じく、水研ぎして乾燥中です。パッと見、出来が良いです。木地と漆と書体の相性が良かったみたいです。急な発注に備える半製品にしますので、一旦作業はここまでです。清安Round1+1~その27~

  • 王羲之 Round2 ~その17~

    完成しました王羲之です。完成しました。お客様が気に入って下さることを祈るばかりです。王羲之Round2~その17~

  • 十四世名人木村書 Round3 ~その11~

    木村名人(一字)書です。水研ぎが終わって、天日で乾燥しているところです。このあと修正を予定していますが、おそらくほとんどその必要はないかな、と思います。十四世名人木村書Round3~その11~

  • 十四世名人木村書 Round3 ~その10~

    木村名人書(一字)です。清安とほぼ同時に進行していまして、漆を入れて乾燥させているところです。一字書の源平仕上げに迷いはありません。その理由は皆さまご承知のとおり、成駒の誤認、特に「金と成銀」の誤認を避けるためです。漆を十二分に乾燥させます。十四世名人木村書Round3~その10~

  • 清安 Round1+1 ~その27~

    清安(二字)です。悩みに悩んで、やっぱり源平仕上げにしました。オーソドックスに表裏とも黒漆でもいいのですが、自由制作ですし、源平仕上げをする駒師が少ない現状を踏まえて、またそれが自分らしさと考えて、そうしました。清安Round1+1~その27~

  • 勘亭流 Round2 ~その1~

    勘亭流です。個人的にかなり気に入っている書体で、早く2作目を作りたいと、ずっと思っていました。字母紙が乾燥したら彫刻開始です。勘亭流Round2~その1~

  • 王羲之 Round2 ~その16~

    王羲之です。水研ぎを終えた直後です。乾燥時間を十分に確保しましたので、漆のノリがとても良いです。木地も漆も天然の素材ですので、室(むろ)を使わず、ゆっくり自然に乾燥させるのが最上の方法だと改めて思います。王羲之Round2~その16~

  • 十四世名人木村書 Round3 ~その9~

    木村名人の一字書です。久しぶりの登場ではありますが、すでに粗彫りが終わったところです。このあと仕上げ彫りをしますが、バリが出にくい木地のため、多分、それほど時間は要さないと思います。42枚組に変更しました。十四世名人木村書Round3~その9~

  • 駒師のバイク ~その6~

    愛知県豊田市の山中にあります、平畑温泉に行ってまいりました。名古屋市内からですと国道153号⇒県道11号経由で、1時間半ぐらいです。ここは福寿荘という高齢者福祉施設ですが、ビジター利用ができる時間帯があります。温泉に入り、美味しいものを食べてリフレッシュです。ここまでならただの日帰り温泉施設ですが、ここは高齢者向けに囲碁や将棋まで置いてありました。シャム黄楊の漆書駒ですね。使い込まれ、いい感じに角が落ちて指しやすいです。プロ的にはベルトサンダーの跡が気になりますが、ここまで使い込みますと、それも味の様に思えなくもないですね。油と布があったらメンテしちゃいそうです。竜王戦の最新局で棋譜鑑賞できました。駒台があったらもっと良かったねー駒師のバイク~その6~

  • 清安 Round 1+1 ~その26~

    久しぶりですね、二字の清安です。王羲之の彫りが終わりましたので、仕掛りになっていた自由制作を再開します。竜王戦第四局の録画を見ながら作業をしていたら、仕上げも含め、全部彫っちゃいました。急な受注に備えて、半製品の状態で止めるか、仕上げて卸すか売りに出すか、ちょっと悩んでます。清安Round1+1~その26~

  • 王羲之 Round2 ~その15~

    王羲之です。漆を入れました。私は漆に厚みと強度を持たせるために重ね塗りします。それによって漆の艶も出るのですが、その分、乾きが遅くなります。しっかり自然乾燥させないと、外が堅くでも中が柔らかい場合がありますので、注意が必要です。王羲之Round2~その15~

  • 王羲之 Round2 ~その14~

    王羲之です。と金および全体の仕上げ彫を施し、目止めをしたところです。この仕上げ彫、やらない方もいますが、彫駒の場合、仕上がりを美しくするとても重要な工程だと私は思ってます。王羲之Round2~その14~

  • 王羲之 Round2 ~その13~

    王羲之の成香です。この字母に限った話ではなく、縦長の成香の彫は、あまり得意じゃないんです。いつもこれでいいのかな?と思いながら、何度も確認しながら彫るので結構時間がかかります。王羲之Round2~その13~

  • 駒師の麻雀 ~その55~

    麻雀の発信は久しぶりですね。天鳳四麻は七段、天鳳三麻は六段で打ってます。正直、三麻は苦手でなかなか七段へ昇段できずにいます。冒頭の画像は実際の対局の再現です。南家の私は、第一自摸で国士無双を聴牌しています。三麻では、四麻では信じられない様な事象が、まあまあの頻度で起こります。この手、2巡後に九索を自模りますが、この半荘はラスになりました。これが三麻の面白く、また難しいところです。駒師の麻雀~その55~

  • 王羲之 Round2 ~その12~

    王羲之の成桂です、という説明が無くても、これは成桂だな、って分かる事が、字母紙としてとても重要です。王羲之Round2~その12~

  • 王羲之 Round2 ~その11~

    王羲之の成銀です。金を崩した字ですが、その程度はかなり軽いですね。一字書だったら金と間違えちゃいそうです。ん?王羲之の一字書も面白そうですね。ちょっと字母紙を作ってみます。王羲之Round2~その11~

  • 王羲之 Round2 ~その10~

    王羲之の龍王と龍馬です。上り龍と下り龍の違いはあっても、似た感じになるかと思いきや、龍馬の方が崩し具体が大きい感じです。個人的に飛車(龍王)より角行(龍馬)の方が好きな私としては、逆であって欲しかったですが、こんな素敵な書体の主に文句は言えません。ちょっとバリが残ってますが、あとで綺麗にしますので、心配ご無用です。王羲之Round2~その10~

  • 王羲之 Round2 ~その9~

    王羲之の王将と玉将です。これで表面の粗彫は終わりましたので、次は字母を貼って裏面の彫りがスタートします。概ね折り返し地点かと思います。王羲之Round2~その9~

  • 王羲之 Round2 ~その8~

    続いて王羲之の角行です。この字も本当に素敵だと思います。王羲之Round2~その8~

  • 王羲之 Round2 ~その7~

    王羲之の飛車です。漢字がカッコイイと思えるのは、漢字を使う民族だけかな?王羲之Round2~その7~

  • 王羲之 Round2 ~その6~

    王羲之の金将です。こういう凛とした美しい字が書けたら、どんなにいいかと思ってしまいます。字を勉強しておけばよかったな、いや、間違えた。これは才能の違い、努力でどうにかなるレベルではないね。王羲之Round2~その6~

  • 王羲之 Round2 ~その5~

    王羲之の銀将です。この書体で最も細かいのが銀将で、序盤の山場と言えそうです。ここをクリアすると、画数が減り、作業は楽になります。王羲之Round2~その5~

  • 王羲之 Round2 ~その4~

    王羲之の桂馬です。行書は筆の流れや勢いのようなものが感じられていいですね。それを意識し、それが失われない様に彫ります。王羲之Round2~その4~

  • 王羲之 Round2 ~その3~

    王羲之の香車です。細かい部分が多い書体ですので、普通に彫っていると、その周辺で木地の剥離が起きやすく、細心の注意が必要です。同じ理由で、更に彫る順番も大事です。王羲之Round2~その3~

  • 古駒再生プロジェクト 9

    古駒再生プロジェクトの続きです。何の事か分からない方向けに、最初の記事のリンクを貼っておきますね。⇒■久しぶりに躍金楼さんで食事をしてきました。冒頭の絵は、明治11年ごろの様子だそうです。お昼は10名限定の天ぷらとお刺身の定食を頂けます。若女将さんから、「ご飯大盛にできますが?」というお誘いを断腸の思いで断り、江戸前の刺身から頂きます。個人的にはここの味噌汁がかなり好きです。天ぷらはその場で揚げたものが順に出てきます。最初は魚は、鱚(きす)と海老です。うまーい♥お次は大葉です。ご飯の上に乗せ、たれをかけた天丼にすることを勧められます。すみません、撮影前にかじってしまいました。最後は甘ーいサツマイモです。大根おろしが入った天つゆで頂きました。東京は天ぷらを目の前で揚げて、順々に出してくれる天ぷら屋さんが多い...古駒再生プロジェクト9

  • 王羲之 Round2 ~その2~

    王羲之の歩兵です。なかなか彫りの感覚がつかめず、序盤で苦戦が続き、その関係で、ブログの更新が久しぶりになってしまいました。素敵な書体です。王羲之Round2~その2~

  • 神秘 ~その16~

    神秘書薩摩黄楊柾目彫駒完成です。神秘~その16~

  • 神秘 ~その15~

    水研ぎが終わりました。いつまでも湿っているのは良くないので、素早く乾かしたいのですが、いつまでも直射日光に当て続けるのも良くないので、表面が乾いたら、影干しに切り替えます。出来上がりがほぼ見えてきましたね。あと少しです。神秘~その15~

  • 神秘 ~その14~

    神秘です。漆を入れました。丁寧に彫って仕上げたつもりですが、薩摩黄楊はとにかく堅いので、彫刻刀が負けて、線が出ていない部分は、再修正が必要になります。このあと、一旦研いで、その有無を確認します。神秘~その14~

  • 王羲之 Round2 ~その1~

    久しぶりに王羲之の彫駒を作ります。木地は師匠の大澤冨月から譲ってもらった、御蔵島黄楊の柾目にしました。ながらく一字書を作っていましたので、二字の字母が少し新鮮に感じます。王羲之Round2~その1~

  • 神秘 ~その13~

    神秘の「と金」です。全部彫り終えました。このまま目止めに行きたいところですが、彫駒については、ここから彫刻刀を変えて、仕上げ彫りをするのが私流です。神秘~その13~

  • 神秘 ~その12~

    神秘の成香です。成銀、成桂とは少し趣を異にしますが、縦長にする、という字母の基本原則に従って書かれています。そもそも、香車の駒形が縦長なので、例えば横幅の太い字にしますと、物凄く違和感が出ます。字母はデザイン性も大事ですが、空間(余白)の取り方も重要です。神秘~その12~

  • 神秘 ~その11~

    神秘の成桂です。比較しやすい様に、金将と成銀も一緒に並べてみました。どれも金将の動きをする駒ですが、成銀→成桂と変わるにつれて、省略の割合(画数)が減っている、のが分かると思います。例外はありますが、これは字母を作る時の基本原則に近いものものです。神秘~その11~

  • 神秘 ~その10~

    神秘の成銀です。一瞬、金将かな?って思うかも知れませんので、金将を再確認しておきましょう。一字書における金将と成銀の誤認問題は、必ずと言っていいぐらい発生するので、字母を作る段階でよく検討しておく必要があります。でも、成銀はそもそも「金」なので、あんまり金から離れ過ぎちゃうのも要注意です。プレーしてみないと分かりませんが、このぐらいの違いなら良いかな、と私は思います。神秘~その10~

  • 神秘 ~その9~

    神秘、後半戦スタートです。字母を貼り、十分乾燥させた後、竜王・竜馬を彫りました。輪郭を彫る方法で筋彫りと言います。筋彫りと言えば、「坂田(阪田)好」がまず最初に頭に浮かびます。ちょっと話題が神秘から外れてしまいますが、盛上げ駒の土台を筋彫りの彫埋めにする方法を考えていまして、いま入っている仕事が落ち着いたら、試作してみようと思ってます。神秘~その9~

  • 神秘 ~その8~

    神秘、王将の駒尻です。刃幅の狭い新しい彫刻刀(ハイス鋼)を用いました。いい感じ、使いやすいです。書体、神秘は「双王」が基本の様です。粗彫りなので、彫面を整えるのは後でやります。神秘~その8~

  • 駒師のバイク ~その5~

    バイクに乗って色んなところに行くようになりましたが、概ね「温泉+めし」ですね。体験ほど貴重なものはないと、最近はそう思います。永源寺温泉に行ってきました。こちらは八風という名の温泉施設です。あちこち行かせて頂いてますが、ここは屈指の温泉施設だと思います。滋賀県ですので、近江牛を頂きました。ずっと仕事ばかりしてきたので、こういう経験がとても新鮮に感じます。駒師のバイク~その5~

  • 神秘 ~その7~

    神秘の飛車角です。むむ?いくら粗彫りと言っても、面が粗すぎましたね。少し線も歪んでいます。仕上げで直しますので、とりあえず先に進みます。神秘~その7~

  • 神秘 ~その6~

    神秘の金将です。薩摩黄楊は堅いので彫刻刀が押し負けてしまい、その結果、線が曲がってしまうのが心配です。明るく濃~い黄色がいいですね。神秘~その6~

  • 神秘 ~その5~

    神秘の銀将です。精霊の銀将と同じかも知れませんが、裏面の成銀は違う字母になる予定です。書体名が違っても、字母が似ていたり、同じだったりすることは、有名な字母でも時々あることです。神秘~その5~

  • 駒師のバイク ~その3~

    愛知県豊田市にあります、「どんぐりの里いなぶ」に行って参りました。地図が示していますとおり、ここは愛知、岐阜、長野の県境に近いところです。山の道路はカーブが多いので、運転が下手な私にはとても良い練習になります。バイクは座っているだけですし、風を浴びているにもかかわらず、結構汗をかきますし、下半身を中心に疲労も感じます。なので、お風呂は欠かせません。ここの施設は新しいのでしょうか、とてもきれいでした。バイクは座っているだけなんですが、お腹が空きます。風呂とめしはセットですね。鹿肉丼を頂きました。お肉は油が少なくあっさりした味なので、卵を混ぜて頂きます。気持ちと体をリフレッシュ、休憩スペースで軽く睡眠、よい休日になりました。駒師のバイク~その3~

  • 神秘 ~その4~

    神秘の桂馬です。直線の連続なので、彫りやすいです。ただし、止めは短い直線なので、刃幅が短く鋭角な彫刻刀に持ち換えて彫ります。道具、大事です。神秘~その4~

  • 神秘 ~その3~

    神秘の香車です。前2作と全く異なる雰囲気の香車ですね。香車の字母は細長く作るのが基本で、この書体もそうなってます。一度、他の書体で、細長くない香車の字母を作り、実際プレーしてみましたが、違和感が凄くて、将棋に全く集中できませんでした。基本、大事だと思います。神秘~その3~

  • 神秘 ~その2~

    神秘の歩兵です。この字母の難所は、目玉の様な〇のところなので、ここばかり先に彫ってました。現在はその目玉以外の部分を彫っているところです。神秘~その2~

  • 妖精 ~その18~

    妖精です。先ほど完成しました。薩摩黄楊ですので、パチッと良い音がすると思います。お客様のもとへ出発です。妖精~その18~

  • 妖精 ~その17~

    妖精です。細かいところが気になって、あちこち微修正をしていましたが、ようやく研ぎに入りました。残り、研ぎ1回、面取り、磨き(軽度)で完成です。妖精~その17~

  • 駒師のバイク ~その3~

    本日は岐阜県可児(かに)市へツーリングしてきました。お目当ては、天然温泉三峰(みつみね)です。日帰り温泉施設ですが、とても人気があります。名古屋市内からバイクで1時間半ぐらいです。950円で入館できます。11:30ごろに風呂に入り、12:30ごろに昼食です。飛騨牛丼です。これに少し唐辛子を振りかけ、刻んだ大葉とお肉を一緒に食べるのがおすすめです。おもわず、うー--んま♪と言ってしまう美味さです。この施設にはマッサージや休憩できる場所もあり、半日ぐらい居る方が多い様です。私は時間がもったいないのでただちに出発しました。向かった先は、小牧山城跡です。「城あるじゃん?」と言われてしまいそうですが、こちらは、城の形をした資料館です。200円で入城できます。天守閣からの眺めです。戦いにおける要所だったらしいです。行...駒師のバイク~その3~

  • 駒師のバイク ~その2~

    バイク、買いました。中古ですけどね。若いころにやりたくても出来なかったこと、いくつもありますが、オートバイもその一つです。更に、ひとり旅もその一つです。とりあえず近場で岐阜県下呂市に行ってきました。こーんなところです。きままなひとり旅ですが、運転ははやり疲れます。下呂温泉で一泊し、風呂で心も体も癒して参りました。名古屋市内からバイクでゆっくり行くと、3時間ぐらいです。来た道を単純に往復するのは面白くないので、帰り道は長野経由にしてみました。下呂市からバイクで2時間半ぐらい、平谷村というところで、霜降りの馬刺しを頂きました。語彙が貧弱で本当に申し訳ありませんが、自然に小躍りするぐらい美味しかったです。ここでもお風呂に入りました。平谷温泉ひまわりの湯です。そのお風呂の軒先に燕が巣を作ってました。燕の親子にも癒...駒師のバイク~その2~

  • 妖精 ~その16~

    漆を研ぎ出しました。状態は良い様です、漆がよく光ってます。すぐにでも磨きに入りたいところですが、よく芯まで乾燥させるのが大事なところです。妖精~その16~

  • 神秘 ~その1~

    創作書体が3つ連続します。書体名は「神秘」とのこと。前2作と同じく薩摩黄楊、駒木地のサイズも同じですので、よく考えてみたら、組合せ自由ですね。神秘~その1~

  • 妖精 ~その15~

    妖精です。漆を入れました。梅雨の時期は湿度が高めなので、漆はよく乾きます。ん?「湿度が高いのに乾く」っていう言い方は普通の感覚からするとちょっと違和感を覚えますね。正しくは、「空気中の水分を吸収して硬化する。」でしょうか。妖精~その15~

  • 妖精 ~その14~

    妖精です。全ての彫りが終わり、目止めをしています。あと一歩で完了ですが、、、何が起こるか分からないのが駒づくり、天然木材を扱う難しさはここにあります。油断せず。妖精~その14~

  • 妖精 ~その13~

    妖精の成香です。成銀、成桂とは明らかに違う感じですが、画数ではなく、そうやって区別するのも、字母の作り方としては「あり」な方法です。妖精~その13~

  • 妖精 ~その12~

    妖精の成桂です。成銀と比較するとお分かりになりますが、形は似ているものの、画数が少ないですね。ここで区別をしやすくしています。だいぶ、進んできましたね。あと、成香とと金で、彫刻の作業は終わります。妖精~その12~

  • 妖精 ~その11~

    妖精の成銀です。小駒が成ったものはすべて「金」ですので、どのように字を崩しても似ているのは仕方ないことです。と、言うより「金」として認識してもらわないと困りますので、あまり崩せないと言った方がただしいかもしれません。金を少しだけ崩した字を、成銀にするケースが多く、崩す程度、その差は「画数」で表すのが一般的です。妖精~その11~

  • 山崎八段 竜王戦1組優勝!

    https://news.yahoo.co.jp/articles/a5129fb619690e61d7f73644cb07a68e4668936bおめでとうございます!山崎八段竜王戦1組優勝!

  • 駒台 自作 ~その2~

    はい、元カマボコの板の連結が出来ました。材料も規模もまったく違いますが、卓上盤を作るのとやり方は同じかな、と思います。このままでも使えないことはないのでしょうが、もうちょっと手をかけてみようと思います。駒台自作~その2~

  • 妖精 ~その10~

    裏面の彫に入りました。妖精の竜王と竜馬です。飛車と角行の表面に妖精がいないなーと思っていたら、裏にいたんですね。しかも神経を使う「筋彫り」ですが、久々だったので楽しかったです。妖精~その10~

  • 駒台 自作 ~その1~

    「お前んちの表札、カマボコの板だろう!?」ふかわりょうさんの鉄板ネタですね。ん?知らない人多いか。。。最近よく料理をするようになりまして、蒲鉾の板が我が家に残っております。綺麗に洗って、乾燥させたところです。匂いも消えました。1寸卓上盤用の駒台を作ってみようと思います。SDGsっぽい?w駒台自作~その1~

  • 妖精 ~その9~

    妖精の王将です。双玉ではなく、双王だそうです。ぢっちが王将・玉将問題は、違いがあるから生じるわけで、同じなら問題なしですね。妖精~その9~

  • 妖精 ~その8~

    妖精の飛車角です。えーっと、この中に妖精は、、、、、居ないのかな?妖精~その8~

  • 妖精 ~その7~

    妖精の金将です。金のヒトヤネが、天然パーマみたいで面白い。なんとなく、こんな顔つきの人も居そうで楽しいです。妖精~その7~

  • 妖精 ~その6~

    妖精の銀将です。妖精っぽい金偏(かねへん)も面白いですが、旁(つくり)が竜の落とし子っぽく見えて、もしかしたら、こちらも妖精の一種かな?なんて勝手な想像をしながら彫ってます。粗彫りで、また、糊は黒っぽく残ってますので、あんまり綺麗じゃないですが、最後に仕上げますので、その点はご心配なく。。妖精~その6~

  • 妖精 ~その5~

    妖精の桂馬です。桂馬の妖精は、、、、木偏(きへん)に居ましたね。そういうコンセプトの様です。むかし、すべての駒字に桜の花びらが入った書体を見た記憶があります。そういうアイディアは一体どこから湧くんですかね?私には才能は無いので、羨ましい限りです。妖精~その5~

  • 妖精 ~その4~

    妖精の香車です。宮崎駿監督作品に出てきそうなキャラクター、っていうのは言い過ぎか。。。とぼけた感じがいいですね、面白い。妖精~その4~

  • 妖精 ~その3~

    妖精の歩兵の表面が彫り終わりました。可愛らしい字母、並べただけで気分が上がりそうです。観る将や女性からも評価される気がします。自由に発想できるのが羨ましいと同時に、自分の発想は凝り固まっていたと思います。妖精~その3~

  • 精霊 ~その2~

    精霊の歩兵を彫っています。しばらく彫ってみましたが、どうもやりにくいので、途中から、「目」だけ先に彫る手順に変えました。なんだか不思議な光景ですね。歩兵がニコニコしているので、吊られて笑顔になってました。妖精~その2~

  • 駒師の麻雀 ~その54~

    三人麻雀の七段を目指して精進中です。某麻雀プロが、役満を和了した際、「役満に頼るようじゃ、全然だめですね」みたいなコメントされていたのを良く覚えています。この様なコメント、将棋なら、相手の明らかなミスで勝ったようなケースなんでしょうかね。役満は麻雀の「華」と表現する方もいらっしゃいますが、冷静に考えると、三麻の国士無双や四暗刻はかなり出現率が高く、個人的には倍満ぐらいで良い気がします。駒師の麻雀~その54~

  • 六清 Round 2 ~その17~

    さて、こちらも完成しました六清です。木地はお客様からご支給頂きました、中国黄楊の赤銀目杢です。木地の性質がよく分かりませんでしたので、全工程、恐る恐る進めました。かなり時間を要しましたが、何とか完成に漕ぎつけました。六清Round2~その17~

  • 精霊 ~その8~

    精霊です。先ほど完成しました。直ちにお使いになられるようで、鏡面仕上げは施しておりません。過去に多くの新書体を作っております経験からしますと、おそらく、ここはこうした方がいいなとか、あーした方がいいな。という感情を覚えられると思います。筆記用具で書かれたものと、刀で彫ったものは、全然違います。多くの有名書体も、その過程を経て、現在の字母になってます。でも、始めないことには、何も残りませんので、その行動力に敬意を表したいと思います。精霊~その8~

  • 駒師のバイク ~その1~

    じじじつは、、、、普通二輪(AT限定)免許取りました。ロードバイク(自転車)は最近まで、若いころは原付に乗ってましたので、そもそも二輪は好きなのですが、更に行動範囲を広げようと思いまして、AT(オートマ車)限定ですが、免許取りました。画像はこちらのHPから拝借したもので、私の雄姿では、まったくありません。教習所はほぼほぼ若い男女しかおらず、かなりこっぱずかしい感じでしたが、何かを始めるのに年齢は関係ありません。レンタルバイクで慣らし運転からスタートの予定です。良い写真が撮れましたら、アップ致します。取り急ぎご報告まで駒師のバイク~その1~

  • 駒師の麻雀 ~その53~

    随分と時間を要しましたが、天鳳の三麻、ようやく六段まで来ました。長かったですねー。三段まで転落していた頃と比べますと、押し引きの判断がまあまあ正しくなり、手組が安定して、粘り強くなり、そして、かなり押し返せるようになりました。運の要素が大きい麻雀ですので、当然のことながら、他家ばかりが和了しまくる様なケースもあります。こういう劣勢の時に、どの様に打つか?正解は神のみぞ知る、なのですが、自分より強い人の打ち方を参考に、自分なりの仮設を立て、それを検証する、みたいなことを繰り返していると、将棋と同じで「手が覚える」感じが少しします。この先も継続して、三麻でも七段を目指します。駒師の麻雀~その53~

  • 六清書 Round 2 ~その16~

    六清です。研磨には水で研ぐ水研ぎ、乾いた状態で研ぐ空研ぎ、があります。この状態は空研ぎが半分ほど終わった状態です。私の場合、面取りもここまでに済ませておきます。残るは磨き上げるだけになります。六清書Round2~その16~

  • 精霊 ~その7~

    漆を水研ぎしました精霊です。まだ濡れてます。薩摩黄楊の明るい黄色がいいですね。板目は水を含むと曲がることがあるので、一旦乾燥を待って、それを確認します。15年以上乾燥させた黄楊材なので、大丈夫だとは思いますが、ビビりなので、こういうところで手が抜けないのです。精霊~その7~

  • 六清書 Round 2 ~その15~

    六清です。一回目の研ぎ工程を終えたところです。白いのは木の粉です。鏡面仕上げまで予定していますので、更に研磨を重ねます。六清書Round2~その15~

  • 精霊 ~その6~

    いやはや、楽しい作業です。あっという間に彫り終え、目止めもして、漆まで入れてしまいました。字母から伝わってくるんですよ、字母を作っている人の楽しい感情が。豊島字母帳をはじめとする、現代にまで伝わる字母も、それを作った人は、「この書体で将棋をしたら、さぞかし楽しいだろうなぁ」そういう感情だったのだろうと思います。駒師はその想いを駒に込めないといけませんね。この書体の制作でそれに気づかされました。精霊~その6~

  • 妖精 ~その1~

    引き続き、お客様が自作された字母で本格的な将棋駒を作ります。書体名は「妖精」とのこと。そう言われますと、一つ一つの駒が妖精っぽく見えます。可愛らしい書体ですね。妖精~その1~

  • 精霊 ~その5~

    精霊の王将と玉将です。どちらが王将で、どちらが玉将か、はたまた、両方とも玉将なのか王将なのか、これは字母の作者以外わかりません。角行です。カクカクしてますね。こちらは飛車。独創的なデザインです。精霊~その5~

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